JPH01191192A - 高品質文字発生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、ワードプロセッサ、卓上出版等のシステムに
用いて好適な高品質文字発生装置に関する。

（従来の技術） ワードプロセッサ、卓上出版等のシステムにおいて各種
の文字・記号の高品質化が要求される。

それらのシステムでは、いろいろなサイズで高品質の文
字を発生させるため、従来のフルドツト方式の文字フォ
ントでは文字フォントの量が膨大になる。そこで文字フ
ォントの記憶容量が少なくてすむストローク方式（特許
登録第９５６６４５号）がある。

ストローク方式とは、文字等の輪郭をストローク情報（
ベクトル）として記憶し、これを出力装置ヘアウドプツ
トする際にグラフィックパターンジェネレータによりド
ツト情報に変換するもので、塗りつぶしの理論により輪
郭内をドツトで埋めて出力する。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながらこの方法では、文字の輪郭情報を一次関数
（直線）で表わしている為、拡大すると文字・記号の曲
線部分にがたつきが生じ、見た目に不自然になる。この
欠点をなくする為、文字の輪郭情報を二次以上の関数で
表わす方法がある。

代表的なものとしてベジュ曲線やスプライン曲線が使わ
れる。以降、この方式で表現したフォントをアウトライ
ンフォントと呼ぶ。

従来は、第４図に示す様に、特別なハードウェアを持た
ず、ソフトウェア処理により、アウトラインフォントか
らドツトパターンへの変換を行なっていた。図中、４１
はＣＰＵ、４２は記憶装置、４３は出力装置、４４はシ
ステムバスである。しかし、複雑な文字・記号、特に漢
字のアウトラインフォントからドツトパターンへ変換し
ようとすると曲線部分が多いため計算量が多くなり、表
示速度が低下するという欠点があった。

本発明は上記欠点を鑑みてなされたものであり、アウト
ラインフォントからドツトパターンへの変換のために専
用のハードウェアを用いることにより、ソフトウェアの
負荷を軽減し、システムの高速化をはかる高品質文字発
生装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明の高品質文字発生装置は、文字等の輪郭情報を二
次以上の関数で表現し、これを記憶するメモリと、メモ
リからデータを得曲線部の座標を算出する曲線座標演算
ロジックと、読出されたフォントデータに対して拡大・
縮小等の修飾演算を行なう修飾演算ロジックと、曲線部
の座標と直線座標により文字の輪郭をメモリに書込む描
画ロジックと、描画ロジックから得られる輪郭の内部を
塗りつぶしドツトパターンデータに変換する塗りつぶし
ロジックで構成される。

（作用） 上記構成において、ＣＰＵからスタート要求がくるとそ
の文字コードに対応する文字のアウトラインフォントを
メモリから得、修飾演算ロジックにて文字修飾を行なう
。そして曲線座標演算ロジックにて曲線部の座標計算を
行なってなめらかな曲線を生成し、描画ロジックにて文
字のアウトラインを描き、塗りつぶしロジックにて文字
の内部を塗りつぶす。

このことにより、曲線部の座標演算を行ないながらアウ
トラインフォントからドツトパターンへ変換し、ソフト
ウェアの負担軽減がはかれる。

（実施例） 以下、図面を使用して本発明実施例について詳細に説明
する。第１図は本発明の実施例を示すブロック図である
。図において、１１はシステムの制御中枢となるＣＰＵ
である。１２はプログラム・データを記憶する記憶装置
、１３はＣＲＴ。

プリンタ等の出力装置である。１５はアウトラインフォ
ントから曲線の座標計算を行ない、ドツトパターンを行
なう変換装置であり、詳細は第２図に示されている。１
４はこれら装置１１〜１３゜１５を接続するシステムバ
スであり、アドレス・データ・コントロールのためのラ
インが複数本から成る。尚、１６は変換装置１５から出
力装置１３へデータ信号を渡す信号ラインである。

第２図は、第１図に示す変換装置１５の内部構成を示す
図である。図において、１５１はアウトラインフォント
が入っている記憶装置、１５２はアウトラインフォント
に対して拡大・縮小、回転等修飾演算を行なうロジック
部、１５３は曲線部の座標計算を行なうロジックであり
、直線部はそのまま描画ロジック１５４へ供給される。

１５４は文字の輪郭を作る描画ロジックであり、１５５
は輪郭の内部を塗りつぶす塗りつぶしロジックである。

第３図は本発明実施例の動作を示すフローチャートであ
る。

以下、本発明実施例の動作について詳述する。

まず、第１図を用いて概略説明から行なう。文字・記号
を表示する場合、ＣＰＵＩ　１は変換装置１５に対して
文字コード、表示位置情報等送り、スタート要求を出す
。変換装置１５は文字コード・表示位置情報等を使用し
てアウトラインフォントから曲線の座標計算等を行ない
ドツトパターンに展開して出力装置１３へ送る。終了す
ると割込みまたはスティタスによって、ＣＰＵ１１に終
了を知らせる。

第２図・第３図を用い詳細説明を行なう。

ＣＰＵＩ　１からスタート要求がくると、その文字コー
ドに対応する文字のアウトラインフォントをメモリ１５
１により読み出し、修飾演算ロジック１５２で文字修飾
を行なう。修飾の種類はあらかじめＣＰＵＩＩより与え
られてくる。次に曲線座標演算ロジック１５３で曲線部
の座標計算を行なって、なめらかな曲線を作成し、又、
直線部はそのまま描画ロジック１５４へ供給される。輪
郭描画ロジック１５４では文字のアウトラインを描き、
塗りつぶしロジック１５５で文字内部を塗りつぶす。

〔発明の効果〕

以上説明の様に本発明に従えば、曲線部の座標演算を行
ないながら、アウトラインフォントからドツトパターン
へ変換することが出来、このことにより、ソフトウェア
の負担を減らし、表示速度の高速化ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第２図は第
１図に示した変換装置の内部構成を示すブロック図、第
３図は本発明実施例の動作を示すフローチャート、第４
図は従来例の構成を示すブロック図である。 １１・・・ＣＰＵ、１２・・・記憶装置、１３・・・出
力装置、１４・・・システムバス、１５・・・変換装置
、１５１・・・メモリ、１５２・・・修飾演算ロジック
、１５３・・・曲線座標ロジック、１５４・・・輪郭描
画ロジック、１５５・・・塗りつぶしロジック。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図 第４図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 文字等の輪郭情報を二次以上の関数でメモリに記憶し、
   グラフィックパターンジェネレータによりドット情報に
   変換する文字発生装置において、上記メモリからデータ
   を得曲線部の座標を算出する曲線座標演算ロジックと、
   読出されたフォントデータに対して拡大・縮小等の修飾
   演算を行なう修飾演算ロジックと、曲線部の座標と直線
   座標により文字の輪郭をメモリに書込む描画ロジックと
   、描画ロジックから得られる輪郭の内部を塗りつぶしド
   ットパターンデータに変換する塗りつぶしロジックを具
   備することを特徴とする高品質文字発生装置。