JPH01186820A - 悪性腫瘍治療剤 - Google Patents

悪性腫瘍治療剤

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JPH01186820A
JPH01186820A JP63007499A JP749988A JPH01186820A JP H01186820 A JPH01186820 A JP H01186820A JP 63007499 A JP63007499 A JP 63007499A JP 749988 A JP749988 A JP 749988A JP H01186820 A JPH01186820 A JP H01186820A
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tnf
necrosis factor
tumor necrosis
activity
tumor
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JP63007499A
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Kaku Katou
加藤 革
Satoshi Nakamura
聡 中村
Tsukio Sakugi
柵木 津希夫
Kazuo Kitai
北井 一男
Kenji Yone
米 賢二
Jun Suzuki
純 鈴木
Yataro Ichikawa
市川 弥太郎
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ1発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、腫瘍壊死因子またはそれと同様の活性を呈す
る腫瘍壊死因子改変体(以下これらをTNFと総称する
〉および組織プラスミノーゲン活性化因子またはそれと
同様の活性を呈する組織プラスミノーゲン活性化因子改
変体(以下これらをt−PAと総称する)、′ウロキナ
ーゼまたはそれと同様の活性を呈するウロキナーゼ改変
体(以下これらをUKと総称する)、ストレプトキナー
ゼまたはそれと同様の活性を呈するストレプトキナーゼ
改変体(以下これらをSKと総称する)、プラスミンま
たはそれと同様の活性を呈するプラスミン改変体(以下
これらをPNと総称する)、プラスミノーゲンまたはそ
れと同様の活性を呈するプラスミノーゲン改変体(以下
これらをPGと総称する)およびリポプロテインリパー
ゼまたはそれと同様の活性を呈するリポプロティンリパ
ーゼ改変体(以下これらをLPLと総称する)よりなる
群(A成分)から選ばれた少なくとも一種の活性増強成
分とを有効活性成分として含有する抗腫瘍性医薬組成物
に関する。
また本発明はTNFをt−PA、UK、SK。
PNおよびPGよりなる群(B成分)から選ばれた少な
くとも一種の活性増強成分で予め前処理した成分を有効
活性成分として含有する抗腫瘍性医薬組成物に関する。
[発明の背景] TNFは文献[E、A、Carswellら、proc
、 Natl。
ACad、 Sci、、 U、S、^、、 72.38
66〜3670 (1975)]ニ記載されているよう
に、例えばco−i 5WiSSマウスにBCGを接種
して約2週間後にエンドトキシンを静脈内に注射するこ
とによって該マウス血清中に誘導される)feth A
肉種出血性壊死能を有する因子に与えられた名称である
。生体におけるTNF産生はマウスの以外にも、ラット
、家兎、ヒトにおいても認められている[原中勝征、T
NF−腫瘍壊死因子−、医事新報社41〜108頁(1
984)]。
最近になって、ヒトTNFのアミノ酸配列、遺伝子配列
が解明され[0,Penn1Caら、Nature。
’aip  724〜729 (1985)、T、5h
iraiら、Nature。
313 803〜806 (1985)、^、 H,W
anQら、5ctence。
228、149〜154 (1985)] 、3i伝子
組換えヒトTNF(以下、rHu−TNFと略称するこ
とがある)の臨床研究(臨床第工相試験・第■相試験)
が精力的に推進されている。当初、TNFは、正常細胞
に対しては障害作用を示すことなく、腫瘍細胞に対して
のみ選択的に細胞障害作用を示すことが強く期待されて
きたが、rHLJ−TNFの使用が可能となった198
6年以降、TNFの基礎および臨床研究は著しく進展し
、現在では、TNFは強力かつ多面的゛な作用を有する
重要なホルモンであることが解明されつつある[石田名
香雄ら、バイオホロニクス・プロジェクト・シンポジウ
ム・マクロファージ19B7〜rumor 5ecro
sts ractor 、セラビューティンク・リサー
チ、7巻2号231〜414頁(1987)]。例えば
脂肪細胞の脂肪酸代謝抑制作用[B、Beutler 
& A、Cerami、 Nature、 320.5
84〜588 (1986)、J、S、 PattOn
ら、Pr0C,Natl、 ACad。
Sci、、 tl、3.A、、 83.8313〜83
17 (198&) 、H。
Kawakamiら、J、Biochem、、 !uL
331〜33B (1987)l、正常線維芽細胞の増
殖促進作用[J、Vilffekら、J、 EXp、 
Wed、、 163 632〜643 (1986)]
 、好中球の血管内皮細胞への付着促進作用[H,PO
hlmanら、J、Immunol、、 136.45
48〜4553 (1986) 、J、R。
Ga1l) I eら、proc、 Natl、 AC
ad、 SCi、、U、S、^、、 82゜8667〜
8671 (1985)]、好中球によるスーパーオキ
サイド分泌促進作用[S、J、旧ebanoffら、J
Immunol、、 136.4220〜4225 (
198B) 、H。
TSuj imotoら、Birchen、 Brop
hys、 ReS、COmmUn、。
137 1094〜1100 (198B)]、血管内
皮細胞の凝固活性六進作用[P、P、NaWrOth 
& D、M、5tern 、 J。
Exp、 Wed、、 163.740〜745 (1
986)、H,P。
Bevi 1acquaら、proc、 Natl、 
ACad、 SCi、、υ、S、°^、。
83、4533〜4537 (1986月、軟骨細胞で
の破骨活性六進作用[D、 R,BertOI 1rl
iら、Nature、 319 516〜518 (1
986)、J、5aklatvala1Nature、
 322 547〜549 (1986)、B、 H,
Th0111SOnら、j、Immunol、。
y棧よ775〜779 (1987)] 、 I L−
1の産生誘導作用[P、 P、 Nawrothら、J
、 EXp、 Hed、、 163 1363〜137
5 (1986)]、プロスタグランジン類の産生誘導
作用[Hoにawakan+iら、Biochem、 
Biophys、 Res。
Commun、、 141.482〜487 (198
6)、J、M、 Dayerら、J、 EXI)、 R
ed、、 162.2163〜2168 (1986月
、細菌感染時のエンドトキシン・ショック・メデイエー
タ−作用[に、J、TraCeVら、5cience、
 234.470〜474、 (1986) 、B、B
eutlerら、5cience、 229゜869〜
871 (1985)] 、発熱作用[C,^、Din
arellOら、J、 Exp、 Hed、、 163
.1433〜1450 (1986)]、局所シュワル
ツマン反応惹起作用[8,J、 Averbookら、
J、Cl1n、 Immunol、、ム333〜342
 (1987)]、チトクロームP450依存性の薬物
代謝活性の抑制作用[P、 GheZZ iら、Bir
chen、 Btophys、 Res。
COmmun、、 136.316〜321 (198
6)] 、筋細胞膜電位の脱分極作用[に、J、’rr
aceyら、J、 Exp、 Red、。
164、1368〜1373 (1986)1などの多
様な作用が知られてきた。さらに、敗血症で死亡した患
者の血清中からTNFが検出され、4400/d (r
 Hu −TN FlooIXI /dに相当)以上の
血清レベルの患者は全て死亡したと指摘する報告もある
[ A、 Waaijら、1ancet、 !、 (8
529) Feb、 14.355〜357(1987
)] 、 L/たがって、TNFを抗腫瘍剤として用い
る場合、抗腫瘍作用以外の多様な作用が副作用として全
体に惹起される恐れが予想される。
[従来の技術] TNFの制癌剤としての臨床応用においては、局所投与
では効果が見られるものの、全身投与の効果は期待され
たほどではなかった[田口鉄男、癌と化学療法、13巻
11号3491〜3497頁(1986)、田口鉄男、
バイオセラピー、1巻1号31〜37頁(1987)、
M、 Bl ickら、CanCer Red、、 4
ム29B6〜2989(1987)]。
したがって、TNFと他のリンフ才力インや化学療法剤
のような制癌剤との併用による相加・相乗効果により、
抗腫瘍作用を増強し、その波及効果である相対的な副作
用の軽減を実現する試みが為されてきた。
例えば、TNFの抗腫瘍作用を増強するために、マイト
マイシン−C(以下、MMCと略称することがある)、
アドリアマイシン、サイクロフォスフアミドなどの各種
抗腫瘍化ゆ療法剤との併用投与の基礎研究が行われ、併
用効果が認められた[中田勝久ら、癌と化学療法、13
巻11号3168〜3193頁(1986)] 。
また、インターフェロン、特にインターフェロン−γ(
以下、IFN−γと略称することがおる)によるTNF
の抗腫瘍効果増強作用も認められた[ B、 D、 W
i l I iamsonら、proc、  Natl
、  ^cad、 SCi、。
U、 S、^、、 80.5397〜(1983)、L
、 FranSenら、Eur。
J、Cancer & Cl1n、 0nco1.、2
2 419〜(198) 、W。
Fiersら、Co1d Spring Harbor
 Symposia onQuantitative 
Biology、 Vol、Ll、 587〜595(
1986)]。
しかしながら、これらの試みの効果は充分なものではな
く、TNF抗腫瘍作用増強のための併用剤は、それら自
体が抗腫瘍剤であるために、腫瘍のみならず生体に対し
ても毒性を相加・相乗的に発揮する恐れがめった。
TNFの抗腫瘍効果の作用機序はまだ完全には解明され
てはいないが、TNFは細胞代謝、特にリソシームとの
強い関連が示唆された。すなわち、リソシームの不安定
化がTNFの細胞障害作用の−Iを担っている可能性が
推測された[例えば、H,R,Ruff1!:G、E、
Gifford 、 Lymphokine Vol、
2.ed。
by E、Pick、 Academic Press
、 N、Y、 235〜272(1981)、F、 C
,にull、Jr、 & p、cuatrecasas
、 cancerRes、、 41.4885〜489
0 (1981) 、原中勝征、メビオ、3巻2号27
〜35頁(198B)、渡辺直樹ら、医学の歩み、14
2巻2@105〜106 (1987)、辻本雅文、蛋
白質核酸酵素、32巻5号386〜395頁(1987
)]。
一方、リンパ球、単球由来のリンフ才力インであるTN
Fとは全く異なる抗腫瘍作用メカニズムを有すると考え
られる微生物由来の抗生物質であるMMCについては、
UKあるいは硫酸デキストラン(以下DSと略称するこ
とがある)とを併用投与することによって、MMC単独
投与の場合と比較して、抗腫瘍効果が増強し、生存期間
の延長をもたらすことが明らかにされた[例えば、仁井
谷久暢、日本癌治療学会誌、4巻特別号35〜39頁(
1989)、仁井谷久暢、代謝、9巻4号288〜29
4頁(1972)、仁井谷久暢、最新医学、28巻5号
912〜919頁(1973)、谷口猛、日本癌治療学
会誌、7巻4号290〜309頁(1972)]。この
ような研究により、MMCによる腫瘍細胞障害の初期段
階で、細胞内顆粒のリンシーム破壊に起因すると考えら
れるリソシーム内酵素の著明な増加が明らかにされた。
ざらには、PNあるいはLPLのリソシーム不安定化作
用も明らかにされた。また、in■籾において、DS、
ヘパリン(以下HPと略称することがある)、インシュ
リン(以下INSと略称することがある)お°よびアポ
リポプロティンCIr(以下A−CIIと略称すること
がある)はLPLの、またUK、SKおよびt−PAは
PNの活性をそれぞれ六進することが知られている。従
って、UK、DS、HP、LPLあるいはPNによるM
MCの抗腫瘍作用増強効果の作用機構としては、MMC
とりソゾーム不安定化剤とが協同的に腫瘍細胞内リンシ
ームを破壊することによって抗腫瘍作用増強効果を発現
する可能性が示唆された[例えば、仁井谷久暢ら、「血
栓症の治療−現状と将来−」、松岡松三ら編、97〜1
03頁、医事出版社(1981)、仁井谷久暢、「抗癌
剤の効果増強とターゲツティング療法」塚腰茂ら編、1
87〜193頁、サイエンスフォーラム(1987)]
000発の構成 [問題を解決するための手段] そこで、本発明者は、この様な知見に基づき、TNFの
活性を増強し、その波及効果である相対的な副作用の軽
減を実現するためには、TNFと低毒性の活性増強成分
とを組み合わせてなる有効活性成分を含有する悪性腫瘍
治療剤、あるいはTNFを低毒性の活性増強成分で前処
理した成分を有効活性成分として含有する悪性腫瘍治療
剤の開発が重要であるとの観点に立ち、本来全く異なる
抗腫瘍作用発現機構を有すると考えられるリンフ才力イ
ンであるTNFおよび抗生物質であるMMCが抗腫瘍作
用発現メカニズムの一部においてリソシーム不安定化と
密接に関連している点で類似性があることに着目し、そ
のものには直接的な毒性および抗腫瘍効果がない多数の
リンゾーム不安定化剤群についてTNFの活性増強効果
を鋭意スクリーニングしたところ、意外にも全てのりソ
ゾーム不安定化剤について該作用が認められるわけでは
なく、ごく少数の限られた薬剤についてのみ、TNF活
性増強効果を認めるに至り、本発明を完成した。
本発明の特異な点は、抗腫瘍剤であるTNFと、元来そ
れ単独では抗腫瘍効果を期待できない活性増強成分群を
構成する組織プラスミノーゲン活性化因子、ウロキナー
ゼ、ストレプトキナーゼ、プラスミン、プラスミノーゲ
ン、リポプロティンリパーゼおよびこれらと同様の活性
を呈するこれらの改変体よりなる群(A成分)から選ば
れた少なくとも一種類の成分を組み合わせることにより
、あるいはTNFを組織プラスミノーゲン活性化因子、
ウロキナーゼ、ストレプトキナーゼ、プラスミン、プラ
スミノーゲンおよびこれらと同様の活性を呈するこれら
の改変体よりなる群(B成分)から選ばれた少なくとも
一種の活性増強成分で予め前処理することにより、著明
な抗腫瘍効果の増強を実現できることにある。
本発明の抗腫瘍性医薬粗生物中の活性増強成分の含有量
はそれぞれ下記の量が適当である。
該t−PAを含有する場合において、その含有比はTN
FIX104〜5X10S Uに対し1〜10mgが適
当である。該UKを含有する場合において、その含有比
はTNF1x104〜5X105L+に対し4X104
〜6.4 xios Uが適当である。該SKを含有す
る場合において、その含有比はTNF1X104〜5X
105Uに対し1X104〜3X105Uが適当である
。該PNを含有する場合において、その含有比はTNF
1x104〜5X105Uに対し1×104〜5X10
5Uが適当である。該PGを含有する場合において、そ
の含有比はTNF1x104〜5X105tJに対し’
1X104〜5X105(Jが適当である。該LPLを
含有する場合において、その含有比はTNF1x104
〜5X105Uに対し10〜103 tJが適当である
本悪性腫瘍治療剤を投与することにより、腫瘍サイズま
たは腫瘍細胞数を減少させ、担癌動物あるいは癌患者の
生存期間を延長する。本悪性腫瘍治療剤の治療効果は、
TNFの単独投与の時よりも大きく、TNF活性増強成
分群を構成する(A成分)から選ばれた少なくとも1種
類の成分だけを投与した場合には治療効果はほとんどな
い。゛本発明のTNF成分として、rl−1u−TNF
を投与する場合には、公知のように、単回投与における
最大安全耐容量は5X105 U/7F! (単位尻は
担腫瘍温血動物の体表面積を示す二以下同様、ヒトの場
合的1.57Ff/bodV)であり、好ましくは1.
5〜5x105 U/mの範囲が用いられる[田口鉄男
、セラビューティック・リサーチ、7巻2号328〜3
35頁(1987)、漆崎−朗、セラビューティック・
リサーチ、7巻2号336〜342頁(1987)]。
本発明のTNF活性増強成分(A成分)のうら、医薬品
としての使用実績があるt−PA、UK。
SKおよびPNを投与する場合、自体公知のように、t
−PAの投与量については、1〜10mg/ rIt/
hr、 、好ましくは5〜10mM m/hr、の範囲
が用いられ[例えば、上嶋繁ら、バイオメゾイカ、2巻
7号654〜659頁(1987)] 、UKの投与量
については、4X104〜6.4 X105 U/rd
/回、好ましくは4X104〜1.6 X105 U/
rd/回の範囲が用いられ[例えば、水島裕ら著、「今
日の治療薬(1986年版) J 223〜228頁、
南江堂(1986)]、SKの投与量については、1X
104U〜3X105Ll/Td/hr、 、好ましく
は初回に1〜1.6 X105U/yF!を5%ブドウ
糖液200 rItlで30分かけて点滴静脈注射後、
1〜1.6 xlO5LJ/m/hr、で点滴静脈注射
し[例えば、山村雄−ら著、「酵素療法」294頁南江
堂(1969)] 、PNの投与量については、lX1
04 U 〜5X105 U/yd/hr、 、好まし
くは3.3 X104 U/rdを5%ブドウ糖液25
0 mで60分かけて点滴静脈注射する[例えば、山村
雄−ら著、「酵素療法」339頁南江堂(1969)]
本発明のTNF活性増強成分(A成分)のうち、医薬品
としての使用実績のない、PGまたはLPLは、生体が
生理学的に許容し傅る範囲内の投与量を投与することが
できる。例えば、日本人の場合、血清LPL正常値は9
±3 Ll /dl (400±150 U/body
相当) [村瀬敏部ら、「血漿リポタンパク」、原一部
ら編、講談社すイエンテイフイク(1983)]である
本悪性腫瘍治療剤の投与量は、腫瘍発生部位。
組織像、病期、前治療履歴の内容によって変わるが、1
回当りの投与量は低量から開始し、例えば主としてTN
Fに起因する血圧低下、血小板減少。
GOT/GPTの一過性上昇、主としてt−PA。
UK、SK、PNおよびPGに起因する出血傾向、主と
してLPLに起因する血糖値や血清グリセリド値の正常
値範囲からの逸脱、等の有害な副作用を惹起することな
く、所望の腫瘍サイズまたは腫瘍細胞数の減少が達成さ
れるまで徐々に投与量を増加させるのが好ましい。投与
スケジュールは毎日1〜3回程度から2〜10日毎に1
回程度まで変わりうる。この投与量および投与スケジュ
ールは症状、患者の栄養状態、出血傾向、血糖値、血清
トリグリセリド値2年齢等を勘案して、生体が生理的に
許容し得る範囲内、好ましくは次の範囲内から決定され
る。
TNF:1x104〜5X105U/ゴ/h「。
TNF活性増強成分 t −PA : 1〜10mM m/hr。
UK : 4x104 (J 〜6.4 x105 L
l/TIt/hr。
SK : 1 x104  tJ 〜3x105  L
l/Td/hr。
PN : 1 XIO’  U 〜5x10”  U/
TIt/hr。
PG : 1 x1041J 〜5x105  U/T
d/hr。
L P L : 10〜103U / Td/hr。
本悪性腫瘍治療剤の好ましい投与経路は、溶液または懸
濁液の静脈注射(点滴注射を含む)あるいは腫瘍的投与
である。
本発明の悪性腫瘍治療剤の剤型としては、例えば注射剤
などがあげられ、かかる注射剤としては、点滴注射剤、
静脈注射剤、動脈注射剤、皮下注射剤、陵内注射剤、筋
肉注射剤、腹腔内注射剤、腹腔内潅流剤、腫瘍内注射剤
、腫瘍内潅流剤などの剤型を包含し、注射剤以外の剤型
としては、肛門・直腸・結腸内坐剤、腟・子宮内坐剤、
舌下剤。
口腔内粘膜貼付剤、外用軟膏剤、皮膚貼付剤、鼻腔的粘
膜噴霧剤、咽喉・食道内粘膜噴霧剤などの剤型を包含す
る。かかる注射剤は自体公知の方法、すなわち、元来そ
れ単独では抗腫瘍効果を期待できないTNF活性増強成
分群を構成するt−PA。
UK、SK、PN、PGおよびLPLよりなる群(A成
分)から選ばれた少なくとも1種類の成分と組み合わせ
たTNFあるいはt−PA、UK。
SK、PNおよびPGよりなる群(B成分)から選ばれ
た少なくとも一種のTNF活性増強成分で予め前処理し
たTNFを、通常注射剤に用いられる無菌の水性液に溶
解あるいは懸濁することによって調製される。
また、本発明の悪性腫瘍治療剤は、TNFおよびTNF
活性増強成分群を構成する(A成分)から選ばれた少な
くとも1種類の成分は、粉末あるいは凍結乾燥体を同−
若しくは別のバイアルあるいはアンプルに充填し、用時
、別に調製した注射用水性液に懸濁または溶解して使用
できる。注射用の水性液としては、生理食塩水、ブドウ
糖液。
リンゲル液やその他の補助薬を含む等張渡などがあげら
れる。
本発明の悪性腫瘍治療剤は、TNFをTNF活性増強成
分(B成分)で、予め適当な条件で前処理することによ
っても調製し得る。
ざらに、TNF活性増強成分(B成分)を、公知の方法
により5epharose 4Bのような適当な担体に
固定化した固定化酵素で、TNFを前処理することによ
っても本発明の悪性腫瘍治療剤を調製し得る。
前処理条件としては、pH5〜10,0〜60℃、1分
以上であり、好ましくはpH6〜8.25〜37℃。
10分〜5時間であり、さらに好ましくはpH7,4。
37℃、1〜5時間である。このような前処理は、冷却
することにより、あるいはアプロチニン(以下、APと
略称することがある)や大豆由来トリプシン・インヒビ
ターのようなプロテアーゼ・インヒビターを加えること
により停止することができる。前処理後、限外ン濾過、
 DEAE 5epharoseカラムクロマトグラフ
イー、抗rHLj−TNFモノクロナル抗体固定化アフ
ィニティー・カラムクロマトグラフィーなどの精製操作
により、抗腫瘍作用に寄与しない成分を除去することが
できる。
[作用] 本発明によれば、TNFの単独投与の時よりも、腫瘍の
TNF感受性を増感し、腫瘍サイズまたは腫瘍細胞数を
減少させ、担癌動物あるいは癌患者の生存期間を延長す
ることを期待できる。
本発明における組成物、治療方法および抗腫瘍作用増強
方法は、腫瘍の治療または腫瘍の転移の予防に極めて有
用である。
以下に本発明の効果および実施の態様を諸実施例によっ
て詳細に説明するが、これらは本発明を限定するもので
はない。
実施例に 旦旦二工■五m 本発明に用いたrHu−TNFおよびその製造方法につ
いては、先に出願された特許(特願昭61−90087
号:昭和61年4月21日出願:発明の名称“新規生理
活性ポリペプチド″)に記載されている方法によって得
られたものを使用した。すなわち、rHu−TNF遺伝
子発現ベクターを導入した大腸菌の培養を行ない、r)
(u−TNF蛋白質の産生を促進した。集菌後大腸菌を
低温で超音波破砕し、得られた懸濁液よりSh i r
a iらの方法[T、5hiraiら、Nature、
 313 803〜806 (1985)]に従い、D
EAE 5epharoseカラムクロマトグラフイー
により粗精製した。本粗精製品中のrHu−TNF含有
率は、約30%であった。
ざらに、先に出願された特許(特願昭62−16223
3号:昭和62年7月1日出願:発明の名称′“モノク
ロナル抗体およびハイブリドーマ細胞゛′)に記載され
ているrHu−TNFに対するモノクロナル抗体を、公
知の方法により5epharose 4Bに固定した抗
rHu−TNFモノクロナル抗体固定化アフィニティー
カラムを作成し、粗精製r)−1u−TNFの純度を上
げるべくざらに精製を行なった。本精製品中のrHu−
TNF含有率は、約95%であった。
TNFの 腫  用地 効 の検 TNFの細胞障害作用活性のバイオアッセイ測定方法と
しては、in vivoで腫瘍壊死効果を測定する方法
と、in VitrOで腫瘍細胞障害効果を測定する方
法がある。
in VitrO法による腫瘍細胞障害効果測定は、例
えば、M、 R,Ruffら[117m1)hokir
le RepOrtS VOl、2゜ed、 by E
、Pick、 ACadellliCpress、 N
、Y、  (1980)]あるいは、F、 C,にul
l、 Jr、とp、cuatrecasas  [J。
Immunol、、 126.1279′〜1283 
(1981)]の方法があげられる。
本発明者らが用いているin VitrO法は、これら
を改良したものであり、TNFがL−929細胞(アメ
リカン・タイプ・カルチャー・コレクション、CCL 
1. NCTCclone 929)の生育を阻害する
効果を評価するものである。すなわち、L−929細胞
を5v/v%ウシ胎児血清(Gibco 、JX下FB
Sト略称する)添加イーグルのミニマム・エツセンシャ
ル培地(日水製薬、以下EMEMと略称する、その組成
は、たとえば、「組織培養」中井準之助他編集、朝倉書
店(1967年)に記載されている)に分散させ、96
穴組織培養用マイクロマルチウェルプレート(ファルコ
ン社)にエツペンドルフピペット4780 (■ヤトロ
ン)を用いて無菌的に4xio:1個細胞/100μm
2/ウェルとなるように分注する。
マイクロマルチウェルプレートを、5%の炭酸ガスを含
む空気中、37℃で24時間予備培養する。予備培養後
、ダルベツコの燐酸緩衝液(日水製薬、以下P B S
 (−)と略称する)あるいはTNF抗腫瘍作用増強剤
を含むP B S (−)で、投与後濃度が10〜10
4 U/meとなるように、11段階に連続2倍希釈し
たTNFを、エツペンドルフピペット4780を用いて
無菌的に、100μIt/ウエルで投与する。投与後、
マイクロマルチウェルプレートを、5%の炭酸ガスを含
む空気中、37℃で、ざらに48時間本培養する。本培
養後、培養上清を廃棄し、各ウェルをP B S (−
) 300μl/ウエルで一回洗浄後、用時に調製した
0、1%クリスタルバイオレット、1%メタノール水溶
液を100μm/ウェル加え、20分間、細胞を固定・
染色する。余分なりリスタルバイオレットを洗い流し乾
燥した後、細胞を染色しているクリスタルバイオレット
を100μl/ウエルの0.5%ドデシル硫酸ナトリウ
ム(SDS)水溶液で抽出し、その595nlllにお
ける吸光度と405止における吸光度の差の三波長吸光
度をELIS^アナライザー・モデルETY−96(東
洋測器(11)で測定する。この吸光度は、生き残った
細胞数に比例する。TNFを加えない対照の吸光度を1
00%、細胞が存在しないブランクの吸光度を0%とし
た細胞生育率を、吸光度から計算し、横  ゛軸:TN
F投与量/縦軸:細胞生育率曲線を作成する。TNFを
加えない対照の細胞生育率の50%の値に相当するTN
Fの濃度をこの曲線の回帰式から計算し、50%効果投
与量(以下ED5oと略称する)とした。以下、本発明
におけるTNFの1nVitrO抗腫瘍作用増強効果は
、すべてこのED5゜の比較で評価する。
ウロキナーゼ(持田製薬・“ウロナーゼ6000国際単
位゛′)のL929細胞に対する細胞障害作用を、上記
のr @ u−TN F in vitroアッセイ方
法に準じて検定した結果、E′D5oは1500U/l
d、細胞障害作用を示さない最高投与量は375U/r
nRであった。
ウロキナーゼ投与濃度を300U/rIil一定で、r
Hu−TNF投与濃度を10〜104 U/rIJ!(
11段階に連続2倍希釈)と変化させた時の1929細
胞に対する細胞障害作用の変化を、rHu−TNF単独
投与の場合と比較して第1図に示した。
第1図は、横軸にrHu−TNFII度を、縦軸は[9
29細胞生育率を表わし、O印のプロットは対照(rH
u−TNF単独投与)、・印のプロットは併用投与を示
す。rHu−TNF投与量とL929細胞生育率との相
関を示すグラフである。
第2〜第5回も同様のグラフである。
対照(rHu−TNF単独投与)のED5Qは100U
/dであるのに対し、rHu−TNF/ウロキナーゼ併
用投与の場合のED5oは30U/W11であったこと
から、ウロキナーゼはL929細胞のrHu−TNFに
対する感受性を増感していることが明らかである。
実施例2 組 プラスミノ−゛ン活 イ因 によるrHu−TNF
の抗腫瘍 用 強効果 組織プラスミノーゲン活性化因子(Bioscot社・
ヒト由来)のL929細胞に対する細胞障害作用を、実
施例1と同様に検定した結果、ED5oは2.5μg/
rr11以上、細胞障害作用を示さない最高投与量は2
.5μ(J /railであった。
組織プラスミノーゲン活性化因子投与濃度を333na
 /wit一定で、組織プラスミノーゲン活性化因子に
よるrHu−TNFの[929細胞に対する抗腫瘍作用
増強効果を実施例1と同様に検定した結果を第2図に示
した。
対照(rHu−TNF単独投与)のED5oは100U
/dであるのに対し、rHu−TNF/組織プラスミノ
ーゲン活性化因子併用投与の場合のED5oは20U/
rniであったことから、組織プラスミノーゲン活性化
因子は[929細胞のrHu−TNFに対する感受性を
増感していることが明らかである。
実施例3 プラスミンによるrHu−TNFの抗腫瘍作用増強効果 プラスミン(Kabi社・ヒト由来)の1929細胞に
対する細胞障害作用を、実施例1と同様に検定しりhi
 i、E D  G;!1.25CU/d1細胞障害作
用を示ざない最高投与量は313mCU/meでめった
プラスミン投与濃度を150mCU/ml一定で、プラ
スミンによるrHu−TNFの[929細胞に対する抗
腫瘍作用増強効果を実施例1と同様に検定した結果を第
3図に示した。
対照(rHU−TNF単独投与)のED5Qは500U
/dであるのに対し、rHu−TNF/プラスミン併用
投与の場合のED5゜は150 LJ/meであったこ
とから、プラスミンはL929細胞のrHu−TNFに
対する感受性を増感していることが明らかである。
実施例4 リポプロティンリパーゼ(Sigma社・L−8634
・pseuaomonas属由来)のL929細胞に対
する細胞障害作用を、実施例1と同様に検定した結果、
ED5oは12.5tJ/rIJ1、細胞障害作用を示
さない最高投与量は3.13LJ /rrIiであった
リポプロティンリパーゼ投与濃度を2.5U/d一定で
、リポプロティンリパーゼによるrHu−TNFのL9
29細胞に対する抗腫瘍作用増強効果を実施例1と同様
に検定した結果を第4図に示した。
対照(rHu−TNF単独投与)のED5oは100L
I/dであるのに対し、rHu−TNF/リポプロティ
ンリパーゼ併用投与の場合のED5oは25U/dであ
ったことから、リポプロティンリパーゼはL929細胞
のrHLJ−TNFに対する感受性を増感していること
が明らかである。
実施例5 プラスミノーゲン(Kabi社・ヒト由来)のL929
細胞に対する細胞障害作用を、実施例1と同様に検定し
た結果、ED5oは5CU/me以上、細胞障害作用を
示さない最高投与量は625mCU/mlであった。
プラスミノーゲン投与濃度を150mCU/r11一定
、組織プラスミノーゲン活性化因子(BiO3COt社
・ヒト由来)投与濃度を83.3nM d一定で、プラ
スミノーゲン/組織プラスミノーゲン活性化因子による
rHu−TNFのL929細胞に対する抗腫瘍作用増強
効果を実施例1と同様に検定した結果を第5図に示した
対照(rHu−TNF単独投与)のED5oは700U
/dであるのに対し、rHu−TNF/プラスミノーゲ
ン/組織プラスミノーゲン活性化囚子併用投与の場合の
ED5oは150 U/r11であったことから、プラ
スミノーゲン/組織プラスミノーゲン活性化因子は[9
29細胞のrHu−TNFに対する感受性を増感してい
ることが明らかである。
この投与濃度では、rHu−TNF/プラスミノーゲン
あるいはrHu−TNF/組織プラスミノーゲン活性化
因子の組み合わせでは、rHu−TNF単独投与の場合
と比較して、[929細胞のrHu−TNFに対する感
受性の増感は認められなかった。
実施例6 rHu−TNF4xlO5U/d、10(li(溶媒は
P B S (−))とプラスミン(Kabi社・ヒト
由来)1210mCtJ /rrdt、 100 μm
 (溶媒はPBS(−))を攪拌混合後、所定時間(0
,1,2,3,4および5時間)、37℃前処理し、所
定時間後、氷冷するとともにAP(帝国臓器製薬・アン
チクレイン注25) 606 U/mff1、iooμ
m(溶媒はPBS(−))を加え攪拌混合し、前処理を
停止した。この前処理混合液の[929細胞に対する細
胞障害作用を、実施例1の手順に従って検定した結果を
第1表に示した。
第1表は、rHu−TNFをプラスミンで前処理した場
合の、前処理に要した時間と、プラスミン前処理rHu
−TNFのL929細胞に対する細胞障害作用の指標で
あるED5oとの相関を示した表である。
実施例1の手順に従いrHu−TNFの投与後濃度が1
0〜104 U/rdとなるように、11段階に連続2
倍希釈した際のプラスミンとAPの投与後濃度はそれぞ
れ、30μCU/m 〜30gnCU /rrdlおよ
ヒ15mu/Id〜15U/rIIiであった。プラス
ミンとAPの細胞障害作用を示さない最高投与量はそれ
ぞれ、313mCU/mオにヒフ81 U/ll11テ
あり、rHu−TNFを投与しない場合には、プラスミ
ンとAPは本実施例の投与濃度範囲ではL929細胞に
対する細胞障害作用を示さない。
対照(rHu−TNF単独投与)のED5oは86U/
dであるのに対し、プラスミン前処理rHu−TNF投
与の場合のED5oは前処理時間によって異なるが、何
れの場合も対照の場合より小さくL929細胞のr)(
u−TNFに対する感受性を増感していることが明らか
である。本実施例の前処理条件では、前処理時間3時間
で、最高のrHu−TNFvLii瘍作用増強効果が認
められた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は、横軸にrHu−TNF濃度を、縦軸
はL929細胞生育率を表わし、rl−1u−TNF投
与量とL929細胞生育率との相関を示すグラフである

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)腫瘍壊死因子またはそれと同様の活性を呈する腫
    瘍壊死因子改変体および組織プラスミノーゲン活性化因
    子、ウロキナーゼ、ストレプトキナーゼ、プラスミン、
    プラスミノーゲン、リポプロテインリパーゼおよびこれ
    らと同様の活性を呈するこれらの改変体よりなる群(A
    成分)から選ばれた少なくとも一種の活性増強成分とを
    有効活性成分として含有する抗腫瘍性医薬組成物。
  2. (2)腫瘍壊死因子またはそれと同様の活性を呈する腫
    瘍壊死因子改変体を組織プラスミノーゲン活性化因子、
    ウロキナーゼ、ストレプトキナーゼ、プラスミン、プラ
    スミノーゲンおよびこれらと同様の活性を呈するこれら
    の改変体よりなる群(B成分)から選ばれた少なくとも
    一種の活性増強成分で予め前処理した成分を有効活性成
    分として含有する抗腫瘍性医薬組成物。
  3. (3)該組織プラスミノーゲン活性化因子または該プラ
    スミノーゲン活性化因子改変体を含有する場合において
    、その含有比が該腫瘍壊死因子または該腫瘍壊死因子改
    変体1×10^4〜5×10^5Uに対し、1〜10m
    gである請求項1記載の抗腫瘍性医薬組成物。
  4. (4)該ウロキナーゼまたは該ウロキナーゼ改変体を含
    有する場合において、その含有比が該腫瘍壊死因子また
    は該腫瘍壊死因子改変体1×10^4〜5×10^5U
    に対し、4×10^4〜6.4×10^5Uである請求
    項1記載の抗腫瘍性医薬組成物。
  5. (5)該ストレプトキナーゼまたは該ストレプトキナー
    ゼ改変体を含有する場合において、その含有比が該腫瘍
    壊死因子または該腫瘍壊死因子改変体1×10^4〜5
    ×10^5Uに対し、1×10^4〜3×10^5Uで
    ある請求項1記載の抗腫瘍性医薬組成物。
  6. (6)該プラスミンまたは該プラスミン改変体を含有す
    る場合においてその含有比が該腫瘍壊死因子または該腫
    瘍壊死因子改変体1×10^4〜5×10^5Uに対し
    、1×10^4〜5×10^5Uである請求項1記載の
    抗腫瘍性医薬組成物。
  7. (7)該プラスノーゲンまたは該プラスミノーゲン改変
    体を含有する場合においてその含有比が該腫瘍壊死因子
    または該腫瘍壊死因子改変体1×10^4〜5×10^
    5Uに対し、1×10^4〜5×10^5Uである請求
    項1記載の抗腫瘍性医薬組成物。
  8. (8)該リポプロテインリパーゼまたは該リポプロテイ
    ンリパーゼ改変体を含有する場合において、その含有比
    が該腫瘍壊死因子または該腫瘍壊死因子改変体1×10
    ^4〜5×10^5Uに対し、10〜10^3Uである
    請求項1記載の抗腫瘍性医薬組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0743070A3 (de) * 1995-05-17 1998-03-11 Frantisek Trnka Mudr Verwendung von Protease-Proenzymen und Amylasen als Wirkstoffe in pharmazeutischen Mitteln zur Krebstherapie sowie ihre Herstellung
JP2007526246A (ja) * 2004-01-20 2007-09-13 コリア リサーチ インスティテュート オブ バイオサイエンス アンド バイオテクノロジー 幹細胞からナチュラルキラー細胞(nk細胞)への分化調節用遺伝子を有効成分として含む分化調節剤

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