JPH01182286A - 無菌貯留タンクの吸排気部 - Google Patents

無菌貯留タンクの吸排気部

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JPH01182286A
JPH01182286A JP62330423A JP33042387A JPH01182286A JP H01182286 A JPH01182286 A JP H01182286A JP 62330423 A JP62330423 A JP 62330423A JP 33042387 A JP33042387 A JP 33042387A JP H01182286 A JPH01182286 A JP H01182286A
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membrane filter
sterile
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Goro Fujiwara
藤原 護朗
Mitsunobu Masuda
益田 光信
Masanori Shiraishi
白石 雅範
Shinya Matsumoto
松元 信也
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Takuma Co Ltd
Suntory Ltd
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Takuma Co Ltd
Suntory Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、上水や飲料品等の液体を無菌状態またはほぼ
無菌状態で貯留する無菌貯留タンクへの貯留液の出し入
れに伴ってその無菌貯留タンクに空気を出し入れするた
めの空気流路を形成し、その空気流路に除菌手段を設け
ることで、貯留液の排出、に伴う外気吸入時にその外気
中の雑菌が無菌貯留タンク内へ侵入することを防止する
ようにした無菌貯留タンクの吸排気部に関する。
〔従来の技術〕
上述の無菌貯留タンクの吸排気部においては、従来除菌
手段として、メンブレンフィルタ等の除菌フィルタを設
け、その除菌フィルタにより成人外気中の雑菌を除去す
ることで、タンク内を無菌状態またはほぼ無菌状態に維
持するように構成されていた(文献を挙げることができ
ない)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述した従来の構成においては、次のような問
題があった。
つまり、無菌貯留タンクの内部と外部とで温度差がある
場合、除菌フィルタの表面に結露が生じることがある。
そして、そのような結露が生じると、除菌フィルタに付
着した雑菌が増殖するとともに、雑菌の通過が容易とな
り、その結果、除菌フィルタの除菌能力が大幅に低下、
場合によっては完全に消失し、雑菌による貯留液の汚染
を招来してしまう虞があった。
本発明の目的は、上記実情に鑑み、除菌能力を長期にわ
たって高く維持できる無菌貯留タンクの吸排気部を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による無菌貯留タンクの吸排気部の特徴構成は、
無菌貯留タンクへの貯留液の出し入れに伴ってその無菌
貯留タンクに空気を出し入れするための空気流路に設け
る除菌手段を形成するに、除菌フィルタとそれを加熱す
る加熱手段とを設けたことにある。
〔作 用〕 つまり、加熱手段が除菌フィルタを加熱することによっ
て、たとえ無菌貯留タンクの内外で温度差が生じている
場合であっても、除菌フィルタの表面で水蒸気の過飽和
状態が生じることがなく、除菌フィルタへの結露が防止
される。
従って、結露に起因した除菌フィルタに付着した雑菌の
増殖および雑菌濾過性能の低下がなく、除菌フィルタの
除菌能力は長期にわたって高く維持される。
しかも、上述のような結露の防止を、加熱という空気の
流れに障碍となりにくい手段で行うものであるから、空
気流路を介しての空気の出し入れによる無菌貯留タンク
内での圧力の維持機能に支障を来すことがない。
特に、加熱手段として紫外線ランプを用いた場合には、
紫外線の殺菌作用により、除菌フィルタに付着した雑菌
のみならず、外気中に浮遊の雑菌までも殺菌することも
可能になり、除菌フィルタの除菌能力をより長期にわた
って高く維持することができるようになる。
〔発明の効果〕
その結果、空気流路を介しての空気の流れを妨げること
なく、除菌フィルタの結露を防止して、長期間にわたっ
て除菌フィルタの除菌機能を高く維持できるから、外気
の吸入に伴う無菌貯留タンク内への外気中の雑菌の侵入
を確実に防止して貯留液の汚染をより一層確実に防ぐこ
とを可能にした無菌貯留タンクの吸排気部にできた。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて、本発明の詳細な説明する。
第1図に示すように、上水や飲料品等の液体を無菌状態
で貯留する無菌貯留タンク(1)に、内部に空気流路(
F)を形成する管(2)をフランジ接続して吸排気部(
X)を構成しである。
この吸排気部(X)は、無菌貯留タンク(1)内に貯留
液が流入してそのレベルが上昇するにつれて、空気流路
(F)を介して無菌貯留タンク(1)内の空気を外部に
逃す一方、無菌貯留タンク(1)から貯留液が流出して
そのレベルが下降するにつれて、空気流路(F)を介し
て外気を無菌貯留タンク(1)内に吸入することによっ
て、無菌貯留タンク(1)内の貯留液のレベルに拘らず
、その内部圧力をほぼ一定に維持するものである。
前記吸排気部(X)を構成する管(2)は、その内部に
、後述の紫外線ランプ(5)とで除菌手段(A)を形成
するメンブレンフィルタ(3)を介装しである。このメ
ンブレンフィルタ(3)は、上述した無菌貯留タンク(
1)内での貯留物レベルの降下に伴って生じる外気の吸
入時に、外気中の雑菌を吸着して保持することでその雑
菌の無菌貯留タンク(1)内への侵入を防止し、無菌貯
留タンク(1)の内部を無菌またはほぼ無菌状態に維持
するものである。
前記メンブレンフィルタ(3)は、[0゜22μm]の
孔径のセルロース製で、前記管(2)の下部(2A)に
形成された段違部(2a)と、前記管(2)の上部(2
B)と下部(2人)とのフランジ接続部間に介装された
孔(4a)付きの支持板(4)とによって挟持されて固
定されている。
また、この管(2)のうち、一端が外気に開口する上部
(2B)には、除菌フィルタの一例である前記メンブレ
ンフィルタ(3)を加熱する加熱手段(HM)として紫
外線ランプ(5)が設けられている。そして、この紫外
線ランプ(5)でメンブレンフィルタ(3)を照射して
加熱することにより、無菌貯留タンク(1)の内外に温
度差がある場合であっても、メンブレンフィルタ(3)
の表面近傍において水蒸気の過飽和状態となって結露が
生じることを防止し、そのメンブレンフィルタ(3)に
付着した雑菌が結露水中で増殖することで生じるメンブ
レンフィルタ(3)の除菌能力の低下を防止するように
構成しである。
さらに、紫外線ランプク5)でメンブレンフィルタ(3
)をそれよりも外気側から照射することにより、その紫
外線の殺菌作用でメンブレンフィルタ(3)に付着した
雑菌を殺すのみならず、吸入される外気中の雑菌をメン
ブレンフィルタ(3)に達する以前に殺すことによって
、メンブレンフィルタ(3)による除菌能力が長期にわ
たて高く維持されるように構成しである。
次に、本発明による無菌貯留タンクの吸排気部を用いた
実験の結果を、次頁の表に示す実験データを用いて説明
する。
この実験は、逆浸透膜透過水に含まれる残留塩素を還元
剤で除去した後の水を貯留する無菌貯留タンク(1)に
、本発明による吸排気部(X)、蜂菌フィルタ(3)の
みを除菌手段(A) として設けた従来の吸排気部、な
らびに、除菌手段(A)を持たない吸排気部の3つにつ
いて、それぞれ無菌貯留タンク(1)内の生菌数を調べ
たものである。
なお、無菌貯留タンク(1)の容量は[0,5mす、無
菌貯留タンク(1)内の水温は[20℃]、吸排気量を
[1m’/h]とし、表中の実験データは、[35℃、
48h]の培養条件によるコロニー数を[個/mβ]の
単位で表したものである。また、本発明による吸排気部
(X)において、紫外線ランプ(5)は[5W]のもの
を用いた。
〔別実施例〕
次に、本発明の別の実施例を列記する。
く1〉加熱手段(HM)としては、紫外線ランプ(5)
に替えて、加熱効率の高い赤外線ランプやヒータを設け
てもよく、また、その加熱手段()IM)を設ける位置
は、先の実施例で説明したメンブレンフィルタ(3)よ
りも外気側の位置に替えて、第2図に示すように、メン
ブレンフィルタ(3)よりも無菌貯留タンク(1)側で
あってもよい。
く2〉加熱手段(HM)としては、先の実施例や上記く
1〉で説明したようなメンブレンフィルタ(3)とは別
に設けるものに替えて、図示はしないが、メンブレンフ
ィルタ(3)に電熱線等の加熱手段()IM)を組み込
む構成としたものであってもよい。
く3〉除菌フィルタとしては、先の実施例で説明したメ
ンブレンフィルタ(3)のような多孔質の膜状のものに
替えて、ガラス綿や木綿等の繊維質のものであってもよ
く、その種類や取付構造等の具体的構成は適宜変更可能
である。
く4〉本発明1こよる無菌貯留タンクの吸排気部は、内
部に上水や飲料品等を無菌状態で貯留するための各種の
無菌貯留タンク(1)に適用することが可能である。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る無菌貯留タンクの吸排気部の実施
例を示す断面図である。第2図は本発明の別の実施例を
示す断面図である。 (1)・・・・・・無菌貯留タンク、(A)・・・・・
・除菌手段、(3)・・・・・・除菌フィルタ、(5)
・・・・・・紫外線ランプ、(F)・・・・・・空気流
路、(HM)・・・・・・加熱手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、無菌貯留タンク(1)への貯留液の出し入れに伴っ
    てその無菌貯留タンク(1)に空気を出し入れするため
    の空気流路(F)を形成し、その空気流路(F)に除菌
    手段(A)を設けてある無菌貯留タンクの吸排気部にお
    いて、前記除菌手段(A)を形成するに、除菌フィルタ
    (3)とそれを加熱する加熱手段(HM)とを設けてあ
    る無菌貯留タンクの吸排気部。 2、前記加熱手段(HM)が紫外線ランプ(5)である
    特許請求の範囲第1項に記載の無菌貯留タンクの吸排気
    部。 3、前記加熱手段(HM)が赤外線ランプ(5)である
    特許請求の範囲第1項に記載の無菌貯留タンクの吸排気
    部。
JP62330423A 1987-12-25 1987-12-25 無菌貯留タンクの吸排気部 Expired - Lifetime JPH07110670B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5464719A (en) * 1977-11-01 1979-05-24 Sumitomo Electric Ind Ltd Tank
JPS6058224U (ja) * 1983-09-29 1985-04-23 富士通株式会社 純水貯蔵タンク用ミクロエア−フイルタ−

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5464719A (en) * 1977-11-01 1979-05-24 Sumitomo Electric Ind Ltd Tank
JPS6058224U (ja) * 1983-09-29 1985-04-23 富士通株式会社 純水貯蔵タンク用ミクロエア−フイルタ−

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