JPH01181842A - 内視鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はノイズ防止のために固体搬像素子に接続される
信号線をシールド線で被覆した内視鏡に関する。

［従来の技術と発明が解決しようとする問題点］近年、
細長の挿入部を体腔内に挿入することにより体腔内臓器
等を診断したり、検査したりすることのできる内視鏡（
スコープまたはファイバスコープ）が広く用いられるよ
うになってきた。

また、医療用のみならず、工業用においてもボイラ、機
械、化学プラント等の管内、あるいは機器内等の対象物
を観察、検査したりするのに用いられている。

更に、電荷結合素子（ＣＯＤ）等の固体撮像素子を搬像
手段に用いた電子スコープも各種使用さ　□れている。

この電子スコープは、ファイバスコープに比べ解像度が
高く、画像の記録および再生等が容易であり、加えて画
像の拡大や２画面の比較等の画像処理が容易である等の
利点を有する。

ところで、上記電子スコープに用いられる固体撮像素子
に接続される駆動信号または、出力ζ１を伝達する信号
線は放射ノイズ低減の対策としてシールドする技術が特
公昭６２−４２６１０号公報および特開昭６０−８３６
４０号公報で開示されている。

前記特公昭６２−４２６１０号公報は金属製のＸ線遮蔽
体に収容された固体撮像素子からの信号線をシールド線
によって被覆すると共に、このシールド線をＸ線遮蔽体
に電気接続するものでＸ線の透視下においても動作不良
や画像の乱れ等の不具合が生じることを防止するもので
ある。また、前記特開昭６０−８３６４０号公報は高周
波処置具を用いた場合の画像ノイズの防止を目的として
信号線にシールドを施したものである。

ところで、信号線全体をシールドすることは、上記の他
に信号線からの放射ノイズを防止することにも有益であ
るが、この防止効果をより上げるためにはシールド密度
を高くすることが有効である。ところがシールド密度を
高くすると信号線の剛性が高くなってしまい、この剛性
の高い信号線が挿通された内視鏡挿入部の湾曲操作等に
支障がでる。また逆に、湾曲操作性を向上させるために
シールド密度を低くするとノイズの混入または放出を防
止することができないという問題があった。

［発明の目的］ 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、湾曲
部の湾曲操作性が低下することなく、ノイズの混入また
は放出を防止し、シールド効果を向上させることができ
る内視鏡を提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段および作用］本発明によ
る内視鏡は、挿入部内を挿通されるシールド線によって
被覆された信号線において、湾曲部内のシールド線の可
撓性を他の部分のシールド線より高くしたものである。

すなわら、湾曲部内を挿通される信９線の可撓性を高く
することによって湾曲部を曲り易いものとする。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。

第１図ないし第８図は本発明の一実施例に係り、第１図
は挿入部内を挿通される信号線の説明図、第２図は先端
アダプタを設けた先端部の断面図、第３図は第２図のＡ
−Ａ方向断面図、第４図は光源コネクタ部内のシールド
線の説明図、第５図は第４図のＢ−８方向断面図、第６
図は光源コネクタ部の断面図、第７図は導通板の説明図
、第８図は内視鏡装置の全体の説明図である。

第８図において、内視鏡装置１は電子内視鏡２と、この
電子内視鏡２に照明光を供給する光源装置３と、前記電
子内視鏡２から送出される画像信号を信号処理するカメ
ラコントロールユニット４と、このカメラコントロール
ユニット（以下、ＣＣＵと略記す。）４から出力される
映像信号を画面上の表示するモニタ６とから構成されて
いる。

前記電子内視鏡２は細長の挿入部７と、この挿入部７の
後端側に３！設された太径の操作部８と、前記操作部８
の側部から延設されたライトガイド蛇管９とを備えてい
る。

前記挿入部７の先端部側には、硬性の先端部１１が設け
られ、この先端部１１に隣接する後方側に湾曲可能な湾
曲部１２が設けられている。更に、この湾曲部１２の後
方には、可撓性の軟性部１３が連設されている。前記湾
曲部１２は前記操作部８に設けられた湾曲操作ノブ１４
を操作することにより上下／左右方向に湾曲できるよう
になっている。

前記ライトガイド蛇管９の後端部には光源コネクタ部１
６が設けられており、光源装置３内に設けられた図示し
ない光源ランプから出射された照明光を図示しないライ
トガイド入射端面に供給できるように光源装置３に接続
されている。

前記光源コネクタ部１６の端部からは信号用ケーブル１
８が延設されており、この信号用ケーブル１８の後端部
に設けられた信号用コネクタ１９′が前記ＣＣＵ４に接
続されている。また、このＣＣｔＪ４は観察像を表示で
きるモニタ６に接続されている。

第２図において、前記先端部１１には、硬性の材料で略
円柱状に形成されたアダプタとしての先端光学アダプタ
２１が設けられており、この先端光学アダプタ２１の前
端面にｔよ挿入部７の長手方向と平行に観察用透孔２２
と照明光用透孔２３とが形成されている。

前記観察用透孔２２の前端には画角変更レンズ系２４を
構成する第１のレンズ２６が嵌装され、その後方には観
察用透孔２２内周に設けられた雌ねじ部２７に螺合され
た雄ねじ部２８を有するレンズ枠２９に嵌入された、画
角変更レンズ系２４を構成する第２のレンズ３１が長手
方向に移動可能なように設けられ接着されている。該レ
ンズ枠２９の後部端面には、径方向に複数の溝部３２・
・・が設けられており、レンズ枠２９を、例えば治具等
で回動させるときの掛合部としての役目を果すようにな
っている。

前記照明用透孔２３内には配光レンズ系３３が嵌入固定
されている。

先端光学アダプタ２１の後端面には、前記先端部１１に
備えられた金属等の硬性の材料で略円柱状に形成された
先端部本体３４が挿入できる円形の凹部３６が設けられ
、先端光学アダプタ２１と挿入部７の中心線が一致する
ようになっている。

前記凹部３６の内周面後端には、ねじ部３７が螺刻され
ており、該ねじ部３７の前方の内周面には、Ｏリング等
の環状の水密部材３８が挿入された溝部３９が設けられ
ている。

前記凹部３６に挿入された先端部本体３４は、挿入部７
の長手方向と平行に観察用透孔３５と照明用透孔４５と
が設けられている。

前記観察用透孔３５には、光学ロッド４１と、第１のレ
ンズ枠４２と、この第１のレンズ枠４２の後方に対物レ
ンズ系４３が内嵌された第２のレンズ枠４４が嵌入され
て位置決めされている。

前記照明用透孔４５の前端には、カバーガラス４６が内
嵌されており、該カバーガラス４６の後端面には、挿入
部７内を挿通されたライトガイド１７の端面が当接して
固定されている。

先端部本体３４の外周後部には後端部に向けて細径とな
るように段部４７、段部４８が形成されており、円筒状
のプリズム枠４９が前端面を前記段部４７に当接し、外
径を先端部本体３４の外径と一致させて嵌入され、複数
のねじ５１・・・によって先端部本体３４に固定されて
いる。

前記プリズム枠４９の後端部には、先端側より順に、四
角柱状の光学的ローパスフィルタ５３゜導光手段として
の第１のプリズム５４及び第２のプリズム５６が保持さ
れている。

前記光学的ローパスフィルタ５３は、前端面及び後端面
が前記対物レンズ系４３の光軸に垂直になるように配設
され、この光学的ローパスフィルタ５３の後端面に、前
記第１のプリズム５４の前端面が固着されている。また
、この第１のプリズム５４の後端側は勾配面５７が形成
されている。

一方、前記第２のプリズム５６は模試に形成され、薄い
部分が先端側になるように、前端面が前記第１のプリズ
ム５４の勾配面５７に固着されている。

この第２のプリズム５６の後端面５８は、前記挿入部７
の長手方向に対して傾斜しており、固体撮像パッケージ
５９の撮像面側に設けられた封止ガラス６１が前記後端
面５８に当接し、挿入部７の長手方向に対して傾斜する
ように、前記第２のプリズム５６に固着されている。こ
の封止ガラス６１の後端面は、カラーフィルタアレイと
しての干渉フィルタ６２が重設され、更に、この後端面
には固体撮像チップ６３が用膜されている。この固体撮
像チップ６３は、セラミック等の材料で形成されたパッ
ケージベース６４に固着され封止樹脂によって封止され
ている。

前記固体搬像パッケージ５９の反撮像面側には、基板６
６が取付けられており、固体撮像パッケージ５９または
基板６６、あるいは固体撮像パッケージ５９と基板６６
の両方が前記プリズム枠４９に接着等により固着されて
いる。

前記基板６６の後端側は、屈曲して固体搬像パッケージ
５９の取付は面側が後方を向くように芯線接続部６７が
延設されており、前端側に延設された基板６６上と基板
６６の裏面には、電子部品６８が実装されている。

前記プリズム枠４９の後部外周面は、段部６９が設けら
れており、細径部７１が形成されている。

該細径部７１には、金属等の硬性の材料で略円筒状に形
成され、前記基板６６を収納できるカバー部材７２が前
端面を前記段部６９に当接して固着されている。該カバ
一部材７２の外周面の前部は、段部７３によって前方に
細くなる細径部７４が形成されており、後部は段部７６
によって後方に細くなる細径部７７が形成されている。

前記前部の細径部７４の外周面には、前記先端光学アダ
プタ２１の外径と同等な外径を有する接続リング７８が
前記細径部７４の外周面上を回動自在なように挿入され
ている。該接続リング７８の前部外周面には、長手方向
に複数のスリット８０．８０・・・を有するねじ部７９
が螺刻されて設けられており、前記先端光学アダプタ２
１の後端内周面に設けられたねじ部３７と螺合できるよ
うになっている。また、接続リング７８の前部内周面に
は、凸部８１が設けられており、前記カバ一部材７２の
前部外周面に設けられた凹部８２に掛合できるようにな
っている。

前記カバ一部材７２の後部の細径部７７には、更に、段
部８３によって後方に細くなる細径部８４が形成されて
いる。

該カバ一部材７２の後部内径には、前記芯線接続部６７
に接続された複数の芯線８６．８６・・・が貫通する芯
線用貫通孔８７とライトガイド用貫通孔８８を有する円
柱状のリング止め８９が外周面の一部を露呈するように
嵌入固定されている。

前記リング止め８９の露呈した部分には、前記湾曲部１
２内に回動自在に挿入部７内の長手方向に連結された略
環状の多数の関節駒９１．９１・−・の最前端の関節駒
９１が外嵌されて、ねじ９２によってリング止め８９に
固定されている。

前記関節駒９１は、可撓性のチューブ部材９３で被覆さ
れ、該チューブ部材９３の前端部は、前記段部８３に当
接するように細径部８４を外嵌している。更に、該チュ
ーブ部材９３の外周は、金属等の細線を網状に編組した
網管等からなる保護用外被９４で被覆されている。

前記保護用外被９４の前端部は、前記カバ一部材７２の
外径と同等または以下の外径を有する円筒状の固定部材
９６の後部に段部９７によって形成された細径部１００
に外嵌され、該保護用外被９４の前端面は、前記段部９
７に当接するようになっている。

前記固定部材９６に外嵌された保護用外被９４の前端部
外周は、固定部材９６の外径と同等の外径を有する円筒
状の止め具９８が外嵌されて半田等の固定手段により固
定部材９６と保護用外被９４とを固着するようになって
いる。

前記固定部材９６の前部には、径方向に複数のねじ９９
が内周面に貫通して螺入されており、前記カバ一部材７
２の細径部７７に設けられた凹部１０１に前記ねじ９９
の先端部が当接し、押圧することにより保護用外被９４
と先端部１１とを連結するようになっている。

前記カバ一部材７２の外周及び固定部材９６のねじ９９
を含む外周は、ねじ９９の脱落を防、止するために円筒
状の脱落防止部材１０２が遊嵌されている。該脱落防止
部材１０２の外径は、先端光学アダプタ２１の外径と同
等であり、内周面前部には段部１０３が設けられており
、前記カバ一部材７２に設けられた段部７３と当接する
ようになっている。

前記芯線用貫通孔８７の後部は、段部１０６によって拡
径部１０７が形成されており、該拡径部１０７には、芯
線用貫通孔８７と同一の内径を有する筒状で後部が細径
の電線止め具１０８が嵌入固体されている。

前記電線止め具１０８の細径部には、芯線８６の外周を
被覆したシールド線１０９が拡径されて外嵌され半田付
けまたは導電性接着剤等により固定され、光源コネクタ
部１６の金属部品およびＣＣＵ４の金属部品と電気的に
導通を保たれ固定されている。

前記芯線８６は、電線止め具１０８内を挿通されて芯線
接続部６７に接続され、芯線接続部６７及びその近傍を
接着剤等の補強部材１１１で覆い固定するようになって
いる。また、芯線８６は電線止め具１０８と絶縁性の接
着剤等で固着されている。なお、シールド線１０９は、
電線止め具１０８とカバ一部材７２と先端部本体３４と
に導通が保たれるように固定されている。

第３図のように、例えば２本のシールド線１０９によっ
て被覆された複数の芯線８６は挿入部７と操作部８とラ
イトガイド蛇管部９とを経て光源コネクタ部１６に挿通
されている。

第１図において、シールド線１０９は金属等の導電性材
料で形成された細線を網状に編み組されており、湾曲部
１２内では一重に編み組されて湾曲性を有するシールド
線−笛部１１２を形成し、湾曲部１２の後方の軟性部１
３内では二重に編み組されたシールド線二重部１１３を
形成している。

このシールド線二重部１１３は先端部を湾曲部１２の後
部近傍で糸巻き等の固定手段によって芯線８６に固定さ
れており、後端部は光源コネクタ部１６に至っている。

第４図において、光源コネクタ部１６内に挿通されたシ
ールド線二重部１１３は芯線８６と分けられてループ状
にされた後、先端部に設けられた圧着端子１１４によっ
て光源コネクタ部１６に電気接続されている。このシー
ルド線二重部１１３のライトガイド蛇管９に極力近い位
置には導通ケーブル１１６が一方の端部を半田付は等の
接続手段により接続され、他方の端部を前記圧着端子１
１４に電気接続されている。なお、導通ケーブル１１６
はシールド線二重部１１３′と直接接続するのではなく
、シールド線二重部１１３の外周にパイプまたはコイル
等を被せ、このパイプまたはコイル等に導通ケーブル１
１６を接続するようにしてもよい。

前記シールド線二重部１１３より分けられた複数の芯線
８６．８６・・・は第５図のように光源コネクタ部１６
の側部に延設された前記信号用ケーブル１８内を挿通さ
れて前記信号用コネクタ１９を介してＣＣＵ４に接続さ
れている。この複数の芯線８６．８６・・・は束ねられ
て２本のシールド線１１７によって被覆され、更に、シ
ールド線１１７の外周を前記操作部８の後端部に設けら
れたフリーズスイッチ１１８に接続された複数のフリー
ズ操作用信号線１１９．１１９・・・と共にシールド線
１２１によって被覆されている。このフリーズ操作用信
号線１１９は図示しないシールド線によって被覆されて
おり、ＣＣＬＪ４に電気接続されるようになっている。

なお、シールド線１２１の外周は樹脂等によって形成さ
れたチューブ部材１２２によって被覆されている。

第６図において光源コネクタ部１６は、ケースＡ１２３
とケースＢ１２４とによって形成されており、このケー
スＡ１２３内には第７図（ａ）に示すような導通板１２
７がケースＢ１２４と積極的に電気導通を保つように設
けられている。この導通板１２７は板状で有り、一方の
端部を折曲げてフランジ部１２８とし、この７ランジ部
１２８をケースＡ１２３にねじ１２９で固定し、他方の
端部に凸部１３１を設けてケースＡ１２３とケ′−スＢ
１２４とを固定する際に、凸部１３１が付勢力によって
ケースＢ１２４内面に当接できるようになっている。な
お、第７図（ｂ）のように導通板１２７の他方の端部に
複数のスリット１３２゜１３２・・・を設けてケースＢ
１２４との電気導通をより確実なものとしてもよい。

前記ケースＢ１２４内には電気部品１３３が実装された
電気基板１３４が設けられており、この電気基板１３４
にスペーサ１３６によって重設された固定板１３７には
、ライトガイド１７とシールド線１０９とが固定金具１
３８によって固定されている。

上記のように構成された電子内視鏡２の作用を説明する
。

電子内視１２の挿入部７を体腔内に挿入する。

術者は体腔内の観察を行うために操作部８に設けられた
湾曲操作ノブ１４を操作して湾曲部１２を上下／左右方
向に湾曲させる。この際、湾曲部１２内を挿通されるシ
ールド線１０９は軟性部１３内を挿通されるシールド線
二重部１１３より湾曲性に富むシールド線−笛部１１２
によって形成されているために術者は湾曲操作ノブ１４
の操作を容易に行うことができる。挿入部７の剛性があ
る程度高くても操作上支障ない部位である軟性部１３内
を挿通されるシールド線二重部１１３は二重に編み組さ
れてシールド線−笛部１１２に比ベシールド効果が大き
くなっている。

シールド線１０９は挿入部７内で芯線８６を覆っており
、ケースＡ１２３とケースＢ１２４とに電気接続されて
いる。また、信号用ケーブル１８内を挿通される芯線８
６はケースＡ１２３とケースＢ１２４と信号用コネクタ
１９を介してＣＣＵ４本体とに電気接続されているシー
ルド線１１７によって覆われ、更に、このシールドａ１
１７とフリーズ操作用信号線１１９とがシールド線１２
１によって覆れている。したがって、芯線８６全体はシ
ールド線１０９，１１７．１２１によって覆われるよう
になっており放射ノイズを防止できるようになっている
。

なお、放射ノイズを低減するためには、内視鏡全体が金
属で覆われていればよい訳であるからプラスデック等で
形成されている部材（例えば操作部８）においては、金
属コーディングを施すことが有益であることは明らかで
ある。

本実施例のように信号線が一定以上の剛性を有していて
も差しつかえない部分、すなわち軟性部１３およびライ
トガイド蛇管９等においてはシールド線１０９のシール
ド密度をできるだけ高くし、シールド線１０９が剛性を
有していては問題が有る部分、すなわち湾曲部１２にお
いてはシールド線１０９のシールド密度を所定のレベル
以下に抑えることにより電子内視鏡２の操作性、耐久性
の向上を計ることができる。また、全体のシールド線１
０９の長さに比べ、湾曲部１２の長さは短いため、シー
ルド密度を低く抑えなければならない長さは、極僅かで
ありノイズの放射、混入等を防止するにはなんら問題は
ない。

なお、本実施例では軟性部１３内を挿通されるシールド
線１０９は二重に編み組されたシールド線二重部１１３
を形成しているが、二重以上に編み組されたシールド線
としてもよい。更に、テープ状のシールド部材を信号線
に８６に巻き付けてもよい。

本発明の第２実施例を次に説明する。

第１実施例においてはシールド密度を変える手段として
軟性部１３においてシールド線１０９を二重以上に被覆
するようにしたが、本実施例は編み組む条件を変えるよ
うにしたものである。

湾曲部１２内を挿通される複数の芯線８６，８６・・・
は金属製の細線によって良好な湾曲性を有するように粗
く編み組されたシールド線１０９によって覆われている
。このシールド線１０９は湾曲部１２から軟性部１３に
至ると編み組の条件が変えられて細かく編み組され、シ
ールド密度の高いシールド線１０９となっている。

上記のようにシールド線１０９を構成することにより第
１実施例に比ベシールド線二笛部１１３を形成するため
にシールド線１０９の外周上に、更にシールド線１０９
を被覆する作業を省略することができ、容易にシールド
線１０９を形成することができる。

なお、シールド線をシールド密度の異なる２つのシール
ド線電気的に接続するようにしてもよい。

更に、直接電気的に接続することが困難な場合には、例
えばパイプ状に形成された導通性を有する部材を介して
接続してもよい。

その他の構成９作用および効果は第１実施例と同様であ
る。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、シールド密度を部
分的に変えることにより湾曲部の湾曲操作性が低下づる
ことなく、ノイズの混入または放出を防止し、シールド
効果を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第８図は本発明の一実施例に係り、第１図
は挿入部内を挿通される信号線の説明図、第２図は先端
アダプタを設けた先端部の断面図、第３図は第２図のＡ
−Ａ方向断面図、第４図は光源コネクタ部内のシールド
線の説明図、第５図は第４図のＢ−８方向断面図、第６
図は光源コネクタ部の断面図、第７図は導通板の説明図
、第８図は内視鏡装置の全体の説明図である。 ２・・・電子内視鏡　　１２・・・湾曲部１３・・・軟
性部　　　１０９・・・シールド線１１２・・・シール
ド線−型部 １１３・・・シールド線二重部 第３図 ア 第５図 第６ＦＩ！Ｊ 第７図 （０）　　　　　　　　　　（ｂ） 手続ネ甫正書（自発） 昭和６３年　３月１５日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 細長に形成された挿入部と、この挿入部の先端部を所定
   方向に指向するよう湾曲できる湾曲部と、前記先端部に
   設けられた固体撮像素子と、この固体撮像素子に接続さ
   れて前記挿入部内を挿通されると共に、外周をシールド
   線で被覆された信号線とを備えた内視鏡において、 前記湾曲部内の前記シールド線が他の部分のシールド線
   より可撓性が高いことを特徴とする内視鏡。