JPH01169772A - 情報記憶装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はディスク状の記録担体とその記録面に近接保
持したヘッドとの間の相対運動により情報を記録するか
または記録した情報を再生することのできる情報記憶装
置に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は例えば特開昭６０−１０１７７７号公報に示さ
れたものと類偵の従来の情報記憶装置の側面を含む断面
図、第４図はこの情報記ｔＩ！装置の位置決め制御系を
示すブロック線図である。第３図において（１）は支持
台、（２）はこの支持台に固定されたスピンドル・モー
タ、（３）はこのスピンドル・モータの回転軸に固定さ
れたディスク状の記録担体の磁気ディスクであってその
表面に情報を記録する記録媒体を被着したものである。

（４）は磁気ヘッドであって上記磁気ディスク（３）の
記録面に近接保持され情報に対応した電気信号を記録面
の磁気的状態の変化に変換またはその逆変換を行なう、
（５）は上記磁気ヘッド（４）を坦持して加圧する圧発
条、（６）はこの加圧発条を固定支持するアーム、ｉｌ
ｌはこのアームと加圧発条（５）を介して上記磁気ヘッ
ド（４）を上記磁気ディスク（３）の半径方向に直線移
動させるアクチュエータαυは上記アーム（６）を固定
したキャリ・７ジであってヘアリングを装着して上記支
持台ｔｌ）の上を転勤する。θ乃は上記キャリッジＯｏ
に装着された駆動コイル、α違は位置センサであって上
記キャリッジ０υに固定されたオプティカル・スケール
と上記支持台１１）に固定されたフォトセンサとから構
成されている。０９は磁路を形成するヨーク、Ｏｏはこ
のヨークに装着された永久磁石である。

また第４図において（至）は位置決め制御ｎ系などの情
報処理を行なう電子計算機、（２１）はサーボ回路であ
って上記電子計算機ａｔｅから位置決め指令信号を受は
上記位置センサＱ３１により検出した位置信号及びこの
位置信号を微分整形した速度信号と比較しながら上記ア
クチュエータＧ［Ｉの上記駆動コイル０乃を付勢して上
記キャリッジ０υを駆動する。（２２）は上記位置セン
サ０３により検出した位置信号を微分整形して速度５３
号を検出する速度復調回路、（２３）はり一ド／ライト
回路であって上記電子計算機四から記録再生指令１３号
を受は上記磁気ヘッド（４）を介して上記磁気ディスク
（３）に情報の記録を行なうかまたは記録した情報の再
生を行なう。

次に動作について第５図を参照しながら説明する。第５
図は磁気ディスク（３）の所定トラックに位置決めされ
た磁気ヘッドで４）がその記録面と流体力学的スペーシ
ングの状態にあるときの位置センサＯＪの出力する位置
信号を示す波形図である。まずスピンドル・モータ（２
）を付勢し磁気ディスク（３）を所定の回転数で回転さ
せるとその記録面に発生する粘性空気流によりその記録
面に近接保持された磁気ヘッド（４）は浮力を受は加圧
発条（５）の加圧力と平衡して６ｎ気デイスク（３）の
記録面と所定の間隙を保持する流体力学的スペーシング
の状態になる。

この状態で電子計Ｘ機１２・がらサーボ回路（２１）に
位置決め指令信号を出力するとサーボ回路（２１）がら
アクチュエータα〔の駆動コイル側にこの位置決め指令
信号に対応した駆動電流が流れヨーク０５１と永久磁石
Ｏｅと空隙とからなる磁路の磁界の作用を受けてフレミ
ングの左手の法則によりキャリッジ０υが駆動され磁気
ヘッド（４）は磁気ディスク（３）の半径方向に移動す
る。この移動に伴い位置センサ０■で位置信号を検出し
更にこの位置信号を速度復調回路（２２）で微分整形に
速度信号を検出してサーボ回路（２１）で電子計算機（
至）からの位置決め指令信号と比較しながら磁気ヘッド
（４）を磁気ディスク（３）の所定トラックに位置決め
する。その後位置センサα１で引続き位置信号（第５図
参照）を検出しこの位置信号に基づいてその所定トラッ
クに磁気ヘッド（４）を追従させる位置制御に移る。そ
して電子計算機（２１Ｉからり一ド／ライト回路（２３
）に記録再生指令信号を出力して磁気ヘッド（４）を介
して磁気ディスク（３）に情報の記録を行なうかまたは
記録した情報の再生を行なう。

ところでサーボ回路（２１）、アクチュエータ０〔、位
置センサａ１、速度復調回路（２２）から構成されるサ
ーボ系はその一巡伝達関数のゲイン調整を行な１て良好
な応答の得られる安定した制御系になっている。このゲ
イン調整を行なうときの基準にはこのサーボ系か不安定
になるまでに遅延させることのできる位相角を示す位相
余有と増大させることのできるゲインを示すゲイン余有
などがありこのサーボ系のゲイン余有は通常数６Ｂ（デ
シベル）に調整されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕 上記のような従来の情報記憶装置では流体力学的スペー
シングの状態にある磁気ヘッド（４）と磁気ディスク（
３）の記録面との間隙に夾雑物が介在したりまた例えば
支持台（１＋に振動や衝撃が作用すると磁気ヘッド（４
）が磁気ディスク（３）の記録面に接触し磁気ディスク
（３）の記録面や磁気ヘッド（４）に眼底を生し磁気へ
７ド（４）の受ける浮力に変化を夾たして長月間経過す
ると磁気へ・ノド（４）が磁気ディスク（３）の記録面
に墜落し磁気ディスク（３）の記録情報を消失すると云
う問題点があった。

この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で磁気ヘッドが磁気ディスクの記録面に墜落して磁気デ
ィスク記録情報の消失するのを未然に防ぐことのできる
情報記憶装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る情報記憶装置は回転するディスク状の記
録担体の記録面にヘッドを近接保持し電子計算機からの
位置決め指令信号に基づきサーボ回路から駆動電流を出
力してヘッドを装着したアクチュエータを駆動し記録担
体の記録面に同心円状に設けられたトラ、りを横断する
方向にヘッドを移動させてその記録面におけるヘッドの
位置と速度にそれぞれ対応した位置信号を速度信号を検
出し位置決め指令信号と比較しながら記録面の所定トラ
ックにヘッドを位置決めするものにおいて電子計算機か
らの利得調整信号に基づき増幅利得を：Ａ整してサーボ
回路の出力する駆動電流を増幅する可変利得増幅器、位
置信号と外部からの基準信号とを比較し位置信号が基準
信号を凌駕したときにパルス信号を出力する比較器を設
けたものである。

〔作用〕

この発明においては可変利得増幅器が電子計算機からの
利得調整信号に基づきその増幅利得を調整してサーボ回
路の出力する駆動Ｎ　？Ａを増幅しこの増幅した駆動電
流でアクチュエータを駆動して位置信号を検出しこの位
置信号と外部からの基準信号とを比較器で比較して位置
信号が基準信号を凌駕したときにパルス信号を出力し記
録担体に記録した情Ｉｌｌ信号の転送を電子計算機に命
令する。

〔発明の実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック線図、第２
図は基準信号（４）と所定トラックに磁気ヘッドを位置
決めして可変利得増幅器の増幅利得を調整しこのサーボ
系のゲイン余有をほし無い状態にしたときの位置信号（
Ｂ）と比較器の出力するパルス１３号（Ｃ）とを示す波
形図である。第１図において（２）〜（４１，０ψ、０
３．ｆ２場〜（２３）は上記従来装置と全く同一のもの
である。（３Ｉ）はディジタル量をアナログ量に変換す
るＤ／Ａ変換器、（３２）は上記電子計算機（至）から
の利得調整１８号に基づき増幅利得を調整する可変利得
増幅器、（３３）は上記位置センサ０湯からの位置信号
と外部からの基準信号とを比較し位置信号が基準信号を
凌駕したときにパルス信号を出力する比較器である。

次に上記実施例の動作を第２図を参照しながら説明する
。まずスピンドル・モータ（２）を付勢し磁気ディスク
（３）を所定の回転数で回転させるとその記録面に発生
する粘性空気流により記録面に近接保持された磁気ヘッ
ド（４）は浮力を受は加圧発条（５）の加圧力と平衡し
て磁気ディスク（３）の記録面と所定の間隙を保持する
流体力学的スペーシングの状態になる。この状態で電子
計算機（至）から利得調整信号を出力しＤ／Ａ変換器（
３１）でアナログ量に変換したのち可変利得増幅器（３
２）を正規の増幅利得に調整すると共に電子計算機関か
らサーボ回路（２１）に位置決め指令信号を出力してサ
ーボ回路（２１）からこの位置決め指令信号に対応した
駆動電流を出力する。この駆動電流を可変利得増幅器（
３２）で増幅して磁気ヘッド（４）を装着したアクチュ
エータ０ωを駆動し磁気ヘッド（４）を磁気ディスク（
３）の半径方向に移動させながら位置センサ０３１で位
置１３号を検出し更にこの位置信号を速度復調回路（２
２）で微分整形して速度１３号を検出する。この位置信
号と速度信号をサーボ回路（２Ｉ）にフィードバンクし
電子計算機０１からの位置決め指令信号と比較しながら
磁気ヘッド（４）を磁気ディスク（３）の所定トラック
に位置決めする。その後位置センサｏ１で引続き位置信
号を検出しこの位；ｌ信号に基づいてその所定トラック
に磁気ヘッド（４）を追従させる位１１制御に移ると共
にこの位置信号を外部からの基準信号とを比較器（３３
）で比較する。このときには可変利得増幅器（３２）を
正規の増幅利得に調整しているので磁気へ、ド（４）が
磁気ディスク（３）の記録面に接触あるいは墜落して位
置信号に過渡振動波形が重畳しても基準信号を電流する
ことはなく比較器（３３）がらパルス信号を出力するこ
とはない。次に例えば数ケ月に１回の割合で電子計算機
ＱＩがら上記と異なる利得調整信号を出力しＤ／Ａ変換
器（３１）でアナログ量に変換したのら可変利得増幅器
（３２）の増幅利得を調整して高くし、サーボ回路（２
１）、可変利得増幅器（３２）、アクチュエータ（ＩＩ
、位置センサＧ１から構成されるサーボ系のゲイン余有
が殆んどない状態にするとこのサーボ系は不安定になっ
て位置信号は緩慢な振動を開始する（第２図（Ｂ）の実
線波形参照）、このときに磁気ヘッド（４）が磁気ディ
スク（３）の記録面に接触あるいは墜落して位置信号に
過渡振動波形が重畳すれば（第２図（Ｂ）の破線波形参
照）、この過渡振動波形の一部が基準信号（第２図（Ａ
）参照）を凌駕し比較器（３３）からパルス信号（第２
図（Ｃ）参照）を出力する。

電子計算機（至）はこのパルス信号によりリード／ライ
ト回路（２３）に再生指令信号を出力し磁気ヘッド（４
）により磁気ディスク（３）の記録情報を再生し例えば
電子計算機（至）のメモリに転送し再記録するようにな
っている。

なお上記実施例では電子計算機（至）からの位置決め指
令信号に基づきアクチュエータＱｌを駆動磁気ヘッド（
４）を磁気ディスク（３）の半径方向に移動させて位置
センサ側で位置信号を検出し更にこの位置信号を速度復
調回路（２２）で微分整形して速度信号を検出し位置決
め指令信号と比較しながら磁気ヘッド（４）を磁気ディ
スク（３）の所定トラックに位置決めするレファレンス
・サーボ方式としたが磁気ディスク（３）の１面金部を
サーボ面としこのサーボ面に記録したサーボ情報に基づ
いて磁気ヘッド（４）の位置決めを行なうサーボ面す−
ボ方弐であってもよくまた磁気ディスク（３）をすべて
データ面としこのデータ面にサーボ情報を埋込み形成し
てこのサーボ情報に基づいて磁気ヘッド（４）の位置決
めを行なうデータ面サーボ方式であってもよい。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおり回転するディスク状の記
録担体の記録面にヘッドを近接保持し電子計算機からの
位置決め指令信号に基づきサーボ回路から駆動電流を出
力してヘッドを装着したアクチュエータを駆動し記録担
体の記録面に同心円状に設けられたトラックを横断する
方向にヘッドを移動させてその記録面におけるヘッドの
位置と速度にそれぞれ対応した位置信号と速度信号を検
出し位置決め指令信号と比較しながら記録面の所定トラ
ックにヘッドを位置決めするものにおいて電子計算機か
らの利得？Ｊ４整信号に基づき増幅利得を調整してサー
ボ回路の出力する駆動電流を増幅する可変利得増幅器位
置信号と外部からの基準信号とを比較し位置信号が基準
信号を凌駕したときにパルス信号を出力する比較器を設
けこのパルス信号により記録担体に記録した情報信号の
転送を電子計算機に指令するので磁気ヘッドが磁気ディ
スクの記録面に墜落して磁気ディスクの記録情報の消失
するのを未然に防ぐことができると云う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック線図、第２
図は基準信号（Ａ）と位置信号（Ｂ）とパルス信号（Ｃ
）とを示す波形図、第３図は従来の情報記憶装置の側面
図を含む断面図、第４図は第３図に示す情報記！！装置
の位置決め制御系を示すブロック線図、第５図は磁気ヘ
ッドを磁気ディスクの所定トラックに位置決めしたとき
の位置信号を示す波形図である。 図において（２）はスピンドル・モータ、（３）は磁気
ディスク、（４）は磁気ヘッド、００１はアクチュエー
タ、０１は位置センサ、Ｑ＠は電子計算機、（２１）は
サーボ回路、（２２）は速度復調回路、（３１）はＤ／
Ａ変換器、（３２）は可変利得増幅器、（３３）は比較
器である。 なお各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人　　　　大　　岩　　増　　雄 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転するディスク状の記録担体の記録面にヘッドを近接
   保持し電子計算機からの位置決め指令信号に基づきサー
   ボ回路から駆動電流を出力に上記ヘッドを装着したアク
   チエータを駆動し上記記録面に同心円状に設けられたト
   ラックを横断する方向に上記ヘッドを移動させて上記記
   録面における上記ヘッドの位置と速度にそれぞれ対応し
   た位置信号と速度信号を検出し上記位置決め指令信号と
   比較しながら上記記録面の所定トラックに上記ヘッドを
   位置決めするものにおいて上記電子計算機からの利得調
   整信号に基づき増幅利得を調整して上記サーボ回路の出
   力する上記駆動電流を増幅する可変利得増幅器、上記位
   置信号と外部からの基準信号とを比較し上記位置信号が
   上記基準信号を凌駕したときにパルス信号を出力する比
   較器を設け上記パルス信号により上記記録担体に記録し
   た情報信号の転送を上記電子計算機に命令することを特
   徴とする情報記録装置。