JPH01169240A - マイクロ波調理用可撓性パッケージ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、食品をマイクロ波調理するためのパッケージ
、特に、マイクロ波調理によって食品の少なくとも一部
がこんがり焼け、または、かりかりに焼けるようにする
パッケージに関するものである。

［従来技術および発明が解決しようとする課ｍ］従来、
食品をパッケージから取出すことなしに食品を調理する
ために電子レンジ内に直接に置くことができる食品パッ
ケージが知られている。また、従来、電子レンジ内で調
理すべき食品をマイクロ波相互作用材料が設けられたパ
ッケージ内に入れてマイクロ波によりこんがり焼く方法
が知られている。このマイクロ波相互作用材料は従来の
電子レンジ内でマイクロ波エネルギーに暴露される間に
高熱になり、このマイクロ波相互作用ｔオ料と直接熱接
触している食品がこんがり焼け、または、かりかりに焼
かれる。このように食品をこんがり焼き、または、かり
かりに焼く食品パッケージの例がブラスタッドの米国特
許第４．２８７．４２０号に開示されている。

本発明によるパッケージは電子レンジ内での調理または
加熱中に食品を入れて熱加熱効果を与え、食品の表面を
こんがり焼き、または、かりかりに焼くに十分な高温に
加熱する。従来技術とは異なり、本発明によるパッケー
ジ　フオームの全てはパッケージおよび食品を電子レン
ジ内に容易に設置および位置決めすることができること
を特徴とする、また、本発明の全てのパッケージ　フオ
ームは同様の目的を達成しようとする従来技術によるパ
ッケージに比べてより効果的に材料を利用する。また、
本発明は、マイクロ波によりこんがり焼くとともに、か
りかりに焼くための従来技術による様々なパッケージに
比べて製造が容易で、製造工程が少なく、また製造に要
する時間が少ないパッケージ　フオームを提供する。最
も重要なことは、本発明によるパッケージ　フオームが
従来入手し得るパッケージよりも多くの種類の食品に対
してよりよい調理結果を得ることである。

本発明によるパッケージ　フオームはピザ、パン、デザ
ート　ペーストリー、パン粉をまぶした魚の切り身およ
びたたきつぶした鶏肉片のような生焼けまたは外皮の堅
い部分を有する食品を調理するのに極めて好適である。

これらの食品は一般的なレンジのような一般的な調理環
境内に存在している加熱効果が欠けていることが主な原
因となって電子レンジ内で適当な方法で通常調理されな
いものである。

本発明のパッケージは小袋、バッグまたは容器等のパッ
ケージ　フオームで形成され、あるいは後述するように
他のフオームで形成することもできる。本発明による全
てのパッケージ　フオームは可撓性積層材料で造られた
相当のパッケージ部分を有し、この可撓性積層材料はマ
イクロ波相互作用層を有し、この層が食品に伝導、対流
および／または輻射によって伝達され得る熱エネルギー
にマイクロ波エネルギーを交換する本質的性質を有する
。本発明の多くの実施例において、全部で３種類の熱伝
達モードで加熱が行なわれる。この加熱効果を与える可
撓性積層材料は種々の材料で造ることができる。好まし
い実施例においては、紙と軽く金属化されたポリエステ
ル　ファイバーとにより積層可撓性材料を構成している
が、しかし本発明は可撓性マイクロ波相互作用積層材料
として特定の材料を選択することに限られるものではな
い。これがため、加熱効果を与えるよう機能する可撓性
積層材料によりパッケージ全体を造ることができ、ある
いは、他の可撓性材料と一緒に用いることができ、また
は、厚紙のような相対的に剛固な材料と一緒に用いるこ
ともできる。いづれの場合にも、本発明のパッケージの
デザインの重要な特徴はマイクロ波相互作用層によって
カバーされる面積がマイクロ波相互作用層を支持するパ
ッケージの可撓性部分と食品との間の相互接触区域上の
食品の大きさより大であることである。

ここで留意することが重要であることは、マイクロ波相
互作用層がパッケージの可撓性部分の全区域をカバーし
なくてもよ＜、シかし、マイクロ波相互作用層によって
カバーされる区域は食品と接触する区域を常に越えて延
長していることである。

また、マイクロ波相互作用層を条片または島状片のよう
に不連続パターンの形で設けることができ、また、この
ような場合には、かかるパターンによってカバーされる
区域の全体が食品によって接触される区域を越えるもの
とする。

本発明によるパッケージのデザインの他の重要な特徴は
、食品を入れたパッケージが電子レンジ内に占める空間
がマイクロ波調理中の任意の時間における食品の体積よ
り大であることである。

本発明によるパッケージの種々のフオームの全てに属す
る上述したデザインの２つの重要な特徴は、全てのパッ
ケージ　フオームがパッケージの部分に接触する食品の
区域より大きな区域をカバーするマイクロ波相互作用層
を有し、かつ全てのパッケージ　フオームは食品の最大
体積より大きい内容積を有することである。これらのデ
ザイン上の特徴と可撓性材料の使用とを組合せてマイク
ロ波相互作用層を設けることにより本発明によるパッケ
ージは従来技術の概念および方法により得られるパッケ
ージに比べて有利である。結果としてパッケージは電子
レンジ内に食品の調理環境を与え、食品の表面上の制御
加熱効果と食品の内部のマイクロ波加熱の速度とを組合
せる。

従来技術のパッケージに比べ相当の向上は、マイクロ波
相互作用層用の可撓性キャリヤー材料の使用と食品によ
って接触される区域より延長したマイクロ波相互作用層
のカバーの延長区域との組合せによって得られる。パッ
ケージのこれらの２つの特徴の組合せによって、食品の
厳密な形状に関係なく、食品の端縁にマイクロ波相互作
用層を近接させることができる。これにより、食品の端
縁部分に、マイクロ波相互作用層と直接に接触している
区域または底と同様に加熱効果を与えることができる。

このように熱エネルギーを食品の端縁に伝達させること
がないと、多くの食品はその端縁に沿って水分が多く、
または、ねっとりした望ましくない状態を呈する。この
理由は、マイクロ波相互作用材料に接触する食品の部分
に比較して端縁が相対的に低温で、水分が食品のより低
温の部分に移動するからである。パッケージの内側全体
をマイクロ波相互作用層で被覆することによって食品に
対する加熱効果をさらに高めることができることは勿論
であり、マイクロ波調理サイクルの中間でパッケージを
裏返しして食品の両側に等しい調理効果を与えようとす
る本発明の実施例では完全に被覆することが特に重要で
ある。

食品の最大体積とパッケージの内容積との関係は食品の
周りに高温空間を存在させて一般的な（マイクロ波によ
らない）調理状態に類似の環境内で食品を調理し得るよ
うにすることが必要である。本発明によるパッケージ　
フオームは全体として密閉して調理中に食品から出る水
分により高湿度の高温空気環境が生じ得るようにしても
よく、あるいは、パッケージの一部を開放しておいて水
分をパッケージ外に流出させて相対的に乾燥した高温空
気環境を維持するようにしてもよい。フランス　パン　
ピザまたは冷凍ペーストリー食品のようにパッケージの
内面に上面がくっつくおそれのある食品に対しては食品
の上方に高温空間を設けることが特に大切である。

本発明のパッケージ　フオームはマイクロ波川互作用層
を形成する可撓性材料の使用によって全体的に左右され
る。このような機能を得るために可撓性材料を用いるこ
とによって本発明の種々のパッケージ　フオームは不規
則な形状の食品に用いて、食品の表面に沿ってマイクロ
波相互作用層を常に位置させることができる。また、本
発明のパッケージ　フオームは他の相対的に剛固なパッ
ケージ　フオームより一般的に使用材料が少ないので製
造コストを低減させ、食品を充填する前のパッケージを
収納するために必要な空間を減少させることができる。

また、可撓性ストックで造られた小袋、容器またはバッ
クは食品を充填するために開放状態に保持することが比
較的容易である。

場合によっては、本発明のパッケージ　フオームを造る
ための材料を便宜的にロール形状で出荷して食品包装現
場で小袋のような形状に形成することができる。

従来技術によるパッケージ　フオームおよび概念を注意
深く考察および分析した結果、本発明のパッケージの主
要素子を組合せたものはなく、したがって本発明による
パッケージ内に食品を入れてマイクロ波調理することに
よって得られる大きな利点を従来のパッケージ　フオー
ムでは得ることができない。多数の先行技術の特許はマ
イクロ波食品パッケージに表面加熱効果を与えるためマ
イクロ波相互作用材料を使用することを開示しているが
、多くの場合、マイクロ波相互作用材料はアルミニウム
のような金属の薄い真空蒸着層またはポリエステル　フ
ィルムである。従来技術における多くの場合には、真空
蒸着による金属化フィルムが厚紙のような剛固な支持材
料に固着されて全体として自己支持パッケージを形成し
ており、食品の形状に沿ってマイクロ波相互作用層が位
置するようにしたものは一つもない。このような剛固な
自己支持し得る非可撓性の食品パッケージの例が、米国
特許第４，５５５，６０５号（ブラウン他）、米国特許
第４．５９２．９１４号（クンチェンベツカー）および
米国特許第４，５９４，４９２号（マロスゼック）なら
びに米国特許第４，６４１，００５号（セイファース）
の明細書に記載されている。マロスゼックの特許はパッ
ケージのデザインによって剛固な厚紙製パッケージの欠
点をなくそうとするもので、特に、厚紙をスプリング状
に形成して真空蒸着金属化ポリエステル　フィルムを取
付けたパッケージの１個または２個の内側表面に食品を
絶えず接触させるようにしている。これから明らかなよ
うに幾らかの有効性が認められるが、マロスゼックのパ
ッケージの概念は剛固なパッケージ　フオームが食品の
形状に合致しないという欠点ををなくしておらず、特に
、食品が不規則な形状である場合には上述の欠点が問題
となっている。上述した剛固で自己支持性を有するパッ
ケージ　フオームとは異なり、いくつかの従来技術によ
るパッケージは相対的に可撓性の材料で造られ、マイク
ロ波調理中に食品に表面加熱効果を与えるようにしてい
る。

このような可撓性パッケージは米国特許第４．２６７．
４２０号（プラスタラド）、米国特許第４．５５３，０
１０号（ポーラ−他）および米国特許第４．８４１，０
０５号（セイファース）に開示されているが、しかし、
これらの従来技術の可撓性パッケージはいずれも本発明
のパッケージの本質的な特徴を備えていない。プラスタ
ラドの米国特許は食品と全ての点で直接に接触するラッ
パー形状のパッケージを開示しているに過ぎない。この
プラスタラドのラッパーは食品の周りに高温空気空間を
設けない。プラスタラドのラッパー形状のパッケージに
よれば、対流または輻射による食品の加熱は行なわれず
、これはパッケージの能力を制限し、一般的な調理手段
によって得られる結果と同様のマイクロ波調理結果をも
たらすものである。ポーラ−のパッケージはマイクロ波
ポツプコーンパッケージとして特にデザインされており
、パッケージの底における極く僅かな面積が「マイクロ
波変換」材料で被覆され、この材料で被覆された全区域
上に位置するポツプコーン穀粒の層に対して表面加熱効
果をマイクロ波変換材料が生じるよう構成している。ポ
ーラ−のパッケージは、食品すなわちポツプコーン穀粒
によって接触される面積を越えてマイクロ波変換材料に
よって被覆される面積を延長していない。また、ポーラ
−のバツケージにおけるマイクロ波変換材料は、全ての
場合において、パッケージの平らな水平壁に取付けられ
、食品の端縁にマイクロ波変換材料を近接させるととも
に食品の表面に沿うよう合致する形状になっていない。

明らかに、本発明の場合に欠くことのできない本質的な
これらの考察がポーラ−のマイクロ波ポツプコーンパッ
ケージのデザインにおいては含まれていない。セイファ
ースの特許はブラスタツドの包装材料と性質および機能
が極めて類似の包装材料を開示している。ブラスタツド
のラッパー　フオーム　パッケージと同様に、このセイ
ファースによって示されているパッケージ　フオームは
本発明のパッケージ　フオームによって設けられる食品
の周りの高温空間の重要な特徴に欠けている。

本発明のパッケージ　フオームは冷凍食品、低温食品お
よび室温で貯えられた食品に対して有利に用いられる。

さらに、本発明によるパッケージフオームはファースト
　フード　サービス、カフェテリア　サービスおよび同
様の食品販売所で用いることができ、このような場所で
は、食品を調理し、小袋内に入れ、提供するまでの期間
保持し、供給時に電子レンジ内で再加熱することができ
る。この再加熱工程により食品は消費のための所望の温
度に戻され、最高の食欲が生じるよう所望の表面状態お
よび色にする。他の方法として、供給前に部分的にのみ
調理されている食品を再加熱工程により食品の調理を完
了することができる。

いずれの場合においても、本発明のパッケージフオーム
は、マイクロ波エネルギーによる食品の急速内部加熱と
ともに食品の表面に対してパッケージ内の調理環境が加
熱効果を与えるから、マイクロ波による食品の再加熱を
する場合に、理想的なものである。本発明の小袋、バッ
グおよび容器は、特に、ファースト　フード　レストラ
ン、コンビニエンス　ストアその地間様のものに対して
好適で、この理由はパッケージが相対的に低いコストで
あり、食品を取扱うのにパッケージ　フオームが全体と
して適しており、また、熱およびマイクロ波調理効果の
優れた組合せが得られるからである。他の市販のパッケ
ージは単一パッケージ内のこれらの利点の全てを提供し
ない。

［課題を解決するための手段］ まず、特に、第１〜４図を参照するに、１０は、単位ブ
ランクを示し、このブランクから本発明による小袋が形
成される。第４図に示すように、ブランクは全体として
平らで、複数の層で形成され、その表面の一方から他方
に、ポリエチレン　テレフタレート（ＰＥＴ）層４０、
−膜内な電子レンジからマイクロ波放射線を受ける際に
温度が上昇する性質を有するマイクロ波相互作用材料層
４２、接着剤層４４および紙層４６の順で積層されてい
る。接着剤層４４は紙屑４Ｂをマイクロ波相互作用材料
層に固着するよう機能している。

第４図に示すような積層構造を製造するに好適な材料の
特定の組合せを以下に示す。

セイファースの米国特許第４，６４１，００５号に記載
されているような、マイクロ波エネルギーとの所望の相
互作用によって食品に表面加熱効果を生ぜしめるに十分
な薄さのアルミニウムのような金属被膜を有する軽く金
属化したポリエステル　フィルム。適当なポリエステル
　フィルムは商品名マイラーまたはメリネックスとして
市販されている形式のものであり、特に、２軸方向に配
向したポリエステル　フィルムである。本発明を実施す
る際に使用するには、アルミニウム被膜の光学的密度が
０．１５〜０．３０の一般的範囲内にあるようなアルミ
ニウムの真空蒸着層をポリエステル　フィルムに設け、
ポリエステル　フィルムの厚みは０．５〜２．０ミルの
一般的範囲とするのがよい。前述したような軽く金属化
したポリエステル　フィルムは第４図に示す層４０およ
び４２の組合せ積層を形成する。

無被膜のオフセット紙として既知の形式の、基準重量が
３０００平方フィート当り約２０〜８０ポンドの範囲の
無被膜の漂白した白紙。厚さが約８〜．１０ミルまでの
紙ストックが本発明におけるマイクロ波相互作用材料の
キャリヤーまたは支持材料の機能を果たすに十分な可撓
性を有する。

金属化ポリエステル　フィルムと紙との間に耐熱性結合
を生ぜしめる接着剤は次のような水性接着剤式にるもの
である。

積層用接着剤式 ％式％ ロープレックス（ＲＨＯＰＬＥＸ　、商標）Ｎ−１０３
１アクリル性ラテックス ３７５ポンド シメル（Ｃｙｍｅｌ　、商標） ３２５メラミン−フォルム アルデヒド　架橋剤 １１．５ポンド イソプロピル　アルコール　　１１．５ボンド水　　　
　　　　　　　　　　２３　　ボンド（以上の３成分は
アクリル性ラテックスと組合せる前に予め混合された。

） ダイヤモンド　ジャムロック　ケミカルズコーポレーシ
ョン　（Ｄｉａｍｏｎｄ　　ＳｈａｌＩｒｏｃｋＣｈｅ
ｍｌｃａｌｓ　　Ｃｏ、　）製　　７　ｔ−７スターＮ
ＸＺ　　デフォ−マー　　　　　　３オンス本本（本本
等量の水に予め分散させた。） 上述したような材料の組合せを一般的な湿式ボンド　ラ
ミネーターを用いて本発明のパッケージフオームに用い
るに好適な積層構造に変換することができる。上述した
ような積層機械において、接着剤が紙基材またはフィル
ムの金属化表面、あるいはこれら双方に塗布され、次に
、紙およびフィルムは圧カニツブで接合され、積層機械
は約２００〜８００フイート／分の速度で運転される。

適当な接着剤塗布量は、通常、１０００平方フィート当
り２〜５ポンドの範囲であり、１０００平方フィート当
り約３ポンドの典型的レベルが１１０ライン　グラビヤ
　アプリケーター　ロールによって塗布され得る。紙お
よびフィルムを接着剤層をサンドイッチした状態で圧カ
ニツブにより挟若した後、積層材を高温空気硬化点に通
して接着ボンドを硬化させる。窯温度は、３００〜６０
０フイ一ト／分の積層材ランニング速度に対し、約３０
０〜５００下が好適である。最後に硬化点を出て冷却ロ
ール上を通過した後、積層材は一般に再び巻き取られる
。

理解されるように、マイクロ波相互作用材料の製造につ
き上述した特定の材料および方法に本発明の範囲は制限
されるべきものではない。他の材料を用いることができ
、また、製造方法は全ての場合に積層材を用いる必要は
ない。上述した説明は、本発明のパッケージに用いるに
好適な可撓性のマイクロ波相互作用材料の１つの形式の
製造が理解されるために行なったにすぎない。

ブランク１０はパネル１２，１４．１６，１８．３０お
よび３４を含む。２２．２４および２６は第１図に示す
ように垂直方向に延びる折り目線を示し、他方、２８お
よび３２は水平方向に延びる折り目線を示す。点彩して
示すように、パネル部分１８には接着剤が読者に面して
設けられている。ＰＥＴフィルム４０は第１図において
見る人に面しており、小袋の内側になるよう構成、され
ている。パネル１２は食品を見るための透明プラスチッ
ク片３Ｇを含むことができる。

第２図は小袋を製造または形成する中間工程を示してお
り、留意されるように、たれぶた３０および３４は上方
に９０°折り曲げられ、側方パネル１４および１６は中
心に向は折り曲げられつつある。組立に際し、第２図に
示すように、パネル１８上の接着剤はパネル１６の右側
自由端縁（第１図に垂直方向に延在して示す）の修飾部
分に固着され、これにより合せ目を形成する。パネル１
８上の接着剤はパネル１６の右側自由端縁に沿う　ＰＥ
Ｔ部分に接着され、第３図に示すように、折り目線２２
の周りに折り曲げられる。

小袋の合せ目を形成するのに好適な接着剤は紙表面およ
びこれと向い合うポリエステル　フィルム表面の両方に
良好な接合作用を示すものであることが必要である。ま
た、接着剤は、マイクロ波エネルギーがポリエステル　
フィルム上の薄い真空蒸希アルミニウム被膜によって熱
に変換されることにより、パッケージ材料が４００下の
ような高ｌＨに熱せられる際でも合せ目を確実に保持す
るに十分な耐熱性を示すものであることが必要である。

接着剤は食品包装用として好適なものでなければならな
いとともに小袋、バッグ、容器および同様のパッケージ
　フオームを形成するために用いられる−膜内な装置を
容易に用い得るものでなければならないことは勿論であ
る。上述した点を全て考慮して、本発明に好適な接着剤
は、エアー　プロダクツ　アンド　ケミカルズ　インコ
ーホレーテッド　（ＡＩｒＰｒｏｄｕｃｔｓ　ａｎｄ　
ｃｈｅｍｉｃａｌｓ、　Ｉｎｃ）製のエアーフレックス
（＾ＩＲＦＬＥＸ　、登録商標）４２１、自己−架橋型
、水性ビニル　アセテート−エチレン共重合体接着剤で
ある。この接着剤は本発明による小袋の端たれぶた（３
０）および（３４）をシールするためにも同様に好適で
ある。

第３図は完成した小袋を示す。以下の記載から明らかな
ように、最後に外周を完全に密閉する前に、小袋内に食
品が入れられる。

第５図において、１０は本発明の小袋を示し、図面に示
すように、小袋は一般的な電子レンジのマイクロ波室５
０内に設置されている。５２は食品、典型的に、底部に
パイ皮を有し、上面にチーズを有する冷凍ピザのような
冷凍食品を示す。５４は食品の上方の空間を示す。図面
に示すように、食品５２のパイ皮すなわち底部はマイク
ロ波相互作用材料に直接に熱接触している。

室５０内でのマイクロ波エネルギーによる加熱処理中、
マイクロ波が小袋に当り、マイクロ波エネルギーの一部
がマイクロ波相互作用材料を通過する（残りの３つの積
層素子はこの周波数のマイクロ波を透過させる性質を有
する）。この通過エネルギーは食品に当り、通常のマイ
クロ波加熱の方法で食品に作用する。クライストロンま
たは電子レンジの他の発生機によって発生されるマイク
ロ波エネルギーの他の部分はマイクロ波相互作用材料に
よって吸収され、マイクロ波相互作用材料の温度を上昇
させる。小袋１０の容積が食品５２の体積より大である
から、水蒸気が大部分を占める高温の蒸気によって空間
５４が形成される。この加熱された水蒸気は、食品の不
規則に離間した表面と接触し得るため、食品を一様に加
熱するのに役立つ。

マイクロ波相互作用材料と直接に熱接触している食品５
４の底はマイクロ波相互作用層４２の温度上昇によりこ
んがりと焼け、または、かりかりに焼ける。

これかため、上述の小袋１０はその全表面にわたってマ
イクロ波相互作用材料４２の層を有するものとして記載
されていた。留意されるべきように、ある用途において
は、主パネル１２および二次パネル１４．ｌ（ｉ　　（
これらが相互にパネルを効果的に形成する）の両方に相
互作用材料が設けられている。

例えば、パネル１２だけに相互作用材料をラミネートの
形成に際して設けることができる。さらに明らかなよう
に、相互作用材料は連続層である必要はなく、条片状、
または本質的に異なる島状その地間様の層で設けること
ができる。

本発明の範囲内の種々のパッケージ　フオームをシール
してマイクロ波調理中に食品に対し密閉した環境を設け
、これによりマイクロ波相互作用層によって得られる対
流による加熱効果を最大にし、また、食品から発生する
水分蒸気をパッケージ内に保持する。全体としてシール
した小袋を第６図に示す。

ある種の食品にとってより望ましい他の実施例として、
マイクロ波調理処理中、パッケージをある予定度開放し
、これによって食品から発生した水分を逃し得るように
することもできる。例えば、第７図に示すように、小袋
の一端を開放することもでき１．あるいは、第８図に示
すように、調理中に、小袋の両端を開放することもでき
、または、第９図に示すように、小袋に食品の上方位置
で、あるいは小袋の両側に沿って通気孔（６０）を設け
ることもできる。本発明の範囲内の他の実施例として、
小袋の接着剤によるシール区域の少なくとも一部が、加
熱時、特に、マイクロ波相互作用材料により発生する熱
により軟化して、調理中に小袋が開放し得るよう構成す
ることができる。約２００Ｆの軟化点を有するエチレン
−ビニル　アセテート熱溶融接着剤のような熱溶融接着
剤を用いてこの種の自己開放シールを行なうこともでき
る。第１０図は上述した方法で設けたシール（７０）を
有する小袋を示す。第１１図は本発明の範囲内である他
の形式の自己通気パッケージを示す。この実施例では、
通気孔（８０）が上述したような低軟化点を有する接着
剤によって所定位置でシールされた閉じ片（８２）によ
ってカバーされている。

本発明によるパッケージ　フオームが従来技術によるパ
ッケージより優れている利点の１つは、電子レンジ内に
設置したり、調理後に電子レンジから取り出す操作、特
に、調理中の中間時点で、電子レンジ内の食品の位置を
変えたり、向きを変えたりすることを容易に行なえる点
である。一般に、本発明のパッケージ　フオームは、パ
ッケージを持ち上げたり、回転するための便宜的手段を
与える小袋の端部シールのような拡張区域を有する。所
要に応じ、補助的とじぶた、または把手を本発明による
小袋、容器またはバッグの主要素子に容易に設けること
ができる。さらに、パッケージを持ち上げ、または、回
転するための手段として作用させるパッケージ部分には
マイクロ波相互作用層を設けず、これによりパッケージ
の上述した部分がパッケージを電子レンジから取出した
後に余り熱くないようにすることができる。第１２図は
上述した形式の補助ハンドル（９０）および（９２）を
有する小袋を示す。

ワツフルまたはパン粉をまぶした魚の切り身のような両
側が本質的に同じ食品はマイクロ波による調理中に完全
に裏返すことが一般的に有利である。小袋または容器形
状のパッケージの両面にマイクロ波相互作用層を被覆す
ることによってこの種の食品に理想的なものとなる。例
えば、マイクロ波相互作用層で内面全体を被覆した小袋
はパン粉をまぶした魚の切身の両側を一様に調理するこ
とができ、この理由はマイクロ波調理中に中央点で小袋
を完全に裏返すことができるからである。

この方法によれば食品の各表面を調理プロセスの一部で
マイクロ波相互作用層によって得られる高熱表面と接触
させることができ、また、食品の各表面を小袋内の熱い
空気に、ある時間露出させることもできる。これにより
従来技術のマイクロ波食品パッケージでは不可能である
全体としての調理効果が得られ、これにより食品をこん
がり焼いたり、かりかりに焼く効果を得ることができる
。

本発明によるパッケージ　フオームには食品を入れるた
めの１個より多くの室または密閉空間を設けることがで
きる。例えば、多数の室を有する小袋は各室に同じ食品
の個々の部分を入れることができ、あるいは、各室に異
なる種類の食品を入れることができる。後者の場合、個
々の室に必ずしも同じマイクロ波相互作用層を利用する
必要はなく、また必ずしも同定度のマイクロ波相互作用
層被覆を必要としない。第１３図は同じ寸法の２個の室
（１００）および（１０２）を有する２室付小袋を示す
。

複数の室を有する小袋、バッグまたは容器を用いて食品
を電子レンジの食品支持面より上方に高く位置させるこ
ともできる。例えば、第１４図に示すように、２室付小
袋は食品を入れる第１室（１１０）とマイクロ波調理中
に内部に含まれている空気または水分の加熱により膨張
する第２密封室（１１２）とを有する構造とすることが
できる。このような自己持ち上げ型２室付小袋は食品が
入っている第１室を膨張室の上側に位置させて電子レン
ジ内に設ける。第２室の適当な膨張を確実にするため膨
張室内に制御量の水を入れることもでき、これによりマ
イクロ波調理中に食品が入っている室を適当な高さにす
ることができる。本発明によれば、このような自己持ち
上げ型２室付小袋にはマイクロ波相互作用層を少なくと
も食品挿入室に設ける。

本発明によれば、パッケージ　フオームをその内部に食
品を入れて電子レンジ内の支持表面より上方に食品を位
置させて、または、パッケージおよび食品を電子レンジ
内の特定位置に配向させて設置することを容易にするよ
う構成することができる。例えば、第１５図に示すよう
に、小袋に吊り下げ部分（１２０）を設け、これにより
食品を入れたパッケージを電子レンジ内の吊り具から垂
直位置に吊り下げ得るようにすることもできる。特別な
位置決め手段を設けた他のパッケージ　フオームは２個
の室を継ぐ可撓性部分（１３０）を設けた２室付小袋に
よって得られる。このようなパッケージフオームは電子
レンジ内に、第１６図に示すように、可撓性部分を７字
の頂点にし、２個の室を傾斜した垂直位置にして逆Ｖ字
状に設置することができる。

前述したように、本発明の全ての実施例が全体として可
撓性のパッケージではない。剛性材料で造られたパッケ
ージ部分を有するパッケージは、マイクロ波相互作用層
を有し、前述した本発明の２つの重要な構成を利用する
パッケージ部分に可撓性材料を用いることができる。こ
のようなパッケージの例を第１７図に示しており、詳細
に上述した形式の小袋（１４０）が厚紙（１４２）に取
付けられている。小袋の継ぎ目に用いられている接着剤
のような耐熱性接着剤を用いて小袋を厚紙の支持体に取
付けている。厚紙のような相対的に剛固な材料で造られ
たパッケージ部分を有するこの形式のパッケージはある
利点を有する。この種のパッケージは全体として可撓性
のパッケージによって得られるものよりも一層保護力を
必要とする冷凍ペーストリーのようなくずれ易い食品に
対し好適である。この形式のパッケージは、相対的に自
己支持性を有し、また、製品を市場に運搬するために任
意の種類の補助外側パッケージを使用しない場合にも好
適である。上述したパッケージ　フオームの変形を第１
８図に示す。この変形例では、パッケージの約半分がマ
イクロ波相互作用層を有する可撓性積層材料（１５０）
で造られており、残りの約半分が厚紙（１５２）のよう
な相対的に剛固な材料で造られており、可撓性材料は曲
線形状に形成されて剛固な材料に継ぎ合わされ、食品を
入れるための密閉空間を形成している。本発明の全ての
他のパッケージ　フオームと同様に、マイクロ波相互作
用層によって被覆される区域は、可撓性パッケージ部分
上の食品と相互に接触する区域上の食品の全区域より大
きく、またマイクロ波調理中に食品を入れるためのパッ
ケージ内の容積が調理中の全ての時点において食品の最
大体積より大である。

理解されるように、本発明の容器または小袋には付加的
包装を行なうための全体として矩形の平行管形状の外側
厚紙スリーブを設けることができる。このように厚紙ス
リーブ（１６０）内に入れた小袋を第１９図は示してい
る。

ある場合には、食品の一部をマイクロ波エネルギーから
遮蔽して、本発明のパッケージのマイクロ波相互作用層
によって与えられる加熱作用が及ばないようにするパッ
ケージが要求される。所要に応じ、パッケージ内もしく
は外表上にアルミニウム箔を設けることによって、ある
いは、パッケージを形成するために用いられるストック
の積層間にアルミニウム箔を設けることによって前記の
ような遮蔽を本発明によるパッケージ　フオーム内に含
ませることができる。

第２０図はアルミニウム箔遮蔽条片（１７０）および（
１７２）を小袋の内側に取付けた小袋を示す。小袋の継
ぎ目をシールするために用いられるエアーフレックス４
２１のような種類の接着剤を用いてアルミニウム箔条片
を小袋内表面に取付けることができる。

本発明を実施するに当り、パッケージの全体形状を形成
する材料内にマイクロ波相互作用層を含ませる必要はな
い。例えば、第２１図に示すように、マイクロ波相互作
用のない材料で造った小袋−次構造（１８０）で小袋を
造り、第４図に示したような一般的組成のインサート（
１８２）を小袋内に設置して所要の加熱効果を得ること
もできる。

本発明によるパッケージ　フオームは種々の方法で食品
をパッケージ内に入れることができる。

第１に、小袋のように完全に形成したパッケージを食品
の挿入のため一端だけを開放して食品包装作業に供給す
ることができる。このような場合には、食品を挿入した
後に開放端をシールすることができ、あるいは、パッケ
ージの一端を開放したままの形で分配のための外側カー
トン内に入れることもできる。第２の方法として、詳細
に前述した単位ブランクのようなブランクを食品包装作
業に供給することができる。第２の方法を実施する場合
には、最終パッケージ　フオームへのブランクの形成お
よびその内部への食品の挿入を種々の方法で行なうこと
ができ、例えば、シールしてパッケージ　フオームにす
る前にブランク上に食品を設置することができる。第３
の方法として、前述したような軽く金属化したフィルム
と紙との積層体のロール　ストックを食品包装作業に供
給することかできる。このようなロール　ストックを食
品包装ラインに通してストックを切断、成形およびシー
ルして単純な作業で食品を包装することができる。

上述した食品包装ラインに用いるに特に好適なロール　
ストックの形態を第２２図に示す。このロール　ストッ
ク（１９０）は、完成したパッケージにおけるシール区
域に対応するパターンで、ストックの内側表面にプリン
トされた適当な熱シール接着剤（１９２）を有する。こ
のようなパターンでストックに接着剤を塗布することに
よって、食品が接触するパッケージ区域に接着剤が存在
するのを防止することができる。図示の接着剤塗布パタ
ーンをグラビア印刷またはフレキソ印刷のような一般的
な方法でストック上にプリントすることもできる。この
形式のロール　ストック上に用いるのに好適な印刷可能
の熱シール接着剤はロイマールインコーホレーテッド（
Ｒｏｙｍａｌ　Ｉｎｃ、、）製の＃４２１５１水性熱シ
ール　コーティングとして市販されている。

第２２図は、さらにロール　ストックから切断された単
位ブランク（１９４）とその一方の半分上（５２）に食
品を載せて中心線（１９８）に沿って折り畳み、最後に
、端縁（２００）　、（２０２）および（２０４）に沿
って小袋を熱シールして食品が入っている仕上りパッケ
ージを得る方法を示している。ロール　ストック（１９
０）は前述したように紙と軽く金属化したポリエステル
　フィルムとの積層体である。

【図面の簡単な説明】

第１図は小袋を作るためのブランクの平面図、第２図は
第１図に示すブランクから本発明の小袋を形成する中間
工程をを示す側面図、第３図は小袋を完全に閉じた状態
で示す第１図と同様の平面図、 第４図は第１図の線４−４部分の断面で、小袋を形成す
るブランクの積層構造を示す断面図、第５図は本発明に
よるパッケージを一般的な電子レンジ内に入れてマイク
ロ波エネルギーを当てている状態を示す断面図、 第６図は本発明による小袋形状のパッケージを完全にシ
ールした状態を示す斜視図、 第７図は一端を開放した小袋の斜視図、第８図は両端を
開放した小袋の斜視図、第９図は通気孔を設けた小袋の
斜視図、第１０図は一端に自己開放シールを設けた小袋
の斜視図、 第１１図は自己開放閉じ片でカバーされた通気孔を設け
た小袋の斜視図、 第１２図は把手として作用する突出部分を両端に設けた
小袋の斜視図、 第１３図は本発明による２個の室を有する小袋形状のパ
ッケージの断面図、 第１４図は２個の室の一方を膨脂させて食品を電子レン
ジ内の支持表面より上方に上昇させた状態を示す断面図
、 第１５図は食品を入れた小袋を電子レンジ内の吊り具に
吊り下げ得るよう構成した小袋の斜視図、第１６図は電
子レンジ内に水平と垂直との中間位置で立つよう構成さ
れた２個の室を有するパネルの断面図、 第１７図は剛性支持材料片に取付けられた小袋の断面図
、 第１８図は一部を剛性支持材料で造った本発明によるパ
ッケージの断面図、 第１９図は厚紙製スリーブ内に入れられた小袋の斜視図
、 第２０図は小袋の内面にアルミニウム箔シールド条片を
取付けた小袋の斜視図、 第２１図はマイクロ波透過性材料から造られた小袋内に
置かれたインサートとして供給されたマイクロ波相互作
用部分を設けたパッケージの断面図、 第２２図は本発明のパッケージを作るためのロール　ス
トック型材料を食品入り仕上りパッケージに連結する工
程を示す斜視図である。 １０：単位ブランク（小袋）、 １２．１４．１６．１８．３０．３４：パネル、２２．
２４．２６．２８．３２：折り目線、３０．３４：たれ
ぶた、 ３６：透明プラスチック、 ４０：ＰＨＴ（ポリエチレン　テレフタレート）層、４
２：マイクロ波相互作用層、 ４４：接着材層、 ４６二紙層、 ５０：マイクロ波室、 ５２：食品、　５４；食品上方の空間、６０．８０：通
気孔、　７０：シール、８２：閉じ片、　９０．９２：
補助ハンドル、１００．１０２．１１０．１１２　：室
、１２０：吊り下げ部、 １５２：厚紙、　ＩＢＯ：厚紙スリーブ、＋７０．１７
２　ニアルミニウム箔、 １８０：小袋−次構造、 １８２：インサート、 １９０：ロール　ストック、 １９２：熱シール接着剤 １９６：中心線、 ２００．２０２．２０４　：端縁。 ＦＩＧ、４ ＦＩＧ、５ ＦＩＧ、　ＩＩ ＦＩＧ、　１３ ＦＩＧ、　１４ ＦＩＧ、　１５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、マイクロ波食品パッケージを形成するための単位ブ
   ランクで、このブランクがその一方の表面から他方の表
   面に（１）ＰＥＴ層、（２）マイクロ波相互作用材料層
   、（３）接着剤層および（４）紙層を有する可撓性の全
   体として平らなラミネートによって限定され、前記ブラ
   ンクが接着剤区域を有し、前記ブランクに折り畳みを可
   能にする複数の折り目線が設けられ、これにより前記接
   着剤区域を互いに接着して、食品を内部に入れるのに適
   した小袋を形成するようにし、この小袋が電子レンジ放
   射線を受けて内部の食品を調理し得るよう構成されてい
   ることを特徴とする単位ブランク。 ２、前記接着剤区域が、前記マイクロ波相互作用材料層
   と接触しない前記ＰＥＴ層の表面上にある請求項１に記
   載のブランク。 ３、前記ブランクがほぼ矩形であり、前記接着剤区域が
   前記ブランクの周縁部分に位置されている請求項２に記
   載のブランク。 ４、前記ブランクの一部分に透明の可撓性プラスチック
   材料の窓形成条片が設けられている請求項３に記載のブ
   ランク。 ５、食品を電子レンジ調理するための小袋で、この小袋
   がラミネートにより形成され、このラミネートが請求項
   １に記載の単位ブランクを限定し、このブランクが一方
   の表面から他方の表面に（１）ＰＥＴ層、（２）マイク
   ロ波相互作用材料層、（３）接着剤層および（４）紙層
   を有し、前記ブランクが折り曲げられた折り目線を有し
   、その外周部分が相互に接着されて全体として平らな容
   器を形成し、前記小袋が相互に接着されていない入口外
   周部分を有し、これにより食品を挿入し得る開口を形成
   し、この入口外周部分は食品を小袋内に挿入した後に密
   閉されるよう構成されていることを特徴とする電子レン
   ジ調理用小袋。 ６、前記小袋が全体として矩形である請求項５に記載の
   小袋。 ７、前記小袋の一部分に透明の可撓性プラスチック材料
   の条片が設けられている請求項６の小袋。 ８、小袋および小袋内の食品を含む食品パッケージで、
   前記小袋が請求項１に記載の可撓性の単位ラミネートブ
   ランクにより形成され、一方の表面から他方の表面に、
   （１）ＰＥＴ層、（２）マイクロ波相互作用材料層、（
   ３）接着剤層および（４）紙層を有し、前記食品の体積
   が前記小袋の内容積より小さいことを特徴とする食品パ
   ッケージ。 ９、前記食品の一部分に重なる少なくとも１つのマイク
   ロ波非透過性材料の条片を含む請求項８に記載の食品パ
   ッケージ。 １０、前記パッケージの外側表面に取付けられた厚紙強
   化部材を含む請求項８に記載の食品パッケージ。 １１、前記マイクロ波相互作用材料層の表面積が前記ラ
   ミネートの他の成分の表面積より小である請求項１に記
   載のブランク。