JPH01167820A - 液晶表示素子 - Google Patents

液晶表示素子

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Publication number
JPH01167820A
JPH01167820A JP32530487A JP32530487A JPH01167820A JP H01167820 A JPH01167820 A JP H01167820A JP 32530487 A JP32530487 A JP 32530487A JP 32530487 A JP32530487 A JP 32530487A JP H01167820 A JPH01167820 A JP H01167820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
polymer films
temp
transition
crystal display
Prior art date
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Pending
Application number
JP32530487A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyohiro Uehara
上原 清博
Hisao Takahashi
久雄 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、ポリマーフィルムを上下基板として構成され
る液晶表示素子に関するものであり、各種技術分野の表
示手段として用いることができるものである。
(従来技術) 従来、液晶表示素子は、二枚の透明基板の間に液晶を均
一に配向させて構成されている。この液晶を均一に配向
させるために、製作工程において液晶を二枚の透明基板
の間に封入した後に、セル全体を高温に放置し、ネマチ
ック液晶から等方性液体の転移温度(N−1転移部度)
以上にあげることにより、−旦等方性の液体とした後、
ネマチック層に戻し、均一な配向状態にして液晶表示素
子としている。
一般に、ネマチック液晶のN−1転移部度は80℃程度
であり、実用状態において温度変化に対する特性変動を
少な(するためには、N−1転移部度の高い液晶を利用
した方が有利であることから、高いN−1転移部度を有
するネマチック液晶が開発されている。
しかしながら、高いN−I転移温度を有する液晶をポリ
マーフィルムからなる二枚の基板間に充填した液晶表示
セルは製作工程の途中で高いN−1転移部度以上に加熱
されることから、ポリマーフィルムからなる基板も高温
状態に維持されること、及び、冷却時に急冷することに
より、ポリマーフィルムからなる基板は熱により歪みを
生じ、著しく品質を低下させている。このため、冷却に
際して時間をかけて冷やすと、加工時間が長くなり、コ
ストアップの要因となっている。
以上のことから、従来、ポリマーフィルムを基板とする
場合に、ある程度以上の高いN−1転移部度を有するネ
マチック液晶を使用することができず、ポリマーフィル
ムからなる液晶表示素子の応用範囲はN−I転移温度の
液晶により制限を受けている。
(発明の目的) 本発明は、ポリマーフィルムを基板とする液晶表示素子
において、高いN−1転移部度のネマチック液晶を用い
ることを可能とし、応用範囲を拡大することができるも
のであり、特に高いN−1転移部度の液晶を用いる際に
も、製作工程においてポリマーフィルムに熱歪みを与え
ることなく、液晶の温度のみを上昇させることができる
手段を提供するものである。
(発明の構成) 本発明は、前記目的を達成するために、液晶表示素子と
して、ポリマーフィルムにより上下基板を構成し、上下
基板の間に注入する液晶には赤外線吸収剤を混入したこ
とを特徴とするものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、二枚の上、下基板1,2をポリマ
ーフィルムにより構成し、この上下基板1.2上に酸化
インジウムを所定の形状に蒸着して透明電極3,4をパ
ターンニングし、この夫々の表面にポリイミド系の配向
処理剤8,9を膜厚1500オングストロームの厚みで
コーティングする。
この配向処理剤8,9を設けた上、下基板1゜20表面
をラビング処理した後、一方の基板である上基板1には
、ギャップ制御のため直径10ミクロン程度のギャップ
材5を散布すると共に、他方の基板である下基板2には
、シール材6をスクリーン印刷する。
このギャップ材5を散布した上基板1とシール材6を印
刷した下基板2とを対向させて、シール材6により液晶
セルAが形成される。
この液晶セルAには、日本火薬工業の赤外線吸収剤(I
RGOO2)を0.2wt%混入したネマチック液晶7
を封入する。
しかる後、この液晶表示素子に封入されたネマチック液
晶7に対して赤外線を照射し、ネマチック液晶をN−f
転移温度以上に加熱し、等方性の液体にした。この場合
、ポリマーフィルムの温度は赤外線に照射されるが、ネ
マチック液晶に赤外線吸収剤を混入したことにより、ネ
マチック液晶はN−1転移部度に達する方がポリマーフ
ィルムの温度上昇よりも早く、ポリマーフィルムに対す
る温度の影響は小さくして、ネマチック液晶は等方性の
液体になるまで加熱される。この後、冷却されて均一な
配向処理を実現することができた。
このように、本発明において、ネマチック液晶に赤外線
吸収剤を混入することによって、実用状態での温度変化
に対する特性変動の少ない、N−■転移温度の高い液晶
を用いることが可能となり、且つ赤外線の照射によりポ
リマーフィルムの温度上昇する前に、ネマチック液晶を
高いN−I転移温度に達することができる。しかもポリ
マーフィルムの温度が上昇することが少ないため、冷却
に要する加工時間が少なくてすむものである。
本発明において用いられる高いN−I転移温度のネマチ
ック液晶としては、N−I転移温度100℃近傍のメル
ク製のZLIの2582.ZLIの3329.ZLIの
3282等があり、コノ際、赤外線によりN−I転移温
度以上に液晶を加熱した場合、ポリマーフィルムの温度
は95℃程度であり、ポリマーフィルムの熱的影響がな
く、しかも冷却に要する時間も従来に比して90%程度
短縮される。
液晶として、N−1転移部度が100℃と高いネマチッ
ク液晶を用いて、従来のやり方で等方性の液体にするた
め、N−1転移部度以上にあげるのに1時間を要し、こ
の加熱によって温度上昇したフィルムを冷却するのに、
冷却時間を長くかける程、フィルムのそりは少なく、冷
却時間30分の急冷でフィルムのそりは10m、1時間
の冷却で同じ<5mm、8時間の徐冷で同じ<in以下
のそりが発生している。
これに対して、N−1転移部度の高いネマチック液晶に
赤外線吸収剤を混入し、加熱手段として赤外線を用いた
場合、液晶は110℃の温度に10分で上昇し、このた
めフィルムの加熱の程度が少なく、フィルムを冷却する
に要する時間は徐冷の30分で、フィルムのそりは1m
以下とすることができる。
このように本発明は、加熱時間の大幅な短縮化をはかる
ことができ、このためフィルムの温度上昇が低く抑えら
れることから、短い冷却時間で従来の長時間の冷却で得
られる効果を達成できるものである。
(発明の効果) 本発明の構成により、N−1転移部度の高い液晶をポリ
マーフィルムからなる基板に注入して使用することを可
能とする利点を有し、この際、ポリマーフィルムに対す
る熱歪みを与えることなく、しかも液晶表示素子を製作
するに要する時間を短縮する利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す説明図、第2図は第1図
により構成された液晶表示素子の断面図である。 1.2・・・ポリマーフィルムよりなる上下基板、7・
・・赤外線吸収剤を混入した液晶。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリマーフィルムにより上下基板を構成し、上下基板の
    間に注入したネマチック液晶には、赤外線吸収剤を混入
    したことを特徴とする液晶表示素子。
JP32530487A 1987-12-24 1987-12-24 液晶表示素子 Pending JPH01167820A (ja)

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JP32530487A JPH01167820A (ja) 1987-12-24 1987-12-24 液晶表示素子

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JP32530487A JPH01167820A (ja) 1987-12-24 1987-12-24 液晶表示素子

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JPH01167820A true JPH01167820A (ja) 1989-07-03

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