JPH01167546A - 換気扇の動作切替装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は遠隔にて動作の切替えを必要とする換気扇に関
するものである。

従来の技術 従来、換気扇の動作を遠隔にて切替えるには、第５図〜
第７図に示すように換気扇のモータの速度調節をするた
めに、換気扇本体１０１と手元スイッチ１０２間に２本
の結線を行ない、第６図のような全波位相制御信号を手
元スイッチから換気扇本体１０１へ送り、第７図に示す
ような換気扇本体１０１内の制御回路１０３にて全波位
相制御信号の位相制御角θの判別を行ない換気扇のモー
タの速度調節を行なうものであった（たとえば、特願昭
６０−１９８０３７号公報）０ 発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、手元スイッチから一方的に
換気扇本体側へ信号を送ることはできるが、換気扇本体
側から手元スイッチへ換気扇の動作状態を信号にして送
り、表示をすることが困難であった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、換気扇を
遠隔操作するとともに換気扇の動作状態を表示する装置
を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するだめの手段 この問題点を解決するために本発明は、交流の信号源に
対して、プラス側のみを通過させる第１のスイッチと、
マイナス側のみを通過させる第２のスイッチと、この第
１のスイッチの接点間の電圧を検知し表示をする第１の
検知回路と、前記第２のスイッチの接点間の電圧を検知
し表示をする第２の検知回路とから構成され複数の信号
を送る手元スイッチと、この手元スイッチからの交流信
号をプラス側とマイナス側とに区別して検知するパルス
変換回路と、このパルス変換回路を交流信号のプラス側
とマイナス側を別々にバイパスするバイパス回路と、こ
のバイパス回路を駆動回路と、前記パルス変換回路の信
号を受けて判別をするとともにこの駆動回路に信号を送
る判別回路と、この判別回路の信号を受けて換気扇の動
作を切替える結線切替回路とからなる制御回路を備えた
ものである。

作　　　用 この構成によシ、簡単な配線で手元スイッチから複数種
類の波形の異なる信号を切替えて送り、換気扇本体側で
それを判別して換気扇の動作を切替えるとともに、換気
扇本体側から手元スイッチへ、換気扇の動作状態を示す
複数種類の波形の異なる信号を切替えて送シ、手元スイ
ッチ側で換気扇の動作状態を表示することとなる。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図〜第４図にもとづき説明
する〇 図において１は天井埋込形の換気扇であシ、室内の壁面
に取付けられた手元スイッチ２と接続した制御回路３と
、２段（強ノツチ、弱ノツチ）の速度調整用の巻線を有
するモータ４から構成される。前記手元スイッチ２は、
たとえば、第２図ののような交流のマイナス側のみを通
過させるスイッチ（以下、第１のスイッチとよぶ）２−
１と、交流のプラス側のみを通過させるスイッチ（以下
、第２のスイッチとよぶ）２−２と、交流のプラス側と
マイナス側を通過させるスイッチ（以下、第３のスイッ
チとよぶ）２−３と、前記第１のスイッチ２−１の接点
間に接続された第１の検知回路２−４と、前記第２のス
イッチ２−２の接点間に接続された第２の検知回路２−
６からなる。この手元スイッチ２と第３図に示す制御回
路３のパルス変換回路３−１は、交流電源に対して直列
に接続されている。前記制御回路３は、交流のプラス側
の波形のみを検知する素子（以下第１の素子とよぶ）ａ
−１ａとマイナス側の波形のみを検知する素子（以下第
２の素子とよぶ）３−１ｂからなるパルス変換回路３−
１と、このパルス変換回路３−１に並列に接続され、交
流のプラス側の波形のみを通過させるスイッチング素子
（以下第１のスイッチング素子とよぶ）３−２ａと交流
のマイナス側の波形のみを通過させるスイッチング素子
（以下第２のスイッチング素子とよぶ）３−２ｂからな
るバイパス回路３−２と、前記パルス変換回路３−１に
接続された判別回路３−３と、この判別回路３−３と前
記バイパス回路３−２とを接続する駆動回路３−５と、
この判別回路３−３に接続されたモータの結線切替回路
３−４から構成される。

以上のように構成された換気扇の動作切替装置において
、前記手元スイッチ２を切替えることにより、交流電源
波形を波形の異なる４種類に切替えることができる◎こ
の４種類の信号は、第４図ａ　−ｄに示すものであシ、
第１のスイッチ２−１を押しているときに第４図すの波
形とな９、第２のスイッチ２−２を押しているときに同
図Ｃの波形となり、第３のスイッチ２−３を押している
ときに同図ａの波形となり、第１〜第３のスイッチのい
ずれも押していないときには同図ｄの波形となり、制御
回路３のパルス変換回路３−１に送られる。このパルス
変換回路３−１は、第４図ａ〜ｄに示される波形を第１
の素子３−１ａと第２の素子３−１ｂによりプラス側と
マイナス側に分解して信号を検知し、４種類の信号に対
応したパルス信号に変換して判別回路３−３に送る。こ
の判別回路３−３は、前記パルス変換回路３−１で変換
された信号を判別して結線切替回路３−４のリレー接点
を切替え、換気扇の速度調整が行われることとなる。ま
た、この判別回路３−３は、この結線切替回路３−４の
リレー接点を切替えると同時に、前記パルス変換回路３
−１から送られてきた信号の判別結果に応じた信号を駆
動回路３−６に送シ、バイパス回路３−２を動作させる
こととなる。このバイパス回路３−２は、前記パルス変
換回路３−１の第１の素子３−１ａと第２の素子３−１
ｂを区別してバイパスし、この極性に応じた手元スイッ
チ側のスイッチ（第１のスイッチ２−１または第２のス
イッチ２−２）の接点間に半波の電源電圧ｅを誘起させ
ることになシ、第１の検知回路２−４または第２の検知
回路２−５にて、この電圧ｅを検知して換気扇の動作状
態を表示することとなる。

たとえば、第１のスイッチ２−１を押したとすると、第
４図すの波形の信号がパルス変換回路３−１へ送られる
。このパルス変換回路３−１では、プラス側の波形であ
るので第１の素子３−１ａがこれを検知し、パルス信号
に変換し判別回路３−３に送る。判別回路３−３はこの
信号を判別し結線切替回路３−４に信号を送り、モータ
の結線を切替えるとともに、駆動回路３−５に信号を送
す、バイパス回路３−２の第１のスイッチング素子３−
２ａを動作させて第１の素子３−１ａを　、バイパスし
、第１のスイッチ２−１の接点間に半波の電圧ｅを誘起
させる。前記第１の検知回路２−４はこの半波の電圧ｅ
を検知し換気扇の動作状態を表示することになる。ここ
で、前記第１のスイッチング素子３−２ａが第１の素子
３−１ａをバイパスしていない場合（換気扇が第１のス
イッチ２−１のモードで動いていない場合）の第１のス
イッチ２−１の接点間に誘起している電圧について説明
を加えておく。この状態では、交流電源に対して、第１
の素子３−１ａと第１の検知回路２−４が直列に接続さ
れていて、この第１の検知回路２−４と第１のスイッチ
２−１が並列に接続されている。したがって、第１の接
点間に誘起している電圧は、半波の電圧ｅを第１の素子
３−’Ｉ　ａと第１の検知回路２−４とで分圧した大き
さとなシ、第１の検知回路２−４は、この電圧を検知せ
ず動作の表示はしない。

次に、第２のスイッチ２−２を押したとすると、第４図
Ｃの波形の信号がパルス変換回路３−１へ送られる。こ
のパルス変換回路３−１では、マイナス側の波形である
ので第２の素子３−１ｂがこれを検知し、パルス信号に
変換し判別回路３−３に送る。判別回路３−３はこの信
号を判別し結線切替回路３−４に信号を送り、モータの
結線を切替えるとともに、駆動回路３−５に信号を送り
、バイパス回路３−２の第２のスイッチング素子３−２
ｂを動作させて第２の素子３−１ｂをバイパスし、第２
のスイッチ２−２の接点間に半波の電圧ｅを誘起させる
。前記第２の検知回路２−５はこの半波の電圧ｅを誘起
させる。前記第２の検知回路２−５はこの半波の電圧ｅ
を検知し換気扇の動作状態を表示することとなる。

さて、第３のスイッチ２−３を押したとすると、第４図
ａの波形の信号がパルス変換回路３−１へ送られる。こ
のパルス変換回路３−１では、プラス側とマイナス側の
両方を第１の素子３−１ａと第２の素子３−１ｂとで検
知し、パ）Ｖヌ信号に変換し判別回路３−３に送る。判
別回路３−３はこの信号を換気扇停止と判別し結線切替
回路３−４に信号を送り、モータの結線を切替えるとと
もに、駆動回路３−６に信号を送シ、バイパス回路３−
２の第１のスイッチ３−２ａと第２のスイッチ３−２ｂ
とを動作させて、第１の素子３−１ａと第２の素子３−
１ｂをバイパスしない状態にする。第１のスイッチ２−
１および第２のスイッチ２−２の接点間には電圧ｅは誘
起せずに、手元スイッチ２には換気扇停止の表示がされ
たことになる。

最後に、第１のスイッチ２−１．第２のスイッチ２−２
．第３のスイッチ２−３のいずれのスイッチも押されて
いない場合には、第４図ｄの波形がパルス変換回路３−
１に送られ、パルス変換回路３−１は判別回路３−３に
パルス信号を送るが、この場合には換気扇の動作切替え
は行なわないものと判別され結線切替回路３−４にも駆
動回路３−６にも信号は送られず、換気扇の動作および
換気扇の動作表示は切替わらない。

以上のように本実施例によれば、２本の配線で、強９弱
、停止に対応する種類の信号を送シ、２段の速度調整を
行ない、換気扇から手元スイッチへ、換気扇の動作状態
を示す信号を送り、手元スイッチ側で動作表示を行なう
ことができ、配線が複雑になることを防止できる。

なお、実施例では換気扇は天井埋込形としたが、この種
の製品に限らず遠隔にて動作切替を必要とするものを対
象とすることはいうまでもない。

また、速度調節に限らず、複数のモータの運転切替え、
および、動作表示を行なってもよい。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本発明によれば
、遠隔操作を必要とする換気扇の手元スイッチ側に、交
流信号のプラス側のみを通過させるスイッチと、マイナ
ス側のみを通過させるスイッチと、プラス側とマイナス
側を通過させるスイッチを設け、これらのスイッチを切
替操作して送られてくる信号を換気扇本体側で判別する
ことにより、簡単な配線を用いて速度調整や複数の換気
扇の動作指令を換気扇本体に送ることができるＯまた、
換気扇本体側にバイパス回路を設け、換気扇の動作に応
じて、交流のプラス側またはマイナス側をバイパスして
、手元スイッチ側へ電圧信号を送り、手元スイッチ側で
換気扇の動作状態を表示し、２本の配線を用いて、双方
向に信号の送受ができその実用的効果は大きい０

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の換気扇の動作切替装置の配
線図、第２図は同手元スイッチの回路図、第３図は同制
御回路図、第４図とは同手元スイッチ第３のスイッチを
押したときに制御回路へ送られる信号波形図、第４図す
は同手元スイッチ第１のスイッチを押したときに制御回
路へ送られる信号波形図、第４図Ｃは同手元スイッチ第
２のスイッチを押したときに制御回路へ送られる信号波
形図、第４図ｄは同手元スイッチを押さない場合に制御
回路へ送られる信号波形図、第６図は従来の換気扇の動
作切替装置の配線図、第８図は同手元スイッチの信号の
波形図、第７図は同制御回路図である。 １・・・・・・換気扇、２・・・・・・手元スイッチ、
２−１・・・・・・第１のスイッチ、２−２・・・・・
・第２のスイッチ、２−３・・・・・・第３のスイッチ
、２−４・・・・・・第１の検知回路、２−６・・・・
・・第２の検知回路、３・・・・・・制御回路、３−１
．・・・・・・パルス変換回路、３−２・・・・・・バ
イパス回路、３−３・・・・・・判別回路、３−４・・
・・・・結線切替回路、３−５・・・・・・駆動回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 交流の信信源に対して、プラス側のみを通過させる第１
   のスイッチと、マイナス側のみを通過させる第２のスイ
   ッチと、プラス側とマイナス側を通過させるスイッチと
   、この第１のスイッチの接点間の電圧を検知し表示をす
   る第１の検知回路と、前記第２のスイッチの接点間の電
   圧を検知し表示をする第２の検知回路とから構成され複
   数の信号る送る手元スイッチと、この手元スイッチから
   の交流信号をプラス側とマイナス側とに区別して検知す
   るパルス変換回路と、このパルス変換回路を交流信号の
   プラス側とマイナス側を別々にバイパスするバイパス回
   路と、このバイパス回路を駆動する駆動回路と、前記パ
   ルス変換回路の信号を受けて判別をするとともにこの駆
   動回路に信号を送る判別回路と、この判別回路の信号を
   受けて換気扇の動作を切替える結線切替回路とからなる
   制御回路とを有する換気扇の動作切替装置。