JPH01164477A - 無機質化粧板の製造方法 - Google Patents

無機質化粧板の製造方法

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JPH01164477A
JPH01164477A JP32481087A JP32481087A JPH01164477A JP H01164477 A JPH01164477 A JP H01164477A JP 32481087 A JP32481087 A JP 32481087A JP 32481087 A JP32481087 A JP 32481087A JP H01164477 A JPH01164477 A JP H01164477A
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inorganic
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Zenji Nozaki
善治 野崎
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 r $ −L (1) ff1LIjl力!I!j本発
明は無機質化粧板、特に、外装等に、使用される耐久性
、化粧性に優れた無機質化粧板の製造方法に関4′る。
従来技術とその問題点 従来、外装等に使用される模様を有する無機質化粧板と
しては、無機質基材の表面に着色剤を印刷等で模様を施
し、合成樹脂系のクリヤコート層を形成した乙のがある
が、長期間使用すると、前記着色層およびクリヤコート
層が紫外線等で劣化し、外観か著しく低下し、耐久性に
乏しかった。
このため、耐久性にすぐれたクリヤコート層として、例
えば、特開昭50−54 G 2 (1’;’;公報に
記載の水溶性アルカリ金属ケイ酸塩を主体とする無機質
系組成物からなるクリヤーコート層で、前記印刷した模
様を被覆し、耐久性を向上させることが提案されている
が、下塗り塗膜9着色層との密着性が悪く、+iif記
印刷模様にクラックが生じるととらに、前記印刷模様」
−に位置°・rろクリヤーコ−ト層にリフティングが生
じ、化粧性に乏しいという問題点があった。
一方、近年、金属アルコキシドをバインダーとずろ無機
塗料が開発されているが、微細な模様が下塗り塗料の上
に点在していると、塗面状態が複雑であるため、前記無
機塗料からなるクリヤコート層の密着不良が生じ易いと
いう問題点があった。
発明の構成 本発明者は、前記問題点に鑑み、無機質化粧板の耐久性
、化粧性の向上について鋭意研究を行った結果、下塗り
塗膜と着色剤とに相互に関連し合うクリアコート層との
組み合わせに最適の条件を見出だし、耐久性、化粧性に
優れた無機質化粧板を完成するに至った。
すなイつち、本発明の要旨は、無機質基材と、その表面
に形成された下塗り塗膜と、この下塗り塗膜の表面に部
分的に積層された着色層と、少なくとも前記着色層を被
覆するクリアコート層とからなる無機質化粧板において
、下塗り塗膜を合成樹脂で形成し、前記着色層を溶解性
パラメーター12以下の溶媒を用いた非水系の着色剤で
形成するとともに、前記クリアコート層が、一般弐M(
OR)n て表わされる金属アルコキシドをバインダーとする無機
塗1[からなることを特徴とずろ無機質化粧板の製造方
法にある。
無機質J1(材としては、石綿スレート板1石綿珪酸力
ルノウム板9石膏スラグ仮等が挙げられ、その比重にお
いて特に制約はないが、比重が1.3以下の無機質基材
には、下塗り塗料の吸い込みムラを防止し、かつ、その
表面を補強するため、予めノーラ処理を施しておくこと
が好ましい。シーラとしては、例えば、ウレタン、エポ
キシまたはアクリル系樹脂などが挙げられる。
下塗り塗膜は多孔質な117j記j!1(機質]、r;
(オの孔を隠ぺいし、後述する非水系着色剤の吸い込み
ムラや着色l・うを防止するととらに、前記無機質基材
を被覆し、後述するクリヤコート層に用いろ金属アルコ
キッドをバインダーとする無機塗料の硬化阻害を防止す
るしのである。
下塗り塗膜を形成する下塗り塗料のバインダーとしては
、不飽和ポリエステル、ポリエステルアクリレート、エ
ポキシアクリレート、ウレタンアクリレート等が挙げら
れる。
前記下塗り塗料の塗布方法としては、スプレーによる吹
き付け、ロールコータ−による塗り付け、または、浸漬
などの公知の方法が採用できる。
着色層を形成する溶解性パラメーター12以下の溶媒を
用いた非水系着色剤は、前記下塗り塗膜との密着性に優
れ、樹脂又は後述する金属アルコキシドを着色剤用バイ
ンダーとし、これに無機顔料または有機顔料を混合、攪
拌したものに溶剤、助溶剤、希釈剤を適宜加えて分散さ
けたしのがある。
着色剤用バインダーに用いられる樹脂としては、溶解性
パラメーターが12以下の溶媒に相溶するセルロース、
塩化ビニル、フェノール、ウレタン、エポキシ、アルキ
ド、ゴム等が挙げられろ。
無機顔料としては、例えば、チタンホワイト。
カーボンブラック、又は、クロム系、酸化鉄系の顔料が
挙げられる。
(1機顔料としては、例えば、アゾ化合物系、フタ〔1
ジアニリン系のらのが挙げられる。
溶剤、助溶剤、希釈剤としては、溶解性パラメーター1
2以下のアルコール、エーテル、ケトン、アルデヒド等
であって、例えば、ブタノール、キシレン、メヂルセ〔
1ソルブ、ジエヂルエーテル、ベンゼン、メヂルエヂル
ケトン等が挙げられる。
尚、溶解性パラメーターを12以下としたのは、溶解性
パラメーターが12を越えろ乙のについては、下塗り塗
膜およびクリヤコートとの相溶性が小さくなり、密イ:
7性が不十分て水等で膨潤したり、剥離し、耐久性がな
いことが実験で示されたからである。
また、必要に応じ、萌記非水系石色剤に可塑剤。
界面活性剤を必要に応じて混合してもよい。
ボI記非水系着色剤の着色方法としては、例えば、スク
リーン印刷、フレキリ印す11.オフセット印刷。
グラヒア印刷、凸版印刷、凹版印刷、スパッタリング等
による方法がある。
弐M(OrOnで表わされろ金属アルコキッドをクリア
コート履用バインダーとする無機塗料(以下、「金属ア
ルコキシド系無機塗料」という)としては、具体的には
Mがシリコン、チタン、アルミニウム、ストロンヂウム
、バリウム、鉛、スズ、ランタン、ジルコニウムまたは
鉄で、Rかメチル、エチル。
プロビル、ブチル、ペンデル等のアルキル基、nは1〜
4の整数で表わされるものである。
なお、0り記金属アルコキシド系無機塗料は、必要に応
じ、適宜、金属酸化物や硫化物を充填材として添加した
ものであってもよい。
萌記金属アルコキシド系無機塗料はアンモニア等の触媒
を添加すると常温ないし180℃、好ましくは70℃な
いし150℃の加熱温度で加水分解を生じ、縮重合反応
により硬化する。
実施例1 比重1.6の石綿セメント珪酸カルシウム板からなる無
機質基材に、白色のエポキシ樹脂を塗布して硬化さけ、
厚さ約20μmの下塗り塗膜を得た後、この下塗り塗膜
に溶解性パラメーター11,4のブタノールを主な溶剤
とするブルーのエチルセル[l−ス系印刷用インクをス
クリーン印刷によって模様付けした。面記模様が乾燥し
た後、面記無機質基材にシリコンアルコキッド系の主液
とアンモニア系の補助液とを混合した金属アルコキシド
基のクリア塗料を塗布し、これを温度+20’Cの炉内
で10分間保持して加熱1便化し、Plさ5〜20μm
(Dクリアコート層を有するサンプルを得た。
実施例2 実施例!におけるブルーのエチルセルロース系印刷用イ
ンクを用いる代イっりに、溶解性パラメーター9,0の
キシレンを主な溶剤とする赤色のアルキド樹11tr印
刷用インクを用いることを除き、実施例■と同様な操作
を行なうことにより、サンプルを得た。
比較例1 実施例Iにおけるシリコンアルコキシド系のクリア塗料
を塗布する代わりに、水溶性アルカリ金属ケイ酸塩系の
クリア塗料(住人化学(味);スミセラムPU5017
)を実施例1と同様な方法で塗布し、これを温度270
℃の炉内で15分間保持して加熱、硬化し、厚さ10〜
208mのクリアコート層を得たことを除き、実施例1
と同様な操作でサンプルを得た。
比較例2 実施例1におけるブルーのエチルセルロース系インクを
用いる代わりに、溶解性パラメーター12.7のエタノ
ールと溶解性パラメーター14.2のエヂレングリコー
ルとを主体とするアセチル・ブチルセルロース系の赤色
塗料を用いたことを除き、実施例Iと同様の操作を行っ
た。
前述のようにして得た各サンプルについて実験。
観察した結果を表−!に示す。
表−1 ※顕微鏡観察 倍率20倍で観察した結果を示す。
※耐候性 1000時間、暴露した後の状態をウェザ−メータで測
定した結果を示す。
※耐洗浄性 ブラシで30000回こすった後の状態を目視で観察し
た結果を示す。
以上の結果より、実施例1.2のクリアコート層に微細
なりラックやリフティングが生じていないことから、実
施例1.2の方が比較例よりもクリアコート層の透明性
、密着性において優れている。また、実施例1.2の着
色した模様にヒビ割れ、退色が生じていないことから、
実施例1.2の方が比較例よりも耐久性、化粧性に優れ
ていることがわかった。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、非水基若色剤で適宜着
色された部分は、密着性の良いクリアコート層で被覆さ
れているので、雨水や太陽光線等から保護される。この
ため、着色部分にヒビ割れ。
退色などの経時劣化が少なく、耐久性が向上する。
しかも、クリアコート層を形成ずろ金属アルコキシド系
塗料は非水系希色剤で着色しlコ部分を膨潤させたり、
ボヤヶさU−たりすることがなく、下塗り塗料との密着
性もよい。このため、着色部分のボヤヶや変色を防止で
きるとともに、クリアコート層に良好な密着性を与え、
クリアコート層のリフティングを防止し、化粧性が向上
する。
この結果、前述の効果と相まって、長期間、美麗て繊細
な模様を維持ケる無機質化粧板を得られろという効果が
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無機質基材の表面に合成樹脂による下塗り塗膜を
    形成し、この下塗り塗膜の表面に部分的に溶解性パラメ
    ーター12以下の溶媒を用いた非水系着色剤で着色層を
    形成し、前記下塗り塗膜と前記着色層とを 一般式: M(OR)_n [式中、Mはシリコン、チタン、アルミニウム、ジルコ
    ニウム、ストロンチウム、バリウ ム、鉛、スズ、ランタン、ナトリウムま たは鉄、 Rは炭素数1〜10のアルキル基、 nは1〜4の整数を示す。] で表わされる金属アルコキシドをバインダーとする無機
    塗料からなるクリアコート層で被覆したことを特徴とす
    る無機質化粧板の製造方法。
JP32481087A 1987-12-21 1987-12-21 無機質化粧板の製造方法 Granted JPH01164477A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980025096A (ko) * 1996-09-30 1998-07-06 이데이 노부유끼 평탄한 표시 장치
JP2007149993A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Kyocera Corp 電子部品の製造方法

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