JPH01164344A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭用の高集塵量電気掃除機【こ関する
ものである。

従来の技術 従来、この種の電気掃除機においては、特開昭５４−２
４９６８に示すものが一般的であるので、これについて
第５図を参照して説明する。

／は電気掃除機の本体で内部には、集塵袋２を配設した
集塵室３と、吸気圧を発生するモーターファン≠を内蔵
したモーター室！が形成されている。

前記モーターファン≠を運転すると、前記集塵袋コは前
記集塵室−杯に開いてごみＤｌを捕集するが、そのごみ
の捕集量は、前記集塵袋内の広さに限定され、それ以上
のごみを吸引しようとするならば、前記集塵袋を新品に
交換するか、袋内部の吸σ［ごみのごみすてを行ってい
た。

発明が解決しようとする問題点 前記のような従来の技術では、新品の集塵袋を使用して
も一度掃除機を運転させてごみを吸わすと、前記集塵袋
２はすぐに完全に広が９きった状態となり、ごみは集塵
袋内面に付着したままとなシ、ろ紙の目詰まりが発生し
、吸込力が下がってしまう。

また、密度の低いこみ（わたごみ）などを吸い込んだと
きには、前記集塵袋内の集塵容量は限られておシ、わず
かな重量のわたごみを吸っただけで、集塵袋内は満杯と
なり、ごみすてを行わなければならず、性能、使用性は
ともに低下せざるを得なかった。

また、機械的に、前記集塵袋内に、第５図中破線で示す
ように、ごみ圧縮板３２などを設けて集塵袋外部から集
塵袋内のごみを圧縮する方法もあるが、構造が複雑とな
り、本体も大型化し、実用性に欠けていた。

本発明は従来の技術の問題点を解決し、一つの集塵袋の
吸込ごみ量を増加し、集塵容量が向上する電気掃除機を
提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明の電気掃除機は上記のような問題点を解決するた
め、本体内部に、ごみを捕集する集塵袋を着脱自在に配
設した集塵室と、吸気圧を発生するモーターファンを内
蔵したモーター室を備え、前記集塵袋は、コネクターを
配設した袋支持板と、前記コネクターに接続される形状
記憶合金をろ紙に織り込んで製袋したろ紙袋から構成さ
れ、前記集塵室には、前記集塵袋のコネクターと嵌合し
て電力を供給するコネクターが形成され、コネクターへ
の電力供給により前記ろ紙袋を膨張、収縮させるように
構成する。

作用 らにわたごみもろとも圧縮されて、常に新たな集塵スペ
ースを確保できるようになる。

実施例 本発明における一実施例を、図面を参照しながら説明す
る。

第１図は電気掃除機の側面断面図、第２図は電気掃除機
の集塵袋の膨張状態を示す断面図、第３図は集塵袋の収
縮状態を示す断面図、第４図は集塵袋と集塵室のコネク
ターの嵌合接続を示すための外観斜視図である。

第１図において、２／は電気掃除機の本体で、内部には
ごみを捕集する集塵袋２２が着脱自在に配設された集塵
室２３と、吸気圧を発生するモーターファン２≠を内蔵
したモーター室２！ｒが形成されている。

第２図において、前記集塵袋２２は、ごみが通る穴２乙
を形成した袋支持板２７と、開口部２りを形成したろ紙
製袋３０を、その開口部コタと穴２乙が連通ずるように
接着して形成されている。

さらに、前記ろ紙袋３０には、−光性（２元性でも可）
の形状記憶合金３１を内部に織り込んだ状態で製袋され
ており、６０℃以上の温度になると、前記ろ紙袋３０を
完全に膨張させるよう変形し、第３図のように４０℃以
下では完全に前記ろ紙袋３０がおりたたまれた状態とな
るように変形温度を記憶させている。また、前記形状記
憶合金３／の両端２♂は、前記袋支持板２７に圧着され
た金属の端子３２に接続され、コネクター３３を形成し
ている。

第４図において、前記集塵室２３には、前記集塵袋２２
が挿着される時に、前記コネクター３３と嵌合接続する
コネクター３４４が形成されており、前記モーターファ
ン２≠の電源が入ると同時に、前記コネクター３≠にも
電源が供給されるよう、電圧降下回路（図示せず）を介
して電気的に接続されている。

ここで動作を説明すると、第１図において、前記モータ
ーファン２≠の電源が入ると同時に、前記コネクター３
３．３≠および集塵袋２２の形状記憶合金３／に電流が
流れ、前記形状記憶合金３７は、自分の内部抵抗により
６０℃以上に発熱し、前記ろ紙袋３０を第２図に示すよ
うに膨張させるように変形する。

また、前記モーターファン２≠の電源が切れると前記形
状記憶合金３ノに流れる電流は止まシ、発熱は止まり、
常温（４０℃）以下に温度が下がるため前記形状記憶合
金３／は、第３図に示すようにろ紙袋３０を収縮させる
ように変形するとともに、内部にたまったごみを圧縮す
る。（ここに示した温度は一例であり、形状記憶合金の
記憶温度に際しては、自由に設定でき、また、各温度で
の形状も自由に設定できる）。このため前記集塵袋２２
が再び膨張すると新たに集塵スペースＮができ、これを
くり返すことで、前記集塵袋２２の容量以上にごみを詰
めこむことができる。Ｄ、は圧縮後のごみを示す。

発明の効果 本発明は、集塵袋のろ紙袋に織り込んだ形状記憶合金が
ろ紙袋を膨張、収縮させることができるため、吸い込ん
だごみは、順次圧縮して容量が小さい状態でろ紙袋内に
ためることができ、また、−度ろ紙袋が目詰まりしても
膨張、収縮運動により、目詰まりしたごみは落ち、従っ
て吸込力は落ちずに、集塵容積は大きくなる。ゆえに、
高性能で、長期間ごみすての不要な高使用性の電気掃除
機が提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における一実施例を示す電気掃除機の側
面断面図、第２図は同電気掃除機の集塵袋の膨張状態を
示す断面図、第３図は同電気掃除機の集塵袋の収縮状態
を示す断面図、第４図は同電気掃除機の集塵袋のコネク
ターと集塵袋内のコネクターとの嵌合接続を示すための
外観斜視図、第５図は従来の電気掃除機を示す側面断面
図である。 ２／二本体、　２２：集塵袋、　２３：集塵室、２≠：
モーターファン、　コタ：モーター室、２７：袋支持板
、　３０：ろ紙袋、　３／：形状記憶合金、　３３．３
≠：コネクター。 特許出願人　　　松下電器産業株式会社代理人弁理士　
　　阿　　部　　　　功第４図 １東→へ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体内部に、ごみを捕集する集塵袋を着脱自在に配設し
   た集塵室と、吸気圧を発生するモーターファンを内蔵し
   たモーター室を備え、前記集塵袋は、コネクターを配設
   した袋支持板と、前記コネクターに接続される形状記憶
   合金をろ紙に織り込んで製袋したろ紙袋から構成され、
   前記集塵室には、前記集塵袋のコネクターと嵌合して電
   力を供給するコネクターが形成され、コネクターへの電
   力供給により、前記ろ紙袋を膨張、収縮させるようにし
   た電気掃除機。