JPH01160592A

JPH01160592A - 乾燥機

Info

Publication number: JPH01160592A
Application number: JP62321892A
Authority: JP
Inventors: Masafumi Satomura; 雅史里村; Osamu Ochi; 修越智
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1987-12-18
Filing date: 1987-12-18
Publication date: 1989-06-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、衣類等の被乾燥物を乾燥させるドラム式乾燥
機に関するものである。

〈従来技術〉従来のドラム式乾燥機は、被乾燥物を乾燥させた熱風を
そのまま外部へ放出する排気型乾燥機と、除湿装置によ
り該熱風中の水分を除去して循環させる除湿型乾燥機と
がある。

ここで、除湿型乾燥機は、第３図に示す如く、衣類等の
被乾燥物１を収納し回転自在に形成されたドラム２と、
該ドラム２を回転させるドラム駆動装置３と、前記ドラ
ム２内の被乾燥物１を乾燥させる乾燥装置４とを具えて
いる。

そして、前記ドラム２は、回転軸２ａが水平な円筒型に
形成され、該回転軸２ａは、輪受５を介して本体Ａに回
転自在に保持されている。

また、前記ドラム駆動装置３は、一般的な交流モータ６
と、該交流モータ６の回転軸６ａに外嵌固定されたドラ
ム駆動用の第一ブー１フ　７と、該第−ブー１７７およ
びドラム２の外周２ｂの開に掛巻されたドラム駆動用ベ
ルト８とから成る。

前記乾燥装置４は、ドラム２の空気流入口ｉ−ら空気流
出口１０に至る空気流を形成し熱交換器を兼用する両翼
７アン１１と、該両翼７アン１１により除湿された空気
を前記ドラム２の空気流入口９に戻す循環ダクト１２と
、該循環ダクト１２内に配された空気加熱用のヒータ１
３等から成り、前記両翼ファン１１は、ドラム２の回転
軸２ａに回転自在に外嵌している。

そして、該両翼７アン１１と隣接して前記回転軸２ａに
回転自在に外嵌する第ニブ−１月４が設けられ、該第二
プーリ１４と前記両翼７アン１１とは、前記回転軸２ａ
に回転自在に外嵌する連結管１５で連結固定される。ま
た、前記第二プーリ１４および前記交流モータ６の回転
軸６ａに外嵌固定される第三ブーＩＪ１６の間にファン
駆動用ベルト１７が掛巻される。

図中、１８は循環ダクト１２のドレン口、１９は商用交
流電源、２０は外気の取入口、２１は熱交換された外気
の排出口である。

上記構成において、空気流出口１０から出た多湿空気は
、両翼７アン１１の表面上で外気と熱交換されて水分を
凝縮し、凝縮した水分はドレン口１８より機外に排出さ
れる。そして、水分を除去された乾燥空気は、循環ダク
ト１２を通ってヒータ１３によって加熱され、ドラム２
内に至り、被乾燥物１を乾燥させる。

このとき、被乾燥物１は、ドラム２の回転に伴ないドラ
ム２の内壁に沿って上方へ持ち上げられ、重力により落
下する。その開、加熱された乾燥用空気と接触しながら
水分を蒸発させ、被乾燥物１の入れ換え作用（以下、タ
ンプリングと言う）により被乾燥物全体がむらなく乾燥
される。

〈　発明が解決しようとする問題点　〉上記従来技術に
おいて、ドラム２の回転数は、被乾燥物１の量の多少に
かかわらず一定であるため、被乾燥物１の量が多くなる
とドラム２内のタンプリングが悪化し、乾燥ムラが生じ
、良好な乾燥性が得ることかで外ない。従って、ドラム
２の容積が一定であれば、乾燥可能な被乾燥物１の量に
制限ができ、乾燥可能な被乾燥物１の量を増やすために
はドラム２の容積を大きくしなければならず、乾燥機の
体積や重量が大きくなってしまうといった問題点があっ
た。

そこで、本発明は、被乾燥物の量が増加しても良好な乾
燥性を得ることができ、小さなドラムで大量の被乾燥物
の乾燥を行ない得る乾燥機の提供を目的とする。

〈　問題点を解決するための手段　〉本発明による問題点解決手段は、第１図および第２図の
如く、被乾燥物１を収納し回転自在に形成されたドラム
２と、該ドラム２を回転させるドラム駆動装置３と、前
記ドラム２内の被乾燥物１を乾燥させる乾燥装置４とを
具え、前記ドラム２の回転速度を可変とするドラム回転
速度変更装置２３が設けられたものである。

〈作用〉上記問題点解決手段において、ドラム２はドラム駆動装
置３により回転駆動され、該ドラム２内の被乾燥物１は
、ドラム２の回転によるタンプリングと乾燥装置４の作
用により乾燥される。

ここで、被乾燥物１の量が多いと、ドラム回転速度変更
装置２３は、ドラム２を低速で回転させ、タンプリング
を良好とし、乾燥性を向上させる。

また、被乾燥物１の量が少ないと、ドラム回転速度変更
装置２３は、ドラム２を高速で回転させ、タンプリング
を頻繁とし、被乾燥物１を素早く乾燥させる。

すなわち、ドラム回転速度変更装置２３は、被乾燥物１
の量の多少により、ドラム２の回転数を変化させるため
、被乾燥物１の量が増加しても良好な乾燥性を得ること
ができ、小さなドラム２でも大量の被乾燥物１の乾燥を
行ない得る。

〈実施例〉以下、本発明の一実施例を第１図および第２図に基づい
て説明する。第１図は本発明乾燥機の一実施例を示す構
成図、第２図は同じく電気回路図である。なお、本実施
例において、従来技術に記載の部品と同一機能部品には
同一番号を付した。

そして、図示の如く、本発明乾燥機は、衣類等の被乾燥
物１を収納し回転自在に形成されたドラム２と、該ドラ
ム２を回転させるドラム駆動装置３と、前記ドラム２内
の被乾燥物１を乾燥させる乾燥装置４とを具え、前記ド
ラム２の回転速度を可変とするドラム回転速度変更装置
２３が設けられたものである。

前記ドラム２は、回転軸２ａが水平な円筒型に形成され
、該回転軸２ａは、軸受５を介して本体Ａに回転自在に
保持されている。

前記ドラム駆動装置３は、一般的な交流モータであるド
ラム駆動モータ２４と、該ドラム駆動モータ２４の回転
軸２４ａに外嵌固定されたドラム駆動用の第一ブー１フ
　７と、該第−ブーＩ）　７およびドラム２の外周２ｂ
の間に掛巻されたドラム駆動用ベルト８とから成る。

前記乾燥装置４は、ドラム２の空気流入口９がら空気流
出口１０に至る空気流を形成し熱交換器を兼用する両翼
７アン１１と、該両翼７アン１１により除湿された空気
を前記ドラム２の空気流入口９に戻す循環ダクト１２と
、該循環ダクト１２内に配された空気加熱用のヒータ１
３等とから成り、前記両翼７アン１１は、ドラム２の回
転軸２ａに回転自在に外嵌している。

そして、該両翼７アン１１と隣接して前記回転軸２ａに
回転自在に外嵌する第二プーリ１４が設けられ、該第二
プーリ１４と前記両翼７アン１１とは、前記回転軸２ａ
に回転自在に外嵌する連結管１５で連結固定される。ま
た、前記第二プーリ１４およびファン駆動モータ２５の
回転軸２５ａに外嵌固定される第三プーリ１６の間にフ
ァン駆動用ベルト１７が掛巻される。

前記ドラム回転速度変更装置２３は、前記ドラム駆動モ
ータ２４の電源側に挿入されたインバータ回路２６と、
該インバータ回路２６を制御する制御回路２７とから成
る。

前記インバータ回路２６は、商用交流電源１９を一旦直
流に変更した後、任意の周波数の交流電圧として出力す
る回路であり、出力される交流電圧の周波数は、該イン
バータ回路２６内のスイッチング素子２８に印加される
電圧（方形波）の周波数により決定される。

そして、該電圧（方形波）を形成する制御回路２７は、
一般的なワンチップ型マイクロコンピュータ２９を兵え
、該マイクロコンピュータ２９の出力端子に前記スイッ
チング素子２８が接続される。

また、該マイクロコンピュータ２９の入力端子には各種
機能の操作用キースイッチ３０が接続され、該キースイ
ッチ３０には、被乾燥物１の多少をマイクロコンピュー
タ２９に指示するための、“多い”キー３１、′普通”
キー３２および“少ない”キー３３が設けられている。

図中、３４は電源スィッチ、３５は直流安定化電源回路
、３６は使用者の手である。また、３７はドラム２の外
周２ｂに設けられたスライド式の被乾燥物取出入口であ
り、ドラム２は、その停止時に、本体側の取出入口（図
示せず）と該取出入口３７とが一致するよう回転制御さ
れる。

上記構成において、空気流出口１０から出た多湿空気は
、一定速度で回転する両翼７アン１１の表面上で外気と
熱交換されて水分を凝縮し、凝縮した水分はドレン口１
８より機外に排出される。

そして、水分を除去された乾燥空気は、循環ダクト１２
を通ってヒータ１３によって加熱され、ドラム２内に至
り、被乾燥物１を乾燥させる。

このとき、被乾燥物１は、ドラム２の回転に伴ないドラ
ム２の内壁に沿って上方へ持ち上げられ、重力により落
下する。その間、加熱された乾燥用空気と接触しながら
水分を蒸発させ、タンプリングにより被乾燥物全体がむ
らなく乾燥される。

そして、設定時間の経過や使用者による停止の指示等の
原因により停止する。このとき、空気流出口１０付近に
湿度センサを設けると、被乾燥物１の乾燥を検知して停
止させることができる。

ここで、被乾燥物１の量が多く、使用者が“多い”キー
３１を押すと、マイクロコンピュータ２９は、インバー
タ回路２６を低周波数に作動させ、ドラム駆動モータ２
４を低速で回転させる。すると、ドラム２は低速で回転
し、被乾燥物１の量が多くともドラム２内のタンプリン
グが良好となり、乾燥性が向上する。

また、被乾燥物１の量が少なく、使用者が“少ない”キ
ー３３を押すと、マイクロコンピュータ２９は、インバ
ータ回路２６を高周波数に作動させ、ドラム駆動モータ
２４を高速で回転させる。

すると、ドラム２は高速で回転し、ドラム２内のタンプ
リングが頻繁になり、被乾燥物１が素早く乾燥される。

　” すなわち、被乾燥物１の量の多少により、ドラム２の回
転数を変化させるため、被乾燥物の量が増加しても良好
な乾燥性を得ることができ、小さなドラムで大量の被乾
燥物の乾燥を行ない得る。

このとき、両翼７アン１１は一定速度で回転しており、
ドラム２の回転数にかかわらず、ドラム２内には一定量
の空気が流通する。

なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。

例えば、回転速度変更装置２３は、ドラム駆動モータ２
４の出力軸側に変速ギアを設けて構成してもよく、また
、被乾燥物１の量を検出する重量センサを設け、該セン
サにより検知された被乾燥物１の重量に基づきドラム２
の回転数を決定するようにしてもよい。

〈発明の効果〉以上の説明から明らかな通り、本発明によると、被乾燥
物を収納し回転自在に形成されたドラムと、該ドラムを
回転させるドラム駆動装置と、前記ドラム内の被乾燥物
を乾燥させる乾燥装置とを兵え、前記ドラムの回転速度
を可変とするドラム回転速度変更装置が設けられており
、該ドラム回転速度変更装置は、被乾燥物の量の多少に
より、ドラムの回転数を変化させるため、被乾燥物の量
が増加しても良好な乾燥性を得ることができ、小さなド
ラムで大量の被乾燥物の乾燥を行ない得るといった優れ
た効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明乾燥機の一実施例を示す構成図、第２図
は同じく電気回路図、第３′図は従来の乾燥機を示す構
成図である。１：被乾燥物、２ニドラム、３ニドラム駆動装置、４：
乾燥装置、５：軸受、８ニドラム駆動用ベルト、９：空
気流入口、１０：空気流出口、１１：両翼ファン、１２
：循環ダクト、１３：ヒータ、１５：連結管、１７：フ
ァン駆動用ベルト、１８：ドレン口、２３ニドラム回転
速度変更装置、２４ニドラム駆動モータ、２５ニアアン
駆動モータ、２６：インバータ回路、２７：制御回路、
２９：マイクロコンピュータ、３０：キースイッチ、Ａ
：本体。出　願　人　　シャープ株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

被乾燥物を収納し回転自在に形成されたドラムと、該ド
ラムを回転させるドラム駆動装置と、前記ドラム内の被
乾燥物を乾燥させる乾燥装置とを具え、前記ドラムの回
転速度を可変とするドラム回転速度変更装置が設けられ
たことを特徴とする乾燥機。