JPH01157741A

JPH01157741A - 鋳造原型をモールドするためのモールド及びその実施方法

Info

Publication number: JPH01157741A
Application number: JP63225514A
Authority: JP
Inventors: Denis Jouguelet; デニ・ジューグレ
Original assignee: Automobiles Peugeot SA; Automobiles Citroen SA
Current assignee: Automobiles Peugeot SA; Automobiles Citroen SA
Priority date: 1987-09-11
Filing date: 1988-09-08
Publication date: 1989-06-21
Also published as: EP0307287A1; US4884622A; FR2620357A1; DE3861756D1; FR2620357B1; EP0307287B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、平行な軸線を有する複数個の列型のシリンダ
、クランクシャフトを装着するための複数個の軸受、シ
リンダのまわりに形成される空所（ｖｏｉｄｓ）及び軸
受とシリンダの間の凹所から成り、クランクシャフトの
軸線がシリンダの軸線に垂直であるエンジンシリンダブ
ロックの鋳造原型（ａ　ｆｏｕｎｄｒｙ　ｐｓｔｔｅｒ
＋＋）をモールドするためのモールド（ｉ　ｍｏ＋＋Ｉ
ｄ）に関する。

（従来の技術及び解決しようとする課題）本発明の目的
は、特に、膨張ポリスチレン（ｅｘｐｓｎｄｓｄ　ｐｏ
ｌｙＳｔｙｒｓ＋＋ｅ）から鋳造原型を製造することを
可能にする。ことである。鋳造原型は、ロスト７オーム
（１ｏｓｔ−ｆｅ１鵬）技術又はｂストフオーム鋳造方
法として知られる、消耗発泡体（ｗａｓｔｅ　ｆｏｔｍ
）から成る鋳造原型からモールドする技術に用いられる
。

このような技術において、得られるべき構成要素の精密
な形状を有する発泡体から成る鋳造原盤は、モールドに
含まれる砂に埋められ、次に液体金属がモールドに注が
れ発泡体と置換し、発泡体は蒸発する。

内燃機関シリンダブロックの消耗鋳造原型は、現在、別
々に製造される異なる鋳造原を部分の組立及び接着の結
果として得られる。種々の要素を組み立てることの短所
は、それが特に機関の氷室における、漏洩と亀裂を発生
させることである。

このような技術は、また鋳造原型の異なる部分の高い精
度を備える困難な組み立てを行うことを必要とし、この
ことが種々の部分の結合区域において多数の欠陥を生じ
ることである。

本発明の目的は、一体のシリンダブロックの鋳造原型を
、特に膨張ポリスチレンから製造することを可能にする
モールドを提供することである。

（課題を解決するための手段）本発明の目的を達成するために、本発明は、シリンダの
軸線の方向において重ねられる３個のモールド部材から
成り、上方モールド部材が、シリンダ及び少なくとも該
空所の一部分から成る鋳造［！の上部を先行してモール
ドすることを可能にし、下方モールド部材が、軸受及び
少なくとも該凹所の一部分から成る鋳造原盤の下部を先
行してモールドすることを可能にし、中央モールド部材
が、鋳造原型の上部と下部の間における該空所の部分及
び該凹所の部分の合わせ（ｍａｔｃｈｉｍｔｐｏｒｔｉ
ｏｎｓ）部分から成る鋳造原をの中央部をモールドする
ことを可能にすることを特徴とするモールドを提供する
。

中央モールド部材が、２個の端部のモールド部材であっ
てその中で鋳造原型の上部及び下部が先行してモールド
される部材の間に位置される本発明の設計の結果として
、鋳造原型の中央部をモールドする作業を行いながら、
同時に膨張ポリスチレン発泡体の完全な連続性を確実に
することが可能であり、一体のシリンダブロック鋳造原
型を得ることかできる。

本発明の別の特徴によると、モールドは、上方取り外し
可能モールド要素を有し、鋳造原型の上部を先行してモ
ールドする作業の間、該空所の部分の限界を定め、上方
モールド部材のモールド空洞のオリフィスであって上方
モールド部材の下面に開口するオリフィスを閉じるため
に、上方取り外し可能モールド要素が上方モールド部材
と協働する。

対称的な態様で本発明のモールドは、下方取り外し可能
モールド要素を有し、鋳造原型の下部を先行してモール
ドする作業の間、該凹所の部分の限界を定め、下方モー
ルド部材のモールド空洞のオリフィスであって下方モー
ルド部材の上面に開口するオリフィスを閉じるために、
下方取り外し可能モールド要素が下方モールド部材と協
働する。

最後に、上方モールド部材の下面及び下方モールド部材
の上面が、シリンダの軸線に垂直な平面であって中央モ
ールド部材の２つの対向する平行平面と協働する平面の
形態に製造され得る。

本発明は、また本発明のモールドを実施する、鋳造原を
をモールドする方法にして、ａｌ）上方取り外し可能モールド要素を具備する上方モ
ールド部材により鋳造原型の上部を先行してモールドす
る工程、ａ２）下方取り外し可能モールド要素を具備する下方モ
ールド部材により鋳造原型の下部（２４′）を先行して
モールドする工程、ｂ）上方及び下方取り外し可能モールド要素を取り外す
工程、Ｃ）上方モールド部材の下面及び下方モールド部材の上
面の間に中央モールド部材を配置しそれらの３個のモー
ルド部材を組み合わせることによってモールドを製造す
る工程、及び、ｄ）鋳造原型の中央部をモールドする工程、を含むこと
を特徴とする方法を提供する。

本発明の別の特徴によると、２つの先行してモールドす
る工程は同時に行われ得る。

本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面が参照される
、次の詳細な説明を読むことによって理解されるであろ
う。

（実施例）膨張ポリスチレンで作られる第１図の鋳造原型１０は、
平行な軸線Ｘ−ｘを有する数個の列型シリンダ１２及び
図示されないクランクシャフトを装着するための数個の
軸受１４から成る内燃機関のシリンダブロックの精密な
形状を有する。クランクシャフトの軸線Ｙ−Ｙはシリン
ダの軸線Ｘ−Ｘに垂直である。シリンダブロックはまた
シリンダのまわりに形成される空所１６及び軸受１４と
シリンダ１２の間の凹所１８を有する。

第８図に見られるように、本発明のモールドは、シリン
ダの軸線Ｘ−Ｘの方向に重ねられる３個のモールド部材
２０．２２、及び２４を有する。

上方モールド部材２０は、鋳造原型１０の上部２０’　
を先行してモールドすることを可能にする。

鋳造原ｐｔｏの上部２０’においてはシリンダ及び少な
くとも空所１６の一部分が形成される。上方モールド部
材２０は、横モールド要素２６及び２８及びモールド空
洞３２の限界を定める静止上方モールド要素３０から成
る。モールド空洞３２内において鋳造原型１０の上部２
０′を先行してモールドする作業が行われる。モールド
空洞３２は、オリフィス３６を介して上方のモールド部
材２０の下面３４に開口する。

空洞３２及び空所１６に対応する部分は、上方の取り外
し得るモールド要素３８によって、鋳造原型ｌＯの上部
２０′を先行してモールドする作業の間、同じように限
界が定められる。モールド要素３８は、横モールド要素
２６．２８及び静止上方モールド要素３０と相互に作用
し、そしてオリフイス３６を閉じる。

第３図及び第４図に示されるように、取り外し得るモー
ルド要素３８を備える上方モールド部材２０は、鋳造原
型１０の上部２０′の製造を可能にする独立のモールド
を構成する。

同様にして、下方モールド部材２４は、静止下方モール
ド要素４４と協働する横モールド要素４０及び４２から
成り、鋳造原型ｌＯの下部２４′を先行してモールドす
る作業を可能にする。

鋳造原型１０の下部２４′は軸受１４及びモールド空洞
４６の内側の凹所１Ｂの少なくとも一部分から成る。モ
ールド空洞４６は下方モールド部材２４の上面４８に開
口する。

第５図に見られるように、下方モールド部材２４は、下
方取り外し可能モールド要素５０を具備する。下方取り
外し可能モールド要素５０は、鋳造原型１０の下部２４
′を先行してモールドする作業の間、モールド空洞４６
及び凹所１８の一部分に限界を定めそしてモールド空洞
４６のオリフィス５２を閉じるためにモールド要素４０
．４２及び４４と協働する。

下方モールド部材２４は、下方取り外し可能モールド要
素５０を具備されるとき、第５図に示される独立のモー
ルドを構成し、その中で鋳造原型１０の下部２４″を先
行してモールドする作業が実行され得る。

本発明のモールドの中央モールド部材２２は、同様に鋳
造原型１０の中央部分２２′のモールド空洞の限界を定
めるために取り外し可能モールド要素５８と協働する横
モールド要素５４及び５６から成る。

第８図において図示されない組み立て連結手段が、３個
の重ねられるモールド部材を一緒に保持することを可能
にする。中央モールド部材２２は、２個の平行な平面６
０及び６２によってそれぞれ上方及び下方の限界を定め
られる。これらの対向する平行な平面６０及び６２は、
上方モールド部材２０の下面３４及び下方モールド部材
２４の上面４８とそれぞれ協働する。上方モールド部材
２０の下面３４及び下方モールド部材２４の上面４８は
、シリンダの軸線Ｘ−ｘに垂直な平面である。

第８図において見られるように、本発明の３部材から成
るモールドは、一体の鋳造原型を以下に述べる方法によ
りモールドすることを可能にする。

上方モールド部材２０を形成する種々のモールド要素が
組み立てられた後、そして上方モールド部材２０に上方
取り外し可能モールド要素３８（第３図及び第４図）が
具備された後、鋳造原型ｌＯの上部２０′を先行してモ
ールドする作業が実行される。

同様にして、下方モールド部材２４を形成する種々のモ
ールド要素が組み立てられた後、そして下方モールド部
材２４に下方取り外し可能モールド要素５０が具備され
た後、鋳造原をｌＯの下部２４゛を先行してモールドす
る作業が実行される。

その方法の特徴によると、鋳造原型の生産性を加速する
ために、鋳造原型の上部２０′及び下部２４′を先行し
てモールドする作業が同時に実行され得る。　鋳造原型
の上部２０゛及び下部２４′を先行してモールドする作
業が実行された後、上方取り外し可能モールド要素３Ｂ
及び下方取り外し可能モールド要素５０が取り外される
。

上方モールド部材２０及び下方モールド部材２４は、第
６図及び第７図に示される形態を取る。

引き統いて、本発明による完全なモールドが、上方モー
ルド部材２０の下面３４及び下方モールド部材２４の上
面４３の間に中央モールド部材２２配置することによっ
て生産される。上方モールド部材２０、中央モールド部
材２２及び下方モールド部材２４が前もって配置されこ
のように組み立てられるとき、残っていることは、第８
図に示されるような、一体の鋳造原型を得るように、鋳
造原型の中央部２２′をモールドする作業の実行であり
、付加的な組み立て作業は必要でない。

上方モールド部材２０、中央モールド部材２２及び下方
モールド部材２４の各々は、例えば摺動し一緒にはめ合
わされ得る数個の常套的な部品から成り、それらは最終
のモールド作業の後に取り外され得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は内燃機関シリンダブロックの鋳造原型の第２図
の線３−３に沿う垂直断面における単純化された図解的
な図、第２図は第１図の鋳造原型の平面図、第３図は上
方取り外し可能モールド要素を備える第２図の線３−３
に沿う断面における本発明のモールドの上方モールド部
材の拡大された図、第４図は第２図の線４−４に沿う断
面おける第３図と同様な図、第５図は下方取り外し可能
モールド要素を備える第２図の線４−４に沿う断面にお
ける本発明のモールドの下方モールド部材の拡大された
図、第６図及び第７図は鋳造原型の上部及び下部の先行
するモールド作業が実行されそして取り外し可能モール
ド要素が取り外された後の第４図及び第５図と同様の図
、第８図は第２図の線４−４に沿う本発明のモールドの
断面図であり３つのモールド部材が重ねられ組み立てら
れた位置で鋳造原型の中央部がモールドされた後におい
て示される図である。１０・・・鋳造原型、　　１２・・・シリンダ、１４・
・・軸受、　　　　　１６・・・空所、１８・・・凹所
、　　　　　２０・・・上方モールド部材、２０′・・
・上部、　　　　２２・・・中央モールド部材、２２′
・・・中央部、　　　２４・・・下方モールド部材、２
４゛・・・下部、　　　２６．２８．４０．４２．５４
．５６・・・横モールド要素、３０・・・静止上方モールド要素、３２・・・モールド空洞、３４・・・下面、　　　　　３６，５２・・・オリフィ
ス、３８．５０．５８・・・取り外し可能モールド要素
、４４・・・静止下方モールド要素、４６・・・モールド空洞、４８・・・上面、６０．６２
・・・平面。（外４名）

Claims

【特許請求の範囲】１、平行な軸線（Ｘ−Ｘ）を有する複数個の列型のシリ
ンダ（１２）、クランクシャフトを装着するための複数
個の軸受（１４）、シリンダのまわりに形成される空所
（１６）及び軸受とシリンダの間の凹所（１８）から成
り、クランクシャフトの軸線がシリンダの軸線に垂直で
あるエンジンシリンダブロック（５０）の、特に膨張ポ
リスチレンの、鋳造原型をモールドするためのモールド
にして、該モールドがシリンダの軸線の方向において重
ねられる３個のモールド部材（２０、２２、２４）から
成り、上方モールド部材（２０）が、シリンダ及び少な
くとも該空所の一部分から成る鋳造原型の上部（２０′
）を先行してモールドすることを可能にし、下方モール
ド部材（２４）が、軸受及び少なくとも該凹所の一部分
から成る鋳造原型の下部（２４′）を先行してモールド
することを可能にし、中央モールド部材（２２）が、鋳
造原型の上部（２０′）と下部（２４′）の間における
該空所の一部分及び該凹所の一部分の合わせ部分から成
る鋳造原型の中央部（２２′）をモールドすることを可
能にすることを特徴とするモールド。２、請求項１に記載のモールドにして、該モールドが上
方取り外し可能モールド要素（３８）を有し、鋳造原型
の上部（２０′）を先行してモールドする作業の間、該
空所の部分の限界を定め、上方モールド部材（２０）の
モールド空洞（３２）のオリフィス（３６）であって上
方モールド部材（２０）の下面（３４）に開口するオリ
フィスを閉じるために、上方取り外し可能モールド要素
（３８）が上方モールド部材（２０）と協働することを
特徴とするモールド。３、請求項１に記載のモールドにして、該モールドが下
方取り外し可能モールド要素（５０）を有し、鋳造原型
の下部（２４′）を先行してモールドする作業の間、該
凹所の部分の限界を定め、下方モールド部材（２４）の
モールド空洞（４６）のオリフィス（５２）であって下
方モールド部材（２４）の上面（４８）に開口するオリ
フィスを閉じるために、下方取り外し可能モールド要素
（５０）が下方モールド部材（２４）と協働することを
特徴とするモールド。４、請求項２又は３に記載のモールドにして、上方モー
ルド部材（２０）の下面（３４）及び下方モールド部材
（２４）の上面（４１）が、シリンダの軸線に垂直な平
面であって中央モールド部材（２２）の２つの対向する
平行平面（６０、６２）と協働する平面であることを特
徴とするモールド。５、請求項１乃至３のいずれかに記載のモールドを実施
し、鋳造原型をモールドする方法にして、ａｌ）上方取
り外し可能モールド要素（３８）を具備する上方モール
ド部材（２０）により鋳造原型の上部（２０′）を先行
してモールドする工程、ａ２）下方取り外し可能モール
ド要素（５０）を具備する下方モールド部材（２４）に
より鋳造原型の下部（２４′）を先行してモールドする
工程、ｂ）上方及び下方取り外し可能モールド要素（３
８、５０）を取り外す工程、ｃ）上方モールド部材（２０）の下面（３４）及び下方
モールド部材（２４）の上面（４３）の間に中央モール
ド部材（２２）を配置しそれらの３個のモールド部材を
組み合わせることによってモールドを製造する工程、及
び、ｄ）鋳造原型の中央部（２２′）をモールドする工程、を含むことを特徴とする方法。６、請求項５に記載の方法にして、２つの先行してモー
ルドする工程（ａｌ）及び（ｂ２）が同時に行われるこ
とを特徴とする方法。