JPH01156341A - ポリイオンコンプレックスゲルの製造法 - Google Patents
ポリイオンコンプレックスゲルの製造法Info
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- JPH01156341A JPH01156341A JP62314409A JP31440987A JPH01156341A JP H01156341 A JPH01156341 A JP H01156341A JP 62314409 A JP62314409 A JP 62314409A JP 31440987 A JP31440987 A JP 31440987A JP H01156341 A JPH01156341 A JP H01156341A
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- polyion complex
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Landscapes
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- Grain Derivatives (AREA)
- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
に関する。
（従来技術）
れ
多糖類で構成させるポリイオンコンプレックスは生体親
和性が良く、生体材料や埋込基材として＝１− 適しているだけでなく、保水剤や結露防止剤等の産業資
材としても利用できる。特に、天然物やこれらの誘導体
として工業的に生産され、食品、医薬品、化粧品等圧用
いられている入手容易な多糖類を用いたものは、その安
全性が確められている為、多方面への応用が期待される
。
和性が良く、生体材料や埋込基材として＝１− 適しているだけでなく、保水剤や結露防止剤等の産業資
材としても利用できる。特に、天然物やこれらの誘導体
として工業的に生産され、食品、医薬品、化粧品等圧用
いられている入手容易な多糖類を用いたものは、その安
全性が確められている為、多方面への応用が期待される
。
従来、ポリアニオン多糖類とポリカチオン多糖類とから
なるポリイオンコンプレックス、！：しては、例えば、
ポリアニオン多糖類溶液をポリカチオン多糖類の溶液と
接触させて得られるカプセル体のゲル皮膜（特開昭６０
−１９９８５８ 、同６〇−１７５５８９）、架橋化カ
ルボキシメチルセルロース等の水不溶性吸水性樹脂の表
面にキトサン等のカチオン性高分子物質を付着させて形
成されるポリイオンコンプレックス（特開昭６Ｏ−１８
５４８２）等がある。これらの製造法によると、多糖類
ゲルの表面や多糖類溶液粒の周囲だけにポリイオンコン
プレックス膜を形成せしめることはできるが、得られた
膜厚は薄く限定され、又大量に製造する方法としても適
切でない。
なるポリイオンコンプレックス、！：しては、例えば、
ポリアニオン多糖類溶液をポリカチオン多糖類の溶液と
接触させて得られるカプセル体のゲル皮膜（特開昭６０
−１９９８５８ 、同６〇−１７５５８９）、架橋化カ
ルボキシメチルセルロース等の水不溶性吸水性樹脂の表
面にキトサン等のカチオン性高分子物質を付着させて形
成されるポリイオンコンプレックス（特開昭６Ｏ−１８
５４８２）等がある。これらの製造法によると、多糖類
ゲルの表面や多糖類溶液粒の周囲だけにポリイオンコン
プレックス膜を形成せしめることはできるが、得られた
膜厚は薄く限定され、又大量に製造する方法としても適
切でない。
又、キチンから誘導されたアニオン性ポリマーと、キト
サン等のカチオン性ポリマーとからなる水系溶媒に可溶
なポリイオンコンプレックス［案されている（特開昭６
２−４０４１）。この場合、−度形成させたポリイオン
コンプレックスをるが、キトサンとカルボキシメチル化
度チ÷とからなるポリイオンコンプレックスは、このよ
うな溶媒には難溶でおるため一般には適用できない。
サン等のカチオン性ポリマーとからなる水系溶媒に可溶
なポリイオンコンプレックス［案されている（特開昭６
２−４０４１）。この場合、−度形成させたポリイオン
コンプレックスをるが、キトサンとカルボキシメチル化
度チ÷とからなるポリイオンコンプレックスは、このよ
うな溶媒には難溶でおるため一般には適用できない。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明者等は、これらの問題点に鑑み、製造が容易であ
ると共に成形性、物性の優れたボリイオところは多糖類
ポリイオンコンプレックスの調製に於いて、−船釣に適
用でき、容易かつ大量に調製が可能であシ、成形性に富
むと共に、得られた膜等の成形体が均−且、強度が大で
ある多糖類ポリイオンコンプレックスの製造法を提供す
ることＫある。
ると共に成形性、物性の優れたボリイオところは多糖類
ポリイオンコンプレックスの調製に於いて、−船釣に適
用でき、容易かつ大量に調製が可能であシ、成形性に富
むと共に、得られた膜等の成形体が均−且、強度が大で
ある多糖類ポリイオンコンプレックスの製造法を提供す
ることＫある。
（問題点を解決するための手段）
本発明の上述の目的はカルボキシメチルでんぷんとキト
サンとをぎ酸水溶液に溶解し、混合した本発明において
「キトサン」□とは、キチンを種々の段階に脱アセチル
化したキトサン及びその誘導体を意味する。ポリイオン
コンプレックスの調製に際して用いるギ酸水溶液のギ酸
濃度は、５重量％以上が好ましく、更に好ましくは８重
量％以上である。これより濃度が低いと、生成したポリ
イオンコンプレックスが析出することがある。
サンとをぎ酸水溶液に溶解し、混合した本発明において
「キトサン」□とは、キチンを種々の段階に脱アセチル
化したキトサン及びその誘導体を意味する。ポリイオン
コンプレックスの調製に際して用いるギ酸水溶液のギ酸
濃度は、５重量％以上が好ましく、更に好ましくは８重
量％以上である。これより濃度が低いと、生成したポリ
イオンコンプレックスが析出することがある。
ポリイオンコンプレックスの形成には、カルボキシメチ
ルでんぷん（以下、ＣＭ＆と略記する）とキトサンとぎ
酸水溶液に混合溶解すればよい。
ルでんぷん（以下、ＣＭ＆と略記する）とキトサンとぎ
酸水溶液に混合溶解すればよい。
もちろん各多糖類溶液を調製した後これを混合してもよ
いが、この場合も混合後のギ酸濃度が６重量％以上であ
ることが好ましい。
いが、この場合も混合後のギ酸濃度が６重量％以上であ
ることが好ましい。
０Ｍ８とキトサンの量比は特に規定するものではなく、
両荷電官能基がほぼ等しくなるように選択し九場合、ゲ
ル強度の大きいポリイオンコンプレックスが得られる。
両荷電官能基がほぼ等しくなるように選択し九場合、ゲ
ル強度の大きいポリイオンコンプレックスが得られる。
また、ポリカチオン又はポリアニオンの量比を増やすこ
とによ）、吸湿特性の゛大きいポリイオンコンプレック
スを得ることもこすので、過度の温度を加えることは好
ましくない。
とによ）、吸湿特性の゛大きいポリイオンコンプレック
スを得ることもこすので、過度の温度を加えることは好
ましくない。
（発明の効果）
本発明の方法では、ポリイオンコンプレックスは均一溶
液から溶媒除去によシ得られるため、例えば膜とした場
合では、均一透明で、かつ高強度の膜が得られ、その膜
厚も自由に調節できる利点がある。
液から溶媒除去によシ得られるため、例えば膜とした場
合では、均一透明で、かつ高強度の膜が得られ、その膜
厚も自由に調節できる利点がある。
又、キトサンと０Ｍ８とを用いて調製され九ポリイオン
コンプレックスは、その安全性から食品。
コンプレックスは、その安全性から食品。
化粧品、薬品、メディカル器材として好適に利用できる
ものであシ、本発明は、その工業的な製造を可能ならし
めるものである。
ものであシ、本発明は、その工業的な製造を可能ならし
めるものである。
以下に、本発明を実施例によシ具体的に説明する。
実施例１
キトサン（和光紬薬社製）と池田らの方法（澱粉工誌、
１０．，７４（１９６８））によって合成したカルボキ
シメチル化度０．６０２のカルボキシメチルデンプンを
繰返し単位モル比１／４０〜８０／１の間の８段階の混
合物とし、２０％ギ酸水溶液に溶解した。この溶液をガ
ラス板に流延した後乾燥して１００μｍの均一透明なポ
リイオンコンプレックス膜を調製した。
１０．，７４（１９６８））によって合成したカルボキ
シメチル化度０．６０２のカルボキシメチルデンプンを
繰返し単位モル比１／４０〜８０／１の間の８段階の混
合物とし、２０％ギ酸水溶液に溶解した。この溶液をガ
ラス板に流延した後乾燥して１００μｍの均一透明なポ
リイオンコンプレックス膜を調製した。
このフィルムの吸水性能を中高らの方法（Ｒｅｐｏｒｔ
ｓｏｎ Ｐｒｏｇｒｅｓｓ ｉｎ Ｐｏｌｙｍｅｒ Ｐ
ｈｙｓｉｃｓ １ｎＪａｐａｎ ２９ 、２８５ （
１９８６） ）に従りて評価し、Ｒｏｂｉｎｓｏｎ
７’□ロツトよ）膨潤初速度（Ｔｏ）と平衡膨潤度ｈ■
を電出し九。結果を第１表に示す。同表からモル比を変
えることによシ大きく吸水特性が変化し、キトサンとカ
ルボキシメチルデンプンのどちらか、特にカルボキシメ
チルデンプンが大過剰の時に大きなＶ□ ｈｏｏを示
すことがわかる。
ｓｏｎ Ｐｒｏｇｒｅｓｓ ｉｎ Ｐｏｌｙｍｅｒ Ｐ
ｈｙｓｉｃｓ １ｎＪａｐａｎ ２９ 、２８５ （
１９８６） ）に従りて評価し、Ｒｏｂｉｎｓｏｎ
７’□ロツトよ）膨潤初速度（Ｔｏ）と平衡膨潤度ｈ■
を電出し九。結果を第１表に示す。同表からモル比を変
えることによシ大きく吸水特性が変化し、キトサンとカ
ルボキシメチルデンプンのどちらか、特にカルボキシメ
チルデンプンが大過剰の時に大きなＶ□ ｈｏｏを示
すことがわかる。
Claims (2)
- （１）カルボキシメチルでんぷんと、キトサンとをぎ酸
水溶液に溶解し、混合した後、溶媒を除去することを特
徴とするポリイオンコンプレックスゲルの製造方法。 - （２）ぎ酸水溶液が濃度５％（重量）以上のものである
特許請求の範囲第（１）項に記載のポリイオンコンプレ
ックスゲルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62314409A JPH01156341A (ja) | 1987-12-12 | 1987-12-12 | ポリイオンコンプレックスゲルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62314409A JPH01156341A (ja) | 1987-12-12 | 1987-12-12 | ポリイオンコンプレックスゲルの製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01156341A true JPH01156341A (ja) | 1989-06-19 |
Family
ID=18052996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62314409A Pending JPH01156341A (ja) | 1987-12-12 | 1987-12-12 | ポリイオンコンプレックスゲルの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01156341A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0355536A2 (de) * | 1988-08-13 | 1990-02-28 | LTS Lohmann Therapie-Systeme GmbH & Co. KG | Flexibler, hydrophiler Gelfilm, Verfahren zu seiner Herstellung und Verwendung |
| WO2003022887A1 (de) * | 2001-09-04 | 2003-03-20 | Heppe Gmbh | Werkstoffe aus modifizierten polysacchariden und verfahren zu ihrer herstellung |
| JP2007537249A (ja) * | 2004-05-13 | 2007-12-20 | ウニベルジテート ユートレヒト ホールディング ベーフェー | 荷電ポリマーを含むゲル組成物 |
| JP2016037596A (ja) * | 2014-08-11 | 2016-03-22 | 伊那食品工業株式会社 | ポリイオンコンプレックスポリマー、ポリイオンコンプレックスポリマーを含有する組成物およびポリイオンコンプレックスポリマーの製造方法 |
-
1987
- 1987-12-12 JP JP62314409A patent/JPH01156341A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0355536A2 (de) * | 1988-08-13 | 1990-02-28 | LTS Lohmann Therapie-Systeme GmbH & Co. KG | Flexibler, hydrophiler Gelfilm, Verfahren zu seiner Herstellung und Verwendung |
| WO2003022887A1 (de) * | 2001-09-04 | 2003-03-20 | Heppe Gmbh | Werkstoffe aus modifizierten polysacchariden und verfahren zu ihrer herstellung |
| JP2007537249A (ja) * | 2004-05-13 | 2007-12-20 | ウニベルジテート ユートレヒト ホールディング ベーフェー | 荷電ポリマーを含むゲル組成物 |
| JP2016037596A (ja) * | 2014-08-11 | 2016-03-22 | 伊那食品工業株式会社 | ポリイオンコンプレックスポリマー、ポリイオンコンプレックスポリマーを含有する組成物およびポリイオンコンプレックスポリマーの製造方法 |
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