JPH01146576A - 洗濯脱水機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、洗濯脱水機に関するものである。

〔従来の技術〕

洗濯脱水機として、第１図及び第２図に示すように、洗
濯槽１内に、被洗物が収容される洗濯用ドラム２を回転
可能に取付け、このドラム２内部に、その内部を回転方
向に仕切る仕切り板３を設けたものがある。

洗濯用ドラム２内部への被洗物の出し入れは、ドラム２
前面に設けた投入開口４より行ない、−方、洗濯槽１の
前面には、上記投入開口４をふさぐ開閉扉５が設けられ
ている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記構造の洗濯脱水機においては、ドラム２を洗濯槽１
に対して回転可能とするために、仕切り板３と開閉扉５
との間にはすき間６が生じることになり、洗濯用ドラム
２を回転させて洗濯・脱水作業を行なった場合、被洗物
が上記すき間６に噛み込んで、損傷するという不具合が
生じ易い。

この保護対策として、従来、第６図に示すように、洗濯
用ドラム２の投入開口４に、その開口４の形状に合わせ
た蓋７を取付け、被洗物の噛み込みを防止することが行
なわれている。しかし、この方法では、被洗物をドラム
２内に出入れするたびに蓋７を開閉しなければならない
ので、作業に手間がかかり、作業能率が悪いという問題
がある。

一方、上記すき間６を出来るだけ小さくすることも行な
われているが、すき間６が存在する限り被洗物の噛み込
みは生じ、被洗物の損傷事故を完全に防止することがで
きない。

この発明は、上記の問題点を解決することを目的として
なされたものである。

（問題点を解決するための手段〕 上記の問題点を解決するため、この発明は、仕切り仮の
前端に、変形可能なカバーを取付け、このカバーを開閉
扉に摺接可能に当接させた構成としたのである。

即ち、上記構成では、カバーが仕切り板と開閉扉の間の
すき間をふさいで、被洗物の噛み込みを防止する。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
。

実施例の洗濯脱水機は第１図に示す従来のものと基本的
に同一の構造で成り、第３図に示すように、各仕切り板
３の前端に、ゴムヘラから成るカバー８が、ビス　によ
り着脱自在に取付けられている。このカバー８の大きさ
は、仕切り板３前端の全長にわたる大きさに形成され、
そのカバー８の先端は開閉扉５のガラス面に摺接可能に
当接している。上記のように構成される洗濯脱水機にお
いては、洗濯用ドラム２が回転すると、カバー８が、ガ
ラス面９に摺接して常に仕切り板３とガラス面９との間
のすき間６をふさぐために、被洗物の噛み込みが防止さ
れ、安定した作業を行なうことができる。

第４図は、カバー８に、伸縮自在なゴムシールを用いた
ものである。

また、第５図はカバー８に樹脂ブラシを用いた例を示し
ている。このように、カバー８の材料には、変形自在で
、しかも摺接した際ガラス面の表面等を傷付けない軟質
のものであれば用いることができる。

〔効果〕

以上のように、この発明は、カバーにより仕切り板と開
閉扉の間のすき間をふさぐようにしたので、被洗物の噛
み込みを防止でき、被洗物の損傷事故をなくすことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は洗濯脱水機の正面図、第２図は同上の側面図、
第３図から第５図はそれぞれ本発明の実施例を示す図、
第６図は従来例を示す側面図である。 １・・・・・・洗濯槽、　２・・・・・・洗濯用ドラム
、３・・・・・・仕切り板、４・・・・・・役人開口、
５・・・・・・開閉扉、　８・・・・・・カバー。 特許出願人　　富士車輌株式会社 同　代理人　　鎌　１）文　二 第１図 第２ｒＩＪ 第３図 第４図 築５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 洗濯槽内に、被洗物が収容される洗濯用ドラムを回転可
   能に取付け、この洗濯用ドラムの前面に被洗物の投入開
   口を設けると共に、ドラム内部に、その内部を回転方向
   に仕切る仕切り板を設け、前記洗濯槽には、前記投入開
   口をふさぐ開閉扉を設けた洗濯脱水機において、上記仕
   切り板の前端に変形可能なカバーを取付け、このカバー
   を上記開閉扉に摺接可能に当接させたことを特徴とする
   洗濯脱水機。