JPH01145952A - 茣蓙製品の搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は莫蔗製品を上段から下段方向、若しくは下段か
ら上段方向へと順次搬送しながら着色加工、乾燥加工等
の諸作業をなさせしめるＫＭ製品の搬送装置に関する。

（従来の技術） 搬送物を扁平な幅広帯状のベルト上に載せて搬送するベ
ルトコンベア等は、ベルトをベルト伝導車に巻き掛けら
れ、適当に与えられたそのベルト張力によって前記伝導
車との接触面に生ずる摩擦力で動力がベルトに伝達され
、該ベルト上に物を載せて搬送している。

従来、織成加工を施した莫鳶類の乾燥作業、或いは着色
加工等の作業時における莫所類の搬送にあっては、無端
状ベルトを回動させてなる前述したようなベルトコンベ
アや、幅方向に跨らせた複数のローラーを一定間隔毎に
連続して帯状に延設してなる興産搬送装置によって水平
、或いは下方方向へと搬送させていた。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記したような従来のベルトコンベアに
あっては、部品点数が多くて仕掛けも大掛かりであるた
めコストが高く、しかも、帯状に長く延設されることか
ら、奥行きのない狭い作業所等にあっては、このような
ベルトコンベアは設置できなく、搬送に余儀無くされて
いた。

また、前記した従来の興産搬送装置は、幅方向に跨らせ
た複数のローラーを一定間隔に並列させており、また、
乾燥加工等の諸作業にあっては単体のＫＭと興産とを止
め金具を介して順次継なぎ合せて長尺物を作り上げ、該
長尺物をこのローラー」二に連続して搬送させることも
相俟って、長尺物の継目及び止め金具が並列させた各ロ
ーラー間に掛かり易いため、搬送途中での引き掛かりが
多発するといった問題があった。一方、単体の興亜（定
尺物）にあっては、殊にこのような連続ローラーによる
搬送に際しては、莫菫自体にローラーと隙間との連続繰
返しによる微妙な上下運動が起こり、皺寄せ等が生じ易
いため、円滑に連続して搬送することができなかった。

更に、８Ｍ類の乾燥には乾燥工程を長くする必要がある
が、従来の真蔗類搬送装置をもってしては、搬送品が裏
返されることなく平面的に搬送されることから、該莫犀
類の乾燥を十分になすことはできなかった。

本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもの
で、従来のものに比べて小さい設置面積でありながらも
搬送距離を著しく延長でき、また、長尺物、単体物の何
れの興産類も区別することなく搬送し得ると共に、送り
を円滑で正確になすことのできる茣蓙製品の搬送装置を
提供することを目的とするものである。

（問題点を解決するための手段） 上述の如き従来の問題点を解決し所期の目的を達成する
ため本発明の構成は、機枠の長手方向両端側にそれぞれ
対向して装着された一対のローラ一機構と、該ローラー
機構を介して前記機枠の長手方向へ巻き掛けられる複数
の搬送用無端状ベルトと、少なくとも前記ローラー機構
の何れか一方を回動せしめる駆動装置とを備えてなる興
亜製品の搬送装置において、前記ローラー機構は、前記
機枠の幅方向両端に架設された回転軸と、該回転軸の幅
方向に適宜間隔で取付けられた複数のプーリーとから構
成され、かつ、該ローラー機構を前記機枠の上下方向へ
複数段設けると共に、それぞれのプーリーに前記無端状
ベルトを各段毎に巻き掛けて複層のコンベアを形成し、
かつ、各コンベアの無端状ベルトを各段毎に正逆交互に
可動させると共に、各コンベアのそれぞれの終端側外周
には、その無端状ベルトが終端にあってリターンする際
に、搬送されてきた搬送物を受けて次のコンベアへ移行
させるための断面略半円弧状の誘導ガイドを形成してな
る莫Ｍ製品の搬送装置に存する。

（作用） 上記の如く構成される茣蓙製品の搬送装置は、駆動装置
を駆動させると、機枠の長手方向両端に装着された一対
のローラー機構のうち、駆動ローラー（原動車）が−斉
に回転し始め、機枠の長手方向へ掛は回された各無端状
ベルトが各段毎に正逆交互に移行し始める。そのため、
興産類の着色加工、乾燥加工、或いはその他の加工作業
時において、興亜類を搬送するときは、まず連続的に織
成加工した興産類（長尺物、単体物等）を最上位のコン
ベアの無端状ベルト上に跨らせて載置すれば、興亜類は
順次一方向へ搬送されコンベアの終端に達すると同時に
誘導ガイドによって次段のコンベア上に興産類が裏返さ
れて案内され逆方向へと搬送される。また、そのコンベ
アの終端に達すると同時に誘導ガイドによって更に次段
のコンベア上に興産類が裏返されて再度逆方向へ搬送さ
れるといったジグザグ往復搬送を順次繰り返しながら興
亜類等の搬送物を上方から下方へと順次円滑に搬送する
こととなる。

また、駆動装置の回転方向を変換することにより、下方
から上方へと興産類等の搬送物を順次搬送できることと
なる。

（実施例） 次に、本発明の実施の一例を図面を参照しながら説明す
る。

図中Ａは、本発明に係るＫＭ製品の搬送装置であり、こ
のＫＭ製品の搬送装置Ａは、機枠１の長手方向両端側に
それぞれ対向して装着された一対のローラー機構Ｂ、Ｂ
’と、該ローラー機構Ｂ、Ｂ’を介して前記機枠１の長
手方向へ巻き掛けられる複数の搬送用無端状ベルト２，
２・・・と、少なくとも前記ローラー機構Ｂ、Ｂ’の何
れか一方を回動せしめる駆動装置３とを備えている。

ローラー機構Ｂ、Ｂ’は、機枠１の幅方向両端にベアリ
ング（図示せず）に支承されて回転自在に架設された回
転軸４，４と、該回転軸４，４の幅方向に適宜間隔をも
って取付けられた複数のプーリー４　ａ　、　４．　ａ
・とから構成されており、前記無端状ベルト２，２・・
・がそれぞれのプーリー４ａ、４ａ・・・へ掛は渡され
ている。また、このように構成されるローラー機構Ｂ、
Ｂ’を機枠１の上下方向へ複数段配設しており、それぞ
れのプーリー４ａ。

４ａ・・・に無端状ベルト２を各段毎に巻き掛けて複数
段のコンベアＣ２Ｃ・・を形成している。その際、各段
のコンベアＣ２Ｃ・・・の終端位置が次段のコンベアＣ
の始端位置よりも内側になるようローラー機構Ｂ、Ｂ’
の架設位置を各段毎に異ならせており、各コンベアＣ２
Ｃ・・・の端部が長手方向へ交互に突出している。これ
により、次段のコンベアＣへ興亜類６の送り案内が円滑
に行えるものである。

また、何れか一方のローラー機構Ｂには、回転軸４を回
動せしめる駆動装置３が連動されて駆動ローラー（原動
車）Ｂ′を形成し、他方のローラー機構Ｂをリターンロ
ーラー（従動車）としており、各コンベアＣ２Ｃ・・・
の搬送方向が各段毎に正逆交互に可動するよう駆動装置
３の無端状チェーンベルト３ａが、各駆動ローラー（原
動車）Ｂ′の回転軸４，４の両端に突設されたチェーン
ホイル３ｂ。

３ｂに取付けである。

更に、各コンベアＣ２Ｃ・・・は、その終端にあってリ
ターンする際に、搬送されてきた興産類６等の搬送物を
受けて次のコンベアＣへ案内し移行させるための断面略
半円弧状の誘導ガイド５，５・・が、機枠１内の壁面１
ａに、各コンベアＣ５Ｃ・・・の終端外周を覆うように
突設されている。

このように構成される茣蓙製品の搬送装置Ａは、駆動装
置３が駆動すると、機枠１の長手方向両端に装着された
ローラー機構Ｂ、Ｂ’のうち、駆動ローラー（原動車）
Ｂ′が一斉に回転し始め、機枠１の長手方向へ掛は回さ
れた各無端状ベルト２，２・・・が第４図中に矢印で示
したように正逆交互に移行し始める。そのため、莫蕨類
６の着色加工、乾燥加工、或いはその他の加工作業時に
おいて、興産類６を搬送するときは、まず連続的に織成
加工した興産類（長尺物、単体物等）６を最上位のコン
ベアＣの無端状ベルト２，２・・・上に跨らせて載置す
れば、該興産類６は矢印方向へ搬送されコンベアＣの終
端に達すると同時に誘導ガイド５，５・・・によって次
段のコンベアＣ上に興産類６が裏返されて案内され逆方
向へと搬送される。また、コンベアＣの終端に達すると
同時に誘導ガイド５，５・・・によって次段のコンベア
Ｃ上に興産類６が裏返されて再度逆方向へ搬送されると
いったジグザグ往復搬送を順次繰り返しながら興産類６
等の搬送物を上方から下方へ順次円滑に搬送できるもの
である。また、駆動装置３の回転方向を変換することに
より、興産類６を下方から上方へ搬送できることは言う
までもない。

（発明の効果） 連続的に織成加工した興亜類（長尺物、単体物等）を最
上位のコンベアの無端状ベルト上に跨らせて載置すれば
、興亜類は一方向へ搬送されコンベアの終端に達すると
同時に誘導ガイドによって次段のコンベア上に興産類が
裏返されて案内され、再度逆方向へと搬送される。また
、興産類がコンベアの終端に達すると同時に誘導ガイド
によって次段のコンベア上に興産類が裏返されて逆方向
へ搬送されるといったジグザグ往復搬送を順次繰り返し
ながら興産類等の搬送物を上方から下方若しくは下方か
ら上方へと順次円滑に搬送できるものであるから、従来
の搬送装置のように帯状に長く延設させる必要もなく、
小さい設置面積でありながら長い搬送距離を得ることが
できると共に、搬送しながら興産類の表裏を転回して乾
燥することができ、更には搬送中における興産類の損傷
をも防いで円滑に搬送できるといった効果を奏するもの
である。

また、興産類の着色加工をなす場合においても、興亜類
を搬送しながら表面と裏面とをむらなく着色でき、着色
加工作業を能率的に行うことができるものである。

このように本発明は、狭いスペースにあっても十分な搬
送距離を確保でき、また、興産類の生地を傷めることな
くして連続物（長尺物）、単体物を区分することなく円
滑に搬送できる等、本発明を実施することはその実益的
価値が甚だ大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施の一例を示すもので、第１図は本発
明に係る茣蓙製品の搬送装置の側面図、第２図は同縦断
側面図、第３図は第１図の■−■線断面図、第４図は藁
鳶類の搬送状態を示す説明図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）機枠の長手方向両端側にそれぞれ対向して装着さ
   れた一対のローラー機構と、該ローラー機構を介して前
   記機枠の長手方向へ巻き掛けられる複数の搬送用無端状
   ベルトと、少なくとも前記ローラー機構の何れか一方を
   回動せしめる駆動装置とを備えてなる茣蓙製品の搬送装
   置において、前記ローラー機構は、前記機枠の幅方向両
   端に架設された回転軸と、該回転軸の幅方向に適宜間隔
   で取付けられた複数のプーリーとから構成され、かつ、
   該ローラー機構を前記機枠の上下方向へ複数段設けると
   共に、それぞれのプーリーに前記無端状ベルトを各段毎
   に巻き掛けて複層のコンベアを形成し、かつ、各コンベ
   アの無端状ベルトを各段毎に正逆交互に可動させると共
   に、各コンベアのそれぞれの終端側外周には、その無端
   状ベルトが終端にあってリターンする際に、搬送されて
   きた搬送物を受けて次のコンベアへ移行させるための断
   面略半円弧状の誘導ガイドを形成したことを特徴とする
   茣蓙製品の搬送装置。