JPH0114397B2 - - Google Patents

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JPH0114397B2
JPH0114397B2 JP54501357A JP50135779A JPH0114397B2 JP H0114397 B2 JPH0114397 B2 JP H0114397B2 JP 54501357 A JP54501357 A JP 54501357A JP 50135779 A JP50135779 A JP 50135779A JP H0114397 B2 JPH0114397 B2 JP H0114397B2
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JP
Japan
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seat
backrest
hinge
sector
washer
Prior art date
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Expired
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JP54501357A
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JPS55500556A (ja
Inventor
Fuiritsupu Ii Kurosuman
Rain Aasaa Ruisu Uan
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AZUMA SHOKAI KK
Original Assignee
AZUMA SHOKAI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by AZUMA SHOKAI KK filed Critical AZUMA SHOKAI KK
Publication of JPS55500556A publication Critical patent/JPS55500556A/ja
Publication of JPH0114397B2 publication Critical patent/JPH0114397B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/12Theatre, auditorium, or similar chairs
    • A47C1/126Theatre, auditorium, or similar chairs stowable in floor or wall

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

請求の範囲 1 シートを支持するシートヒンジセクターと、
背もたれを支持する背もたれヒンジセクターを水
平ビームによつて軸支し、シートが上方へ傾斜し
た不使用位置と、水平な使用位置と、ほぼ垂直に
立上がつた垂直位置とへ回動し、一方背もたれが
後方へ傾斜した使用位置と、ほぼ垂直に立上がつ
た垂直位置とへ回動する座席装置であつて、 水平ビーム23に取付けられ、内側に突出した
中央ハブ59を有し、背もたれの回動中心を中心
とする放射方向に延びた当接面59′を有するハ
ウジング46と、 上記ハウジング46の中央ハブ59の回りに上
記使用位置と垂直位置との間の一定角度範囲だけ
回転自在に軸支され、背もたれ戻しばね70によ
り使用位置の方向へ付勢された背もたれヒンジセ
クター74と、 上記中央ハブ59に背もたれヒンジセクター7
4より内側に固着され、円周方向に一定の角度範
囲だけ延在する内側に開いた第一ポケツト92を
有する第一ワツシヤー90と、 上記中央ハブ59によつて第一ワツシヤー90
より内側に軸支され、内側向きのブツシング97
を有し、第一ポケツト92と対向しこれと同一半
径位置の円周方向に両端部93A,93Bを持つ
て同一角度範囲だけ延在する第二ポケツト93を
有する第二ワツシヤー91と、 第一ポケツト92と第二ポケツト93の形成す
る空間に配置された圧縮コイルばね96と、 上記ブツシング97に軸支され、円周方向縁部
95A,95Bを持つて第二ポケツト93の円周
方向の端部に係合する切欠きを有し、さらに該切
欠きよりも半径方向の外側に停止面95Eを有す
るシートヒンジセクター95とを備え、 一方の端部93Aと一方の円周方向縁部95A
が当接してシートヒンジセクター95の不使用位
置を定め、他方の端部93Bと他方の円周方向縁
部95Bが当接し、圧縮コイルばね96が圧縮し
ている時にシートヒンジセクター95の使用位置
を定め、さらに他方の端部93Bと他方の縁部9
5Bが当接し、圧縮コイルばね96が圧縮されて
短小となつている時にシートヒンジセクター95
の垂直位置を定めることを特徴とする座席装置。
(産業上の利用分野) 本発明は、座席装置、さらに詳しくは、シート
が上方へ傾斜した不使用位置と、水平な使用位置
と、実質上ほぼ垂直に立上つた垂直位置とへ回動
し、背もたれが後方へ傾斜した使用位置と、ほぼ
垂直に立上つた垂直位置とへ回動する座席装置に
関する。
(従来の技術) 列が引き伸ばされ、または後退させられる際に
座席が自動的に立ち上り、または押し下げられる
伸縮自在の列装置の一例は、共有に係るハートマ
ン(Hartman)の「自動折りたたみ式椅子を備
えた伸縮自在の座席装置」と題する1978年4月4
日付出願の米国特許出願第897941号明細書(米国
特許第4155202号明細書)に開示されている。ハ
ートマンの特許には、各列の引き伸ばし及び後退
に応答してフレームを立ち上らせまた押し下げる
機構であつて、座席を取付ける水平なビームを有
する機構が開示されている。
この水平ビームに取付けられた座席は、人が座
るためのシートと、背もたれとを有し、シート
は、列が引き伸ばされた状態において背もたれに
対して四分の三程折りたたまれた状態にある不使
用位置および人がシートに座ることにより、回転
(回動)してほぼ水平になつた状態になる人が腰
掛けた使用位置をとる。
(発明が解決すべき課題) しかし、このハートマンの特許においては、シ
ートは前述の不使用位置および人が腰掛けた使用
位置しかとることはできず、例えば人が通行する
際通路を広くするために、不使用位置からさらに
シートを垂直にするようないわゆる「垂直位置」
をとることはできなかつた。
また、背もたれは、背もたれ取付け部材のスロ
ツト中で案内され移動できるように構成されてい
るが、水平軸線を中心として回転できるようには
構成されていなかつた。このため不使用状態にお
いて、人が通行する際背もたれを回転して背もた
れを垂直にもたらして通路を広くすることはでき
ず、また保管に際しては回転するように構成され
ていないため、たとえ背もたれ取付け部材のスロ
ツト中で案内されるとしても、充分に角度的変位
を行うことができなかつた。
したがつて、本発明の目的は、シートが不使用
状態である不使用位置及び人が腰掛けた使用位置
ばかりでなく、通路を広くするための垂直位置も
とることができ、かつ背もたれが使用位置と垂直
位置をとることができる座席装置を提供すること
にある。
シートの前述のような構成は、通路を広くする
ことができるばかりでなく、保管する際にも有利
である。
(課題を解決する手段) 前述の目的を達成するために、本発明は、シー
トを支持するシートヒンジセクターと、背もたれ
を支持する背もたれヒンジセクターを水平ビーム
によつて軸支し、シートが上方へ傾斜した不使用
位置と、水平な使用位置と、ほぼ垂直に立上がつ
た垂直位置とへ回動し、一方背もたれが後方へ傾
斜した使用位置と、ほぼ垂直に立上がつた垂直位
置とへ回動する座席装置であつて、水平ビームに
取付けられ、内側に突出した中央ハブを有し、背
もたれの回動中心を中心とする放射方向に延びた
当接面を有するハウジングと、上記ハウジングの
中央ハブの回りに上記使用位置と垂直位置との間
の一定角度範囲だけ回転自在に軸支され、背もた
れ戻しばねにより使用位置の方向へ付勢された背
もたれヒンジセクターと、上記中央ハブに背もた
れヒンジセクターより内側に固着され、円周方向
に一定の角度範囲だけ延在する内側に開いた第一
ポケツトを有する第一ワツシヤーと、上記中央ハ
ブによつて第一ワツシヤーより内側に軸支され、
内側向きのブツシングを有し、第一ポケツトと対
向しこれと同一半径位置の円周方向に両端部を持
つて同一角度範囲だけ延在する第二ポケツトを有
する第二ワツシヤーと、第一ポケツトと第二ポケ
ツトの形成する空間に配置された圧縮コイルばね
と、上記ブツシングに軸支され、円周方向縁部を
持つて第二ポケツトの円周方向の端部に係合する
切欠きを有し、さらに該切欠きよりも半径方向の
外側に停止面を有するシートヒンジセクターとを
備え、一方の端部と一方の円周方向縁部が当接し
てシートヒンジセクターの不使用位置を定め、他
方の端部と他方の円周方向縁部が当接し、圧縮コ
イルばねが圧縮している時にシートヒンジセクタ
ーの使用位置を定め、さらに他方の端部と他方の
縁部が当接し、圧縮コイルばねが圧縮されて短小
となつている時にシートヒンジセクターの垂直位
置を定めることを特徴とする座席装置。
図面の説明 第1図は、本発明を取り入れた伸縮自在の座席
装置の一部分の概略側面図であり、人の座つてい
ない不使用状態を実線で示し、これとは異なる他
の状態を点線で示してある。
第2図は、各列が閉じて隣接するデツキの間の
空間に保管されている状態を示す第1図と同様の
側面図である。
第3図は、第1図に示した設備の一部分の上部
左側斜視図である。
第4図は、右側のヒンジ機構の分解図である。
第5図は、一つの椅子に用いる一対のヒンジ機
構を示す斜視図である。
第6図は、第4図のヒンジ鋳物部材の内側面図
であり、使用中の制限位置にあるシートヒンジセ
クター及び背もたれセクターを示す図である。
実施例 第1図に本発明を有効に実施可能な伸縮自在の
座席装置システムの一部分を図示してあるが、こ
の座席装置システムは符号10で示す上部列と、
符号11で示す下部列とを有する。上部列10と
下部列11の構造は同一であるので、上部列10
について説明すると、上部列10は複数の片持ち
アームに支持されたプラツトホーム13を持つデ
ツキ12を有し、片持ちアームの一つを符号15
で示してある。デツキ12の後部には後方立上り
部16があり、この後方立上り部16は一対の支
柱を持つ下部構造に取つけられている。支柱1本
を符号17で示す。片持ちアーム15も支柱17
に溶接されている。これらの支柱17は、本技術
分野でよく知られているように、車輪つきキヤリ
ツジに溶接されており、各列を引き伸ばされた使
用位置(このときには第1図に示すように各列は
段階状になつている)と後退した保管位置(この
ときには各列は第2図に示すようにほぼ鉛直方向
に並べられている)ことに各列を移動できるよう
構成されている。
この型の座席装置システムにおいては、上部列
にいくにしたがつて、車輪つきキヤリツジの間の
距離はしだいに大きくなつていて、各列を閉じた
ときには下の方の列が上の方の列の下に、各列の
突端部分が揃つた状態で、入り込む。
座席装置システムの構造に話を戻すと、図示し
た実施例の場合、符号22で示す金属性の管形フ
レームは、水平ビーム23と、該水平ビーム23
に溶接された複数の支柱24とを有する。支柱2
4は、符号26で示す係止機構に位置25で回動
自在に取りつけられている。シートS及び背もた
れBを有する複数の座席装置が水平ビーム23に
取りつけられている。
係止機構26の詳細は、エー・ピー・ハートマ
ン(A.P.Hartman)による「自動式折りたたみ
椅子を備えた伸縮自在の座席装置」と題する米国
特許出願4155202号明細書に開示されている。こ
れは、要約すると、係止機構は係止レバー27を
有し、この係止レバーが位置28で支柱24の底
部に回動自在に取りつけられている。支柱24
は、位置25においてハウジングの側板30に取
りつけられており、ハウジングは立上り部16及
びデツキ12のプラツトホーム13に固定されて
いる。立ち上つた状態においては、係止レバー2
7はピン32と係止して、管形フレーム22を立
ち上り位置に保持する。
各列を閉鎖しているときには、次の高い列の突
端部分35が係止レバー27の上部と係合し、係
止レバー27を脱着させ、座席は第2図に示す閉
鎖位置に押し下げることができる。
第3図を参照して説明すると、本発明の一実施
例は、管形フレーム22の水平ビーム23に直接
取付けられた座席装置に関する。支柱24の係止
機構26及びハウジングの側板30は、カバープ
レート43,44によつてかくされている。既述
の如く、各座席装置は背もたれBとシートSとか
ら成る。シートS及び背もたれBは、第5図に示
すように、左側及び右側(座席に座つた人に対し
て)にある符号45L及び45Rで示すヒンジ機
構によつて水平ビーム23の両側部に取付けられ
ている。シートS及び背もたれBがそれらの交わ
る部分に位置する共通軸線を中心として回動して
居心地を良くして支える。第1図に示す下部列1
1の場合、人がこしかける前の通常の使用状態に
ある背もたれBとシートSを実線で、完全に折り
たたまれた状態を鎖線で示す。人がこしかけた場
合の使用中のシートは点線で示されている。
互いに鏡面対称をなすこと以外は右側ヒンジ機
構と左側ヒンジ機構とは同一の構造であるので、
本発明の理解のためには、一方だけについて詳細
に説明する。
左側ヒンジを示す第4図乃至第6図において、
ハウジング46(第3図参照)は鋳物部材48か
ら成り、この鋳物部材48は、、水平ビーム23
の上面及び後面の形に合わせた下部アングル取付
け部分49を有する。ビーム・クランプ50が水
平ビーム23の前面及び下面に合つた形状をして
おり、ボルト51によつて下部アングル取付け部
分49に固定されており、ボルト51は鋳物部材
48に埋め込まれ、第6図中で符号52及び53
で示すナツトに受容されている。
第6図を参照して説明すると、鋳物部材48
は、第一及び第二内側延伸突起57,58によつ
て分けられた下部キヤビテイ55と上部キヤビテ
イ56とから成る。下部および上部キヤビテイ5
5,56はほぼ半円形であり、全体としては一体
になつて完全な円を形づくつている。これらの下
部および上部キヤビテイ55,56の内部に延び
ている中央ハブ59は、鋳物部材48の側壁60
と一体に形成されている。中央ハブ59の内側に
はねじが切られていて、以下に記載するように、
ヒンジ集合体を一体に保持する平頭キヤツプねじ
62を受容する。鋳物部材48の上部湾曲壁65
には第三内側延伸突起66があり、後述するよう
に、背もたれヒンジセクター74の前方移動を停
止させる停止面67を画成している。鋳物部材4
8には横方向凹部68(第4図に最もわかり易く
示してある)が形成されていて、後述するよう
に、背もたれヒンジセクター74の一定角度範囲
の回転が可能となる。
第4図において、符号70で示す背もたれ戻し
ばねが鋳物部材48に受容されている。背もたれ
戻しばね70は、中央ハブ59に嵌合する中央湾
曲部分71と、第一及び第二外向き湾曲端部7
2,73とを有する。背もたれヒンジセクター7
4が後向きに押圧されると、背もたれ戻しばね7
0の第二外向き湾曲端部73が鋳物部材48の突
起58と係合し、第4図に符号75で示す背もた
れヒンジセクター74の前縁部に第一外向き湾曲
部72を位置させることにより、背もたれ戻しば
ね70に予め負荷が加えられている。このように
して、背もたれヒンジセクター74は、背もたれ
ヒンジセクター74の孔部78を回転自在に受容
されている中央ハブ59の周上で反時計方向に付
勢されている。背もたれ戻しばね70を逆向きに
すると背もたれヒンジセクター74を前向きに押
すことができ、この場合には背もたれ戻しばね7
0が回転して、背もたれ戻しばね70の第一外向
き湾曲端部72が鋳物部材48の突起57と係合
し、背もたれ戻しばね70の第二外向き湾曲端部
73が背もたれヒンジセクター74の後縁部と係
合する。
背もたれヒンジセクター74は前端部75の直
ぐ下方で、背もたれヒンジセクター74は符号7
9で示す前方延伸部分で前方に延び、次いで、下
向き延伸部分80で下方に延びる。前方延伸部分
79は鋳物部材48の上方湾曲部分66Aの下方
にあり、第三内側延伸突起66(第6図参照)上
の停止面67の後方に延びている。背もたれヒン
ジセクター74の下向き延伸部分80は停止面6
7と係合して、背もたれヒンジセクター74及び
背もたれBの前向きの回転を制限している。
背もたれヒンジセクター74の後面には、ロー
ブ(lobe)85が形成されており、このローブ8
5が下部停止面87を画成し、この下部停止面8
7が鋳物部材48の突起57の上面57Aと係合
して背もたれヒンジセクター74と背もたれBの
後向き回転を制限する。
背もたれヒンジセクター74の内側に離れて一
対のばねポケツトつきの第一及び第二ワツシヤー
90,91が中央ハブ59に受容されていて、第
一及び第二ワツシヤー90,91は同一形状であ
るが、互に逆向きに嵌合されている。第一ワツシ
ヤー90は第一ポケツト92を持ち、第二ワツシ
ヤー91は第二ポケツト93を有する。後述する
ように、第一及び第二ポケツト92,93は、シ
ートヒンジセクター95のヒンジ軸であるブツシ
ング97を中心にして湾曲している中心軸を持つ
略円環体の溝の一部を形成している。第一ポケツ
ト92の両端部は、鋳物部材48の突起57,5
8の下方に捕捉されているから、第一ワツシヤー
90は鋳物部材48に対して相対回転することが
できない。
シートヒンジセクター95は外向きに延びるア
ーム95Cと円板形部分95Dとを有し、円板形
部分95Dには中央孔部98が形成されていて、
中央孔部98はスリーブ即ちブツシング97に嵌
合しており、ブツシング97は第二ワツシヤー9
1と一体部分をなしている。ブツシング97は鋳
物部材48の中央ハブ59に嵌合し、中央ハブ5
9上で第二ワツシヤー91が回転するための軸受
面となつている。シートヒンジセクター95の円
板形部分95Dは、シートヒンジセクター95を
第二ワツシヤー91と組合わせたときには、第二
ワツシヤー91の側部と並行する。
円板形部分95Dは、角度位置が異なる二つの
円周方向縁部95A及び95Bに沿つて切欠され
ていて、第二ワツシヤー91の第2ポケツト93
の両端部93A及び93Bと係合している。従つ
て、シートヒンジセクター95を押し下げ位置即
ち使用位置に回転させると、縁部95Bが第二ポ
ケツト93の端部93Bと係合して、第二ワツシ
ヤー91を時計方向に回転させる。シートヒンジ
セクター95の縁部95Bのアーム95側の隣接
部分にノツチがきざまれていて停止面95Eが形
成され、この停止面95Eは鋳物部材48上の当
接面59′と係合して時計方向(第6図参照)に
向かうシートヒンジセクター95の動きを制限す
る。停止面95Eの直ぐアーム95側の個所でシ
ートヒンジセクター95はその回転軸線方向に曲
げられて段部95Fを形成しているから、シート
ヒンジセクター95のアーム95Cは背もたれヒ
ンジセクター74と同一面内にある。
第5図に左側及び右側のピンジ機構を組み合せ
たときの水平ビームを点線で示してある。座席装
置の左側の相当する部材をLで示し、右側の部材
をRで示す。この図を見ればわかるように、両シ
ートヒンジセクター95のアーム95Cは椅子の
中心に対して外側に曲げられており、シートヒン
ジセクター95のアーム95Cが対応する背もた
れヒンジセクター74と同じ鉛直面内に有り、背
もたれヒンジセクター74L及び74Rはヒンジ
機構を組み立てたときには中央ハブ59上でシー
トヒンジセクター95の円板形部分95Dより外
側に位置することになる。
圧縮コイルばね96は第一ポケツト92,93
の内部に受容され、これらの第一及び第二ポケツ
ト92,93が共同してばねを完全に取り囲んで
いる。圧縮コイルばね96は第一及び第二ポケツ
ト92,93の対応する両面部に捕捉されてい
て、該ポケツト92,93を合致位置に押圧して
いる。このようにするためには圧縮コイルばね9
6に予め負荷を与えておく。即ち、圧縮コイルば
ね96を第一及び第二ポケツト92,93内部に
嵌め込み、ポケツト92,93の両端部を合致さ
せるべく、圧縮コイルばね96を圧縮し、しかも
第二ワツシヤー91がヒンジの鋳物部材48に対
して回転できるようにする。
第一及び第二ワツシヤー90,91のポケツト
92,93が圧縮コイルばね96に予め与えられ
た力によつて合致させられているときには、第1
図中にシートSの位置として実線で示すように、
シートヒンジセクター95は四分の三折りたたま
れた、すなわち上方へ傾斜状態にある。更に、シ
ートヒンジセクター95がどの位置にあるときで
も、圧縮コイルばね96はシートヒンジセクター
95の回転軸の周上に湾曲して置かれている。
作 用 座席に人が座つていないときには、シートSは
第1図に実線で示す四分の三折りたたまれた、す
なわち上方へ傾斜した位置にある。これは、ヒン
ジ機構、特に第二ワツシヤー91のポケツト93
の両端部を第一ワツシヤー90のポケツト92の
両端部と一致させるように作用している予め負荷
の与えられた圧縮コイルばね96によつてなしと
げられるものである(第4図参照)。第一ワツシ
ヤー90は、鋳物部材48にある突起57,58
によつて回転しないよう制止されている。第二ワ
ツシヤー91の第二のポケツト93の端部93A
及び93Bは、シートヒンジセクター95の周方
向縁部95A及び95Bと係合し、圧縮コイルば
ね96による押圧力の影響下で四分の三折りたた
まれたすなわち上方へ傾斜した位置に移動する。
背もたれ戻しばね70を組み込んだ場合には、
背もたれBは該背もたれ戻しばね70によつて後
方に押し付けられるから、第一外向き端部72が
背もたれヒンジセクター74の前縁部75と係合
する。
座る人がシートSを第1図中に点線で示す使用
位置にまで下げると、シートヒンジセクター95
と係合している(左側ヒンジ機構の)第二ワツシ
ヤー91が時計方向に回転し(第4図参照)、シ
ートヒンジセクター95上の停止面95Eが鋳物
部材48の当接面59′と当接してシートSを使
用位置で停止させられ、一方、第二ワツシヤー9
1の第二ポケツト93の端部93Bが圧縮コイル
ばね96を第一ワツシヤー90の第一ポケツト9
2の後方端部に押し付けている。
座つていた人が立つと、圧縮コイルばね96が
再びシートSを第1図中に実線で示す四分の三折
りたたまれた、すなわち上方へ傾斜した位置に戻
す。
次に、例えば同じ列の座の人を通すために前後
列の間隔を大きくしようとするときには、シート
Sを垂直位置にする。すなわち、シートヒンジセ
クター95の円周方向縁部95Aが第二ワツシヤ
ー91のポケツト93の端部93Aと係合し、第
二ワツシヤー91を反時計方向に回転させる。端
部93Aが鋳物部材48の停止面59Aと係合す
るまで、第二ワツシヤー91の端部93Aが圧縮
コイルばね96を反時計方向に(第4図)ポケツ
ト92のシートS側の前方端部に押し付ける。シ
ートSの垂直位置を第1図中に鎖線で示してあ
る。
背もたれBを、第1図の鎖線で示す垂直位置に
まで完全に折りたたむためには、背もたれ戻しば
ね70の作用に抗して背もたれ前方に回転させ
る。
シートSと背もたれBの組合せは、約9cm
(3.5インチ)以下の高さの一つのデツキのプラツ
トホームと次に高い列のデツキの底部との間に折
りたたんで入れることができるように設計可能で
ある。第2図に示す構成は、段間の立上りが25.4
cm(10インチ)の場合の例である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明は、座席装
置のシートを不使用位置及び人が腰掛けた使用位
置ばかりでなく、垂直位置をもとることができる
ように構成し、人が通行する際、通路を広くする
ことができるので、便利である。さらに、本発明
は、背もたれを後方へ傾斜した使用位置と、ほぼ
垂直に立上つた垂直位置とをとることができ、人
の通行にさらに便利である。
JP54501357A 1978-08-07 1979-08-06 Expired JPH0114397B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/931,562 US4189876A (en) 1978-08-07 1978-08-07 Beam-mounted folding chairs

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