JPH0114139Y2 - - Google Patents

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JPH0114139Y2
JPH0114139Y2 JP1986168886U JP16888686U JPH0114139Y2 JP H0114139 Y2 JPH0114139 Y2 JP H0114139Y2 JP 1986168886 U JP1986168886 U JP 1986168886U JP 16888686 U JP16888686 U JP 16888686U JP H0114139 Y2 JPH0114139 Y2 JP H0114139Y2
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filling space
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edge
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JP1986168886U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、粘状チヨコレートその他の流動体を
充填して所定形状の固化物を得るための成形型に
関し、特に一般家庭等において好適に使用できる
ように分割型を嵌着自在に一連に連設した構成を
有する成形型に関する。
(従来の技術) 従来、アイスクリームや氷、その他流動体を充
填して所定形状の固化物を得るための一般家庭等
で使用可能な成形型として、アルミニウム等の金
属製やプラスチツク製の受型が提供されている。
これは所定形状の充填凹部を形成した単体か、或
いは蓋付のものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記前者の受型の場合は、充填凹部の底面側に
は形状模様が形成し得るものの、上面は単なる平
坦面とする以外になく、かつ固化するまで水平状
態を維持しなければならない等の問題点があり、
後者の場合は、充填後に閉蓋するものであるため
に、流動体がこぼれにくく衛生的に好ましい利点
はあるものの、表裏に渡つて固化物全体に所定の
立体模様を形成することはできにくい等の問題点
があつた。
本考案は、上記に鑑み、固化物全体を所定の立
体形状に形成できるようにすると共に、一般家庭
での使用、取扱いが便利な成形型を提供せんとす
るものである。
(問題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案は、雌雄分割
型を有した成形型であつて、各分割型の接合面内
に、所望形状の二分割形状に対応する充填空間が
それぞれ凹陥形成され、該充填空間の周縁には互
いに嵌合する凹縁と凸縁がそれぞれ周設され、接
合面の周端には側壁が該充填空間の凹陥深さ分以
上の高さを以て該凹陥方向と同方向に立設され、
充填空間の一部からは側壁に開放する注入口が形
成され、上記両分割型は一側壁端においてヒンジ
部を介して一連に形成された構成を有してチヨコ
レート等の固化物成形型としたことを特徴とす
る。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
1は可撓プラスチツクシートを圧空真空成型し
てなる本考案成形型であつて、中間の連結片2の
両側に溝条のヒンジ部3,3を形成し、各ヒンジ
部3,3の外側に雌雄分割型4,5の各一をそれ
ぞれ形成してなつている。
雌雄分割型4,5は、所望の形状例えば図では
コアラの姿勢を形取る二分割状の充填空間41,
51の各一をそれぞれ中央部に凹陥形成した分割
型の接合面をそれぞれ側壁42,52によつて突
出形成し、該側壁42,52の立上がり周縁には
互いに嵌合する凸縁43及び凹縁53を、また、
充填空間41,51の周縁には互いに嵌合する凹
縁44及び凸縁54を形成し、該凹凸縁44,5
4は、分割型の接合面を合わせて凸縁43と凹縁
53を嵌合させたときに同時に嵌合されるように
設定してあり、各充填空間41,51から側壁4
2,52の一側端に至つて半割状の注入口45,
55を対応形成し、一方の充填空間51には該空
間からその側壁52の一側端に至つて上記注入口
55とは別の空気抜き口56を形成し、側壁4
2,52の元端に若干巾の鍔47,57を形成し
た構成を有している。
連結片2は、嵌合した雌雄分割型4,5の合計
高さと略一致する長さに設定してあり、こうする
ことによつてヒンジ部3,3を折曲したときに雌
雄分割型4,5の接合面が極く自然に接合して凸
縁43と凹縁53が、また凹縁44と凸縁54が
互いに嵌合し、充填空間41,51が一致でき、
しかも嵌合した雌雄分割型4,5は鍔47,57
を指で軽く離反方向に押圧するだけで、連結片2
の弾性復元力によつて分離できるので、操作性の
好便さがあつて好ましい。なお、連結片は上記以
上に長く設定してもよく、この場合は、ヒンジ部
を特に設けずに連結片の可撓性を利用するか、或
いは連結片の中央部に一個所乃至中間部に二個所
ヒンジ部を設けるのが好ましく、雌雄分割型を合
わせつつ主として凸縁43と凹縁53の嵌合によ
つて両型を合致させ、充填空間の芯合わせを行う
ことができる。
雌雄分割型4,5の側壁42,52は、各充填
空間41,51を形成する凹部が該枠内に納まる
高さに設定するのが好ましい。凸縁43及び凹縁
53は主として雌雄分割型4,5を簡単かつ正確
に合致させると共に、両型の嵌合状態を維持でき
るように巾広に形成するのが好ましいが、凸縁4
3、凹縁53に互いに係合するための係合部を部
分的に形成した構成としてもよく、凹凸縁自体を
形成しない構成としてもよく、また、いずれであ
つても輪ゴム等を補助的に巻付ける等の二次的結
合手段を採用するのは任意である。また、凹縁4
4及び凸縁54は主として充填空間41,51に
注入した流動体の漏出防止と共にバリの形成を防
止するように、比較的巾狭に形成するのが好まし
い。凹凸縁43,53、及び凹凸縁44,54を
雌雄分割型4,5のいずれにどのような組合わせ
で形成するかは任意である。注入口45,55は
じようろ状に外方拡開形に形成し、充填空間4
1,51が大きい場合にはいずれか一方にのみ形
成してもよい。空気抜き口56は注入口と同一側
面に形成し、雌雄分割型4,5の少なくとも一方
に形成されていることが望ましい。成形型1は透
明、不透明いずれであつてもよいが、充填状態が
分かり易いことから、作業性及び視覚性の上で透
明乃至半透明材質とするのが好ましい。なお、上
記例において、連結片2と雌雄分割型4,5とは
別成形したものを接着一体に構成することも可能
である。
上記成形型1によつて例えばチヨコレートを造
る場合、第3,4図のように、先ずヒンジ部3,
3を折曲させて雌雄分割型4,5を合わせつつ凸
縁43と凹縁53、及び凹縁44と凸縁54を互
いに嵌合させ、次いで合致した注入口45,55
から粘状チヨコレートを流入し、そのまま或いは
冷蔵庫に入れる等して固化を待てばよい。固化後
は嵌合している雌雄分割型4,5を離反させれ
ば、充填空間41,51に対応した形状の固化チ
ヨコレートを得ることができる。
(考案の効果) 以上のように、本考案成形型は全体が一連に形
成されているので、取扱い、保管等に便利であ
り、連結片によつて雌雄分割型を互いに嵌合分離
自在に構成したことにより雌雄分割型の合致及び
嵌合が簡単にでき、かつ分割された充填空間の芯
合わせが簡単である。また、充填空間の周縁に凹
凸縁を形成したことにより、注入した流動体が充
填空間の接合部から漏出し難く、成形物の奇麗な
仕上げを可能にし、両分割型を充填空間の凹陥部
よりも高い(深い)側壁で囲い形成したので、流
動体の注入作業時の安定性がよく、かつ成形型を
載置した時の安定性もよく、この安定性がよさが
上記充填空間周縁の凹凸縁による嵌合の安定性に
一層寄与し、流動体の漏出を一層確実に防止し、
成形物の仕上げを一層好ましいものとする。しか
も安定性がよいので取扱い、保管等にも好都合で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る成形型の斜視図、第2図
はその−線断面図、第3図は雌雄分割型を嵌
合した状態の注入口側面図、第4図は第3図の中
央部の縦断面図である。 1……成形型、2……連結片、3……ヒンジ
部、4,5……雌雄分割型、41,51……充填
空間、42,52……側壁、43,54……凸
縁、44,53……凹縁、45,55……注入
口、56……空気抜き口、47,57……鍔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 雌雄分割型を有した成形型であつて、各分割型
    の接合面内に、所望形状の二分割形状に対応する
    充填空間がそれぞれ凹陥形成され、該充填空間の
    周縁には互いに嵌合する凹縁と凸縁がそれぞれ周
    設され、接合面の周端には側壁が該充填空間の凹
    陥深さ分以上の高さを以て該凹陥方向と同方向に
    立設され、充填空間の一部からは側壁に開放する
    注入口が形成され、上記両分割型は一側壁端にお
    いてヒンジ部を介して一連に形成された構成を有
    するチヨコレート等の固化物成形型。
JP1986168886U 1986-10-31 1986-10-31 Expired JPH0114139Y2 (ja)

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JPS6375187U JPS6375187U (ja) 1988-05-19
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5428475U (ja) * 1977-07-28 1979-02-24
JPS61187754A (ja) * 1985-02-18 1986-08-21 Shoichi Banba 冷菓等の製造方法

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