JPH01141221A - 流体スラスト軸受 - Google Patents

流体スラスト軸受

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JPH01141221A
JPH01141221A JP62300769A JP30076987A JPH01141221A JP H01141221 A JPH01141221 A JP H01141221A JP 62300769 A JP62300769 A JP 62300769A JP 30076987 A JP30076987 A JP 30076987A JP H01141221 A JPH01141221 A JP H01141221A
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JP
Japan
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fluid
bearing
pressure
circumferential groove
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP62300769A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Maruyama
照雄 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は流体スラスト軸受に関するものである。
従来の技術 近年、流体圧を利用したスラスト軸受の一種として軸受
の対向面にスパイラル溝を形成した動圧型の流体スフス
ト軸受が提案され、高性能でかつ高圧流体源を必要とし
ないため民生機器用のスラスト軸受として注目されてい
る。
この動圧型流体スラスト軸受の構成を第8図により説明
すると、第8図(a)において、回転軸31の端部にス
ラスト軸受用の軸受鍔32を形成するとともに、軸受部
材33に軸受鍔32の端面に対向するスラスト受面33
aを形成し、前記軸受鍔32の端面に、第8図(b)に
示すようにスパイラル溝35を形成し、これら軸受鍔3
2の端面とスラスト受面33mとの間に空気やオイル等
の潤滑流体膜34を介在させで構成されでいる。
この上うなり/を成において、回転軸31を回転させる
と、スパイラル溝35によるボンピング作用にて潤滑流
体34が軸心に向かって圧送され、軸受鰐32の端面と
スラスト受面33aの間の潤滑流体WX34に、tjS
B図(c)に示すように、軸心位置を頂息とする三角形
状の圧力分布を生じ、その圧力の総和にて回転軸31に
作用するスラスト荷重が支持されるのである。
一方、近年円周溝付!I静圧紬軸受提案されており、さ
らにスラスト軸受に適用したものも、例えば「日本機械
学会論文集、51巻、468号」、昭和60年8月、2
009〜2015頁等に開示されている。
この静圧型流体スラスト軸受の一例を第9図により説明
すると、第9図(、)に示すように回転軸41の端部に
軸受筒42を設け、この軸受筒42の両面に対向する軸
受部材43のスラスト受面43aに、第9図(b)に示
すように円周溝44を形成し、この円周溝44に、静圧
供給源45から流体通路46及び絞り通路47を介して
高圧の潤滑流体48を供給するように構成されている。
かくして、軸受筒42とスラスト受面43aとの間の潤
滑流体膜48の圧力分布が、第9図(c)に示すように
、円周fIl!44で囲まれた領域を頂面とする台形状
の圧力分布を生じ、その圧力の総和にて回転軸41に作
用するスラスト荷重が支持されるのである。
発明が解決しようとする問題点 ところが、第8図に示したような動圧型流体スラスト軸
受では、上述のように外部の駆動源なしで大きな負荷能
力をとれるが、軸受筒32とスラスト受面33aとの間
の隙間δが小さくなる方に変化すると、tjS8図(e
)に破線で示すような圧力分布となり、実線と破線の間
の斜線で示した三角形の面積に対応する分だけ負荷能力
が変化するだけであり、隙間δの変化に対する負荷能力
の変化、即ち軸受の剛性が小さく、そのため回転軸31
に作用するスラスト荷重が変化すると隙間δが大さく変
化してしまい、微小な軸方向の位置決めが困難であると
いう問題があった。
一方、円周溝付きの面圧型流体スラスト軸受では、軸受
筒42とスラスト受面43aとの間の隙間δが小さくな
る方に変化すると、第9図(c)に破線で示すように圧
力分布が変化して斜線部分の面積に対応して負荷能力が
大きく変化し、その結果大きな剛性の軸受を得ることが
できるが、外部に圧力供給源としての大掛かりなポンプ
等が必要となり、民生用のV T Rシリング、事務機
器としてのレーザプリンタ、ディスクドライバ等の機器
に用いる軸受に適用するのは困難であるという問題があ
った。
本発明は上記従来の問題点を解消し、外部に圧力供給源
を必要せずかつ剛性が高(、コンパクシな流体スラスト
軸受を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するため、細心部りに相対回
転するとともにそれらの開に潤滑流体を介在させた一対
の対向面を設け、この対向面の少なくとも一方に相対回
転に伴って流体を細心に向がって圧送する溝を形成し、
前記対向面の少なくとも一方に円周溝を形成し、前記対
向面の細心位置の流体圧力を前記円周溝に導入する流体
通路を形成したことを特徴とする。
作用 本発明は上記構成を有するので、一対の対向面の相対回
転に伴って対向面に形成された溝のボンピング作用によ
って対向面間の潤滑流体が細心に向かって圧送され、軸
心位置を最大圧とする圧力分布を生じ、かつ細心位置の
圧力流体が流体通路を経て円周溝に供給されることによ
って静圧流体軸受としての圧力が重畳して作用し、これ
らの圧力が合成された、細心部の高圧部分がなだらかな
圧力分布を生じることになる。したがって、大きな負荷
能力を持つとともに、対向面間の隙間の変化による負荷
能力の変化の大きい、剛性の大きい流体スラスト軸受を
得ることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図を参照しなが
ら説明する。
第1図〜第4図図において、1は回転軸で、その下端に
軸受筒2が一体的に設けられている。3は軸受部材で、
前記回転軸1の外周及び軸受筒2の両面に対して適当な
隙間をあけて包囲しでおり、これら回転軸1及び軸受筒
2と軸受部材3の間にはエフ又はオイル等の潤滑流体膜
4が形成されている。
前記軸受筒2の下面には、12図に示すように、細心位
置から径方向外方に放射状に延びる多数条の浅いスパイ
ラル溝5が形成され、さらに半径方向中間位置に円周溝
6が形成されている。前記入パイチル溝5は、具体例と
しては深さが数μ−〜数10μ鴎、幅が数10μl−数
100μ−の断面形状矩形状に形成されている。又、前
記円周溝6は具体例としては数100μ輪〜1mm程度
の幅で、数10μ〜の程度の深さの断面形状矩形状に形
成されている。
前記軸受鍔2の下面の軸心位置には軸心方向の流体通路
7が形成されるとともに輸受鍔2の厚さ方向中間位置に
直径方向に互いに直角に前記軸心方向の流体通路7に連
通しかつ両端が閉鎖された径方向の流体通路8が形成さ
れ、さらに前記円周溝5の周方向4個所から前記径方向
の流体通路8に連通するように絞り通路9を構成する細
い通路が形成されている。
又、前記軸受鍔2の上面には、第3図に示すように、多
数のへリングボーン溝10が形成されている。
さらに、回転軸1の外周の隙間と軸受鍔2の外周の隙間
とは連通路11にて接続され、スパイラル溝5を形成さ
れた輸受鍔2の下面の外周と、ヘリングボーン溝10を
形成された軸受鍔2の上面の内外周が同圧と成るように
構成されている。
以上の構成において、回転軸1を回転させると、スパイ
ラル溝5にてボンピング圧力が生じて、軸受鍔2の下面
の潤滑流体の圧力が外周から軸心位故に向かって高くな
る。また、前記ボンピング圧力による軸心部の高圧流体
の一部が、流体通路7.8及び絞り通路9を通って円周
溝6に供給されることによって静圧粕受が形成され、軸
受鍔2の下面の円周溝6にて囲まれた領域内に一様に所
定の圧力が付加される。
かくして、軸受鍔2の下面には、スパイラル溝5による
第4図(、)に示す圧力と、円周溝6を有する静圧粕受
による第4図(b)に示す圧力とを合成した第4図(c
)に示す圧力が作用し、この圧力を総和した上向きの支
持力P1にて軸受鍔2が押圧され、前記へリングボーン
溝10により発生する下向きの力P2との差によって、
回転軸1に作用するスラスト荷重Wが支持される。
この状態で、回転軸1に作用するスラスト荷重Wが増大
して軸受鍔2の下面と軸受部材3のスラスト受面3aと
の間の隙間δが小さくなると、スパイラル溝5による圧
力、面圧軸受による圧力及びこれらを合成した圧力は、
それぞれ14図(a)、(b) 、(e)に破線で示す
ように変化し、その結果軸受鍔2の下面に作用する支持
力P1は、第4図(c)に斜線で示した大きな面積に対
応して大きく変化し、さらにヘリングボーン溝10によ
る下向きの力P2が隙間の変化によって逆に小さくなる
ため、スラスト荷重Wは急激に大きくなる。
従って、軸受鍔2の変位に対して負荷能力の変化の大き
い剛性の高いスラスト軸受が得られ、第5図に示すよう
に、従来の動圧型の流体スラスト軸受に比して、回転軸
1に作用するスラスト荷重Wが変化しても変位が小さく
て済み、軸方向の微小な位置決めが可能な流体スラスト
軸受を得ることができる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば
fjS6図(a) 、 (b)に示すように、円錐状軸
受面22にスパイラル溝23を形成したラジアル軸受と
スラスト軸受を兼用した動圧型流体軸受21において、
円錐状軸受面22の中間部に円周溝24を形成してこれ
にスパイラル溝23による高圧流体を供給するようにし
てもよい。さらに、第7図に示すように、球状の軸受面
27にスパイラル溝28を形成した球面軸受26に円周
溝29を形成することによって同様に適用することがで
きる。
尚、ボンピング圧力を生ずる浅い溝は、以上の実施例で
示したスパイラル溝5.23.28のような螺旋溝形状
でなくてもよく、要は対向面と浅い溝の相対回転によっ
て一方向に潤滑流体を圧送する溝であればよい。
発明の効果 本発明の流体スラスト軸受によれば、以上のように一対
の対向面の相対回転に伴って、対向面に形成された溝の
ボンピング圧力によって対向面間の潤滑流体膜に細心位
置を最大圧と、する圧力分布を生じ、かつ細心位置の圧
力流体が流体通路を経て円周溝に供給されることによっ
て静圧流体軸受としての圧力が重畳しで作用するため、
大きな負荷能力が得られるとともに、動圧型流体スラス
ト軸受の場合に比して輸心部の圧力分布がなだらかな高
原状となり、その結果対向面間の隙間の変化に対する負
荷能力の変化が太き(、剛性の大きい流体スラスト輪受
を得ることができ、しかも動圧型流体スラスト軸受に円
周溝と流体通路を形成するだけで、外部に圧力源を必要
とせず、安価でかつコンパクトであり、容易に民生機器
に適用できる等、大なる効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示し、第1図は流
体スラスト輪受の部分断面正面図、WS2図は第1図の
■−■矢視図、第3図は第1図の■−■矢視図、第4図
(a) 、(b) 、(c)は軸受鍔下面における圧力
分布の説明図、第5図はスラスト荷重と隙間の変化を示
す軸受の剛性特性図、第6図は本発明の第2実施例を示
し、同図(a)は輪受部材を断面して示した正面図、同
図(b)は部分断面正面図、第7図は本発明の第3実施
例の輪受部材を断面して示した正面図、第8図及び第9
図はそれぞれ従来例を示し、同図(a)は輪受部材を断
面して示した正面図、同図(b)は軸受鍔の下面図、同
図(6)は圧力分布図である。 1・・・・・・・・・・・・・・・・・・回松軸2・・
・・・・・・・・・・・・・・・・輪受鍔3・・・・・
・・・・・・・・・・・・・輪受部材4・・・・・・・
・・・・・・・・・・・潤滑流体膜5・・・・・・・・
・・・・・・・・・・スパイラル溝6・・・・・・・・
・・・・・・・・・・円周溝7.8・・・・・・・・・
・・・流体通路9・・・・・・・・・・・・・・・・・
・絞り通路。 代理A4弁理士 中尾敏男 はか1名 ルカ 第5図 第6図 第7図 第8図    : 窮9図 ルn

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  軸心回りに相対回転するとともにそれらの間に潤滑流
    体を介在させた一対の対向面を設け、この対向面の少な
    くとも一方に相対回転に伴って流体を軸心に向かって圧
    送する溝を形成し、前記対向面の少なくとも一方に円周
    溝を形成し、前記対向面の軸心位置の流体圧力を前記円
    周溝に導入する流体通路を形成したことを特徴とする流
    体スラスト軸受。
JP62300769A 1987-11-27 1987-11-27 流体スラスト軸受 Pending JPH01141221A (ja)

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JP62300769A JPH01141221A (ja) 1987-11-27 1987-11-27 流体スラスト軸受

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JP62300769A JPH01141221A (ja) 1987-11-27 1987-11-27 流体スラスト軸受

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JP62300769A Pending JPH01141221A (ja) 1987-11-27 1987-11-27 流体スラスト軸受

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5384819A (en) * 1992-04-08 1995-01-24 Kabushiki Kaisha Toshiba X-ray tube of the rotary anode type

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5830525A (ja) * 1981-08-18 1983-02-23 Nippon Seiko Kk 動圧流体軸受装置
JPS595723U (ja) * 1982-07-01 1984-01-14 三菱重工業株式会社 コンプレツサタ−ビン一体型過給機の軸受
JPS5917318U (ja) * 1982-07-24 1984-02-02 日本精工株式会社 動圧形流体軸受

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