JPH01140461A - テープカセット装着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテープカセット装着装置に係り、特にテープカ
セットがカセットトレイにｔｉされ、カセットトレイが
テープカセットを運搬して装着させるテープカセット装
着装置に関する。

この種のテープカセット装着装置においては、カセット
トレイは、テープカセットが位置ずれなく載置される構
成であり、しかもテープカセットのテープ保護蓋の開蓋
動作及びテープローディングに支障のない構成であるこ
とが必要とされる。

従来の技術 例えば、特開昭６１−１８２６５９号に、カセットトレ
イを備えたカセット装着装置が示されている。

このカセットトレイは、奥部に垂立壁を有しない構造で
ある。これは、テープ保２１！蓋の開蓋動作が妨害され
ないようにするためである。

発明が解決しようとする問題点 カセットトレイは奥部に垂立壁を有しないため、カセッ
トをそのテープ保護蓋を記録再生装置側に向けた向きで
カセットトレイに上方より載置するとき、テープ保護蓋
側は規制案内されない状態となる。このため、カセット
は所定の位置より記録再生装置側にずれた状態で載置さ
れる虞れがある。

特にカセットトレイの全体が装置本体前面に突き出して
いず、カセットをそのテープ保護蓋側を斜めＦ方に向け
て記録再生装置本体内に一部挿入して載置するような場
合には、上記の虞れが大となる。

位置ずれしだ載凶状態のままカセット装着動作が行なわ
れると、カセットが正常に装着されず、カセットを傷め
たり、テープローディングが正常に行なわれなかったり
する不具合を起こしてしまう。

本発明は上記問題点を解決したテープカセット装着装置
を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明はカセットトレイを使用するアープカセット装着
装置において、カセットトレイを、ａ置されるテープカ
セットのローディングボール用開口に対応する部分に切
欠部を有するカセットトレイ本体と、回動変位可能に設
けられ、上記カセットトレイが上記記録再生装置本体よ
り突出した位置にあるときに上記切欠部を覆う底板部と
上記カセットの上記テープ保護蓋に対向する垂立壁部と
を有する補助トレイとよりなる構成とし、且つ上記カセ
ットトレイが記録再生装置本体内に引き込まれたときに
、上記垂立壁部が上記テープ保護蓋より離れ、且つ上記
底板部が上記切欠部より離れるように、上記補助トレイ
を回動変位させる補助トレイ回動機構を具備してなる構
成としたものである。

作用 補助トレイの垂立壁部は、テープカセットを載置すると
ぎにテープ保護蓋側を位置規制する。これによりテープ
カセットは所定の位置に位置ずれなく載置される。

補助トレイの垂立壁部及び底板部は、装ご本体内への異
物の進入、指先の差し込み等を防止する。

補助トレイ回動機構は、補助トレイを回動させ、これに
よりテープ保護蓋は正常に開蓋し、且つローディングボ
ールはカセット開口内に正常に嵌入する。

実施例 まず、本発明のアープカセット装着装置に適用されるテ
ープカセットについて、第２図を参照して説明する。

テープカセット１はカセット本体２と、カセット本体２
の前面２ａを覆ってカセット本体２の前面２ａに沿う磁
気テープ３を保護するアープ保護蓋４とよりなる。カセ
ット本体２の底面２ｂのうちテープ保護蓋４に沿う部位
に、後述するアープローディングボールが嵌入する開口
５，６等が形成しである。

テープ保護Ｍ４は、矢印Ａ、Ｂ方向に回動可能に設けで
ある。テープ保護蓋４は通常は矢印へ方向に回動してお
り、閉じている。第２図は矢印Ｂ方向に回動して問いた
状態を示す。

次に本発明のテープカセット装着装置について概略的に
説明する。

第１図、第３図乃至第５図中、１０は記録再生装置本体
、１１はその前面パネル、１２は間口、１３はガイドド
ラムである。

１４は矩形フレーム状のカセットテーブルであり、装置
本体１０に矢印Ｘ＋　、Ｘ２で示すように水平方向に移
動可能に設けである。

１５Ｇまカセットテーブル移動機構であり、モータとギ
ヤ等よりなる構造であり、カセットテーブル１４を移動
させる。

１６はカセットトレイであり、第２図のテープカセット
１の底面に対応する寸法形状としである。

カセットトレイ１６の構造については後述する。

１７はカセットトレイ昇降機構であり、モータ、ギヤ、
アーム等よりなる構造であり、カセットトレイ１６をカ
セットテーブル１４とは独立に、第６図、第７図中矢印
Ｚ＋　、Ｚ２で示すように垂直方向に昇降させる。

テープカセット１を装着するとき、カセットテーブル１
４、カセットトレイ１６は次のように動作する。

■　最初は、カセットテーブル１４は第６図に示すよう
に装置本体１０内に引き込まれており、開口１２は蓋に
より塞がれている。

■　釦操作をすると、カセットテーブル移動機構１５が
動作し、カセットテーブル１４か矢印ｘ２方向に第１図
、第３図、第４図の位置まで移動する。カセットトレイ
１６はカセットテーブル１４に支持されてカセットテー
ブル１４と共に移動し、前面パネル１１より前方に突出
する。

■　カセット１をそのテープ保護蓋４を記録再生装置本
体１０側に向けた向きで上方よりカセットトレイ１６上
に一点鎖線で示すように載置する。

■　釦操作をすると、カセットテーブル移ｖＪ機構１５
が動作し、カセットテーブル１４が矢印×１方向に第６
図の位置まで移動する。カセットトレイ１６はカセット
テーブル１４と共に移動し、カセット１は装置本体１０
内に引き込まれる。カセットトレイ１６はカセットテー
ブル１４による支持を解除される。

■　続いて、カセットトレイ昇降機構１７が動作し、第
７図に示すように、カセットトレイ１６（カセットトレ
イ本体３０）がカセットテーブル１４とは独立に矢印Ｚ
１方向に第７図に示す位置まで下降する。

■　カセット１はカセットトレイ１６と共に下降し、供
給リール１ａ、巻取リール１ｂが大々供給リール軸、巻
取リール軸（共に図示せｆ）に係合し、テープローディ
ングボール１８が開口５゜６内に相対的に嵌入し、位置
決めビン１９に押し付けられて、磁気テープ３の幅方向
中心が高さＨとされる所定位置に装着される。その後、
テープローディングポール１８が矢印ｘ１方向に移動し
てテープローディングが行なわれ、磁気テープ３がガイ
ドドラム１３に巻装され、記録再生が行なわれる。第１
図中、２１は供給リール軸用開口、２２は巻取リール軸
用開口である。

■　カセットイジェクト操作をすると、上記の各機構が
上記とは逆の順序で逆方向に動作し、カセット１はカセ
ットトレイ１６に載置されて第３図、第４図に示すよう
に装置本体１０外にＭ脱される。

次に本発明の要部について説明する。

第１図、第３図乃至第５図に示すように、カセットトレ
イ１６は、カセットトレイ本体３０と、補助トレイ３１
とよりなる。

カセットトレイ本体３０は、矢印×１方向端側、即ちカ
セット１を載置したときに間口５．６に対向する部位に
切欠部３２を有し、矢印×１方向端側に垂立壁を有せず
、残りの三辺に垂立壁３３゜３４．３５を有する形状で
ある。

補助トレイ３１は、細長の底板部３６と細長の垂立壁部
３７とよりなる断面り字状の細長部材であり、両端をカ
セットテーブル１４にビン３８により支持されてカセッ
トテーブル１４を横架しており、矢印Ｃ，Ｄ方向に回動
可能である。

補助トレイ３１はトーションコイルばね３９により矢印
Ｃ方向に付勢されている。

４０は補助トレイ回＃Ｊ機構であり、カセットテーブル
１４に設けである。この回動機構４０は、カセットテー
ブル１４上のビン４１に支持されている扇形ギヤ４２と
、補助トレイ３１に固定しであるギヤ４３と、ギヤ４２
と４３との間のギヤ４４と、扇形ギヤ４２と一体のアー
ム４５と、アーム４５の先端のローラ４６と、ローラ４
６が当接するカム４７とよりなる構造である。

カム４７は、記録再生装置本体１０の天板に固定してあ
り、装置本体の奥部に凸段部４７ａを有する。

次に上記カセットトレイ１６の動作について説明する。

カセットトレイ１６が記録再生装置本体１０の前方に突
出している状態では、第１図、第３図、第４図に示すよ
うに、補助トレイ３１はばね３９により矢印Ｃ方向に回
動して、カム４７、ストッパー５３により同図に示す回
動位置に規制されている。底板部３６は切欠部３２を覆
っており、垂立壁部３７はカセットトレイ１６のうち矢
印ｘ１方向端の垂立壁を形成している。

まず、垂立壁部３７について説明する。

カセット１はテープ保護蓋４側を多少下げた斜めの姿勢
で、最初にテープ保護蓋４側を載置し、続いて背面側を
下げることにより載置される。

このとき、垂立壁部３７はテープ保護蓋４を受は止め、
カセット１が記録再生装置本体１０内に不要に入り込ん
でしまうことを制限する―これにより、カセット１はカ
セットトレイ１６上に正常に載置される。

従って、カセット１は正常に装着され、テープローディ
ングも正常に行なわれる。

また、カセット１は載置された状態では、周囲を垂立壁
部３７及び垂立壁３３．３４．３５により、位置ずれを
制限され、この状態のままＳ　ｔＦｆ本体１０内に引き
込まれる。

カセットトレイ１６が装置本体１０内に引き込まれる最
終過程で、第１図中−点鎖線で示すように、ローラ４６
が凸段部４７ａに乗り上げ、アーム４５が反時計方向に
回動する。アーム４５と一体に扇形ギヤ４２が同方向に
回動し、ギヤ４４を介してギヤ４３が反時計方向に回動
し、補助トレイ３１がばね３９に抗して反時Ｓ１方向に
回動する。

これにより、垂立壁部３７がテープ保護蓋４より離れ、
垂立壁部３７及び底板部３６は共にテープ保護蓋４の開
蓋を妨害しない位置に退避する。

従ってテープ保護蓋４は正常に開蓋する。

次に底板部３６についてみると、第１図、第３図の状態
では、同図に示すように、切欠部３２の大半を覆ってい
る。

これにより、不注息又はいたずらにより、異物をカセッ
トトレイ１６上に落とした場合でも、異物は底板部３６
により受は止められ、異物が装置本体１０内に入ってし
まう事故は防止される。

カセットトレイ１６が装置本体１０内に引き込まれて補
助トレイ３１が上記のように回動すると、底板部３６は
切欠部３２より離れ、切欠部３２は露出し、ローディン
グボール１８は切欠部３２を通って、カセット１の開口
５．６内に嵌入する。

また、補助トレイ３１の底板部３６及び垂立壁部３７は
第１図、第３図、第４図の状態で、装置本体内部が外部
よりみえないように隠す信用、及び指等が差し込まれる
のを防止する作用も有している。

またカセットトレイ本体３０には、小型テープカセット
５０用の凹状の載置部５１が形成しである。上記底板部
３６のｌｍ３６ａは、載置部５１に載置される小型テー
プカセット５０の前面側を位置規制する機能も有する。

また、補助トレイ３１の腕部５２は、第１図に示すよう
に、ストッパ５３に当接して、カセットテーブル１４の
矢印×２方向移動位置を定めている。

発明の詳細 な説明した様に、本発明の１＝ブ力セツト装着装置によ
れば、以下に挙げる特長を有する。

■　テープカセットが位置ずれし易いカセットトレイを
使用した構成であるにも拘らず、カセットトレイをカセ
ットトレイ本体に補助トレイを組み合わせてなる構成と
することによりテープカセットを位置ずれの虞れなく、
所定の位置に正常に軟木することが出来る。これにより
テープカセットの装着も正常に行なわれる。

■　補助トレイはカセットトレイが記録再生装置本体内
に引き込まれると回動機構により回動されるため、テー
プ保護蓋の開蓋動作及びチープローディングボールのカ
セットの開口内への嵌入動作は支障なく行なわれる。

■　カセットトレイが記録再生装置本体外に突出してい
る状態において、補助トレイは、異物が装置本体内に入
り込む事故を防止し、且つ装置内部を隠し、指先を内部
に差し込んで怪我する事故を防止出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になるテープカセット装着装置の一実施
例を示す正面図、 第２図は本発明装置に適用されるテープカセットの斜視
図、 第３図はカセットトレイが装置本体より前方に突出して
いるときの平面図、 第４図及び第５図は夫々第３図中■−■線、Ｖ−Ｖ線に
沿う断面矢視図、 第６図はテープカセットが装ご本体内に引き込まれた状
態を示す図、 第７図はテープカセットが装着された状態を示す図、 第８図は小型テープカセットの斜視図である。 １・・・テープカセット、２・・・カセット本体、３・
・・磁気テープ、４・・・テープ保護蓋、５．６・・・
開口、１０・・・記録再生装置本体、１４・・・カセッ
トテーブル、１５・・・カセットテーブル移動（虚構、
１６・・・カセットトレイ、１７・・・カセットトレイ
饗降機構、１８・・・テープローディングボール、３０
・・・カセットトレイ本体、３１・・・補助トレイ、３
２・・・切欠部、３３．３４．３５・・・垂立壁、３６
底根部、３７・・・垂立壁部、３９・・・トーションコ
イルばね。、４０・・・補助トレイ回動機構、４２・・
・扇形ギヤ、４３゜４４・・・ギヤ、４５・・・アーム
、４６・・・ローラ、４７・・・カム、４７ａ・・・凸
段部、５０・・・小型テープカセット、５１・・・載置
部。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）カセットトレイが記録再生装置本体の前面パネル
   より前方に突出した位置と該記録再生装置本体内の位置
   との間を移動するように設けられ、底面のうちテープ保
   護蓋に沿う部位にテープローディングポールが嵌入する
   開口を有するテープカセットが、上記記録再生装置本体
   より突出した位置にある上記カセットトレイに、上記テ
   ープ保護蓋を上記記録再生装置本体側に向けて載置され
   、該カセットを、上記カセットトレイと共に上記記録再
   生装置本体内に引き込んで所定位置に装着するテープカ
   セット装着装置において、 上記カセットトレイを、上記載置されるテープカセット
   の上記開口に対応する部分に切欠部を有するカセットト
   レイ本体と、回動可能に設けられ、上記カセットトレイ
   が上記記録再生装置本体より突出した位置にあるときに
   上記切欠部を覆う底板部と上記カセットの上記テープ保
   護蓋に対向する垂立壁部とを有する補助トレイとよりな
   る構成とし、 且つ上記カセットトレイが上記記録再生装置本体内に引
   き込まれたときに、上記垂立壁部が上記テープ保護蓋よ
   り離れ、且つ上記底板部が上記切欠部より離れるように
   、上記補助トレイを回動させる補助トレイ回動機構を具
   備してなる構成としたことを特徴とするテープカセット
   装着装置。
2. （２）上記カセットトレイ本体に、上記切欠部に臨む部
   位に、上記カセットより小型である小型カセットに対応
   する寸法形状の小型カセット用載置部を有し、 上記補助トレイの底板部が上記切欠部を覆つているとき
   、該底板部の縁が上記小型カセット用載置部の前面側を
   横切り、該載置部に載置される上記小型テープカセット
   の前面側を位置規制することを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載のテープカセット装着装置。