JPH01139074A - シリンジ付勢装置 - Google Patents
シリンジ付勢装置Info
- Publication number
- JPH01139074A JPH01139074A JP62297809A JP29780987A JPH01139074A JP H01139074 A JPH01139074 A JP H01139074A JP 62297809 A JP62297809 A JP 62297809A JP 29780987 A JP29780987 A JP 29780987A JP H01139074 A JPH01139074 A JP H01139074A
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- syringe
- clutch operating
- feed screw
- pushing head
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Links
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 4
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 239000003242 anti bacterial agent Substances 0.000 description 1
- 229940088710 antibiotic agent Drugs 0.000 description 1
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- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、シリンジ内の液剤を患者に注入可能とするシ
リンジ付勢装置に関する。
リンジ付勢装置に関する。
[従来の技術]
従来、患者の治療にあたり、患者に制ガン剤各種抗生物
質等を少量ずつ長期にわたって持続的に投与すべく1例
えば特開昭59−17872号公報に記載される如くの
シリンジ付勢装置が用いられている。
質等を少量ずつ長期にわたって持続的に投与すべく1例
えば特開昭59−17872号公報に記載される如くの
シリンジ付勢装置が用いられている。
従来のシリンジ付勢装置は、基体外面上に形成されるシ
リンジ保持部と、シリンジ保持部に保持されるシリンジ
の押子を押動可能とする押動ヘッドと、基体に配設され
る送りねじと、押動ヘッドと押動方向にて一体化される
とともに送りねじと係合又は離脱可能とされるハーフナ
ツトと、ハーフナツトを送りねじに対し係合又は離脱す
るクラッチ操作部とを有して構成されている。
リンジ保持部と、シリンジ保持部に保持されるシリンジ
の押子を押動可能とする押動ヘッドと、基体に配設され
る送りねじと、押動ヘッドと押動方向にて一体化される
とともに送りねじと係合又は離脱可能とされるハーフナ
ツトと、ハーフナツトを送りねじに対し係合又は離脱す
るクラッチ操作部とを有して構成されている。
この時、ハーフナツトはばねに弾発される状態で送りね
じに常時押しつけられて噛合可能に設定されており、ク
ラッチ操作部は押動操作力の付与によりハーフナツトを
送りねじとの保合又は解除した位置に設定替えできる。
じに常時押しつけられて噛合可能に設定されており、ク
ラッチ操作部は押動操作力の付与によりハーフナツトを
送りねじとの保合又は解除した位置に設定替えできる。
すなわち、上記シリンジ付勢装置−は、■クラッチ操作
部に加える切換動作によってハーフナツトと送りねじと
の係合状態を解除した状態下で、押動ヘッドをシリンジ
の押子に対する押動開始位置に設定した後、■クラッチ
操作部に加える切換動作によってハーフナツトを送りね
じに係合させることにより、送りねじの回転とともに押
動ヘッドを強制移動し、シリンジの押子を押動してシリ
ンジ内の液剤を外部に放出することにより、患者への注
入動作を行なうことを可能とする。
部に加える切換動作によってハーフナツトと送りねじと
の係合状態を解除した状態下で、押動ヘッドをシリンジ
の押子に対する押動開始位置に設定した後、■クラッチ
操作部に加える切換動作によってハーフナツトを送りね
じに係合させることにより、送りねじの回転とともに押
動ヘッドを強制移動し、シリンジの押子を押動してシリ
ンジ内の液剤を外部に放出することにより、患者への注
入動作を行なうことを可能とする。
「発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記従来のシリンジ付勢装置にあっては
、押動ヘッドを上記■にて手動により移動する時、ハー
フナツトを送りねじとの係合又は解除した位置に設定し
続けるため、クラッチ操作部を押し続ける必要があり操
作性が悪い。
、押動ヘッドを上記■にて手動により移動する時、ハー
フナツトを送りねじとの係合又は解除した位置に設定し
続けるため、クラッチ操作部を押し続ける必要があり操
作性が悪い。
また、クラ−2チ操作部を上記の如く操作しなから押動
ヘッドを移動させている途中で操作力を弱めると、ハー
フナツトが送りねじに噛合ってしまうため、充分な注意
が必要となる。
ヘッドを移動させている途中で操作力を弱めると、ハー
フナツトが送りねじに噛合ってしまうため、充分な注意
が必要となる。
また、押動ヘッドを上記■にて手動により移動するに際
して押動ヘッドが送りねじにガイドされるようになって
おり、かつクラッチ操作部が押動ヘッドに配設されてい
る場合に、クラッチ操作部に操作力を加えなから押動ヘ
ッドを動かすと、操作力が押動ヘッドと送りねじの間に
無理な力として加わり、押動ヘッドが円滑に移動できな
くなる。
して押動ヘッドが送りねじにガイドされるようになって
おり、かつクラッチ操作部が押動ヘッドに配設されてい
る場合に、クラッチ操作部に操作力を加えなから押動ヘ
ッドを動かすと、操作力が押動ヘッドと送りねじの間に
無理な力として加わり、押動ヘッドが円滑に移動できな
くなる。
さらに、上記従来のシリンジ付勢装置にあっては、クラ
ッチ操作部により、上記■による押動ヘッドの強制移動
中にハーフナツトを送りねじとの係合又は解除した位置
に設定替えし、かつその設定替え状態を保持するために
は、クラッチ操作部を押し続ける必要がある。このため
、送りねじ駆動モータ等の制御回路の故障により押動ヘ
ッドが暴走した時、該押動ヘッドの暴走をワンタッチに
て確実に停止させて沈静化することに困難がある。
ッチ操作部により、上記■による押動ヘッドの強制移動
中にハーフナツトを送りねじとの係合又は解除した位置
に設定替えし、かつその設定替え状態を保持するために
は、クラッチ操作部を押し続ける必要がある。このため
、送りねじ駆動モータ等の制御回路の故障により押動ヘ
ッドが暴走した時、該押動ヘッドの暴走をワンタッチに
て確実に停止させて沈静化することに困難がある。
本発明は、クラッチ操作部の操作性を良好とし、押動ヘ
ッドを手動により円滑かつ容易に移動可能とし、かつ強
制移動中の押動ヘッドを確実かつ容易に停止可能とする
ことを目的とする。
ッドを手動により円滑かつ容易に移動可能とし、かつ強
制移動中の押動ヘッドを確実かつ容易に停止可能とする
ことを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、基体上に形成されるシリンジ保持部と、シリ
ンジ保持部に保持されるシリンジの押子な押動可能とす
る押動ヘッドと、基体に配設される付勢機構と、押動ヘ
ッドと押動方向に一体化されるとともに付勢機構と係合
又は離脱可能とされ、付勢機構と係合したときに付勢力
を押動ヘッドへ伝える従動部と、従動部を付勢機構に対
し係合又は離脱させるクラッチ操作部とを有してなるシ
リンジ付勢装置であって、従動部を付勢機構と係合又は
解除させた状態でクラッチ操作部をロックするロック機
構を備えるようにしたものである。
ンジ保持部に保持されるシリンジの押子な押動可能とす
る押動ヘッドと、基体に配設される付勢機構と、押動ヘ
ッドと押動方向に一体化されるとともに付勢機構と係合
又は離脱可能とされ、付勢機構と係合したときに付勢力
を押動ヘッドへ伝える従動部と、従動部を付勢機構に対
し係合又は離脱させるクラッチ操作部とを有してなるシ
リンジ付勢装置であって、従動部を付勢機構と係合又は
解除させた状態でクラッチ操作部をロックするロック機
構を備えるようにしたものである。
[作用]
本発明によれば、クラッチ操作部により従動部を付勢機
構との係合又は解除した位置に設定替えすると、ロック
機構がクラッチ操作部をロックし、従動部と付勢機構と
の上記設定替え後の係合解除状態が保持される。
構との係合又は解除した位置に設定替えすると、ロック
機構がクラッチ操作部をロックし、従動部と付勢機構と
の上記設定替え後の係合解除状態が保持される。
したがって、手動による押動ヘッドの移動時には、クラ
ッチ操作部を操作し続ける必要がなく、押動ヘッドを円
滑かつ容易に移動できる。
ッチ操作部を操作し続ける必要がなく、押動ヘッドを円
滑かつ容易に移動できる。
また、押動ヘッドの強制移動中に押動ヘッドが暴走開始
した場合には、クラッチ操作部が従動部を付勢機構との
係合又は解除した位置に設定替えすると、ロック機構が
直ちにクラッチ操作部をロックし、従動部と付勢機構と
の上記設定替え後の係合解除状態を保持するから、暴走
開始した押動ヘッドを確実かつ容易に停止できる。
した場合には、クラッチ操作部が従動部を付勢機構との
係合又は解除した位置に設定替えすると、ロック機構が
直ちにクラッチ操作部をロックし、従動部と付勢機構と
の上記設定替え後の係合解除状態を保持するから、暴走
開始した押動ヘッドを確実かつ容易に停止できる。
[実施例1
第1図は本発明の一実施例に係るシリンジ付勢装置の内
部構造を模式的に示す平面図、第2図は第1図における
送りねじとハーフナツトの保合状態を示す側面図、第3
図は第1図における送りねじとハーフナツトの係合解除
状態を示す側面図、第4図はシリンジ付勢装置の外観を
示す平面図である。
部構造を模式的に示す平面図、第2図は第1図における
送りねじとハーフナツトの保合状態を示す側面図、第3
図は第1図における送りねじとハーフナツトの係合解除
状態を示す側面図、第4図はシリンジ付勢装置の外観を
示す平面図である。
シリンジ付勢装置10は、第1図、第4図に示す如く、
基体11の外面にシリンジ12を所定位置に保持するシ
リンジ保持部13を備えている。
基体11の外面にシリンジ12を所定位置に保持するシ
リンジ保持部13を備えている。
シリンジ保持部13は、シリンジ12のフランジ部14
を係入可能とする係入構部15を備えている。なお、シ
リンジ保持部13は、シリンジ12の外筒部16を押圧
保持するクランプアームを備えてもよい、llAは電源
スィッチ、IIBは開始ボタン、IICは停止ボタン、
110は注入量表示部、18は液剤輸送管である。
を係入可能とする係入構部15を備えている。なお、シ
リンジ保持部13は、シリンジ12の外筒部16を押圧
保持するクランプアームを備えてもよい、llAは電源
スィッチ、IIBは開始ボタン、IICは停止ボタン、
110は注入量表示部、18は液剤輸送管である。
シリンジ付勢装置10は、基体11の内部に、駆動モー
タ19、減速ギア装置20を備え、それらにて駆動され
る送りねじ(付勢機構)21を支持している。送りねじ
21はシリンジ保持部13に保持されるシリンジ12の
長手方向に沿って配置されている。
タ19、減速ギア装置20を備え、それらにて駆動され
る送りねじ(付勢機構)21を支持している。送りねじ
21はシリンジ保持部13に保持されるシリンジ12の
長手方向に沿って配置されている。
シリンジ付勢装置10は、シリンジ保持部13に保持さ
れるシリンジ12の押子22を押動可能とする押で動ヘ
ッド23を備えている。押動ヘッド23は押子係着部2
4を備えるとともに、送りねじ21の外周部に遊装され
て送りねじ21にガイドされるガイド部25を備えてい
る。
れるシリンジ12の押子22を押動可能とする押で動ヘ
ッド23を備えている。押動ヘッド23は押子係着部2
4を備えるとともに、送りねじ21の外周部に遊装され
て送りねじ21にガイドされるガイド部25を備えてい
る。
シリンジ付勢装置lOは、押動ヘッド23と押動方向に
て一体化されるとともに、送りねじ21と係合又は離脱
可能とされるハーフナツト(従動部)26を備えている
。ハーフナツト26は、押動ヘッド23に片持支持され
る板ばね27の先端に設けられて、この板ばね27に弾
発される状態下で送りねじ21に常時押しつけられて噛
合いせしめられる。
て一体化されるとともに、送りねじ21と係合又は離脱
可能とされるハーフナツト(従動部)26を備えている
。ハーフナツト26は、押動ヘッド23に片持支持され
る板ばね27の先端に設けられて、この板ばね27に弾
発される状態下で送りねじ21に常時押しつけられて噛
合いせしめられる。
シリンジ付勢装置10は、ハーフナツト26を送りねじ
21に対し係合又は離脱するクラッチ操作レバー(クラ
ッチ操作部)28を備えている。
21に対し係合又は離脱するクラッチ操作レバー(クラ
ッチ操作部)28を備えている。
クラッチ操作レバー28は、押動ヘッド23に設けられ
たスライド部29に案内されて前後動するとともに、ハ
ーフナツト26の衝合肩部26Aに衝合でき、後進端で
はハーフナツト26を送りねじ21との係合位置に設定
しく第2図参照)、前進端ではハーフナツト26を送り
ねじ21との係合又は解除した位置に設定する(第3図
参照)。
たスライド部29に案内されて前後動するとともに、ハ
ーフナツト26の衝合肩部26Aに衝合でき、後進端で
はハーフナツト26を送りねじ21との係合位置に設定
しく第2図参照)、前進端ではハーフナツト26を送り
ねじ21との係合又は解除した位置に設定する(第3図
参照)。
なお、クラッチ操作レバー28は、その中間部に被ロッ
ク爪28Aを備える。
ク爪28Aを備える。
しかして、シリンジ付勢装置lOはハーフナツト26を
送りねじ21との係合又は解除した位置に設定したクラ
ッチ操作レバー28を(第3図の前進端にて)ロックす
るストッパ(ロック機構)30を備える。ストッパ30
は、押動ヘッド23に片持支持される板ばね31の先端
部に設けられるとともに、押動ヘッド23に植設される
支軸32に長孔33を介して上下動可能に支持され、か
つクラッチ操作レバー28の被ロック爪28Aに噛合可
能なロック爪30Aを備えている。すなわち、ストッパ
30は板ばね31によりクラッチ操作レバー28の側に
弾発されており、ハーフナツト26を送りねじ21との
係合又は解除した位置に設定したクラッチ操作レバー2
8の被ロック爪28Aにそのロック爪30Aを噛合わせ
て該クラッチ操作レバー28を保持する。
送りねじ21との係合又は解除した位置に設定したクラ
ッチ操作レバー28を(第3図の前進端にて)ロックす
るストッパ(ロック機構)30を備える。ストッパ30
は、押動ヘッド23に片持支持される板ばね31の先端
部に設けられるとともに、押動ヘッド23に植設される
支軸32に長孔33を介して上下動可能に支持され、か
つクラッチ操作レバー28の被ロック爪28Aに噛合可
能なロック爪30Aを備えている。すなわち、ストッパ
30は板ばね31によりクラッチ操作レバー28の側に
弾発されており、ハーフナツト26を送りねじ21との
係合又は解除した位置に設定したクラッチ操作レバー2
8の被ロック爪28Aにそのロック爪30Aを噛合わせ
て該クラッチ操作レバー28を保持する。
次に、上記実施例の作用について説明する。
シリンジ12をシリンジ保持部13に装着する時には、
押動ヘッド23をシリンジ保持部13から離した位置に
停留させ、シリンジ12をシリンジ保持部13に装着し
た後には、押動ヘッド23を手動によりシリンジ12の
押子22に対する押動開始位置に設定する。この時、ク
ラッチ操作レバー28に加える以下の如くの切換操作に
よってハーフナツト26と送りねじ21との係合状態を
解除しておく必要がある。すなわち、■クラッチ操作レ
バー28が前進端まで押され、ハーフナツト26が送り
ねじ21との係合又は解除した位置に設定されると、押
動ヘッド23を手動にて自由に移動できるようになる。
押動ヘッド23をシリンジ保持部13から離した位置に
停留させ、シリンジ12をシリンジ保持部13に装着し
た後には、押動ヘッド23を手動によりシリンジ12の
押子22に対する押動開始位置に設定する。この時、ク
ラッチ操作レバー28に加える以下の如くの切換操作に
よってハーフナツト26と送りねじ21との係合状態を
解除しておく必要がある。すなわち、■クラッチ操作レ
バー28が前進端まで押され、ハーフナツト26が送り
ねじ21との係合又は解除した位置に設定されると、押
動ヘッド23を手動にて自由に移動できるようになる。
■クラッチ操作レバー28が上記■にて押された時、ク
ラッチ操作レバー28の下面28Bがストッパ30の係
合面30Bに及ぼす拘束がなくなり、ストッパ30が板
ばね31にてL方に弾発されて移動し、スト−2パ30
のロック爪30Aがクラッチ操作レバー28の被ロック
爪28Aに噛合う、これにより、クラッチ操作レバー2
8は前進端にロックされる(第3図参照)。
ラッチ操作レバー28の下面28Bがストッパ30の係
合面30Bに及ぼす拘束がなくなり、ストッパ30が板
ばね31にてL方に弾発されて移動し、スト−2パ30
のロック爪30Aがクラッチ操作レバー28の被ロック
爪28Aに噛合う、これにより、クラッチ操作レバー2
8は前進端にロックされる(第3図参照)。
上記ストッパ30によるクラッチ操作レバー28のロッ
ク状態は、ストッパ30を板ばね31の弾発力に抗して
押込むことにより、ストッパ30(7)ロック爪30A
とクラ−、チ操作レバー28の被ロック爪28Aとの噛
合いが解除されることにより解除される。これにより、
クラッチ操作レバー28は、ハーフナツト26を弾発し
ている板ばね27の弾発力を受けてその後退端に復帰し
、ハーフナツト26が送りねじ21との係合位置に設定
される。なお、板ばね31の弾発力に抗して押込まれた
ストッパ30は、その係合面30Bのヒ方への移動がク
ラッチ操作レバー28の下面28Bにて拘束されて待機
位置にロックされる(第2図参照)。
ク状態は、ストッパ30を板ばね31の弾発力に抗して
押込むことにより、ストッパ30(7)ロック爪30A
とクラ−、チ操作レバー28の被ロック爪28Aとの噛
合いが解除されることにより解除される。これにより、
クラッチ操作レバー28は、ハーフナツト26を弾発し
ている板ばね27の弾発力を受けてその後退端に復帰し
、ハーフナツト26が送りねじ21との係合位置に設定
される。なお、板ばね31の弾発力に抗して押込まれた
ストッパ30は、その係合面30Bのヒ方への移動がク
ラッチ操作レバー28の下面28Bにて拘束されて待機
位置にロックされる(第2図参照)。
このように、シリンジ12がシリンジ保持部13に保持
され、押動ヘッド23が押子22に対する押動開始位置
に設定され、ハーフナツト26が送りねじ21との係合
位置に設定された後、駆動モータ19が運転せしめられ
ると送りねじ21がハーブナツト26を駆動し、ハーフ
ナツト26とともに移動する押動ヘッド23がシリンジ
12の押子22を押動し、シリンジ12の液剤を一定の
速度で正確に注入することとなる。
され、押動ヘッド23が押子22に対する押動開始位置
に設定され、ハーフナツト26が送りねじ21との係合
位置に設定された後、駆動モータ19が運転せしめられ
ると送りねじ21がハーブナツト26を駆動し、ハーフ
ナツト26とともに移動する押動ヘッド23がシリンジ
12の押子22を押動し、シリンジ12の液剤を一定の
速度で正確に注入することとなる。
上記実施例によれば、クラッチ操作レバー28によりハ
ーフナツト26を送りねじ21との係合又は解除した位
置に設定替えすると、ストッパ30がクラッチ操作レバ
ー28をロックし、ハーフナツト26と送りねじ21と
の上記設定替え後の係合解除状態が保持される。
ーフナツト26を送りねじ21との係合又は解除した位
置に設定替えすると、ストッパ30がクラッチ操作レバ
ー28をロックし、ハーフナツト26と送りねじ21と
の上記設定替え後の係合解除状態が保持される。
したがって、手動による押動ヘッド23の移動時には、
クラッチ操作レバー28を操作し続ける必要がなく、押
動ヘッド23を円滑かつ容易に移動できる。
クラッチ操作レバー28を操作し続ける必要がなく、押
動ヘッド23を円滑かつ容易に移動できる。
また、押動ヘッド23の強制移動中に押動ヘッド23が
暴走開始した場合には、クラッチ操作レバー28がハー
フナツト26を送りねじ21との係合又は解除した位置
に設定替えすると、ストッパ30がクラッチ操作レバー
28をロックし、ハーフナツト26と送りねじ21との
上記設定替え後の係合解除状態を保持するから、暴走開
始した押動ヘッド23を確実かつ容易に停止できる。
暴走開始した場合には、クラッチ操作レバー28がハー
フナツト26を送りねじ21との係合又は解除した位置
に設定替えすると、ストッパ30がクラッチ操作レバー
28をロックし、ハーフナツト26と送りねじ21との
上記設定替え後の係合解除状態を保持するから、暴走開
始した押動ヘッド23を確実かつ容易に停止できる。
なお、本発明の実施において、クラッチ操作部とロック
機構は必ずしも押動ヘッドに配設されず、基体に配設さ
れるものであってもよい。
機構は必ずしも押動ヘッドに配設されず、基体に配設さ
れるものであってもよい。
また、本発明の実施において、押動ヘッドは送りねじに
案内されて移動するものでなく、基体に設けた案内溝等
の他のガイド手段く案内されて移動するものであっても
よい。
案内されて移動するものでなく、基体に設けた案内溝等
の他のガイド手段く案内されて移動するものであっても
よい。
また、本発明の実施において、付勢機構はビニオン、従
動部はラック等、それぞれ他の手段によるものであって
もよい。
動部はラック等、それぞれ他の手段によるものであって
もよい。
【発明の効果]
以とのように、本発明によれば、クラッチ操作部の操作
性を良好とし、押動ヘッドを手動により円滑かつ容易に
移動可能とし、かつ強制移動中の押動ヘッドを確実かつ
容易に停止できる。
性を良好とし、押動ヘッドを手動により円滑かつ容易に
移動可能とし、かつ強制移動中の押動ヘッドを確実かつ
容易に停止できる。
第1図は本発明の一実施例に係るシリンジ付勢装置の内
部構造を模式的に示す平面図、第2図は第1図における
送りねじとハーフナツトの係合状態を示す側面図、第3
図は第1図における送りねじとハーフナツトの係合解除
状態を示す側面図、第4図はシリンジ付勢装置の外観を
示す平面図である。 10・・・シリンジ付勢装置、 11・・・基体、 12・・・シリンジ。 13・・・シリンジ保持部、 21・・・送りねじ(付勢機構)、 22・・・押子、 23・・・押動ヘッド。 26・・・ハーフナツト(従動部)、 27・・・板ばね、 28・・・クラッチ操作レバー(クラッチ操作部)、2
8A・・・被ロック爪、 30・・・ストッパ(ロック機構)、 3OA・・・ロック爪、 31・・・板ばね。
部構造を模式的に示す平面図、第2図は第1図における
送りねじとハーフナツトの係合状態を示す側面図、第3
図は第1図における送りねじとハーフナツトの係合解除
状態を示す側面図、第4図はシリンジ付勢装置の外観を
示す平面図である。 10・・・シリンジ付勢装置、 11・・・基体、 12・・・シリンジ。 13・・・シリンジ保持部、 21・・・送りねじ(付勢機構)、 22・・・押子、 23・・・押動ヘッド。 26・・・ハーフナツト(従動部)、 27・・・板ばね、 28・・・クラッチ操作レバー(クラッチ操作部)、2
8A・・・被ロック爪、 30・・・ストッパ(ロック機構)、 3OA・・・ロック爪、 31・・・板ばね。
Claims (3)
- (1)基体上に形成されるシリンジ保持部と、シリンジ
保持部に保持されるシリンジの押子を押動可能とする押
動ヘッドと、基体に配設される付勢機構と、押動ヘッド
と押動方向に一体化されるとともに付勢機構と係合又は
離脱可能とされ、付勢機構と係合したときに付勢力を押
動ヘッドへ伝える従動部と、従動部を付勢機構に対し係
合又は離脱させるクラッチ操作部とを有してなるシリン
ジ付勢装置であって、従動部を付勢機構と係合又は解除
させた状態でクラッチ操作部をロックするロック機構を
備えることを特徴とするシリンジ付勢装置。 - (2)特許請求の範囲第1項において、クラッチ操作部
とロック機構とが押動ヘッドに配設されてなるシリンジ
付勢装置。 - (3)特許請求の範囲第1項又は第2項において、付勢
機構がモータにて駆動される送りねじであり、従動部が
ばねに弾発される状態下で送りねじに押しつけられて噛
合うハーフナットであり、クラッチ操作部が被ロック爪
を備えるクラッチ操作レバーであり、ロック機構がクラ
ッチ操作レバーの被ロック爪に噛合可能なロック爪を備
えるストッパであり、ストッパはばねによりクラッチ操
作レバーの側に弾発されており、従動部を付勢機構との
係合又は解除した位置に設定したクラッチ操作レバーの
被ロック爪にそのロック爪を噛合わせて該クラッチ操作
レバーを保持するシリンジ付勢装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62297809A JPH01139074A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | シリンジ付勢装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62297809A JPH01139074A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | シリンジ付勢装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01139074A true JPH01139074A (ja) | 1989-05-31 |
JPH042069B2 JPH042069B2 (ja) | 1992-01-16 |
Family
ID=17851447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62297809A Granted JPH01139074A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | シリンジ付勢装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01139074A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0542215A (ja) * | 1991-08-09 | 1993-02-23 | Atom Kk | 輸液装置 |
JPH05193698A (ja) * | 1991-03-29 | 1993-08-03 | Minoru Atake | ディスペンサ− |
JPH067438A (ja) * | 1992-04-29 | 1994-01-18 | Becton Dickinson & Co | 注射器ポンプ制御システム |
JPH0647091A (ja) * | 1992-07-01 | 1994-02-22 | Nikkiso Co Ltd | シリンジ注入ポンプ |
EP0916353A1 (en) * | 1997-01-10 | 1999-05-19 | Japan Servo Co. Ltd. | Liquid transportation apparatus |
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-
1987
- 1987-11-27 JP JP62297809A patent/JPH01139074A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5733U (ja) * | 1980-05-30 | 1982-01-05 | ||
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EP0916353A4 (en) * | 1997-01-10 | 2000-11-02 | Japan Servo | DEVICE FOR CONVEYING A LIQUID |
EP1595562A2 (en) * | 1997-01-10 | 2005-11-16 | Japan Servo Co. Ltd. | Liquid infusion apparatus |
EP1595562A3 (en) * | 1997-01-10 | 2006-08-02 | Japan Servo Co. Ltd. | Liquid infusion apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH042069B2 (ja) | 1992-01-16 |
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