JPH01134648U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案のものの一実施例を示す主要部
正面断面図、第２図は第１図のア―ア線矢視断面
図、第３図は本考案の他の実施例を示す第２図に
類した断面図、第４図は従来のロール支持軸の装
着状態の構造の一例を示す要部正面断面図である
。 １……ロール体、１ａ……シート、１ｂ……つ
ば金、１ｃ……芯管、２……支持軸、２ａ，２′
ａ……凸起部、２ｂ……つば、２ｃ，２′ｃ……
歯、２ｄ……固定軸部、３……先端軸、４……ボ
ルト、Ｘ，Ｙ，Ｕ，Ｖ，Ｚ……溝、Ｂ……根本部
、Ｐ，Ｐ′……角部、Ａ……中心部、θ，θａ…
…差角。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 両端より支持軸を移動させて紙、フイルム
   などを巻き取るロール体を脱着できるよう挾み、
   且つテンシヨン用のブレーキトルクを付与する構
   造体において、前記支持軸の端部よりいくらか奥
   行の部分につばを設け、該つばと支持軸の先端部
   の間に円径溝を形成し、前記支持軸の先端部は外
   周から切り込んで断面略逆三角形状の凸起部を少
   なくとも三ケ所以上支持軸の外周に設け、該凸起
   部の形状は、左右の切り込み部側面は対称とし、
   且つその外径部に前記ロール体の内径に喰い込ま
   せる歯を設け、凸起部の外径はロール体の内径に
   対し若干の締代をもたせて押接するようにし、さ
   らに支持軸の中心Ａ点と凸起部のロール体内径へ
   接する前記歯の角部Ｐ点を結んだ凸起部外周上の
   接線と、凸起部の根元Ｂ点と前記角部Ｐ点を結ん
   だ凸起部外周上の接線との差角θを、ロール体内
   径と凸起部との接触摩擦角以上とし、軸長手方向
   には可動せずラジアル方向に対し回転可動するよ
   う根元部位にて弾性支持するよう所要の肉を残し
   て前記逆三角形状のごとく細らせ、該凸起部の側
   面に前記ロール体の内径より若干小さい径で且つ
   角部を面取りし、また凸起部の回転可動が出来る
   ように凸起部との間に若干の隙間を持たせた先端
   軸を配設し、これをボルトなどで支持軸に固着せ
   しめて一体構成し、前記ロール体の回転トルクに
   より凸起部が回転移動し、この分外径方向に凸起
   部の径が変形増加し、このことに相応してロール
   体内径を押接してロール体から支持軸にトルク伝
   達するようにしたことを特徴とするロール支持軸
   の構造体。 (2) 凸起部の形状を、左回転してトルクスリツ
   プさせる場合、凸起部とロール体の内径が押接す
   る右の角部Ｐ′点と、支持軸の中心Ａ点を結んだ
   凸起部外周上の接線と、凸起部の根元Ｆ点と前記
   右の角部Ｐ′点を結んだ凸起部外周上の接線との
   差角θａを、ロール体内径と凸起部との接触摩擦
   角以下とし、左の角部は前記凸起部の角部Ｐ点と
   同様に接触摩擦角以上として凸起部の左右の切り
   込み部側面を非対称に形成したことを特徴とする
   請求項第(1)記載のロール支持軸の構造体。