JPH0113064B2 - - Google Patents

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JPH0113064B2
JPH0113064B2 JP55059172A JP5917280A JPH0113064B2 JP H0113064 B2 JPH0113064 B2 JP H0113064B2 JP 55059172 A JP55059172 A JP 55059172A JP 5917280 A JP5917280 A JP 5917280A JP H0113064 B2 JPH0113064 B2 JP H0113064B2
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JP
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reaction
sample container
container
container holder
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JP55059172A
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JPS56155854A (en
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Masahiko Sakurada
Nagahiro Atomachi
Ryoichi Orimo
Taiichi Sakano
Sugio Mabe
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPS56155854A publication Critical patent/JPS56155854A/ja
Publication of JPH0113064B2 publication Critical patent/JPH0113064B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/02Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor using a plurality of sample containers moved by a conveyor system past one or more treatment or analysis stations
    • G01N35/021Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor using a plurality of sample containers moved by a conveyor system past one or more treatment or analysis stations having a flexible chain, e.g. "cartridge belt", conveyor for reaction cells or cuvettes

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  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動化学分析装置における駆動制御方
法、特に反応容器保持部移送ライン上の反応容器
供給位置に反応容器保持部移送装置により順次移
送される反応容器保持部へ反応容器供給装置によ
り反応容器を順次供給し、反応容器を保持した反
応容器保持部を前記反応容器保持部移送装置によ
り反応容器保持部移送ラインに沿つて移送し、分
析すべき試料を収容した試料容器を保持する試料
容器保持部を試料容器保持部移送装置により順次
試料吸引位置へ移送し、前記反応容器保持部に保
持された反応容器が反応容器保持部移送ライン上
の試料分注位置に位置するときに、試料分注装置
を駆動してこの時試料吸引位置にある試料容器に
収容されている試料を前記反応容器へ分注し、反
応容器が反応容器保持部移送ライン上の試薬分注
位置に位置するときに、試薬分注装置を駆動して
所定の試薬を反応容器へ分注し、試料と試薬とを
含む検液を測定装置により測定して所定の分析を
行なうようにした自動化学分析装置において、反
応容器供給装置、試料分注装置、試薬分注装置、
測定装置の駆動を制御する方法に関するものであ
る。
このような自動化学分析装置の試料容器保持部
移送装置はサンプラと呼ばれており、例えばスネ
ークチエインに試料を収容した多数の試料容器を
装填し、これら試料容器を順次に試料吸引位置へ
移送し、ここで試料分注装置により所定量の試料
を反応容器へ分注するようになつている。
このような自動化学分析装置においては、通常
はサンプラの試料容器保持部に試料を収容した試
料容器が空きなく装填されており、反応容器保持
部には反応容器が同じく空きなく供給され、した
がつて反応容器供給装置、試料分注装置、試薬分
注装置、測定装置等は所定のタイミングで中断な
く動作するようになつている。しかし、試料容器
保持部には必らずしも空きなく試料容器が装填さ
れておらず、このような場合にも反応容器供給装
置、試料分注装置、試薬分注装置、測定装置を動
作させることは、反応容器や試薬、多くの場合希
釈液を無駄に消費することになり、得策ではな
い。
このように試料容器保持部に試料容器が充填さ
れない原因としてはサンプラに試料容器をセツト
するときに誤つて空きを作つてしまつた場合に限
られず、試料容器を継ぎ足してセツトする場合と
が、試料を識別し易くセツトする場合(分析項目
別に試料を並べたり、二台以上の分析機を用いる
場合にそれらの間の対応をつけ易くしたり、数え
易くしたりする場合)とか故意に空きを作る場合
もある。
通常自動化学分析装置の各部の動作はコンピユ
ータによつて制御しているので、上述したように
試料容器保持部に空きがある場合、コンピユータ
にその情報をキー入力して各部の動作制御を変更
することにより上述した不都合を解消することが
考えられるが、制御が著しく複雑となり、好まし
くない。また、試料容器保持部に空きがある場合
には、試料容器保持部移送装置により空き部分を
高速で移送することも考えられるが、空き部分が
長いときは反応容器保持部移送ラインでの移送ピ
ツチ内で空き部分を移送することは困難になると
共に、空き部分を送つた後の試料容器保持部移送
装置により送られる試料容器と、反応容器供給装
置により反応容器保持部移送ラインに沿つて送ら
れる反応容器との対応を付けるのが非常に面倒と
なる。さらに反応容器の無駄をなくすという点だ
けに着目すると、試料容器を装填していない試料
容器保持部が試料吸引位置を通過する時間中、反
応容器供給装置を不作動とすると共に反応容器保
持部移送装置を不作動とすることも考えられる
が、反応容器保持部移送ラインは反応ラインでも
あるので、既に反応容器に分注した試料に対する
反応時間(検波作成時から測定までの時間)が変
動してしまい正確な分析は不可能となつてしま
う。
本発明の目的は、上述したように試料容器保持
部に試料容器が誤つて或は故意に装填されていな
い空き部分がある場合にも、反応容器や試薬が無
駄に消費されることがないようにし、しかも試料
と反応容器との対応を容易かつ正確に得ることが
できると共に既に分注した試料に対しては通常の
ように正確な分析を行なうことができるようにし
た自動化学分析装置における駆動制御方法を提供
しようとするものである。
本発明は、試料吸引位置へ順次移送される試料
容器保持部に試料容器が装填されているか否かを
検出し、試料容器保持部に試料容器が装填されて
いないことを検出したときは、試料容器保持部移
送装置および反応容器保持部移送装置の動作は変
更せずに、当該試料容器保持部に装填されるべき
試料容器に収容される試料に対して行なうべきタ
イミングにおいて、反応容器供給装置、試料分注
装置、試薬分注装置および測定装置の動作を中断
させることを特徴とするものである。
以下図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の駆動制御方法を適用するのに
好適な自動分析装置の原理的構成を示す線図であ
る。本例の装置はバツヂプロセスを採用するデイ
スクリート方式で、しかも多項目の分析を順次連
続して行なうシーケンシヤルマルチ方式の自動分
析装置である。それぞれ分析すべき試料を収容し
た試料容器1は、例えばスネークチエイン状の試
料容器保持部2に保持され、試料容器保持部移送
装置3により矢印A方向に間欠的に移送される。
試料容器1内に収容された試料は、分析項目数に
応じ所定の試料吸引位置Bにおいて順次試料分注
装置4により所定量吸引され、試料分注位置Cに
ある反応容器であるキユベツト内に希釈液5と共
に分注される。キユベツト6はキユベツト保持部
7に保持されながら、反応容器保持部移送装置8
により矢印Dで示すように反応容器保持部移送ラ
イン、すなわち反応ラインに沿つて、例えば1ス
テツプ6秒で間欠的に移送される。また、このキ
ユベツト6はキユベツト供給装置9により、順次
反応ライン上の反応容器供給位置Eにあるキユベ
ツト保持部7に供給する。試料の分注を受けたキ
ユベツト6は更に数ステツプ移送し、反応ライン
上の所定の試薬分注位置Fにおいて該キユベツト
6に試薬分注装置10により希釈液11と共に分
析項目に応じた試薬を分注する。分析に必要な試
薬は、それぞれ試薬容器121〜12oに収容し、
両矢印Gで示す方向に移動可能な試薬容器移送機
構13に保持して、所定の試薬吸引位置Hにおい
て試薬分注装置10によ分析項目に応じた試薬が
吸引されるよう構成する。試料と試薬との撹拌
は、例えば試薬分注装置10により試薬と希釈液
とを適当な流速でキユベツト6内に吐出すること
により十分に行なうことができる。このようにし
て試薬の分注を受けたキユベツト6を、反応ライ
ンD上の所定の複数箇所、例えば試薬分注位置F
から12秒、24秒、36秒および60秒後の位置、すな
わち試薬の分注を受けたキユベツト6が2、4、
6および10ステツプ移動する位置の4箇所にそれ
ぞれ設けた光源と受光素子とより成る光電比色計
14〜17により測光し、当該キユベツト6内の
検液の反応状態を監視する。
反応状態の監視は、特に酵素反応の測定に重要
なことである。すなわち酵素反応測定において
は、NADH/NADレベル対時間の直線部分で測
定しなければ正確な反応速度を求めることはでき
ない。第2図は代表的な反応曲線を示す線図で、
縦軸は吸光度(O.D)を横軸は試薬を添加してか
らの反応時間(t)を表わしている。第2図にお
いて、領域aは検液の加熱時間や撹拌等による反
応の遅れ部分(ラグフエーズ)を表わし、領域b
は反応速度を確実に測定できる直線部分(リニア
フエーズ)を表わす。また領域cは試薬(基質)
あるいは試料中の成分が消耗した部分(エンドポ
イント)を表わし、この範囲での測定は誤つた低
値を示すことになる。リニアフエーズbの時間
は、基質濃度や反応総液量を調整することによつ
て適当に変えることができるが、その調整は破線
で示す反応速度の速い検液および遅い検液であつ
ても、殆んどの検液に対して光電比色計14〜1
7(第1図参照)の位置でラグフエーズaの終
点、すなわち光電比色計14〜17において吸光
度変化が検出されるようにする。好適には、リニ
アフエーズbの時間を正常な検液で1〜2分、ラ
グフエーズaの終点を決定する吸光度変化を、最
も反応が遅い検液に対して試薬添加から12秒間
(光電比色計14の位置)で最低0.05となるよう
に、基質濃度および反応総液量を設定する。この
ように設定することにより、順次に搬送される検
波のラブフエーズを光電比色計14〜17におい
てほぼ完全にモニターすることができる。
なお、光電比色計14〜17はラグフエーズa
のみならず、リニアフエーズbをもモニターする
ものである。すなわち光電比色計14〜17の1
つでラグフエーズの終点が検出された検液は、そ
の比色計よりも後方に位置する別の比色計により
検液がリニアフエーズにある間に測光された後、
キユベツト6ごと廃棄する。
上述した試料容器保持部移送装置3、試料分注
装置4、反応容器保持部移送装置8、反応容器供
給装置9、試薬分注装置10、試料容器移送装置
13の動作は機構制御装置18により制御され、
比色計14〜17の測光データはデータ演算装置
19において処理される。さらにこれら機構制御
装置18およびデータ演算装置は中央情報処理装
置20により制御される。中央情報処理装置20
には入力装置21により外部から情報を入力でき
ると共に分析結果等の出力情報は出力装置22に
より出力することができる。
本発明の駆動制御方法は、試料容器保持部2に
試料容器1がセツトされているか否かを検出し、
セツトされていないときに、本来ここにセツトさ
れるべき試料容器に収容されている試料に対して
行なうべきタイミングにおける反応容器供給装置
9、試料分注装置4、試薬分注装置10、試薬容
器移送装置13、測光部14〜17および測光デ
ータ演算装置19の動作を中断するようにしたも
のである。このために試料容器保持部2の移送ラ
イン上の位置(この位置は試料吸引位置Bよ
りも上流側にある)において試料容器を検出する
試料容器検出装置23を設け、試料容器の有無を
表わす情報を機構制御装置18へ供給する。本例
ではさらに試料容器保持部2の検出装置24をも
設ける。第3図はこれらの検出装置23および2
4と試料容器1および試料容器保持部2との関係
を示す斜視図である。本例では試料容器1は試験
管状のものであり、試料容器保持部2は筒状のも
のであり、これらの筒をスネークチエイン状に連
結したものである。このような試料容器保持部移
送装置3としてはスプロケツトホイールを以つて
構成することができる。試料容器保持部2の一方
の側面には切欠き2Aを形成し、試料容器検出装
置23はこの切欠き2Aを通して試料容器1を検
出するものである。さらに試料容器検出装置23
は矢印Jで示すように試料容器1の軸線方向に移
動して試料容器1に貼付したカードに記録してあ
るバーコードを読取るようになつている。このバ
ーコードは例えば分析項目の指定をするものであ
る。試料容器保持部2の反対側には開口2Bを形
成し、これを試料容器保持部検出装置24で検出
するようにする。本例では最大で3つの開口を縦
に並べて形成し得るようにし、その組合せによつ
て当該試料容器保持部にセツトされている試料の
種類を指定できるようにする。すなわち、自動分
析装置においては検量線を作成したり、較正をし
たりする際には特定の液体を使用するが、その液
体を特定するために開口2Bを用いるものであ
る。さらに本例では、この試料容器保持部2の検
出装置24からの信号をカウントすることによつ
て試料番号の指定を行なつている。
第1図において試料容器検出位置において試
料容器検出装置23が試料容器を検出しないとき
は、その情報を機構制御装置18に送り、さらに
ここから中央情報処理装置20へ送る。この中央
情報処理装置20はこの情報を受け、予じめ設定
されているプログラムにしたがつて各部の動作を
次のように制御する。
(a) 試料容器保持部移送装置3および反応容器保
持部移送装置8の動作は何んら変更しない。
(b) 当該試料容器保持部2′が試料吸引位置Bに
来るまでは試料分注装置4の動作は変更しな
い。
(c) 試料容器が装填されていない試料容器保持部
2′が試料吸引位置Bに来たときは、試料分注
装置4の動作は中断する。
(d) 当該試料容器保持部2′に装填されるべき試
料容器に収容される試料に対して為すべきタイ
ミングにおいて(すなわち第1図の状態におい
て)、反応容器供給装置9の動作を中断する。
したがつて当該反応容器保持部7′には反応容
器はセツトされない。
(e) 前記の反応容器がセツトされていない反応容
器保持部7′が試料分注位置Cに達するときに
試料分注装置4の動作を中断する。第1図の例
では空の反応容器保持部7′が試料分注位置C
に達するタイミングと、空の試料容器保持部
2′が試料吸引位置Bに達するタイミングとは
同じである。
(f) 空の反応容器保持部7′が試薬分注位置Fに
達するときに試薬分注装置10および試薬容器
移送装置13の動作を中断する。
〓 空の反応容器保持部7′が比色計14〜17
の位置に達したときに、これら比色計の動作お
よびデータ演算装置19の動作を中断する。
(h) 反応容器保持部7から反応容器6を廃棄する
装置を用いる場合には、空の反応容器保持部
7′がこの廃棄位置に達したときに、廃棄装置
の動作を中断する。
(i) 出力装置22により試料容器が試料容器保持
部に装填されていないことを示す特定の記号等
を表示する。
位置において再び試料容器1が検出される
と、この試料容器に収容されている試料に対する
タイミングにおいて試料分注装置4、反応容器供
給装置9、試薬分注装置10、比色計14〜17
およびデータ演算装置19は再び動作を開始する
ようになる。
このように各部の動作を、試料容器が試料容器
保持部に装填されていないことを検出することに
より制御することにより、各部の無駄な動作を省
くことができ、反応容器6、希釈液5,11およ
び試薬の無駄な消費を無くすことができる。ま
た、試料容器保持部移送装置3および反応容器保
持部移送装置8の動作は何んら変更しないので、
試料と検液との対応関係には何んら影響がなく、
制御プログラムが複雑にならないと共に分析の信
頼度が向上する。この場合、試料番号は試料容器
保持部2に対する検出装置24の出力をカウント
するが、試料容器がセツトされていないときには
カウントしないようにしておくことにより対応関
係がずれることはない。試料容器保持部2に試料
容器1をセツトする場合に積極的に空きを作つて
も正常に分析装置は動作するので、この空きを利
用して試料を継ぎ足してセツトしたり、判別し易
いように並べることができる。したがつてオペレ
ータの操作が容易になると共に分析を効率良く行
なうことができる。
上述した例では試料容器保持部2の検出装置2
4を設けたため、位置において試料容器保持部
の有無を検出することもできる。上述したように
試料容器1が無いことを検出したときの各部の動
作の停止は一時的なものであつたが、試料容器保
持部2がないことが検出されたときは装置全体が
停止状態に向つて進み、既に処理された試料に対
する正常の分析が全て終了したときに装置は停止
する。この場合は試料容器保持部2を再びセツト
した後スタートスイツチを入れることにより再び
分析装置を始動させる。
第4図は上述した反応容器であるキユベツト6
を配列収納したマガジン30を示すものである。
本例のキユベツト6はほぼ箱状のものである。こ
のマガジン内への収納は使用者が行なうものでは
なく、使用者はキユベツト6の収納されたマガジ
ンを入手することができる。したがつて、キユベ
ツト6に傷や指紋が付く恐れはない。マガジン3
0は合成樹脂の成形品または金属製とすることが
でき、本例ではその中に矢印Xで示す横方向に10
個、これと垂直な矢印Yで示す縦方向にも10個、
合計で100個のキユベツト6を配列収納してある。
マガジン30の一方の側壁31aの一端にキユベ
ツト6の厚さにほぼ等しい幅を有する出口31b
を形成するキユベツト6がこの出口31bから正
しい姿勢で排出されるように幅の狭い前側壁31
aの出口31bと隣接する部分に弾力性を有する
突片31cを形成する。マガジン30にはさらに
上壁31dから後側壁31eまで延在する3本の
溝31fを形成する。さらにキユベツト配列体と
後側壁31eとの間には押板32を介在させ、後
述するようにこの押板32を矢印Y方向に移送さ
せることによりキユベツト配列体をY方向へ同時
に移動できるようになつている。さらに側壁31
aの右端には切欠き31gを形成し、マガジン3
0を反応容器供給装置9に装填するときに、装置
の凸起が切欠き31gに嵌合するようにして、逆
挿入を防止する。
第5図および第6図は上述したマガジン30内
に収納したキユベツト6を一個づつ反応容器保持
部移送装置8の順次の反応容器保持部7を構成す
る切欠きに順次に装填するための反応容器供給装
置の一例の構成を示すものであり、第5図は平面
図、第6図は断面図である。ターンテーブル状の
反応容器保持部移送装置8は第5図において矢印
Dで示すように反時計方向に所定のピツチで回動
するものであり、その周縁には多数の切欠きより
成る反応容器保持部7が等間隔で形成されてい
る。
反応容器供給装置は基板40を具え、第6図に
示すようにこの基板の底面にはマガジン収納部4
1が固着されている。マガジン収納部41内には
マガジン受け42を上下方向に移動自在に配置
し、このマガジン受け42はプーリー43に掛け
渡したワイヤ44の一端を固着し、このワイヤの
他端は円筒状ガイド45内に移動自在に配置した
錘り46に固着する。ガイド45にはリニアベア
リング47を介してマガジン受け42を支持させ
る。したがつてマガジン受け42は常に上方に偏
倚されることになる。マガジン収納部41内には
第4図に示すように多数のキユベツト6を収納し
たマガジン30を複数個装填することができる。
マガジン収納部41の上方の基板40にはマガ
ジンが通過する第1の開口40aを形成する。基
板40の上面にはこの第1開口40aを挾むよう
に一対のL字状のレバー48および49をそれぞ
れ軸48aおよび49aを中心として回動自在に
設ける。これらレバー48および49にはリング
状のストツパ50および51をそれぞれ軸50a
および51aにより取付けると共に後述するよう
にこれらレバーを回動させるためのローラ52お
よび53を軸52aおよび53aにより取付け
る。さらにこれらレバー48および49の遊端に
は係合突片48bおよび49bを形成する。基板
40の第1開口40aの側方にはさらにL字状の
支柱54および55を設け、これら支柱の先端に
ストツパ54aおよび55aを取付ける。
基板40にはさらにマガジンが通過する第2の
開口40bを形成する。この第2開口40bの側
方には一対のマガジン受けレバー56および57
をそれぞれ軸56aおよび57aを中心として回
動するように設ける。これらのレバー56および
57の遊端近傍にはピン56bおよび57bをそ
れぞれ植設し、これらのピンと前記レバー48お
よび49の係合突片48bおよび49bと係合さ
せる。レバー56および57にはさらにピン56
cおよび57cを植設し、これらのピンを、第5
図の平面に平行に延在する軸58aおよび59a
を中心として回動する押しレバー58および59
の突片と係合させる。これらのレバー48,4
9,56,57,58および59にはそれぞれば
ねを取付け、実線で示す位置になるように偏倚す
る。押しレバー58および59は、レバー56お
よび57が仮想線で示すように変位するとき、第
5図に示す平面に対して垂直な面内で回動するも
のである。
基板40には第1および第2の開口40aおよ
び40bの上方に延在する2本のガイド軸60a
および60bを脚部61aおよび61bを介して
固着する。これ一対のガイド軸60aおよび60
bには第1のスライダ62をリニアベアリングを
介して摺動自在に設け、この第1スライダ62に
はワイヤー63の一端を固着し、このワイヤを脚
部61aに取付けたプーリ64、モータ65の駆
動軸に取付けたプーリ66および脚部61bに取
付けたプーリ67に掛け渡し、他端を同じくスラ
イダ62に固着する。したがつてモータ65を可
逆回転させることによつてスライダ62をガイド
軸60aおよび60bに沿つてY方向に往復移動
できるようになつている。この移動は、第1の開
口40aの上方に位置するマガジン30を第2の
開口40bの上方の装填位置まで移動させると共
にマガジン30内のキユベツト6をY方向に送る
ためのものである。このため、第6図に示すよう
にスライダ62の下方にはマガジン30に形成し
た溝31f内に侵入し得る3本のアーム62aを
取付ける。
基板40にはさらに、第2の開口40bの側縁
に沿い、ガイド軸60aおよび60bに対して直
交する方向に延在する一対のガイド軸68aおよ
び68bを脚部69aおよび69bを介して取付
ける。このガイド軸にはスライダ70を摺動自在
に設け、ワイヤ71の一端をこのスライダ70に
固着すると共にこのワイヤ71を脚部69aに設
けたプーリ72、モータ73の駆動軸に取取付け
たプーリ74および脚部69bに取付けたプーリ
75に掛け渡し、他端をスライダ70に固着す
る。したがつてモータ73を正逆転させることに
よりスライダ70をガイド軸68a,68bに沿
つてX方向に移動させることができ、これにより
マガジン30内からキユベツト6を1個づつ反応
容器保持部7を構成する切欠き内に装填すること
ができる。このためにスライダ70にはピン70
aを設け、その先端に押し爪70bを固着し、ピ
ン70aにはコイルバネ70cを挿入し、この押
し爪70bによつて一番端のキユベツト6の側壁
を押すことができるようにする。
ガイド軸68bと脚部69aとの間にはコイル
バネ76を介挿すると共に脚部69bに対しては
摺動自在とするため、ガイド軸68a,68bは
第5図の平面において右方へ偏倚される。また第
6図に示すようにスライダ70はガイド軸68a
にはリニアベアリングを介して摺動自在に挿入さ
れているが、ガイド軸68bにはコイルバネ77
およびボール78により摩擦係合している。した
がつてスライダ7とガイド軸68bとは或る範囲
に亘つては一緒に移動するようになつている。こ
のガイド軸68bの他端にはL字状のレール受け
79を固着し、このレール受けにはキユベツト6
の厚みにほぼ等しい幅の凹所を有するガイドレー
ル80を固着する。このガイドレールはガイドロ
ーラ81a〜81dにより案内され、X方向に僅
かに往復動する。ガイドレール80の先端付近に
は先端にあるキユベツト6を押える押えバネ82
を取付ける。
次に本例装置の動作を説明する。今説明の便宜
上マガジン収納部41内には数個のマガジン30
が装填されており、最上位置にあるマガジンの上
面は実線位置にあるレバー48,49に取付けた
ストツパ50および51と係合しているものとす
る。また第2開口40bの上方にはマガジン30
が位置しており、実線位置にあるレバー56およ
び57により支えられ下方には落下しないように
なつている。すなわちこのマガジン30はキユベ
ツト装填位置にあり、その内に収納したキユベツ
ト6を順次に切欠き7内に挿入できるようになつ
ている。すなわち、モータ73を正転させること
によりワイヤ71は第5図において時計方向に動
き、これに伴なつてスライダ70はX方向に動
く。このときガイド軸68bもX方向に動き、し
たがつてレール受け79およびガイドレール80
もX方向へ動く。この際キユベツト列(第5図に
おいて、一番上方に水平方向に配されているキユ
ベツト)もX方向へ動く。次にガイド軸68bの
右端のナツト68cが脚部69aに当接するとガ
イド軸68bは最早や移動せず、スライダ70の
みがX方向に動く。これによりキユベツト列はさ
らにX方向に押出され、左端のキユベツトはガイ
ドレール80から外れ、反応容器保持部移送装置
8の切欠き7内に挿入される。キユベツト6には
弾性突条が形成されているため切欠き7内に弾性
的に嵌合されることになる。次にモータ73を逆
転させると、スライダ70およびガイド軸68b
は共にX方向において反対方向に戻り、レール受
け79を脚部69bに当接させる。この間スライ
ダ70の押し爪70bはキユベツトと当接したま
まである。以上の動作を繰返し行なつて順次のキ
ユベツト6を切欠き7内に挿入することができ
る。一番上側のキユベツト列の挿入が終了した
ら、モータ73を逆転させ、スライダ70を右端
位置へ戻す。次にモータ65を所定量正転させ、
ワイヤ63を反時計方向に回動させ、スライド6
2をY方向へ所定ピツチ(キユベツトの厚さに等
しい)だけ移動させる。これによりマガジン30
内のキユベツト6は押し板32により押され、第
5図において上方へ移動する。
このようにしてキユベツト装填位置にあるマガ
ジン30内のキユベツト6をすべて反応容器保持
部7内に装填した後、モータ65を逆転させ、ス
ライド62をY方向において反対方向に移動させ
る。この移動の最後において、スライド62がレ
バー48および49のローラ52および53に当
接し、これを押すので、これらレバーは仮想線で
示すように回動する。この回動によりリング50
および51がマガジンから外れ、マガジン収納部
41にある一番上方のマガジンが錘り46の作用
により上方へ移動し、ストツパ54aおよび55
aに当接する。一方アーム48および49が回動
すると、突片48bおよび49bとピン56bお
よび57bとの係合によりレバー56および57
が回動し、第2の開口40b上方にある空のマガ
ジン30はこの開口を経て落下し、装填位置から
排出される。この排出動作を助けるために、アー
ム56および57の回動と連動して押しレバー5
8および59が回動し、マガジンを下方へ押し下
げる。
次にモータ65を正転させるとスライド62は
第5図において上方へ移動し、レバー48,4
9,56,57,58および59は実線の位置に
復帰する。このように新たなマガジン30をキユ
ベツト装填位置に移送することができる。
本発明は上述した例にのみ限定されるものでは
なく、幾多の変更、変形が可能である。例えば本
発明を適用すべき自動化学分析装置は上述した形
式のものに限定されず、種々の形式の分析装置に
適用できることは勿論である。また、試料容器検
出装置は試料容器に貼付したカードのバーコード
を読取るものとしたが、単に試料容器のみを検出
するものであつても差支えない。また、反応容器
供給装置も上述した例にのみ限定されず、選択的
に反応容器を反応容器保持部へ供給できるもので
あればどのような構成のものでもよい。さらに上
述した例では測定装置の比色計は反応容器保持部
移送ラインに沿つて配置したが、このライン外に
測定装置を設け、検液を反応容器ごとまたは反応
容器から測定装置へ移送することもできる。この
ような場合にはこの移送装置の動作も所定のタイ
ミングで中断させることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による駆動制御方法を適用する
のに好適な自動化学分析装置の一例の構成を線図
的に示す図、第2図は代表的な反応曲線を示す
図、第3図は試料容器検出装置および試料容器保
持部の一例の構成を示す斜視図、第4図は反応容
器供給装置に用いる反応容器マガジンを示す斜視
図、第5図は第4図に示すマガジンを用いる反応
容器供給装置の一例の構成を示す平面図、第6図
は同じくその断面図である。 1……試料容器、2……試料容器保持部、3…
…試料容器保持部移送装置、4……試料分注装
置、6……反応容器、7……反応容器保持部、8
……反応容器保持部移送装置、9……反応容器供
給装置、10……試薬分注装置、14〜17……
光電比色計、18……機構制御装置、19……デ
ータ演算装置、20……中央情報処理装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 反応容器保持部移送装置により順次移送され
    る反応容器保持部へ反応容器供給装置により反応
    容器を順次供給し、分析すべき試料を収容した試
    料容器を保持する試料容器保持部を試料容器保持
    部移送装置により順次試料吸引位置へ移送し、前
    記反応容器保持部に保持された反応容器が試料分
    注位置に位置するときに、試料分注装置を駆動し
    てこの時試料吸引位置にある試料容器に収容され
    ている試料を前記反応容器へ分注し、反応容器が
    試薬分注位置に位置する時に、試薬分注装置を駆
    動して所定の試薬を反応容器へ分注し、試料と試
    薬とを含む検液を測定装置により測定して所定の
    分析を行なうようにした自動化学分析装置におい
    て、前記試料吸引位置へ順次移送される試料容器
    保持部に試料容器が装填されているか否かを検出
    し、試料容器保持部に試料容器が装填されていな
    いことを検出したときは、試料容器保持部移送装
    置および反応容器保持部移送装置の動作は変更せ
    ずに、当該試料容器保持部に装填されるべき試料
    容器に収容される試料に対して行なうべきタイミ
    ングにおいて、反応容器供給装置、試料分注装
    置、試薬分注装置および測定装置の動作を中断さ
    せることを特徴とする自動化学分析装置における
    駆動制御方法。
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JPS61259142A (ja) * 1985-05-14 1986-11-17 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 生化学分析装置
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