JPH01128171A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH01128171A
JPH01128171A JP28550387A JP28550387A JPH01128171A JP H01128171 A JPH01128171 A JP H01128171A JP 28550387 A JP28550387 A JP 28550387A JP 28550387 A JP28550387 A JP 28550387A JP H01128171 A JPH01128171 A JP H01128171A
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JP28550387A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Uchimura
内村 憲一朗
Yoshiyuki Yamashita
山下 義征
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、図形の連結成分に外接する枠情報を抽出す
る画像処理装置に関する。
(従来の技術) 図形の連結成分に外接する枠情報を抽出する従来方法と
して、ローゼンフエルト及びカーク著、「ディジタル画
像処理」、長尾真監訳、近代科学社、1978年発行、
第353頁〜第361頁(原書: A、Rosenfe
ld、A、(:、にak著、Digital Pict
ureProcessing″、アカデミツク・ブレス
(AcademicPress)社、1976年発行)
に、(a)連結成分の境界を追跡する方法、及び(b)
探索と伝搬を繰り返して同一成分の全ての点に同一ラベ
ルを付与する方法が記載されている。更に、ラベル付け
する方法として(C)個々の成分の情報を記憶するテー
ブルを設け、画像を1ラインずつ走査しながらテーブル
を更新し、全走査を終了した後に、テーブルの情報をま
とめて各連結成分を別々にラベル付ける方法が記載され
ている。
(発明が解しようとする問題点) しかし、(a)の方法は、追跡処理に常に時間が掛かり
、又画像をランダムにアクセスするために、通常の全画
像データを記憶する多量のメモリを必要とする。一方、
(b)の方法は、成分の総面積に依存して処理時間が増
加し、ランダムアクセスを行なうために、(a)の方法
と同様に全画像データを記憶することが必要となり、か
つ各画素毎のラベルを記憶するために画像データと同じ
大きさの次元の多値メモリが必要となる。更に、(C)
の方法は、画像を1回走査することにより処理が終了す
るが、大型の画面ではラベルを格納するためにメモリ容
量が膨大となる。更に、ラベル・テーブルに対して多数
回のアクセスを必要とする等の理由により、処理時間の
点で問題があった。
この発明は、以上で述べたような従来の問題点を除去す
ると共に、小容量のメモリを用い、短時間で効率よく与
えられた図形から連結成分の外接枠情報を抽出する画像
処理装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明の画像処理装置は、 与えられた画像を行により走査して得た画像データから
前記画像に含まれている図形の連結成分を抽出するもの
であると共に、 前記画像について現在走査している走査行及びその直前
の走査行から得た画像データを記憶する第1の記憶手段
と、 前記画像における黒画素の有無を前記走査行に投影した
結果を1走査行の範囲について記憶する第2の記憶手段
と、 走査行の行番号を1走査行の範囲について記憶する第3
の記憶手段と、 前記図形に外接する外接矩形の位置情報と、複数の前記
外接矩形間の結合情報とを外接矩形情報として格納する
第4の記憶手段と、 前記外接矩形情報を格納するアドレスを1走査行の範囲
について記憶する第5の記憶手段と前記第1の記憶手段
の内容と、前行までの走査で得られた前記第2の記憶手
段の中の1塊のデータの並びとから図形の連結状態を判
断し、連結状態の終了を検出したときに、前記1塊のデ
ータの並びの開点及び終点の位置と、前行までの走査で
得られた第3の記憶手段の中の前記1塊のデータの並び
に対応する記憶位置に格納された行番号の最小値と、前
行の行番号とを前記外接矩形の位置情報として抽出して
前記第4の記憶手段に記憶させると共に、前行までの走
査により得られた前記第4の記憶手段の内容によって関
係付けられ、前記第4の記憶手段に記憶すべき外接矩形
情報が存在するときは、相互の連結情報をそれぞれの記
憶位置に記憶し、前記連結成分に関連する情報を前記第
1、第2、第3及び第5の記憶手段から消去する第1の
処理、 現在の走査データと連結関係にない成分について前行ま
での走査により得られている1塊のデータの並びが前記
走査データと走査方向に重なる位置関係にある場合、又
は接する位置関係にある場合を検出し、前記成分につい
て前記第1の処理と同様の処理により外接矩形の位置情
報と、前記成分について過去に得られた外接矩形情報を
連結する結合情報とを前記第4の記憶手段に記憶し、か
つ前記記憶内容を現在の走査データとの関係付けて前記
第5の記憶手段に記憶した後、関連する前行までの情報
を前記第1、第2及び第3の記憶手段から消去する第2
の処理、及び 現在の走査データと前行までの走査により得た前記第2
の記憶手段の内容との論理和を取り、その結果を前記第
2の記憶手段に記憶し、前記結果を格納した前記第2の
記憶手段の中の1塊のデータの並びに対応する記憶位置
で前記第3の記憶手段の内容を調べて行番号が記憶され
ていない位置に現在の走査行番号を記憶し、かつ前行ま
でに得られている前記第5の記憶手段の内容を現在行の
走査データに対応して更新する第3の処理を含む1走査
行の処理を反復することにより得た外接矩形情報を連結
して連結成分の外接矩形情報を抽出する外接枠抽出部と を備えたことを特徴とするものである。
(作用) この発明の画像処理装置によれば、各走査により連結成
分の外接矩形情報を抽出する対象の図形から得た画像デ
ータを調べ、前記連結成分の外接矩形情報を検出すると
共に、前記連結成分について横方向への広がりが重なる
成分、又は接触する成分が検出されたときは、それらの
成分に関連する前記外接矩形情報を前記各記憶手段から
消去するようにしながら一連の前記処理を進めることに
より、このような処理を実行する際に必要とする記憶手
段が小容量であっても実行可能とすると共に、これらの
記憶手段を効率よく利用することにより、処理を高速化
させる。
(実施例) 第1図はこの発明の画像処理装置の概要を示すブロック
図である。第1図において、ラインバッファ(LBIJ
F2)  1は、図形の走査により得られた画像データ
PDを人力してその1行分について記憶する機能を有し
、記憶したデータ[lD]を外接枠抽出部2に直接人力
すると共に、ラインバッファ(LBUF2)  1と同
様の構成のラインバッファ(LBIJFI) 3を介し
て外接枠抽出部2にデータBD2として人力している。
外接枠抽出部2は、ラインバッファ(LBUF2) ”
 1及びラインバッファ(LBUFI)、3から入力さ
れるデータBDI及びBO2により、以下、第4図及び
第7図に示すフローチャートを参照して以下で詳細に説
明する処理を実行することにより、画像データPDの外
接枠情報叶りを生成する。
第2図は外接枠抽出部2の詳細を示すブロック図である
。外接枠抽出部2において、ラインバッファ(LBUF
2) 1及びラインバッファ(LBUFI) 3に記憶
されているそれぞれ1行分のデータBDI及びBO2は
、制御部4に人力される。
制御部4は、データBDI及びBO2を用い、例えば第
3図(第4図及び第7図に示すフローチャートを参照し
て以下で詳細に説明する)に示す図形P1及びP2にお
ける連結成分の外接枠情報叶りを抽出するための処理を
実行する機能を有する。
更に、外接枠抽出部2において、黒画素(斜線部分)の
有無を垂直方向に投影して得られる結果(横方向への広
がりを示すデータ)を連続する1”の並びLoとして記
憶する連結成分バッファ(RB叶)5と、連結成分が出
現した走査行番号を開始位置を示すデータとして“1”
の並び1.。に対応した記憶位置に記憶する開始位置バ
ッファ(S肛[す6と、次に説明する領域メモリ(RG
TAII)のアドレスを現在の走査データと関係付けて
記憶するリンクバッファ(CABIJF) 7と、第3
図に示ず図形P1及びP2に外接する外接矩形の位置情
報と、後述する第9図に示すようなテーブル形式により
図形P1及びP2の相互関係を示す結合情報を格納する
領域メモリ(RGTAB) 8とが備えられている。
第3図はこの発明による抽出処理の概要手順を示す図で
ある。第3図(a)は図形P1及びP2を有し、その連
結成分の外接枠情報計りを抽出すべき人力画像を示す図
、第3図(b)〜第3図(d)は外接枠情報計りの抽出
経過及び結果を示す図である。人力画像をラインに沿っ
て走査することにより、図形門及びP2から第3図(d
)に示すように図形P3a及びP3bに基づく外接粋情
報叶りを抽出するには、走査において(a)その連結成
分が何行目から開始され、何行目で終了したかを示す情
報と、(b)その間の横方向の広がり位置情報とを得る
必要がある。
一般に、連結成分の横方向の広がりが互いに重畳してい
なければ、連結成分の開始と終了とを判断するために、
2行分の画像データを記憶する第1のラインバッファと
、連結成分が出現した行位置と横方向への広がりとを示
すために、各性分の画像データを記憶する第2のライン
バッファとがあればよい。しかし、未だ連結が継続して
いる複数の成分において、横方向への広がりが重畳して
いる場合もある。
第3図(a)に示す図形P1及びP2の場合では、第1
行目の走査において横方向の重なりが検出されるので、
第3図(b)に示すように、図形Plaに関連する外接
矩形P3aの情報を退避させると共に、図形P]aに関
連する過去の情報を消去する。
これにより、横方向への広がりによる重なり成分が図形
Plaから除去さね、第3図(C)に示すように、図形
Pub及びP2に外接する図形P3b及びP4を得る。
図形P1については、既に図形Plaに関連する図形P
3aを得ているので、第3図(d)から明らかなように
、図形P3a及びP3bを合成することにより図形P1
についての外接枠情報計りを得ることが可能となる。
第4図は画像処理装置の動作を示すフローチャートであ
り、第5図に示す人力画像から外接粋情報叶りを抽出す
る場合について説明する。第5図は、X軸及びY軸にそ
わぞれM画素及びN画素を単位とした座標軸上に入力画
像を示すものであるり、図示のような位置に互いに重な
り合う図形P10及びpHを含む。以下、第4図のフロ
ーチャートに従い、かつ第2図も参照して説明する。
先ず、ステップS1により、外接枠の抽出に用いる連結
成分バッファ(RBUF) 5、開始位置バッファ(S
BUF) 6、リンクバッファ(CABIIF) 7、
及び領域メモリ(RGTAII) 8の変数を初期化す
る。次に、ステップ2により、図示していないが、制御
部4内に備えられ、Y軸方向の走査行数をカウントする
ラインカウンタLGNTを1に初期化する。ステップ3
では、以下で説明するステップS4〜S9をN(−1,
2・・・N)回反復した結果としてラインカウンタLC
NTの値がNになると、処理を終了する。一方、N未満
であれば、ステップ4に進む。
ステップ4ではラインバッファ(LBUF2) 1のデ
ータBDIをラインバッファ(LBUFI) 3に転送
し、更にステップ5ではラインバッファ(LBUF2)
  1に新しい1行分の画像データPDを読み込む。
第6図は外接枠情報計りの抽出処理を説明する図であり
、7行目(Y=7)の画像データPDをラインバッファ
(LBtlF2)  1に読み込んだ後のラインバッフ
ァ(LBUF2)  1及び3の内容を示すものである
。連結成分バッファ(RBUF) 5には第6行目(Y
−6)までの図形PIO,11の横方向への広がりが”
 i ”の並びり。により記憶され、開始位置バッファ
 (SBUF) 6には図形PIO及び11の“1”の
並びI−。
に対応する記憶位置に、連結成分が出現した方向の位置
(走査行番号)が記憶されている。
第4図の説明に戻る。ステップS6により、ラインバッ
ファ(LfllJF2)  1の中に新しく連結する黒
ラン(連続する画素値゛1”の並び) RNoを有しな
い連結成分の外接枠情報を抽出し、これに関連する情報
を消去する。この処理は、連結成分バッファ(RIIU
F) 5内の“1″の並びI、。を捜して、その1”の
並びり。に連結するラインバッファ(LBUF2)  
i内の黒ランRNoを抽出した後に、これらの黒ランR
Noに連結する黒ランRNoかラインバッファ(LB[
JF2)  1の中に存在しないという条件により、実
行されるものである。この場合に、この連結成分の外接
矩形の位置情報は、下記のようにして求められ、その結
果が領域メモリ(RGTAB) 8に格納される。即ち
、X方向の最小値(Xm、。)と最大値(X majが
連結成分バッフy (RBIIF) 5内の1”の並び
から求められる。また、Y方向の最小値(Y、、in)
が開始位置バッファ(SBIIF) 6内の対応する値
の最小値から求められ、Y方向の最大値(Y max)
が前の行の行番号から求められる。次に、前記連結成分
に関する情報が連結成分バッファ(RBUF) 5及び
開始位置バッファ(SBUF) 6から消去される。
更に、前記連結成分の横方向への広がりを示す“1゛′
の並びり、に対応する記憶位置で、リンクバッファ(C
ABUF)7の内容を調べる。もし、≠の数値列が存在
すれば、その値をアドレスとして得られる領域メモリ(
RGTAB) 8内の外接矩形の位置情報を領域メモリ
(RGTAB) 8に格納すると共に、相互の格納アド
レスを結合情報として格納する。その後、リンクバッフ
ァ(CABtJF) 7内の関連するデータを消去する
ステップS7は、以下で第7図を参照して詳細に説明す
るが、横方向への広がりが重なる連結成分又は接触する
連結成分を検出して、対応する各バッファを消去し、領
域メモリ(RGTAB) 8に情報を格納する処理であ
る。この処理により、連結成分バッファ(RIltlF
) 5及び開始位置バッファ(SBIJF)6には、相
互に横方向に分離した成分のみが記憶される。
次のステップS8では、ラインバッファ(L B II
F2)1と連結成分バッファ(RIIUIi) 5との
論理和を取ることにより、黒画素の有無を示す垂直方向
の投影した結果を“1′′の並びI、。とじて連結成分
バッファ(RBUF) 5に記憶する。更に、1°”の
並び1、。に対応する位置情報の開始位置バッファ(S
BIIF)6の内容を調べて、行番号を記憶していない
位置があったときは、現在の行番号を記憶する。更に、
前の行のリンクバッファ(Cへ旧」F)7の情報を現在
の走査データと関連付ける処理を実行する。
この処理により、内容が更新された連結成分バッファ(
RB叶)5の°゛1′”の並びl、。と対応するリンク
バッファ(CADIJF) 7の記憶位置に、以前の数
値を格納する。
1行の処理終了後のステップS9では、行カウンタの値
を歩進させ、ステップS3に戻る。
次に、ステップS7の処理を第7図に示すフローチャー
トに従って詳細に説明する。先ず、ステップS70によ
り、連結成分バッファ(RBIIF) 5内の“1”の
並びり。を捜し出す。ステップ71により、この1”の
並びり。があると判断されたときは、ステップ72に進
む。ステップ72では、この“1”の並びり。に対して
走査方向に重なる位置関係、又は接する位置関係にある
黒ランRNoをラインバッファ(LBUF2) 1の中
から捜し出す。ステップ73により、これがないと判断
されたときはステップ70に戻り、ありと判断されたと
きはステップ74に進む。
ここで、接する位置関係とは、第8図(a)に示すよう
に、連結成分14及び15が互いに接する位置関係にあ
る場合を表わす。また、重なる位置関係とは、第8図(
b)に示すように、黒ラン17、及び連結成分バッファ
(RBUF) 5内の“1”の並び16が互いに重なる
位置関係にある場合を表わす。
ステップ74では、捜し出した黒ランRNoに、連結す
るラインバッファ(LBIJFI) 3内の黒ランRN
oが存在するか否か(ステップ524)を判断する。も
し存在しなければ(第8図(b)の黒うン17を参照)
、ステップS76に進む。一方、存在すれば、ステップ
75により、これら連結する黒ランRNoの中で“1”
の並びり。と連結するものが少なくとも一つ存在するか
否かを調べる。
第d図(a) Etび(b)に示すように、連結成分が
横方向に接する又は重なる場合は、黒ランRNoに連結
するラインバッファ(LBUFI) 3内の黒ランRN
oの中で“1”の並びり。と連結するものは存在しない
。従って、ステップS75の結果、“1”の並びり。と
連絡する黒ランRNoとが少なくとも一つ存在すれば、
黒ランRN、と“1”の並びり、とは本来同一の成分で
ある。このために、別の黒ランRNoを調べるべく、ス
テップS72に戻る。そうでなければ、“1”の並び1
.。に対応する連結成分に関連する処理を実行するため
に、ステップ376に進む。
ステップS76では、重なり又は接触と判断された一方
の連結成分のそれまでの外接矩形の位置情報を前記と同
様の方法′で求め、領域メモリ(RGTAB)8に格納
する。このときに、“1”の並びり。に対応する記憶位
置のリンクバッファ(CABIJF)7の内容を調べて
、≠0の数値列が存在すれば、過去に同一成分に関連す
る外接矩形情報が既に記憶されているために、これを示
す結合情報も格納する。
また、前記連結成分に関連する領域メモリ(RGTAB
) 8のアドレスを現在の走査データと関係付けるため
に、リンクバッファ(CADUP) 7の内容を更新す
る処理を実行する。即ち、前記連結成分と連結関係にあ
るラインバッファ(LBUFI) 3及び(LBUF 
2) 1のデータの論理和をとり、この論理和により得
られた“1”の並びり。に対応するリンクバッファ(C
ABLIF) 7の記憶位置に前記アドレス値を記憶す
る。
最後に、ステップS77により、前記連結成分に関係す
る連結成分バッファ(RBUF) 5、開始位置バッフ
ァ(SBtlF) 6及びラインバッファ(LBUFI
) 3の情報を消去する。
以上の処理は、連結成分バッファ(RBUF) 5中に
新たな“1”の並びり。がなくなったとステップ71で
判断されるまで、反復されることにより、ステップ7の
処理が実行される。
第9図は第5図の7行目の走査を終了したときの各バッ
ファ及び領域メモリ(RGTAB) 8の内容を示して
いる。即ち、第2図の連結成分バッファ(RBUF) 
5の内の“1”の並び”13″と、LBUF 2の黒ラ
ン”12”とは、重なり合う位置関係にある。従って、
並び13に対する連結成分の外接矩形の位置情報(X、
n、。−7,X、、、=14.Y、n、o=3゜YII
、aX−6)が領域メモリ(RGTAB) 8のアドレ
ス1に格納される。この成分について連結成分バッファ
(RBUF) 5、開始位置バッファ(SBtlF)6
、及びラインバッファ(LBUFI) 3の内容をSそ
れぞれ消去した後に、LBUF 2及び連結成分バッフ
ァ(RIIUF)5の論理和を取った結果を連結成分バ
ッファ(RBUF)5に格納し、連結成分バッファ(R
BUF) 5内の“1”の並びに対応した開始位置バッ
ファ(SBUF)6の記憶位置の内容を更新し、更に領
域メモリ(RGTAB) 8のアドレス“1”をリンク
バッファ(CABUF) 7内に記憶する。
第10図は第8行目の処理終了時における各バッファの
内容を示し、第11図は第9行目の処理終了時の各バッ
ファと連結成分バッファ(RBUF) 5に内容を示す
。第5図の第9行目では図形pHの連結成分に連結する
新しい黒ランRNoが存在しないために、第10図から
外接矩形の位置情報として(’x、n、。=11. X
、、、 =13. Y、、l、、 =7゜Ym、、=8
)が得られ、領域メモリ(RGTAB) 8のアドレス
“2”に格納される。また、アドレス“1”及び“2”
に格納された外接矩形情報が同一成分に属するものであ
ることを示す連結成分も格納される。また、第5図の第
10行目では図形PIOが連結終了と判断されて、第1
1図から外接矩形の位置情報(Xffi、n=3.X、
、8X=9゜Ym、n=5.Y、、、、=9)が抽出さ
れ、これが領域メモリ(RGTAB) 8のアドレス”
3”に格納される。
第12図はこの発明による外接枠情報を抽出する他の実
施例を示す図である。この実施例では、連結成分18及
び19の各外接矩形情報として、外接枠情報18a、1
9a、18b、18c、19bが順に得られる。更に、
連結成分18及び19の外接枠情報情報として、外接矩
形情報18a、18b及び18cと、外接矩形情報19
a及び19bとが抽出される。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、この発明によれば、画像
を1回走査するのみで、少数のラインバッファと、連結
成分の途中の外接矩形情報を格納するためのメモリとい
う構成により、少ないメモリ容量であっても連結成分の
外接矩形情報を抽出することができ、また、基本的な処
理がバッファ間の論理和処理と、走査番号の書き込みと
いう簡単な処理であるために、短い処理時間で効率よく
処理することができる。
更に、この発明によれば、文字の分離、抽出に用いる場
合は、文字のように図形が複雑に入り組んだものであっ
ても、その外接矩形内のパターンを順次抽出することに
より、関連する外接矩形情報のみから正確に個々のパタ
ーンを分離及び抽出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による画像処理装置の一実施例を示す
ブロック図、 第2図は第1図に示す外接枠抽出部のブロック図、 第3図はこの発明による外接枠情報の抽出処理を概要的
に示す図、 第4図はこの発明による外接枠情報の抽出処理を示すフ
ローチャート、 第5図、第6図は外接枠情報の抽出処理を説明する図、 第7図は第4図に示すステップ7の詳細なフローチャー
ト、 第8図は連結成分の接触及び重なりを示す図、第9図〜
第11図は外接枠情報の抽出処理を説明する図、 第12図はこの発明の他の実施例による外接矩形情報の
抽出処理を説明する図である。 1.3・・・ラインバッファ、 2・・・外接枠抽出部、 4・・・制御部 5・・・連結誠意分バッファ(RIIIJP)、7・・
・リンクバッファ(CABUF)、8・・・領域メモリ
(RGTAB)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 与えられた画像を行により走査して得た画像データから
    前記画像に含まれている図形の連結成分を抽出する画像
    処理装置において、 前記画像について現在走査している走査行及びその直前
    の走査行から得た画像データを記憶する第1の記憶手段
    と、 前記画像における黒画素の有無を前記走査行に投影した
    結果を1走査行の範囲について記憶する第2の記憶手段
    と、 走査行の行番号を1走査行の範囲について記憶する第3
    の記憶手段と、 前記図形に外接する外接矩形の位置情報と、複数の前記
    外接矩形間の結合情報とを外接矩形情報として格納する
    第4の記憶手段と、 前記外接矩形情報を格納するアドレスを1走査行の範囲
    について記憶する第5の記憶手段と前記第1の記憶手段
    の内容と、前行までの走査で得られた前記第2の記憶手
    段の中の1塊のデータの並びとから図形の連結状態を判
    断し、連結状態の終了を検出したときに、前記1塊のデ
    ータの並びの開点及び終点の位置と、前行までの走査で
    得られた第3の記憶手段の中の前記1塊のデータの並び
    に対応する記憶位置に格納された行番号の最小値と、前
    行の行番号とを前記外接矩形の位置情報として抽出して
    前記第4の記憶手段に記憶させると共に、前行までの走
    査により得られた前記第4の記憶手段の内容によって関
    係付けられ、前記第4の記憶手段に記憶すべき外接矩形
    情報が存在するときは、相互の連結情報をそれぞれの記
    憶位置に記憶し、前記連結成分に関連する情報を前記第
    1、第2、第3及び第5の記憶手段から消去する第1の
    処理、 現在の走査データと連結関係にない成分について前行ま
    での走査により得られている1塊のデータの並びが前記
    走査データと走査方向に重なる位置関係にある場合、又
    は接する位置関係にある場合を検出し、前記成分につい
    て前記第1の処理と同様の処理により外接矩形の位置情
    報と、前記成分について過去に得られた外接矩形情報を
    連結する結合情報とを前記第4の記憶手段に記憶し、か
    つ前記記憶内容を現在の走査データとの関係付けて前記
    第5の記憶手段に記憶した後、関連する前行までの情報
    を前記第1、第2及び第3の記憶手段から消去する第2
    の処理、及び 現在の走査データと前行までの走査により得た前記第2
    の記憶手段の内容との論理和を取り、その結果を前記第
    2の記憶手段に記憶し、前記結果を格納した前記第2の
    記憶手段の中の1塊のデータの並びに対応する記憶位置
    で前記第3の記憶手段の内容を調べて行番号が記憶され
    ていない位置に現在の走査行番号を記憶し、かつ前行ま
    でに得られている前記第5の記憶手段の内容を現在行の
    走査データに対応して更新する第3の処理 を含む1走査行の処理を反復することにより得た外接矩
    形情報を連結して連結成分の外接矩形情報を抽出する外
    接枠抽出部と を備えたことを特徴とする画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02309454A (ja) * 1989-05-24 1990-12-25 Mita Ind Co Ltd 画像処理装置
JPH02309455A (ja) * 1989-05-24 1990-12-25 Mita Ind Co Ltd 画像処理装置

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JPH02309454A (ja) * 1989-05-24 1990-12-25 Mita Ind Co Ltd 画像処理装置
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