JPH01127278A - ナット着脱搬送装置 - Google Patents

ナット着脱搬送装置

Info

Publication number
JPH01127278A
JPH01127278A JP62283632A JP28363287A JPH01127278A JP H01127278 A JPH01127278 A JP H01127278A JP 62283632 A JP62283632 A JP 62283632A JP 28363287 A JP28363287 A JP 28363287A JP H01127278 A JPH01127278 A JP H01127278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nut
stud bolt
centering
stud
bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62283632A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH059214B2 (ja
Inventor
Toshio Kojima
寿夫 小島
Akira Tanaka
明 田中
Naoto Watanabe
直人 渡辺
Takayuki Matsumoto
松本 孝行
Yasuo Goto
後藤 康雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP62283632A priority Critical patent/JPH01127278A/ja
Publication of JPH01127278A publication Critical patent/JPH01127278A/ja
Publication of JPH059214B2 publication Critical patent/JPH059214B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はナツト着脱搬送装置に係り、特に、原子炉圧力
容器の上蓋等を固定するためのスタッドボルトに対して
着脱されるナツトの着脱搬送装置に関する。
「従来の技術」 一般に、沸騰水型原子炉における原子炉圧力容器は、第
1θ図および第11図に示す構成とされている。該原子
炉圧力容器Aは、容器胴部Bの上方を上蓋Cで覆う構成
とされ、容器胴部BのフランジDに多数(例えば92本
)立設されたスタッドボルトEを上ICのフランジFに
貫通させて、ナツトGにより締結するようになっている
。符号Hは座金を示す。
また、原子炉運転開始後の核燃料交換や定期点検時にお
いては、前記上蓋Cを外した状態で各種の作業が実施さ
れるが、放射性管理区域内の作業であるため、少ない労
力で能率良〈実施する必要性がある。
そこで、本出願人は、このような上蓋開閉のための装置
として、例えば、特公昭59−11433号の「ナツト
着脱作業設備」、特開昭60−141478号の「原子
炉圧力容器上蓋の開閉装置」等を提案し、上蓋に旋回テ
ーブル(架台)を搭載して、該旋回テーブルに、ナツト
を緩めるスタッドテンショナやナツト着脱装置等のボル
トナツト着脱ユニットをスタッドボルトEのピッチ円に
沿って走行可能に吊持し、これらスタッドテンショナ等
によってスタッドボルトEからナツトGを着脱する作業
等を自動化して、作業員の被曝低減を達成してきた。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、スタッドボルトから外したナツトは、再度上
蓋を容器胴部に固定するまでの間、上蓋のフランジの回
りに設けた作業足場に移送して保管されるが、該作業足
場からスタッドボルトに螺合させるには、該スタッドボ
ルトに対して正確に位置決めする必要があるとともに、
そのねじ込み作業を迅速かつ確実に行うことが要求され
ている。
本発明は前記問題点を有効に解決するもので、ナツトの
取り扱いを合理的に行って、スタッドボルトとの位置決
め精度を高め、そのねじ込み作業を迅速かつ確実にする
ナツト着脱搬送装置の提供を目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、ナツト着脱機構に昇降機構と前後移動機構と
が連設されてなり、該ナツト着脱機構は、スタッドボル
トの頭部に被せられる心合わせ部と、該心合わせ部を囲
むように配置されるとともにナツトに着脱可能に係合さ
れる回転自在な筒状レンチとが上下相対移動可能に設け
られ、該筒状レンチに、これをスタッドボルトの軸心回
りに回転させる駆動部が連設され、前記心合わせ部には
、ナツトの内径とほぼ同じ外接円となるように複数のセ
ンタリングローラが配設されていることを特徴とする。
「作用」 本発明のナツト着脱搬送装置は、筒状レンチをナツトと
係合させた状態で回転させることにより、ナツトの着脱
を行うとともに、そのナツトを昇降機構および前後移動
機構によってスタッドボルト近傍の目的とする位置に搬
送することができる。
そして、ナツトをスタッドボルトに取り付ける場合には
、心合わせ部によってスタッドボルトに対して位置決め
したセンタリングローラを挿通させながらナツトを下降
させることにより、該ナツトをスタッドボルトに心合わ
せした状態で螺合させることができるものである。
「実施例」 以下、本発明のナツト着脱搬送装置を原子炉圧力容器の
上蓋開閉装置に適用した一実施例を第1図ないし第9図
に基づいて説明する。
図中、符号Aないし符号Hは前記第1O図および第1I
図により説明した原子炉圧力容器の各部に対応する箇所
を示すとともに、符号JはスタッドボルトEのピッチ円
、符号には原子炉格納容器を示している。第6図ないし
第8図において、符号lは上蓋開閉装置で、この上蓋開
閉装置lにおいて、符号2は固定スリング、符号3は旋
回テーブル、符号4は作業足場、符号5は心出し装置、
符号6はユニット昇降装置、符号7はユニット台、符号
8はスタッドテンショナ、符号9はボルト着脱清掃装置
、符号10は本発明に係るナツト着脱搬送装置、符号1
1は位置決め装置である。
まず、前記上蓋開閉装置lの概略について説明する。
第4図ないし第6図に全体構造を示すように、上MCの
外表面の複数箇所に設置されている取付ピースCaに、
前記固定スリング2の各脚12が取り付けられるととも
に、該固定スリング2には水平なリングフレーム13が
設けられており、該リングフレーム13上に、スタッド
ボルトEのピッチ円Jの上方に配置されるリング状の前
記旋回テーブル3が複数のローラ14を介して搭載され
て、後述する旋回駆動機構15によって旋回されるよう
になっている。
前記作業足場4は、上蓋CのフランジFよりも若干大き
い内径を有するリング状に形成されて、前記旋回テーブ
ル3の周縁部に、チェーンブロック等の吊持装置16に
より吊り下げられている。
そして、この作業足場4の上面には、該作業足場4を上
蓋Cの回りに配置したときに、各スタッドボルトEと対
応するように複数のナツト受け17が配設されている。
該ナツト受け17は、スタッドボルトEから外したナツ
トGおよび座金Hを支持するもので、全体としてピン状
に形成されて、先端部にテーパ部17aが形成されてい
るとともに、その基端部17bの外径がナツトGの内径
よりもわずかに大きくかつ座金Hの内径よりも小さく設
定されている。つまり、該ナツト受け17にナツトGお
よび座金Hを外挿したときに、基端部17bを囲むよう
に座金Hが配置されるとともに、該基端部17bの上端
にナツトGが載置されるようになっている(第5図(ハ
)参照)もので、この支持状態において、ナツトGと座
金Hとの間に後述するナツト着脱搬送機構lOの突き出
しピンを挿入し得る間隔が明けられる。
また、前記固定スリング2の中央部は、旋回テーブル3
の中央の穴3aから上方に突出しており、この突出部2
aの外周部と旋回テーブル3の内周部との相互間隔を調
整するように前記心出し装置5が設けられている。なお
、前記突出部2aにはセンタープラットホーム18が被
せられるとともに、上蓋開閉装置l全体を吊持するため
の吊りピース19が設けらる。
前記心出し装置5は、旋回テーブル3を半径方向に水平
に移動さけて前記ピッチ円Jと同心状に配置させるもの
で、前記突出部2aの外周部と旋回テーブル3の内周部
との間に、放射状に複数の伸縮アーム21が設けられる
とともに、旋回テーブル3には複数のセンサ22がスタ
ッドボルトEのピッチ円Jよりも外側位置に吊持され、
各センサ22によってスタッドボルトEまでの距離を検
出して、その結果に基づき伸縮アーム21によって旋回
テーブル3を水平移動させるようになっている。
前記旋回駆動機構15は、伸縮アーム21の一つに組み
合わせられており、該伸縮アーム21に取り付けたビニ
オン23を旋回テーブル3内周部と一体のギヤ24に係
合して駆動モータ25により回転させる構成とされてい
る。
前記ユニット昇降装置6は、旋回テーブル3に、前記ピ
ッチ円Jの周方向に例えば90°ずつ相互間隔をおいて
4個配設されており、それぞれ、電動サーボモータ26
と、減速機構27と、3基のポールネジジヤツキ28と
から構成されて、各ポールネジジヤツキ28の昇降ロッ
ド28aの下端に、リンク29を介して前記ユニット台
7が水平に取り付けられている。このリンク29は、そ
の両端を接続している2本のピン30か相互に直交する
方向に沿って配設されており、このような接続構造とさ
れることによって、前記ユニット台7が昇降ロッド28
aに対して前後左右に若干水平移動自在に吊持されてい
るものである。
前記ユニット台7は、ボルトナツト着脱ユニット、つま
り、前記スタッドテンショナ8、ボルト着脱清掃装置9
、ナツト着脱搬送装置10及び位置決め装置11等を一
体的に搭載しているもので、そのうちスタッドテンショ
ナ8をユニット台7のほぼ中心位置に配置させるととも
に、該スタッドテンショナ8に対して後述する相対位置
関係となるように他のボルト着脱清掃装置9等を配置さ
せているものである。
前記スタッドテンショナ8は、プラバー35をスタッド
ボルトEに螺合して、該スタッドボルトEに張力をかけ
ながらナツトGを回転させる機能を有しており、ユニッ
ト台7から吊り下げロッド36により吊持されている。
前記ボルト着脱清掃装置9は、ユニット台7の下面に固
定したハウジング37に、ボルト着脱機構38とボルト
清掃機構39とが並列にかつ一体的に収納された構成と
されている。ボルト着脱機構38は、例えば、本出願人
が先に提案した実公昭58−17737号公報に記載の
「スタッドボルトの着脱装置」の技術が準用されて、ス
タッドボルトEを吊り下げる機構、スタッドボルトEを
ねじ込みあるいは暖める機構を有しており、ナツトG及
び座金Hの取り外しを完了したスタッドボルトEを吊持
して、スタッドボルトEの自重により生じるねじ部にか
かる荷重を小さくした状態で、スタッドボルトEの着脱
を行なう構造であり、その主要部の大部分が前記ハウジ
ング37内を上下に移動させられるようになっている。
また、ボルト清掃機構39は、ボルト着脱機構38に対
してスタッドボルトEのピッチ−つ分ずれて配置されて
おり、筒状ブラシ40をスタッドボルトEに被せて回転
させることにより、該スタッドボルトEのねじ部を清掃
する構成とされている。
前記ナツト着脱搬送装置lOは、ナツトGを回転させな
がらスタッドボルトEに対して着脱するとともに座金を
把持するナツト着脱機構41と、該ナツト着脱機構41
を上下方向に移動させる昇降機構42および前後方向(
旋回テーブルの半径方向)に移動させる前後移動機構4
3とから構成され、前記スタッドテンシッナ8により緩
められたナツトGを座金Hと一緒にスタッドボルトEか
ら外して、前記作業足場4のナツト受け17に搬送する
ものである。
昇降機構42は、ユニット台7の下面に一体に固着され
た垂直支持フレーム45に、上下方向に沿う送りねじ4
6が収納されて、該送りねじ46を回転駆動することに
より上下スライドブロック47を移動させる構成とされ
、該上下スライドブロック47に前後移動機143の水
平支持フレーム48が連設されている。前後移動機構4
3は、水平支持フレーム48に収納した前後方向に沿う
送りねじ(図示路)によって前後スライドブロック49
を移動させる構成とされ、該前後スライドブロック49
にナツト着脱機構41が連設されてい°る。
そして、ナツト着脱機構41は、第1図ないし第4図に
示す構造とされ、スタッドボルトEに対してナツトGを
回転させるナツト弛緩部50と、緩められたナツトGお
よび座金Hを保持するナツト座金保持部51と、ナツト
GをスタッドボルトEの軸心xlに対して位置決めする
心合わせ部52とから構成されている。
ナツト弛緩部50は、前記前後移動機構43の前後スラ
イドブロック49に、上下方向に沿う支持リング55が
連設されるとともに、該支持リング55に、モータ等の
駆動部56により回転させられる回転軸57が設けられ
て、軸受58により回転自在に支持され、該回転軸57
の下端部に、ナツトGに係合される筒状レンチ59が上
下移動自在に挿入されて、弾発部材60により下方に押
圧付勢された構成とされている。該筒状レンチ59は、
スタッドボルトEの外径よりも大きい内径を有するとと
もに、その下端部に、ナツトGの頭部に放射状に形成さ
れた複数の係止111Gaと係合される突起59aが配
設されており、該突起59&をナツトGに係合させた状
態として回転させながら前記昇降機構42によってナツ
トGの緩みと同期して上昇させることにより、該ナツト
GをスタッドボルトEから外すものである。
一方、ナツト座金保持部51は、前記支持リング55の
外側部にブラケット61が突設されるとともに、該ブラ
ケット61に、ナツト弛緩部50を囲む筒状のケース6
2が吊り下げロッド63を介して自由な状態に吊持され
、該ケース62の下端部に、ナツト保持器64と座金保
持器65とが配設された構成とされている。ナツト保持
器64は、図示例の場合シリンダによって構成され、ケ
ース62の外周部に、その周方向に相互間隔をおいて複
数内向状態に固着されて、その突き出しロッド66がケ
ース62の壁を貫通して該ケース62の内方に出没させ
られるようになっており、これら突き出しロッド66が
同一水平レベルとなるように配置されて、その上にナツ
トGを載置させるものである。また、座金保持器65は
、前記ナツト保持器64よりも下方位置のケース62の
内周部に、ゴム等からなるクランプ膜67が周方向に沿
うリング状に設けられて、該クランプ膜67とケース6
2の内周面との間の空間に圧縮空気供給系68が連設さ
れた構成とされ、圧縮空気によってクランプ膜67をケ
ース62の内方に膨張させることにより、座金Hの外周
部を押圧して把持するようになっている。
また、心合わせ部52は、ケース62の上方を閉塞する
端板69の上面にシリンダ等の昇降機70が取り付けら
れるとともに、該昇降機70によって上下移動させられ
るガイドロッド71が端板69を貫通してケース62内
に前記筒状レンチ59と同軸上に突出され、該ガイドロ
ッド71の外周部にセンタリングローラ72が支持され
、ガイドロッド7、lの先端には、スタッドボルトEの
頭部に被せられる心出しキャップ73が連設されている
。センタリングローラ72は、ガイドロッド71に回転
自在に外挿されたブラケット74に、周方向に120”
ずつ相互間隔をおいて3個、その支軸75をガイド−ロ
ッド71の接線方向と平行に配置した状態に支持されて
おり、これら3個のセンタリングローラ72に対する外
接円が、ナツトGの内径と同じに設定されているもので
ある。心だしキャップ73は、その内周面がテーパ面7
3aに形成されており、スタッドボルトEの頭部に形成
したテーパ部Eaに被せられる。ことにより、前記セン
タリングローラ72の外接円の中心X2をスタッドボル
トEの軸心X、に心合わせするものである。なお、前記
ケース62には、前記支持リング55と前後スライドブ
ロック49との連結部分および回転軸57と駆動部56
との連結部分を挿通状態に配置させるための穴62aが
配役される。
そして、これらスタッドテンショナ8、ボルト着脱清掃
装置9およびナツト着脱搬送装置IOは、スタッドボル
トEのピッチ円Jに沿って該ピッチの整数倍の間隔をお
いて前記ユニット台7に支持されている。つまり、スタ
ッドテンショナ8に対する間隔で説明すると、ボルト着
脱清掃装置9のボルト着脱機構38が前記ピッチの2倍
、前記ナツト着脱搬送機構10のナツト着脱機構41が
ボルト着脱機構38とは反対側に2倍とされ、その垂直
支持フレーム45は前記ピッチ円Jより外側にずれて配
置されている。
また、前記位置決め装置11は、第6図および第9図に
示すように、ナツト搬送装置10における垂直支持フレ
ーム45と一体の主位置決め部81と、ボルト着脱清掃
装置9のハウジング37に取り付けられた副位置決め部
82とに分けられている。これら、各位置決め部81・
82は、前記垂直支持フレーム45に連設状態の筒状ロ
ッド83あるいは前記ハウジング37に、硬質ゴム等か
らなる複数のローラ84が支持されるとともに、これら
ローラ84の内接円がスタッドボルトEの外径と同じか
わずかに小さく設定されて、該ローラ84をスタッドボ
ルトEに被せることにより、該スタッドボルトEの細心
と前記内接円の中心とを一致させて位置決めする構成と
されている。そして、主位置決め部81は、前記スタッ
ドテンシ目す8に対してスタッドボルトEのピッチ円J
に沿って該ピッチの4倍の間隔をおいて、また、副位置
決め部82は、スタッドテンショナ8からピッチ−つ分
生位置決め部81とは反対側にずれて配置されており、
これら両位置決め部81・82によってユニット台7に
設置されているスタッドテンショナ8等をスタッドボル
トEのボルトピッチ円Jと一致させた状態に配置させる
ものである。
次に、このような構成の上蓋開閉装置!によって原子炉
圧力容器Aの容器胴部Bから上蓋Cを取り外す場合につ
いて説明する。
上蓋開閉装置1の吊りピース19を吊持することにより
、固定スリング2、旋回テーブル3、作業足場4及び各
作業用ユニット等を一体に搬送して、上蓋Cに搭載し、
その取付ピースC&に固定スリング2の脚12を固定す
る。次いで、作業足場4のナツト支持受け17とスタッ
ドボルトEとを対応させた状態として、該作業足場4を
原子炉格納容器にの内壁における突出段部上に載置し、
吊持装置16との連結状態を解除するとともに、心出し
装置5のセンサ22によってスタッドボルトEの位置を
検出しながら伸縮アーム21によって旋回テーブル3を
水平移動させて、該旋回テーブル3をスタッドボルトE
のピッチ円Jに沿って配置させる。そして、旋回駆動機
構15によって旋回テーブル3を駆動して、各ユニット
台7を前記ピッチ円Jに沿って走行させ、スタッドテン
ショナ8を目的とするスタッドボルトEの上方に配置さ
せる。
次いで、スタッドテンシ日す8、ナツト着脱搬送装置l
Oのナツト着脱機構41およびボルト着脱清掃装置9の
ハウジング37に囲まれた内部機構を上方に上げた状態
としておき、ユニット昇降装置6によりユニット台7を
下降させて、位置決め装置11によってユニット台7を
位置決めし、前記スタッドテンショナ8及びボルト着脱
清掃装置9をそれぞれスタッドボルトEの軸心上に配置
するとともに、スタッドテンショナ8をスタッドボルト
Eに係合させる。そして、該スタッドテンショナ8によ
ってナツトGを緩めた後、ユニット台7を上昇させて、
ピッチ−っ分旋回させ、ナツトGを緩めた状態としたス
タッドボルトEの上方にナツト着脱機構41を配置させ
て、再びユニット台7を下降させて、前記した位置決め
後、ナツト着脱搬送機構10を駆動して、ナツトGの取
り外し作業を行う。
このナツト取り外し作業を第5図、(イ)ないし同図(
チ)により詳細に説明すると、まず、第5図(イ)に示
すように、心合わせ部52の昇降機70を駆動して心出
しキャップ73を下降させ、スタッドボルトEのテーパ
部Eaに被せる。次いで、心出しキャップ73の位置を
固定し、ピストンエンド側の流体を放出しながら、昇降
機構42により前記支持リング55を下降させて、第5
図(ロ)に示すように、ケース62をナツトGに被せる
とともに、ナツト弛緩部50の筒状レンチ59をナツト
Gの係止溝Gaに係合させる。そして、ナツト弛緩部5
0の駆動部56を運転状態として、筒状レンチ59を回
転させながら、ナツトGの緩みと同期させるように昇降
機構42によりナツト弛緩部50を上昇させる。このと
き、第5図(ハ)に示すように、ナツトGの上昇により
座金Hとの間にナツト保持器64の突き出しロッド66
を挿入できる隙間を確保する。次に、座金保持器65の
空間部に圧縮空気を送り込んでクランプ膜67を半径内
方に膨張させることにより、座金Hを把持した状態とす
る。そして、該第5図(ハ)に示すようにナツトGをス
タッドボルトEのねじ部から外したら、突き出しロッド
66を挿入し、その上にナツトGを載置した状態とする
。次に、第5図(ニ)に示すようにナツト着脱機構41
を昇降機構42によって上昇させ、前後移動機構43に
より上蓋Cの半径外方に移動させて、作業足場4のナツ
ト受け17の真上に配置させる。次いで、第5図(ホ)
に示すように、該ナツト受け17に被せるようにナツト
着脱機構41を下降さ仕る。
このナツト受け17にナツトGおよび座金Hを被せると
、該ナツト受け17の基端部の回りに座金Hが配置され
るとともに、該基端部の上端にナツトGが載置され、こ
れらの間に隙間が形成された状態となる。次いで、ナツ
ト保持器64および座金保持器65による保持状態を解
除して、第5図(へ)に示すようにナツト着脱機構41
を上昇さ・ せ、次のナツトの取り外し作業のためにス
タッドボルトEのピッチ円J上に待機させる。
そして、旋回テーブル3によってユニット台7をスタッ
ドボルトEのピッチ−っ分ずっ移動させながら、全部の
ナツトGおよび座金Hを外し、かつ、核燃料交換時に核
燃料の通過位置となるスタッドボルトEおよび検査対象
となる一部のスタッドボルトE等をボルト着脱清掃機構
によって容器胴部BのフランジDから引き抜いた後、作
業足場4を吊持装置16と連結して上昇させることによ
り、厚子炉格納容器にの内壁における突出段部から浮か
せて、固定スワン・グ2に吊り下げた状態とするととも
に、固定スリング2の吊りピース19にクレーン等を連
結して、固定スリング2とともに旋回テーブル3、上蓋
01作業足場4等を一緒に吊持して、オペレーションフ
ロアに搬送して収納することが行なわれる。
一方、核燃料交換や定期点検等の終了後に、上蓋Cを容
器胴部Bに取り付ける場合は、オペレーションフロアに
ある上蓋Cを上蓋開閉装置1と一緒に吊持して、容器胴
部Bに被せ、各ボルトナツト着脱ユニットを使用しなが
ら、スタッドボルトEを締結することが行われる。
次に、この締結時のナツトGの取り付は作業について説
明すると、前記第5図(へ)に示すようにナツト着脱機
構41をナツト受け17の真上に配置して下降し、座金
保持器65により座金Hを保持するとともに、座金Hと
ナツトGとの間の隙間にナツト保持器64の突き出しロ
ッド66を挿大して、第5図(ホ)に示すようにナツト
Gおよび座金Hを保持した後、昇降機構42および前後
移動機構43を駆動して、保持したナツトG等と対応す
るスタッドボルトEの真上にナツト着脱機構41を第5
図(ニ)に示すように配置する。そして、第5図(ト)
に示すように、心出しキャップ73をスタッドボルトE
のテーパ部Eaに被せた状態とした後、昇降機構42お
よびナツト弛緩部50によってナツトGをスタッドボル
トEにねじ込みながら下降させる。このとき、スタッド
ボルトEのテーパ部Eaに披せられている心出しキャッ
プ73によってセンタリングローラ72の外接円の中心
X、がスタッドボルトEの軸心X、と一致させられてい
るとともに、該外接円がスタッドボルトEのねじ部と同
じ外径に設定されているから、ナツトGは、センタリン
グローラ72に接触しながらスタッドボルトEの軸心X
、に沿って案内され、該スタッドボルトEのねじ部に正
確に螺合されるものである。そして、その螺合途中でナ
ツト保持器64による保持状態を解除して、第5図(チ
)に示すようにナツトGをスタッドボルトEに締結し、
座金保持器65による保持状態をも解除した後、ナツト
着脱機構41を上昇させて、そのスタッドボルトEに対
するナツトGの取り付は作業を終了する。その後、スタ
ッドテンショナ8によって強固に締結することが行われ
る。
すなわち、このナツト着脱搬送装置1oは、スタッドボ
ルトEにナツトGを螺合する前に、心出しキャップ73
によってセンタリングローラ72をスタッドボルトEの
軸心x1と心合わせし、該センタリングローラ72によ
ってナツトGを前記軸心X1に沿って案内するようにし
ており、その締結作業を正確かつ迅速に行うことができ
るものである。したがって、ナツト受け17の寸法、配
置の精度に若干のばらつき等が生じている場合でも、ナ
ツトGの着脱作業を確実にすることができる。なお、ケ
ース62は、支持リング55から吊持状態とされている
ことにより、左右方向の若干の移動が自由とされ、ナツ
トGの心合わせに追従することができる。
なお、本発明においては、筒状レンチを磁石によって構
成するなどにより、該筒状レンチによってナツトを直接
保持するようにしてもよい。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明におけるナツト着脱搬送装
置によれば次のような効果を奏することができる。
(i)筒状レンチをナツトと係合させた状態で回転させ
ることにより、ナツトの着脱を行うとともに、そのナツ
トを昇降機構および前後移動機構によってスタッドボル
ト近傍の所定位置に搬送することができる。
(+1)ナツトをスタッドボルトに取り付ける場合、心
合わせ部によってスタッドボルトに対して位置決めした
センタリングローラを挿通させながらナツトを下降させ
ることにより、該ナツトを自動的にスタッドボルトに心
合わせし得て、熟練が不要で、円滑かつ確実に螺合させ
ることができる。
(iii )上記により、ナツトの着脱作業を自動化す
るとともに、取り外したナツトの管理を容易にして、ス
タッドボルトに対する混用を防止することができ、省力
化および作業時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は本発明に係るナツト着脱搬送装置
を原子炉圧力容器の上蓋開閉装置に適用した一実施例を
示すもので、第1図はナツト着脱搬送装置の縦断面図、
第2図は第1図の■−■線に沿う横断面図、第3図は第
1図の■−■線に沿う横断面図、第4図は第1図のI’
V−IV線に沿う矢視図、第5図(イ)ないし第5図(
チ)はナツトの着脱作業の各工程におけるナツト着脱機
構の状態を示す縦断面図、第6図は上蓋開閉装置の全体
正面図、第7図はその半分を断面にした平面図、第8図
はナツト着脱搬送装置を含むボルトナツト着脱ユニット
の一部を断面にした正面図、第9図はその横断面図、第
10図は原子炉圧力容器の構造を示す一部省略の縦断面
図、第11図は第1θ図の鎖線刈で示す部分の拡大図で
ある。 A・・・・・・原子炉圧力容器、B・・・・・・容器胴
部、C・・・・・・上蓋、Ca・・・・・・取付ピース
、D・・・・・・胴フランジ、E・・・・・・スタッド
ボルト、F・・・・・・上蓋フランジ、G・・・・・・
ナツト、H・・・・・・座金、J・・・・・・ピッチ円
、K・・・・・・原子炉格納容器、 1・・・・・・上蓋開閉装置、2・・・・・・固定スリ
ング、3・・・・・・旋回テーブル、4・・・・・・作
業足場、5・・・・・・心出し装置、6・・・・・・ユ
ニット昇降装置、7・・・・・・ユニット台、8・・・
・・・スタッドテンショナ、9・・・・・・ボルト着脱
清掃装置、lO・・・・・・ナツト着脱搬送装置、11
・・・・・・位置決め装置、15・・・・・・旋回駆動
機構、17・・・・・・ナツト受け、22・・・・・・
センサ、23・・・・・・伸縮アーム、28・・・・・
・ポールネジジヤツキ、28a・・・・・・昇降ロッド
、29・・・・・・リンク、30・・・・・・ピン、3
7・・・・・・ハウジング、38・・・・・・ポル斗着
脱機構、39・・・・・・ボルト清掃機構、41・・・
・・・ナツト着脱機構、42・・・・・・昇降機構、4
3・・・・・・前後移動機構、45・・・・・・垂直支
持フレーム、46・・・・・・送りねじ、47・・・・
・・上下スライドブロック、48・・・・・・水平支持
フレーム、49・・・・・・前後スライドブロック、5
0・・・・・・ナツト弛緩部、51・・・・・・ナツト
座金保持部、52・・・・・・心合わせ部、55・・・
・・・支持リング、56・・・・・・駆動部、57・・
・・・・回転軸、58・・・・・・軸受、59・・・・
・・筒状レンチ、59a・・・・・・突起、61・・・
・・・ブラケット、62・・・・・・ケース、63・・
・・・・吊り下げロッド、64・・・・・・ナツト保持
器、65・・・・・・座金保持器、66・・・・・・突
き出しロッド、67・・・・・・クランプ膜、68・・
・・・・圧縮空気供給系、69・・・・・・端板、70
・・・・・・昇降機、71・・・・・・ガイドロッド、
72・・・・・・センタリングローラ、73・・・・・
・心出しキャップ、73&・・・・・・テーパ面、74
・・・・・・ブラケット、75・・・・・・支軸、8K
・・・・・・主位置決め部、82・・・・・・副位置決
め部、83・・・・・・筒状ロッド、84・・・・・・
ローラ、Xl・・・・・・スタッドボルトの軸心%Xt
・・・・・・センタリングローラの外接円の中心。 出願人  石川島播磨重工業株式会社 第3図 第4図 第5図(ト) 第5図(+)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ナット着脱機構に、該ナット着脱機構を上下方向に沿っ
    て移動させる昇降機構と、ナット着脱機構を前記上下方
    向と直交する前後方向に移動させる前後移動機構とが連
    設されてなり、前記ナット着脱機構は、スタッドボルト
    の頭部に被せられる心合わせ部と、該心合わせ部を囲む
    ように配置されるとともにナットに着脱可能に係合され
    る回転自在な筒状レンチとが上下相対移動可能に設けら
    れ、該筒状レンチに、これをスタッドボルトの軸心回り
    に回転させる駆動部が連設され、前記心合わせ部には、
    ナットの内径とほぼ同じ外接円となるように複数のセン
    タリングローラが配設されていることを特徴とするナッ
    ト着脱搬送装置。
JP62283632A 1987-11-10 1987-11-10 ナット着脱搬送装置 Granted JPH01127278A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62283632A JPH01127278A (ja) 1987-11-10 1987-11-10 ナット着脱搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62283632A JPH01127278A (ja) 1987-11-10 1987-11-10 ナット着脱搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01127278A true JPH01127278A (ja) 1989-05-19
JPH059214B2 JPH059214B2 (ja) 1993-02-04

Family

ID=17668030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62283632A Granted JPH01127278A (ja) 1987-11-10 1987-11-10 ナット着脱搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01127278A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102398248A (zh) * 2011-12-05 2012-04-04 富美科技有限公司 可调式硒鼓锁螺钉设备

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003014369A (ja) * 2001-06-27 2003-01-15 Toshiba Corp 冷蔵庫の扉構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102398248A (zh) * 2011-12-05 2012-04-04 富美科技有限公司 可调式硒鼓锁螺钉设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH059214B2 (ja) 1993-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104029007B (zh) 核反应堆压力容器用整体螺栓拉伸机及其操作工艺
JPH02168196A (ja) 加圧水型原子炉の炉心用計測装置とこの計測装置を引出し、設置する方法と装置
CN112355209A (zh) 一种可对螺栓进行牙伤检测的汽车用双头螺栓加工装置
JPH01127278A (ja) ナット着脱搬送装置
JPH03150143A (ja) タイヤユニフォミティ機用リム装着装置
KR100553356B1 (ko) 스터드 볼트와 너트 작업용 장치
JPH01263593A (ja) 原子炉圧力容器の上蓋開閉装置
JP2001059891A (ja) ナット清掃装置
JPH11223693A (ja) ナット部材の着脱移送装置
JP2926239B2 (ja) 大型ナットの清掃装置
CN214321648U (zh) 一种可对螺栓进行牙伤检测的汽车用双头螺栓加工装置
JP3007486B2 (ja) ボルト自動研磨装置
JP2001121090A (ja) ナット清掃装置
JP2001059890A (ja) ナット清掃装置
JPH0421120Y2 (ja)
CN209793065U (zh) 一种螺丝拧紧设备
JPH0450145B2 (ja)
JPS63283831A (ja) 大型ナットの着脱装置
JPS6244330A (ja) シリンダブロツク保持パレツト
JP2503473B2 (ja) 原子炉圧力容器の上蓋着脱方法
KR101556621B1 (ko) 원자력 발전용 대형 스터드 볼트 및 너트의 세척장치
CN220295645U (zh) 一种易取放的冲孔装置
JP2000147193A (ja) ボルトラック及びボルト清掃装置
CN216398795U (zh) 一种机械零部件加工用的固定装置
JPS61244426A (ja) ボルト・ナツトの締結用遠隔操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term