JPH01126234A - 曲げ鏡用ののし型 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 度！上皇剋里公団 未発明はバックミラー或いは化粧用談として使用されて
いる曲げ鏡の自然垂らし成形、吸引成形（強制曲げ成形
）等の成形に使用せしめるアルミナ・シリケート繊維を
主材として成さしめる曲げ鏡用ののし型に関するもので
ある。

ｌ米□□□孜五 バックミラーあるいは化粧用談として使用されている曲
げ鏡は、のし型と呼ばれる一定の曲率をつけた型材の上
にガラスを載置せしめて６５０〜７５０℃の高温下でガ
ラスの変形を利用して製造され、墓に高温下でガラスの
自重のみで曲げられる工程の自然垂らし成形、又は真空
吸引を利用せしめる工程の吸引成形（強制曲げ成形）等
があり、いずれにせよこれらガラスの曲げ工程では、の
し型材の性能が最終製品の品質に多大な影響を与えてい
る。

よってこれまで数々の素材がのし型材として試みられた
が、現在は、珪藻土切出しれんがとロー石質耐火れんが
が主流となっており、かかる珪藻土切出しれんがはバッ
クミラー用のし型材として広く利用されており、その特
徴としては軽量であり、又熱容量が小さく炉の雰囲気温
度に敏感でガラスに正確な曲率がつけ易く、又天然品の
ため安価であり、更に加工性がよく曲率加工（Ｒ加工）
が容易であるも、天然品であるため製品にバラツキがあ
り、又不純物の混在が大きく使用しづら（、又資源の枯
渇問題があり、更に耐摩耗性に欠け３〜４日に一度は型
修正が必要である等の欠点を有している。

又、ロー石質耐火れんがは化粧用鏡を中心に利用されて
おり、その特徴としては、耐摩耗性に富み型修正を長期
間行う必要がなく、又比較的製品にバラツキが少なく異
物の混在もほとんどないも、熱容量が大きいため、型自
身に熱を多く奪われ、炉の雰囲気温度を高くかつ回転速
度を遅くしないとガラスに正確な曲率が出にくい、又型
温度が取出し口でさめきれず作業者が悪環境にさらされ
、更に加工性に欠ける等の欠点を有している。

以上より、現在の型材は、一長一短であり、ユーザーが
けっして満足して使用されているものではな（、さらに
性能の良い型材を使用し、高品位な製品の製造を望んで
いるのが現状である。

日が”°　しよ゛と　る亀　占 大発明はバックミラー或いは化粧用鏡として使用されて
いる曲げ鏡の成形に使用せしめるアルミナ−シリケート
繊維を主材として成さしめるのし型にて熱容量を小さく
せしめると共に、耐摩耗性を向上せしめ、又材質の均−
性並びに不純ガスの発生を防止出来、更に従来品に比し
、加熱、冷却によるスポーリング抵抗性を著しく向上せ
しめる様にした曲げ鏡用ののし型を提供せんとするもの
である。

〔発明の構成〕

１　　占　　”′　　　　た　　の年 末発明はかかる点に鑑み、アルミナ・シリケート繊維を
主材として各繊維同士を各種無機バインダーにより接着
あるいは融着せしめたセラミックファイバー多孔質成形
体から成らしめる様にした曲げ鏡用ののし型を提供して
上記欠点を解消せんとするものである。

立−夙 大発明にあっては、アルミナ・シリケート繊維の各繊維
同士を強固に接着あるいは融着することにより、気孔率
を高くして多孔質と成さしめると共に、熱容量を小さく
出来、又異物の混在を無くせしめるのである。

大旌五 以下本発明の一実施例について説明すると、ＡｌｚＯｓ
４５χ、５ｉＯｚ５５％の化学組成を持つアルミナ・シ
リケート繊維をシリカゾル、アルミナゾル等の無機バイ
ンダーを水中に分散せしめて真空成形せしめ、しかる後
乾燥、焼成せしめてセラミックファイバー成形体と成し
、所定の形状に形成せしめてのし型と成さしめる。

珪藻土切出しれんが及びロー石質耐火れんがとの対比試
験結果を第１表、第２表に示す。

先ず、カサ比重、略０．６０ｇ／ｃｓｄのセラミックフ
ァイバー成形品（製品Ａ）と、珪藻土切出しれんがと、
ロー石質耐火れんがとの対比試験を第１表（使用条件と
して、炉内操業温度、回転速度は珪藻土切出しれんがの
操業条件と同一）に示し、次にカサ比重、略０．４０ｇ
／ｃｎｌのセラミックファイバー成形品（製品Ｂ）と、
珪藻土切出しれんがとの対比試験を第２表（使用条件と
して、珪藻土切出しれんがの操業条件と比較して、操業
温度を３０℃低く設定、操業速度を２０％早く設定）に
示す。

第１表 第２表 〔発明の効果〕 要するに本発明は、アルミナ・シリケート繊維を主材と
して各繊維同士を各種無機バインダーにより接着あるい
は融着せしめたセラミックファイバー多孔質成形体から
成らしめるので、熱容量を小さくすることにより、炉内
の操業温度を下げることが出来ると共に、操業速度を早
めることができるため、省エネルギーになりかつ生産効
率を向上せしめることが出来、又のし型の表面温度が炉
内温度に敏感に反応しやすくなり、均一なガラスの曲率
が出やすくなる。

更に、ガラスをのし型にセントする工程、並びにのし型
からの取り出し工程にかかる作業環境の向上を図らしめ
る。

又、材質が天然品ではなく均一性に富むことにより、水
分或いは硫黄分等が素材に含まれていない為、ガラスの
くもりが排除出来、又ガラスに傷等の損傷を与えないの
で成形されたガラスの品質の向上が図らしめることが出
来る。

又、繊維構造に成っていることにより、内部での亀裂等
が伝播しにくいため、従来に比し、加熱、冷却による湯
度の急変によって発生ずよスポーリングに対する抵抗性
を著しく向上せしめている。

又、対比試験にて明確な様に従来の珪藻土ζ出しれんが
、ロー石質耐火れんかに比し、同一操業温度、操業速度
にて使用しても型修正を（Ｃ要とする期間を延長するこ
とができることに−り、耐摩耗性の向上が図られるため
、型修正しかかる労力を大幅に低減できることになる。

又、加工性を向上せしめてい条ことにより、複雑なる曲
率ができると共に、一定曲率加工１外にガラスが曲がる
際に空気を逃がす孔（Ａｒ抜き孔φ１．０〜１．５ｍ／
ｍ）、又た強制曲番成形の場合脱気用アタッチメント取
付は孔が（要となる場合にあっても、容易に加工出来る
５その実用的効果甚だ大なるものである。

以

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）アルミナ・シリケート繊維を主材として各繊維同
   士を各種無機バインダーにより接着あるいは融着せしめ
   たセラミックファイバー多孔質成形体から成らしめる様
   にしたことを特徴とする曲げ鏡用ののし型。
2. （２）各種無機バインダーをアルミナゾル、シリカゾル
   、ボロシリケートガラス等にて成らしめたことを特徴と
   する特許請求の範囲第１項に記載の曲げ鏡用ののし型