JPH0112547Y2 - - Google Patents

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JPH0112547Y2
JPH0112547Y2 JP13756082U JP13756082U JPH0112547Y2 JP H0112547 Y2 JPH0112547 Y2 JP H0112547Y2 JP 13756082 U JP13756082 U JP 13756082U JP 13756082 U JP13756082 U JP 13756082U JP H0112547 Y2 JPH0112547 Y2 JP H0112547Y2
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transistor
constant voltage
base
switching
circuit
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Priority to EP83105188A priority patent/EP0095724A3/en
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、入出力特性を改善したスイツチン
グレギユレータに関する。
一般に、ビデオテープレコーダ(VTR)やビ
デオカメラ等、携帯用或いは車載用の各種電子機
器では、駆動用電源にバツテリが用いられてい
る。この種の電源は動作モードの切換え等に伴う
負荷の急変によつて、その端子電圧が大きく変動
するおそれがある。このような変動は、電子機器
に安定した動作を行わせる上で障害となるので、
その変動を抑制するためにスイツチングレギユレ
ータが用いられるが、スイツチングレギユレータ
においては、その入出力特性の改善が各種電子機
器の動作を安定化させる上から不可欠である。
そこで、入出力特性の改善を図つたスイツチン
グレギユレータの提供を目的とする。
即ち、この考案のスイツチングレギユレータ
は、スイツチングにより直流入力を交流に変換す
る第1のトランジスタと、前記直流入力が加えら
れて定電圧を発生する定電圧回路と、前記第1の
トランジスタのベースに接続され、前記定電圧回
路からベースに前記定電圧とともにベース電圧が
供給され、前記第1のトランジスタをスイツチン
グさせる第2のトランジスタと、前記第1のトラ
ンジスタで得られた前記交流を前記第2のトラン
ジスタのベースにコンデンサを通して正帰還さ
せ、第2のトランジスタを発振させる帰還回路
と、前記第1のトランジスタを通して得られた前
記交流を直流出力に変換する直流再生回路と、前
記直流出力によつて基準電圧を発生させる定電圧
ダイオードと、コレクタに前記定電圧回路を通し
て動作電流が供給され、エミツタに加えられた前
記基準電圧と、ベースに加えられた前記直流出力
とを比較し、両者の大小関係に応じた電流を前記
第2のトランジスタのベースから引き込み、前記
第2のトランジスタを通じて前記第1のトランジ
スタのベース電流を制御する第3のトランジスタ
とを備えたことを特徴とするものである。
以下、この考案を図面に示した実施例を参照し
て詳細に説明する。
この考案のスイツチングレギユレータにおい
て、前記定電圧回路は、直流入力側に抵抗および
定電圧ダイオードからなる直列回路を接続したも
のである。
第1図は、この考案のスイツチングレギユレー
タの実施例を示す。
入力端子2A,2Bの間には、直流入力として
入力電圧Viが加えられる。この直流入力部には、
入力電圧Viに含まれるリツプルを吸収するための
コンデンサ4とともに、入力電圧Viによつて特定
の定電圧を発生する定電圧回路6が設置されてい
る。定電圧回路6には、入力端子2A,2Bの間
に直列に接続された抵抗8及び定電圧ダイオード
10の直列回路が設置されている。
入力端子2Aと出力端子12Aとの間には、第
1のトランジスタとして入力端子2A側をエミツ
タ、出力端子12A側をコレクタとしたスイツチ
ングトランジスタ14が接続されている。スイツ
チングトランジスタ14は、そのスイツチングに
より入力電圧Viを交流に変換するものであり、ス
イツチングトランジスタ14を通して得られた交
流電圧は、整流により直流を再生させるために設
置された直流再生回路16に加えられている。出
力端子12Bと入力端子2Bとは共通に基準電位
点(GND)に接続されている。
直流再生回路16では、スイツチングトランジ
スタ14にチヨークコイル18を直列に接続する
とともに、スイツチングトランジスタ14のコレ
クタと基準電位点との間に、コレクタ側をカソー
ドにしてダイオード20が接続され、チヨークコ
イル18の出力側端子と基準電位点との間には平
滑用のコンデンサ22が接続されている。そし
て、チヨークコイル18には、一次コイル18P
とともに二次コイル18Sが設けられ、これらコ
イル18P,18Sの極性は互いに誘導起電力が
逆極性になるように設定されるとともに、出力端
子12A側の端子は共通化されている。このチヨ
ークコイル18の二次コイル18Sの一方の端子
は微分用のコンデンサ24を介してスイツチング
トランジスタ14のベースに接続され、スイツチ
ングパルスの微分波形がスイツチングトランジス
タ14のベースに印加されるようになつている。
このスイツチングトランジスタ14のベース・エ
ミツタ間には、バイアス用の抵抗26が接続され
ている。
出力端子12A,12Bの間には、出力電圧
Vpの変動を検出するために、抵抗28,30が
直列に接続され、この抵抗28,30の接続点に
は、出力電圧Vpのレベル変動を検出する誤差増
幅器を構成し、その誤差検出に基づいてスイツチ
ング動作の制御を行う第3のトランジスタとして
設置された制御用トランジスタ32のベースが接
続されている。この制御用トランジスタ32のエ
ミツタと基準電位点との間には、定電圧ダイオー
ド34がカソードをエミツタ側にして接続され、
この定電圧ダイオード34と制地用トランジスタ
32のエミツタとの接続点には、抵抗36を介し
て直流再生回路16の出力が印加されている。
制御用トランジスタ32のコレクタには、スイ
ツチングトランジスタ14をスイツチング動作さ
せる第2のトランジスタとして設置された駆動用
トランジスタ38のベースが接続されるととも
に、定電圧回路6の抵抗8と定電圧ダイオード1
0との接続点に抵抗39を介して接続され、入力
電圧Viの印加で定電圧回路6から定電流が制御用
トランジスタ32のコレクタ・エミツタ及び駆動
用トランジスタ38のベースに供給される。即
ち、制御用トランジスタ32のコレクタでは、定
電圧回路6を通して動作電流が供給され、エミツ
タに加えられた基準電圧と、ベースに加えられた
直流出力とが比較される。この比較により、両者
の大小関係に応じた電流が駆動用トランジスタ3
8のベースから制御用トランジスタ32に引き込
まれ、駆動用トランジスタ38を通じてスイツチ
ングトランジスタ14のベース電流が制御され
る。
また、駆動用トランジスタ38のベースには、
コンデンサ40からなる帰還回路を介してスイツ
チングトランジスタ14のコレクタが接続され、
スイツチングトランジスタ14で得られた交流と
してのスイツチングパルスが正帰還される。即
ち、駆動用トランジスタ38は、スイツチングト
ランジスタ14のベース・コレクタ及びコンデン
サ40とともに発振回路を構成し、しかも、その
発振パルスの幅は制御用トランジスタ32の動作
電流により制御されるようになつているため、ト
ランジスタ38はトランジスタ32とパルス幅変
調回路を構成している。
以上の構成において、動作を説明する。
スイツチングトランジスタ14に駆動電流を流
すための駆動用トランジスタ38は、そのベース
にコンデンサ40を介してスイツチングパルスが
正帰還された発振する。この発振動作において、
トランジスタ38のベース電流は、トランジスタ
32の動作により制御される。即ち、トランジス
タ32の動作電流は出力変動に対応しており、出
力変動は、出力電圧Vpを抵抗28,30で分圧
してベースに印加される直流出力と、エミツタに
定電圧ダイオード34で設定される基準電圧との
比較によつて求められる。このため、スイツチン
グトランジスタ14のベースに印加される制御パ
ルスは、直流出力の変動レベルに応じたパルス幅
変調信号になつている。この結果、スイツチング
トランジスタ14はスイツチング動作する。
このような制御動作は連続して行われ、入力端
子2A,2Bに印加された入力電圧Viは、スイツ
チングトランジスタ14を通過してスイツチング
パルスに変換され、直流再生回路16を経て直流
に変換され、安定化された出力電圧Vpとして出
力端子12A,12Bから取り出すことができ
る。
そして、このスイツチング動作において、入力
端子2A,2Bに印加された直流入力電圧Viは定
電圧回路6に印加され、抵抗8と定電圧ダイオー
ド10との接続点から抵抗39を介して定電流が
制御用トランジスタ32のコレクタ及び駆動用ト
ランジスタ38のベースに流れる。即ち、制御用
トランジスタ32及び駆動用トランジスタ38の
エミツタは出力側電圧の印加で定電圧化されてお
り、この定電圧の値と定電圧ダイオード10のカ
ソードに発生する定電圧との関係から抵抗39を
介して定電流が流れ、この結果、各トランジスタ
38,32の動作電流が定電流化される。従つ
て、定電圧ダイオード34には、入力電圧Viに対
応した基準電圧が形成されることになる。
このようにして設定された基準電圧にトランジ
スタ32のベース・エミツタ間電圧を加えた値
と、出力電圧の分圧電圧との大小関係に対応して
トランジスタ32の動作電流が決定され、出力電
圧が制御されることになる。この結果、スイツチ
ングレギユレータの入出力特性が改善される。
そして、チヨークコイル18の二次コイル18
Sに誘起するパルス波形は、一次コイル18Pに
印加されるパルス波形とは逆極性となつている。
この波形はコンデンサ24で微分されてスイツチ
ングトランジスタ14のベースに印加されるた
め、スイツチングトランジスタ14のベース電位
は、そのスイツチングにおいて逆バイアスされ、
スイツチング時間の改善が図られる。
また、駆動用トランジスタ38に流れるスイツ
チングトランジスタ14の駆動電流は、トランジ
スタ38のエミツタから直流再生回路16の出力
側に供給されているため、電流損失の低減が図ら
れ、変換効率が改善されている。
次に、この考案の実験結果を第2図ないし第4
図を参照して詳細に説明する。
第2図に示すスイツチングレギユレータは、前
記実施例との比較のために、定電圧回路6に代え
て抵抗42を使用したものであり、前記実施例と
同一部分には同一符号が付してある。第3図はこ
の考案に係るスイツチングレギユレータの入出力
特性、第4図は第2図に示したスイツチングレギ
ユレータの入出力特性を示している。第3図及び
第4図において、特性Aは−20℃、特性Bは25
℃、特性Cは80℃の雰囲気温度において測定した
ものである。各特性を比較すると、第4図に示す
特性では入力電圧の増加に対応して出力電圧が変
動しているが、第3図に示す特性ではその変動は
極めて少なく、定電圧回路6を付加し、制御用ト
ランジスタ32、駆動用トランジスタ38の動作
電流を定電流化したこの考案のスイツチングレギ
ユレータの入出力特性が優れていることが分る。
以上説明したように、この考案によれば、駆動
用トランジスタ及び制御用トランジスタの動作電
流を定電流化したので、入出力特性を改善するこ
とができ、しかも、その入出力特性は温度変化の
影響を受けることなく、安定した直流出力を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のスイツチングレギユレータ
の実施例を示す回路図、第2図は第1図に示した
スイツチングレギユレータとの特性比較のための
スイツチングレギユレータを示す回路図、第3図
は第1図に示したスイツチングレギユレータの入
出力特性を示す説明図、第4図は第2図に示した
スイツチングレギユレータの入出力特性を示す説
明図である。 6……定電圧回路、8……抵抗、10……定電
圧ダイオード、14……スイツチングトランジス
タ(第1のトランジスタ)、16……直流再生回
路、32……制御用トランジスタ(第3のトラン
ジスタ)、34……定電圧ダイオード、38……
駆動用トランジスタ(第2のトランジスタ)、4
0……コンデンサ(帰還回路)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) スイツチングにより直流入力を交流に変換す
    る第1のトランジスタと、 前記直流入力が加えられて定電圧を発生する
    定電圧回路と、 前記第1のトランジスタのベースに接続さ
    れ、前記定電圧回路からベースに前記定電圧と
    ともにベース電流が供給され、前記第1のトラ
    ンジスタをスイツチングさせる第2のトランジ
    スタと、 前記第1のトランジスタで得られた前記交流
    を前記第2のトランジスタのベースにコンデン
    サを通して正帰還させ、第2のトランジスタを
    発振させる帰還回路と、 前記第1のトランジスタを通して得られた前
    記交流を直流出力に変換する直流再生回路と、 前記直流出力によつて基準電圧を発生させる
    定電圧ダイオードと、 コレクタに前記定電圧回路を通して動作電流
    が供給され、エミツタに加えられた前記基準電
    圧と、ベースに加えられた前記直流出力とを比
    較し、両者の大小関係に応じた電流を前記第2
    のトランジスタのベースから引き込み、前記第
    2のトランジスタを通じて前記第1のトランジ
    スタのベース電流を制御する第3のトランジス
    タとを備えたことを特徴とするスイツチングレ
    ギユレータ。 (2) 前記定電圧回路は、直流入力側に抵抗及び定
    電圧ダイオードからなる直列回路を接続してな
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載のスイ
    ツチングレギユレータ。
JP13756082U 1982-05-26 1982-09-10 スイツチングレギユレ−タ Granted JPS5944182U (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13756082U JPS5944182U (ja) 1982-09-10 1982-09-10 スイツチングレギユレ−タ
EP86106669A EP0196680A3 (en) 1982-05-26 1983-05-25 Switching regulator
EP86106668A EP0196679A3 (en) 1982-05-26 1983-05-25 Switching regulator
EP86106670A EP0201929A1 (en) 1982-05-26 1983-05-25 Switching circuit
EP83105188A EP0095724A3 (en) 1982-05-26 1983-05-25 Switching circuit
US06/884,651 US4823023A (en) 1982-06-01 1986-07-15 Transistor with differentiated control switching circuit

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JP13756082U JPS5944182U (ja) 1982-09-10 1982-09-10 スイツチングレギユレ−タ

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JPS5944182U JPS5944182U (ja) 1984-03-23
JPH0112547Y2 true JPH0112547Y2 (ja) 1989-04-12

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JP13756082U Granted JPS5944182U (ja) 1982-05-26 1982-09-10 スイツチングレギユレ−タ

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