JPH01124151A - オートローディングディスクプレーヤ - Google Patents

オートローディングディスクプレーヤ

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JPH01124151A
JPH01124151A JP62282906A JP28290687A JPH01124151A JP H01124151 A JPH01124151 A JP H01124151A JP 62282906 A JP62282906 A JP 62282906A JP 28290687 A JP28290687 A JP 28290687A JP H01124151 A JPH01124151 A JP H01124151A
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tray
disk
rack
player
housing
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Tadashi Funahashi
舟橋 正
Junji Takahashi
準次 高橋
Toshihiko Kurihara
栗原 俊彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ディジタルオーディオディスク等のディスク
を自動的に演奏位置に搬送して演奏するオートローディ
ングディスクプレーヤに関する。
背景技術 第13図に従来のオートローディングディスクプレーヤ
を示す。図示の如く、トレイ101がプレーヤハウジン
グ102に対して案内レール103を介して突出収納自
在に設けられており、ディスク104,105はこのト
レイ101上に載置されて演奏位置に搬送される。トレ
イ101を移動させるため、トレイ101にその移動方
向に沿って且つ略全長に亘ってラック部107を設け、
該ラック部に噛合する歯車108をモータ(図示せず)
などにより回転駆動することが行なわれている。
かかる構成のオートローディングディスクプレーヤにお
いては、トレイ101に対してディスクを脱着せしめる
ためにトレイ101を所定寸法L1だけプレーヤハウジ
ング102外に突出させたときにラック部107と歯車
108との噛合が外れぬようにトレイ101の収納方向
端部を長さL2だけプレーヤハウジング102内に残存
させる必要がある。故に、プレーヤハウジング102の
奥行き寸法L3はり、+L2よりも大となる。また同様
にトレイ101が突出した状態において該トレイがぐら
つかないように案内レール103とトレイ101とを寸
法L4だけ係合させておく必要がある。
発明の概要 本発明は、かかるオートローディングディスクプレーヤ
であって全体としての小型化を可能としたオートローデ
ィングディスクプレーヤを提供することを目的としてい
る。
本願発明によるオートローディングディスクプレーヤは
、プレーヤハウジングに対して突出収納自在でディスク
を担持して演奏位置に搬送するトレイと、該トレイに移
動方向に沿って設けられたラック部と、該ラック部に噛
合する歯車を含み該ラック部に駆動力を付与する駆動力
付与手段とを有し、該ラック部の該トレイの収納方向最
深部分が残余部分に対して屈曲自在であることを特徴と
している。
実施例 以下、本発明の実施例としてのオートローディングディ
スクプレーヤを添付図面を参照しつつ説明する。
第1図において、参照符号1は当該オートローディング
ディスクプレーヤの全体を示している。
第1図に示すように、プレーヤハウジング2の前面部、
すなわちフロントパネル3には、トレイ5が該プレーヤ
ハウジングの外部に突出し得るように、左右方向に伸長
する長方形の開口部3aが設けられている。但し、ここ
で言う左右方向とは矢印Yにて示される前方に向かって
のものであり、矢印X方向が左方である。また、矢印Z
は上方を示す゛。フロントパネル3上には当該ディスク
プレーヤの操作をなすためのスイッチ群7が設けられて
いる。
トレイ5は例えば3種類の異なる光学式情報記録ディス
ク8,9及び10(以下ディスクと略称する)を担持し
てこれを搬送するためのものであり、該トレイのディス
ク担持面には、該各ディスクを収容し得る円弧状外周凹
部5a、5b、5cが同心的に且つ各々所定の段差を以
て形成されている。
第2図にも示すように、プレーヤハウジング2内にはそ
の前面部及び上面部が開放した直方体状のシャーシ12
が固設されており、該シャーシ上にはトレイ5と摺接し
て該トレイを案内する。左右一対の案内レール13.1
4が前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)において
平行に設けられている。トレイ5はこれによってプレー
ヤハウジング2に対して突出収納自在となっている第3
図(a)及び山)にトレイ5の詳細を示し、また、TS
4図(田ないしくC)に右方側の案内レール14の詳細
を示す。なお、左方側の案内レール13についてはこの
右方側の案内レール14とほぼ同形状に形成されており
、詳細は示さない。第3図(b)から明らかな如<、ト
レイ5には左右一対の摺接溝5dが形成されており、案
内レールに略全長に亘って形成された案内突部14a(
第4図<田、山)に図示)にこの摺接溝5dが円滑に摺
接している。
第3図(ω及び山)に示すように、トレイ5の下面には
該トレイの移動方向に沿って左右一対のラック部16.
17が固設されている。第2図に示す如く、シャーシ1
2の右前端部上には小シャーシ18が設けられており、
この小シャーシ18上に該一対のラック部のうち右側の
ラック部17に噛合する歯車19aが設けられている。
歯車19gはこの歯車19aと同心に設けられた歯車1
9bと他の歯車20,21、ウオームホイール22、ウ
オーム23及び歯車24.25を順次介してモータ26
の出力軸に連結されている。これら歯車19a、19b
、20,21、ウオームホイール22、ウオーム23、
歯車24.25及びモータ26により、上記のラック部
17に駆動力を付与する駆動力付与手段が構成されてい
る。また、該駆動力付与手段とラック部17とによって
、トレイ5を前後に往復動せしめる駆動手段が構成され
ている。
第2図及び第3図(ωに示すように、上記の一対のラッ
ク部16及び17は、トレイ5の収納方向端部から更に
プレーヤハウジング2の奥に突出せられた最深部分16
a、17aを有している。なお、この最深部分16g、
17aにも案内レール13.14と摺接する摺接部が設
けられている。
第5図(田ないしく小並びに第6図に一方の最深部分1
7aの詳細を示す。なお、他方の最深部分16aはこの
最深部分17aと対称的に形成されており、詳細は示さ
ない。第2図、第3図及び第6図に示す如く、トレイ5
の収納方向端部に回動支持部としてのピン5fが上方に
伸長して突設されており、最深部分15a、17aはこ
のピン5f1;折曲自在に取り付けられている。第3図
に示す最深部分17gの折曲位置及び第6図にて実線で
示す最深部分17aの折曲位置、すなわち、該最深部分
を除いたラック部17の残余部分に対してこの最深部分
17aが直線的となる位置を第1折曲位置と称する。ま
た、第2図に示す最深部分17aの折曲位置及び第6図
で二点鎖線にて示す最深部分17aの折曲位置、すなわ
ち、トレイ5がプレーヤハウジング2内に収納せしめら
れたときに該最深部分17aがとる折曲位置を第2折曲
位置と称する。
最深部分17aは、第6図において一点鎖線にて示す折
曲位置、すなわち、上記の第2折曲位置と共に上記第1
折曲位置を挟む第3折曲位置にも折曲可能となりでいる
。但し、通常は、トレイ5の収納方向端部に設けられた
ストッパ5gが最深部分17aに係合しており、これに
よって最深部分17aは上記第1折曲位置と第2折曲位
置の間でのみ回動し得、且つ、このストッパ5gにより
第1折曲位置に位置決めされる。また、最深部分17a
を上記の第3折曲位置に向けて付勢する付勢手段として
のコイルスプリング17bが設けられている。
上記した第3折曲位置は、最深部分17aをトレイ5に
対して付は外しする場合にとる位置である。すなわち、
最深部分17aをトレイ5から取り外す場合、最深部分
17aの上記ストッパ5gとの係合部である非ラック部
17d(第6図に図示)を該非ラック部の可撓性により
指にて上方(矢印Z方向)に撓ませ、該非ラック部17
dがストッパ5gに係合せぬようにしつつ最深部分17
aを第1折曲位置から第3折曲位置に折曲させてこの第
3折曲位置でピン5fから最深部分17aを抜き取るの
である。また、最深部分17aをトレイ5に取り付ける
場合はこの逆の作業を行なう。なお、最深部分17aを
除いたラック部17の残余部分の後端部によって、上記
第1及び第2折曲位置にある最深部分17aのピン5f
からの抜は止めがなされる。すなわち、最深部分17a
が第1折曲位置及び第2折曲位置にあるときにはこの最
深部分17aのラック部が上記残余部分の後端部に係合
して最深部分17gがピン5fから抜けないようになさ
れているのである。但し、この抜は止め手段は最深部分
17aが第3折曲位置にあるときにはピン5fからの最
深部分17aの抜脱を可能とするものである。
第2図及び第6図に示すように、プレーヤハウジング2
の奥部には上記の最深部分16a及び17aに円滑に係
合して該両最深部分をトレイ5の収納に伴って上記第1
折曲位置から第2折曲位置に折曲せしめる屈曲手段とし
ての案内部材30が固設されている。案内部材30は断
面形状が三角形であり、この案内部材30を設けたこと
によって上記の各最深部分16a、17aが円滑に折曲
せしめられる。
第2図から明らかなように、トレイ5を案内する一対の
案内レール13及び14はその伸長方向すなわちトレイ
案内方向(矢印Y方向及びその反対方向)において移動
自在であり、トレイ5と共にプレーヤハウジング2外に
突出し得る。各案内レール13及び14にはその左右両
側部に移動方向に沿って且つ全長に亘ってラック部13
b、13c、14b、14cが夫々形成されている。第
2図に示す如く、トレイ5に設けられた一対のラック部
16.17のうち右側のラック部17に噛合する歯車1
9aと同心に設けられた歯車19bが一方の案内レール
14の外側のラック部14cに噛合している。また、同
じく第2図に示すように、トレイ5に設けられた左側の
ラック部16に噛合する歯車32aが設けられており、
この歯車32aと同心に且つ一体的に設けられた歯車3
2bが他方の案内レール13の外側のラック部13Cに
噛合している。モータ26が回転することにより歯車1
9bが回転して一方の案内レール14が移動せしめられ
、一方、この歯車19bと共に回転する歯車19aの回
転により移動せられるトレイ5に設けられたラック部1
6によって歯車32a、32bが回転せられ、これによ
り他方の案内レール13が移動せしめられる。すなわち
、各案内レール13及び14は、トレイ5を移動させる
ためのモータ26などから成る駆動手段によって駆動力
を付与されて移動するのである。なお、トレイ5が例え
ば300+ll11移動する間に案内レール13.14
が例えば120mm移動するように各歯車の歯数比等が
設定されている。この駆動手段はトレイ5がプレーヤハ
ウジング2内に収納された後は案内レール14のみの後
方移動を行なう。
このための構成を次に説明する。
第2図に示した歯車19a1すなわちトレイ5に固設さ
れたラック部17と噛合する歯車は、小シャーシ18上
にビン34aを介して上下方向(矢印Z方向及びその反
対方向)において揺動自在に設けられた揺動プレート3
4上に設けられている。但し、この歯車19aの近傍に
配置された他の歯車19b、20.21、ウオームホイ
ール22等は小シャーシ18上に設けられている。第7
図に示す如く、歯車19aと、該歯車と同心に設けられ
て案内レール14の外側ラック部14cに噛合した歯車
19bとには、クラッチ部19C919dが形成されて
おり、上記の揺動プレート34が揺動することにより両
歯車19a、19bは連結及び離間せしめられる。また
、第7図に示すように、揺動プレート34及び歯車19
aに下方(矢印Z方向の反対方向))に向けてのパイア
スカを付与するコイルスプリング35が設けられている
。第4図(胡及び(C)に示す如く、歯車19bと噛合
するラック部14cを有する案内レール14の前端部に
は係合プレート36がネジ36gにより取り付けられて
いる。但し、ネジ36aは案内レール14に該案内レー
ルの伸長方向に沿って形成された長孔14eに挿通せし
められており、このネジ36aを緩めることにより係合
プレート36の位置を調整し得る。案内レール14がプ
レーヤハウジング2内に収容されるときにこの係合プレ
ート36が上記の揺動プレート34の自由端部に係合し
て揺動プレート34をコイルスプリング35(第7図に
図示)の付勢力に抗して上方に揺動せしめる。これによ
り、上記の歯車19a、1つbのクラッチ部19c、1
9dの噛合が解除され、モータ26の回転に伴って歯車
19bのみが回転し、歯車19aは回転しなくなる。ト
レイ5がプレーヤハウジング2内に収納されると同時に
このクラッチ部19c、19dの噛合解除が行なわれる
ように係合プレート36の位置が設定されている。すな
わち、モータ26などから成る駆動手段は、トレイ5が
プレーヤハウジング2内に収納された後は案内レール1
4のみを後方に移動せしめるのである。後述するが、ト
レイ5がプレーヤハウジング2内に収納された後のこの
案内レール14のみの後方移動によりディスククランプ
機構が作動する。
第1図及び第8図に示す如く、プレーヤハウジング2内
にはモータ39により直接回転駆動されてディスク8な
いし10を回転させるためのターンテーブル40がその
ディスク担持面が下向きとなるように配置されており、
且つ、プレーヤハウジング2に対して固定された第1担
持部材としてのサブシャーシ41に取り付けられている
。なお、サブシャーシ41は第2図にも示す。前述した
トレイ5はこのターンテーブル40のディスク担持面と
平行に前後(矢印Y方向及びその反対方向)に移動する
トレイ5に担持されてターンテーブル40のディスク担
持面と平行にプレーヤハウジング2内に収納された例え
ばディスク10は、このターンテーブル40のディスク
担持面の直下に所定の間隙を隔てて位置する。ターンテ
ーブル40の直下に位置したディスク10はディスクク
ランプ機構によって上方(矢印Z方向)に向けて持ち上
げられる形でトレイ5から離間せしめられ、且つ、ター
ンテーブル40のディスク担持面に対してクランプされ
る。
第1図及び第2図、第8図ないし第10図に示すように
、ディスククランプ機構は、ディスク10に当接して該
ディスクをターンテーブル40のディスク担持面に向け
てマグネットの磁力により吸むして押圧するための円盤
状抑圧部材44と、上下方向(矢印2方向及びその反対
方向)すなわちターンテーブル40のディスク担持面に
対して直角な面内において回転自在に設けられてその自
由端部にて且つターンテーブルのディスク担持面と対向
する面側にて押圧部材44を回転可能に支持した第2担
持部材としての支持部材45と、抑圧部材44がターン
テーブル40のディスク担持面に近づく方向に支持部材
45を付勢する付勢手段としてのばね部材46(第8図
に図示)とを有している。第2図及び第9図に示す如く
、抑圧部材44の前方にはてこ部材47が配置されてお
り、且つ、支持ピン47aを介して小シャーシ48上に
上下方向において回転自在に取り付けられている。てこ
部材47の作用点部すなわち後端部にはビン47bによ
り中間部材47cが回動自在に取り付けられており、該
中間部材47cは抑圧部材44を介して支持部材45の
自由端部に係合している。
てこ部材47を支持ピン47aを介して支えた小シャー
シ48上にはターンテーブル40の回転中心軸と平行な
支持軸50が設けられており、この支持軸50に円盤状
のカム部材51が回転自在に取り付けられている。第1
1図から特に明らかなように、カム部材51にはその回
転中心軸の周りに螺旋状カム部51aが形成されており
、てこ部材47の力点部に突設された丸ピン47eがこ
の螺旋状カム部51aに円滑に摺接し得る。カム部材5
1には歯車51bが一体に形成されており、該歯車は他
の2つの歯車52.53を介して右側の案内レール14
の内側ラック部14bに噛合している。すなわち、モー
タ26の回転に伴って案内レール14が例えば後方移動
することによりカム部材51が第9図における時計方向
に回転し、これによりてこ部材47が第8図における時
計方向に回転せられて支持部材45が第8図における反
時計方向に回動し、以てディスククランプがなされるよ
うに構成されているのである。また、ディスククランプ
を解除する際はこの逆の過程を辿る。なお、クランプ時
及びクランプ解除時に、てこ部材47は、ばね部材46
(第8図に図示)の付勢力に対抗する形で抑圧部材44
を支持部材45に押圧しつつ回転する。このため、支持
部材45の回転中に抑圧部材44ががたつくことがない
ここで、上記したディスククランプ機構の構成部材であ
る支持部材45を回転自在に支持する回転支持機構につ
いて詳述する。
第2図、第8図ないし第10図に示すように、サブシャ
ーシ41の後端部には回転する部材である支持部材45
の後端部に上方に向けて突設された突部45aが挿通す
る長方形の第1開口部41a(第10図に図示)が形成
されている。この突部45aには円形の第2開口部45
bが形成されている。第2開口部45bは第1開口部4
1aの上方に位置し、第1開口部41aの幅寸法b(第
10図に図示)よりも大なる径を有している。第2開口
部45b内には第1開口部41aの幅寸法bよりも大き
な径を有する球状部材56が配置されている。突部45
aの下端部には受はプレート57が固設されており、こ
の受はプレート57とサブシャーシ41との間には、支
持部材45に対してこの支持部材45を球状部材56に
近づく方向に付勢する付勢手段としてのコイルスプリン
グ58が縮設されている。また、第1開口部41aの中
央部には該第1開口部の幅寸法すよりも大きく且つ球状
部材56の径よりも小なる内径の円形開口部41bが形
成されている。球状部材56はこの円形開口部41bに
係合し、これにより球状部材56が第1開口部41a及
び第2開口部45bに対してずれぬように位置決めされ
ている。
すなわち、支持部材45とサブシャーシ41の間に介装
され且つ該支持部材及びサブシャーシに円滑に摺接する
球状部材56を位置決め手段としての円形開口部41b
により支持部材45の回転面内及びこれに直角な方向の
3軸方向においてずれぬように位置決めし、支持部材4
5、サブシャーシ41及び球状部材56の3部材をコイ
ルスプリング58により互いに押し付けることによって
該3部材間の間隙を支持部材45の回転面内においてゼ
ロとしているのである。かかる構成により、支持部材4
5はがたつくことなく高精度に回転する。
第2図、第8図及び第9図に示すように、上述した支持
部材45の下面にはチルトシャーシ61がピン61bを
介して回動自在に取り付けられている。なお、ピン61
bは左右方向(矢印X方向及びその反対方向)において
伸長している。このチルトシャーシ61上には光学式ピ
ックアップを担持したキャリッジ62が配置されており
、ターンテーブル40に装着され且つクランプされたデ
ィスク10の記録面に沿って移動すべくガイドシャフト
63などにより案内されている。また、図示はしないが
、キャリッジ62を移動させる駆動手段が設けられてい
る。
第9図から特に明らかな如く、チルトシャーシ61を支
持した支持部材45の右後端部には該チルトシャーシ6
1を回動せしめるためのモータ65が設けられている。
モータ65の出力軸にはウオーム65aが嵌着されてお
り、このウオーム65aに噛合したウオームホイール6
6が設けられ、該ウオームホイールにその回転中心から
半径方向に偏倚して突設されたピン66aがチルトシャ
ーシ61の一方の自由端部に円滑に摺接している。
また、チルトシャーシ61にパイアスカを付与せしめる
ばね部材67が設けられている。故に、モータ65が回
転することにより、且つ、ばね部材67によって付与さ
れるパイアスカにより、チルトシャーシ61が回動して
チルトサーボがなされる。
なお、上記の支持部材45を回転せしめる駆動手段の駆
動信号系には、ディスクと光学式ピックアップの距離を
表わす信号、例えば、ドライブ低域成分を重畳する手段
が設けられている。
次に、ターンテーブル40の構成を詳述する。
第12図に示す如く、ターンテーブル40のディスク担
持面にはゴムなどから成る例えば環状のディスク受は部
材76が貼設されている。また、該ディスク担持面に対
して出没自在に球状部材などから成る低摩擦部材78と
、該低摩擦部材にパイアスカを付与するコイルスプリン
グ79とが例えば3つずつ、該ディスク担持面の周方向
において等ピッチにて配置されている。この低摩擦部材
78は、抑圧部材44を含むディスククランプ機構によ
ってターンテーブル40のディスク担持面上に装着せら
れるディスク10が該ディスク担持面に接近するのに伴
ってディスク表面に当接するものである。第12図に示
すように抑圧部材44上にディスク10が傾斜した状態
にて載置されている場合、抑圧部材44及びディスク1
0がターンテーブル40に近接するにつれてディスク1
0が低摩擦部材78に当接する。これにより、ディスク
10は抑圧部材44上における傾斜状態を修正されつつ
半径方向に微動されて正規の水平状態に戻される。この
状態でディスククランプがなされ、ディスクはターンテ
ーブル40に対して高精度に芯出しされる。
次に、上記の構成のオートローディングディスクプレー
ヤの動作を演奏手順に沿って簡単に説明する。
まず、第1図に示すようにトレイ5をプレーヤハウジン
グ2外に突出させ、該トレイ上に例えばディスク10を
載置する。なお、トレイ5のプレーヤハウジング外への
突出動作は以下に述べる収納動作の逆の過程を辿ってな
されるので詳述はしない。なお、トレイ5がプレーヤハ
ウジング2外に突出したとき案内レール13.14もプ
レーヤハウジング2外に突出しており、トレイ5は突出
した該案内レールにより堅固に支えられる。
ディスク10をトレイ5上に載置した後、スイッチ群7
を操作することによりディスク演奏開始の指令が発せら
れると、モータ26が回転し始める。これにより、トレ
イ5、案内レール13及び14の収納動作が開始される
。トレイ5が案内レール13.14と共にプレーヤハウ
ジング2内に収納されると右側の案内レール14に設け
られた係合プレート36(第4図(ω、(C)に図示)
が揺動プレート34(第2図に図示)の自由端部に係合
してこの揺動プレート34を上方に揺動せしめる。
これにより、第7図に示す如く歯車19a及び19bの
クラッチ部19c、19dの噛合が解除されてトレイ5
は停止し、以後、モータ26の回転に伴って歯車19b
のみが回転し、案内レール14のみの後方移動が行なわ
れる。但し、トレイ5の停止により左側の案内レール1
3は駆動されず停止する。この案内レール14のみの後
方移動により例えば第2図に示されるカム部材51の螺
旋状カム部51aがてこ部材47の丸ピン47eと摺接
し、てこ部材47が第8図における時計方向に回転せら
れる。よって、このてこ部材47により支持部材45が
第8図における反時計方向に回動せられて抑圧部材44
が上昇し、トレイ5上のディスク10を持ち上げるよう
にターンテーブル40のディスク担持面に押圧してクラ
ンプする。
なお、クランプは抑圧部材44内に設けられたマグネッ
ト(図示せず)がターンテーブル40に吸着することに
よりなされる。このとき、第12図に示す如くディスク
10が抑圧部材44上に傾斜して載置されている場合、
ディスク10がターンテーブル40のディスク担持面に
接近するのに伴ってディスク10はターンテーブル40
の低摩擦部材78に当接する。これによりディスク10
は半径方向に円滑に案内されて傾きを矯正され、ターン
テーブル40に対して高精度に芯出しされる。
この状態でモータ26は停止し、ディスク演奏が可能と
なる。
この後、ターンテーブル40が回転せられ、光学式ピッ
クアップを担持したキャリッジ62が移動せしめられて
ディスク演奏が開始される。なお、押圧部材44がその
マグネットの眼前力によりディスク10をターンテーブ
ル40にクランプした後は、該抑圧部材を支える支持部
材45は、該抑圧部材を回転自在とするために該抑圧部
材と該支持部材との間に設けられた間隙の範囲内で可動
となっている。ディスク演奏時にディスク10の面振れ
に応じて支持部材45をこの可動範囲内で駆動して光学
式ピックアップの高さ調整を行なう。
また、同時にチルトシャーシ61を駆動手段により適宜
駆動し、ディスク10の記録面と該記録面に向けて光学
式ピックアップから発せられる照射光の光軸との直交関
係を保つ。
ディスク演奏が終了してキャリッジ62がその移動限界
位置に達したことが図示せぬ検知手段により検知される
と、キャリッジ62及びターンテーブル40は停止せら
れ、次いでモータ26が反転動作を始める。従って、前
述したように、トレイ5は上記と逆の過程を辿ってプレ
ーヤハウジング2の外部に案内レール13.14と共に
突出し、第1図に示される状態となる。この後、ディス
ク10を回収し、以後、ディスク8あるいは9について
同様の操作を行なう。
発明の効果 以上詳述した如く、本願第1発明によるオートローディ
ングディスクプレーヤにおいては、プレーヤハウジング
に対して突出収納自在でディスクを担持してディスク演
奏手段の演奏位置に搬送するトレイと、該トレイに移動
方向に沿って設けられたラック部と、該ラック部に噛合
する歯車を含み該ラック部に駆動力を付与する駆動力付
与手段とを有し、該ラック部の該トレイの収納方向最深
部分(16a、  17 a)が残余部分に対して屈曲
自在となっている。
従って、トレイに対してディスクを脱着せしめるために
トレイを所定寸法だけプレーヤハウジング外に突出させ
たときにプレーヤハウジング内に残存せられて上記歯車
と噛合する部分をこの最深部分(16a、  17 a
)とし、トレイの収納に伴ってこの最深部分をトレイ収
納方向に対して例えば直角に屈曲させる構成とすること
により、プレーヤの奥行き寸法の縮小が達成出来るので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るオートローディングディスクプレ
ーヤの全体を示す一部断面を含む斜視図、第2図は第1
図に示すオートローディングディスクプレーヤの内部構
造の一部断面を含む平面図、第3図(ω及び+b+はト
レイの各々平面図及び側断面図、第4図(a)ないし第
7図は第2図に示す内部構造の一部詳細図、第8図は第
2図に示す内部構造の一部断面を含む正面図、第9図な
いし第11図は第2図に示す内部構造の一部詳細図、第
12図はターンテーブルの一部断面を含む側面図、第1
3図は従来のオートローディングディスクプレーヤの一
部断面図を含む斜視図である。 主要部分の符号の説明 2・・・・・・プレーヤハウジング 5・・・・・・トレイ     5d・・・・・・摺接
溝5f・・・・・・ピン    5g・・・・・・スト
ッパ8.9.10・・・・・・ディスク 12・・・・・・シャーシ 13.14・・・・・・案内レール 13b、  13c、  14b、  14c、  1
6. 17・・・・・・ラック部 14a・・・・・・案内突部 16a、17a・・・・・・最深部分 17b、35.58・・・・・・コイルスプリング17
d・・・・・・非ラック部 19a、19b、20.21.2’4,25゜32a、
32b、51 b、52.53−−−−−−歯車26.
39.65・・・・・・モータ 30・・・・・・案内部材 34・・・・・・・・・揺動プレート 36・・・・・・係合プレート 40・・・・・・ターンテーブル 41・・・・・・サブシャーシ 41a・・・・・・第1開口部 41b・・・・・・円形開口部 44・・・・・・押圧部材 45・・・・・・支持部材   45a・・・・・・突
部45b・・・・・・第2開口部 46.67・・・・・・ばね部材 47・・・・・・てこ部材   50・・・・・・支持
軸51・・・・・・カム部材 51a・・・・・・螺旋状カム部 56・・・・・・球状部材 61・・・・・・チルトシャーシ 62・・・・・・キャリッジ 出願人   パイオニア株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プレーヤハウジングに対して突出収納自在でディ
    スクを担持してディスク演奏手段の演奏位置に搬送する
    トレイと、前記トレイを移動せしめる駆動手段とを含み
    、前記駆動手段は前記トレイに移動方向に沿って設けら
    れたラック部と、前記ラック部に噛合する歯車を含み前
    記ラック部に駆動力を付与する駆動力付与手段とから成
    るオートローディングディスクプレーヤであって、前記
    ラック部の前記トレイの収納方向最深部分が残余部分に
    対して屈曲自在であることを特徴とするオートローディ
    ングディスクプレーヤ。
JP62282906A 1987-11-06 1987-11-09 オートローディングディスクプレーヤ Expired - Lifetime JPH0690846B2 (ja)

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JP62282906A JPH0690846B2 (ja) 1987-11-09 1987-11-09 オートローディングディスクプレーヤ
US07/248,110 US5105414A (en) 1987-11-06 1988-09-23 Information recording disk playback apparatus

Applications Claiming Priority (1)

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JPH0690846B2 JPH0690846B2 (ja) 1994-11-14

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