JPH01121685A - 窯炉築造法 - Google Patents
窯炉築造法Info
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- JPH01121685A JPH01121685A JP27730087A JP27730087A JPH01121685A JP H01121685 A JPH01121685 A JP H01121685A JP 27730087 A JP27730087 A JP 27730087A JP 27730087 A JP27730087 A JP 27730087A JP H01121685 A JPH01121685 A JP H01121685A
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Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、不定形耐火物による窯炉の築造法に関する。
（従来の技術）
不定形耐火物による窯炉の築造は、従来のレンガ積みに
比べて施工が容易、材料費が安いなど幾多の利点があり
、最近は増々その利用範囲が拡大している。
比べて施工が容易、材料費が安いなど幾多の利点があり
、最近は増々その利用範囲が拡大している。
不定形耐火物の築造は一体構造となるため、そのまま使
用すると、炉稼動時の高温加熱にともなう熱膨張で炉壁
にキレンが生じる。そこで、適当な間隔をもって膨張代
を予じめ形成しておくことが知られている（例えば、「
窯炉工学」昭和５８年４月３０８．耐火物技術協会発行
、第２５３頁）。
用すると、炉稼動時の高温加熱にともなう熱膨張で炉壁
にキレンが生じる。そこで、適当な間隔をもって膨張代
を予じめ形成しておくことが知られている（例えば、「
窯炉工学」昭和５８年４月３０８．耐火物技術協会発行
、第２５３頁）。
（発明が解決しようとする問題点）
従来の膨張代は、不定形耐火物中に板状またはシート状
の可燃物を介在せしめておき、その可燃物を炉の稼動ま
たは乾燥によって燃焼焼失させその結果形成される空隙
によって耐火物の熱膨張を吸収する。
の可燃物を介在せしめておき、その可燃物を炉の稼動ま
たは乾燥によって燃焼焼失させその結果形成される空隙
によって耐火物の熱膨張を吸収する。
しかし、不定形°耐大物の投入は型枠に囲まれた狭い部
分からであり、炉壁の高さが高い場合、あるいは炉壁に
アンカーレンガ、スタッドなどを内在させる場合は、板
状またはシート状の可燃物を介在しながらの打ち込みは
容易でない。また、溶融金属容器の炉壁補修にともなう
築造では、残存壁面の凹凸に合せて可燃物の形状を定め
なければならないという、わずられしさがあった。
分からであり、炉壁の高さが高い場合、あるいは炉壁に
アンカーレンガ、スタッドなどを内在させる場合は、板
状またはシート状の可燃物を介在しながらの打ち込みは
容易でない。また、溶融金属容器の炉壁補修にともなう
築造では、残存壁面の凹凸に合せて可燃物の形状を定め
なければならないという、わずられしさがあった。
（問題点を解決するための手段）
本発明は以上の従来法の欠点を解決することを目的とし
、その要旨を実施例図面に対応して説明すると、型枠１
を用いた不定形耐火物２による築造において、不定形耐
火物２を一定の高さに打ち込んだ後、その上部表面に膨
張代として自硬性の有機質溶液３を投入し、この有機質
溶液３が硬化によっである程度の強度をもつとさらにそ
の上に不定形耐火物２を打ち込むことを特徴とした窯炉
の築造法である。
、その要旨を実施例図面に対応して説明すると、型枠１
を用いた不定形耐火物２による築造において、不定形耐
火物２を一定の高さに打ち込んだ後、その上部表面に膨
張代として自硬性の有機質溶液３を投入し、この有機質
溶液３が硬化によっである程度の強度をもつとさらにそ
の上に不定形耐火物２を打ち込むことを特徴とした窯炉
の築造法である。
炉壁補修においても、残存壁面の凹凸に合せて有機質溶
液３が拡がり、膨張代の形成は従来法に比べて迅速、か
つ正確なものとなる。
液３が拡がり、膨張代の形成は従来法に比べて迅速、か
つ正確なものとなる。
（実施例）
以下、図面にもとづいて本発明実施例を示す。
第１図において、４は炉外殻となる鉄皮、１は型枠であ
る。型枠１には、不定形耐火物２の充填を促進するため
に、一般にバイブレータ−５が備えられる。この実施例
では、炉壁を補強するためのスタッド６を設けた炉壁を
対象としている。
る。型枠１には、不定形耐火物２の充填を促進するため
に、一般にバイブレータ−５が備えられる。この実施例
では、炉壁を補強するためのスタッド６を設けた炉壁を
対象としている。
築造に際し、まず、鉄皮４と内枠１との間に。
その上部開放部から不定形耐火物２を投入し、−定の高
さまで打ち込む、ついで、その上部表面に自硬性の有機
質溶液３を投入する。その投入量は、膨張代の厚さが得
られるだけの量とする。膨張代の厚さは、例えば１〜３
１程度である。また、ここで使用する有機質溶液３の具
体的材質は特に限定されるものではないが、ウレタン樹
脂、加熱溶融させたパラフィンなどが作業性の面で好ま
しい。
さまで打ち込む、ついで、その上部表面に自硬性の有機
質溶液３を投入する。その投入量は、膨張代の厚さが得
られるだけの量とする。膨張代の厚さは、例えば１〜３
１程度である。また、ここで使用する有機質溶液３の具
体的材質は特に限定されるものではないが、ウレタン樹
脂、加熱溶融させたパラフィンなどが作業性の面で好ま
しい。
不定形耐火物２の上部表面で有機質溶液３が硬化し、あ
る程度の強度をもつと、さらにその上に不定形耐火物２
を打ち込む、そして、炉壁が高い場合はこの不定形耐火
物２の打ち込みと有機質溶液３の投入を、高さ方向に交
互にくり返していくことで、炉壁全を築造する。
る程度の強度をもつと、さらにその上に不定形耐火物２
を打ち込む、そして、炉壁が高い場合はこの不定形耐火
物２の打ち込みと有機質溶液３の投入を、高さ方向に交
互にくり返していくことで、炉壁全を築造する。
膨張代としての有機質溶液３は投入後、流動によって不
定形耐火物２の上部表面に拡がるので、アンカーレンガ
、スタッドなどの存在、あるいは炉壁の高さが大きいな
どの場合でも、容易に膨張代を形成することができる。
定形耐火物２の上部表面に拡がるので、アンカーレンガ
、スタッドなどの存在、あるいは炉壁の高さが大きいな
どの場合でも、容易に膨張代を形成することができる。
炉壁は乾燥後、型枠１を外ずし、必要により加熱乾燥を
した後、使用される。有機質溶液３の硬化で形成された
膨張代部材は、炉の加熱乾燥あるいは稼動時の加熱を受
けると焼失し、膨張代としての空隙を生じさせる。
した後、使用される。有機質溶液３の硬化で形成された
膨張代部材は、炉の加熱乾燥あるいは稼動時の加熱を受
けると焼失し、膨張代としての空隙を生じさせる。
ところで、有機質溶液を高所から投入すると、飛び散っ
て鉄皮４や型枠１に付着したり、あるいは不定形耐火物
３の上部表面を掘り下げたりすることがあった。第２図
の実施例では、この問題を解決したもので、有機質溶液
３の投入を型枠１に設けた透孔７から行う。
て鉄皮４や型枠１に付着したり、あるいは不定形耐火物
３の上部表面を掘り下げたりすることがあった。第２図
の実施例では、この問題を解決したもので、有機質溶液
３の投入を型枠１に設けた透孔７から行う。
（発明の効果）
本発明は以上のとおり、膨張代の形成に有機質溶液を使
用したことで、炉壁の高さが高い場合。
用したことで、炉壁の高さが高い場合。
アンカーレンガやスタッドが内在しているなどの場合で
も、容易に築造できる。また、この築造が炉壁の補修で
あっても、残存壁面の凹凸に合せて有機質溶液が流動し
、拡がることで正確な膨張代を迅速に形成できる。
も、容易に築造できる。また、この築造が炉壁の補修で
あっても、残存壁面の凹凸に合せて有機質溶液が流動し
、拡がることで正確な膨張代を迅速に形成できる。
したがって１本発明によれば、不定形耐火物による窯炉
の築造法がもつ迅速性、容易性がさらに向上する効果が
ある。
の築造法がもつ迅速性、容易性がさらに向上する効果が
ある。
なお１本発明は均熱炉、加熱炉、取鍋、タンプッシュ、
その他の工業窯炉の築造に適用できる。
その他の工業窯炉の築造に適用できる。
第１図、第２図は本発明実施例を説明する炉壁縦断面図
である。 １ 型枠 ２ 不定形耐火物 ３ 有機質溶液 ４ 鉄皮 ５ バイブレータ− ６スタッド ７ 透孔 第１図 ４：鉄皮 ７：ＵＩ 第２図
である。 １ 型枠 ２ 不定形耐火物 ３ 有機質溶液 ４ 鉄皮 ５ バイブレータ− ６スタッド ７ 透孔 第１図 ４：鉄皮 ７：ＵＩ 第２図
Claims (2)
- （１）型枠１を用いた不定形耐火物２による築造におい
て、不定形耐火物２を所定の高さに打ちこんだ後、その
上部表面に膨張代として自硬性の有機質溶液３を投入し
、この有機質溶液３が硬化によってある程度の強度をも
つとさらにその上に不定形耐火物２を打ち込むことを特
徴とした窯炉の築造法。 - （２）有機質溶液の投入を、型枠１に形成した透孔７か
ら行う特許請求の範囲第１項記載の窯炉の築造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27730087A JPH01121685A (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | 窯炉築造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27730087A JPH01121685A (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | 窯炉築造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01121685A true JPH01121685A (ja) | 1989-05-15 |
Family
ID=17581616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27730087A Pending JPH01121685A (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | 窯炉築造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01121685A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000198533A (ja) * | 1998-12-24 | 2000-07-18 | Spuhl Ag St Gallen | コイルばねの搬送装置 |
-
1987
- 1987-11-04 JP JP27730087A patent/JPH01121685A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000198533A (ja) * | 1998-12-24 | 2000-07-18 | Spuhl Ag St Gallen | コイルばねの搬送装置 |
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