JPH01121074A - 繊維強化プラスチックス製ラケットフレーム及びその製造方法 - Google Patents
繊維強化プラスチックス製ラケットフレーム及びその製造方法Info
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- JPH01121074A JPH01121074A JP62280188A JP28018887A JPH01121074A JP H01121074 A JPH01121074 A JP H01121074A JP 62280188 A JP62280188 A JP 62280188A JP 28018887 A JP28018887 A JP 28018887A JP H01121074 A JPH01121074 A JP H01121074A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、テニス・スカッシュ・バドミントン等に使用
されるラケットフレームに間するものである。
されるラケットフレームに間するものである。
(従来の技術)
近年、ラケットフレームは従来から使用されている木材
に代わり、FRP (熱硬化性強化lai維プラスチッ
クス)が主流となってきている0強化繊維としては、長
繊維・短繊維・ウィスカー等が使用されている。マトリ
ックス樹脂としては、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂が
主流で、一部で6゜6ナイロン、ノリル樹脂等の熱可塑
性樹脂が使用されている。
に代わり、FRP (熱硬化性強化lai維プラスチッ
クス)が主流となってきている0強化繊維としては、長
繊維・短繊維・ウィスカー等が使用されている。マトリ
ックス樹脂としては、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂が
主流で、一部で6゜6ナイロン、ノリル樹脂等の熱可塑
性樹脂が使用されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、マトリックス樹脂にエポキシ樹脂等の熱
硬化性樹脂を使用した場合、ガツト張設に耐える強度、
ボールを返球するに必要な強度を保つために、フレーム
全体の剛性が高くなり、硬い打球感が得られる傾向にあ
フた。また、熱硬化性樹脂をマトリックス樹脂としたF
RPを使用しているため、振動吸収性を追求すると、F
RPの持つ剛性の強い面がラケットフレームの性能に現
れ、腰の硬いラケットフレームとなり、実用上使用する
量に限界が現れてきた。また、コート面との接触等によ
る摩耗に弱く、樹脂が欠は易く、さらに外表面に傷がつ
くと、その部分に応力が集中し、クラックを発生し、や
がてはフレームの折損となるといった欠点を有していた
。
硬化性樹脂を使用した場合、ガツト張設に耐える強度、
ボールを返球するに必要な強度を保つために、フレーム
全体の剛性が高くなり、硬い打球感が得られる傾向にあ
フた。また、熱硬化性樹脂をマトリックス樹脂としたF
RPを使用しているため、振動吸収性を追求すると、F
RPの持つ剛性の強い面がラケットフレームの性能に現
れ、腰の硬いラケットフレームとなり、実用上使用する
量に限界が現れてきた。また、コート面との接触等によ
る摩耗に弱く、樹脂が欠は易く、さらに外表面に傷がつ
くと、その部分に応力が集中し、クラックを発生し、や
がてはフレームの折損となるといった欠点を有していた
。
また、熱可塑性樹脂を使用した場合、主に強化繊維とし
て短繊維が使用されており、剛性が低く、強度を保つた
めに、フレームの断面積が大きくなフたり、フレーム重
量が大きくなる傾向にあり、打球面が大きく、かつ、軽
量なラケットフレームを提供することは困難であった。
て短繊維が使用されており、剛性が低く、強度を保つた
めに、フレームの断面積が大きくなフたり、フレーム重
量が大きくなる傾向にあり、打球面が大きく、かつ、軽
量なラケットフレームを提供することは困難であった。
その他、熱可塑性樹脂からなるチューブ等を用いた中空
の芯材を使用し、成形体にチューブを残す場合、熱可塑
性樹脂と熱硬化性樹脂との密着が良くなく、変音等の問
題が発生していた。
の芯材を使用し、成形体にチューブを残す場合、熱可塑
性樹脂と熱硬化性樹脂との密着が良くなく、変音等の問
題が発生していた。
そこで本発明はこれら従来の欠点を鑑み、フレーム部の
振動減衰性及び疲労強度に冨むwi維強化プラスチック
ス製ラケットフレームを供給することを目的とする。
振動減衰性及び疲労強度に冨むwi維強化プラスチック
ス製ラケットフレームを供給することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明の構成は、熱硬化性長繊維強化プラスチックスと
熱可盟性長繊維強化プラスチックスを混在させたことを
特徴とする繊維強化プラスチックス製ラケットフレーム
、及び、芯材に、熱硬化性樹脂を含浸したプリプレグを
被覆する工程と、熱可ω性長繊維強化プラスチックス製
シートな′いし筒体で被覆する工程を有し、成型用金型
にセットした後、金型を加熱し、さらに冷却し、脱型し
たことを特徴とする繊維強化プラスチックス製ラケット
フレームの製造方法であり、以下テニスラケットの実施
例に基づいて説明する。
熱可盟性長繊維強化プラスチックスを混在させたことを
特徴とする繊維強化プラスチックス製ラケットフレーム
、及び、芯材に、熱硬化性樹脂を含浸したプリプレグを
被覆する工程と、熱可ω性長繊維強化プラスチックス製
シートな′いし筒体で被覆する工程を有し、成型用金型
にセットした後、金型を加熱し、さらに冷却し、脱型し
たことを特徴とする繊維強化プラスチックス製ラケット
フレームの製造方法であり、以下テニスラケットの実施
例に基づいて説明する。
(実施例)
第1図に示すようなラケットフレーム1を成形するにあ
たり、 実施例1:発泡合成樹脂芯材4を熱硬化性長繊維強化プ
ラスチックス5で被覆し、さらに、最外層を熱可厩性長
繊維強化プラスチックス6で成形する。(第2図) 実施例2:発泡合成樹脂芯材4を熱可塑性長繊維強化プ
ラスチックス6で被覆し、さらに、その外周を熱硬化性
長繊維強化プラスチックス5で被覆成形する。(第3図
) 実施例3:発泡合成樹脂芯材4を熱可輩性長繊維強化プ
ラスチックス6を介在させた熱硬化性長繊維強化プラス
チックス5で被覆成形する。(第4図) 実施例4二発泡合成樹脂芯材4を熱硬化性長繊維強化プ
ラスチックス6で被覆し、さらに、ラケット側周部9に
熱可塑性長繊維強化プラスチックス6を配置成形する。
たり、 実施例1:発泡合成樹脂芯材4を熱硬化性長繊維強化プ
ラスチックス5で被覆し、さらに、最外層を熱可厩性長
繊維強化プラスチックス6で成形する。(第2図) 実施例2:発泡合成樹脂芯材4を熱可塑性長繊維強化プ
ラスチックス6で被覆し、さらに、その外周を熱硬化性
長繊維強化プラスチックス5で被覆成形する。(第3図
) 実施例3:発泡合成樹脂芯材4を熱可輩性長繊維強化プ
ラスチックス6を介在させた熱硬化性長繊維強化プラス
チックス5で被覆成形する。(第4図) 実施例4二発泡合成樹脂芯材4を熱硬化性長繊維強化プ
ラスチックス6で被覆し、さらに、ラケット側周部9に
熱可塑性長繊維強化プラスチックス6を配置成形する。
(第6図)
実施例5:熱可塑性樹脂チューブ7を芯材とし、該熱可
塑性樹脂チューブ7に熱可塑性長繊維強化プラスチック
ス6を被覆し、さらに、その外周に熱硬化性長繊維強化
プラスチックス5で被覆した後、金型内にセットし、熱
可塑性樹脂チューブ7に液体もしくは気体を送り圧力を
かけるとともに成形材料を加熱成形する。(第6図)尚
、本発明に使用する熱硬化性長繊維強化プラスチックス
5のマトリックス樹脂として、エポキシ、ポリエステル
、ポリイミドをはじめ各種熱硬化性樹脂の使用が可能で
ある。また、熱可塑性長繊維強化プラスチックス6のマ
トリックス樹脂として、ウレタン、ABS、 ナイロ
ン、ポリカーボネイト等の熱硬化性樹脂の使用が可能で
ある。なかでも、低融点の共重合ナイロンの使用が好ま
しい、さらに、強化長繊維として、炭素繊維、ガラス繊
維、アラミド等の有機繊維、その他セラミックス繊維の
使用が可能である。
塑性樹脂チューブ7に熱可塑性長繊維強化プラスチック
ス6を被覆し、さらに、その外周に熱硬化性長繊維強化
プラスチックス5で被覆した後、金型内にセットし、熱
可塑性樹脂チューブ7に液体もしくは気体を送り圧力を
かけるとともに成形材料を加熱成形する。(第6図)尚
、本発明に使用する熱硬化性長繊維強化プラスチックス
5のマトリックス樹脂として、エポキシ、ポリエステル
、ポリイミドをはじめ各種熱硬化性樹脂の使用が可能で
ある。また、熱可塑性長繊維強化プラスチックス6のマ
トリックス樹脂として、ウレタン、ABS、 ナイロ
ン、ポリカーボネイト等の熱硬化性樹脂の使用が可能で
ある。なかでも、低融点の共重合ナイロンの使用が好ま
しい、さらに、強化長繊維として、炭素繊維、ガラス繊
維、アラミド等の有機繊維、その他セラミックス繊維の
使用が可能である。
(作用)
本発明は、熱硬化性長繊維強化プラスチックスと熱可塑
性長繊維強化プラスチックスを混在させたことを特徴と
する繊維強化プラスチックス製ラケットフレーム、及び
、芯材に、熱硬化性樹脂を含浸したプリプレグを被覆す
る工程と、熱可塑性長繊維強化プラスチックス製シート
ないし筒体で被覆する工程を有し、成型用金型にセット
した後、金型を加熱し、さらに冷却し、脱型したことを
特徴とする繊維強化プラスチックス製ラケットフレーム
の製造方法であり、本発明に使用する熱可塑性長繊維強
化プラスチックスは前記繊維材料とマトリックス樹脂か
らなるため、繊維材料の持つ振動減衰性・靭性等により
、ラケットフレームの諸特性を改善維持しながら、マト
リックス樹脂が可撓性に富むため、剛性への影響を必要
最小限に抑えるという作用を奏する。さらに、熱可塑性
長繊維強化プラスチックスは、熱硬化性長繊維強化プラ
スチックスが硬化する際、マトリックス樹脂が溶融ない
し軟化するため熱硬化性長繊維強化プラスチックスのマ
トリックス樹脂と密着度が高まるといった作用を奏する
。
性長繊維強化プラスチックスを混在させたことを特徴と
する繊維強化プラスチックス製ラケットフレーム、及び
、芯材に、熱硬化性樹脂を含浸したプリプレグを被覆す
る工程と、熱可塑性長繊維強化プラスチックス製シート
ないし筒体で被覆する工程を有し、成型用金型にセット
した後、金型を加熱し、さらに冷却し、脱型したことを
特徴とする繊維強化プラスチックス製ラケットフレーム
の製造方法であり、本発明に使用する熱可塑性長繊維強
化プラスチックスは前記繊維材料とマトリックス樹脂か
らなるため、繊維材料の持つ振動減衰性・靭性等により
、ラケットフレームの諸特性を改善維持しながら、マト
リックス樹脂が可撓性に富むため、剛性への影響を必要
最小限に抑えるという作用を奏する。さらに、熱可塑性
長繊維強化プラスチックスは、熱硬化性長繊維強化プラ
スチックスが硬化する際、マトリックス樹脂が溶融ない
し軟化するため熱硬化性長繊維強化プラスチックスのマ
トリックス樹脂と密着度が高まるといった作用を奏する
。
(その他の実施例)
その他図示はしなかったが、熱可塑性長繊維強化プラス
チックスの長繊維強化lli維としてスリーブを使用す
る事により成形性が非常に良くなる。
チックスの長繊維強化lli維としてスリーブを使用す
る事により成形性が非常に良くなる。
また、熱硬化性長繊維強化プラスチックスと熱硬化性長
繊維強化プラスチックスとの界面における密着性の点で
、熱可塑性長wi維プラスチックスのマトリックス樹脂
の軟化点ないし融点が熱硬化性長繊維のマトリックス樹
脂の硬化温度よりO乃至50℃低くすることが好ましく
、さらに好ましくは、熱可塑性長繊維強化プラスチック
スの樹脂含有率を約5%乃至約20%と低くすることに
より、ボイドの発生を抑えたり、表面の成形性を非常に
良くすることができる。
繊維強化プラスチックスとの界面における密着性の点で
、熱可塑性長wi維プラスチックスのマトリックス樹脂
の軟化点ないし融点が熱硬化性長繊維のマトリックス樹
脂の硬化温度よりO乃至50℃低くすることが好ましく
、さらに好ましくは、熱可塑性長繊維強化プラスチック
スの樹脂含有率を約5%乃至約20%と低くすることに
より、ボイドの発生を抑えたり、表面の成形性を非常に
良くすることができる。
(効果)
以上のように本発明は、熱硬化性長繊維強化プラスチッ
クスと熱可塑性長繊維強化プラスチックスな混在させた
ことを特徴とする繊維強化プラスチックス製ラケットフ
レーム、及び、芯材に、熱硬化性樹脂を含浸したプリプ
レグを被覆する工程と、熱可塑性長繊維強化プラスチッ
クス裂シートないし筒体で被覆する工程を有し、成型用
金型にセットした後、金型を加熱し、さらに冷却し、脱
型したことを特徴とする繊維強化プラスチックス製ラケ
ットフレームの製造方法であり、以下のような効果を有
する。
クスと熱可塑性長繊維強化プラスチックスな混在させた
ことを特徴とする繊維強化プラスチックス製ラケットフ
レーム、及び、芯材に、熱硬化性樹脂を含浸したプリプ
レグを被覆する工程と、熱可塑性長繊維強化プラスチッ
クス裂シートないし筒体で被覆する工程を有し、成型用
金型にセットした後、金型を加熱し、さらに冷却し、脱
型したことを特徴とする繊維強化プラスチックス製ラケ
ットフレームの製造方法であり、以下のような効果を有
する。
熱可塑性長繊維強化プラスチックスにより振動を素早く
吸収し、安定した打球を可能にする。さらに、熱可塑性
長繊維強化プラスチックスは、ストレスクラックに強く
、より耐久性が上がる。
吸収し、安定した打球を可能にする。さらに、熱可塑性
長繊維強化プラスチックスは、ストレスクラックに強く
、より耐久性が上がる。
その他、熱可塑性長繊維強化プラスチックスシートは熱
をかけると軟化するため、金型形状に沿って良好な成形
が可能で、凹凸部を有する部分あるいは段差のある部分
にも一体の熱可塑性長繊維強化プラスチックスを使用で
き、部品数が少なくでき、製造上のメリットも非常に大
きく、成型品についても一体部材で成形したものについ
て部材間の境界がなく、接合部あるいは接着部での界面
破壊ないし境界破壊が格段に減少し、耐久性に冨むもの
である。また、ラケ・叫フレーム成型時に同時に成形が
でき、例えばヘッドプロテクターを金型成型時に同時に
成形する等、作業工数の大幅な削減ができる。
をかけると軟化するため、金型形状に沿って良好な成形
が可能で、凹凸部を有する部分あるいは段差のある部分
にも一体の熱可塑性長繊維強化プラスチックスを使用で
き、部品数が少なくでき、製造上のメリットも非常に大
きく、成型品についても一体部材で成形したものについ
て部材間の境界がなく、接合部あるいは接着部での界面
破壊ないし境界破壊が格段に減少し、耐久性に冨むもの
である。また、ラケ・叫フレーム成型時に同時に成形が
でき、例えばヘッドプロテクターを金型成型時に同時に
成形する等、作業工数の大幅な削減ができる。
部分的に用いた場合、従来のFRPであればその部分の
剛性が上がってしまい、設計上制約があフたが、熱可塑
性長繊維強化プラスチックスは剛性への影響が小さいた
め、任意の位置に任意の形状で配置することができる。
剛性が上がってしまい、設計上制約があフたが、熱可塑
性長繊維強化プラスチックスは剛性への影響が小さいた
め、任意の位置に任意の形状で配置することができる。
また、側周部なとの地面と接する部分に熱可塑性長繊維
強化プラスチックスを用いた場合、摩耗しても、マトリ
ックス樹脂部が摩擦熱により軟化するため、クラックが
入りにくく、耐摩耗性が向上する。
強化プラスチックスを用いた場合、摩耗しても、マトリ
ックス樹脂部が摩擦熱により軟化するため、クラックが
入りにくく、耐摩耗性が向上する。
その他、熱可泣性長繊維強化プラスチックスな最外層に
配置した場合、表面に透明樹脂を配置することにより、
その内側に熱可塑性長繊維強化プラスチックスを視覚的
に上部あるいは下部あるいは側部より見ることができ、
振動減衰の機能が視覚的にわかるといった効果を有する
。さらに、表面材の上下に任意のデザインができるため
興味深いデザインが可能であり、デザイン重視の配置も
可能である。
配置した場合、表面に透明樹脂を配置することにより、
その内側に熱可塑性長繊維強化プラスチックスを視覚的
に上部あるいは下部あるいは側部より見ることができ、
振動減衰の機能が視覚的にわかるといった効果を有する
。さらに、表面材の上下に任意のデザインができるため
興味深いデザインが可能であり、デザイン重視の配置も
可能である。
その他、内圧成型した場合、熱可盟性樹脂チューブと熱
可塑性長繊維強化プラスチックスとの密着が良くなり、
変音やチューブの剥離がなくなる。
可塑性長繊維強化プラスチックスとの密着が良くなり、
変音やチューブの剥離がなくなる。
以上のように本発明は、ラケットフレームの任意の位置
に、所望量の熱可塑性長繊維強化プラスチックスシート
を配置することを可能とするもので、熱可盟性長繊維強
化プラスチックスは前記繊維材料とマトリックス樹脂か
らなるため、繊維材料の持つ振動減衰性・靭性等により
、ラケットフレームの諸特性を改善維持しながら、マト
リックス樹脂が可撓性に富むため、剛性への影響を最小
限に抑えながら、所望位置に、所望量を配置することが
可能で、しかも、成形性も非常に良いため、その他の部
材と混在させて配置することも可能で、振動減衰特性を
、それぞれ任意に変更することが可能で、種々振動設計
が可能となる。さらに、樹脂コントロールも可能となる
ため、ラケットフレームの弾性及び粘性を変化させるこ
とが可能で、よりバリエーションのあるラケットフレー
ムを作ることが可能である。
に、所望量の熱可塑性長繊維強化プラスチックスシート
を配置することを可能とするもので、熱可盟性長繊維強
化プラスチックスは前記繊維材料とマトリックス樹脂か
らなるため、繊維材料の持つ振動減衰性・靭性等により
、ラケットフレームの諸特性を改善維持しながら、マト
リックス樹脂が可撓性に富むため、剛性への影響を最小
限に抑えながら、所望位置に、所望量を配置することが
可能で、しかも、成形性も非常に良いため、その他の部
材と混在させて配置することも可能で、振動減衰特性を
、それぞれ任意に変更することが可能で、種々振動設計
が可能となる。さらに、樹脂コントロールも可能となる
ため、ラケットフレームの弾性及び粘性を変化させるこ
とが可能で、よりバリエーションのあるラケットフレー
ムを作ることが可能である。
第1図乃至第6図は、本発明に係るテニスラケットの実
施例を示し、第1図は正面図、第2図乃至第6図は第1
図におけるA−A線拡大断面図を示す。 1・・・ラケットフレーム、2・・・フレーム部、3・
・・グリップ部、4・・・芯材、5・・・熱硬化性長繊
維強化プラスチックス、6・・・熱可盟性長繊維強化プ
ラスチックス、7・・・熱可塑性樹脂チューブ、8・・
・中空部、9・・・側周部。 鼾
施例を示し、第1図は正面図、第2図乃至第6図は第1
図におけるA−A線拡大断面図を示す。 1・・・ラケットフレーム、2・・・フレーム部、3・
・・グリップ部、4・・・芯材、5・・・熱硬化性長繊
維強化プラスチックス、6・・・熱可盟性長繊維強化プ
ラスチックス、7・・・熱可塑性樹脂チューブ、8・・
・中空部、9・・・側周部。 鼾
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱硬化性長繊維強化プラスチックスと熱可塑性長繊
維強化プラスチックスを混在させたことを特徴とする繊
維強化プラスチックス製ラケットフレーム。 2 少なくとも最外層が熱可塑性長繊維強化プラスチッ
クスであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の繊維強化プラスチックス製ラケットフレーム。 3 少なくとも最内層が熱可塑性長繊維強化プラスチッ
クスであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の繊維強化プラスチックス製ラケットフレーム。 4 前記熱可塑性長繊維強化プラスチックスのマトリッ
クスとして低融点の共重合ナイロンを使用したことを特
徴とする特許請求の範囲第1項ないし第2項ないし第3
項記載の繊維強化プラスチックス製ラケットフレーム。 5 前記熱可塑性長繊維強化プラスチックスの長繊維強
化繊維としてスリーブを使用したことを特徴とする特許
請求の範囲第1項ないし第2項ないし第3項ないし第4
項記載の繊維強化プラスチックス製ラケットフレーム。 6 芯材に、熱硬化性樹脂を含浸したプリプレグを被覆
する工程と、熱可塑性長繊維強化プラスチックス製シー
トないし筒体で被覆する工程を有し、成型用金型にセッ
トした後、金型を加熱し、さらに冷却し、脱型したこと
を特徴とする繊維強化プラスチックス製ラケットフレー
ムの製造方法。 7 前記熱可塑性長繊維プラスチックスのマトリックス
樹脂の軟化点ないし融点が熱硬化性長繊維のマトリック
ス樹脂の硬化温度より0乃至50℃低いことを特徴とす
る特許請求の範囲第6項記載の繊維強化プラスチックス
製ラケットフレームの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62280188A JPH01121074A (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | 繊維強化プラスチックス製ラケットフレーム及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62280188A JPH01121074A (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | 繊維強化プラスチックス製ラケットフレーム及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01121074A true JPH01121074A (ja) | 1989-05-12 |
Family
ID=17621524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62280188A Pending JPH01121074A (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | 繊維強化プラスチックス製ラケットフレーム及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01121074A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03231690A (ja) * | 1990-02-06 | 1991-10-15 | Toray Ind Inc | 中空衝撃緩衝材およびそれからなる打具 |
JPH07562A (ja) * | 1993-06-11 | 1995-01-06 | Asics Corp | ラケットフレーム及びその製造方法 |
JP2011010283A (ja) * | 2009-05-22 | 2011-01-13 | Onkyo Corp | スピーカーフレーム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5241037A (en) * | 1975-09-18 | 1977-03-30 | Dunlop Co Ltd | Method for making frame of racket for sports |
JPS5266033A (en) * | 1975-11-27 | 1977-06-01 | Toray Ind Inc | Frame of tennis racket |
JPS63309284A (ja) * | 1987-05-05 | 1988-12-16 | フィッシャー ゲゼルシャフト エム・ベー・ハー | 球技ラケット用フレーム |
-
1987
- 1987-11-05 JP JP62280188A patent/JPH01121074A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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