JPH01120454A - タイミングベルトの連結方法 - Google Patents

タイミングベルトの連結方法

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JPH01120454A
JPH01120454A JP27701987A JP27701987A JPH01120454A JP H01120454 A JPH01120454 A JP H01120454A JP 27701987 A JP27701987 A JP 27701987A JP 27701987 A JP27701987 A JP 27701987A JP H01120454 A JPH01120454 A JP H01120454A
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JP
Japan
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timing belt
cut
core wire
section
belt
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JP27701987A
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English (en)
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Toyosato Yanagisawa
柳澤 豊郷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は一タイミングンベルトの連結方法に関するもの
であり、特に、トクル伝達の際に充分な強度をもって、
連結部分もプーリーと噛み合せて使用できる連結方法に
関するものである。
「従来の技術とその問題点」 一般に長時間同一回転方向へ回転を伝達できる無端状の
タイミングベルトは、タイミングベルトの長さに合せた
外径の断面歯車状の長い成形型を作成し、この成形型の
外表面に歯面カバ一部材、歯ゴム、心線(抗張体)、裏
ゴムの順に付着させ、ゴムが固まった後成形型を抜いて
筒状のタイミングベルト素材を成形し、この素材を一定
幅にカットして製造している。
したがって、前述の無端タイミングベルトは長さ等が数
種類に規格化され、これを用いる場合には機器の設計に
応じて余分にアイドラを使用し。
ベルトのたるみを吸収しなければならないとともに、さ
らに、コスト上周長の大きい(例えば3m以上の)もの
を製造することが困難であり、トルク伝達の距離か長い
場合は数本の無端タイミングベルトを使用しなければな
らないため、回転伝達部に多くのプーリーの設置を要し
て高価になる欠点があった。
また、従来のタイミングベルトの連結方法には、第9図
のようにタイミングベルト1の両端部を突き合せ、当該
部分に一方の面にはタイミングベルト1のタイミングに
合せた凹凸を有する幅の広い琳ぎ板aを、他方の面には
フラットで継ぎ板aと同幅の継ぎ板すを当て1両継ぎ板
a、bの両側部をねしCて締め付け、前原ぎ板a、bで
タイミングベルトの両端を挟むようにしたものであった
しかしながら、この連結方法によれば、タイミングベル
トlを図示しない一対のプーリーに掛渡した場合、一定
方向へ連続してトルクを伝達することかできず、一定の
範囲で往復回動させ得るのみである。
また、連結部分をプーリーと噛み合せてトルク伝達に使
用できるように連結する方法としては、タイミングベル
トの両端部を、相互の歯部と溝部が一致するようにカッ
トし、ベルトにおける心線(抗張体)相互が一体化する
状態にカットした端部相互を接着する手段が考えられる
か、前記のようにカットした両端部を、その輻方向に合
せて突き合せた時に心線相互が一体化する状態になると
は限らないし、心線相互の端面を突き合せて接着したの
みでは、当該連結部分に強力な引っ張り強度を附与する
ことかできない問題かある。
本発明の目的は、前記のような問題を解消し、あまり引
っ張り強度を低下させることなく、−本のタイミングベ
ルトを無端状に連結して使用することができ、かつ、任
意の周長の無端タイミンクベルトを簡単に製造すること
かできる連結方法を提供することにある。
「問題点を解決する手段」 本発明に係るーの連結方法は前述の問題点を解決するた
め、タイミングベルトの相互に連結しようとする両端部
へ、相互の歯部と溝部がほぼ一致する状態に、一方には
平面少なくとも一つの7字状又は台形状の凹状部を形成
するとともに他方には前記凹状部に適合する凸状部を形
成する工程と、前記凹状部及び凸状部における斜辺端面
より心線端部の繊維を適宜長さ露出させる工程と、前記
両端部を相互の歯部と溝部かそれぞれ一致する状態で突
き合せて接着する工程と、を含む構成を採択したもので
ある。
「作用」 引っ張り強度を負担する心線は、連結部において!繊維
か端部の傾斜した端面より露出した状態で接着されるの
で、からまり又はそれに似た状態で若干ラップして連結
されることになり、連結部におけるタイミングベルトの
引っ張り強度を維持する。
「実施例」 第1図〜第7図を参照しながら本発明方法の好適な実施
例を説明する。
第1図(ロ)のように、先ずタイミングベルト■の一方
の端部1aを平面はぼ7字状をなした凹状部11にカッ
トし、他方の端部1bを同図(イ)のように前記凹状部
11にほぼ適合する鋭角状の凸状部12にカットする。
この時、各端部1a、 lbのそれぞれの溝部13と歯
部14とがほぼ一致する状態にカットする。
タイミングベルト1の各端部を、前記のような凹状部1
1又は凸状部12にカットするには、第3図に例示する
ようなカッターを使用すると便利である。
第3図のカッターは、上面が平滑な固定ベース3を平断
面コ字状の一対のガイド支柱4.4の中間に例えば適数
のねじ41により架設状態に固定し、固定ベース3の上
面へ長手方向に7字状に深い受溝31(7字状の凹部で
もよい)を形成するとともに、タイミングベルト1の歯
部14を案内するガイド溝32を一定間隔に形成し、ガ
イド支柱4.4の対向面に形成したガイド部42に沿っ
てスライドする可動ベース5を設けている。
この可動ベース5の下面に、前記受溝31に突入する状
態にV字状のカット刃51を固定し、ガイド支柱4,4
の背面より前記固定ベース3の上面に達する状態に形成
された差込み口43より図示しないタイミングベルトの
端部な差込み、該タイミングベルトの各歯部な前記それ
ぞれのガイド溝32に案内し、前記可動ベース5を固定
ベース3へ押付け、カット刃51と受溝31とで押切り
によりタイミ 。
ングベルトをカットする。
受溝31の幅とカット刃51の基部の肉厚は、後者の方
を薄くしである。
可動ベース5の側面にはあり溝53を形成し、このあり
溝53ヘストッパ52を摺動自在にはめ合せ、差込み口
43からタイミンクベルトの端部を差込んでいる時、可
動ベース5が落下しないように、前記ストッパ52をガ
イド支柱4,4の上端に係止させる構造とするのが望ま
しい。
タイミングベルトlの両端部1a、 lbを前記のよう
にカットした後、ベルトlの肉牛を長手方向に通る心線
(炭素系繊維等からなる抗張体)2の端部21の繊維を
、第4図の状態に、凹状部11及び凸状部12における
傾斜した辺の端面より適宜長さ露出させる。
心線2のカットした端部21のtailiを前記のよう
に露出させるには、斜辺端面において心線2の端部21
を例えば先端が小円弧状をしたへらのような摘出具(図
示しない)を用いて摘出する要領で側方に露出させる。
より的確に露出させるには、先ず凸状部12及び凹状部
llの斜辺の端面に図示しない加熱こてを当て、当該端
面における心線2の部分以外のゴムの部分をわずかに(
好ましくは1mm以下)加熱溶融させて、第2図のよう
に当該端面から心線2の端部21を突出させ、次いで、
突出した端部21を前記のような摘出具を用いて側方に
引出す要領で繊維を露出させる。このように露出させた
状態では、心線2の端部21は第4図のようにささくれ
出た状態を呈する。
心線2の端部z1のm維を露出させる長さは、2〜31
程度で十分である 前述のように心線2の端部21を斜辺端面より露出させ
たならば、凹状部11と凸状部12とを、それぞれの溝
部13と歯部14とか一致する状態に突き合せるととも
に、突き合せた部分に乾燥状態で柔軟性を保つ接着剤(
釣り具のテグスを連結するのに使用するような軟質のv
c着剤、例えば市販品の商標名で示すと、軟質の「アロ
ンアルファー」、高宮諦商店版売の「ジョイフルエース
」等)を浸み込ませて接着する。
好ましくは1例えば第5図〜第7図のように、タイミン
グベルトlの溝部13と歯部14にほぼ適合する支持面
61を形成して1両側に立壁62を形成した溝状の受は
台6を用意し、前記支持面61へ伏せた状態でタイミン
グベルト1の両端を前記のように突き合せ、突き合せ部
分の隙間(心線2の端部21を前述のように露出してい
るので、突き合せ部分にわずかな隙間ができる。Jに前
記接着剤を上方より浸み込ませ、当該突き合せ部分を上
面から適当な工具により加圧(50〜100 kg/平
方センチメートル程度)状態で接着する。
溝状の受は台6の立壁62相互の間隔Wを、タイミング
ベルト1の幅Wよりわずかに(0,2〜0.51111
程度)狭くすると、突き合せ部分を上方より加圧した時
、接着部を横方向に一層よく加圧することになる。
連結部分の両端に形成する凹状部11及び凸状部12の
長さをどの程度にするかは、タイミングベルト1の幅や
厚みなどを勘案して適宜選択するか、一応の目やすを示
すと、ベルトlの幅Wが12.7n+mのものについて
、凹状部11及び凸状部12における歯部14又は溝部
13が4〜9列存在する程度の長さにするのを適当とす
る。
以上の実施例で説明した連結方法によると、引っ張り強
度のほとんどを負担する心線2の連結部において、心線
2の端部相互の繊維がからまるか又はこれに類似した状
態でラップし、この状態で接着される。
したがって、カットしたタイミングベルトlの両端面に
おける心線2相互の位置が直線状に一致せず、多少ずれ
ていても、露出した心線2のm雄は対向端面における心
線2の露出した繊維のいずれかと接着することと、カッ
トした斜辺において心線相互か接着されて、接着により
脆弱になるそれぞれの心線相互の連結部分か一波所に集
中することなく、一部の心線の連結部の何方に他の心線
の直な部分が位置する状態になることにより、連結部に
おける引つ張り強度の大きな低下を防いで強固に連結す
ることかできる。
第6図において各符号で示すように、歯部14相互間の
中心間隔P L525 mm、歯元幅34.65mm、
歯高h 1.91mm、厚み3.6 mm、歯の側面角
度040度、幅12.7a+11の、株式会社椿木チェ
ーン製「つばきピレリー、l5ORANJ  (商標名
)を使用し、連結部分の凹状部11と凸状部12におけ
る歯部14か7列になる状態にカットして、接着剤に前
記軟質のアロアルファー(商標名)を使用し、前記実施
例の方法で連結したタイミングベルトEx−1と、前記
のような連結部のないタイミングベルトEx−2とにつ
いて、それぞれ同じ長さのサンプル五個を用意し、それ
ぞれについて荷重を徐々に増しながら切断実験を行なっ
たところ、次のような結果を得た。
サンプル    切断時の荷重(Kg)Ex −117
8〜186 Ex−2227〜235 この結果から明らかなように、前記実施例のサンプルE
x−1は、連結しない完全なタイミングベルトサンプル
Ex −3の引っ張り強度100%に対し、80%弱の
引っ張り強度を示した。
本発明方法におけるSlの工程で、タイミングベルト1
の端部に形成する少なくとも一つの凹状部11と凸状部
工2の平面形状は、両側に斜辺か形成されていればよい
ので、前記のように平面7字状のものに限らず、第8図
のように平面台形状に形成しても、あるいは幅の広いベ
ルトについては平面W状に形成しても実施することがで
きるし、また両側の斜辺は同じ角度であることを要しな
い。
「発明の効果」 本発明に係る連結方法によれば、タイミングベルトの引
っ張り強度をあまり低下させないて連結することができ
るとともに、ロングベルトを使用して任意の周長の無端
タイミングベルトを極めて廉価に提倶することかできる
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明に係る連結方法の一実施態様を
例示する工程図であり、第1図(イ)及び(ロ)はタイ
ミングベルトの端部をカットした状態の平面図、第2図
はカットしたタイミングベルトの端部斜辺から心線を一
部突出させた状態の部分拡大破断図、第3図は第1図の
ようにベルト端部をカットするカッターの一部破断斜視
図、第4図はタイミングベルトのカットした両端斜辺の
端面から心線の繊維を露出させ状態の一部省略拡大平面
図、第5図は端部を接着する状態の平面図、第6図は第
5図の矢印A−Aに沿う一部拡大断面図、第7図は第5
図の矢印B−Bに沿う断面図、第8図はタイミングベル
トの端部のカット形状底 の変形例を示す夢面図、第9図は従来の連結方法を示す
斜視図である。 図中主要符号の説明 1はタイミングベルト、la、 lbはタイミングベル
トの端部、11は凹状部、12は凸状部、13は溝部I
4は歯部、2は心線、21は心線の端部である。 、\ 1【、”′、パ−リ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、タイミングベルトの相互に連結しようとする両
    端部へ、相互の歯部と溝部がほぼ一致する状態に、一方
    には平面少なくとも一つのV字状又は台形状の凹状部を
    形成するとともに他方には前記凹状部に適合する凸状部
    を形成する工程と、前記凹状部及び凸状部における斜辺
    端面より心線端部の繊維を適宜長さ露出させる工程と、
    前記両端部を相互の歯部と溝部がそれぞれ一致する状態
    で突き合せて接着する工程と、を含むことを特徴とする
    タイミングベルトの連結方法。
  2. (2)、斜辺端面より心線端部の繊維を適宜長さ露出さ
    せる工程が、当該端面における心線以外の部分をわずか
    に加熱溶融して心線の端部を斜辺端面より露出させる工
    程と、この露出した心線端部の繊維を側方へ引き出す工
    程とを含む、特許請求の範囲第1項に記載のタイミング
    ベルトの連結構造。
JP27701987A 1987-10-31 1987-10-31 タイミングベルトの連結方法 Pending JPH01120454A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004108449A1 (ja) 2003-06-09 2004-12-16 Valeo Thermal Systems Japan Corporation 空調装置用のスライドドア装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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