JPH01119583A - 施釉設備 - Google Patents

施釉設備

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JPH01119583A
JPH01119583A JP27539887A JP27539887A JPH01119583A JP H01119583 A JPH01119583 A JP H01119583A JP 27539887 A JP27539887 A JP 27539887A JP 27539887 A JP27539887 A JP 27539887A JP H01119583 A JPH01119583 A JP H01119583A
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air cylinder
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は陶磁器製品を製造する際に使用される施釉設備
に関する。詳しくは、例えば衛生陶器を製造するために
粘土等の原料を成形した成形体に釉薬を吹付けるために
用いられる施釉設備に関する。
[従来の技術] 便器等の衛生陶器を製造する工程では、粘土等の原料を
成形及び乾燥した成形体に釉薬を吹付けて施釉すること
が行なわれている。この施釉は、従来、作業員がノズル
を保持し、成形体に向ってこのノズルから釉薬を吹付け
るようにして行なわれている。
[発明が解決しようとする問題点] このように作業員がノズルを保持して成形体に向って釉
薬を吹付けるのでは作業効率が悪く、生産性が低い。ま
た、製品毎に釉掛けにムラが生じるおそれがある。
本発明は、ブース内への成形体の搬入、搬出、成形体へ
の釉薬の吹付は等を全て自動釣に行なうことが可能とな
る施釉設備を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明の施釉設備は成形体を載置するための受台と、こ
の受台の回動装置と、受台を囲むブースと、ブース開閉
用の駆動装置と、ブース外部から成形体をブース内へ運
んで受台上に該成形体を載置するとともに、施釉後の成
形体をこの受台上からブース外へ搬出するための運搬装
置と、受台上の成形体に向って釉薬を吹付ける施釉装置
とを備えている。
前記受台は、鉛直軸心回りに回動可能に設置されており
、前記回動装置により該鉛直軸心回りに回動される。
前記施釉装置は、この受台上の成形体に向って釉薬を噴
出するノズルを備える。前記ブースは、少なくともその
一部が開閉可能であり、駆動装置によってこの開閉が行
なわれる。
成形体の運搬装置は、ブース開放時にブース外部からブ
ース内へ挿入可能で、かつ受台の上部をそれらの間に挟
み得る間隔をおいて並設された1対のシャフトを備える
。このシャフトの先端側の上面には成形体の載置部が設
けられている。また、成形体運搬措置は、このシャフト
の前進、後進及び昇降作動を行なわせるための駆動装置
を備えている。
[作用] 本発明の施釉設備において、成形体はまずブース外部に
おいてシャフト先端側上面の載置部上に載せられる。ブ
ースが開放しているときに、このシャフトが前進され、
成形体は受台の上方まで運ばれる。次いでシャフトが下
降し、成形体が受台上に載置される。シャフトは、この
後、ブース外まで後進される。
次いで、ブースが閉じられ、施釉装置のノズルから該受
台上の成形体に向って釉薬が噴出され、この際必要に応
じて受台が回動され、かつノズルの位置並びにノズルの
指向方向が変更され、成形体にムラなく釉薬が吹付けら
れる。
釉薬の吹付は完了後、ブースが開放され、ブース外部か
らシャフトが成形体の下方まで差し込まれ、次いでシャ
フトが上方に移動されて成形体をすくい上げる如くして
受台の上方に移動させる。しかる後シャフトが後退し、
成形体がブース外まで取り出される。
[実施例コ 以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。
第1図は本発明の実施例に係る施釉設備の構成を示す斜
視図、第2図、第3図及び第4図はそれぞれ施釉設備の
作動説明図、第5図は第1図の■−V線に沿う断面図、
第6図は施釉設備の要部構成を示す斜視図である。
符号10は成形体をその上面に載せて釉薬を吹付けるた
めの受台であり、水平なプレート12、該プレート12
上に固設された1対の平行?、50ツド14.16、プ
レート12を支承するボスト18、ポスト18の下端を
支える水平ボックス20、水平ボックス20の基端部を
支えるとともに水平ボックス20内に挿通されている駆
動軸を駆動するための駆動部22を備えて構成されてい
る。駆動部22内にはモータが設置されており、水平ボ
ックス20内の回転軸を介してポスト18を鉛直軸心回
りに回動可能としている。
符号24は該受台10上に載置された成形体に釉薬を吹
付けるための施釉装置であり、ベース部26、該ベース
部26上に設けられた第1のアーム28、該第1のアー
ム28の上端に連結された第2のアーム30、該第2の
アーム30の先端に設けられたノズル32を備えており
、第1のアーム28は鉛直軸心回り並びに鉛直面内で回
動可能とされており、第2のアーム30は鉛直面内で回
動可能に第1のアーム28に枢着されている。ノズル3
2は鉛直面内での回動並びに水平左右方向への回動が自
在とされており、これらアーム28.30及びノズル3
2はそれぞれベース部26内に設けられた駆動部によっ
て回動される構成となっている。
受台10の上方にはフード34が設置され、該フード3
4の上端はダクト36が接続されている。該フード34
の外フレーム部38には後述する蛇腹式シートの開閉用
のエアシリンダ40が鉛直方向に固設されており、該エ
アシリンダ40のロッド42が鉛直下方に突出可能とさ
れている。
水平ボックス20の下側に潜り込むことが可能なように
パン44が設けられている。このパン44にはキャスタ
46と取手48が設けられており、該取手48を把持し
て移動させることが可能とされている。パン44の三辺
上には平面形状がコ字形となる蛇腹式シート50が設け
られており、該蛇腹式シート50の上端にはコ字形のフ
レーム52が連結されている。そして、前記エアシリン
ダ40のロッド42の下端が該フレーム52に着脱自在
に連結されており、該ロッド42をフレーム52に連結
した状態にあってはエアシリンダ40を作動させてロッ
ド42を突出及び後退させることにより蛇腹式シート5
0を引き上げたり引き下したりすることができる構成と
なっている。なお、本実施例ではこの蛇腹式シート5゜
により、受台50を囲むためのブースが構成される。
次に、該受台10上に成形体54を搬入するための機構
について説明する。
符号56はコンベア装置であり、成形体54を搬送する
ためのコンベアベルト58が設置されている。このコン
ベアベルト58の搬送方向路i 側を跨ぐようにホルダ
60が設置されている。ホルダ60の上方には図示しな
い支柱により支えられて設置された上部フレーム62が
設けられており、該上部フレーム62にはレール64,
66が固設されており、これらレール64.66に跨が
るようにして台車66がコンベアベルト58の搬送方向
と同方向に8動自在に設置されている。上部フレーム6
2にはエアシリンダ70が固設されており、該エアシリ
ンダ70はそのロッド(図示路)が水平方向に突出自在
とされ、該ロッドの先端が台車68に固着されている。
従って、該エアシリンダ70を作動させることにより台
車68がコンベアベルト58の搬送方向と同方向に進退
される。
台車68の下面側にはエアシリンダ72の上端が固着さ
れており、該エアシリンダ72はそのロッド74が鉛直
方向にストローク可能とされている。該ロッド74の下
端は前記ホルダ6oの上面に固着されており、従ってエ
アシリンダ72を作動させることにより、ホルダ60を
上下動させることができる。
第5図に示す如く、ホルダ60はその下辺部がコンベア
ベルト58上の成形体54を抱え込むことができる如く
内側に突出しており、この内側突出部60aの上面には
成形体54との当接時の緩衝をなすためのクツション材
60bが固着されている。
コンベア装置56と受台10との間には搬入側の運搬装
置76が設置されている。この運搬装置76は、ベース
部78、該ベース部78の上方に設置された上下可動部
80を備えている。
第5図に示す如く、上下可動部80は水平プレート82
、該水平プレート82上に立設された側壁84.86、
該側壁84.86にそれぞれ設けられた軸受88.90
、これら軸受88.90に支承された連結軸92、連結
軸92に固着された歯車94.96、継手98を介して
連結軸92に連結されており、該連結軸92を回転させ
るために水平プレート82上に固設されたモータ100
、側壁84.86の上部に固設されたガイドプロッタ1
02.104、これらガイドブロック102.104に
挿通されたシャフト106.108等を備えて構成され
ている。ガイドブロック102.104はベアリング1
10.112を介してシャフト106.108を支持し
ており、シャフト106,108は前記受台10のロッ
ド14.16をそれらの間に挟み込むことができる間隔
をおいて平行に対置されている。シャフト106.10
8の下面にはラック106a。
108aが形成されており、該ランク106a。
108aが歯車94.96と噛み合っており、従ってモ
ータ100を駆動することによりシャフト106.10
8が水平方向に駆動される構成となっている。
第6図にも示す如く、シャフト106.108の先端側
の上面には載置部114.116が設けられている。こ
れら載置部114.116はシャフト106.108に
固着された垂直ブラケット118.120とこれら垂直
ブラケット118.120の上端辺に固着されたゴムパ
ッド122.124を備えている。
シャフト106.108は中空カラム状であり、その内
部にセンターシャフト126.128が挿通されている
。センターシャフト126.128の先端はシャフト1
06.108の先端から突出しており、それらの先端に
それぞれ小ブロック130.132が固着されている。
小ブロック130.132にはワイパ134.136が
それぞれ固着されており、ワイパ134.136は前記
ロッド14.16の上面に被さる半円形の断面形状を有
する凹条138.140を備えている。シャフト106
.108の後端にはモータ142.144が固着されて
おり、該モータ142.144の回転軸はそれぞれセン
ターシャフト126.128に連結されている。従って
、モータ142.144を回転させることによリワイパ
134.136をセンターシャフト126.128の軸
心回りに矢印Aの如く回動させることが可能である。
第5図の符号146.148.150はそれぞれカバー
ケーシングを示している。
このように構成された上下可動部80はベース部フ8に
より全体として水平姿勢を保ったまま上下動可能とされ
ている。即ち、ベース部78はマシンベース152上に
固設されたエアシリンダ154を備えており、該エアシ
リンダのロッド156は鉛直方向にストローク可能とさ
れている。そして、水平プレート82の下面に固設され
た短いロッド158が、自在継手160を介してロッド
156と連結されており、従ってエアシリンダ154を
作動させることにより上下駆動部80が一体的に上下動
される。
なお、水平プレート82の下面には複数本のガイドロッ
ド162が固設されており、該ガイドロッド162はガ
イド164に沿って案内され、上下駆動部80が確実に
水平姿勢を維持して上下動される構成となっている。な
おガイド部材164はマシンベース152から立設され
たガイドピラー166に固設されている。
搬入側の運搬装置76の受台10側には、ワイパ134
.136を水洗するための水槽168が水槽設置台17
0を介して設置されている。水槽168の両端にはそれ
ぞれブラケット172が突設され、該ブラケット172
の上面にワイパ洗浄用のエアシリンダ174が固設され
ている。該エアシリンダ174のロッド176は前記シ
ャフト106.108の軸心方向と交叉する方向にスト
ローク可能とされており、各ロッド176の先端には連
結用プレート178、ロッド180を介してプレート1
82が連結されている。このプレート182は水槽16
8内の水に浸漬されており、従ってエアシリンダ174
を作動させてそのロッド176を往復動させることによ
りプレート182が往復動され、水槽168内の水に波
を立てることが可能とされている。前記ワイパ134.
136は、センターシャフト126.128を回動させ
ることにより水槽168内の水に浸漬することが可能で
あり、このようにワイパ134.136を水中に浸漬し
た状態においてプレート182により波を立てると、ワ
イパ134.136に付着した付着物が水洗除去される
次に搬出側の運搬装置184の構成について説明する。
この搬出側の運搬装置184は受台10を挟んで前記搬
入側の運搬装置76と反対側に設置されている。符号1
86はベース部、符号188は上下可動部であり、それ
ぞれ前記ベース部78、上下可動部80と同様の構成を
有し、上下可動部188は全体として水平姿勢を保った
まま上下動可能とされている。上下可動部188の上辺
部にはガイドブロック190.192が設置され、該ガ
イドブロック190.192に案内されるシャフト19
4.196が水平方向に突出可能に設けられている。こ
れらシャフト194.196はその下面にラックが刻設
されており、上下可動部188に設けられたモータ(図
示路)によって回転される歯車(図示路)と噛み合って
おり、該モータを回転させることによりシャフト194
.196が水平方向に移動される。これらシャフト19
4.196の先端側の上面には前記載置部114.11
6と同様の構成の載置部198.200が固設されてお
り、シャフト194.196は受台10のロッド14.
16をそれらの間に挟み込むことが可能な間隔をおいて
平行に対置されている。符号202は搬出側運搬装置1
84により受台10から運び出されてきた成形体54を
ベルトコンベア204上に移しかえるためのクレーンを
示し、該クレーン202はクレーン設置台206、クレ
ーン駆動部208、クレーンポスト210、クレーンア
ーム212を備えている。クレーンアーム212の先端
側にはエアシリンダ214が設けられており、該エアシ
リンダ214のロッド216は鉛直方向にストローク可
能とされ、該ロッド216の下端にホルダ218が連結
されている。該ホルダ218は前記ホルダ60と同一の
構成のものであり、下辺部の内向きの突出部218aは
成形体54の下面側に回り込む構成となっている。そし
てこの突出部210aの上面にはクツション材218b
が固着されている。
次に、上記の如く構成された施釉設備による成形体54
への施釉手順について説明する。
第1図に示す如く、施釉される成形体54は、コンベア
ベルト58により運搬されてくる。この際、第1図に示
す如くホルダ60はコンベアベルト58の搬送方向終端
側に配置されており、かつクツション材60bがコンベ
アベルト58の搬送面よりも下方のレベルとなるように
位置されている。成形体54がホルダ60内に挿入され
た時点でコンベアベルト58が停止される。そしてまず
エアシリンダ72が作動され、ロッド74が引き上げら
れることによりホルダ60が上方に移動し、成形体54
がコンベアベルト58から離れて上方に引き上げられる
。次にエアシリンダ70を作動させて台車68を前進さ
せ、ホルダ60をガイドブロック102.104の鉛直
上方まで移動させる。この際、第1図に示す如くシャフ
ト106.108は後退限まで後退されており、載置部
114.116はガイドブロック102.104内に収
容された状態となっている。
この状態でエアシリンダ72を作動させてホルダ60を
徐々に降下させると、成形体54は載置部114.11
6上に載せられる。そこで、シャフト106.108を
前進させる。この前進は、前述の如くモータ100を駆
動させることにより行なわれる。第2図に示す如く、シ
ャフト106.108を前進させることにより成形体5
4は受台10に向って前進する。なお、第2図に示す如
く、シャフト106.108が前進し、ワイパ134.
136が受台10のロッド14、16に被さり得る位置
まで前進した時点でシャフト106.108は一旦停止
され、モータ142.144を駆動することによりワイ
パ134.136が内向きに倒れ込む方向に回動される
。これによりワイパ134.136がロッド14.16
に被さりこの際凹条138.140がロッド14.16
の上面に係合する。
この第2図の状態の後、再度モータ100を駆動するこ
とによりシャフト108.108を前進させる。そうす
ると、ワイパ134.136がロッド14.16を上面
を拭い、該ロッド14.16に付着していた付着物(例
えば成形体の破片等)が除去される。
シャフト106.108を前進限まで前進させると、成
形体54は受台10の鉛直上方まで移動する。そこで、
搬入側運搬装置76のベース部78内に設置されている
エアシリンダ154を作動させて上下可動部80を降下
させる。そうすると、シャフト106.108も降下し
、載置部114.116上に載置されていた成形体54
は受台10のロッド14.16の上に載置されることに
なる(第3図参照)。このように受台1o上に成形体5
4が載置された後、モータ142.144を作動させて
ワイパ134.136を起立させる。また、モータ10
0を駆動しシャフト106.108を後退限まで後退さ
せる。この後、再びモータ142.144を駆動するこ
とによりワイパ134.136を内向きに倒れ込ませ、
ワイパ134.136を水槽168内の水に浸漬する。
そして、エアシリンダ174を作動してプレート182
を往復動することにより、該水槽168内の水を波立た
せ、ワイパ134.136の洗浄を行なう。洗浄が終了
した後、ワイパ134.136は再度モータ142.1
44により起立姿勢まで戻される。この後、ベース部7
8のエアシリンダ154が作動され、上下駆動部80が
上昇され、第1図の待機状態に復帰する。
なお、シャフト106.108が後退限まで後退された
後、フード34に設けられているエアシリンダ40が作
動されてそのロッド42が引き上げられる。これにより
、第4図に示す如く蛇腹式シート50が引き上げられ、
これにより受台10上に載置された成形体54の三方が
囲まれた状態となる。そこで、施釉装置24を作動させ
てノズル32から受台10上の成形体54に向けて釉薬
を吹付ける。この際、受台10は適宜回動されて成形体
54の向きが変えられるとともに、第1のアーム28、
第2のアーム30並びにノズル32も所定のパターンに
従って駆動され、成形体54に満遍なく釉薬が吹付けら
れる。
吹付けが完了した後、エアシリンダ4oを作動させてロ
ッド42を突出させ、蛇腹式シート5゜を引き下げる。
なお、このとき、成形体54は第3図と同じ姿勢とされ
る。
釉薬の吹付けが終了した成形体54を受台1゜から取り
出すには、搬出側の運搬装置184を作動させる。
即ち、まず上下可動部188のレベルを下げておき、こ
の状態でシャフト194.196を前進限まで前進させ
、載置部198.200を受台10上の成形体54の下
方まで8勤させる。この状態でベース部186内のエア
シリンダ(図示略)を作動させて上下可動部188を押
し上げる。これにより、シャフト194.196も上昇
し、受台10のロッド14,16上に載置されていた成
形体54が載置部198.200上に載せられる。しか
る後、第2図に示す如く、シャフト194.196を徐
々に後退させる。この際、ホルダ218はガイドプロッ
タ190,192の上方に位置されており、かつクツシ
ョン材218bの上面のレベルが載置部198.2oo
の上面レベルよりも低くなる状態とされている。そのた
め、シャフト194.196をさらに後退させて後退限
まで移動すると、第3図に示す如く施釉された成形体5
4がホルダ218内に導入される。
そこで、エアシリンダ214が作動されてホルダ218
が引き上げられる。これにより、載置部198.200
上に載置されていた成形体54はホルダ218に載置さ
れた状態となる。そこで、クレーン202を水平方向に
回動させるとホルダ218がベルトコンベア204の上
方まで回動される。この状態から、ホルダ218を降下
させると、該ホルダ218に保持されていた成形体54
がベルトコンベア204上に移される。そこで、ベルト
コンベア204を駆動させると、成形体54がホルダ2
18から抜き出される。その後、ホルダ218はエアシ
リンダ214により引き上げられ、次いでクレーン20
2により第4図に示す如く待機位置まで回動される。
なお、第2図に示す如く、釉薬の吹付けが終了した成形
体54を受台10から運び出すと同時に、これから釉薬
が吹付けられる成形体54が運び込まれる。そして、第
3図及び第4図に示す如く、ホルダ218、クレーン2
02等により施釉された成形体54を穆しかえている間
に新しく運び込まれた成形体54の吹き付けが行なわれ
る。
このように、成形体54が連続的に施釉される。
なお、上記のコンベアベルト58、エアシリンダ70.
72.40.214、モータ100.142.144等
の作動は、全て制御装置によりシーケンス制御される。
上記の施釉設備において、成形体への施釉作業を継続す
ると、受台10や水平ボックス20、あるいは蛇腹式シ
ート50の内面等に飛散した釉薬が付着する。蛇腹式シ
ート50の内面に付着した釉薬は、該シート50の昇降
に伴って剥落又は脱落し、パン44に収容される。これ
により、飛散した釉薬を回収して再使用することができ
る。パン44内に所要量の釉薬が溜った場合には、エア
シリンダ40のロッド42と蛇腹式シート50との連結
を解除し、パン44を引き出し、別の空のパン54を水
平ボックス20の下側に潜り込ませ、再度ロッド42と
蛇腹式シート50とを連結する。これにより、直ちに施
釉設備による施釉作業が再開できる。引き出されたパン
44からは釉薬が確実に回収される。上記施釉設備では
、各種の駆動装置に釉薬が掛かることがなく、釉薬の回
収率も高い。なお、パン44と共に蛇腹式シート50も
別のものと交換することができるから、釉薬の色替えも
速やかに行なえる。
[効果コ 以上の実施例からも明らかな通り、本発明の施釉設備に
よれば、成形体に連続的に釉掛けを自動的に施すことが
可能であり、またシャフトで保持できるすべての品番の
成形体についても施釉できる。従)て、本発明によれば
釉掛は作業効率が著しく向上される。また、ブースで囲
むところから釉薬の飛散による設備や周囲環境の汚染も
防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る施釉設備を示す斜視図、
第2図、第3図及び第4図はそれぞれ施釉設備の作動説
明図、第5図は第1図のV−V線に沿う断面図、第6図
は実施例に係る施釉設備の要部構成を示す斜視図である
。 10・・・受台、    20・・・水平ボックス、2
4・・・施釉装置、  34・・・フード、44・・・
パン、    50・・・蛇Ill 式シート、54・
・・成形体、  58・・・ベルトコンベア、60・・
・ホルダ、   68・・・台車、76・・・搬入側の
運搬装置、 78・・・ベース部、 80・・・上下可動部、94.
96・・・歯車、100・・・モータ、102.104
・・・ガイドブロック、106.108俸・・シャフト
、 114.116・・・載置部、 126.128・・・センターシャフト、134.13
6・・・ワイパ、 184・・・搬出側の運搬装置、 186・・・ベース部、188・・・上下可動部、19
2.194・・・ガイドブロック、194.196・・
・シャフト、 198.200・・・載置部、 202・・・クレーン、218・・・ホルダ。 特許出願人株式会社 イナックス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉛直軸心回りに回動可能に設置されており、施釉
    される成形体がその上面に載置される受台と、 該受台の回動装置と、 該受台上の成形体に向って釉薬を吹付けるノズルを有す
    る施釉装置と、 該受台を囲んでおり、少なくとも一部が開閉可能なブー
    スと、 該ブースの開閉用の駆動装置と、 ブース開放時にブース外部からブース内へ挿入可能であ
    り、かつ前記受台の上部をそれらの間に挟み得る間隔を
    おいて並設された1対のシャフト、これらシャフトの先
    端側の上面に設けられた成形体の載置部、及び、該シャ
    フトの駆動装置を有した成形体運搬装置と、を備え、 該シャフトの駆動装置は、1対の該シャフトの先端側の
    間に受台上部が位置するようにシャフトをその軸線方向
    に突出させる前進作動と、シャフトをブース外まで軸線
    方向に後退させる後進作動と、シャフトの載置部が受台
    の上面よりも上方のレベルと該上面よりも下方のレベル
    とを採り得るようにシャフトを上下動させる昇降作動と
    、を行なうものである施釉設備。
  2. (2)前記受台は平行な複数本のロッド又は突条を備え
    、これらロッド又は突条の上面に成形体が載置される特
    許請求の範囲第1項に記載の施釉設備。
  3. (3)前記施釉装置は、ノズルがその先端に上下及び左
    右に回動自在に取り付けられたアームと、該アームが上
    下の回動、左右の回動及び受台に対する接離移動をなす
    ようにアームを駆動する駆動装置と、ノズルの上下及び
    左右の回動を行なう駆動装置とを備えてなる特許請求の
    範囲第1項又は第2項に記載の施釉設備。
  4. (4)前記シャフトの先端には、前記受台の上面と摺動
    して該受台の付着物除去をなすためのワイパが設けられ
    ている特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1
    項に記載の施釉設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003010062A (ja) * 2001-06-28 2003-01-14 Retekkusu:Kk 浴室構造
CN106362895A (zh) * 2016-08-31 2017-02-01 吕碧倩 用于市政桥梁护栏的喷漆装置及其使用方法

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