JPH01118374A - プラズマトーチ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の目的 ［産業上の利用分野］ 本発明は、プラズマトーチ装置に関し、特にトーチボデ
ィの導体の接続端面に形成された接続ピンか挿入される
トーチヘッドの導体の接続端面に形成された接続孔に対
し前記接続ピンを抱持するための弾性スリーブが配設さ
れており金属切断装置などで使用されるプラズマトーチ
装こに関するものである。

［従来の技術］ 従来この種のプラズマトーチ装置としては、トーチボデ
ィの導体の接続端面に形成された接続ピンをトーチヘッ
ドの導体の接続端面に形成された接続孔に対して単に挿
入したのち、トーチボディの接続部周面に形成された接
続ネジ部に対しトーチヘッドの接続部周面に配置した接
続リングの接続ネジ部を螺合することにより、トーチボ
ディとトーチへウドとを着脱自在に接続するものか提案
されていたくたとえば実公昭５ｏ−５９８９参照ン　。

［解決すべき問題点］ しかしながら従来のプラズマトーチ装置では。

接続リングの弛緩あるいは螺合不足などに起因して接続
リングによるトーチヘッドとトーチボディとの間の接続
力か適正値未満まて低下すると、操作時の振動などに伴
なって接続ピンと接続孔との間の接触力に抗しつつトー
チヘッドかトーチボディから離間する方向に移動してし
まう欠点があり、結果的に接続ピンと接続孔との間の接
触面積か減少して電気的な接触不良を生じる欠点かあり
、加えてトーチボディに対する取付時あるいは取外時に
トーチヘッドかトーチボディから不用７ｔｉに脱落して
破損されてしまう欠点かあった。

そこて未発１５１は、この問題点を解決するために、ト
ーチボディの導体の接続ピンを抱持するために導電性の
弾性スリーブをトーチヘッドの導体の接続孔に対して配
設してなるプラズマトーチ装置を提供せんとするもので
ある。

（２）発明の構成 ［問題点の解決手段］ 本発明により提供される問題点の解決手段は、「トーチ
ボディの導体の接続端面に突設された接続ピンをトーチ
ヘッドの導体の接続端面に形成された接続孔に対して挿
入することによりトーチヘッドをトーチボディに対し接
続してなるプラズマトーチ装置において、前記接続ピン
を抱持するために前記接続孔に対し導電性の弾性スリー
ブを配設してなることを特徴とするプラズマトーチ装置
」 である。

［作用］ 本発明にかかるプラズマトーチ装置は、トーチボディの
導体の接続ピンをトーチヘッドの導体の接続孔に配設さ
れた導電性の弾性スリーブによって抱持する作用をなし
、ひいては接続ピンを接続孔に対し確実に挿入し保持す
る作用をなし、結果的にトーチボディに対するトーチヘ
ッドの接続力か不十分な場合でも４１ｉ続ビンと接続孔
との間の電気的接続を良好に保持する作用をなし、加え
てトーチボディに対する取付時あるいは取外時にトーチ
ヘッドかトーチボディから不用意に脱落して破損されて
しまうことを回避する作用をなす。

［実施例］ 次に本発明について、添付図面を参照しつつ具体的に説
明する。

第１図は、未発ＩＪＩにかかるプラズマトーチ装置の一
実施例を示す分解斜視図である。

第２図は、第１図実施例の組立断面図であって、接続ピ
ンおよび接続孔を含む平面に沿って切断された状態を示
している。

まず本発明にかかるプラズマトーチ装置の一実施例につ
いて、その構成を詳細に説明する。

」は、木発ＩＪＩにかかるプラズマトーチ装置て。

冷却水供給管、冷却水排水管９反応ガス供給管および電
気ケーブルとを結束したトーチパケット（図示せず）の
先端部に対し基端部か連結されたトーチボディ並と、ト
ーチボディ並の先端部に形成された接続端面２１に対し
て基端部に形成された接続端面４１が当接され着脱自在
に接続されたトーチヘッド赳とを包有している。

トーチボディ廷は、一端部かトーチバケット内に収容さ
れた電気ケーブルのうちの陰極導線（図示せず）に対し
て接続されかっ他端部が軸方向に延長されており接続端
面２１で拡張された陰極導体２２と、ｒＡ極導体２２の
周面を包囲する絶縁筒体２３とを包有している。

陰極導体２２には、一端部かトーチパケット内に収容さ
れた冷却水供給ｔｒＦ（図示せず）に対し連通されかつ
他端部か軸方向に延長されており接続端面２１て開口さ
れた冷却水供給孔２４と、一端部かトーチパケット内に
収容された冷却水排水管（図示せず）に対して連通され
かつ他端部か軸方向に延長されておりｕｉ続端面２１で
開口された冷却水排水孔２５と、一端部かトーチパケッ
ト内に収容された反応ガス供給管（図示せず）に対して
連通されかつ他端部か軸方向に延長されており接続端面
２１て開口された反応ガス供給孔２６と、一端部かトー
チパケット内に収容された電気ケーブルのうちの陽極導
線（図示せず）に対して接続されかつ他端部か接続端面
２１て開口された配設孔２７ａ内を軸方向に延長されて
おり接続端面２１に到達しない位置て中断された陽極導
体２７とか、それぞれ包有されている。

陽極導体２７の周囲には、陰極導体２２どの間の電気絶
縁を確保するための絶縁スリーブ２８か、配設されてお
り、配設孔２７ａ内を接続端面２１まて軸方向に向けて
延長されている。

また陰極導体２２には、その接続端面に対し接続ピン２
９Ａ、２９Ｂか突設されている。絶縁筒体２３の先嬬部
周面には、接続用ネジ部３０か形成されている。

トーチヘッド赳は、一端部か接続端面４１て露出されか
つ拡張されており他端部か軸方向に延長されプラズマア
ーク発生用の一方の電極すなわちカソード（図示せず）
に対して接続された陰極導体４２と、陰極導体４２の周
面を包囲する絶縁筒体４３とを包有している。

陰極導体４２には、一端部か接続端面４！で開口されか
つ冷却水供給孔２４に対して連通可脂とされており他端
部かカソードの′Ｘａ！！近傍まて軸方向に延長された
冷却水供給孔４４と、一端部が接続端面４１て開口され
かつ冷却水排水孔２５に対し連通１濠とされており他端
部かプラズマアーク発生用の他方の電極すなわちノズル
５５の基部近傍まで軸方向に延長されかつ冷却水供給孔
４４に対して連通された冷却水排水孔４５と、一端部か
接続端面４１で開口されかつ反応ガス供給孔Ｚ６に対し
連通回走とされており他端部かノズル５５の基端近傍内
側に開口された反応ガス供給孔４６と、一端部が接続端
面４１から突出されかつ陽極導体２７に接続可能とされ
ており他端部が接続端面４１で開口された配設孔４７ａ
内を軸方向に延長されノズル５５に対して接続された陽
極導体４７とか、それぞれ包有されている。ノズル５５
は、カソードとの間でアークを発生し、内部に供給され
た反応ガスの一部を電離してプラズマアークとし１反応
ガスの残部で包囲しつつプラズマジェットとしてその中
心孔から噴出せしめる。

陽極導体４７の周囲には、陰極導体４２との間の電気絶
縁を確保するための絶縁スリーブ４８か、配設されてお
り、配設孔４７ａ内を軸方向に向けて延長されている。

また陰極導体４２には、その接続端面４１に対し接続ピ
ン２９＾、２９Ｂの挿入される接続孔４９＾、４９１（
か形成されている。接続孔４９Ａ、４９Ｂには、接続ピ
ン２９＾、２９Ｂを抱持するために導電性の弾性スリー
ブ５０八、５１１Ｂが圧入により配設されている。すな
わち接続ピン２９Ａ、２９Ｂは、深部て若干縮径されて
おり、弾性スリーブ５０＾、５０Ｂの先端部が圧入によ
り固定できるよう配慮されている。弾性スリーブ５０＾
、５０Ｂには、それぞれ接続ピン２９Ａ、２９Ｂの挿入
端部から他端部すなわち先端部に向けて少なくとも１つ
のスリットが形成されておれば、十分の弾性を確保でき
るので、好ましい。

冷却水供給孔４４．冷却水排水孔４５および反応ガス供
給孔４６の接続端面４１における開口には、それぞれ冷
却水供給孔２４．冷却水排水孔２５および反応ガス供給
孔２６に対する連通を十分良好に保つためにシール部材
としての０リング４／ＩＡ、４５＾、４６八か配設され
ている。

絶縁筒体４３の一端部周面すなわち接続部周面には、接
続リング５１か配置されており、その内周面に形成され
た接続ネジ部５２をトーチボディ仕の接続ネジ部３０に
対して螺合可ｆ歳とされている。絶縁筒体４３の他端部
周面には、カバ一部材５３か配設されている。

トーチヘッド赳の先端部には、プラズマアーク発生用の
電極すなわちノズル５５およびカソードを保護するため
のキャップ部材５４か配設されている。

更に末完■」にかかるプラズマトーチ装置の一実施例に
ついて、その作用を詳細に説明する。

トーチボディ翻に対しトーチヘッド並を堆り付ける場合
、トーチボディ廷の接続端面２１に対しトーチヘッド赳
の接続端面４１を対向せしめたのち、トーチヘッド並の
陽極導体４７をトーチボディ並の配設孔２７ａに配設さ
れた絶縁スリーブ２８内に挿入せしめ、かつトーチボデ
ィ践の接続ピン２９八。

２９１１をトーチヘッド個の接続孔４９Ａ、４９Ｂに挿
入せしめる。そののち、トーチへラド４０をトーチボデ
ィ並に向けて押圧する。これにより、トーチボディ並の
接続ピン２９Ａ、２９Ｂか、それぞれトーチヘッド赳の
弾性スリーブ５０＾、５０Ｂに対しその素片を外方へ押
圧しつつ進入せしめられ１強固に抱持せしめられる。

トーチボディ並の接続端面２１に対しトーチヘッド赳の
接続端面旧か充分に接近せしめられたことか確認できた
のち、トーチヘッド赳の接続リング５１を軸方向に移動
し、その接続ネジ部５２をトーチボディ並の接続ネジ部
３０に対して螺合せしめる。

以上によりトーチボディ神の陰極導体２２．陽極導体２
７．冷却水供給孔２４．冷却水排水孔２５および反応ガ
ス供給孔２５は、それぞれトーチヘッド凹の陰極導体４
２．陽極導体４７．冷却水供給孔４４．冷却水排水孔４
５および反応ガス供給孔４６に対して確実に接続ないし
連通される。

これに対しトーチボディ翻からトーチヘッド赳を取り外
す場合、トーチヘッド個に配設された接続リング５１の
接続ネジ部５２をトーチボディ刈の接続ネジ部３０から
螺脱して取り外したのち、トーチヘッド赳を軸方向に引
っ張る。これによりトーチボディＵの接続どン２９Ａ、
２９Ｂか、トーチヘッド叩の弾性スリーブ５０＾、５０
Ｂの抱持力に抗しつつ後退され、最終的に離脱される。

以上によりトーチヘッド赳の陰極導体４２．陽極導体４
７．冷却水供給孔４４．冷却水排水孔４５および反応ガ
ス供給孔４６か、それぞれトーチボディ並の陰極導体２
２．陽極導体２７．冷却水供給孔２４．冷却水排水孔２
５および反応ガス供給孔２６に対する接続ないし連通か
ら開放される。

なお上述においては、接続ピン２９Ａ、２９Ｂ、接続孔
４９Ａ、４９Ｂおよび弾性スリーブ５（ＩＡ、５（１Ｂ
かそれぞれ２つずつ形成されているが、本発明は、これ
に限定されるものてはなく、接続ピン、接続孔および弾
性スリーブかそれぞれ少なくとも１つずつ形成された場
合も包摂している。

（：ｌ）　９：、明の効果 上述よりＩＪＪらかなように本発明にかかるプラズマト
ーチ装置は、トーチボディの導体の接続端面に突設され
た接続ピンをトーチヘッドの導体の接続端面に形成され
た接続孔に対して挿入することによりトーチヘッドをト
ーチボディに対し接続してなるプラズマトーチ装置であ
って、 前記接続ピンを抱持するために前記接続孔に対し導電性
の弾性スリーブを配設し てなるので、 （ｉ）接続ピンを接続孔に対し確実に挿入てき、保持で
きる効果 を有し、結果的に （ｉｉ）　トーチボディに対するトーチヘッドの接続力
か不十分な場合でも、接続ピン にＩｉｉ続孔との間の電気的接続を良好に保持てきる効
果　　　゛ を有し、加えて （ｉｉｉ）　トーチボディに対する取付時あるいは取外
時に、トーチヘッドが、１−一チボディから不用意に脱
落して破損されて しまうことを回避できる効果 を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかるプラズマトーチ装この一実施例
を示す分解斜視図、第２図は第１図実施例の組立断面図
である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）トーチボディの導体の接続端面に突設された接続
   ピンをトーチヘッドの導体の接続端面に形成された接続
   孔に対して挿入することによりトーチヘッドをトーチボ
   ディに対して接続してなるプラズマトーチ装置において
   、前記接続ピンを抱持するために前記接続孔に対し導電
   性の弾性スリーブを配設してなることを特徴とするプラ
   ズマトーチ装置。
2. （２）弾性スリーブが、接続ピンの挿入端部から他端部
   に向けて形成された少なくとも１つのスリットを備えて
   なることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の
   プラズマトーチ装置。