JPH01115751A - 自動車用灯具 - Google Patents

自動車用灯具

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JPH01115751A
JPH01115751A JP62274386A JP27438687A JPH01115751A JP H01115751 A JPH01115751 A JP H01115751A JP 62274386 A JP62274386 A JP 62274386A JP 27438687 A JP27438687 A JP 27438687A JP H01115751 A JPH01115751 A JP H01115751A
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JP
Japan
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fixed
reflector
movable
lamp
drive
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Pending
Application number
JP62274386A
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English (en)
Inventor
Keiichi Tajima
計一 田島
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明自動車用灯具を以下の項目に従って説!する。
A、産業上の利用分野 B1発明の概要 C1従来技術[第11図コ D9発明が解決しようとする問題点[第11図] E6問題点を解決するための手段 F、実施例[第1図乃至第10図コ F−1,第1の実施例[第1図乃至第7図]a、ランプ
ボディ、レンズ[第1図乃 至第4図、第6図] 59反射鏡[第1図乃至第6図] b−1,固定反射鏡[第1図乃至第 6図] b−2,可動反射鏡[第1図乃至第 5図] C8電球[第2図乃至第5図コ d1反射鏡回動機構[第1図、第2 図、第4図乃至第7図] d−1,駆動部[第1図、第2図、 第5図、第6図] d−2,伝達手段[第1図、第4図 乃至第7図] d−2−a、歯付プーリ[第 1図、第4図乃 至第7図] d−2−b、カウンターベル ト[第1図、第 4図乃至第6 図コ e、動作 F−2,第2の実施例[第8図、第9図]a、テンショ
ン付与手段 す0作用 C1変形例[第10図] G1発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規な自動車用灯具に関する。詳しくは、1つ
の灯室内に主光軸方向に向いた固定反射鏡と該固定反射
鏡に対して回動自在でかつ回動することによりその反射
光を上記主光軸方向と異なる方向へ向けて照射する可動
反射鏡と該可動反射鏡を回動させるための駆動部と該駆
動部から出力される駆動力を上記可動反射鏡へ伝達する
伝達手段を備えた自動車用灯具、例えば、フォグランプ
としての機能の他に可動反射鏡を回動させることによっ
てコーナリングランプとしても機能することができる自
動車用灯具に関するものであり、上記伝達手段を改良す
ることにより、可動反射鏡の位置を検出するための位置
検出手段等を可動反射鏡側に設けなくても、可動反射鏡
の位置制御を正。
確に行なうことができるようにした新規な自動車用灯具
を提供しようとするものである。
(B、発明の概要) 本発明自動車用灯具は、1つの灯室内に主光軸方向に向
いた固定反射鏡と該固定反射鏡に対して回動自在でかつ
回動することによりその反射光を上記主光軸方向と異な
る方向へ向けて照射する可動反射鏡と該可動反射鏡を回
動させるための駆動部と該駆動部から出力される駆動力
を上記可動反射鏡へ伝達する伝達手段を備えた自動車用
灯具において、上記伝達手段としてベルト式噛合伝達機
構を用いることにより、可動反射鏡の位置を検出するた
めの位置検出手段等を設けなくても、可動反射鏡の位置
制御−を正確に行なうことができるようにしたものであ
る。
(C,従来技術)[第11図] 車体の前方を照射するためのフォグランプとしての機能
と車体の前側方を照射するための所謂コーナリングラン
プとしての機能の2つの機能を兼ね備えた自動車用灯具
として第11図に示すような灯具aが提案されている。
同図において、bはその前面の開口部にレンズCが被着
されたランプボディ、dはランプボディb内に固定され
た固定反射鏡、eはその焦点位置が固定反射fidの焦
点位置と略同じ位置にある状態で該固定反射鏡dに回動
自在に支持された可動反射鏡(図面ではその反射部のみ
を示しである。)であり、該可動反射鏡eは同図に破線
で示す中立位置、即ち、その先軸X5−Xsが固定反射
鏡dの光軸x−xと同じ方向に延びる位置に来ている状
態において図示しない光源からの反射光を車体の前方へ
向けて照射すると共に、回動したときはその反射光を光
軸x、−Xsが向いた方向、例えば、同図に2点鎖線で
示す光軸x、−Xsの延びる方向へ向けて照射するよう
になっている。
fは駆動軸gの他図示しないモータ、減速機構及び上記
駆動軸gの回転角を検出するための検出器等が内蔵され
た駆動部、hは基端部が駆動軸gに結合された回動アー
ム、iは基端部が前記可動反射鏡eに固定された連結軸
jに結合された回動アーム、kはその両端部が上記2つ
の回動アームh% iの回動端部に連結ビン2、λ′を
介して回動自在に連結されたリンクレバーである。
しかして、駆動軸gが回動して一方の回動アームh(以
下、「駆動アーム」と言う。)が回動するとリンクレバ
ーkを介して回動アームiが回動せしめられ、それによ
って、該回動アームiが固定されている連結軸jが回動
するので、可動反射鏡eが回動せしめられることになり
、また、その状態から駆D@gが逆の方向へ所定量回動
すると可動反射鏡eが中立位置に戻ることになる。
(D、発明が解決しようとする問題点)[第11図] 第11図に示す自動車用灯具aによる配光の制御は上記
したように行なわれるが、駆動部fの駆動力を可動反射
鏡eへ伝達する手段として、リンク機構を用いているた
め、駆動アームhと駆動軸gとの連結点、回動アームi
と連結軸jとの連結点及び2つのアームh11とリンク
レバーにとの連結点にはどうしても組立上必要な微妙な
遊びが生ずると共に該遊びはこれら連結点における摩耗
等によって経時的に増大するため、駆動軸gの回動量に
正確に対応した量可動反射鏡eを回動せしめることが困
難であり、従って、可動反射鏡eによる配光の制御を精
度良く行なうことができないばかりか、可動反射鏡eを
正確に中立位置に戻すことができなくなると当該灯具本
来の配光機能をも損なうことになるという問題がある。
そこで、可動反射鏡eの位置を直接検出するための特別
な位置検出手段を設けて可動反射鏡eの位置制御を行な
うことも考えられるが、そうすると構造が複雑になり、
コストが高くなるという問題が生じて来る。
(E、問題点を解決するための手段) そこで、本発明自動車用灯具は、1つの灯室内に主光軸
方向に向いた固定反射鏡と該固定反射鏡に対して回動自
在な可動反射鏡と該可動反射鏡を回動させるための駆動
部と該駆動部から出力される駆動力を上記可動反射鏡へ
伝達する伝達手段を備えた自動車用灯具において、駆動
部の駆動軸と可動反射鏡にそれぞれ歯付プーリを固定す
ると共にこれら2つの歯付プーリの間にカウンターベル
トを架け渡したものである。
従って、本発明自動車用灯具によれば、駆動部の出力部
である駆動軸と可動反射鏡とは連結箇所に遊びやガタが
無くしかも経時的にそのような遊びやガタを生じない状
態で連結されるので、可動反射鏡は、駆動部の駆動量に
精度良く対応した量回動されることになり、これによっ
て、可動反射鏡の位置を直接に検出するための位置検出
手段を可動反射鏡側に設けなくても、可動反射鏡の位置
の制御を正確に行なうことができる。
(F、実施例)[第1図乃至第10図]以下に、本発明
自動車用灯具の詳細を図示した各実施例に従って説明す
る。尚、各実施例に示した自動車用灯具は本来の機能が
フォグランプの機能であり、それと併せてコーナリング
ランプの機能を果たすことができるものである。
(F−1,第1の実施例)[第1図乃至第7図] 第1図乃至第7図は本発明自動車用灯具の第1の実施例
1を示すものである。
(a、ランプボディ、レンズ)[第1図乃至第4図、第
6図] 2はランプボディであり、前面が略矩形に開口し他の部
分が閉じられた箱形に形成さており、その前面開口を覆
うようにレンズ3が取着されている。
(b、反射鏡)[第1図乃至第6図] (b−1,固定反射鏡)[第1図乃至第6図コ4は固定
反射鏡であり、金属板をプレス加工して形成されている
固定反射鏡4は枠状の前面部5と後方へ凹んだ反射部6
とから成り、反射部&は略回転放物面状を為している。
そして、固定反射鏡4の前面、特に反射部6の前面はア
ルミニウムの蒸着等により反射性を有するように処理さ
れている。
反射部6の左右方向における中央部には後方へ向って凹
んだ浅い凹部7が形成されており、該凹部7の内面も回
転放物面を為すように形成され、かつ、反射性を有する
ように処理が為されている。
上記の如き固定反射鏡4はその前面部50周縁部が、ラ
ンプボディ2の開口部内側に形成された突条2aとレン
ズ3の周縁部との間に挟着状に保持され、これによって
ランプボディ2に支持されている。そして、この固定反
射鏡4の反射部6を構成している回転放物面の回転軸x
−xがこの灯具1の主光軸となる。
8は電球取付環であり、固定反射鏡4の反射部6の底面
部6aの中央部の上面に固定されている。尚、反射部6
の底面部6aの中央部には挿通孔9が形成されており、
該挿通孔9が電球取付環8の中央の孔と連通されている
(b−2,可動反射鏡)[第1図乃至第5図]10は可
動反射鏡であり、金属板をプレス加工して形成されてい
る。この可動反射鏡10は正面形状で縦長の長方形状を
為す反射部11と該反射部11の上下両端から前方へ向
って突設された取付片12a、12bとが一体に形成さ
れて成り、反射部11の内面は回転放物面状に形成され
ると共にアルミニウムの蒸着等により反射性を有するよ
うに処理されている。
可動反射鏡10の下側の取付片12bの中心部には支持
孔13が形成されており、該支持孔13が前記電球取付
環8の下部に回動自在に外嵌支持されている。
14は固定反射鏡4の反射部6の上面部6bの中央部に
固定された軸受であり、該軸受14に上端部が略角柱状
を為す回動軸15の円柱状をした下部が回転自在に支持
されており、該回動軸15の軸受14から下方に突出し
た部分に可動反射鏡10の上側取付片12aの中心部が
固定されている。
以上のようにして、可動反射鏡10は固定反射鏡4に回
動自在に支持されている。
また、可動反射鏡10の反射部11の幅は固定反射鏡4
の反射部6に形成された浅い凹部7の幅の3分の2位の
幅に形成されている。
そして、可動反射鏡10の焦点位置は固定反射鏡4の焦
点位置と略同じ位置にあるようにされている。
(c、電球)[第2図乃至′s5図] 16は電球であり、そのガラス球17が固定反射鏡4に
設けられた挿通孔9、電球取付環8を通して固定反射!
!4の反射部6内に位置されると共に、そのフィラメン
ト18が前記反射部6.11の焦点に位置されている。
尚、電球16は、この状態を適宜の保持手段によって保
持されている。
しかして、可動反射鏡10が中立位置にあるとき、即ち
、可動反射鏡10の反射部11の光軸(反射部11を構
成している回転放物面の回転軸) Xs−:+lBが前
記主光軸x−xと同じ方向に延びているときは、反射部
6.11による反射光は主光軸x−xと平行に照射され
る。
そして、可動反射鏡10が回動されると、その反射部1
1による反射光は可動反射鏡10の光軸X5−x5が向
いた方向、例えば、第2図に2点鎖線で示す光軸X5−
Xsの方向に照射され、固定反射鏡4の反射部6によっ
て反射された光は主光軸X−Xが向いた方向に照射され
る。
従って、カーブを曲がるとき等、路肩部への照射光が必
要なときは、その方向に可動反射鏡10を回動してやれ
ば、当該側方への照射範囲を拡大することができる。
(d、反射鏡回動機構)[第1図、第2図、第4図乃至
第7図] (d−1,駆動部)[第1図、第2図、第5図、第6図
] 19は駆動部であり、該駆動部19はそのほとんどの構
成要素が前記ランプボディ2内部の左端部に配置された
ケーシング20内に設けられている。
21はケーシング20内に固定されたモータであり、そ
の出力軸21aにピニオンギヤ22が固定されている。
23はケーシング20内の略中央部に上下方向に沿って
延びるように配置された支持軸であり、該支持軸23の
下端部に第1の減速ギヤ24が回転自在に支持されてい
る。該第1の減速ギヤ24は大ギヤ24aと小ギヤ24
bとが一体に形成されて成ると共にその大ギヤ24aが
前記ピニオンギヤ22と噛合されている。
25は後述する出力ギヤの回動角を検出するための検出
器であり、26はそのケース、27は該ケース26に回
動自在に支持されたロータ軸であり、検出器25はその
軸方向が上下方向に沿って延びる向きで、ケース26が
ケーシング20内に固定されている。尚、図示を省略し
であるが、この検出器25はケース26内に固定導体が
設けられると共にロータ軸27には上記固定導体と摺動
自在に接触している可動接点が固定されており、該可動
接点の上記固定導体に対する接触位置が変化することに
よって端子電圧が変化し、その端子電圧の変化によりロ
ータ軸27の回転角が検出されるポテンショメータとし
て構成されている。
28は上記検出器25のロータ軸27に回転自在に支持
された第2の減速ギヤであり、該第2の減速ギヤ28は
平ギヤ状を為す大ギヤ28aと該大ギヤ28aの上面の
中心部から上方へ向けて突出しかつその外周面の上端部
にギヤ歯が形成された小ギヤ28bとが一体に形成され
て成ると共に上記大ギヤ28aが前記第1の減速ギヤ2
4の小ギヤ24bと噛合されている。
29は大ギヤ29aと小ギヤ29bとが一体に形成され
た第3の減速ギヤであり、前記支持軸23の上端部に回
転自在に支持されると共に、その大ギヤ29aが前記第
2の減速ギヤ28の小ギヤ28bと噛合されている。
30は出力ギヤであり、該出力ギヤ30は格子ギヤ状を
為すギヤ部31と該ギヤ部31の上面から上方へ突出し
た駆動軸32とが一体に形成されると共に、ギヤ部31
が前記第3の減速ギヤ29の小ギヤ29bと噛合した状
態で、前記検出器25のロータ軸27の上端部に固定さ
れており、また、駆動軸32の上端部32aがケーシン
グ20の上面壁に形成された挿通孔20aを通してケー
シング20から上方へ突出されている。
32bは駆動軸32の上端面に開口するように形成され
た螺孔である。
しかして、モータ21が回転すると、その回転力がピニ
オンギヤ22−第1の減速ギヤ24−第2の減速ギヤ2
8−第3の減速ギヤ29という伝達経路を経て減速され
て出力ギヤ30に伝達されると共に、該出力ギヤ30と
一体的に検出器25のロータ軸27が回転され、それに
よって、出力ギヤ30の回転角が検出される。
尚、モータ21の回転方向及び回転角はハンドルの操作
に従っであるいは手動操作により直接操作さ、れるコー
ナリングつまみと前記検出器25及び図示しない制御回
路によって制御されるようになっている。
(d−2,伝達手段)[第1図、第4図乃至第7図コ (d−2−a、歯付プーリ)[第1図、第4図乃至第7
図コ 33及び34は歯付プーリであり、これら歯付プーリ3
3及び34のうち左側(第1図における左方を左側とし
、右方を右側とする。また、同図における下方を前側と
し、上方を後側とする。更に、第3図における上方を上
側とし、下方を下側とする。以下に方向を示すときはこ
の方向によるものとする。)のもの33が駆動側の歯付
プーリであり、右側のもの34が被駆動側の歯付プーリ
である。
35.35′は歯付プーリ33.34の主部であり、こ
れら主部35.35′はその外周面に係合歯36.36
、・・・、36′、36′、・・・が形成された円板部
37.37′と該円板部37.37′の下端から側方へ
突出した環状のフランジ38.38′とが一体に形成さ
れて成ると共に、その上面の中央部に円形の比較的浅い
凹部39.39′が形成゛され、かつ、該凹部39.3
9′と外周面との間の部分の中心角で略90度間隔で離
間した4つの位置に略矩形を為す孔40.40.・・・
、40′、40′、・・・が形成されている。
41.41、・・・、41′、41′、・・・は係合片
であり、これら係合片41.41、・・・、41′、4
1′、・・・はその上端部を除く大部分が上記孔40.
40、・・・、40′、40′、・・・のうち円板部3
7.37′の半径方向における略中央部に位置すると共
にその下端が孔40.40、・・・、40′、40′、
・・・の中心側の縁と連結されかつその上端部に円板部
37.37′の中央部と反対側を向く方向へ突出した係
合爪41a、41a、  ・・・41’a。
41’a、  ・・・が形成されている。
そして、主部35.35′の軸心部には取付孔42.4
2′が形成されており、該取付孔42.42′は角形を
しており、かつ、その下部は上部より大径に形成されて
いる。
43.43′は歯付プーリ33.34のフランジ板であ
り、これらフランジ板43.43′は前記主部35.3
5′に形成されたフランジ部38.38′の外径と略同
じ外径を有する円帯状を為すと共に、中心角で略90度
間隔で離間した4つの位置に矩形を為す係合孔44.4
4、・・・、44’、44’、・・・が形成されており
、これらフランジ板43.43′は、前記主部35.3
5′の上面に重ね合わせられた状態でその係合孔44.
44、・・・、44′、44′、・・・の開口縁に主部
35.35′に形成された係合片41.41、・・・、
41′、41′、・・・の係合爪41a、41a、  
・・・、41′a、  41 ’ as  ・・・が係
合され、これによって、主部35.35′と一体化され
る。
そして、駆動側の歯付プーリ33は、その取付孔42の
下部に前記出力ギヤ30の駆動軸32のうちケーシング
2.0の上面から突出した角柱状の部分32aが圧入さ
れると共に上記取付孔42に上方から挿通されたねじ4
5が出力ギヤ30の駆動軸32に形成された螺孔32b
に螺合され、これによって出力ギヤ30に固定されてい
る。
また、被駆動側の歯付プーリ34は、その取付孔42′
に前記固定反射鏡4に支持された回動軸15の軸受14
から上方へ突出した角柱状の部分が圧入されることによ
り、回動軸15を介して前記可動反射鏡10に固定され
ている。
(d−2−b、カウンターベルト)[第1図、第4図乃
至第6図] 46は無端状のカウンターベルト(「タイミングベルト
」又は「歯付ベルト」等と称される場合がある。)であ
り、その内周面に形成された歯46a、46a、・・・
の形成ピッチは前記歯付プーリ33及び34に形成され
た係合歯36.36、・・・、36′、36′、・・・
の形成ピッチと同じであり、これら歯付プーリ33と3
4との間に所定の張力を有した状態で架け渡されている
従って、駆動軸32と回動軸15はこれらに各別に固定
された2つの歯付プーリ33.34とカウンターベルト
46を介して駆動力を授受されるように連結されると共
に、この駆動力の伝達経路、即ち、駆動軸32−@付プ
ーリ33−カウンターベルト46−歯付プーリ34−回
動軸15という経路には何らの遊びやガタが存在しない
ことになり、しかも、カウンターベルト46の張力が極
端に低くならない限り、上記遊びやガタが経時的に生ず
るということも無い。
尚、カウンターベルト46は、可動反射鏡10が前記中
立位置に来ておりかつ検出器25のロータ軸27が所定
の基準電圧を出力する位置(以下、「初期位置」と言う
。)に来ている状態において、2つの歯付プーリ33と
34との間に架け渡されている。
しかして、出力ギヤ30が回動するとそれと一体的に駆
動側の歯付プーリ33が回動されるので、カウンターベ
ルト46が走行されて被駆動側の歯付プーリ34及び回
動軸15を一体的に回動せしめ、これによって、可動反
射鏡10が回動されることになる。
(e、a作) 尚、図面に示した灯具1は車体前面の右端部に配置する
右コーナ用、即ち、車体が右側へ旋回するときに可動反
射鏡10による反射光の一部を当該道路の前方右側の路
肩部へ向けるためのコーナリング機能を有した灯具であ
る。
そこで、ハンドルが右に切られ、あるいは所定の右コー
ナリングつまみが操作されると、図示しない制御回路の
コーナリングスイッチが閉じられてモータ21の出力軸
21aが上方から見て時計回り方向へ回転される。従っ
て、出力ギヤ30が上方から見て時計回り方向へ回転さ
れるので、駆動側の歯付プーリ33が第1図における時
計回り方向へ回転すると共にカウンターベルト46が走
行されて被駆動側の歯付プーリ34が同図における時計
回り方向へ回転されることになり、それによって、可動
反射鏡10が時計回り方向へ回動されることになる。即
ち、右向きとなる。
尚、モータ21の時計回り方向への回転は、予め規定さ
れている回転角又はハンドルの回転角もしくはコーナリ
ングつまみにより設定された任意の回転角に対応した値
と同じ値の検出信号が検出器25から出力されたところ
で停止されるようになっている。
しかして、可動反射鏡10光軸のXs−Xsはこの灯具
1が搭載された自動車の前方右側を向くようになり、こ
の方向に可動反射鏡10による反射光が照射されること
になる。
また、上記した状態からコーナリングスイッチが開放さ
れると、モータ21が逆転、即ち、上方から見て反時計
回り方向へ回転される。従って、出力ギヤ30が反時計
回り方向へ回動されるので、駆動側の歯付プーリ33、
カウンターベルト46、被駆動側の歯付プーリ34を介
して可動反射鏡1oが反時計回り方向へ回動され、そし
て、検出器25のロータ軸27が前記初期位置に戻った
ところでモータ21の回転が停止される。
これにより、可動反射鏡10が中立位置に戻ることにな
る。
尚、上記した灯具1を左コーナ用の灯具として使用する
場合はコーナリングスイッチが閉じられたとき及び該ス
イッチが開放されたときのモータ21の回転方向が前記
方向と逆の方向になるように設定すれば良い。そのよう
にすれば、コーナリングスイッチが閉じられることによ
って出力ギヤ30、歯付プーリ33及び34が反時計回
り方向へ回動されて可動反射鏡10が反時計回り方向へ
回動されることになるので可動反射鏡10による反射光
を車体の前方左側へ向けて照射することができると共に
、その状態からコーナリングスイッチが開放されたとき
は出力ギヤ30、歯付プーリ33及び34が時計回り方
向へ回動して可動反射鏡10が中立位置に戻されること
になる。
(F−2,第2の実施例)[第8図、第9図]第8図及
び第9図は本発明自動車用灯具の第2の実施例IAを示
すものである。
尚、この第2の実施例における自動車用灯具IAが前記
第1の実施例に示した自動車用灯具1と相違するところ
は、カウンターベルト46に適正な強さの初期張力を与
えるためのテンション付与手段を設けた点のみである。
従って、説明は、上記相違点についてのみ行ない、相違
しない部分については第1の実施例について使用した符
号と同じ符号を付することによって省略する。
(a、テンション付与手段) 47は側方から見て略逆り字形を為す取付板であり、該
取付板47はその上下方向に沿って延びる主片47a(
図面では第9図にその上端部のみを示しである。)が前
記固定反射鏡4の背面のうち凹部7の右側に接した位置
に固定され、かつ、その水平に延びる上片47bの基部
から左方に突出した取付片47cが駆動部19のケーシ
ング20の上面にねじ48によって固定されると共に、
主片47aの上端部から突片49が上方へ向けて切起状
に突設されており、該突片49に螺孔49aが形成され
ている。
50は上片47bの基端部に形成された取付孔である。
51は上方から見て略三角形の板状を為すアイドラプレ
ートであり、取付板47の上片47bの後部と略平行に
対向した状態で、その3つの隅角部の1つが前記取付孔
50に固定されたビン52によって上片47bに回動自
在に支持されると共に、その前端部を成す隅角部に固定
された支持軸53にカウンターベルト46に後側から対
向したテンションプーリ54が回転自在に支持され、か
つ、その後縁の右左端部から被押圧片55が上方へ向け
て突設されている。
そして、取付板47の突片49に形成された螺孔49b
に調整ねじ56が螺合されており、該調整ねじ56の先
端がアイドラプレート51の被押圧片55のに後面に当
接されている。
(b、作用) しかして、アイドラプレート51はその被押圧片55の
後面に調整ねじ56が突き当たることによって反時計回
り方向への回動を阻止されるので、テンションプーリ5
4がカウンターベルト46に予め所定の張力が里するよ
うに当接した状態が保持されると共に、調整ねじ56が
回転されることによってカウンターベルト46の張力が
調整されることになる。
即ち、調整ねじ56がねじ込み方向へ回転されるとアイ
ドラプレート51が時計回り方向へ回動されてテンショ
ンプーリ54が略前方へ向けて移動されるのでカウンタ
ーベルト46の張力が高められることになり、また、調
整ねじ56がねじ戻し方向へ回転されるとアイドラプレ
ート51が反時計回り方向へ回動されてテンションプー
リ54が略後方へ向けて移動されるのでカウンターベル
ト46の張力が低められることになる。
(c、変形例)[第10図] 第10図はカウンターベルト46に初期張力を与えるた
めのテンション付与手段の変形例を示すものである。
57は銃形ばねであり、そのコイル部57aがアイドラ
プレート51を回動自在に支持している前記ピン52に
外嵌されると共に、その一方の腕57bの先端部がアイ
ドラプレート51の被押圧片55に形成された係合孔5
5aに後方から係合され、かつ、他方の腕57cの先端
部が取付板47の突片49に形成された係合孔49bに
前方から係合されている。
しかして、アイドラプレート51には銃形ばね57の弾
発力による時計回り方向への回動力が付勢されることに
なるので、テンションプーリ54が常時略前方へ向けて
付勢され、これによってカウンターベルト46に常時所
定の張力が与えられることになる。
(G、発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明自動
車用灯具は、主光軸方向に向いた固定反射鏡及び該固定
反射鏡に対して回動自在な可動反射鏡を1つの灯室内に
配置し、可動反射鏡と一体化された回動軸に歯付プーリ
を固定すると共に、可動反射鏡を回動せしめるための駆
動部の駆動軸に歯付プーリを固定し、上記2つの歯付プ
ーリ間にカウンターベルトを架け渡したことを特徴とす
る。
従って、本発明自動車用灯具によれば、駆動部の出力部
である駆動軸と可動反射鏡とは連結箇所に遊びやガタが
無くしかも経時的にそのような遊びやガタを生じない状
態で連結されるので、可動反射鏡は、駆動部の駆動量に
精度良く対応した量回動されることになる。
しかして、本発明自動車用灯具によれば、可動反射鏡の
位置を直接検出するための位置検出手段を設けなくても
、可動反射鏡の位置制御を正確に行なうことができ、可
動反射鏡による反射光の照射方向を正確に制御すること
ができると共に、可動反射鏡を回動させる必要が無いと
きは該可動反射鏡をその中立位置に正しく戻すことがで
きるため当該灯具の本来の機能における配光が乱される
ことが無い。
尚、前記第2の実施例においては、カウンターベルトに
適正な初期張力を与えるためのテンション付与手段を設
けたが、このようにすることによって、2つの歯付プー
リの間の動作タイミング、特に、回動動作の開始期と終
了期における動作タイミングをより正確に同期せしめる
ことができる。
また、前記各実施例においては歯付プーリを略1作業で
一体化し得る2つの部材により構成したが、このように
することによって、組立作業が容易となるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明自動車用灯具の第1の実施例
を示すものであり、第1図はランプボディ及びレンズを
一部切り欠いて示す平面図、第2図は水平断面図、第3
図はランプボディ及びレンズを一部切り欠いて示す正面
図8、第4図は第1図のIV −rV図線に沿う断面図
、第5図はランプボディ及びレンズを除いた状態の第1
図のv−v線に沿う断面図、第6図は要部斜視図、第7
図は歯付プーリを一部切り欠いて示す拡大分解斜視図、
第8図及び第10図は本発明自動車用灯具の第2の実施
例を示すもので、第8図はランプボディ及びレンズを一
部切り欠いて示す平面図、第9図は要部の分解拡大斜視
図、第10図はテンション付与手段の変形例を示す要部
の拡大斜視図、第11図は従来の自動車用灯具の一例を
示す一部切欠平面図である。 符号の説明 1・・・自動車用灯具、 4・・・固定反射鏡、 10・・・可動反射鏡、  15・・・回動軸、19・
・・駆動部、 32・・・駆動軸、33・・・ (駆動
軸に固定された)fE付プーリ、 34・・・ (回動軸に固定された)歯付プーリ、 46・・・カウンターベルト、 x−x・・・主光軸、 IA・・・自動車用灯具 10−・・可動段11艷 46 ・ カウンターベルト χ−χ 主を輪 断面図(ff−f17線) 第4図 34・・ (回動軸に国定とれた)歯付アーリ!iΔ′ 薗イゴフーりの一部誌代拡大分解料視1図第7図 喝 ;写 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 主光軸方向に向いた固定反射鏡及び該固定反射鏡に対し
    て回動自在な可動反射鏡を1つの灯室内に配置し、 可動反射鏡と一体化された回動軸に歯付プーリを固定す
    ると共に、 可動反射鏡を回動せしめるための駆動部の駆動軸に歯付
    プーリを固定し、 上記2つの歯付プーリ間にカウンターベルトを架け渡し
    た ことを特徴とする自動車用灯具
JP62274386A 1987-10-29 1987-10-29 自動車用灯具 Pending JPH01115751A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6059435A (en) * 1997-12-18 2000-05-09 Robert Bosch Gmbh Headlight of a vehicle for high beam light and low beam light
DE102004021095A1 (de) * 2004-04-29 2005-11-24 Adam Opel Ag Nebelscheinwerfer
JP2008103275A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具

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DE102004021095A1 (de) * 2004-04-29 2005-11-24 Adam Opel Ag Nebelscheinwerfer
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