JPH01115453A - 消臭材料 - Google Patents

消臭材料

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JPH01115453A
JPH01115453A JP27330487A JP27330487A JPH01115453A JP H01115453 A JPH01115453 A JP H01115453A JP 27330487 A JP27330487 A JP 27330487A JP 27330487 A JP27330487 A JP 27330487A JP H01115453 A JPH01115453 A JP H01115453A
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deodorizing
beads
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deodorizing material
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Noritomo Matsukawa
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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、消臭材料に関する。更に詳しくは。
容器などへの収容性にすぐれた消臭材料に関する。
〔従来の技術〕
消臭材料には、その形態が液体状のものあるいは固体状
のものがあり、固体状のものには、粉体状1粒体状、繊
維状、織布状、不織布状、フィルム状、シート状、そし
て粉末を成形したケーキ状のものなどがあり、それぞれ
用途に適した形状のものが用いられている。
例えば、液体状のものは、ガラス容器などに入れ、揺れ
動いてもこぼれないようにする必要があり、従ってそれ
の包装形態に制約がある。粉体状、粒体状のものは、液
体状のものよりは取扱い易いが、それを包装する場合に
は消臭材料の最小粒径より小さい孔径の多孔質材で包装
する必要がある。
そのため、フィルターとして用いる場合、消臭材料が空
気中の臭気物質と接触する表面積が大きい程消臭速度が
大きくなることは当然のことであり、即ち消臭材料の粒
径が小さい程消臭効果は大きくなる。しかるに、粉末を
保持する容器の孔が小さくなる程流通抵抗は大きくなり
、結果として消臭効果が低くなるという問題がみられる
また、シート状の消臭フィルターの場合には、活性炭繊
維を織布状または不織布状にしたものが使用されている
が、活性炭による消臭は主として硫化水素に限定され、
その消臭能力に限界がみられる。
複合化物質による複合臭の消臭方法としては、消臭作用
の異なる消臭粉末・ビーズを混合した消臭材料も考えら
れるが、これを多孔質フィルター間にサンドウィッチし
て用いる場合、柔軟な袋状フィルターでは粉末・ビーズ
が袋内で偏在しないように静置して使用するか、あるい
は変形し難い多孔質板で抑えて動かないようにして使用
する必要がある。
多孔質フィルターを蛇腹式フィルターとし、水平にした
フィルターの谷部に複合消臭ビーズを入れ、消臭フィル
ターとする場合には、ビーズを十分入れて山の部分でふ
たをして強く押し付けないと、フィルターが傾くたびに
ビーズが移動してしまうという不具合がみられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
複合臭に対応するには、複合消臭材料にしたマイクロポ
ーラスビーズが最も適していると考えられるが、これを
フィルター状にして用いる場合。
包装容器の通気性を十分にすると共にビーズが動かない
ようにすることを考え、そのためにビーズ同志を固定化
することを検討した。
そこでまず、水溶性の樹脂やでん粉糊を水に溶かした水
溶液にマイクロポーラスビーズを混合してみたが、これ
により狙いとする流動性を防止することはできたが、ビ
ーズ同志が強く接着して粟おこし状となってしまい、ま
たビーズ中に含浸された消臭液が水溶液中に溶解して流
出してしまうという不具合がみられ、目的とするものは
得られなかった。
一方、本発明者は、ポリアクリル酸ナトリウム架橋体が
アンモニアを吸収する能力があることをたまたま発見し
、これの粉末を複合化消臭材料の一成分として活用する
つもりで、既に複合化したビーズに混合したところ、こ
の架橋体粉末がマイクロポーラスビーズ中に含浸されて
いる液状消臭剤の水分により、ビーズと接触した部分で
粘着し、ビーズ同志がくっつき、それの流動性を失わし
め。
反面、応力に対しても変形性を示すことを見出し。
同様の効果が他の吸水性樹脂粉末や水溶性樹脂粉末にも
あることを確認し、本発明を完成するに至った・ 〔問題点を解決するための手段〕 従って1本発明は消臭材料に係り、この消臭材料は、液
状消臭剤を含浸せしめたマイクロポーラスビーズおよび
吸水性または水溶性の樹脂粉末の混合物よりなる。
液状消臭剤としては、硫化水素、アンモニアなどに対し
て著しい吸収性能を示すカルボキシフタロシアニン系金
属錯体、例えば4.4’、4”、4’“−テトラカルボ
キシフタロシアニン金属錯体、 4,5.4’。
5’、4”、5’″、4″1.5’11−オクタカルボ
キシフタロシアニン金属錯体などを当量の水酸化ナトリ
ウムと共に溶解させた水溶液、アンモニアに対して著し
い吸着能力を示す硫酸第1鉄系液状消臭剤(ミャキ製品
ケスカ)、ベタイン型両性界面活性剤(ジョリーブ製品
ジョリーブA−1)、天然植物からの抽出植物油(リリ
ース科学工業製品パンシル)、樹木からの抽出植物油(
コロノエ製品スーパークリーンwx−io)。
次の各−数式で表わされる化合物を同時に含有する液状
消臭剤(アイコー製品エポリオンS)COOM HOR’ −R’ (OH) −NH。
3RN÷(−−−−X”)C1(、COO”−−−−M
争R:アルキル基  R′:アルキレン基M:Na、K
      x:ハロゲンなどの市販品、あるいは本出
願人によって先に提案されているアミノ酸型またはベタ
イン型両性界面活性剤、ソルビタン系非イオン界面活性
剤およびノナノール(ノニルアルコール)を含有する液
状消臭剤(特願昭61−283933号)など任意のも
のを使用し得る。
上記本出願人によって提案された液状消臭剤は。
タバコのやに臭の消臭などに有効に用いられるが、この
液状消臭剤において、アミノ酸型面性界面活性剤として
は、アルキルポリアミノエチルグリシン塩酸塩、ラウリ
ルアミノプロピオン酸ナトリウム塩、ステアリルアミノ
ジプロピオン酸ナトリウム塩などが用いられる。
ベタイン型両性界面活性剤としては、ラウリルジメチル
ベタイン、ステアリルジメチルベタイン、ラウリルジヒ
ドロキシエチルベタインなどが用いられる。
ソルビタン系非イオン界面活性剤としては、ソルビタン
ラウリン酸モノエステル、ソルビタンパルミチン酸モノ
エステル、ソルビタンステアリン酸モノエステル、ソル
ビタンステアリン酸トリエステル、ソルビタンオレイン
酸モノエステル、ソルビタンオレイン酸トリエステルお
よびこれらにエチレンオキサイドを付加したものなどが
用いられる。
その他の界面活性剤として、第4級アンモニウム塩型カ
チオン界面活性剤などを併用してもよい。
これらの液状消臭剤が含浸されるマイクロポーラスビー
ズとしては、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体系マ
イクロポーラスビーズ、5int系マイクロポーラスビ
ーズなどが用いられる。
スチレン−ジビニルベンゼン共重合体系マイクロポーラ
スビーズは、ジビニルベンゼン部分がスチレン基体の架
橋点として作用する樹脂であって。
16〜8000人の孔径および0,1m Q /g以上
の細孔容積を有しており、三菱化成工業製品ダイヤイオ
ンHPシリーズとして市販されている。
また、SiO2系マイクロポーラスビーズとしては、細
孔の平均孔径が約20〜210人、細孔容積が0.2〜
2.2m Q /g、平均粒径が約5μm〜5mmのも
のが一般に用いられ、市販品である富士デヴイソン化学
製品マイクロビーズシリカゲル3A、 4B、5Dまた
は同社製品のサイロイド63−978などがそのままで
用いられる。
これらのマイクロポーラスビーズへの液状消臭剤の含浸
は、一般に液状消臭剤中にマイクロポーラスビーズを浸
漬する方法によって行われ、その含浸量はマイクロポー
ラスビーズの細孔容積に対し約5〜95%である。この
際、互いに反応し合わない液状消臭剤であれば、2種類
以上の液状消臭剤を同時に含浸させることもできるが、
−数的には個々の液状消臭剤をマイクロポーラスビーズ
に含浸させ、それぞれ異なった液状消臭剤を含浸したマ
イクロポーラスビーズを任意の割合で混合して複合消臭
材料として用いることも行われる。
これらの液状消臭剤含浸マイクロポーラスビーズに混合
される吸水性または水溶性の樹脂粉末としては、ポリア
クリル酸ナトリウム架橋体、ポリ酢酸ビニル−アクリル
酸ナトリウム架橋体、でん粉−アクリル酸ナトリウム架
橋体、ポリ(ヒドロキシエチルメタクリレート)などの
吸水性樹脂またはポリビニルアルコール、ポリアクリル
アミド、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレンイミ
ンなどの水溶性樹脂が粉末状で、一般にマイクロポーラ
スビーズ100重量部当り約1〜100重量部の割合で
混合して用いられる。
〔作用〕および〔発明の効果〕 本発明に係る消臭材料は、吸水性または水溶性の樹脂粉
末によって液状消臭剤含浸マイクロポーラスビーズが粘
着し、力を加えると全体として変形するが、自重では変
形しないようになるので、多孔質容器などに収容したと
きの収容性にすぐれており、しかも消臭能力は吸水性ま
たは水溶性樹脂の消臭能力が加味されて増大するように
なる。
〔実施例〕
次に、実施例について本発明を説明する。
実施例l 5iO□系マイクロポーラスビーズ(富士デヴイソン化
学試作品、細孔容積1.6mQ/g)10gおよび硫酸
第1鉄系液状消臭剤(ミャキ製品ケスカ)16gを混合
、攪拌し、液状消臭剤の全量をSiO□系マイクロポー
ラスビーズに含浸させた。含浸後のマイクロポーラスビ
ーズは、含浸前と同様にさらさらした粉粒体を示した。
この液状消臭剤含浸5in2系マイクロポ一ラスビーズ
100重量部およびポリアクリル酸ナトリウム架橋体粉
末(日本触媒化学製品アクアリックCA) 10重量部
の混合物を、空気清浄器フィルターとして用いられてい
る蛇腹式フィルターを水平方向に置いて左右に拡げたと
き形成される谷部に、谷部容積の約50%充填し、山の
部分に不織布(日本不織布製に一1040F)を貼り合
せ、蛇腹式フィルターの左右両端部で固定した。
これを室温に放置しながら、充填直後、1週間後および
1ケ月後に、この消臭材料を充填した蛇腹式フィルター
を上下左右に振って消臭材料の状態をみたが、ビーズの
移動は殆んど認められなかった・ また、北用式ガス検知管を用い、吸アンモニア性を調べ
ると、液状消臭剤含浸SiO□系マイクロポーラスビー
ズに対し、1710量のポリアクリル酸ナトリウム架橋
体粉末を混合したものの消臭能力は約1.2倍増加して
いた。
実施例2 未乾燥のスチレン−ジビニルベンゼン共重合体マイクロ
ポーラスビーズ50g、硫酸第1鉄系液状消臭剤(ケス
力)10gおよび水40gの混合物を減圧乾燥機中に入
れ、50gの恒量になる迄減圧乾燥した。
この液状消臭剤含浸スチレン−ジビニルベンゼン共重合
体系マイクロポーラスビーズ100重量部に、ポリアク
リル酸ナトリウム架橋体粉末(アクアリックCA)4重
量部をふりかけ、素早くかきまぜる。形成された混合物
は、流動性を失って、賦形するとその形が崩れ這くなっ
ている。
この試料2.0gを、内径10n+m、長さ20+am
のガラス管内に入れ、ガラス捧を用いてガラス管内で左
右から圧縮すると、形状が円柱状に固定された消臭材料
が得られた。
そこに、濃度30pprBのアンモニアガスを含有する
空気を毎分200m Qの流量で180分間流し、消臭
材料を通過し、排出された空気中のアンモニア濃度をそ
の時点で測定すると、その値はI PP1i以下であっ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液状消臭剤を含浸せしめたマイクロポーラスビーズ
    および吸水性または水溶性の樹脂粉末の混合物よりなる
    消臭材料。 2、液状消臭剤含浸マイクロポーラスビーズ100重量
    部当り約1〜100重量部の樹脂粉末が混合された特許
    請求の範囲第1項記載の消臭材料。
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