JPH01113949A - カセット装着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は２安定機構によりカセットフタ開蓋・閉蓋動作
を行なうカセットを使用する磁気記録再生装置のカセッ
トフタ閉蓋機構及びカセット誤挿入防止機構に係シ、特
に省部品点数に好適な機構に関する。

〔従来の技術〕

この種のカセットフタ閉蓋機構の従来例を第７図に示す
。従来のカセットフタ閉蓋機構は、特開昭５９−７９４
５６号に記載の様に、開蓋状態となっているカセットフ
タ３の端縁部を、カセットホルダ１の上昇時にセット筺
体８の一部に当接させ、カセットホルダ１の上昇力を利
用してカセットフタ３の閉蓋動作を行なっていた。

このためカセットフタ閉蓋用部材（例えば第５図９）の
追加、及びセット筺体８のカセット装着装置周辺端部を
開蓋状態でのカセット７タ３端縁部に接近させる必要が
有シ、セット筺体８の意匠に制約を与えるという欠点が
あった。

また、カセットホルダ１内でのカセット２の位置決めは
、カセットホルダ１後端部に設は九突起にのみ行なわれ
、カセット２がカセットホルダ１に対して浮いた状態で
挿入された場合、この突起をカセット２が乗シ越えてし
まい、カセット２が正装着位置に装着されないという欠
点があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来技術は、カセット７タ閉蓋動作をカセットフタ
端縁部をセ２）筐体と当接することにより行なう為、カ
セット７タ閉蓋用部材の追加、及びセットにおけるカセ
ット装着装置周辺端部を。

開蓋状態でのカセット７タ端縁部と接近させる必要が有
シ、セット筐体の意匠に制約が生じてしまうと共に、カ
セットのカセットホルダ内への位置決め手段が不十分で
あるため、カセット誤挿入という問題点があった。

本発明の目的は、カセット装着装置の基本構成上必要な
部材を利用してカセット７タ閉蓋動作及びカセット誤挿
入防止動作を行なうことにより。

部品点数を増加することなくカセットフタ閉蓋機構及び
カセット誤挿入防止機構を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、カセットホルダに支持され次カセット押え
具の端部を、カセットホルダへのカセット挿入状態で、
カセットに対して略垂直、かつ曲げ高さがカセット挿入
状態で曲げ部先端と、カセット装着装置上部に取付けら
れた意匠部材であるリッド下面との隙間がカセットホル
ダのカセット位置決め用突起高さより小さな値となる様
な寸法を持つ曲げ加工部を設けることにより達成される
、〔作用〕 カセットホルダより上下方向に移動自在に支持されたカ
セット押え具の端部に、カセット挿入状態でカセットに
対して略垂直となる曲げ加工部を設ける。これにより、
カセット引出し時、この曲げ加工部が開蓋状態のカセッ
トフタ端縁部に当接し、カセット７タは曲げ加工部に抗
して回転変位を行ないカセット７タ閉蓋動作が実現する
。

また、この曲げ加工部曲げ高さをカセット挿入状態での
曲げ加工部先端と、カセット装着装置上部に取付けられ
た意匠部材であるリッド下面の隙間がカセットホルダの
カセット位置決め用突起高さより小となる様に設定すれ
ば、カセットがこの突起を乗シ越え様とする際９曲げ加
工部先端がリッドに当接して、これを阻止するためカセ
ット誤挿入はなくなる。

〔実施例〕

以下１本発明を一実施例に基づいて説明する。

第１図はカセットホルダ１が下降し、カセット２が正装
着位置に装着された状態を示す。この時カセットフタ３
は開蓋状態にある。また、カセット押え具４は前記カセ
ットホルダ１に上下方向に移動自在に保持され、前記カ
セット２に下方への押圧力を加えている。また、カセッ
トホルダ１の上部には、意匠部材であるリッド１０が取
付けられている。

第２図は第１図の状態から前記カセットホルダ１が上昇
し、前記カセット２が取出可能な位置にあシ、前記カセ
ット７りＳは開蓋・閉蓋の２安定機構を有するため開蓋
状態を保持している所を示す。

第５図は第２図の状態における前記カセット２と前記カ
セット押え具４の位置関係を示す。前記カセット押え具
４は、前記カセットホルダ１よυ上下方向に移動自在に
保持され、前記カセット２に対して下方への押圧力を加
えて、前記カセット２を前記カセットホルダ１内に保持
しており、カセット装着装置の基本構成上必要な部材を
成している。前記カセット押え具４端部には、前記カセ
ット２が前記カセットホルダ１に挿入されている状態に
おいて、前記カセット２に対し略垂直となる曲げ加工部
Ａが設けられている。

第４図は前記カセット押え具４による前記カセットフタ
３の閉蓋機構を示す。第２図の様に前記カセットホルダ
１が上昇した状態では、第４図（α）の様に前記カセッ
トフタ３は２安定機構により開蓋状態にある。前記カセ
ット２の前記カセットホルダ１からの取出動作により、
前記カセットフタ３の端縁部は第４図（Ａ）の様に前記
カセット押え具５の曲げ加工部Ａに当接する。

更に前記カセット２の取−出動作が引続くと、前記カセ
ットフタ３は前記カセット押え具４の曲げ加工部Ａに抗
して、矢印方向に回転変位し、第４図（Ｃ１の様に前記
カセットフタ５は閉蓋状態に至る。

また、第５図に示す様に、前記カセットホルダ１後端部
には寸法Ｃなる高さにて係止部１）が設けられておシ、
前記係止部１）は前記カセットホルダ１に前記カセット
２が挿入された際、第３図に示す様に前記カセット２と
当接し、前記カセット２の規定量以上の挿入を阻止し、
前記カセット２を前記カセットホルダ１内所定位置に位
置決めする勤この時、第６図に示す様に前記カセット押
え具４曲げ加工部Ａ高さ寸法Ｄｔ−、前記カセット２が
前記カセットホルダ１に挿入された状態における前記カ
セット押え具４曲げ加工部Ａ先端と前記リッド１０の隙
間Ｅと前記係止部１）高さ寸法ＣとがＣ〉Ｅとなる様に
設定することにより、前記カセット２がカセットホルダ
１底面より浮いた状態で挿入された際、前記カセット押
え具４曲げ加工部Ａ先端が前記リッド１０に当接するこ
とにより前記カセット２が前記係止部１）を乗り越えて
しまうという誤挿入操作を阻止することが可能となる。

本発明によれば、カセット押え具の端部に曲げ加工部を
設けると共に、この曲げ加工部曲げ高さを所定値に設定
することにより、カセットの取出し時におけるカセット
フタ閉蓋機構、及びカセット誤挿入防止機構を安価にカ
セット装着装置に供−給可能となる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、上述した様にカセット装着装置の基本
構成上必要な部材を利用することにより、部品点数の増
加を最小限に止め、安価で、なおかつ磁気記録再生装置
の意匠に制約を及ぼさないカセットフタ閉蓋機構及びカ
セット誤挿入防止機構が提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のカセット装着状態の側面図
、第２図はカセット取出時の側面図、第３図は第１図の
主要部の側面図、第４図は動作機構説明図、第５図はカ
セットホルダの斜視図、第６図は動作機構説明図、第７
図は従来のカセットフタ閉蓋機構の説明図である。 １・・・カセットホルダ、２・・・カセット、５・・・
カセットフタ、４・・・カセット押え具、５・・・基板
、６・・・シリンダ、７・・・リンク、８・・・セット
筐体、９・・・カセットフタ閉蓋用部材、１０・・・リ
ッド、１）・・・突起＠第１図 す 第２　図 韮３　置 葛　４−　国 連 刀ｔケトＬツ籾動オ匂 第Δ図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）カセットフタ開蓋・閉蓋の２つの状態を２安定機
   構によりとり得るカセットハウジングを有するカセット
   を使用し、前記カセットを保持するカセットホルダと、
   前記カセットホルダに上下方向に移動自在に支持され、
   前記カセットが前記カセットホルダに挿入された状態で
   は、前記カセットに対し略垂直に***した曲げ加工部を
   有するカセット押え具とを具備し、前記カセットを挿入
   位置から所定の正装着位置に往動及び復動させるカセッ
   ト装着装置に於いて、前記カセットの閉蓋時には、開蓋
   状態を保持している前記カセットフタの端縁部を、前記
   カセットホルダより前記カセット引出し時に、前記カセ
   ット押え具曲げ加工部に当接させ、閉蓋動作を行なわせ
   ることを特徴とするカセット装着装置。
2. （２）前記カセット押え具曲げ加工部曲げ高さを、前記
   カセットが前記カセットホルダに挿入された状態で、前
   記カセット押え具曲げ加工部先端と前記カセット装着装
   置上部に取付けられた意匠部材下面との間隙が、前記カ
   セットを所定位置に位置決めすベく前記カセットホルダ
   のカセット挿入方向奥側に設けられた突起部高さよりも
   小となる様に構成し、前記カセット押え具曲げ加工部先
   端と前記意匠部材下面とを当接させることにより、前記
   カセットが前記カセットホルダ突起部の乗り越えを阻止
   させることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のカ
   セット装着装置。