JPH0110850Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0110850Y2 JPH0110850Y2 JP1983141106U JP14110683U JPH0110850Y2 JP H0110850 Y2 JPH0110850 Y2 JP H0110850Y2 JP 1983141106 U JP1983141106 U JP 1983141106U JP 14110683 U JP14110683 U JP 14110683U JP H0110850 Y2 JPH0110850 Y2 JP H0110850Y2
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- JP
- Japan
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- filament
- welded
- molybdenum metal
- flat
- metal foil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N Molybdenum Chemical compound [Mo] ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 24
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Landscapes
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ハロゲンランプのフイラメント取付
構造の改良に関する。
構造の改良に関する。
一般にタングステン製のフイラメントとモリブ
デン製のリード棒、反射鏡とは異種金属のため溶
接性が悪かつた。特に最近のようにハロゲンラン
プが自動車用とか二輪車用に用いられると走行中
に受ける振動のため溶接箇所が外れたり、接触不
良を生じたりするという事故が生じた。そこで、
従来は、第２図に示すようにフイラメント２の端
部にモリブデン製のさや４をかぶせ、さや４ごと
フイラメント２を反射鏡３ａやリード棒３ｂなど
の被溶接部材３に溶接していた。しかしながらフ
イラメント２の太さは0.2〜0.3mm直径程度であ
り、さや４の内径も0.3mm直径程度であつてはな
はだ細く、フイラメント２をさや４に挿通すると
いう作業は熟練者をもつてしても容易ではなかつ
た。
デン製のリード棒、反射鏡とは異種金属のため溶
接性が悪かつた。特に最近のようにハロゲンラン
プが自動車用とか二輪車用に用いられると走行中
に受ける振動のため溶接箇所が外れたり、接触不
良を生じたりするという事故が生じた。そこで、
従来は、第２図に示すようにフイラメント２の端
部にモリブデン製のさや４をかぶせ、さや４ごと
フイラメント２を反射鏡３ａやリード棒３ｂなど
の被溶接部材３に溶接していた。しかしながらフ
イラメント２の太さは0.2〜0.3mm直径程度であ
り、さや４の内径も0.3mm直径程度であつてはな
はだ細く、フイラメント２をさや４に挿通すると
いう作業は熟練者をもつてしても容易ではなかつ
た。
本考案は、かかる従来例に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、さやにフイラメン
トを挿通するという手間を必要とせず、それと同
等の溶接効果を得ることのできるハロゲンランプ
のフイラメント取付構造を提供するにある。
で、その目的とするところは、さやにフイラメン
トを挿通するという手間を必要とせず、それと同
等の溶接効果を得ることのできるハロゲンランプ
のフイラメント取付構造を提供するにある。
以下、本考案を図示実施例に従つて詳述する。
第１図は本考案の一部断面斜視図で、石英片５に
直径0.6mm程度の３本のリード棒３ｂが固定され
ており、後部のリード棒３ｂに反射板３ａを溶接
してある。フイラメント２は上下２段になつてお
り、上段のフイラメント２ａの一端は前部のリー
ド棒３ｂに、他端は反射板３ａの頂部にそれぞれ
２つ折りにされたモリブデン金属箔１に挟持され
て溶接されており、下段のフイラメント２ｂは中
央のリード棒３ｂと後部のリード棒３ｂとに同様
にモリブデン金属箔１に挟持されて溶接されてお
り、リード棒３ｂ及び反射板３ａが被溶接材３と
なる。第３図は第１図のＸ部拡大図で、まず、２
つ折りにした厚さ0.1mm程度で２〜４mm幅のモリ
ブデン金属箔１間にフイラメント２の端部を挟み
込み、反射板３ａ又はリード棒３ｂと重ね合せて
電極６にて挟持し、加圧しながら通電し、抵抗溶
接を行う。この時、フイラメント２に圧潰されて
若干偏平となる。この時電極６の一方にフイラメ
ント２の直径より浅い溝７を設けておき、この溝
７内にフイラメント２を配設して溶接する事によ
つてモリブデン金属箔１の開放端側も溶接され、
フイラメント２がモリブデン金属箔２にて包持さ
れることになり、丁度従来例を示す第２図のさや
４にフイラメント２を挿通したのと同じ効果が得
られるものである。即ち、溶接部分の最終形状
は、モリブデン金属箔１では、一片が平坦面に他
片が〓状に形成されてその全体断面形状が凸状と
なり、このモリブデン金属箔１の空間部内に溶接
時に偏平となつたフイラメント２の偏平端部が位
置する事になる。そしてこのモリブデン金属箔１
の平坦片が被溶接部材３に溶接されており、フイ
ラメント２の偏平端部はモリブデン金属箔１の平
坦片と〓状片の凹所とで溶接挾持され且つ偏平端
部の両脇のモリブデン金属箔１同士の接触部分も
溶接されてフイラメント２の偏平端部がモリブデ
ン金属箔１の空間部で溶接抱持される事になる。
第１図は本考案の一部断面斜視図で、石英片５に
直径0.6mm程度の３本のリード棒３ｂが固定され
ており、後部のリード棒３ｂに反射板３ａを溶接
してある。フイラメント２は上下２段になつてお
り、上段のフイラメント２ａの一端は前部のリー
ド棒３ｂに、他端は反射板３ａの頂部にそれぞれ
２つ折りにされたモリブデン金属箔１に挟持され
て溶接されており、下段のフイラメント２ｂは中
央のリード棒３ｂと後部のリード棒３ｂとに同様
にモリブデン金属箔１に挟持されて溶接されてお
り、リード棒３ｂ及び反射板３ａが被溶接材３と
なる。第３図は第１図のＸ部拡大図で、まず、２
つ折りにした厚さ0.1mm程度で２〜４mm幅のモリ
ブデン金属箔１間にフイラメント２の端部を挟み
込み、反射板３ａ又はリード棒３ｂと重ね合せて
電極６にて挟持し、加圧しながら通電し、抵抗溶
接を行う。この時、フイラメント２に圧潰されて
若干偏平となる。この時電極６の一方にフイラメ
ント２の直径より浅い溝７を設けておき、この溝
７内にフイラメント２を配設して溶接する事によ
つてモリブデン金属箔１の開放端側も溶接され、
フイラメント２がモリブデン金属箔２にて包持さ
れることになり、丁度従来例を示す第２図のさや
４にフイラメント２を挿通したのと同じ効果が得
られるものである。即ち、溶接部分の最終形状
は、モリブデン金属箔１では、一片が平坦面に他
片が〓状に形成されてその全体断面形状が凸状と
なり、このモリブデン金属箔１の空間部内に溶接
時に偏平となつたフイラメント２の偏平端部が位
置する事になる。そしてこのモリブデン金属箔１
の平坦片が被溶接部材３に溶接されており、フイ
ラメント２の偏平端部はモリブデン金属箔１の平
坦片と〓状片の凹所とで溶接挾持され且つ偏平端
部の両脇のモリブデン金属箔１同士の接触部分も
溶接されてフイラメント２の偏平端部がモリブデ
ン金属箔１の空間部で溶接抱持される事になる。
しかして、このハロゲンランプＡを自動車や二
輪車のヘツドライトやフオグランプに装着して使
用することになる。
輪車のヘツドライトやフオグランプに装着して使
用することになる。
本考案は、折りたたまれたモリブデン金属箔間
にフイラメントの端部を挟持するので、従来のよ
うに細い内径のさやに細いタングステンフイラメ
ントを挿通するという細い作業を必要とせず、フ
イラメントの端部を折りたたまれたモリブデン金
属箔間にはさみ込むというきわめて簡単な作業で
足り、作業性が非常に良いという利点があり、さ
らにフイラメントを挟持したモリブデン金属箔を
フイラメントと共に反射鏡又はリード棒に溶接し
てあるので、同種金属同志の溶接となつて非常に
溶接性が良く、溶接箇所から脱落するということ
もなく、しかも異種金属であるフイラメントの偏
平端部がモリブデン金属箔の平坦片と〓状片の凹
所とで溶接挾持されると共に偏平端部の両脇のモ
リブデン金属箔同士の接触部分も溶接されてフイ
ラメントの偏平端部をモリブデン金属箔の空間部
で溶接抱持するように構成されているので、フイ
ラメントの偏平端部はあたかも〓さや〓に挿入固
定されたと同じ効果が得られ、フイラメントの偏
平端部保持に顕著な効果があり、たとえ外部から
大きな振動を受けるような自動車や二輪車に使用
してもフイラメントの脱落が発生すると言うよう
な事はほとんどなくなるものである。
にフイラメントの端部を挟持するので、従来のよ
うに細い内径のさやに細いタングステンフイラメ
ントを挿通するという細い作業を必要とせず、フ
イラメントの端部を折りたたまれたモリブデン金
属箔間にはさみ込むというきわめて簡単な作業で
足り、作業性が非常に良いという利点があり、さ
らにフイラメントを挟持したモリブデン金属箔を
フイラメントと共に反射鏡又はリード棒に溶接し
てあるので、同種金属同志の溶接となつて非常に
溶接性が良く、溶接箇所から脱落するということ
もなく、しかも異種金属であるフイラメントの偏
平端部がモリブデン金属箔の平坦片と〓状片の凹
所とで溶接挾持されると共に偏平端部の両脇のモ
リブデン金属箔同士の接触部分も溶接されてフイ
ラメントの偏平端部をモリブデン金属箔の空間部
で溶接抱持するように構成されているので、フイ
ラメントの偏平端部はあたかも〓さや〓に挿入固
定されたと同じ効果が得られ、フイラメントの偏
平端部保持に顕著な効果があり、たとえ外部から
大きな振動を受けるような自動車や二輪車に使用
してもフイラメントの脱落が発生すると言うよう
な事はほとんどなくなるものである。
第１図は本考案の一実施例の外観斜視図、第２
図は従来例の溶接部分の拡大斜視図、第３図は第
１図のＸ部の拡大斜視図。 １はモリブデン金属箔、２はフイラメント、３
は被溶接部材、３ａは反射鏡、３ｂはリード棒で
ある。
図は従来例の溶接部分の拡大斜視図、第３図は第
１図のＸ部の拡大斜視図。 １はモリブデン金属箔、２はフイラメント、３
は被溶接部材、３ａは反射鏡、３ｂはリード棒で
ある。
Claims (1)
- 折りたたまれて溶接時に一片が平坦面に他片が
〓状に形成されてその全体断面形状が凸状となつ
たモリブデン金属箔の空間部内に、溶接時に偏平
となつたフイラメントの偏平端部を配設し、且つ
前記モリブデン金属箔の平坦片を被溶接部材に溶
接したフイラメントの取付構造において、フイラ
メントの偏平端部をモリブデン金属箔の平坦片と
〓状片の凹所とで溶接挾持すると共に偏平端部の
両脇のモリブデン金属箔同士の接触部分も溶接す
る事によりフイラメントの偏平端部をモリブデン
金属箔の空間部で溶接抱持して成ることを特徴と
するハロゲンランプのフイラメント取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14110683U JPS6078566U (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | ハロゲンランプのフィラメント取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14110683U JPS6078566U (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | ハロゲンランプのフィラメント取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6078566U JPS6078566U (ja) | 1985-05-31 |
| JPH0110850Y2 true JPH0110850Y2 (ja) | 1989-03-29 |
Family
ID=30315695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14110683U Granted JPS6078566U (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | ハロゲンランプのフィラメント取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6078566U (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2247688A (en) * | 1940-09-19 | 1941-07-01 | Rca Corp | Method of making electron discharge devices |
| JPS5114835A (ja) * | 1974-07-30 | 1976-02-05 | Uemura Kogyo Kk | Metsukisochi |
| JPS603649B2 (ja) * | 1983-09-05 | 1985-01-30 | シャープ株式会社 | 乱数発生装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS603649U (ja) * | 1983-06-22 | 1985-01-11 | スタンレー電気株式会社 | フイラメントの取付構造 |
-
1983
- 1983-09-12 JP JP14110683U patent/JPS6078566U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2247688A (en) * | 1940-09-19 | 1941-07-01 | Rca Corp | Method of making electron discharge devices |
| JPS5114835A (ja) * | 1974-07-30 | 1976-02-05 | Uemura Kogyo Kk | Metsukisochi |
| JPS603649B2 (ja) * | 1983-09-05 | 1985-01-30 | シャープ株式会社 | 乱数発生装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6078566U (ja) | 1985-05-31 |
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