JPH01105014A - コントロールケーブル - Google Patents

コントロールケーブル

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Publication number
JPH01105014A
JPH01105014A JP26139987A JP26139987A JPH01105014A JP H01105014 A JPH01105014 A JP H01105014A JP 26139987 A JP26139987 A JP 26139987A JP 26139987 A JP26139987 A JP 26139987A JP H01105014 A JPH01105014 A JP H01105014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer casing
layer
control cable
covering
cable
Prior art date
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Pending
Application number
JP26139987A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenjiro Ito
伊藤 健二郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Koki Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Koki Co Ltd filed Critical Otsuka Koki Co Ltd
Priority to JP26139987A priority Critical patent/JPH01105014A/ja
Publication of JPH01105014A publication Critical patent/JPH01105014A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は車両用ブレーキの操作力の伝達などに用いられ
るコントロールケーブルに関する。
「従来の技術」 従来のコントロールケーブルとしては、例えば第5図に
示すようなものがある。
同時に示すものは車両のパーキングブレーキなどに多用
されるコントロールケーブルであって、ブレーキ力を伝
えるインナーケーブル1と、このインナーケーブルlを
挿通するアウターケーシング2とから成っている。
しかして前記アウターケーシング2は一般に断面が略4
角形の帯材を巻いた金属製のコイルの外周に樹脂製の外
被3を施して成っている。この外被3は主として、上記
コイルを巻き締めて保持することをねらいとしている。
一方、パーキングブレーキなどにコントロールケーブル
を配設する場合幾多の部品の近傍を通過したり貫通部を
過ぎなければならず、また車体外に露出する部分では走
行生石はねなどの激しい衝撃を受ける。
アウターケーシング2に加えられる上記のような諸々の
摩擦や衝撃に対してコントロールケーブルの機能を万全
に維持するため、アウターケーシングの前記外被の要所
に防護用の筒状のプロテクタ4をカシメ部材5を用いて
取りつけたり、接着したりしていた。
「発明か解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来の技術ではアウターケー
シング2の要所を選んで防護用の被覆を取付けであるの
で、プロテクタ4を長いコントロールケーブルの端から
挿通し、ざらにカシメ部材5でかしめたり、接着しなけ
ればならないので、製造コストがかさむという問題点が
あった。さらに、接着の工程管理は煩雑で、手を抜くと
接着不良のために剥れたりし、カシメではカシメカがコ
イルに好ましくない作用を及ぼし兼ねず、カシメの集中
荷重のためプロテクタ4にひびが入りやすく耐久性能が
落ちるおそれがあるという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、安定してアウターケーシングを保護することが
でき、しかも安価に装着可能な外被を有するコントロー
ルケーブルを提供することを目的としてし)る。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところ
は、 車両用ブレーキなどに用いられ、操作力を伝えるインナ
ーケーブルと、このインナーケーブルを挿通し、金属製
のコイルに合成樹脂の外被を施してなるアウターケーシ
ングとから成るコントロールケーブルにおいて、 前記アウターケーシングの外被を、特性を異らせた複層
の押出成形材料により形成したことを特徴とするコント
ロールケーブルに存する。
「作用」 アウターケーシングの外被な、特性を異らせた複層にて
成形させているから、強い軸力な受ける基層の金属コイ
ルに接しては強靭で硬質の例えばポリプロピレンの薄層
となすことが出来、′一方最外層には石はねなどに柔軟
に対応する例えば軟質の塩化ビニル樹脂(PVC)の層
と成すことが出来る。
上記外被はまた押し出し成形によってアウターケーシン
グの全長に渡って施されているから車両に取り付けるに
あたり車体の貫通個所や他の搭載機器の取付場所を一々
気にせずに配索することが可能である。
「実施例」 以下1図面に基づき本発明の各種実施例を説明する。
第1図および第2図は本発明の第1実施例を示している
第1図に示すようにコントロールケーブルCはブレーキ
などの操作力を伝えるインナーケーブルlOと、このイ
ンナーケーブルlOを挿通するアウターケーシング20
と、アウターケーシング20の端部に嵌着しアウターケ
ーシングにかかる前記操作力の反力をアウターケーシン
グの端部に於て荷担する端金具30とから成っている。
インナーケーブル10は屈折して操作力を伝えるよう細
銅線によるmllとなっており、外側を保護しかつアウ
ターケーシングとの滑りを良くするため滑りの良い材料
で被覆されている。
端金具30は車体側のブラケットなどに挿通ずる嵌着部
32と突き当て用の鍔31とアウターケーシング20を
嵌着する柄部33とからなっている。
端金具30は冷間加工によって成形され、嵌着部32の
外周と鍔31の突き当て部31aは機械仕上げとしであ
る。アウターケーシング20は端金具30の柄部33内
側に挿入されカシメどめされている。
アウターケーシング20の基層21は第2図に示すよう
に断面が扁平な矩形状で弾性条鋼から成るコイルとなっ
ており、このコイル状の基層21に接する外被の第1層
22は強靭て比較的硬度の高い例えばポリプロピレンな
どが用いられている。
外被の第2層23は比較的柔軟な例えば塩化ビニル樹脂
(pvc)などから成っている。
そして前記各外被は第3図に示すように押出し成形によ
って成形されている。
次に作用を説明する。
コントロールケーブルCを例えば車両のパーキングブレ
ーキに用いるときは端金具30の嵌着部32を車体側の
ブラケットに嵌挿し鍔31の突き当て部31aを突き当
てて装着する。そしてインナーケーブル10の一端をパ
ーキングブレーキの操作端に、他端を作用端に結合する
インナーケーブルlOは撚線であり、またアウターケー
シング20の基層もコイル状となっているからコントロ
ールケーブルCは屈曲した配索が可能である。
ブレーキ作用時インナーケーブル10には強い引っ張り
力が作用しその反力としてアウターケーシング20には
強い圧縮力が作用する。
外被の第1層は上記のように強靭で剛わい材料で構成さ
れているから上記圧縮力に対して基層22のコイルの収
縮を緩和する。
一方第2層は柔軟な材料によって構成されているから車
体外に露出しているところで石はねなどを受けても柔軟
に反発しコントロールケーブルCに損傷を与えない。
アウターケーシング20の外被は押し出し成形により全
長に渉って施されているから、配索にあたって車体の貫
通部などを一々気に止めなくともよい。
次に第4図により本発明の第2実施例を説明する。
本実施例では外被の第2層23の外側に第3層24を被
覆して成るもので、第2層の柔軟性を損なわず、しかも
いっそうの機械的耐久性や耐熱性もしくは耐寒性などを
付与することを狙ったもので、目的に応じて例えば塩化
ビニル樹脂の可塑剤の配合量を変えたり、あるいは他の
重合体とのブレンドや単量体との共重合による改質材料
などが用いられる。
「発明の効果」 本発明に係るコントロールケーブルによれば、アウター
ケーシングに加わる各種の機械的あるいは物理・化学的
の各種条件に最適の外被を自在に選択できるのみならず
、押出材料により全長に被覆しであるから安価に製作出
来、同時に車体の貫通孔や機器類などを気にせずに自在
に配索出来てコストの低減に寄与するところ大である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の第1実施例を示しており
、第1図はコントロールケーブルの正面図、第2図は同
じく縦断面図、第3図は押出成形の説明図、第4図は第
2実施例に係るコントロールケーブルの縦断面図、第5
図は従来のコントロールケーブルの縦断面図である。 C−・・コントロールケーブル lO・・・インナーケーブル 20−・・アウターケーシング 21・・・基層        22−・・第1層23
・・・第2層       24−・・第3層第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  車両用ブレーキなどに用いられ、操作力を伝えるイン
    ナーケーブルと、このインナーケーブルを挿通し、金属
    製のコイルに合成樹脂の外被を施してなるアウターケー
    シングとから成るコントロールケーブルにおいて、 前記アウターケーシングの外被を、特性を異らせた複層
    の押出成形材料により形成したことを特徴とするコント
    ロールケーブル。
JP26139987A 1987-10-16 1987-10-16 コントロールケーブル Pending JPH01105014A (ja)

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JP26139987A JPH01105014A (ja) 1987-10-16 1987-10-16 コントロールケーブル

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JP26139987A JPH01105014A (ja) 1987-10-16 1987-10-16 コントロールケーブル

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JPH01105014A true JPH01105014A (ja) 1989-04-21

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ID=17361325

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JP26139987A Pending JPH01105014A (ja) 1987-10-16 1987-10-16 コントロールケーブル

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07167061A (ja) * 1993-11-09 1995-07-04 Knf Neuberger Gmbh 駆動モータとケーシングとを有するポンプ
JP2008039185A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Miba Gleitlager Gmbh 摩擦層及びそれを備えた軸受け要素
JP2010230105A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Chuo Spring Co Ltd コントロールケーブル

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07167061A (ja) * 1993-11-09 1995-07-04 Knf Neuberger Gmbh 駆動モータとケーシングとを有するポンプ
JP2008039185A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Miba Gleitlager Gmbh 摩擦層及びそれを備えた軸受け要素
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