JPH01104991A - 可変容量歯車ポンプ - Google Patents
可変容量歯車ポンプInfo
- Publication number
- JPH01104991A JPH01104991A JP62117560A JP11756087A JPH01104991A JP H01104991 A JPH01104991 A JP H01104991A JP 62117560 A JP62117560 A JP 62117560A JP 11756087 A JP11756087 A JP 11756087A JP H01104991 A JPH01104991 A JP H01104991A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- gear
- housing
- eccentric ring
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 title claims description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000005086 pumping Methods 0.000 claims description 16
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000002699 waste material Substances 0.000 abstract description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 102100025490 Slit homolog 1 protein Human genes 0.000 description 1
- 101710123186 Slit homolog 1 protein Proteins 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B13/00—Pumps specially modified to deliver fixed or variable measured quantities
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C14/00—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations
- F04C14/10—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber
- F04C14/14—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber using rotating valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2/00—Rotary-piston machines or pumps
- F04C2/08—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
- F04C2/10—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
- F04C2/102—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member the two members rotating simultaneously around their respective axes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、吸入・吐出量を可変にして動力の浪費を避
けると云ったことの要求されるポンプ、例えば自動変速
機用ポンプ等として利用するのに好適な内接歯車を用い
た可変容量歯車ポンプに関する。
けると云ったことの要求されるポンプ、例えば自動変速
機用ポンプ等として利用するのに好適な内接歯車を用い
た可変容量歯車ポンプに関する。
可変容量ポンプの代表的なものとしては、ベーンタイプ
のポンプがあるが、可変吐出ベーンポンプは、部品点数
が多く、コストが高くつくほか、低速回転時の所要動力
が大きく、容積効率も低いと云う問題を有している。
のポンプがあるが、可変吐出ベーンポンプは、部品点数
が多く、コストが高くつくほか、低速回転時の所要動力
が大きく、容積効率も低いと云う問題を有している。
そこで、この発明は、構造の簡単なことで知られる歯車
ポンプ、中でも、低速回転時の所要動力、容積効率に優
れるトロコイド歯形の内接歯車ポンプに工夫を凝らして
そのポンプの吐出量を可変にしようとするものである。
ポンプ、中でも、低速回転時の所要動力、容積効率に優
れるトロコイド歯形の内接歯車ポンプに工夫を凝らして
そのポンプの吐出量を可変にしようとするものである。
周知の内接型歯車ポンプは、いずれも、内歯車（インナ
ーロータ）及び外歯車（アウターロータ）から成る歯車
セントと吸入口・吐出口との位置関係が固定された定吐
出ポンプであり、回転数の増、 加に伴って吸入量、
作動動力が増加する。このような定吐出ポンプを使って
液圧回路への供給液量を必要に応じて減らそうとすれば
、リリーフバルブ等を使ったアンロード回路を設けて不
要液をタンクに戻さざるを得ないが、この場合、ポンプ
動力は変わらない、従って、歯車ポンプは所要動力。
ーロータ）及び外歯車（アウターロータ）から成る歯車
セントと吸入口・吐出口との位置関係が固定された定吐
出ポンプであり、回転数の増、 加に伴って吸入量、
作動動力が増加する。このような定吐出ポンプを使って
液圧回路への供給液量を必要に応じて減らそうとすれば
、リリーフバルブ等を使ったアンロード回路を設けて不
要液をタンクに戻さざるを得ないが、この場合、ポンプ
動力は変わらない、従って、歯車ポンプは所要動力。
が小さいと云っても、吸入液をアンロードさせずに吐出
量を可変にしなければ、ポンプが無駄な仕事を強いられ
て動力源の駆動エネルギーが浪費されることになる。
量を可変にしなければ、ポンプが無駄な仕事を強いられ
て動力源の駆動エネルギーが浪費されることになる。
この発明のポンプは、この点も考慮したものである。
この発明のポンプは、歯数差が１枚の内歯車と外歯車が
所定量偏心して組合された内接型の歯車セットを、ハウ
ジング本体、又はそのカバープレート、もしくはその双
方に吸入口と吐出口が互いにシールされて形成されてい
るポンプハウジング内に組込んだ歯車ポンプにおいて、
歯車セットと吸入口・吐出口との相対的な位置関係を可
変とならしめたものである。
所定量偏心して組合された内接型の歯車セットを、ハウ
ジング本体、又はそのカバープレート、もしくはその双
方に吸入口と吐出口が互いにシールされて形成されてい
るポンプハウジング内に組込んだ歯車ポンプにおいて、
歯車セットと吸入口・吐出口との相対的な位置関係を可
変とならしめたものである。
位置関係を変化させる具体的な方策としては次の３つが
考えられる。
考えられる。
その１つは、内径が外歯車の外径とほぼ同径の偏心リン
グを外歯車の外周とポンプハウジング間に介在し、さら
に、このリングを内歯車と同心上で回転可能に保持して
、このリングの所定角度の範囲での回転により外歯車の
軌道を変化させる（これによって歯車セットの位置が変
わる）方法である。
グを外歯車の外周とポンプハウジング間に介在し、さら
に、このリングを内歯車と同心上で回転可能に保持して
、このリングの所定角度の範囲での回転により外歯車の
軌道を変化させる（これによって歯車セットの位置が変
わる）方法である。
また、他の１つは、吸入口と吐出口の実質的な開口をも
つ円板を歯車の端面とポンプハウジングとの間に介在し
、この円板を内外の歯車のいずれか一方と同心上で回転
可能に保持してその板の所定角度の回転により位置の一
定した歯車セットに対して吸入口又は吐出口の位置を変
化させる方法である。
つ円板を歯車の端面とポンプハウジングとの間に介在し
、この円板を内外の歯車のいずれか一方と同心上で回転
可能に保持してその板の所定角度の回転により位置の一
定した歯車セットに対して吸入口又は吐出口の位置を変
化させる方法である。
さらに、他の１つは、最大及び最小容積のポンンピング
チャンバ存在位置にあるハウジング側のポンピングチャ
ンバシール面の少なくとも一方に吸入口と吐出口を結ぶ
巾、深さの一定した円弧溝を設けてその中にはり隙間な
くシールピースを挿入し、そのピースを周方向に移動さ
せて位置固定の歯車セットに対し、吸入口、吐出口の終
点位置を変化させる方法である。
チャンバ存在位置にあるハウジング側のポンピングチャ
ンバシール面の少なくとも一方に吸入口と吐出口を結ぶ
巾、深さの一定した円弧溝を設けてその中にはり隙間な
くシールピースを挿入し、そのピースを周方向に移動さ
せて位置固定の歯車セットに対し、吸入口、吐出口の終
点位置を変化させる方法である。
なお、リング又は円板の回転やシールピースの移動は外
部から操作可能な作動機構を設けて行えばよい。
部から操作可能な作動機構を設けて行えばよい。
第８図に示す吸入・吐出量の変化図において、今、第９
図に示すように、吸入口６の終端位置６ａを、ボンピン
グチャンバが最大となる位置でのインナーロータ４とア
ウターロータ５の接点を通るＯＡ綿線上取り、また、吸
入口６の始端位置６ｂを、開き始めたボンピングチャン
バを横切るＢ１ＢＪＩ上に取ったとすると、斜線を入れ
たポンピングチャンバの容積相当分の吸入量が１つのボ
ンピングチャンバによって得られる。この量をｖ６とす
ると、インナーロータ１回転当りの吸入量は”Ｊｏｇｖ
、ｘｎ （インナー歯数）となる。
図に示すように、吸入口６の終端位置６ａを、ボンピン
グチャンバが最大となる位置でのインナーロータ４とア
ウターロータ５の接点を通るＯＡ綿線上取り、また、吸
入口６の始端位置６ｂを、開き始めたボンピングチャン
バを横切るＢ１ＢＪＩ上に取ったとすると、斜線を入れ
たポンピングチャンバの容積相当分の吸入量が１つのボ
ンピングチャンバによって得られる。この量をｖ６とす
ると、インナーロータ１回転当りの吸入量は”Ｊｏｇｖ
、ｘｎ （インナー歯数）となる。
ここで、上述の偏心リング又は円板を回転させ、或いは
シールピースを周方向に移動させて吸入口の位置を歯車
セットに対して相対的にθの角度回転させた場合、１つ
のボンピングチャンバによって得られる吸入量は、第１
θ図におけるａとｂの差となる。これをＶとすると、ｖ
ｍａ−ｂｍｆ （θ、θ′）くｖ・となり、このとき
のインナーロータ１回転当たりの吸入量は、ＶｍｖＸｎ
となる。
シールピースを周方向に移動させて吸入口の位置を歯車
セットに対して相対的にθの角度回転させた場合、１つ
のボンピングチャンバによって得られる吸入量は、第１
θ図におけるａとｂの差となる。これをＶとすると、ｖ
ｍａ−ｂｍｆ （θ、θ′）くｖ・となり、このとき
のインナーロータ１回転当たりの吸入量は、ＶｍｖＸｎ
となる。
θ′は、ロータの歯形と回転角θと第９図のＨ寸法とで
決まる変数であり、ｖ＝ｒ＜歯車要素、Ｈ５α、θ）と
表わすことができる。この関数関係に基づき、角θの制
御によって吸入量Ｖ（＝吐出量）を可変となすことがで
きる。
決まる変数であり、ｖ＝ｒ＜歯車要素、Ｈ５α、θ）と
表わすことができる。この関数関係に基づき、角θの制
御によって吸入量Ｖ（＝吐出量）を可変となすことがで
きる。
第１図乃至第７図に基づいて、この発明の詳細な説明す
る。
る。
第１図乃至第３図は、この発明の最も望ましい形態のポ
ンプ、即ち、歯車セットと吸入・吐出口との相対位置の
変化を偏心リングを用いて行うポンプを示している。
ンプ、即ち、歯車セットと吸入・吐出口との相対位置の
変化を偏心リングを用いて行うポンプを示している。
図の符号１は、ハウジング本体１ａとカバープレーＮｂ
から成るポンプハウジングで、その中には偏心リング２
と、アウターロータ３と、インナーロータ４が組込まれ
ている。５はインナーロータの駆動軸である。また、第
１図、第３図の６は吸入口、７は吐出口であり、これ等
は、ハウジング本体１ａに設けられている。歯数差が１
枚のアウターロータ３とインナーロータ４は固有のある
量（第２図のＣ）偏心して組合されている。また、偏心
リング２は、内周面がアウターロータ３と同心円上にあ
って、その直径がロータ３の外径とはり等しく、外周面
はインナーロータと同心円上にあってその直径がロータ
３と同心円のハウジング内周面の径とは一′等しくなっ
ており、インナーロータ４と同心の軸を中心にしてハウ
ジング内で回転できるようになっている。
から成るポンプハウジングで、その中には偏心リング２
と、アウターロータ３と、インナーロータ４が組込まれ
ている。５はインナーロータの駆動軸である。また、第
１図、第３図の６は吸入口、７は吐出口であり、これ等
は、ハウジング本体１ａに設けられている。歯数差が１
枚のアウターロータ３とインナーロータ４は固有のある
量（第２図のＣ）偏心して組合されている。また、偏心
リング２は、内周面がアウターロータ３と同心円上にあ
って、その直径がロータ３の外径とはり等しく、外周面
はインナーロータと同心円上にあってその直径がロータ
３と同心円のハウジング内周面の径とは一′等しくなっ
ており、インナーロータ４と同心の軸を中心にしてハウ
ジング内で回転できるようになっている。
なお、偏心リング２は、その端面にインナーロータ４と
同心円のボスをつけ、一方、ポンプハウジングにはその
ボスを適合して嵌める凹部を設けて、その両者を係合さ
せる方法でインナーロータと同心上に回転可能に保持し
てもよい、この場合、リング２の外周面とハウジング内
周面はインナーロータと同心でなくてよいが、ハウジン
グ内周面を利用してリング２をインナーロータと同心上
に回転可能に保持する例示のリングであるとポンプの製
作が容易である。
同心円のボスをつけ、一方、ポンプハウジングにはその
ボスを適合して嵌める凹部を設けて、その両者を係合さ
せる方法でインナーロータと同心上に回転可能に保持し
てもよい、この場合、リング２の外周面とハウジング内
周面はインナーロータと同心でなくてよいが、ハウジン
グ内周面を利用してリング２をインナーロータと同心上
に回転可能に保持する例示のリングであるとポンプの製
作が容易である。
このように構成された第１実施例のポンプは、偏心リン
グ２を第３図において時計方向にθの角度回転させると
、そのリングの内周面が鎖線で示すように変位してアウ
ターロータ３の軌道が変化し、それまで、第２図、第３
図の線Ｃ上にあった最大及び最小容積ポンピングチャン
バの中心が線Ｃ′上に移る。このため、歯車セントに対
して吸入口６と吐出ロアが反時計方向に角θ回転した状
態が作り出され、前述の作用で吸入量が減少する。
グ２を第３図において時計方向にθの角度回転させると
、そのリングの内周面が鎖線で示すように変位してアウ
ターロータ３の軌道が変化し、それまで、第２図、第３
図の線Ｃ上にあった最大及び最小容積ポンピングチャン
バの中心が線Ｃ′上に移る。このため、歯車セントに対
して吸入口６と吐出ロアが反時計方向に角θ回転した状
態が作り出され、前述の作用で吸入量が減少する。
第４図及び第５図は、偏心リング２を所定角度の範囲で
回転させる機構の具体例である。
回転させる機構の具体例である。
第４図は、第１図のポンプに採用した作動機構であって
、偏心リング２に止着した入力レバー８と、このレバー
の一端をハウジング外部に突出させる周方向の長孔９と
で構成される。
、偏心リング２に止着した入力レバー８と、このレバー
の一端をハウジング外部に突出させる周方向の長孔９と
で構成される。
一方、第５図の機構は、ハウジング本体に周方向に長い
スリット１０を、偏心リング２にスリット１０内に露出
するキー溝１）を各々設け、キー溝１）に係止させたラ
ンク１２を直線運動させてリング２を回転させるように
しである。偏心リングの作動機構は、このほかにも種々
考える０例えば吸引関係にある磁石を使えば、ハウジン
グに動力伝達の孔をあけずにリング２を回転させること
ができる。
スリット１０を、偏心リング２にスリット１０内に露出
するキー溝１）を各々設け、キー溝１）に係止させたラ
ンク１２を直線運動させてリング２を回転させるように
しである。偏心リングの作動機構は、このほかにも種々
考える０例えば吸引関係にある磁石を使えば、ハウジン
グに動力伝達の孔をあけずにリング２を回転させること
ができる。
第６図及び第７図は、円板を採用した第２実施例のポン
プを示している。このポンプは、第６図に示すように、
アウター及びインナーロータから成る内接歯車セットの
端面とハウジング本体１ａとの間に、吸入口６と吐出ロ
アの歯車セット側の実質的な開口６’ 、？’をもつ円
板１３を介在し、偏心リングに代わるこの円板をインナ
ー又はアウターロータと同心上（図はインナーロータ４
と同心上）に保持した点を除いて第１実施例のポンプと
さして変わるところがない、このポンプは、円板１３を
上述した如き作動機構（図は入力レバー８とスリット１
０）によって回転させ、位置の定まった歯車セットに対
して開口６′と７′の位置を変化させる。この位置変化
により上と同一原理で吸入量が変わる。
プを示している。このポンプは、第６図に示すように、
アウター及びインナーロータから成る内接歯車セットの
端面とハウジング本体１ａとの間に、吸入口６と吐出ロ
アの歯車セット側の実質的な開口６’ 、？’をもつ円
板１３を介在し、偏心リングに代わるこの円板をインナ
ー又はアウターロータと同心上（図はインナーロータ４
と同心上）に保持した点を除いて第１実施例のポンプと
さして変わるところがない、このポンプは、円板１３を
上述した如き作動機構（図は入力レバー８とスリット１
０）によって回転させ、位置の定まった歯車セットに対
して開口６′と７′の位置を変化させる。この位置変化
により上と同一原理で吸入量が変わる。
第１２図及び第１３図は、シールピースを用いた第３実
施例のポンプである。ハウジング本体１ａには、歯車セ
ットの端面に面した２個所のポンピングチャンバシール
面が存在する。即ち、吸入口の終端６ａと吐出口の始端
７ａとの間に存在するものは吸入口６と吐出ロア間のシ
ール部の歯車に対面する端面が最大容積のポンピングチ
ャンバシール面であり、また、吸入口の始端６ｂと吐出
口の終端７ｂ間にあるものは吸入口６と吐出ロア間のシ
ール部の端面が最小容積のポンピングチャンバシール面
である０図示のポンプは、そのうち、最大容積ポンピン
グチャンバのシール面に、深さと、吸入口６、吐出ロア
のそれとぼり一致させた半径方向の巾とがともに全長に
おいて一定している円弧溝１４を、吸入口の終端６ａか
ら吐出口の始端７ａに至らしめて設け、その中に、周方
向の両側面を除く３面が溝面に密着し、他の一面は歯車
セットの端面に接してポンピングチャンバの開口をシー
ルするシールピース１５を周方向移動可能に挿入しであ
る。
施例のポンプである。ハウジング本体１ａには、歯車セ
ットの端面に面した２個所のポンピングチャンバシール
面が存在する。即ち、吸入口の終端６ａと吐出口の始端
７ａとの間に存在するものは吸入口６と吐出ロア間のシ
ール部の歯車に対面する端面が最大容積のポンピングチ
ャンバシール面であり、また、吸入口の始端６ｂと吐出
口の終端７ｂ間にあるものは吸入口６と吐出ロア間のシ
ール部の端面が最小容積のポンピングチャンバシール面
である０図示のポンプは、そのうち、最大容積ポンピン
グチャンバのシール面に、深さと、吸入口６、吐出ロア
のそれとぼり一致させた半径方向の巾とがともに全長に
おいて一定している円弧溝１４を、吸入口の終端６ａか
ら吐出口の始端７ａに至らしめて設け、その中に、周方
向の両側面を除く３面が溝面に密着し、他の一面は歯車
セットの端面に接してポンピングチャンバの開口をシー
ルするシールピース１５を周方向移動可能に挿入しであ
る。
また、このシールピース１５の作動機構の一例として、
ハウジング本体１ａに周方向のスリット１０を、ピース
１５には一端がスリット１０を貫通して外部に臨む入力
レバー８を各々設けである。
ハウジング本体１ａに周方向のスリット１０を、ピース
１５には一端がスリット１０を貫通して外部に臨む入力
レバー８を各々設けである。
このポンプは、入力レバー８を操作してスリット１０と
レバー８間に存在する融通の範囲でピース１５を周方向
にある角度スライドさせて吸入口の終端６ａを変位させ
ることができる。この変位に対して歯車セットの位置は
変わらず、このため、ポンピングチャンバが最大容積点
に達する前に閉め切られて吸入量が変わる。
レバー８間に存在する融通の範囲でピース１５を周方向
にある角度スライドさせて吸入口の終端６ａを変位させ
ることができる。この変位に対して歯車セットの位置は
変わらず、このため、ポンピングチャンバが最大容積点
に達する前に閉め切られて吸入量が変わる。
また、シールピース１５を吸入口６の始端側にあるシー
ル部に設けて吐出口の終端位置を変化させると、その変
化に見合う量の液が吐出の終点でボンピングチャンバ内
に残されて吐出量が変わる。
ル部に設けて吐出口の終端位置を変化させると、その変
化に見合う量の液が吐出の終点でボンピングチャンバ内
に残されて吐出量が変わる。
従って、この第３実施例のポンプは、シールピース１５
を２箇所のシール部のいずれかに備えておればよいが、
両シール部にそのピースを設けると先の２例よりも容量
変更中の大きいポンプを実現できる。
を２箇所のシール部のいずれかに備えておればよいが、
両シール部にそのピースを設けると先の２例よりも容量
変更中の大きいポンプを実現できる。
この発明は、以上述べたように、内接歯車ポンプにアラ
。ターロータの軌道を変える偏心リング又は吸入口と吐
出口の実質的な開口をもつ円板、もしくは吸入口等の終
点位置を変えるシールピースを設け、その偏心リング又
は円板の回転又はシールピースの変位により歯車セット
と吸入口・吐出口との相対位置を変化させてポンプの吸
入量を変えるようにしたので、ポンプ動力の浪費を無く
して運転コストを下げることができる。即ち、第１）図
において、Ｑｌの液量が要求される場合、定吐出ポンプ
であるとＱ、をオーバした量をアンロードさせるため、
ポンプが無駄な仕事をして動力源のエネルギー消費量が
多くなるが、可変ポンプの場合、吸入量を要求液量に合
った量に調整して動力を下げることができるため、無駄
な仕事をさせない消エネ運転が行える。
。ターロータの軌道を変える偏心リング又は吸入口と吐
出口の実質的な開口をもつ円板、もしくは吸入口等の終
点位置を変えるシールピースを設け、その偏心リング又
は円板の回転又はシールピースの変位により歯車セット
と吸入口・吐出口との相対位置を変化させてポンプの吸
入量を変えるようにしたので、ポンプ動力の浪費を無く
して運転コストを下げることができる。即ち、第１）図
において、Ｑｌの液量が要求される場合、定吐出ポンプ
であるとＱ、をオーバした量をアンロードさせるため、
ポンプが無駄な仕事をして動力源のエネルギー消費量が
多くなるが、可変ポンプの場合、吸入量を要求液量に合
った量に調整して動力を下げることができるため、無駄
な仕事をさせない消エネ運転が行える。
また、汎用の可変吐出ベーンポンプは、部品数が多く、
高価で機構も複雑であるのに対し、この発明のポンプは
内接型歯車ポンプをベースにしており、部品数が少なく
、機構もシンプルなため、安価で信頼性も高（、従って
、低燃費、高信頼性が要求されている自動車等に搭載す
るポンプとして利用すると特に大きな効果を期待できる
。
高価で機構も複雑であるのに対し、この発明のポンプは
内接型歯車ポンプをベースにしており、部品数が少なく
、機構もシンプルなため、安価で信頼性も高（、従って
、低燃費、高信頼性が要求されている自動車等に搭載す
るポンプとして利用すると特に大きな効果を期待できる
。
第１図は、この発明に係るポンプの一例を示す断面図、
第２図はそのポンプをカバープレートを外して見た状態
の正面図、第３図はハウジング、偏心リング、吸入口・
吐出口の位置関係を示す正面図、第４図及び第５図は偏
心リングの作動機構の一例を示す正面図、第６図は他の
実施例のポンプの断面図、第７図はそのポンプのハウジ
ングと偏心リングと吸入口・吐出口との位置関係を示す
正面図、第８図は、歯数９枚／１０枚のロータを用いた
ときの１つのポンピングチャンバでの吸入・吐出量の変
化を示すグラフ、第９図はこの発明のポンプの原理説明
用線図、第１０図は、第８図と同じ条件のロータを使っ
て吸入ポートの位置を変えたときの吸入量の変化を示す
グラフ、第１）図は、定吐出ポンプと可変吐出ポンプの
流量及び所要動力を比較したグラフ、第１２図は第３実
施例のポンプの断面図、第１３図はそのポンプのハウジ
ング、シールピース、吸入口、吐出口の位置関係を示す
正面図である。 １・・・・・・ポンプハウジング、１ａ・・・・・・ハ
ウジング本体、１ｂ・・・・・・カバープレート、２・
・・・・・偏心リング、３・・・・・・アウターロータ
、４・・・・・・インナーロータ、５・・・・・・駆動
軸、６・・・・・・吸入口、７・・・・・・吐出口、８
・・・・・・入力レバー、９・・・・・・長孔、１０・
・・・・・スリット、１）・・・・・・キー溝、１２・
・・・・・ランク、１３・・・・・・円板、６′、７′
・・・・・・開口、１４・・・・・・円弧溝、１５・・
・・・・シールピース。 特許出図人 住友電気工業株式会社 同 代理人 鎌 １） 文 二Ｃ） Ｕ）
第２図はそのポンプをカバープレートを外して見た状態
の正面図、第３図はハウジング、偏心リング、吸入口・
吐出口の位置関係を示す正面図、第４図及び第５図は偏
心リングの作動機構の一例を示す正面図、第６図は他の
実施例のポンプの断面図、第７図はそのポンプのハウジ
ングと偏心リングと吸入口・吐出口との位置関係を示す
正面図、第８図は、歯数９枚／１０枚のロータを用いた
ときの１つのポンピングチャンバでの吸入・吐出量の変
化を示すグラフ、第９図はこの発明のポンプの原理説明
用線図、第１０図は、第８図と同じ条件のロータを使っ
て吸入ポートの位置を変えたときの吸入量の変化を示す
グラフ、第１）図は、定吐出ポンプと可変吐出ポンプの
流量及び所要動力を比較したグラフ、第１２図は第３実
施例のポンプの断面図、第１３図はそのポンプのハウジ
ング、シールピース、吸入口、吐出口の位置関係を示す
正面図である。 １・・・・・・ポンプハウジング、１ａ・・・・・・ハ
ウジング本体、１ｂ・・・・・・カバープレート、２・
・・・・・偏心リング、３・・・・・・アウターロータ
、４・・・・・・インナーロータ、５・・・・・・駆動
軸、６・・・・・・吸入口、７・・・・・・吐出口、８
・・・・・・入力レバー、９・・・・・・長孔、１０・
・・・・・スリット、１）・・・・・・キー溝、１２・
・・・・・ランク、１３・・・・・・円板、６′、７′
・・・・・・開口、１４・・・・・・円弧溝、１５・・
・・・・シールピース。 特許出図人 住友電気工業株式会社 同 代理人 鎌 １） 文 二Ｃ） Ｕ）
Claims (2)
- （１）歯数差が１枚の内歯車と外歯車が所定量偏心して
組合された内接型の歯車セットを、ハウジング本体、又
はそのカバープレート、もしくはその双方に吸入口と吐
出口が互いにシールされて形成されているポンプハウジ
ング内に組込んだ歯車ポンプにおいて、外歯車の外周と
ポンプハウジング間に介在する内径が外歯車外径とほゞ
同径の偏心リング、歯車の端面とポンプハウジング間に
介在する上記吸入口と吐出口の実質的な開口をもった円
板、又は最大、及び最小容積のポンピングチャンバ存在
位置にあるハウジング側のポンピングチャンバシール面
の少なくとも一方に上記吸入口と吐出口を結ぶ巾、深さ
の一定した円弧溝を付してその中にほゞ隙間なく挿入す
るシールピースのいずれかを、上記偏心リングは内歯車
と同心上で、円板は内外の歯車のいずれか一方と同心上
で各々回転可能に、シールピースは上記円弧溝でガイド
して周方向移動可能に設け、さらに、そのリング、円板
又はシールピースをポンプハウジングの外部から所定角
度の範囲で回転させる作動機構を設けたことを特徴とす
る可変容量歯車ポンプ。 - （２）上記偏心リングが、外径をポンプハウジングの内
径とほぼ等しくし、かつ、外周面を内歯車と同心上に配
したリングであることを特徴とする特許請求の範囲第（
１）項記載の可変容量歯車ポンプ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62117560A JPH01104991A (ja) | 1986-08-27 | 1987-05-13 | 可変容量歯車ポンプ |
| EP87112353A EP0258797A3 (en) | 1986-08-27 | 1987-08-25 | Variable discharge gear pump |
| KR870009271A KR880003112A (ko) | 1986-08-27 | 1987-08-25 | 가변용량 기어펌프 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61-202487 | 1986-08-27 | ||
| JP20248786 | 1986-08-27 | ||
| JP62117560A JPH01104991A (ja) | 1986-08-27 | 1987-05-13 | 可変容量歯車ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01104991A true JPH01104991A (ja) | 1989-04-21 |
Family
ID=26455654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62117560A Pending JPH01104991A (ja) | 1986-08-27 | 1987-05-13 | 可変容量歯車ポンプ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0258797A3 (ja) |
| JP (1) | JPH01104991A (ja) |
| KR (1) | KR880003112A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4231690A1 (de) * | 1992-09-22 | 1994-03-24 | Walter Schopf | Innenzahnradpumpe mit variierbarer Förderleistung |
| ATE235003T1 (de) * | 1996-12-04 | 2003-04-15 | Siegfried A Dipl-Ing Eisenmann | Stufenlos verstellbare zahnringpumpe |
| CA2219062C (en) * | 1996-12-04 | 2001-12-25 | Siegfried A. Eisenmann | Infinitely variable ring gear pump |
| DE10207348C2 (de) * | 2001-02-23 | 2003-06-26 | Joma Hydromechanic Gmbh | Volumenstromvariable Rotorpumpe |
| DE10305585B3 (de) * | 2002-12-19 | 2004-02-12 | Joma-Hydromechanic Gmbh | Rotorpumpe |
| AU2003288139A1 (en) * | 2002-12-19 | 2004-07-14 | Joma-Hydromechanic Gmbh | Variable volume flow internal gear pump |
| FR2865507B1 (fr) * | 2004-01-27 | 2006-03-17 | Renault Sas | Pompe rotative trochoide a debit variable |
| EP2894295B1 (en) | 2014-01-10 | 2016-08-24 | Volvo Car Corporation | A control ring for a displacement pump and a displacement pump |
| EP2894294B1 (en) * | 2014-01-10 | 2016-08-24 | Volvo Car Corporation | Control ring for a hydrostatical device |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3026809A (en) * | 1956-04-06 | 1962-03-27 | Borg Warner | Internal-external gear pump |
| GB896393A (en) * | 1959-08-14 | 1962-05-16 | Robert Wesley Brundage | Variable volume internal chamber type hydraulic pump |
| GB1426223A (en) * | 1973-05-15 | 1976-02-25 | Concentric Pumps Ltd | Rotary positive-idsplacement pumps |
-
1987
- 1987-05-13 JP JP62117560A patent/JPH01104991A/ja active Pending
- 1987-08-25 KR KR870009271A patent/KR880003112A/ko not_active Application Discontinuation
- 1987-08-25 EP EP87112353A patent/EP0258797A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR880003112A (ko) | 1988-05-13 |
| EP0258797A2 (en) | 1988-03-09 |
| EP0258797A3 (en) | 1988-10-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3289602A (en) | Fluid pressure device | |
| US4526518A (en) | Fuel pump with magnetic drive | |
| US3453966A (en) | Hydraulic motor or pump device | |
| KR101177594B1 (ko) | 가변 커패시티 제로터 펌프 | |
| KR100216020B1 (ko) | 펌프 | |
| US20070041859A1 (en) | Rotary fluid-driven motor with sealing elements | |
| JP2002202072A (ja) | アンダーベーンのポート構成が改善された回転式液圧ベーンポンプ | |
| JPS61108885A (ja) | 可逆流れベーンポンプ | |
| JPH01104991A (ja) | 可変容量歯車ポンプ | |
| US2732802A (en) | eames | |
| JPS63289278A (ja) | 容積式ポンプ | |
| US3995978A (en) | Hydraulic fluid pressure device and porting arrangement therefor | |
| WO1995031644A1 (en) | A pump with twin cylindrical impellers | |
| US3547565A (en) | Rotary device | |
| GB1389887A (en) | Positive displacement pumps | |
| US4872818A (en) | Rotary pump having alternating pistons controlled by non-circular gears | |
| JP3090835B2 (ja) | ロータを貫通する流体制御通路を有するジェロータ型油圧装置 | |
| US4502855A (en) | Rotary piston machine with parallel internal axes | |
| US4822265A (en) | Pump rotor | |
| JPS63176683A (ja) | トロコイド型ポンプ | |
| US5496159A (en) | Rotary displacement pump having a separable member that controls the fluid flowpath | |
| JPS58170868A (ja) | ベ−ン型ポンプ | |
| US3785756A (en) | Gear pump | |
| JP3643937B2 (ja) | ベーンポンプ | |
| JPS5844875B2 (ja) | 歯車ポンプ |