JPH0110322Y2 - - Google Patents

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JPH0110322Y2
JPH0110322Y2 JP1983172880U JP17288083U JPH0110322Y2 JP H0110322 Y2 JPH0110322 Y2 JP H0110322Y2 JP 1983172880 U JP1983172880 U JP 1983172880U JP 17288083 U JP17288083 U JP 17288083U JP H0110322 Y2 JPH0110322 Y2 JP H0110322Y2
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JP
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mandrel
filling
air
discharge port
supply
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JP1983172880U
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JPS6078701U (ja
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  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプラスチツク容器成形機のマンドレル
の落滴防止装置に関するものである。
プラスチツク容器成形機とは合成物質を溶解し
て容器に成形し、これに充填物を充填して密封す
る各工程を1台の機械で行なう機械をいう。
従来、プラスチツク容器成形機においては溶解
した合成物質を先づ中空管状のパリソンに成形
し、これを2つ割りの金型で挾持して下端部を密
封し、上方からマンドレルをパリソンに挿入して
圧縮エアを吹き込んで容器に成形すると共に充填
物を注入し、マンドレルを上昇させた後開口を密
封して製品としていた。ところが、充填物を注入
後マンドレルを上昇させたとき、マンドレル先端
に付着した滴状の充填物が落下し容器開口部に付
着して容器を不均一に冷却し開口部の密封に支障
を起すという欠点があつた。
本考案の目的はこの欠点を除き、マンドレルを
先端に付着した滴状の充填物をバキユームエアに
より吸入することにより落滴を防止することがで
き、容器の密封の失敗を除去し、製品の均一化と
歩留の向上を可能とするプラスチツク容器成形機
のマンドレルの落滴防止装置を提供することにあ
る。以下本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図において、プラスチツク容器成形機の構
成を示している。a図においてホツパ1に投入さ
れた粒状の合成物質は加熱溶解されパリソンヘツ
ド2から下方へ中空管状のパリソン3として押し
出される。パリソン3は送気口4から供給される
無菌化圧縮エアをその中空部に吹き込まれつつ管
状に押し出される。パリソンヘツド2の下方には
一定長さに押し出されたパリソン3を挾持し、そ
の下端部を密封して保持する金型装置5と、保持
されたパリソン3を金型装置5の上方で切断する
カツタ6とが設けられている。カツタ6で保持し
たパリソン3が切断されると金型装置5はb図に
示すようにマンドレルヘツド7の下方に移動す
る。マンドレルヘツド7からブロー用マンドレル
8が下降し金型装置5が保持するパリソン3の開
口から挿入され、その下端部と金型装置5のダイ
9,9上部との間にパリソン3を気密に挾持す
る。給排口10から無菌化圧縮エアが供給されブ
ロー用マンドレル8の先端から吹き込まれると、
パリソン3はダイ9,9の内形に沿つて容器11
に成形される。ブロー用マンドレル8に同心に内
装された充填用マンドレル12が容器11内に下
降し、その下端の弁(図示せず)を開くと、タン
ク13の充填物が計量シリンダ装置14により一
定量押し出され、ホース15を介して充填用マン
ドレル12に供給され容器11に注入される。そ
れに伴ない容器11内のエアは給排口10から逃
げる。充填物が容器11に満されると、充填用マ
ンドレル12がブロー用マンドレル8内に引き込
まれる。同時に給排口10にバキユームエアが供
給されその負圧により充填用マンドレル12の先
端部に付着した滴状の充填物は吸引されて給排口
10から排出される。ブロー用マンドレル8が上
昇し容器11の開口は閉塞器16により密封され
る。
第2図において、マンドレル、すなわちブロー
用マンドレル8及び充填用マンドレル12の構造
及びそのエア回路を示している。充填用マンドレ
ル12は図に示す位置をブロー用マンドレル8と
の相対位置における上限とし単独に下降する駆動
装置(図示せず)を持つている。ブロー用マンド
レル8及び充填用マンドレル12は図に示す相対
位置を保持したまゝ昇降する駆動装置(図示せ
ず)を持つている。ブロー用マンドレル8の内周
部と充填用マンドレル12の外周部との間にはエ
ア通路17が形成され、ブロー成形用の圧縮エア
及びバキユームエアの通路となつている。エア通
路17の上部はパツキング18をばね19で張つ
て気密を保ち、充填用マンドレル12を昇降自在
に保持している。充填用マンドレル12には同心
に中心軸20が内装され下端部に弁21を有し、
駆動装置(図示せず)により若干昇降して充填用
マンドレル12と中心軸20との間に形成された
充填物通路22を開閉する。充填物通路22の上
部は前述のホース15に接続されている。中心軸
20の下端には弁21と共に弁部材23が固定さ
れ、弁21の外周部から弁部材23の外周部に抜
ける通路24が設けられ、また充填用マンドレル
12の下端部外周と弁部材23の内周部との間に
は通路24からエア通路17に連絡する隙間25
が設けられている。
給排口10には圧縮エア源26からフイルタ2
7,第1の開閉制御弁28を介して圧縮エアが供
給され、第2の開閉制御弁29を介して外気に連
絡し、第3の開閉制御弁30を介してバキユーム
エアが供給される。
次に作用について述べる。第1図bに示すよう
にパリソン3を保持して金型装置5がマンドレル
ヘツド7の下方に移動したとき、ブロー用マンド
レル8は充填用マンドレル12と共に第2図に示
す関係位置を保つて下降しパリソン3に挿入さ
れ、ブロー用マンドレル8の下端部とダイ9,9
との間にパリソン3を気密に挾持する。第2及び
第3の開閉制御弁29,30を閉としたまゝ第1
の開閉制御弁28を開き圧縮エア源26からフイ
ルタ27で塵などを除いた圧縮エアが給排口10
に供給される。圧縮エアはエア通路17を通り、
一部は隙間25、通路24を通りパリソン3に吹
き込まれ容器11に成形する。続いて充填用マン
ドレル12が容器11内へ下降する間に第1の開
閉制御弁28を閉じ、第2の開閉制御弁29を開
く。下限に達した充填用マンドレル12は中心軸
20を若干下降させて弁21を開くと充填物通路
22に供給された充填物が通路24及び隙間25
から容器11に注入される。注入されるに従つて
容器11内のエアはエア通路17、給排口10、
第2の開閉制御弁29を介して外気に追い出され
る。充填が終ると中心軸20が上昇して弁21を
閉じ、充填用マンドレル12が上昇する間に第2
の開閉制御弁29を閉じ、上限において第2図に
示す状態となつたとき第3の開閉制御弁30を開
く。バキユームエアの負圧が給排口10を介して
エア通路17、更に隙間25を介して通路24に
作用し充填用マンドレル12の下端部、弁部材2
3の外周部に付着した滴状の充填物を吸引して排
出する。この状態でブロー用マンドレル8は充填
用マンドレル12と共に上昇し、容器11の開口
は金型装置5の閉塞器16により密閉され製品と
して取り出される。ブロー用マンドレル8及び充
填用マンドレル12が上昇中、充填物の落滴のお
それがない時期に第3の開閉制御弁30は閉じら
れる。
以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、容器に充填物が充填されマンドレルが上昇す
る際にマンドレルに付着した充填物の落滴が防止
されるので、容器開口部が落滴により不均一に冷
却され密封に支障が起ることがなく、従つて製品
が均一で歩留が向上するなど、実用上の効果と利
点は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは実施例を装備したプラスチツク
容器成形機の構成及び作用の説明図、第2図は実
施例によるマンドレル要部の縦断面図及び所要の
エア回路図である。 1はホツパ、2はパリソンヘツド、3はパリソ
ン、4は送気口、5は金型装置、6はカツタ、7
はマンドレルヘツド、8はブロー用マンドレル、
9はダイ、10は給排口、11は容器、12は充
填用マンドレル、13はタンク、14はシリンダ
装置、15はホース、16は閉塞器、17はエア
通路、18はパツキング、19はばね、20は中
心軸、21は弁、22は充填物通路、23は弁部
材、24は通路、25は隙間、26は圧縮エア
源、27はフイルタ、28は第1の開閉制御弁、
29は第2の開閉制御弁、30は第3の開閉制御
弁である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プラスチツク容器成形機のマンドレルにおい
    て、機体に昇降自在に支持された中空のブロー用
    マンドレル8と同心に固設され、それらの間にエ
    ア通路17を形成する中空の充填用マンドレル1
    2と、 充填用マンドレル12と同心に昇降自在に設け
    られ、それらの間に形成される充填物通路をその
    下端の弁部材で開閉する中心軸20と、 ブロー用マンドレル8と充填用マンドレル12
    とで形成されたエア通路17の給排口10に接続
    して夫々設けられ、給排口10と圧縮エア源との
    間をブロー成形時に開、その他の時に閉とする第
    1の開閉制御弁28と、給排口10と大気との間
    を充填物注入時に開、その他の時に閉とする第2
    の開閉制御弁29と、給排口10とバキユームエ
    ア源との間を充填物注入後所要時に開、その他の
    時に閉とする第3の開閉制御弁30と、 を具備することを特徴とするプラスチツク容器成
    形機のマンドレルの落滴防止装置。
JP17288083U 1983-11-08 1983-11-08 プラスチツク容器成形機のマンドレルの落滴防止装置 Granted JPS6078701U (ja)

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JP17288083U JPS6078701U (ja) 1983-11-08 1983-11-08 プラスチツク容器成形機のマンドレルの落滴防止装置

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JP17288083U JPS6078701U (ja) 1983-11-08 1983-11-08 プラスチツク容器成形機のマンドレルの落滴防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS6078701U JPS6078701U (ja) 1985-06-01
JPH0110322Y2 true JPH0110322Y2 (ja) 1989-03-24

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JP17288083U Granted JPS6078701U (ja) 1983-11-08 1983-11-08 プラスチツク容器成形機のマンドレルの落滴防止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10146883A (ja) * 1996-11-20 1998-06-02 Japan Steel Works Ltd:The 同時充填中空成形方法およびその装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4936992A (ja) * 1972-08-16 1974-04-05
JPS5239070A (en) * 1975-09-23 1977-03-26 Akebono Brake Ind Co Ltd Piston in a liquid pressure operated device used for a disc brake
JPS565650A (en) * 1979-06-28 1981-01-21 Giichi Okada Hand piece grinder shaft clamping device for dental general use

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