JPH01102233A - ヒートポンプ式エアコンの除霜制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ２　、 産業上の利用分野 本発明はヒートポンプエアコンの室外機の除霜制御を行
う除霜制御装置に関するものである。

従来の技術 近年、ヒートポンプエアコンの制御における電子化はめ
ざましく、室外機においても無駄のない最適々除霜を行
うべく電子制御が多く用いられている。

以下図面を参照しながら上述した従来のヒートポンプエ
アコンの一例について説明する。

第４図は従来のヒートポンプエアコンの除霜制御装置の
ブロック図を示すもので第６図はその動作フローチャー
トであシ、第６図はヒートポンプエアコンの構成図であ
る。

第４図において、１はヒートポンプエアコンの室外機の
配管温度を検出する温度検出器で温度信号Ｓ１　を出力
する。２は暖房運転開始と同時に積算を開始する第１の
タイマ回路で出力信号Ｓ２を出力する。３は第１の制御
回路で、温度検出器１の温度信号Ｓ１　と第１のタイマ
回路２の出力信号３　Ａ−７ ８２を入力し除霜信号Ｓ３を出力する。４は第２のタイ
マ回路で第１の制御回路３からの除霜信号Ｓ３を入力し
、出力信号Ｓ４を出力する。５は第２の制御回路で、温
度検出器１の温度信号Ｓ１　と、第２のタイマ回路４の
出力信号Ｓ４を入力し暖房信号Ｓ５を出力する。６はド
ライバー回路で、第１の制御回路３の除霜信号Ｓ３と第
２の制御回路５の暖房信号Ｓ　を入力し、出力信号Ｓ６
を出力し、７の切換弁を制御する。

第６図において、１７は圧縮機、１８はアキュムレータ
であシ切換弁７を介して室内熱交換器１９とキャピラリ
２３と室外熱交換器２１の環状回路と接続されている。

２ｏは室内ファンモータ、２２は室外ファンモータであ
る。

以上の様に構成された、ヒートポンプエアコンの除霜制
御装置について、第５図の動作フローチャートを用い以
下その動作について説明する。

まず電源が投入されるとステップ１でまずドライバー回
路６よシ暖房信号Ｓ６が出力され、切換弁７がＯＮ状態
とカシ暖房運転を開始する。次にステップ２において、
第１のタイマ回路２が積算を開始する。次に第１の制御
回路３に温度検出器１の温度信号Ｓ１　と第１のタイマ
回路２の出力信号Ｓ２が入力されステップ３で第１のタ
イマ回路２が積算開始後任意に規定した時間Ｔ１（以下
これを除霜周期時間という）経過したかどうかチエツク
する。

ステップ４においては温度検出器１の温度信号Ｓ１が、
任意に規定した温度に１℃（以下これを除霜開始温度と
いう）以下かどうかチエツクし、もし除霜開始温度に１
℃以下であれば第１の制御回路３よシ除霜信号Ｓ３をド
ライバー回路６に出力し、切換弁７をＯＦＦ　　Ｌ除霜
運転を開始すると次のステップへ進む。Ｋ１℃以上であ
れば、除霜開始温度に１°Ｃ以下に々るまで暖房運転を
継続する。

ステップ６では、第２のタイマ回路４に第１の制御回路
３の除霜信号８３糾入力し、第２のタイマ回路４の積算
を開始し、ステップ７に進む。ステップ７においては、
第２の制御回路５に温度検５ベージ 出器１の温度信号Ｓ１が入力され、温度検出器１の温度
信号Ｓ１　が任意に規定した温度に２℃（以下これを除
霜終了温度という）以上かどうかチエツクする。もし、
除霜終了温度に２℃以上であればステップ８に進み第２
のタイマ回路４をリセットすると共に、暖房信号Ｓ５を
ドライバー回路６に出力しステップ１に論理を戻し、切
換弁７をＯＮ　ｌ、暖房運転を再開する。又、除霜終了
温度に２℃以下であればステップ９に論理を進める。

ステップ９では、第２のタイマ回路４の出力信号Ｓ４が
第２の制御回路６に入力され、第２のタイマ回路４の積
算時間が任意に規定された時間Ｔ２（以下これを除霜時
間という）経過したかどうかチエツクする。もし除霜時
間Ｔ２を経過していればステップ１に戻シ、除霜時間Ｔ
２を経過していない時には、ステップ７に論理を戻す。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の様々構成では、室外機周囲温度が比
較的高温になった際に起こる、室外ファンモータ停止時
の一時的力配管温度の低下を、除６７、−１ 霜モードと誤検知し不必要な除霜運転を行い、暖房効率
を悪くすると共に不快感を与えるという問題点を有して
いた。

本発明は上記問題点に鑑み、室外機の周囲温度に無関係
に、最適な除霜制御を行うことのできる、ヒートポンプ
エアコンの除霜制御装置を提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明のヒートポンプエア
コンの除霜制御装置は、室外機の配管温度を検出する第
１の温度検出器と、前記室外機の内部にあるファンモー
タに流れる電流を検出する電流検出器と、前記温度検出
器の温度信号及び前記電流検出器の電圧信号を入力とし
、前記電流検出器からの電圧信号に応じ、前記温度検出
器の温度信号を制御する論理回路と、暖房運転開始と同
時に積算を開始する第１のタイマ回路と、前記論理回路
の出力と前記第１のタイマ回路の出力を入力とし、除霜
信号を出力する第１の制御回路と、前記第１の制御回路
の出力を入力とし除霜時間を７　ページ 積算する第２のタイマ回路と、前記温度検出器の温度信
号と前記第２のタイマ回路の出力信号を入力とし暖房信
号を出力する第２の制御回路とを有するという構成を備
えたものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、電流検出器によシ検出
したファンモータに流れる電流に応じて温度検出器によ
シ検出した配管温度の温度信号を制御し、第１の制御回
路に入力することとなる。

実施例 以下本発明の一実施例のヒートポンプエアコンの除霜制
御装置について図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例のヒートポンプエアコンの除
霜制御装置のブロック図を、第２図はその動作フローチ
ャートを、第３図は回路図を示す。

第１図において８は、ヒートポンプエアコンの室外機の
配管温度を検出する温度検出器で温度信号Ｓ７を出力す
る。９はヒートポンプエアコンの室外機の内部にあるフ
ァンモータに流れる電流を検出する電流検出器で電圧信
号Ｓ８を出力する。

１０は暖房運転開始と同時に積算を開始する第１のタイ
マ回路で出力信号Ｓ９を出力する。１１は論理回路で、
温度検出器８の温度信号Ｓ７及び電流検出器９の電圧信
号Ｓ８を入力し出力信号Ｓ１゜を出力する。１２は第１
の制御回路で、論理回路１１の出力信号Ｓ１゜と、第１
のタイマ回路１０の出力信号Ｓ９を入力し除霜信号Ｓ１
．を出力する。

１３は第２のタイマ回路で第１の制御回路１２からの除
霜信号Ｓ１１を入力し、出力信号Ｓ１□を出力する。１
４は第２の制御回路で温度検出器８の温度信号Ｓ７と第
２のタイマ回路１３の出力信号Ｓ１゜を入力し、暖房信
号”１３を出力する。１５はドライバー回路で第１の制
御回路１２の除霜信号Ｓ　と第２の制御回路１４の暖房
信号Ｓ１３を入力し出力信号Ｓ１４を出力し、１６の切
換弁を制御する。

第３図において、２７は交流電源である。２６は温度に
よシ接点を開閉するサーモスタットで圧縮機１７を交流
電源２７間に直列に接続している。

９Ａ−ジ ２４は除霜制御装置で配管温度を検知する温度検出器８
及び電流検出器９の信号を入力し、除霜制御を行う。

１６は除霜制御装置２４の出力接点であり、ＮＣ接点を
介し切換弁７と交流電源２７間に閉回路を形成している
。

２２は室外ファンモータ、２５は室外ファンモータ２２
を０Ｎ１０ＦＦす石スイッチでサーモスタット２６と直
列に接続され、除霜制御装置２４の出力接点１５のＮＣ
接点を介し、電流検出器９の開口部２８を貫通し交流電
源間と閉回路を形成している。

以上の様に構成された本発明の一実施例のヒートポンプ
エアコンの除霜制御装置について以下第１図及び第２図
を用いてその動作を説明する。

まず電源が投入されるとステップ１０でまずドライバー
回路１６よシ暖房信号”１４が出力され、切換弁１６が
ＯＮ状態と彦シ暖房運転を開始する。

次にステップ１１において第１のタイマ回路１０が積算
を開始する。次に論理回路１１に温度検出１ｏＡ−ノ 器８の温度信号Ｓ７及び電流検出器９の電圧信号Ｓ８が
入力され、ステップ１２で、電流検出器９の電圧信号Ｓ
８がファンモータに通電されているかどうかをチエツク
し、もし通電されていればステップ１３へ、通電されて
いなければステップ１２を繰シ返す。次にステップ１３
では、温度検出器８の温度信号Ｓ７が任意に規定された
温度に３°Ｃ（以下これを除霜開始温度という）以下で
あるか否かチエツクし、除霜開始温度に３℃以下であれ
ば出力信号Ｓ１゜を第１の制御回路１２に出力しステッ
プ１４へ、除霜開始温度に４°Ｃ以上であればステップ
１２に論理をすすめる。ステップ１４では、論理回路１
１の出力信号Ｓ１゜と第１のタイマ回路１ｏの出力信号
Ｓ９を第１の制御回路１２に入力し、論理回路１０の出
力信号Ｓ９が第１の制御回路１２に入力された時点にお
いて第１のタイマ回路１ｏの積算時間が任意の規定され
た時間Ｔ３（以下これを除霜周期時間という）を経過し
たかどうかチエツクし、もし除霜周期時間Ｔ３を経過し
ていなければ論理をステップ１２に戻し、経過１１−、
・ していれば除霜信号Ｓ、１を第２のタイマ回路１３及び
ドライバー回路１６に出力し、切換弁１６をＯＦＦ　　
Ｌ除霜運転を開始する（ステップ１５）と共に、第２の
タイマ回路１３の積算を開始する。

ステップ１７においては、第２の制御回路１４に温度検
出器８の温度信号Ｓ７が入力され、温度検出器８の温度
信号Ｓ７が任意に規定された温度に４℃（以下これを除
霜終了温度という）以上かどうかチエツクする。もし除
霜終了温度に４℃以上であればステップ１８に進み第２
のタイマ回路１３をドライバー回路１６に出力しステッ
プ１０に論理を戻し切換弁１６をＯＮ　Ｌ暖房運転を再
開する。又除霜終了温度に４℃以下であればステップ１
９に論理を進める。ステップ１９では、第２のタイマ回
路１３の出力信号Ｓ１２が第２の制御回路１４に入力さ
れ、第２のタイマ回路１３の積算時間が任意に規定され
た時間Ｔ４（以下これを除霜時間という）を経過したか
どうかチエツクし、もし除霜時間Ｔ２を経過していれば
ステップ１ｏに戻シ、除霜時間Ｔ２を経過してい彦い時
にはステップ１７に論理を戻す。

以上の様に本実施例によれば、ヒートポンプエアコンの
配管温度を検出する温度検出器８と室外機の内部にある
ファンモータに流れる電流を検出する電流検出器９と、
温度検出器８の温度信号Ｓ７と電流検出器９の電圧信号
Ｓ８を入力とし、電流検出器９の電圧信号Ｓ８がファン
モータに通電されていない際に、温度検出器８の温度信
号Ｓ７を出力しない様に制御する論理回路１１を設ける
ことによシ、室外機の内部に有るファンモータが停止し
たときの、室外機周囲温度の一時的上昇は検出されず、
したがって高外気温時における誤検知による不要な除霜
運転を排除することができる。

発明の効果 以上の様に本発明は、ヒートポンプエアコンの室外機の
配管温度を検出する温度検出器と、前記室外機の内部に
あるファンモータに流れる電流を検出する電流検出器と
、前記温度検出器の温度信号および前記電流検出器の電
圧信号を入力とし、′Ｚ前記電圧検出器からの電圧信号
に応じ前記温度検す １３　ベージ 重器の温度信号を制御する論理回路と、暖房運転開始と
同時に積算を開始する第１のタイマ回路と、前記論理回
路の出力と前記第１のタイマ回路の出力を入力とし、除
霜信号を出力する第１の制御回路と、前記第１の制御回
路の出力を入力とし除霜時間を積算する第２のタイマ回
路と、前記温度検出器の温度信号と前記第２のタイマ回
路の出力信号を入力とし暖房信号を出力する第２の制御
回路を設けることによシ室外機周囲の温度が比較的高温
である時の除霜モードの誤検知による不要々除霜運転を
排除し、暖房効率を高めると共に最適な除霜制御を行う
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例におけるヒートポンプエア
コンの除霜制御装置のブロック図、第２図は第１図の動
作フローチャート、第３図は同回路図、第４図は従来の
ヒートポンプエアコンの除霜制御装置のブロック図、第
６図は第４図の動作フローチャート、第６図は構成図で
ある。 ８・・・・・・温度検出器、９・・・・・・電流検出器
、１０・・・１４　／、−５ ・・・第１のタイマ回路、１１・・・・・・論理回路、
１２・・・・・・第１の制御回路、１３・・・・・・第
２のタイマ回路、１４・・・・・・第２の制御回路、１
７・・・・・・圧縮機、１８・・・・・・アキュムレー
タ、１９・・・・・室内熱交換器、２゜・・・・・・室
内ファンモータ、２１・・・・・・室外熱交換器、２２
・・・・・・室外ファンモータ、２３・・・・・・キャ
ピラリ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図 第５図 第６図 ＼ど３

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 室外機の配管温度を検知する温度検出器と、前記室外機
   の内部にあり、ファンモータに流れる電流を検知する電
   流検出器と、前記温度検出器からの温度信号及び、前記
   電流検出器からの電圧信号を入力とし、前記電流検出器
   からの電圧信号に応じ、前記温度検出器の温度信号を制
   御する論理回路と、暖房運転開始と同時に積算を開始す
   る第１のタイマ回路と、前記論理回路の出力と前記第１
   のタイマ回路の出力を入力とし除霜信号を出力する第１
   の制御回路と、前記第１の制御回路の出力を入力とし、
   除霜時間を積算する第２のタイマ回路と、前記温度検出
   器の温度信号と前記第２のタイマ回路の出力信号を入力
   とし、暖房信号を出力する第２の制御回路とを有するヒ
   ートポンプ式エアコンの除霜制御装置。