JP7509566B2 - 接合金物及び接合構造 - Google Patents

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Description

本発明は、建築構造物の一部を構成する柱部材やブレースの端部を、コンクリートにより形成された基礎や梁のような構造物に固定するために用いられる接合金物、及びその接合金物を用いた接合構造に関するものである。
S造やSRC造等の建築構造物においては、角型鋼管や円形鋼管等によって構成された柱部材をコンクリートによって形成された基礎の上に立設するために、柱部材の下端部に溶接された接合金物に、基礎コンクリート内部に埋設されたアンカーボルトの上端部が結合されるような接合構造が知られていた(例えば特許文献1の図4参照)。
また、S造やSRC造等の建築構造物においては、建築構造物の強度を向上させるために、柱部材と梁部材の間を斜めに連結するブレースと呼ばれる補強部材を設けることがあり、上記のような接合構造においては、そのようなブレースの端部を柱脚部に固定するために、柱部材の下端部に設けられた接合金物に、ガセットプレートと呼ばれる板状の部材が設けられることがあった(例えば特許文献2の図5の右下部及び左下部参照)。
図8及び図9は、従来の接合金物4、及びこれを用いた従来の接合構造2について説明するために参照する図である。
従来の接合構造2は、図8に示すように、基礎コンクリート3の上に立設された柱部材5と、柱部材5の下端部に設けられた接合金物4と、柱部材5の下端部から斜め上方に伸びるように設けられたブレース6と、基礎コンクリート3の内部に埋設された複数のアンカーボルト8を備えていた。
従来の接合金物4は、図9に示すように、所定の厚さ寸法を有し、平面形状が略正方形の板状に形成され、その上面の四隅部の近傍には、接合金物4を厚さ方向に貫通するボルト挿通孔4aが、それぞれの四隅部に1つずつ形成されていた。
接合金物4は、十分な強度を有する鋼材により形成され、図8に示すように、柱部材5の下端部に溶接等により固定されると共に、そのような柱部材5が、接合金物4の下面と基礎コンクリート3の表面の間に設けられたモルタル層9を介して基礎コンクリート3の上に立設されていた。
その一方で、図8に示すように、基礎コンクリート3の内部には複数のアンカーボルト8が埋設され、これらのアンカーボルト8の上端部は、モルタル層9を貫いて接合金物4に形成されたボルト挿通孔4aに挿通されており、接合金物4の上面より上方に突出したアンカーボルト8の上端ネジ部には、ナット10が締結されていた。
そして、図8に示すように、柱部材5の下端部の外側面と接合金物4の上面の間の隅部には、図の紙面に垂直方向に所定の厚さを有する略長方形の板状に形成されたガセットプレート7が設けられていた。
ガセットプレート7は、十分な強度を有する鋼材により形成され、柱部材5の下端部の外側面や接合金物4の上面との接触部に沿って溶接することにより、柱部材5や接合金物4に一体的に固定されていた。
そして、図8に示すように、柱部材5の下端部から斜め上方(図中左上方向)に伸びるようにブレース6が設けられ、ブレース6の長さ方向の一方の端部がガセットプレート7に連結されてボルト等により固定されると共に、ブレース6の長さ方向の反対側の端部が他の柱部材や梁部材に固定されていた。
このような接合金物4、及びこれを用いた接合構造2によれば、柱部材5の柱脚部に地震等による外力が作用した場合に、建築構造物の柱部材が傾いたり転倒したりすることを防止できるようになっていた。
すなわち、図8に示すように、地震等の外力によって、柱部材5の柱脚部に曲げモーメントMが作用した場合には、図中左側のアンカーボルト8に生じる引張力Tや、接合金物4の下面の図中右側にモルタル層9を介して生じる基礎コンクリート3からの圧縮力Cによって、曲げモーメントMに抵抗するような曲げモーメントが柱部材5の柱脚部に作用するようになっていた。
そして、建築構造物の柱部材5や梁部材の間に、斜め方向にブレース6を設けることにより、これらの柱部材5や梁部材に作用する力を、ブレース6の軸力(ブレース6の長さ方向に作用する力)として負担させることができるため、建築構造物の強度を向上させることができるようになっていた。
しかしながら、このような従来の接合金物4を用いた接合構造2は、柱部材5の柱脚部に作用するせん断方向(図8中左右方向、又は図の紙面に垂直方向)の力がアンカーボルト8に集中するおそれがあった。
そのため、これを防止して、柱脚部に作用するせん断力を効率よく基礎コンクリートへと伝達するために、接合金物の下面にシアコッターと呼ばれる突出部を設け、この突出部が基礎コンクリートの内部に埋設されるようにした接合構造が知られていた(例えば特許文献1の図5参照)。
図10及び図11は、このような接合構造に用いられる他の従来の接合金物14、及びこれを用いた他の従来の接合構造12について説明するために参照する図である。
従来の接合構造12には、図8に示す接合構造2における接合金物4の代わりに、図11に示すような接合金物14が設けられている点において、従来の接合構造2とはその構成が異なるものであった。
従来の接合金物14は、図11に示すように、所定の厚さ寸法を有し、平面形状が略正方形の板状に形成されたベースプレート16を備え、その上面の四隅部の近傍には、ベースプレート16を厚さ方向に貫通するボルト挿通孔16aが、それぞれの四隅部に1つずつ形成されていた。
そして、接合金物14のベースプレート16の下面には、図11(a)に示すように、水平断面形状が略十字型に形成された突出部18が、図11(b)に示すように、ベースプレート16の下面から下方に突出するように設けられていた。
このような接合金物14は、従来は、所定の大きさに切り出した鋼板材を十字型に組み合わせて溶接して作成した突出部18を、図9に示すような従来の接合金物4の下面に後から溶接して固定することにより作成されていた。
そして、図10に示すように、接合金物14は、柱部材5の下端部に溶接等により固定されると共に、そのような柱部材5が、ベースプレート16の下面と基礎コンクリート3の表面の間に設けられたモルタル層9を介して基礎コンクリート3の上に立設されていた。
そしてこのとき、接合金物14のベースプレート16の下面に設けられた突出部18は、図10に示すように、その下端部が基礎コンクリート3の表面より下方に位置するように、基礎コンクリート3の内部に埋設されるようになっていた。
そして、図8に示す従来の接合構造2と同じように、柱部材5の下端部の外側面と接合金物4の上面の間の隅部にガセットプレート7が設けられ、ブレース6の長さ方向の一方の端部がガセットプレート7に連結されてボルト等により固定されていた。
その他の構成は、前記従来の接合金物4、及びこれを用いた従来の接合構造2と同様であるため、このような形態の接合金物14、及びこれを用いた接合構造12であっても、建築構造物の柱脚部に地震等による外力が作用した場合に、建築構造物の強度を向上させ、建築構造物の柱部材が傾いたり転倒したりすることを防止できるようになっていた。
そして、このような接合金物14、及びこれを用いた接合構造12によれば、柱部材5の柱脚部に作用するせん断方向(水平方向)の力がアンカーボルト8に集中することを防止し、柱部材5の柱脚部に作用するせん断力を効率よく基礎コンクリート3へと伝達することができるようになっていた。
すなわち、図10に示すように、地震等の外力によって柱部材5の柱脚部に作用するせん断力Fを、基礎コンクリート3の内部に埋設された接合金物14の突出部18の各面に負担させることができるようになっていた。
一方、柱部材や梁部材の間に斜め方向に設けられるブレースは、その端部がコンクリートによって形成された梁の長さ途中部に固定されることがあり(例えば特許文献2の図4の中央下部参照)、そのような場合に、図9及び図11に示す接合金物2,12と同様の構成を有する接合金物を用いて、梁部材の長さ途中部にブレースの端部を固定するためのガセットプレートを設けることがあった。
すなわち、図12(a)及び(b)に示すように、図8及び図10に示す接合構造2,12と同様に、基礎梁13の長さ途中部に、接合金物4,14を、モルタル層9を介して配置してアンカーボルト8やナット10を用いて固定し、その接合金物4の上面や接合金物14のベースプレート16の上面に、図の紙面に垂直方向に所定の厚さを有する板状に形成されたガセットプレート17を溶接等により固定し、2つのブレース6のそれぞれの端部がガセットプレート17に連結されてボルト等により固定されるような、接合構造19,20が用いられていた。
特開2000-319990号公報 特開昭62-101737号公報
しかしながら、上述したような従来の接合金物14、及びこれを用いた接合構造12,20においては、接合金物14の製作工程や接合構造12,20の施工工程における、溶接作業の工数が多くなるため、コストの増大を招くおそれがあるという問題があった。
すなわち、従来の接合金物14の製作工程においては、突出部18を作成してベースプレート16の下面に固定する際に、溶接作業を行う必要があった。そして、ベースプレート16に固定する突出部18の形状や高さ、ベースプレート16の下面における固定位置等は、柱部材5を立設したりブレース6を固定する際の設置高さや水平等に影響を及ぼすため、溶接作業は十分な精度で正確かつ慎重に行う必要があった。
また、従来の接合金物14を用いた接合構造12,20の施工工程においては、接合金物14に柱部材5やガセットプレート7,17を固定する際に、溶接作業を行う必要があり、同じように、溶接作業は十分な精度で正確かつ慎重に行う必要があった。
このように、従来の接合金物14、及びこれを用いた接合構造12,20においては、溶接作業の工程の数が増加すると共に、それぞれの溶接作業も煩雑なものとなるため、接合金物14の製造コストや接合構造12,20の施工コストが増大するおそれがあった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、せん断力をコンクリートにより形成された基礎や梁のような構造物に効率よく伝達できるようにすると共に、接合金物の製作や接合構造の施工における溶接工数を減らし、それぞれの作業を効率化することにより、コストの増大を防止することができる接合金物、及びこれを用いた接合構造を提供することを課題とするものである。
本発明による接合金物は、上記課題を解決するために、
コンクリートによって形成された構造物の上に設けられた接合金物であって、
その上面に厚さ方向に貫通する貫通孔が形成された板状のベースプレートと、
前記ベースプレートの前記貫通孔に挿通されると共に、前記ベースプレートに一体的に固定された貫通部材と、を備え、
前記貫通部材の前記ベースプレートの上面より突出する部分の水平方向の端部に、ブレースの端部が固定され、
前記貫通部材の前記ベースプレートの下面より突出する部分の下端部が、前記コンクリートの表面より下方に位置して、前記コンクリートの内部に埋設されるように構成された
ことを特徴とするものである。
また、本発明による接合金物は、
前記貫通部材の水平断面形状は、前記貫通孔の水平断面形状と略同一形状に形成された
ことを特徴とするものである。
また、本発明による接合金物は、
前記貫通部材は、その水平断面形状が略十字型に形成された
ことを特徴とするものである。
また、本発明による接合金物は、
前記ベースプレートの上下両面に開口する前記貫通孔の開口部には、前記開口部の水平方向断面形状が、前記ベースプレートの上下両面に向かうにつれて徐々に大きくなるように傾斜するテーパ部がそれぞれ形成された
ことを特徴とするものである。
また、本発明による接合金物は、
前記貫通部材は、鋳造又は鍛造により一体的に形成され、前記ベースプレートに溶接により固定された
ことを特徴とするものである。
また、本発明による接合金物は、
前記接合金物は、コンクリートによって形成された基礎に立設される柱部材の下端部に設けられ、
前記ベースプレートは、その平面形状が前記柱部材の水平断面形状より大きくなるように形成されると共に、前記ベースプレートの上面に前記柱部材の下端部が固定され、
前記貫通部材の前記ベースプレートの上面より突出する部分の水平方向の端部が、前記柱部材の外側面より外側に位置するように形成された
ことを特徴とするものである。
また、本発明による接合金物は、
前記接合金物は、コンクリートによって形成された梁の長さ途中部に設けられた
ことを特徴とするものである。
また、本発明による接合構造は、
コンクリートによって形成された構造物の上に設けられた接合金物を用いた接合構造であって、
その上面に厚さ方向に貫通する貫通孔が形成された板状のベースプレートと、
前記ベースプレートの前記貫通孔に挿通されると共に、前記ベースプレートに一体的に固定された貫通部材と、を備え、
前記貫通部材の前記ベースプレートの上面より突出する部分の水平方向の端部に、ブレースの端部が固定され、
前記貫通部材の前記ベースプレートの下面より突出する部分の下端部が、前記コンクリートの表面より下方に位置して、前記コンクリートの内部に埋設される接合金物を用いた
ことを特徴とするものである。
このような本発明の接合金物によれば、
コンクリートによって形成された構造物の上に設けられた接合金物であって、
その上面に厚さ方向に貫通する貫通孔が形成された板状のベースプレートと、
前記ベースプレートの前記貫通孔に挿通されると共に、前記ベースプレートに一体的に固定された貫通部材と、を備え、
前記貫通部材の前記ベースプレートの上面より突出する部分の水平方向の端部に、ブレースの端部が固定され、
前記貫通部材の前記ベースプレートの下面より突出する部分の下端部が、前記コンクリートの表面より下方に位置して、前記コンクリートの内部に埋設されるように構成されたことにより、
せん断力をコンクリートにより形成された基礎や梁のような構造物に効率よく伝達できるようにすると共に、接合金物の製作や接合構造の施工における溶接工数を減らし、それぞれの作業を効率化することにより、コストの増大を防止することができる。
また、このような本発明の接合構造によれば、
コンクリートによって形成された構造物の上に設けられた接合金物を用いた接合構造であって、
その上面に厚さ方向に貫通する貫通孔が形成された板状のベースプレートと、
前記ベースプレートの前記貫通孔に挿通されると共に、前記ベースプレートに一体的に固定された貫通部材と、を備え、
前記貫通部材の前記ベースプレートの上面より突出する部分の水平方向の端部に、ブレースの端部が固定され、
前記貫通部材の前記ベースプレートの下面より突出する部分の下端部が、前記コンクリートの表面より下方に位置して、前記コンクリートの内部に埋設される接合金物を用いたことにより、
せん断力をコンクリートにより形成された基礎や梁のような構造物に効率よく伝達できるようにすると共に、接合金物の製作や接合構造の施工における溶接工数を減らし、それぞれの作業を効率化することにより、コストの増大を防止することができる。
本発明の一実施の形態に係る接合金物24を用いた、ブレース6と柱脚部の接合構造22を示す概略側面図である。 図1に示す接合金物24を示す図であり、図2(a)はその斜視図であり、図2(b)はその図2(a)におけるA-A線矢視断面図である。 接合金物24のベースプレート26を示す図であり、図3(a)はその平面図であり、図3(b)はその図3(a)におけるB-B線矢視断面図であり、図3(c)はその図3(a)におけるC-C線矢視断面図である。 接合金物24の貫通部材28を示す図であり、図4(a)はその平面図であり、図4(b)はその側面図である。 接合金物24を柱部材25の下端部に取り付けた状態を示す図であり、図5(a)はその側面図であり、図5(b)はその図5(a)におけるD-D線矢視断面図である。 接合金物24の貫通部材28の異なる形態を示す図であり、図5(a)におけるD-D線矢視断面図である。 接合金物24を用いた、ブレース6と基礎梁13の接合構造29を示す概略側面図である。 従来の接合金物4を用いた、従来のブレース6と柱脚部の接合構造2を示す概略側面図である。 図8に示す接合金物4を示す図であり、図9(a)はその平面図であり、図9(b)はその側面図である。 従来の接合金物14を用いた、従来のブレース6と柱脚部の接合構造12を示す概略側面図である。 図10に示す接合金物14を示す図であり、図11(a)はその平面図であり、図11(b)はその側面図である。 図12(a)は従来の接合金物4を用いた、従来のブレース6と基礎梁13の接合構造19を示す概略側面図であり、図12(b)は従来の接合金物14を用いた、従来のブレース6と基礎梁13の接合構造20を示す概略側面図である。
以下、本発明に係る接合金物、及びこれを用いた接合構造を実施するための形態について、図面に基づいて具体的に説明する。なお、図8ないし図12に示した従来の接合金物4,14、及びこれを用いた従来の接合構造2,12,19,20と同様の部分には、一部を除き同じ符号を付して説明するものとする。
図1ないし図5は、本発明の一実施の形態に係る接合金物24、及びこれを用いた接合構造22について説明するために参照する図である。
接合構造22は、図1に示すように、基礎コンクリート3の上に立設された柱部材25と、柱部材25の下端部に設けられた接合金物24と、柱部材25の下端部から斜め上方に伸びるように設けられたブレース6と、基礎コンクリート3の内部に埋設された複数のアンカーボルト8を備えている。
柱部材25は、水平断面形状が略正方形の角筒形状に形成された角型鋼管(図5参照)であって、図1に示すように、基礎コンクリート3の上に上下方向に伸びるように立設され、その下端部には接合金物24が一体的に固定されて設けられている。
接合金物24は、図2(a)及び(b)に示すように、所定の厚さ寸法を有する板状のベースプレート26と、このベースプレート26を厚さ方向に貫通するように設けられた貫通部材28を備えている。
接合金物24のベースプレート26は、図3(a)に示すように、図の紙面に垂直方向に所定の厚さ寸法を有し、平面形状が略長方形の板状に形成され、その上面の四隅部の近傍には、ベースプレート26を厚さ方向に貫通するボルト挿通孔26aが、それぞれの四隅部に1つずつ形成されている。
そして、ベースプレート26の上面の略中央には、ベースプレート26を厚さ方向に貫通する水平断面形状が略十字型の貫通孔26bが形成されている。
すなわち、貫通孔26bは、図3(a)に示すように、ベースプレート26を厚さ方向に貫通する、断面形状がベースプレート26の図中左右方向に細長く伸びる略矩形に形成された第1長孔部26cと、断面形状がベースプレート26の図中上下方向に細長く伸びる略矩形に形成された第2長孔部26dが、それぞれの長さ中央部がベースプレート26の略中央で略直角に交差して、互いの孔が連通するように形成されている。
そして、ベースプレート26の上下両面に開口する貫通孔26bの開口部には、貫通孔26bの開口部の水平断面形状が、ベースプレート26の上下両面に向かうにつれて徐々に大きくなるように傾斜するテーパ部26eが、貫通孔26bのそれぞれの開口部の縁部に沿って形成されている。
接合金物24の貫通部材28は、図4(b)に示すように、図中上下方向に所定の高さを有し、図4(a)に示すように、水平断面形状がベースプレート26の貫通孔26bの水平断面形状と略同一の略十字型に形成されている。
すなわち、貫通部材28は、図4(a)に示すように、図中上下方向に所定の厚さを有し、図中左右方向に所定の幅を有する第1垂直板部28aと、図中左右方向に所定の厚さを有し、図中上下方向に所定の幅を有する第2垂直板部28bが、それぞれの幅中央部で略直角に交差して一体的に結合されたように形成されている。
そして、貫通部材28の第1垂直板部28aの幅寸法は、ベースプレート26の貫通孔26bの第1長孔部26cの長さ寸法と略同一に形成され、前記第1垂直板部28aの厚さ寸法は、前記第1長孔部26cの長さ方向に対して直角な幅方向の寸法と略同一に形成されている。
また、貫通部材28の第2垂直板部28bの幅寸法は、ベースプレート26の貫通孔26bの第2長孔部26dの長さ寸法と略同一に形成され、前記第2垂直板部28bの厚さ寸法は、前記第2長孔部26dの長さ方向に対して直角な幅方向の寸法と略同一に形成されている。
このような貫通部材28が、図2に示すように、ベースプレート26の貫通孔26bに挿通されて、その高さ中程の位置で貫通孔26bに嵌合し、貫通部材28の上端部がベースプレート26の上面より上方に突出し、貫通部材28の下端部がベースプレート26の下面より下方に突出するように配置されている。
そして、貫通部材28は、貫通部材28の側面とベースプレート26の貫通孔26bの上下両端部の開口部を、貫通孔26bの上下両端部の開口部の縁部に設けられた溶接部Wに沿って連続して溶接することにより、ベースプレート26に一体的に固定されている。
このような接合部材24は、そのベースプレート26や貫通部材28が十分な強度を有する鋼材により形成され、貫通部材28を鋳造や鍛造により一体的に形成することにより貫通部材28の強度を向上することができる。
このような接合金物24が、図5(a)に示すように、柱部材25の下端面が接合金物24のベースプレート26の上面に当接するように配置されている。
このとき、接合金物24のベースプレート26は、図5(b)に示すように、その外形が柱部材25の水平断面形状より大きくなるように形成され、また、ベースプレート26のボルト挿通孔26aは、柱部材25の下端部の外側面より外側に位置するように形成されている。
また、ベースプレート26の貫通孔26bに挿通された貫通部材28は、その第1垂直板部28aと第2垂直板部28dのそれぞれの長さ方向(図5(b)中左右方向又は上下方向)の両端部が、柱部材25の下端部の外側面より外側に位置するように形成されている。
そして、柱部材25の下端部には、図5(a)及び(b)に示すように、その略正方形の水平断面を構成する4つの側面のそれぞれの水平方向の略中央に、断面形状が下方に開口する略コ字型のスリット25aが形成されている。
これらのスリット25aは、その水平方向の幅寸法が、貫通部材28の第1垂直板部28aや第2垂直板部28bの厚さ寸法と略同一に形成され、その上下方向の深さ寸法が、貫通部材28のベースプレート26の上面より突出する部分の高さ寸法と略同一に形成されている。
これにより、図5に示すように、接合金物24のベースプレート26の上面より突出する貫通部材28の第1垂直板部28aや第2垂直板部28bが、柱部材25のスリット25aの内側に嵌合するように配置されるため、貫通部材28が柱部材25に干渉することなく、接合金物24を柱部材25の下端部に配置することができる。
そして、柱部材25の下端面と接合金物24のベースプレート26の上面や、柱部材25のスリット25aと接合金物24の貫通部材28等を、柱部材25の下端部の周部やスリット25aの縁部に沿って溶接することにより、接合金物24が柱部材25の下端部に一体的に固定されている。
そして、このようにして接合金物24が下端部に固定された柱部材25が、図1に示すように、接合金物24と基礎コンクリート3の間に設けられたモルタル層9を介して、基礎コンクリート3の上に立設されている。
そしてこのとき、接合金物24の貫通部材28の、ベースプレート26の下面側に突出する部分は、その下端部が基礎コンクリート3の表面より下方に位置するように、基礎コンクリート3の内部に埋設されるようになっている。
一方、基礎コンクリート3の内部には、図1に示すように、複数のアンカーボルト8が、その長さ部分が基礎コンクリート3の内部に図中上下方向に伸びると共に、その上端部が基礎コンクリート3の表面より上方に突出するように埋設されている。
そして、これらのアンカーボルト8の上端部は、図1に示すように、モルタル層6を図中上下方向に貫いて、接合金物24のベースプレート26に形成されたボルト挿通孔26aに下方から緩く挿通されており、ベースプレート26の上面より上方に突出するアンカーボルト8の上端ネジ部には、ナット10が締結されている。
そして、図1に示すように、柱部材25の下端部から斜め上方(図中左上方向)に伸びるようにブレース6が設けられている。
ブレース6は、例えば、I形鋼やH形鋼、丸棒鋼等により形成され、その長さ方向の一方の端部が、接合金物24の貫通部材28のベースプレート26の上面より突出する部分の、柱部材25の外側面より外側の部分に連結されてボルト等により固定され、ブレース6の長さ方向の反対側の端部が他の柱部材や梁部材に固定されている。
すなわち、接合金物24の貫通部材28のベースプレート26の上面より突出する部分の、柱部材25の外側面より外側を、ブレース6を取り付けるためのガセットプレートとして利用することができるようになっている。
このような接合金物24、及びこれを用いた接合構造22によれば、建築構造物の柱脚部に作用するせん断力を効率よく基礎コンクリートへと伝達できる。
すなわち、接合金物24の貫通部材28のベースプレート26の下面より突出する部分を、柱脚部に作用するせん断力を基礎コンクリートへ効率よく伝達するためのシアコッターとして利用することができるようになっている。
そして、このような接合金物24、及びこれを用いた接合構造22によれば、接合金物の製作や接合構造の施工における溶接工数を減らし、それぞれの作業を効率化することができる。
すなわち、接合金物24は、ベースプレート26の貫通孔26bに貫通部材28を挿通し、溶接して固定することにより、柱脚部に作用するせん断力を基礎コンクリートへ効率よく伝達するためのシアコッターと、柱脚部にブレース6を固定するためのガセットプレートを同時に固定することができるため、溶接工数を減らすことができる。
また、接合金物24のベースプレート26の貫通孔26aに貫通部材28が挿通されるようになっているため、貫通部材28(シアコッターやガセットプレート)のベースプレート26の上面又は下面における水平方向の位置決めを容易に行うことができる。
また、接合金物24のベースプレート26の貫通孔26bの開口部の縁部に沿ってテーパ部26cが形成されていることにより、貫通部材28が貫通孔26bに挿通し易くなると共に、溶接部Wの開先角度が小さくなるため、溶接量を少なくすることができ、溶接時の熱による貫通部材28やベースプレート26の変形を防止することができる。
また、柱部材25に各側面に形成されたスリット25aの内側に貫通部材28の第1垂直板部28aや第2垂直板部28bが嵌合するように配置されるため、柱部材25の下端部のベースプレート26の上面における水平方向の位置決めを容易に行うことができる。
また、貫通部材28のベースプレート26の上面より突出する部分が柱部材25に溶接されるため、補強リブを新たに設けることなく、柱部材25の下端部を補強することができる。
このように、本実施の形態に係る接合金物24、及びこれを用いた接合構造22によれば、せん断力をコンクリートにより形成された基礎や梁のような構造物に効率よく伝達できるようにすると共に、接合金物の製作や接合構造の施工における溶接工数を減らし、それぞれの作業を効率化することにより、コストの増大を防止することができる。
なお、本発明は、前記一の実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の目的を達成することができる範囲内であれば、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施の形態に係る接合金物24、及びこれを用いた接合構造22においては、水平断面形状が略十字型に形成された貫通部材28の第1垂直板部28aや第2垂直板部28bのそれぞれの長さ方向の両端部が、柱部材25の下端部の外側面より外側に配置されていたが、貫通部材28の、ブレース6を取り付けるためのガセットプレートとして利用する部分が、柱部材25の下端部の外側面より外側に配置されていればよい。
例えば、図6(a)に示すように、貫通部材28の第2垂直板部28bの長さ方向(図中上下方向)の両端部が、柱部材25の下端部の内側に配置されるように形成されていてもよい。
また、図6(b)に示すように、貫通部材28が、図中上下方向に所定の厚さを有し、図中左右方向に所定の幅を有する第1垂直板部28aのみから構成されていてもよい。
また、前記実施の形態に係る接合金物24、及びこれを用いた接合構造22においては、接合金物24は、基礎コンクリート3の上に立設される柱部材25の下端部に設けられていたが、図12に示す接合構造19,20と同様に、接合金物24を、コンクリートによって形成された梁の長さ途中部にブレースの端部を固定するために用いてもよい。
すなわち、図7に示すように、接合金物24を、基礎梁13の長さ途中部に、モルタル層9を介して、貫通部材28の下端部が基礎梁3の内部に埋設するように配置し、アンカーボルト8とナット10を用いて固定し、貫通部材28のベースプレート26の上面より突出する部分に、2つのブレース6のそれぞれの長さ方向の一方の端部が連結されてボルト等により固定されるような、接合構造29を用いてもよい。
また、前記実施の形態に係る接合金物24においては、ベースプレート26は、その平面形状が略長方形に形成されているが、ベースプレート26の平面形状は正八角形や円形など、長方形や正方形以外の形状に形成されていてもよい。
また、前記実施の形態に係る接合金物24においては、ベースプレート26には、それぞれの四隅部に1つずつ、合計4つのボルト挿通孔26aが形成されていたが、ベースプレート26に形成されるボルト挿通孔26aの数は、4つより多くてもよく、また、ボルト挿通孔26aがベースプレート26の四隅部以外の位置に形成されていてもよい。
そして、前記実施の形態に係る接合構造22においては、ベースプレート26に形成されたボルト挿通孔26aの位置や数に応じて、基礎コンクリート3の内部に4つより多くのアンカーボルト8が埋設されていてもよい。
また、前記実施の形態に係る接合構造22においては、柱部材25は、その水平断面形状が略正方形の角筒形状に形成されていたが、柱部材25は、例えば、水平断面形状が円形の円筒形状など、角筒形状以外の形状に形成されていてもよい。
また、前記実施の形態に係る接合構造22においては、図1に示すように、柱脚部の図中左側にブレース6が設けられているが、ブレース6は、柱脚部の図中右側に設けられていてもよいし、柱脚部の左右両側にそれぞれ設けられていてもよい。
また、前記実施の形態に係る接合構造22や図7に示す接合構造29においては、接合金物24は、基礎コンクリート3や基礎梁13に設けられていたが、コンクリートにより形成されていれば、接合金物24は基礎や梁以外の構造物に設けることができるため、接合金物24を、そのような構造物に柱部材やブレースの端部を固定するために用いてもよい。
2 接合構造
3 基礎コンクリート
4 接合金物
4a ボルト挿通孔
5 柱部材
6 ブレース
7 ガセットプレート
8 アンカーボルト
9 モルタル層
10 ナット
12 接合構造
13 基礎梁
14 接合金物
16 ベースプレート
16a ボルト挿通孔
17 ガセットプレート
18 突出部
19 接合構造
20 接合構造
22 接合構造
24 接合金物
25 柱部材
25a スリット
26 ベースプレート
26a ボルト挿通孔
26b 貫通孔
26c 第1長孔部
26d 第2長孔部
26e テーパ部
28 貫通部材
28a 第1垂直板部
28b 第2垂直板部
29 接合構造
W 溶接部

Claims (8)

  1. コンクリートによって形成された構造物の上に設けられた接合金物であって、
    その上面に厚さ方向に貫通する貫通孔が形成された板状のベースプレートと、
    前記ベースプレートの前記貫通孔に挿通されると共に、前記ベースプレートに一体的に固定された貫通部材と、を備え、
    前記貫通部材の前記ベースプレートの上面より突出する部分の水平方向の端部に、ブレースの端部が固定され、
    前記貫通部材の前記ベースプレートの下面より突出する部分の下端部が、前記コンクリートの表面より下方に位置して、前記コンクリートの内部に埋設されるように構成された
    ことを特徴とする接合金物。
  2. 前記貫通部材の水平断面形状は、前記貫通孔の水平断面形状と略同一形状に形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の接合金物。
  3. 前記貫通部材は、その水平断面形状が略十字型に形成された
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の接合金物。
  4. 前記ベースプレートの上下両面に開口する前記貫通孔の開口部には、前記開口部の水平方向断面形状が、前記ベースプレートの上下両面に向かうにつれて徐々に大きくなるように傾斜するテーパ部がそれぞれ形成された
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の接合金物。
  5. 前記貫通部材は、鋳造又は鍛造により一体的に形成され、前記ベースプレートに溶接により固定された
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の接合金物。
  6. 前記接合金物は、コンクリートによって形成された基礎に立設される柱部材の下端部に設けられ、
    前記ベースプレートは、その平面形状が前記柱部材の水平断面形状より大きくなるように形成されると共に、前記ベースプレートの上面に前記柱部材の下端部が固定され、
    前記貫通部材の前記ベースプレートの上面より突出する部分の水平方向の端部が、前記柱部材の外側面より外側に位置するように形成された
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の接合金物。
  7. 前記接合金物は、コンクリートによって形成された梁の長さ途中部に設けられた
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の接合金物。
  8. コンクリートによって形成された構造物の上に設けられた接合金物を用いた接合構造であって、
    その上面に厚さ方向に貫通する貫通孔が形成された板状のベースプレートと、
    前記ベースプレートの前記貫通孔に挿通されると共に、前記ベースプレートに一体的に固定された貫通部材と、を備え、
    前記貫通部材の前記ベースプレートの上面より突出する部分の水平方向の端部に、ブレースの端部が固定され、
    前記貫通部材の前記ベースプレートの下面より突出する部分の下端部が、前記コンクリートの表面より下方に位置して、前記コンクリートの内部に埋設される接合金物を用いた
    ことを特徴とする接合構造。
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