JP7509339B1 - 半導体レーザモジュール - Google Patents

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新司郎 西津
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Abstract

円板状の金属ステム(1)の主面に金属製のブロック(2)が形成されている。ブロック(2)は、実装面(2a)と、実装面(2a)とは反対側の放熱面(2b)とを有する。半導体レーザチップ(6)がブロック(2)の実装面に実装されている。キャップ(9)は、半導体レーザチップ(6)から出射されたレーザ光を集光するレンズ(10)と、レンズ(10)を保持し金属ステム(1)又はブロック(2)に固定された鏡筒(11)とを有する。ブロック(2)の放熱面は、鏡筒(11)で覆われておらず、金属ステム(1)の側面と面一である。

Description

本開示は、TO-CAN型の半導体レーザ装置及び半導体レーザモジュールに関する。
TO-CAN型の半導体レーザ装置では、円板状の金属ステムの主面に形成されたブロックに半導体レーザチップを実装する(例えば、特許文献1参照)。半導体レーザチップの駆動時に発する熱はブロック及び金属ステムを経由して放熱される。
日本特開2007-027375号公報
従来は小型化のために半導体レーザチップ及びブロック等を全て鏡筒内に収納していた。鏡筒内のスペースは限られているため、放熱経路となるブロックの体積を十分に確保することが難しかった。また、半導体レーザチップから放射状に伝搬する熱を放熱する経路がブロックから金属ステムに向かう方向のみであるため、放熱量が制限されていた。よって、従来の半導体レーザ装置は放熱性が悪いため、光出力低下、素子故障、又は半導体レーザ特性の劣化を招くという問題があった。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は放熱性を向上させることができる半導体レーザ装置及び半導体レーザモジュールを得るものである。
本開示に係る半導体レーザモジュールは、TO-CAN型の半導体レーザ装置と、前記半導体レーザ装置を保持して光ファイバに光結合させるホルダとを備え、前記半導体レーザ装置は、円板状の金属ステムと、前記金属ステムの主面に形成され、実装面と、前記実装面とは反対側の放熱面とを有する金属製のブロックと、前記ブロックの前記実装面に実装された半導体レーザチップと、前記半導体レーザチップから出射されたレーザ光を集光するレンズと、前記レンズを保持し前記金属ステム又は前記ブロックに固定された鏡筒とを有するキャップとを備え、前記ブロックの前記放熱面は、前記鏡筒で覆われておらず、前記金属ステムの側面と面一であり、前記ホルダの一部に開口が形成され、前記ブロックの前記放熱面が前記開口から露出していることを特徴とする。
本開示では、ブロックの放熱面は、鏡筒で覆われておらず、金属ステムの側面と面一である。これにより、半導体レーザチップの熱は、ブロックから金属ステムに向かって横方向に放熱されるだけでなく、ブロックの放熱面から外部に向かって縦方向にも放熱される。よって、半導体レーザチップから放射状に伝搬する熱を効率的に放熱できるため、放熱性が向上する。
実施の形態1に係る半導体レーザ装置を示す側面図である。 実施の形態1に係る半導体レーザ装置の内部を示す正面図である。 実施の形態1に係る半導体レーザ装置のステム、ブロック、キャップを示す斜視図である。 比較例に係る半導体レーザ装置を示す側面図である。 比較例に係る半導体レーザ装置の内部を示す正面図である。 実施の形態2に係る半導体レーザ装置を示す側面図である。 実施の形態3に係る半導体レーザ装置を示す側面図である。 実施の形態3に係る半導体レーザ装置の内部を示す正面図である。 実施の形態3に係る半導体レーザ装置のステム、ブロック、キャップを示す斜視図である。 実施の形態4に係る半導体レーザ装置を示す側面図である。 実施の形態4に係る半導体レーザ装置の内部を示す正面図である。 実施の形態4に係る半導体レーザ装置のステム、ブロック、キャップを示す斜視図である。 実施の形態5に係る半導体レーザ装置を示す側面図である。 実施の形態5に係る半導体レーザ装置を示す上面図である。 実施の形態5に係る半導体レーザ装置の内部を示す正面図である。 実施の形態5に係る半導体レーザ装置のステム、ブロック、キャップを示す斜視図である。 実施の形態6に係る半導体レーザ装置を示す側面図である。 実施の形態6に係る半導体レーザ装置の内部を示す正面図である。 実施の形態6に係る半導体レーザ装置のステム、ブロック、キャップを示す斜視図である。 実施の形態7に係る半導体レーザモジュールを示す断面図である。
実施の形態に係る半導体レーザ装置及び半導体レーザモジュールについて図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る半導体レーザ装置を示す側面図である。図2は、実施の形態1に係る半導体レーザ装置の内部を示す正面図である。図3は、実施の形態1に係る半導体レーザ装置のステム、ブロック、キャップを示す斜視図である。本実施の形態に係る半導体レーザ装置はTO-CAN型の半導体レーザ装置である。
円板状の金属ステム1の主面1aに金属製のブロック2が形成されている。金属ステム1とブロック2は同じ材料からなり一体形成されている。ブロック2は、平坦な実装面2aと、実装面2aとは反対側の放熱面2bとを有する。実装面2aは、金属ステム1の主面1aに対して垂直である。放熱面2bは、ブロック2の下端の湾曲面であり、金属ステム1の側面と面一である。金属ステム1の主面1aに対して垂直方向から見てブロック2は半円形である。
通電用のリード3が金属ステム1の貫通孔1bを貫通している。封止ガラス4が貫通孔1bに充填され、リード3と金属ステム1とを絶縁している。リード3は、金属ステム1の下側にあるブロック2と干渉しないように、金属ステム1の上側に配置されている。
サブマウント5がブロック2の実装面2aの中央付近にダイボンドされている。半導体レーザチップ6がサブマウント5のメタライズされた部分にダイボンドされている。フォトダイード7が金属ステム1の主面1aにサブマウント8を介して実装され、半導体レーザチップ6の後端面から取り出される光をモニタする。リード3と半導体レーザチップ6の表面電極がワイヤボンディングされている。他のリード3とサブマウント5のメタライズされた部分がワイヤボンディングされている。これにより電流注入の経路が形成されている。
キャップ9は、半導体レーザチップ6から出射されたレーザ光を集光するレンズ10と、レンズ10を保持する鏡筒11とを有する。鏡筒11は、半導体レーザチップ6等を覆うように金属ステム1の主面1a、ブロック2の実装面2a及びブロック2の先端面の3面にプロジェクション溶接により固定されている(ハーメチック封止)。この際、半導体レーザチップ6から出射されたレーザ光が効率良くレンズ10に結合するよう位置決めを高精度に行う必要がある。これらの技術は光通信技術における最も基本的な技術の一つである。
具体的には、まず、レンズ10と半導体レーザチップ6の中心線が重なるようにキャップ9をY方向に位置調整する。次に、キャップ9がブロック2の実装面2aに接触するまでキャップ9を-X方向へ下げる。次に、-Z方向へキャップ9をスライドさせ、キャップ9を金属ステム1及びブロック2に溶接固定する。この方法であれば、主にY方向の位置調整だけでブロック2の位置決めが完結するため、従来のような2次元以上の軸調整が不要となる。
鏡筒11の側面にはブロック2の放熱面2bの形状に合わせて切り欠き11aが形成されている。鏡筒11の切り欠き11aがブロック2に嵌合されている。ブロック2の放熱面2bは、切り欠き11aから鏡筒11の外側に露出しており、鏡筒11で覆われていない。
なお、鏡筒11の固定方法は接着又は他の溶接でもよく、固定箇所も上記の例に限らず、ブロック2の放熱面からの放熱を妨げなければよい。気密封止の有無も使用用途又は環境に応じて選択可能である。搭載チップは半導体レーザチップ6に限らず、発熱チップであれば構造特有の利点を享受できる。サブマウント5を用いずに半導体レーザチップ6をブロック2に実装してもよい。
続いて、本実施の形態の効果を比較例と比較して説明する。図4は、比較例に係る半導体レーザ装置を示す側面図である。図5は、比較例に係る半導体レーザ装置の内部を示す正面図である。比較例では、半導体レーザチップ6、サブマウント及びブロック2等を全て鏡筒11内に収納している。鏡筒11内のスペースは限られているため、放熱経路となるブロック2の体積を十分に確保することができない。また、半導体レーザチップ6の熱を放熱する経路がブロック2から金属ステム1に向かう方向のみであるため、放熱量が制限されている。よって、比較例に係る半導体レーザ装置は放熱性が悪い。
これに対して、本実施の形態では、ブロック2の放熱面は、鏡筒11で覆われておらず、金属ステム1の側面と面一である。面一である金属ステム1の側面とブロック2の放熱面を外部のヒートシンク(不図示)に接触させることで、金属ステム1とブロック2の両方から放熱できる。これにより、半導体レーザチップ6の熱は、ブロック2から金属ステム1に向かって横方向に放熱されるだけでなく、ブロック2の放熱面2bから外部に向かって縦方向にも放熱される。よって、半導体レーザチップ6から放射状に伝搬する熱を効率的に放熱できるため、放熱性が向上する。
また、ブロック2の下端の放熱面2bが金属ステム1の側面と面一になるまで、ブロック2を-X方向へ延伸させている。さらに、ブロック2の先端がキャップ9に干渉しない範囲内でブロック2をレーザ光出射方向であるZ方向にも延伸させている。これによりブロック2の体積が増大するため、半導体レーザチップ6の熱を拡散する経路が拡大され、放熱性が向上する。放熱性が向上することで特に高温動作時の半導体レーザ特性が改善する。
半導体レーザチップ6から出射されたレーザ光とレンズ10が直交するため、レンズ10を保持する鏡筒11の形状が簡単である。また、ブロック2の実装面2aの上方に干渉する部分がないため半導体レーザチップ6及びサブマウント5の実装が容易である。
比較例では、金属ステム1の中心に対してキャップ9の中心が合うように鏡筒11を位置決めするため、光軸調整に時間がかかる。一方、本実施の形態では、鏡筒11の切り欠き11aをブロック2に嵌合させることで、光軸調整を短時間に行うことができる。嵌合する鏡筒11の切り欠き11aとブロック2の形状の精度を確保することで位置決めのバラつきを抑制することができる。また、円筒状の鏡筒11の一部をブロック2を露出させるために切り欠いただけであるため、鏡筒11の形状は簡単である。
レンズ10として集光性の高いボールレンズ等を用いた場合、半導体レーザチップ6とレンズ10の距離を確保するために鏡筒11の高さを高くする必要がある。本実施の形態では、レーザ光の出射方向にキャップ9のレンズ10を配置するため、レンズ10の種類、鏡筒11の高さ等の制約を受けない。このため、鏡筒11の高さを高くしてもレーザ光をレンズ10に通すことができる。光学設計の自由度が高く、レンズ10との結合効率が高い。
なお、角形の鏡筒と円形の球面レンズを組み合わせてキャップを形成した場合、鏡筒窓部の四隅部分に応力が集中してキャップ特性に懸念を生じる。一方、本実施の形態のキャップ9は、円筒状の鏡筒11を用いるため、応力集中を防ぎ、等方性を有し、安定したキャップ特性を得ることができる。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2に係る半導体レーザ装置を示す側面図である。ブロック2は、半導体レーザチップ6からレーザ光12が出射するz方向に延伸している。このブロック2のZ方向の長さを制限して、半導体レーザチップ6とレンズ10との間においてブロック2の先端部がレーザ光12に干渉しないようにする。これによりレーザ光12のレンズ10への光結合を改善することができる。その他の構成及び効果は実施の形態1と同様である。
なお、レーザ光12は半導体レーザチップ6から楕円形に出射され、中心部分から外周にかけて出力は低下していく。従って、レーザ光12の一部がブロック2の先端部と干渉してレンズ10に結合されなくても、要求の光出力を満たすのであれば問題ない。
実施の形態3.
図7は、実施の形態3に係る半導体レーザ装置を示す側面図である。図8は、実施の形態3に係る半導体レーザ装置の内部を示す正面図である。図9は、実施の形態3に係る半導体レーザ装置のステム、ブロック、キャップを示す斜視図である。
半導体レーザチップ6から出射されたレーザ光の通過経路においてブロック2の先端部の中央に窪み2cが部分的に形成されている。レーザ光が窪み2c内を通過するため、半導体レーザチップ6とレンズ10との間においてブロック2の先端部がレーザ光に干渉しない。これによりレーザ光のレンズ10への光結合を改善することができる。その他の構成及び効果は実施の形態1と同様である。
実施の形態4.
図10は、実施の形態4に係る半導体レーザ装置を示す側面図である。図11は、実施の形態4に係る半導体レーザ装置の内部を示す正面図である。図12は、実施の形態4に係る半導体レーザ装置のステム、ブロック、キャップを示す斜視図である。
ブロック2の実装面2aの先端部に、円板状の鏡筒11の曲率に合わせて半円形の彫り込み2dが形成されている。実施の形態1よりも短く加工した鏡筒11の外周部が彫り込み2dに嵌合されている。これにより鏡筒11がブロック2に固定される。なお、この際の固定方法は例えば溶接、接着等であるが、これらに限定されない。
ブロック2はZ方向に延伸して鏡筒11を固定する役割も果たす。これに伴い、ブロック2の実装面2aの面積も拡大でき、半導体レーザチップ6及びサブマウント5の実装性と組立性が向上する。また、鏡筒11の固定作業も効率化できる。嵌合構造によって位置決めのバラつきが抑制され、レンズ10への光結合が改善する。また、短い鏡筒11を採用することで、部材価格抑制、製造方法の簡素化、低コスト化も期待される。その他の構成及び効果は実施の形態1と同様である。
なお、半導体レーザチップ6及びサブマウント5は、ブロック2の実装面2aの中央付近に実装され、鏡筒11で覆われていない(ノンハーメチック封止)。屋内施設への設置等、使用環境によっては必ずしも鏡筒11が半導体レーザチップ6を保護する必要はない。また、TOSA化又はモジュール実装の際に半導体レーザ装置はホルダ等のハードに覆われるため、鏡筒11が半導体レーザチップを保護しない仕様も存在する。
実施の形態5.
図13は、実施の形態5に係る半導体レーザ装置を示す側面図である。図14は、実施の形態5に係る半導体レーザ装置を示す上面図である。図15は、実施の形態5に係る半導体レーザ装置の内部を示す正面図である。図16は、実施の形態5に係る半導体レーザ装置のステム、ブロック、キャップを示す斜視図である。
ブロック2は、下段ブロック21と、下段ブロック21の上面に形成され下段ブロック21よりも幅が狭い上段ブロック22とを有する2段構造である。下段ブロック21の下面が放熱面2bである。半導体レーザチップ6及びサブマウント5は上段ブロック22の実装面2aの中央付近に固定されている。ブロック2を2段構造とすることで、半導体レーザチップ6から放射状に拡散される熱を効率的に放熱することができる。
鏡筒11は、金属ステム1の主面1aと下段ブロック21の上面の2面にプロジェクション溶接にて固定されて気密封止されている(ハーメチック封止)。ブロック2を2段構造としたため、組立性と拡張性に優れている。
下段ブロック21はレンズ10の直下付近までZ方向に延伸している。上段ブロック22のX方向の幅は、サブマウント5の実装の容易性等を加味しながら、鏡筒11内に収まる範囲で拡大する。上段ブロック22はZ方向に鏡筒11及びレンズ10と干渉しない位置まで延伸している。ただし、上段ブロック22は、実施の形態2と同様にZ方向の長さを制限するか、又は、実施の形態3と同様に窪み2cを形成することにより、上段ブロック22の先端部がレーザ光に干渉しないようにすることが好ましい。
実施の形態6.
図17は、実施の形態6に係る半導体レーザ装置を示す側面図である。図18は、実施の形態6に係る半導体レーザ装置の内部を示す正面図である。図19は、実施の形態6に係る半導体レーザ装置のステム、ブロック、キャップを示す斜視図である。
ブロック2の外径は金属ステム1の外径と同じであり、放熱面2bを含むブロック2の側面は金属ステム1の側面と面一である。ブロック2は、金属ステム1の主面1aに対して角度θで傾斜した傾斜面2eを有する。傾斜面2eの中央部に、金属ステム1の主面1aに対して垂直な実装面2aが形成されている。半導体レーザチップ6及びサブマウント5は実装面2aに実装される。傾斜面2eの外周部に凹部2fが形成されている。
円筒状の鏡筒11の端部がブロック2の傾斜面2eに対応する角度θで切り取られている。即ち、鏡筒11の端部は、レンズ10が固定された鏡筒11の底面に対しても角度θで傾斜している。鏡筒11の端部がブロック2の傾斜面2eの凹部2fに嵌合されている。これにより、組立時に鏡筒11の位置決めが容易となる。なお、凹部2fの底面を鏡筒11の外形よりも若干大きくすることで、組立時にX,Y方向に対して鏡筒11の微細な位置調整が可能である。
実施の形態7.
図20は、実施の形態7に係る半導体レーザモジュールを示す断面図である。半導体レーザ装置100は、この図では実施の形態1に係る半導体レーザ装置であるが、実施の形態2~6の何れかに係る半導体レーザ装置でもよい。円筒状のホルダ101は、半導体レーザ装置100を保持し、レセプタクル102の光ファイバに光結合させる。ホルダ101の下端の湾曲面の一部に、半導体レーザ装置100のブロック2の形状に合わせて開口101aが形成されている。ブロック2の放熱面2bが、ホルダ101に覆われることなく、開口101aから露出している。これにより、半導体レーザチップ6からの熱を効率的に放熱することができる。また、半導体レーザ装置100とホルダ101を組み合わせた半導体レーザモジュールの形状は従来とほぼ同等となるため、光トランシーバ実装の際も光軸調芯が容易である。
1 金属ステム、1a 主面、2 ブロック、2a 実装面、2b 放熱面、2c 窪み、2d 彫り込み、2e 傾斜面、2f 凹部、6 半導体レーザチップ、9 キャップ、10 レンズ、11 鏡筒、11a 切り欠き、21 下段ブロック、22 上段ブロック、100 半導体レーザ装置、101 ホルダ、101a 開口

Claims (7)

  1. TO-CAN型の半導体レーザ装置と、
    前記半導体レーザ装置を保持して光ファイバに光結合させるホルダとを備え、
    前記半導体レーザ装置は、
    円板状の金属ステムと、
    前記金属ステムの主面に形成され、実装面と、前記実装面とは反対側の放熱面とを有する金属製のブロックと、
    前記ブロックの前記実装面に実装された半導体レーザチップと、
    前記半導体レーザチップから出射されたレーザ光を集光するレンズと、前記レンズを保持し前記金属ステム又は前記ブロックに固定された鏡筒とを有するキャップとを備え、
    前記ブロックの前記放熱面は、前記鏡筒で覆われておらず、前記金属ステムの側面と面一であり、
    前記ホルダの一部に開口が形成され、
    前記ブロックの前記放熱面が前記開口から露出していることを特徴とする半導体レーザモジュール
  2. 前記鏡筒には前記ブロックの前記放熱面の形状に合わせて切り欠きが形成され、
    前記鏡筒の前記切り欠きが前記ブロックに嵌合され、
    前記ブロックの前記放熱面は前記切り欠きから露出していることを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザモジュール
  3. 前記半導体レーザチップと前記レンズとの間において前記ブロックの先端部は前記レーザ光に干渉しないことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体レーザモジュール
  4. 前記レーザ光の通過経路において前記ブロックの前記先端部に窪みが形成されていることを特徴とする請求項3に記載の半導体レーザモジュール
  5. 前記ブロックの前記実装面に半円形の彫り込みが形成され、
    円板状の前記鏡筒の外周部が前記彫り込みに嵌合されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザモジュール
  6. 前記ブロックは、下段ブロックと、前記下段ブロックの上面に形成され前記下段ブロックよりも幅が狭い上段ブロックとを有し、
    前記鏡筒は、前記金属ステムの前記主面と前記下段ブロックの前記上面に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体レーザモジュール
  7. 前記ブロックは、前記金属ステムの前記主面に対して傾斜した傾斜面を有し、
    前記傾斜面の外周部に凹部が形成され、
    円筒状の前記鏡筒の端部が前記傾斜面に対応する角度で切り取られ、
    前記鏡筒の前記端部が前記傾斜面の前記凹部に嵌合されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザモジュール。
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