JP7507994B1 - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 室内機と室外機のそれぞれの熱交換器の目標仕様に応じた最適設計を実現できる空気調和装置を提供すること。
【解決手段】 空気調和装置は、アルミニウムまたはアルミニウム合金(アルミニウム等)で形成される室内伝熱管を含み、室内伝熱管が、アルミニウム等で形成される室内接続配管と接続される室内機と、アルミニウム等で形成される室外伝熱管を含み、室外伝熱管が、アルミニウム等で形成される室外接続配管と接続される室外機を含む。室内伝熱管は、複数の室内伝熱板が設けられる室内熱交換部と、室内熱交換部の内径より大きく、室内接続配管が挿入される室内接合部を有し、室外伝熱管は、複数の室外伝熱板が設けられる室外熱交換部と、室外熱交換部の内径より大きく、室外接続配管が挿入される室外接合部を有し、室内熱交換部の内径に対する室内接合部の内径の比率が、室外熱交換部の内径に対する室外接合部の内径の比率より大きい。
【選択図】 図3

Description

本発明は、空気調和装置に関する。
空気調和装置の室内機と室外機が備える熱交換器は、伝熱管として、一般に銅管が使用されるが、コスト削減のため、アルミニウムまたはアルミニウム合金で形成されたアルミ管の利用が進められている。伝熱管の外周に設けられる複数の伝熱板(フィン)は、アルミニウムまたはアルミニウム合金で形成された板が使用されているため、伝熱管にアルミ管を使用した熱交換器は、オールアルミニウム熱交換器と呼ばれる。
熱交換器の伝熱管は、冷媒が流れる配管と接続される。伝熱管と配管との接続構造は、伝熱管に配管を挿入し、ロウ付けで固定する構造とされる。オールアルミニウム熱交換器は、伝熱管がアルミ管であるため、強度が低く、その連結部分を補強する必要がある。
伝熱管と配管との重なり部分を長くすることで、その連結部分の強度を確保することができる。しかしながら、重なり部分を長くすると、ロウ付け部分が長くなり、ロウ材がより多く必要になって、ロウ付け加工にかかる時間も長くなる。そこで、ロウ付け部分を長くすることなく連結部分の強度を確保できる構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2022-170142号公報
品質と生産性を両立できる熱交換器の構造寸法の確立(最適化)が設計上の重要課題であるが、オールアルミニウム熱交換器では品質と生産性を両立させる難易度が高い。
ところで、室内機と室外機では、熱交換器に求められる品質が必ずしも同一ではなく、室内機では、運転中の冷媒流動音の静音化を優先し、室外機では、生産性(加工性)を優先することに着眼した。
そこで、本発明は、必要な品質と生産性を両立する空気調和装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題に鑑み、アルミニウムまたはアルミニウム合金により形成される室内伝熱管を含み、室内伝熱管の少なくとも一部がアルミニウムまたはアルミニウム合金により形成される室内接続配管と接続される室内機と、
アルミニウムまたはアルミニウム合金により形成される室外伝熱管を含み、室外伝熱管の少なくとも一部がアルミニウムまたはアルミニウム合金により形成される室外接続配管と接続される室外機と
を含み、
室内伝熱管は、外周に複数の室内伝熱板が設けられる室内熱交換部と、室内熱交換部の内径より大きく、室内接続配管が挿入される室内接合部とを有し、
室外伝熱管は、外周に複数の室外伝熱板が設けられる室外熱交換部と、室外熱交換部の内径より大きく、室外接続配管が挿入される室外接合部とを有し、
室内熱交換部の内径に対する室内接合部の内径の比率が、室外熱交換部の内径に対する室外接合部の内径の比率より大きい、空気調和装置が提供される。
本発明によれば、必要な品質と生産性を両立する空気調和装置を提供することが可能となる。
空気調和装置の構成例を示した図。 室内機が備える室内熱交換器の外観およびその一部を拡大して示した図。 室内伝熱管と室内接続配管を接続した第1の例を示した図。 室外機が備える室外熱交換器の外観およびその一部を拡大して示した図。 室外伝熱管と室外接続配管を接続した例を示した図。 室内伝熱管と室内接続配管を接続した第2の例を示した図。
図1は、空気調和装置の構成例を示した図である。空気調和装置10は、空気調和を行う空間内(室内)に設置される室内機11と、室外に設置される室外機20とを含む。空気調和装置10は、室内機11と室外機20との間で冷媒を循環させ、室内の空気と熱交換させることにより、室内の空気の温度や湿度等を調整する。
室内機11および室外機20は、それぞれ2台以上で構成されていてもよく、室内機11は、1台の室外機20に対し、2台以上接続されていてもよい。冷媒としては、ハイドロフルオロカーボン(HFC)やハイドロフルオロオレフィン(HFO)を使用することができる。HFCの種類としては、R410A、R32等を挙げることができる。HFOの種類としては、R1234yf等を挙げることができる。
室内機11は、リモコンとの間で通信を行い、運転指令、停止指令、設定温度の変更指令、運転モードの変更指令等の種々の信号を受信する。室内機11は、室外機20と通信線を介して接続され、室外機20と協働して室内の空気調和を行う。
室内機11は、リモコンからの運転指令を受信して起動し、室外機20に対し、起動を指示する。室内機11とリモコンは、通信線により接続されていてもよいし、無線通信を行うように構成されていてもよい。室外機20は、起動後、室内の温度等が設定温度等になるように、圧縮機の回転数や膨張弁の開度等を調整し、冷媒の循環量等を制御する。
室内機11は、室内熱交換器12と、室内ファン13と、室内ファンモータ14とを備える。室内ファン13は、室内ファンモータ14により駆動し、室内の空気を取り込み、室内熱交換器12へ送り込む。室内熱交換器12は、内部に冷媒が流動する室内伝熱管を有し、送り込まれた空気が室内伝熱管の表面に接触して熱交換を行うように構成されている。室内熱交換器12により熱交換された空気は、室内へ排出される。
室内機11は、そのほか、室内温度等を検知するための各種センサや室内膨張弁等を備えることができる。
室外機20は、圧縮機21と、アキュームレータ22と、四方弁23と、室外膨張弁24と、室外熱交換器25と、送風手段として室外ファン26と、室外ファンモータ27とを備える。圧縮機21は、例えばロータリ圧縮機やスクロール圧縮機等であり、圧縮機モータにより駆動し、低圧のガス冷媒を圧縮し、高圧のガス冷媒として吐出する。アキュームレータ22は、過渡時の液戻りを貯留するための容器で、冷媒を適度な乾き度に調整する。乾き度は、蒸気と微小液滴との混合状態を示す湿り蒸気中における蒸気の占める割合である。
四方弁23は、空気調和装置10の運転状態(運転モード)に応じて、冷媒の流路を切り替える弁である。運転モードは、冷房モード、暖房モード、送風モード等である。室外膨張弁24は、高圧の冷媒を減圧し、膨張させる弁である。室外ファン26は、室外ファンモータ27により駆動し、室外の空気を取り込み、室外熱交換器25へ送り込む。室外熱交換器25は、内部に冷媒が流動する室外伝熱管を有し、送り込まれた空気が室外伝熱管の表面に接触して熱交換を行うように構成されている。室外熱交換器25により熱交換された空気は、室外へ排出される。
室外機20は、さらに、制御装置28を備えている。制御装置28は、圧縮機21、四方弁23、室外膨張弁24、室内ファンモータ14、室外ファンモータ27と接続され、これらの制御を行う。具体的には、圧縮機モータの回転数、室外膨張弁24の開度、室内ファンモータ14および室外ファンモータ27の回転数等の制御である。これらを制御するため、室外機20にも、外気温度を検知するセンサ等の各種センサが取り付けられる。制御装置28は、各種センサにより検出された情報に基づき、これらの制御を行う。
なお、制御装置28は、室外機20にのみ実装されるのではなく、室内機11に実装されていてもよいし、室内機11と室外機20の両方に、その機能を2つに分けて実装されていてもよい。
例えば、暖房運転時は、室内熱交換器12を凝縮器とし、室外熱交換器25を蒸発器として利用する。このため、制御装置28は、矢印に示すように、圧縮機21、四方弁23、室内熱交換器12、室外膨張弁24、室外熱交換器25、四方弁23、アキュームレータ22、圧縮機21の順で系内に封入された冷媒を循環させる。
圧縮機21は、低温低圧のガス状態の冷媒(冷媒ガス)を圧縮し、高温高圧の冷媒ガスとして吐出する。室内熱交換器12は、室内の空気と熱交換を行い、冷媒ガスを冷却し、凝縮させる。室外膨張弁24は、液状態の冷媒を減圧する。室外膨張弁24は、適度な液体の量になるように制御装置28により開度が調整される。室外熱交換器25は、室外の空気と熱交換を行い、冷媒を蒸発させる。その後、冷媒は、四方弁23を通してアキュームレータ22へ送られ、圧縮機21へ戻される。
図2は、室内機11が備える室内熱交換器12の外観およびその一部を拡大して示した図である。図2(a)が、室内熱交換器12の外観を示した図で、図2(b)が、図2(a)において丸で囲まれた部分(A部)を拡大して示した図で、図2(c)が、図2(a)において丸で囲まれた部分(B部)を拡大して示した図ある。図2(a)に示すように、室内熱交換器12は、複数の室内伝熱管30と、室内伝熱管30同士を接続するU字形の室内U字接続配管31と、直線状に延びる室内伝熱管30の外周に設けられる複数の伝熱板(フィン)を含み、略コの字形の熱交換器で、室内ファン13を取り囲むように配置される。
複数の室内伝熱管30は、1以上の室内U字接続配管31により互いに連結され、冷媒が流れる流路を形成する。1以上の室内U字接続配管31により接続された複数の室内伝熱管30の一端と他端とに、室内接続配管32が接続される。
したがって、1以上の室内U字接続配管31により接続された複数の室内伝熱管30の一端に接続された室内接続配管32から冷媒を供給し、他端へ向けて冷媒を流動させ、その間において空気との間で熱交換を行い、他端から該他端に接続された室内接続配管32へ冷媒を排出することができる。
なお、上記の室内熱交換器12内の冷媒の流路は、1つに限らず、2以上の流路を形成してもよい。この場合、冷媒の入口側に2以上の室内接続配管32が接続され、出口側に2以上の室内接続配管32が接続されることになるが、入口側および出口側のそれぞれの2以上の室内接続配管32に集合管を用いることができる。また、室内機11と室外機20との間を接続する2本の冷媒配管のそれぞれに分岐管を設け、分岐管に上記の2以上の室内接続配管32を接続した構成としてもよい。
図2(a)、(b)に示すように、室内伝熱管30は、外周にフィンが設けられる室内熱交換部33と、室内接続配管32の端部が挿入される室内接合部34とを有する。したがって、室内接合部34の、室内接続配管32の端部が挿入される部分の内径は、室内熱交換部33の内径より大きい。
また、図2(c)に示すように、例えば、隣り合う2つの室内伝熱管30の室内接合部34に、室内U字接続配管31の2つの端部が挿入され、当該2つの室内伝熱管30が室内U字接続配管31により接続される。なお、1つの室内U字接続配管31により接続される2つの室内伝熱管30は、隣り合う2つの室内伝熱管30に限定されるものではない。室内U字接続配管31の2つの端部も、室内接続配管32の端部と同様の形状である。したがって、2つの室内伝熱管30のそれぞれの室内接合部34の、室内U字接続配管31の2つの端部がそれぞれ挿入される部分の内径は、当該2つの室内伝熱管30のそれぞれの室内熱交換部33の内径より大きい。
図3は、室内伝熱管30と室内接続配管32の接続構造の第1の例を示した図である。図3(a)は、室内伝熱管30に室内接続配管32が挿入されたところを示したA部の断面図で、図3(b)は、室内伝熱管30のA部の断面図である。なお、室内伝熱管30に室内U字接続配管31が挿入されたところを示したB部の断面図、室内伝熱管30のB部の断面図も、図3(a)、(b)に示した断面図と同様である。
室内熱交換部33は、外周に複数のフィンが設けられた部分である。複数のフィンは、室内伝熱管30が延びる方向に対して垂直方向に延び、一定の間隔で略平行に配設される。室内伝熱管30は、一定の内径を有する内面が平滑な管であってもよいし、内面に螺旋状の溝を有する管であってもよい。内面に溝を設けることで、内面が平滑な管に比べて内表面積が増加し、溝により管内に均一な液膜が形成され、管内側の伝熱性能を向上させることができる。なお、内面に溝を有する管の場合、管の径方向の中心に向けて最も突出する部分により形成される略円形の開口部分の径が、その管の内径とされる。
室内接合部34は、室内伝熱管30の端部を拡管加工することにより形成される。拡管加工は、例えば金型が回転し、叩きながら丸棒やパイプ材の外径を絞っていく冷間鍛造加工であるスウェージング加工を一例として挙げることができる。
室内接合部34は、内部が中空で、室内熱交換部33に連続し、一端から他端へ向けて径が拡大する第1の室内拡径部35と、内部が中空で、第1の室内拡径部35に連続し、室内熱交換部33の内径より大きく、一端から他端へ向けて径が変化しない第2の室内拡径部36と、内部が中空で、第2の室内拡径部36に連続し、一端から他端へ向けて径が拡大する第3の室内拡径部37とを有する。
室内接続配管32は、第3の室内拡径部37を介して第2の室内拡径部36へ挿入される。第2の室内拡径部36へ室内接続配管32を挿入した後、第3の室内拡径部37と室内接続配管32との間の開いた開口38からロウ材をバーナー等の加熱手段により溶解して第2の室内拡径部36と室内接続配管32との間に流し込み、自然冷却により固着して室内伝熱管30と室内接続配管32を接合(ロウ付け)する。ロウ材としては、アルミニウムロウ等を用いることができる。図3(a)に示す室内接続配管32は、室内伝熱管30側の端部に位置する先端とその他の部分の径が変化しない室内接続配管である。
ここで、図3(b)に示すように、室内伝熱管30の室内熱交換部33の内径をD1とし、室内接合部34の第2の室内拡径部36の内径をD2とし、図3(a)に示すように、室内接続配管32の内径をD3とし、室内接続配管32の外径をD4とする。
室内熱交換部33は、品質(顧客満足度)の向上を目的に、冷媒流動音を抑制できる設計が求められる。
冷媒流動音は、流路の抵抗の変化が大きい場所で発生しやすい。例えば、配管の細径部などの局所的に狭間流路となる場所である。このため、室内伝熱管30や室内接続配管32に内径が細くなるような構造を可能な限り避ける必要がある。また、室内伝熱管30と室内接続配管32を接続する室内接合部34において、室内伝熱管30の室内熱交換部33の内径D1と、室内接続配管32の内径D3の変化を可能な限り小さくする設計が望ましい。すなわち、D1≒D3である。
それに加えて、室内伝熱管30の室内接合部34の第2の室内拡径部36の内径D2を、室内接続配管32の外径D4より大きくする必要がある。しかしながら、第2の室内拡径部36の内径D2を大きくすればするほど、拡管加工時に割れが発生しやすくなる傾向にある。そこで、冷媒流動音を抑制するための内径D2は、冷媒流動音の低減と拡管の加工性を両立できる寸法にすることが重要である。
流路の抵抗の変化は、室内伝熱管30と室内U字接続配管31の間でも生じ得る。したがって、室内U字接続配管31の2つの端部の内径を、室内接続配管32の内径と同じくD3とすると、上記のD1≒D3が成立するような設計が望ましい。また、室内U字接続配管31の外径を、室内接続配管32の外径と同じくD4とすると、D2をD4より大きくする必要があるが、D2は、冷媒流動音の低減と拡管の加工性を両立できる寸法にすることが重要である。
このように、冷媒流動音を低減するには、室内伝熱管30と室内接続配管32の間と、室内伝熱管30と室内U字接続配管31の間の両方の流路の抵抗の変化が小さくなるような設計が望ましい。しかしながら、冷媒流動音は、室内伝熱管30と室内接続配管32の間で発生する音のほうが大きいことから、室内伝熱管30と室内接続配管32の間のみを流路の抵抗の変化が小さくなるように設計してもよい。さらには、室内伝熱管30と室内接続配管32とは、冷媒の入口と出口の2箇所で接続されることになるが、出口側の方が、冷媒流動音が大きいことから、出口側のみを流路の抵抗の変化が小さくなるように設計してもよい。
図4は、室外機20が備える室外熱交換器25の外観およびその一部を拡大して示した図である。図4(a)が、室外熱交換器25の外観を示し、図4(b)が、図4(a)において丸で囲まれた部分(C部)を拡大して示した図である。図4(a)に示すように、室外熱交換器25は、複数の室外伝熱管40と、2本の室外伝熱管40を接続するU字形の室外U字接続配管41と、直線状に延びる室外伝熱管40の外周に設けられる複数の伝熱板(フィン)を含み、内部を取り囲むように配設される。
複数の室外伝熱管40は、室外U字接続配管41により互いに連結され、冷媒が流れる流路を形成する。室外U字接続配管41により接続された複数の室外伝熱管40の一端と他端とに、室外接続配管42が接続される。
したがって、室外U字接続配管41により接続された複数の室外伝熱管40の一端に接続された室外接続配管42から冷媒を供給し、他端へ向けて冷媒を流動させ、その間において空気との間で熱交換を行い、他端から該他端に接続された室外接続配管42へ冷媒を排出することができる。
図4(b)に示すように、室外伝熱管40は、外周にフィンが設けられる室外熱交換部43と、室外接続配管42の端部または室外U字接続配管41の端部が挿入される室外接合部44とを有する。したがって、室外接合部44の、室外接続配管42の端部または室外U字接続配管41の端部が挿入される部分の内径は、室外熱交換部43の内径より大きい。
図5は、室外伝熱管40と室外接続配管42の接続構造の例を示した図である。図5(a)は、室外伝熱管40に室外接続配管42が挿入されたところを示したC部の断面図で、図5(b)は、室外伝熱管40のC部の断面図である。
室外熱交換部43は、外周に複数のフィンが設けられた部分である。複数のフィンは、室外伝熱管40が延びる方向に対して垂直方向に延び、一定の間隔で略平行に配設される。室外伝熱管40は、一定の内径を有する内面が平滑な管であってもよいし、内面に螺旋状の溝を有する管であってもよい。室内伝熱管30と同様、内面に溝を設けることで、内面が平滑な管に比べて内表面積が増加し、溝により管内に均一な液膜が形成され、管内側の伝熱性能を向上させることができる。なお、内面に溝を有する管の場合、管の径方向の中心に向けて最も突出する部分により形成される略円形の開口部分の径が、その管の内径とされる。
室外接合部44は、室外伝熱管40の端部を、スウェージング加工等の拡管加工することにより形成される。
室外接合部44は、内部が中空で、室外熱交換部43に連続し、一端から他端へ向けて径が拡大する第1の室外拡径部45と、内部が中空で、第1の室外拡径部45に連続し、室外熱交換部43の内径より大きく、一端から他端へ向けて径が変化しない第2の室外拡径部46と、内部が中空で、第2の室外拡径部46に連続し、一端から他端へ向けて径が拡大する第3の室外拡径部47とを有する。
室外接続配管42は、第3の室外拡径部47を介して第2の室外拡径部46へ挿入される。第2の室外拡径部46へ室外接続配管42を挿入した後、第3の室外拡径部47と室外接続配管42との間の大きく開いた開口48からロウ材をバーナー等の加熱手段により溶解して第2の室外拡径部46と室外接続配管42との間に流し込み、自然冷却により固着して室外伝熱管40と室外接続配管42をロウ付けする。図5(a)に示す室外接続配管42は、室外伝熱管40側の端部に位置する先端とその他の部分の径が変化しない室外接続配管である。
ここで、図5(b)に示すように、室外熱交換部43の内径をD5とし、室外接合部44の第2の室外拡径部46の内径をD6とし、図5(a)に示すように、室外接続配管42の内径をD7とし、室外接続配管42の外径をD8とする。
室外機20は、室外に設置され、同じ筐体内に、室外熱交換器25の冷媒流動音を超える圧縮機21のモータ音等の音を発生する装置を備える。このため、顧客にとっては、冷媒流動音は圧縮機21のモータ音等に比較して小さく、モータ音自体も室外で発生する音であるため、気になるような音ではなく、許容できる傾向にある。
一方で、室外伝熱管40の端部を拡げて拡管し、室外接合部44を形成する際、拡管する度合いを大きくする、すなわち第2の室外拡径部46の内径D6を大きくすると、割れが発生するおそれがある。割れの発生は、製品不良となり、不良率の増加につながる。
割れに発生を抑制するには、拡管する度合いを小さくする必要がある。なお、拡管する度合いを小さくすると、室内熱交換器12のように、室内伝熱管30の室内熱交換部33の内径D1と、室内接続配管32の内径D3の変化を可能な限り小さくすることはできなくなる。すなわち、冷媒流動音が発生する設計となる。
室外熱交換器25は、冷媒流動音が許容できる傾向にあるため、室内熱交換器12と同様に、室外熱交換部43の内径D5と室外接続配管42の内径D7をほぼ等しくする必要はない。このため、室外熱交換器25は、室外伝熱管40の端部の拡管する度合いを小さくすることができる。これにより、安定した加工が実現され、割れの発生が少なくなり、不良率が低下し、生産性(加工性)が改善する。また、室外伝熱管40の端部の拡管する度合いが小さくなれば、そこに挿入する室外接続配管42の外径を小さくすることができるため、製造コストを低減することができる。
したがって、室内熱交換器12に対しては、屋内での使用を想定し、冷媒流動音の静音化を強化した品質(低騒音)重視の設計とし、室外熱交換器25に対しては、屋外での使用を想定し、室内機11に比べて冷媒流動音が許容できることから、生産性やコストを重視した設計とすることができ、各熱交換器の要求仕様に対して、品質、生産性、コストを両立した最適設計を実現することができる。
このとき、室内熱交換部33の内径D1に対する室内接合部34の内径D2の比率D2/D1が、室外熱交換部43の内径D5に対する室外接合部44の内径D6の比率D6/D5より大きい、すなわちD2/D1>D6/D5という相関が成立する。比率D2/D1は、室内内径比率であり、比率D6/D5は、室外内径比率である。
室内熱交換部33の内径D1と室外熱交換部43の内径D5は、ほぼ同じ径(D1≒D5)とすることができる。冷媒流動音が室内熱交換部33よりも許容できる傾向にある室外熱交換部43においては、室外伝熱管40の拡管時の割れの発生率を低減することを優先し、室外接合部44の内径D6(室外接合部44の第2の室外拡径部46の内径)を、室内接合部34の内径D2(室内接合部34の第2の室内拡径部36の内径)より小さくすることができる。すなわち、D2>D6である。これらのことから、上記のD2/D1>D6/D5が成立する。
室外接合部44は、室内接合部34より拡管する度合いを小さくすることができるため、室外接合部44に挿入する室外接続配管42の外径D8は、室内接合部34に挿入する室内接続配管32の外径D4より小さくすることができる。すなわち、D4>D8が成立する。
具体的に説明する。室内伝熱管30および室外伝熱管40の加工寸法をD1=6mm、D2=7.2mm、D5=6mm、D6=6.5mmとした場合、D2/D1=1.20となり、D6/D5=1.08となり、D2/D1>D6/D5の相関が成立する。また、室内接続配管32および室外接続配管42の外径寸法をD4=7mm、D8=6.35mmとした場合、D4>D8の相関が成立する。このため、このような拡管構造寸法とすることで、室内熱交換器12については品質(低騒音)を重視し、室外熱交換器25については生産性およびコストを重視した最適設計を実現することができる。
室内接合部34は、図3(a)に示すように、先端とその他の部分の径が変化しない室内接続配管32を挿入し、接合することができる。同様に、室外接合部44も、図5(a)に示すように、先端とその他の部分の径が変化しない室外接続配管42を挿入し、接合することができる。
なお、室内接続配管32および室外接続配管42は、室内伝熱管30側および室外伝熱管40側の端部に位置する先端がその他の部分よりも細径である配管であってもよい。図6は、先端がその他の部分よりも細径である室内接続配管32の一例を示した図である。室内伝熱管30は、室内熱交換部33と、室内接合部34とを有し、室内接合部34は、第1の室内拡径部35と、第2の室内拡径部36と、第3の室内拡径部37とを有する。
室内接続配管32は、室内本管部50と、室内伝熱管30側の端部に位置し、室内本管部50よりも細径である室内細径部51とを有する。図6では、室内本管部50と、室内細径部51との間に、室内本管部50側から室内細径部51側へ径が縮小する室外縮径部を有している。室内細径部51は、室内接続配管32の先端に形成され、ほぼ一定の径を有する。このような構造の室内接続配管32を室内接合部34に挿入して接合する場合、室内接合部34の第2の室内拡径部36の内面に、室内本管部50における室内細径部51に近隣した部分の外面が隣接し、室内細径部51は、第2の室内拡径部36を超えて第1の室内拡径部35へ挿入され、さらには、室内熱交換部33内へ挿入され得る。
第3の室内拡径部37と室内接続配管32の室内本管部50との間の開口38に、ロウ材を溶解して流し込み、第2の室内拡径部36と室内本管部50における室内細径部51に近隣した部分とをロウ付けすることにより、室内伝熱管30と室内接続配管32とを接合することができる。なお、室内細径部51が室内熱交換部33へ挿入されることにより、室内伝熱管30と室内接続配管32との重なり部分の長さを長くし、接合強度を向上させることができる。なお、室内細径部51のような細径部は、室内U字接続配管31、室外U字接続配管41、室外接続配管42の先端にも設けてもよい。
室内接合部34の内径は、第2の室内拡径部36の内径とすることができるが、これに限られるものではなく、室内接続配管32のうち室内本管部50(細径部なし管を含む)の先端に対応する位置における室内接合部34の内径であってもよいし、室内接合部34の内径の平均値であってもよい。
また、室外接合部44の内径は、第2の室外拡径部46の内径とすることができるが、これに限られるものではなく、室外接続配管42のうち室外本管部(細径部なし管を含む)の先端に対応する位置における室外接合部44の内径であってもよいし、室外接合部44の内径の平均値であってもよい。
したがって、室内熱交換部33の内径D1に対する室内本管部50の先端に対応する位置の室内接合部34の内径の比率が、室外熱交換部43の内径D5に対する室外本管部の先端に対応する位置の室外接合部44の内径の比率より大きいという相関が成立し得る。また、室内熱交換部33の内径D1に対する室内接合部34の内径の平均値の比率が、室外熱交換部43の内径D5に対する室外接合部44の内径の平均値の比率より大きいという相関が成立し得る。また、室内熱交換部33の内径D1と室内本管部50の内径、すなわち室内接続配管32の内径D3との差は、室外熱交換部43の内径D5と室外本管部の内径、すなわち室外接続配管42の内径D7との差より小さいという相関が成立し得る。すなわち、|D1-D3|<|D5-D7|が成立する。
室内U字接続配管31も、室内接続配管32と同様、室内伝熱管30側の端部に位置する先端がその他の部分よりも細径である配管の場合、室内本管部と室内細径部とを有し、先端とその他の部分の径が変化しない配管の場合、室内本管部を有し、室外U字接続配管41も、室外接続配管42と同様、室外伝熱管40側の端部に位置する先端がその他の部分よりも細径である配管の場合、室外本管部と室外細径部とを有し、先端とその他の部分の径が変化しない配管の場合、室外本管部を有する。
このため、室内熱交換部33の内径D1に対する室内本管部の先端に対応する位置の室内接合部34の内径の比率が、室外熱交換部43の内径D5に対する室外本管部の先端に対応する位置の室外接合部44の内径の比率より大きいという相関が成立し得る。また、室内熱交換部33の内径D1に対する室内接合部34の内径の平均値の比率が、室外熱交換部43の内径D5に対する室外接合部44の内径の平均値の比率より大きいという相関が成立し得る。また、室内熱交換部33の内径D1と室内本管部の内径、すなわち室内U字接続配管31の内径との差は、室外熱交換部43の内径D5と室外本管部の内径、すなわち室外U字接続配管41の内径との差より小さいという相関が成立し得る。
また、室内接続配管32の室内本管部50の外径は、室外接続配管42の室外本管部の外径より大きいという相関が成立し得る。室内U字接続配管31の室内本管部の外径は、室外U字接続配管41の室外本管部の外径より大きいという相関が成立し得る。
以上に説明してきたように、本発明の空気調和装置を提供することで、各熱交換器の要求仕様に対して品質、生産性、コストを両立した最適設計を実現することができる。
これまで本発明の空気調和装置について上述した実施形態をもって詳細に説明してきたが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態や、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
したがって、室内伝熱管30と室内接続配管32、室内伝熱管30と室内U字接続配管31のいずれか一方またはその両方を、上記の冷媒流動音を抑制するための流路の抵抗の変化を小さくような設計としてもよい。
10…空気調和装置
11…室内機
12…室内熱交換器
13…室内ファン
14…室内ファンモータ
20…室外機
21…圧縮機
22…アキュームレータ
23…四方弁
24…膨張弁
25…室外熱交換器
26…室外ファン
27…室外ファンモータ
28…制御装置
30…室内伝熱管
31…室内U字接続配管
32…室内接続配管
33…室内熱交換部
34…室内接合部
35…第1の室内拡径部
36…第2の室内拡径部
37…第3の室内拡径部
38…開口
40…室外伝熱管
41…室外U字接続配管
42…室外接続配管
43…室外熱交換部
44…室外接合部
45…第1の室外拡径部
46…第2の室外拡径部
47…第3の室外拡径部
48…開口
50…室内本管部
51…室内細径部

Claims (13)

  1. アルミニウムまたはアルミニウム合金により形成される室内伝熱管を含み、前記室内伝熱管の少なくとも一部がアルミニウムまたはアルミニウム合金により形成される室内接続配管と接続される室内機と、
    アルミニウムまたはアルミニウム合金により形成される室外伝熱管を含み、前記室外伝熱管の少なくとも一部がアルミニウムまたはアルミニウム合金により形成される室外接続配管と接続される室外機と
    を含み、
    前記室内伝熱管は、外周に複数の室内伝熱板が設けられる室内熱交換部と、前記室内熱交換部の内径より大きく、前記室内接続配管が挿入される室内接合部とを有し、
    前記室外伝熱管は、外周に複数の室外伝熱板が設けられる室外熱交換部と、前記室外熱交換部の内径より大きく、前記室外接続配管が挿入される室外接合部とを有し、
    前記室内熱交換部の内径に対する前記室内接合部の内径の比率が、前記室外熱交換部の内径に対する前記室外接合部の内径の比率より大きい、空気調和装置。
  2. アルミニウムまたはアルミニウム合金により形成される室内伝熱管を含み、前記室内伝熱管の少なくとも一部がアルミニウムまたはアルミニウム合金により形成される室内U字接続配管と接続される室内機と、
    アルミニウムまたはアルミニウム合金により形成される室外伝熱管を含み、前記室外伝熱管の少なくとも一部がアルミニウムまたはアルミニウム合金により形成される室外U字接続配管と接続される室外機と
    を含み、
    前記室内伝熱管は、外周に複数の室内伝熱板が設けられる室内熱交換部と、前記室内熱交換部の内径より大きく、前記室内U字接続配管が挿入される室内接合部とを有し、
    前記室外伝熱管は、外周に複数の室外伝熱板が設けられる室外熱交換部と、前記室外熱交換部の内径より大きく、前記室外U字接続配管が挿入される室外接合部とを有し、
    前記室内熱交換部の内径に対する前記室内接合部の内径の比率が、前記室外熱交換部の内径に対する前記室外接合部の内径の比率より大きい、空気調和装置。
  3. 前記室内接合部は、一端から他端へ向けて径が拡大する第1の室内拡径部と、前記第1の室内拡径部に連続し、前記室内熱交換部の内径より大きく、一端から他端へ向けて径が変化しない第2の室内拡径部とを有し、
    前記室外接合部は、一端から他端へ向けて径が拡大する第1の室外拡径部と、前記第1の室外拡径部に連続し、前記室外熱交換部の内径より大きく、一端から他端へ向けて径が変化しない第2の室外拡径部とを有し、
    前記室内熱交換部の内径に対する前記第2の室内拡径部の内径の比率が、前記室外熱交換部の内径に対する前記第2の室外拡径部の内径の比率より大きい、請求項1または2に記載の空気調和装置。
  4. 前記室内接続配管は、室内本管部と、前記室内伝熱管側の端部に位置し、前記室内本管部よりも細径である室内細径部とを有するか、または、前記室内本管部を有し、
    前記室外接続配管は、室外本管部と、前記室外伝熱管側の端部に位置し、前記室外本管部よりも細径である室外細径部とを有するか、または、前記室外本管部を有し、
    前記室内熱交換部の内径に対する前記室内本管部の先端に対応する位置の前記室内接合部の内径の比率が、前記室外熱交換部の内径に対する前記室外本管部の先端に対応する位置の前記室外接合部の内径の比率より大きい、請求項1に記載の空気調和装置。
  5. 前記室内U字接続配管は、室内本管部と、前記室内伝熱管側の端部に位置し、前記室内本管部よりも細径である室内細径部とを有するか、または、前記室内本管部を有し、
    前記室外U字接続配管は、室外本管部と、前記室外伝熱管側の端部に位置し、前記室外本管部よりも細径である室外細径部を有するか、または、前記室外本管部を有し、
    前記室内熱交換部の内径に対する前記室内本管部の先端に対応する位置の前記室内接合部の内径の比率が、前記室外熱交換部の内径に対する前記室外本管部の先端に対応する位置の前記室外接合部の内径の比率より大きい、請求項2に記載の空気調和装置。
  6. 前記室内熱交換部の内径に対する前記室内接合部の内径の平均値の比率が、前記室外熱交換部の内径に対する前記室外接合部の内径の平均値の比率より大きい、請求項1または2に記載の空気調和装置。
  7. 前記室内接続配管は、室内本管部と、前記室内伝熱管側の端部に位置し、前記室内本管部よりも細径である室内細径部とを有するか、または、前記室内本管部を有し、
    前記室外接続配管は、室外本管部と、前記室外伝熱管側の端部に位置し、前記室外本管部よりも細径である室外細径部とを有するか、または、前記室外本管部を有し、
    前記室内熱交換部の内径と前記室内本管部の内径との差は、前記室外熱交換部の内径と前記室外本管部の内径との差より小さい、請求項1に記載の空気調和装置。
  8. 前記室内U字接続配管は、室内本管部と、前記室内伝熱管側の端部に位置し、前記室内本管部よりも細径である室内細径部とを有するか、または、前記室内本管部を有し、
    前記室外U字接続配管は、室外本管部と、前記室外伝熱管側の端部に位置し、前記室外本管部よりも細径である室外細径部とを有するか、または、前記室外本管部を有し、
    前記室内熱交換部の内径と前記室内本管部の内径との差は、前記室外熱交換部の内径と前記室外本管部の内径との差より小さい、請求項2に記載の空気調和装置。
  9. 前記室内接合部の内径が、前記室外接合部の内径より大きい、請求項1または2に記載の空気調和装置。
  10. 前記室内接続配管の外径は、前記室外接続配管の外径より大きい、請求項1に記載の空気調和装置。
  11. 前記室内接続配管は、室内本管部と、前記室内伝熱管側の端部に位置し、前記室内本管部よりも細径である室内細径部とを有するか、または、前記室内本管部を有し、
    前記室外接続配管は、室外本管部と、前記室外伝熱管側の端部に位置し、前記室外本管部よりも細径である室外細径部とを有し、
    前記室内本管部の外径は、前記室外本管部の外径より大きい、請求項1に記載の空気調和装置。
  12. 前記室内U字接続配管の外径は、前記室外U字接続配管の外径より大きい、請求項2に記載の空気調和装置。
  13. 前記室内U字接続配管は、室内本管部と、前記室内伝熱管側の端部に位置し、前記室内本管部よりも細径である室内細径部とを有するか、または、前記室内本管部を有し、
    前記室外U字接続配管は、室外本管部と、前記室外伝熱管側の端部に位置し、前記室外本管部よりも細径である室外細径部とを有し、
    前記室内本管部の外径は、前記室外本管部の外径より大きい、請求項2に記載の空気調和装置。
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