JP7507662B2 - 温度調整装置及び基板処理装置 - Google Patents

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Description

本開示は、温度調整装置及び基板処理装置に関する。
特許文献1には、載置台の載置面上に載置された基板を温度調整するために、載置台の内部に設けられた流路に冷媒を流すことによって基板を冷却する基板処理装置が開示されている。
特開2014-11382号公報
本開示は、面内での温度の均一性を向上させることができる技術を提供する。
本開示の一態様による温度調整装置は、第1部材と、流路と、空洞とを有する。第1部材は、温度制御の対象とされた第1面が形成される。流路は、第1部材の内部に、第1面に沿って形成され、冷媒が通流可能である。空洞は、流路の、他の領域よりも冷媒の流速が高くなる流速変化領域に隣接して、第1部材の内部に設けられる。
本開示によれば、面内での温度の均一性を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る基板処理装置の構成を示す概略断面図である。 図2は、実施形態に係る載置台の要部構成を示す概略断面図である。 図3は、実施形態に係る載置台を上方向から見た構成の一例を示す平面図である。 図4は、実施形態に係る空洞の配置の他の一例を模式的に示す図である。 図5は、実施形態に係る空洞の配置の他の一例を模式的に示す図である。 図6は、実施形態に係る空洞の天井面及び底面の高さの一例を示す図である。
以下、図面を参照して本願の開示する温度調整装置及び基板処理装置の実施形態について詳細に説明する。なお、本実施形態により、開示する温度調整装置及び基板処理装置が限定されるものではない。
ところで、基板処理装置では、載置台の内部に形成された流路の一部に冷媒の流速が局所的に高くなる領域が発生する。例えば、載置台内部の流路のうち、冷媒の導入口が設けられた入口部、曲率が大きい屈曲部、断面積が異なる2つの流路を接続する接続部、及び、冷媒の排出口が設けられた出口部等の領域において、冷媒の流速が局所的に高くなる。基板処理装置では、載置台内部の流路の一部の領域において冷媒の流速が局所的に高くなると、冷媒と載置面との間の熱交換が局所的に促進されて載置面の面内で温度の特異点が発生し、載置面の面内での温度の均一性が低下する虞がある。載置面の面内での温度の均一性の低下は、載置面上の基板に温度差を生じさせる要因となり、好ましくない。
そこで、面内での温度の均一性を向上させることが期待されている。
(実施形態)
[基板処理装置の構成]
図1は、実施形態に係る基板処理装置100の構成を示す概略断面図である。本実施形態では、基板処理装置100が、平行平板の電極を備えるプラズマ処理装置である場合を例に説明を行う。基板処理装置100は、気密に構成され、電気的に接地電位とされた処理容器1を有している。この処理容器1は、円筒状とされ、例えばアルミニウム等から構成されている。処理容器1は、プラズマが生成される処理空間を画成する。処理容器1内には、基板である半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)Wを水平に支持する載置台2が設けられている。本実施形態では、載置台2が温度調整装置に対応する。
載置台2は、基材(ベース)2a及び静電チャック(ESC:Electrostatic chuck)6を含んで構成されている。基材2aは、導電性の金属、例えばアルミニウム等で構成されており、下部電極としての機能を有する。静電チャック6は、ウエハWを静電吸着するための機能を有する。載置台2は、支持台4に支持されている。支持台4は、例えば石英等からなる支持部材3に支持されている。また、載置台2の上方の外周には、例えば単結晶シリコンで形成されたフォーカスリング5が設けられている。さらに、処理容器1内には、載置台2及び支持台4の周囲を囲むように、例えば石英等からなる円筒状の内壁部材3aが設けられている。
基材2aには、第1の整合器11aを介して第1のRF電源10aが接続されている。また、基材2aには、第2の整合器11bを介して第2のRF電源10bが接続されている。第1のRF電源10aは、プラズマ発生用のものである。第1のRF電源10aは、所定の周波数の高周波電力を載置台2の基材2aに供給する。第2のRF電源10bは、イオン引き込み用(バイアス用)のものである。第2のRF電源10bは、第1のRF電源10aより低い所定周波数の高周波電力を載置台2の基材2aに供給する。このように、載置台2は、第1のRF電源10a及び第2のRF電源10bから周波数の異なる2つの高周波電力の印加が可能に構成されている。一方、載置台2の上方には、載置台2と平行に対向するように、上部電極としての機能を有するシャワーヘッド16が設けられている。シャワーヘッド16と載置台2は、一対の電極(上部電極と下部電極)として機能する。
静電チャック6は、上面が平坦な円盤状に形成されている。静電チャック6の上面は、ウエハWが載置される載置面6eとされている。静電チャック6は、絶縁体6bの間に電極6aを介在させて構成されており、電極6aには直流電源12が接続されている。静電チャック6は、電極6aに直流電源12から直流電圧が印加されることにより生じるクーロン力によって、ウエハWを吸着する。
基材2aの内部には、流路20が形成されている。流路20の一方の端部には、冷媒入口配管21aが接続されている。流路20の他方の端部には、冷媒出口配管21bが接続されている。冷媒入口配管21aおよび冷媒出口配管21bは、図示しないチラーユニットに接続されている。流路20は、ウエハWの下方に位置してウエハWの熱を吸熱するように機能する。基板処理装置100は、チラーユニットから冷媒入口配管21aおよび冷媒出口配管21bを介して流路20の中に冷媒、例えば冷却水や、ガルデンなどの有機溶剤等を循環させることによって、載置台2を所定の温度に制御可能に構成されている。
なお、基板処理装置100は、ウエハWの裏面側に伝熱用ガスを供給して温度を個別に制御可能な構成としてもよい。例えば、載置台2等を貫通するように、ウエハWの裏面にヘリウムガス等の伝熱用ガス(バックサイドガス)を供給するためのガス供給管が設けられてもよい。ガス供給管は、図示しないガス供給源に接続されている。これらの構成によって、載置台2の上面に静電チャック6によって吸着保持されたウエハWを、所定の温度に制御する。
シャワーヘッド16は、処理容器1の天壁部分に設けられている。シャワーヘッド16は、本体部16aと電極板をなす上部天板16bとを備えており、絶縁性部材95を介して処理容器1の上部に支持される。本体部16aは、導電性材料、例えば表面が陽極酸化処理されたアルミニウムからなり、その下部に上部天板16bを着脱自在に支持できるように構成されている。
本体部16aは、内部にガス拡散室16cが設けられている。また、本体部16aは、ガス拡散室16cの下部に位置するように、底部に、多数のガス通流孔16dが形成されている。また、上部天板16bは、当該上部天板16bを厚さ方向に貫通するようにガス導入孔16eが、上記したガス通流孔16dと重なるように設けられている。このような構成により、ガス拡散室16cに供給された処理ガスは、ガス通流孔16d及びガス導入孔16eを介して処理容器1内にシャワー状に分散されて供給される。
本体部16aには、ガス拡散室16cへ処理ガスを導入するためのガス導入口16gが形成されている。ガス導入口16gには、ガス供給配管15aの一端が接続されている。このガス供給配管15aの他端には、処理ガスを供給する処理ガス供給源15が接続される。ガス供給配管15aには、上流側から順にマスフローコントローラ(MFC)15b、及び開閉弁V2が設けられている。ガス拡散室16cには、ガス供給配管15aを介して、処理ガス供給源15からプラズマエッチングのための処理ガスが供給される。処理容器1内には、ガス拡散室16cからガス通流孔16d及びガス導入孔16eを介して、シャワー状に分散されて処理ガスが供給される。
シャワーヘッド16には、ローパスフィルタ(LPF)71を介して可変直流電源72が電気的に接続されている。可変直流電源72は、オン・オフスイッチ73により給電のオン・オフが可能に構成されている。可変直流電源72の電流・電圧ならびにオン・オフスイッチ73のオン・オフは、後述する制御部90によって制御される。なお、第1のRF電源10a、第2のRF電源10bから高周波が載置台2に印加されて処理空間にプラズマが発生する際には、必要に応じて制御部90によりオン・オフスイッチ73がオンとされ、シャワーヘッド16に所定の直流電圧が印加される。
処理容器1の側壁からシャワーヘッド16の高さ位置よりも上方に延びるように円筒状の接地導体1aが設けられている。円筒状の接地導体1aは、その上部に天壁を有している。
処理容器1の底部には、排気口81が形成されている。排気口81には、排気管82を介して第1排気装置83が接続されている。第1排気装置83は、真空ポンプを有しており、この真空ポンプを作動させることにより処理容器1内を所定の真空度まで減圧することができるように構成されている。一方、処理容器1内の側壁には、ウエハWの搬入出口84が設けられており、この搬入出口84には、当該搬入出口84を開閉するゲートバルブ85が設けられている。
処理容器1の側部内側には、内壁面に沿ってデポシールド86が設けられている。デポシールド86は、処理容器1にエッチング副生成物(デポ)が付着することを防止する。デポシールド86のウエハWと略同じ高さ位置には、グランドに対する電位が制御可能に接続された導電性部材(GNDブロック)89が設けられており、これにより異常放電が防止される。また、デポシールド86の下端部には、内壁部材3aに沿って延在するデポシールド87が設けられている。デポシールド86,87は、着脱自在とされている。
上記構成の基板処理装置100は、制御部90によって、その動作が統括的に制御される。制御部90には、CPUを備え基板処理装置100の各部を制御するプロセスコントローラ91と、ユーザインターフェース92と、記憶部93とが設けられている。
ユーザインターフェース92は、工程管理者が基板処理装置100を管理するためにコマンドの入力操作を行うキーボードや、基板処理装置100の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等から構成されている。
記憶部93には、基板処理装置100で実行される各種処理をプロセスコントローラ91の制御にて実現するための制御プログラム(ソフトウェア)や処理条件データ等が記憶されたレシピが格納されている。そして、必要に応じて、ユーザインターフェース92からの指示等にて任意のレシピを記憶部93から呼び出してプロセスコントローラ91に実行させることで、プロセスコントローラ91の制御下で、基板処理装置100での所望の処理が行われる。また、制御プログラムや処理条件データ等のレシピは、コンピュータで読取り可能なコンピュータ記憶媒体(例えば、ハードディスク、CD、フレキシブルディスク、半導体メモリ等)などに格納された状態のものを利用したり、又は、他の装置から、例えば専用回線を介して随時伝送させてオンラインで使用したりすることも可能である。
[載置台の構成]
次に、図2を参照して、載置台2の要部構成について説明する。図2は、実施形態に係る載置台2の要部構成を示す概略断面図である。
載置台2は、基材2a及び静電チャック6を有する。静電チャック6は、円板状に形成されている。静電チャック6は、基材2aの上面2b上に設けられる。静電チャック6の上面は、ウエハWが載置される載置面6eとされている。静電チャック6の載置面6eとは反対側の下面全体は、平坦に形成されている。一方、基材2aの上面2b全体は、同様に平坦に形成されている。静電チャック6は、基材2aと同軸となるように、接着層を介して基材2aの上面2b上に固定されている。
基材2aの内部には、載置面6eに沿って流路20が形成されている。基板処理装置100は、流路20に冷媒を通流させることにより、載置台2の温度を制御可能に構成されている。
ところで、基板処理装置100では、載置台2内部の流路20の一部に他の領域よりも冷媒の流速が高くなる領域(以下、「流速変化領域」と呼ぶ。)が発生する。基板処理装置100では、流路20の流速変化領域において冷媒の流速が局所的に高くなると、冷媒と載置面6eとの間の熱交換が局所的に促進されて載置面6eの面内で温度の特異点が発生し、載置面6eの面内での温度の均一性が低下する虞がある。載置面6eの面内での温度の均一性の低下は、載置面6e上のウエハWに温度差を生じさせる要因となり、好ましくない。
そこで、実施形態に係る基板処理装置100は、載置台2の内部に、流路20の流速変化領域に隣接して、流路20とは連通しない空洞25を設けている。空洞25は、流路20と基材2aの上面2bとの間の熱抵抗を増加させる機能を有する。空洞25は、例えば、流路20の流速変化領域の側方に設けられる。この場合、空洞25の、基材2aの上面2b側の天井面及び上面2bとは反対側の底面は、流路20の、基材2aの上面2b側の天井面及び上面2bとは反対側の底面と高さが等しい。
[流路及び空洞の配置位置]
次に、載置台2の流路20及び空洞25の配置の一例について説明する。図3は、実施形態に係る載置台2を上方向から見た構成の一例を示す平面図である。図3には、載置台2の載置面6eが円板状に示されている。流路20は、基材2aの内部の載置面6eに対応する領域に渦巻き状に形成されている。流路20の一端には、冷媒用の入口部20aが形成され、他端には、冷媒用の出口部20bが形成されている。入口部20aの底面には、冷媒を導入する導入口22aが設けられている。出口部20bの底面には、冷媒を排出する排出口22bが設けられている。導入口22aは、冷媒入口配管21aに接続される。排出口22bは、冷媒出口配管21bに接続される。流路20では、冷媒入口配管21aから導入口22aを介して入口部20aに導入された冷媒が流路20の内部を通過し、内部を通過した冷媒が排出口22bを介して出口部20bから冷媒出口配管21bに排出される。流路20の入口部20a及び出口部20bでは、冷媒の流れ方向が変化することによって冷媒の流速が局所的に高くなる。つまり、流路20の入口部20a及び出口部20bは、それぞれ流速変化領域となり得る。
空洞25は、例えば図3に示すように、入口部20a及び出口部20bに隣接して、基材2aの内部に個別に設けられる。本実施形態においては、空洞25は、入口部20aの側方に設けられる。具体的には、空洞25は、入口部20aを囲むように設けられる。また、本実施形態においては、空洞25は、出口部20bの側方に設けられる。具体的には、空洞25は、出口部20bを囲むように設けられる。
流路20の入口部20aと出口部20bとの間の部位には、他の屈曲部よりも曲率が大きい局所屈曲部20cが形成されている。基材2aには、上面2bを上下方向に貫通する貫通孔2cが形成されており、局所屈曲部20cは、例えば、貫通孔2cを迂回するように屈曲して形成されている。貫通孔2cは、例えば、ウエハWの裏面側に伝熱用ガスを供給するためのガス供給管、静電チャック6の電極6aと直流電源12とを接続する配線、及び/またはウエハWの昇降用のリフターピン等が配置される孔である。流路20の局所屈曲部20cでは、冷媒の流れ方向が変化することによって冷媒の流速が局所的に高くなる。つまり、流路20の局所屈曲部20cは、流速変化領域となり得る。
空洞25は、例えば図3に示すように、局所屈曲部20cに隣接して、基材2aの内部に設けられる。本実施形態においては、空洞25は、局所屈曲部20cの側方に設けられる。具体的には、空洞25は、局所屈曲部20cの内側面側に設けられる。なお、空洞25は、局所屈曲部20cの内側面側及び外側面側に設けられてもよい。
流路20の入口部20aと出口部20bとの間の部位には、他の流路部よりも断面積又は幅が小さい狭小流路部20dと、狭小流路部20dと他の流路部とを接続する接続部20eとが形成されている。流路20の接続部20eでは、冷媒の流れの範囲が絞られることによって冷媒の流速が局所的に高くなる。つまり、流路20の接続部20eは、流速変化領域となり得る。
空洞25は、例えば図3に示すように、接続部20eに隣接して、基材2aの内部に設けられる。本実施形態においては、空洞25は、接続部20eの側方に設けられる。なお、空洞25は、接続部20eの両側に設けられてもよい。
このように、基板処理装置100は、載置台2の内部に、流路20の流速変化領域に隣接して空洞25を設けることにより、流路20と基材2aの上面2bとの間の熱抵抗を局所的に増加させる。これにより、載置台2は、上面2bの面内での温度の特異点の発生を抑制することができ、上面2bの面内での温度の均一性を向上させることができる。その結果、載置台2は、載置面6eの面内での温度の均一性を向上させることができる。
なお、空洞25は、流路20の流速変化領域である、入口部20a、局所屈曲部20c、接続部20e及び出口部20bの全てに隣接して、設けられなくてもよい。すなわち、空洞25は、入口部20a、局所屈曲部20c、接続部20e及び出口部20bの少なくとも一つに隣接して、基材2aの内部に個別に設けられればよい。
また、空洞25は、流路20の流速変化領域の側方だけでなく、流路20の流速変化領域の上方に設けられてもよい。図4は、実施形態に係る空洞25の配置の他の一例を模式的に示す図である。図4においては、流路20の流速変化領域の側方だけでなく、流路20の流速変化領域の上方に空洞25を設ける他の一例が示されている。空洞25は、流路20の入口部20aと基材2aの上面2bとの間に設けられる。また、空洞25は、局所屈曲部20cと基材2aの上面2bとの間に設けられる。また、空洞25は、接続部20eと基材2aの上面2bとの間に設けられる。また、空洞25は、出口部20bと基材2aの上面2bとの間に設けられる。これにより、流路20の流速変化領域と基材2aの上面2bとの間の熱抵抗を効率よく増加させることができる。
また、空洞25は、流路20の流速変化領域の上方のみに設けられてもよい。図5は、実施形態に係る空洞25の配置の他の一例を模式的に示す図である。すなわち、図5に示すように、空洞25は、流路20の流速変化領域の側方には設けられず、流路20の流速変化領域の上方のみに設けられる。
なお、空洞25が流路20の流速変化領域の側方に設けられる場合、空洞25の天井面及び底面の高さは、流路20の天井面及び底面の高さと異なってもよい。図6は、実施形態に係る空洞25の天井面及び底面の高さの一例を示す図である。空洞25の、基材2aの上面2b側の天井面は、流路20の、基材2aの上面2b側の天井面よりも高い。空洞25の、上面2bとは反対側の底面は、流路20の、上面2bとは反対側の底面よりも低い。なお、空洞25の天井面の高さと流路20の天井面の高さとが等しく、且つ空洞25の底面が流路20の底面よりも低くてもよい。また、空洞25の底面の高さと流路の底面の高さとが等しく、且つ空洞25の天井面が流路20の天井面よりも高くてもよい。
以上のように、実施形態に係る載置台2は、基材2aと、流路20と、空洞25とを有する。基材2aは、温度制御の対象とされた上面2bが形成される。流路20は、基材2aの内部に、上面2bに沿って形成され、冷媒が通流可能である。空洞25は、流路20の、他の領域よりも冷媒の流速が高くなる流速変化領域に隣接して、基材2aの内部に設けられる。これにより、載置台2は、上面2bの面内での温度の均一性を向上させることができる。その結果、載置台2は、ウエハWが載置される載置面6eの面内での温度の均一性を向上させることができるため、ウエハWの面内での温度差を抑制することができる。
また、実施形態に係る流路20の流速変化領域は、入口部20a、局所屈曲部20c、接続部20e及び出口部20bの少なくとも一つであってよい。空洞25は、入口部20a、局所屈曲部20c、接続部20e及び出口部20bの少なくとも一つに隣接して、基材2aの内部に個別に設けられてもよい。これにより、載置台2は、上面2bの入口部20a、局所屈曲部20c、接続部20e及び出口部20bの少なくとも一つに対応する領域での温度の特異点の発生を抑制することができる。
また、実施形態に係る空洞25は、入口部20aの側方に設けられてもよい。また、空洞25は、入口部20aを囲むように設けられてもよい。これにより、載置台2は、入口部20aと上面2bとの間の熱抵抗を局所的に増加させることができ、上面2bの入口部20aに対応する領域での温度の特異点の発生を抑制することができる。
また、実施形態に係る空洞25は、入口部20aと上面2bとの間に設けられてもよい。これにより、載置台2は、入口部20aと上面2bとの間の熱抵抗を効率よく増加させることができる。
また、実施形態に係る空洞25は、局所屈曲部20cの側方に設けられてもよい。これにより、載置台2は、局所屈曲部20cと上面2bとの間の熱抵抗を局所的に増加させることができ、上面2bの局所屈曲部20cに対応する領域での温度の特異点の発生を抑制することができる。
また、実施形態に係る基材2aには、上面2bを上下方向に貫通する貫通孔2cが形成されてもよい。局所屈曲部20cは、貫通孔2cを迂回するように屈曲して形成されてもよい。空洞25は、局所屈曲部20cの内側面側に設けられてもよい。これにより、載置台2は、局所屈曲部20cの内側面と上面2bとの間の熱抵抗を局所的に増加させることができる。
また、実施形態に係る空洞25は、接続部20eの側方に設けられてもよい。これにより、載置台2は、接続部20eと上面2bとの間の熱抵抗を局所的に増加させることができ、上面2bの接続部20eに対応する領域での温度の特異点の発生を抑制することができる。
また、実施形態に係る空洞25は、接続部20eと上面2bとの間に設けられてもよい。これにより、載置台2は、接続部20eと上面2bとの間の熱抵抗を効率よく増加させることができる。
また、実施形態に係る空洞25は、出口部20bの側方に設けられてもよい。また、空洞25は、出口部20bを囲むように設けられてもよい。これにより、載置台2は、出口部20bと上面2bとの間の熱抵抗を局所的に増加させることができ、上面2bの出口部20bに対応する領域での温度の特異点の発生を抑制することができる。
また、実施形態に係る空洞25は、出口部20bと上面2bとの間に設けられてもよい。これにより、載置台2は、出口部20bと上面2bとの間の熱抵抗を効率よく増加させることができる。
また、実施形態に係る空洞25は、流路20の流速変化領域の側方に設けられてもよい。この場合、空洞25の、上面2b側の天井面及び上面2bとは反対側の底面は、流路20の、上面2b側の天井面及び上面2bとは反対側の底面と高さが等しくてもよい。
また、空洞25の、上面2b側の天井面は、流路20の、上面2b側の天井面よりも高くてもよい。また、空洞25の、上面2bとは反対側の底面は、流路20の、上面2bとは反対側の底面よりも低くてもよい。これにより、載置台2は、流速変化領域と上面2bとの間の熱抵抗をより効率よく増加させることができる。
また、実施形態に係る載置台2は、静電チャック6をさらに有してもよい。静電チャック6は、基材2aの上面2b上に設けられ、ウエハWが載置される載置面6eが形成されてもよい。基材2aの上面2b全体と、静電チャック6の、載置面6eとは反対側の下面全体とは、平坦に形成されてもよい。静電チャック6は、接着層を介して基材2aの上面2bに固定されてもよい。これにより、載置台2は、静電チャック6と基材2aとの間の熱伝達の均一性を向上させることができる。
以上、実施形態について説明してきたが、今回開示された実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。実に、上記した実施形態は、多様な形態で具現され得る。また、上記の実施形態は、請求の範囲およびその趣旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
例えば、上述した実施形態では、温度調整装置として、載置台2を例にし、ウエハ8や載置面6e、基材2aの上面2bについて、面内での温度の均一性を向上させる場合を例に説明した。しかし、これに限定されるものではない。基板処理装置100の他の部分に温度調整装置を適用してもよい。例えば、基板処理装置100は、上部電極であるシャワーヘッド16を冷却するため、シャワーヘッド16に流路を設けて冷媒を循環させて温度調整を行う場合がある。例えば、シャワーヘッド16の本体部16aは、下面が平坦に形成され、下面に沿って流路が設けられる。この場合、シャワーヘッド16が温度調整装置に対応する。基板処理装置100は、本体部16a内部の流路に冷媒を通流させることにより、シャワーヘッド16の温度を制御可能に構成されている。本体部16a内部の流路の一部には、流速変化領域が発生する。このような本体部16a内部の流路の流速変化領域に隣接して、実施形態の空洞25を設けてもよい。これにより、シャワーヘッド16は、本体部16aの下面の面内での温度の均一性を向上させることができ、結果として、シャワーヘッド16の面内での温度の均一性を向上させることができる。
1 処理容器
2 載置台
2a 基材
2b 上面
2c 貫通孔
6 静電チャック
6e 載置面
16 シャワーヘッド
16a 本体部
20 流路
20a 入口部
20b 出口部
20c 局所屈曲部
20d 狭小流路部
20e 接続部
22a 導入口
22b 排出口
25 空洞
100 基板処理装置
W ウエハ

Claims (19)

  1. 温度制御の対象とされた第1面が形成された第1部材と、
    前記第1部材の内部に、前記第1面に沿って形成された、冷媒が通流可能な流路と、
    前記流路の、他の領域よりも冷媒の流速が高くなる流速変化領域に隣接して、前記第1部材の内部に設けられた空洞と
    を有
    前記流路の流速変化領域は、他の屈曲部よりも曲率が大きい局所屈曲部であり、
    前記空洞は、前記局所屈曲部に隣接して、前記第1部材の内部に個別に設けられ、
    前記空洞は、前記局所屈曲部の側方に、又は前記局所屈曲部と前記第1面との間に設けられる
    温度調整装置。
  2. 記空洞は、記局所屈曲部の側方に設けられる、請求項1に記載の温度調整装置。
  3. 前記空洞の、前記第1面側の天井面は、前記流路の、前記第1面側の天井面よりも高い、請求項2に記載の温度調整装置。
  4. 前記空洞の、前記第1面とは反対側の底面は、前記流路の、前記第1面とは反対側の底面よりも低い、請求項に記載の温度調整装置。
  5. 前記空洞の、前記第1面側の天井面及び前記第1面とは反対側の底面は、前記流路の、前記第1面側の天井面及び前記第1面とは反対側の底面と高さが等しい、請求項2記載の温度調整装置。
  6. 前記第1部材の前記第1面上に設けられ、基板が載置される載置面が形成された第2部材をさらに有し、
    前記第1部材の前記第1面全体と、前記第2部材の、前記載置面とは反対側の面全体とは、平坦に形成され、
    前記第2部材は、接着層を介して前記第1部材の前記第1面に固定される、請求項に記載の温度調整装置。
  7. 前記第1部材には、前記第1面を上下方向に貫通する貫通孔が形成され、
    前記局所屈曲部は、前記貫通孔を迂回するように屈曲して形成され、
    前記空洞は、前記局所屈曲部の内側面側に設けられる、請求項に記載の温度調整装置。
  8. 前記空洞は、前記局所屈曲部と前記第1面との間に設けられる、請求項に記載の温度調整装置。
  9. 温度制御の対象とされた第1面が形成された第1部材と、
    前記第1部材の内部に、前記第1面に沿って形成された、冷媒が通流可能な流路と、
    前記流路の、他の領域よりも冷媒の流速が高くなる流速変化領域に隣接して、前記第1部材の内部に設けられた空洞と
    を有し、
    前記流路の流速変化領域は、他の流路部よりも断面積又は幅が小さい狭小流路部と前記他の流路部とを接続する接続部であり、
    前記空洞は、前記接続部に隣接して、前記第1部材の内部に個別に設けられ、
    前記空洞は、前記接続部の側方に、又は前記接続部と前記第1面との間に設けられる
    度調整装置。
  10. 前記空洞は、前記接続部と前記第1面との間に設けられる、請求項に記載の温度調整装置。
  11. 前記空洞は、前記接続部の側方に設けられる、請求項に記載の温度調整装置。
  12. 前記空洞の、前記第1面側の天井面は、前記流路の、前記第1面側の天井面よりも高い、請求項11に記載の温度調整装置。
  13. 前記空洞の、前記第1面とは反対側の底面は、前記流路の、前記第1面とは反対側の底面よりも低い、請求項11に記載の温度調整装置。
  14. 前記第1部材の前記第1面上に設けられ、基板が載置される載置面が形成された第2部材をさらに有し、
    前記第1部材の前記第1面全体と、前記第2部材の、前記載置面とは反対側の面全体とは、平坦に形成され、
    前記第2部材は、接着層を介して前記第1部材の前記第1面に固定される、請求項に記載の温度調整装置。
  15. 前記空洞の、前記第1面側の天井面及び前記第1面とは反対側の底面は、前記流路の、前記第1面側の天井面及び前記第1面とは反対側の底面と高さが等しい、請求項11に記載の温度調整装置。
  16. 温度制御の対象とされた第1面が形成された第1部材と、
    前記第1部材の内部に、前記第1面に沿って形成された、冷媒が通流可能な流路と、
    前記流路の、他の領域よりも冷媒の流速が高くなる流速変化領域に隣接して、前記第1部材の内部に設けられた空洞と
    を有し、
    前記流路の流速変化領域は、底面に冷媒を排出するための排出口が設けられた出口部であり、
    前記空洞は、前記出口部に隣接して、前記第1部材の内部に個別に設けられ、
    前記空洞は、前記出口部の側方に前記出口部を囲むように設けられ、又は、前記出口部と前記第1面との間に設けられる
    温度調整装置。
  17. 前記第1部材の前記第1面上に設けられ、基板が載置される載置面が形成された第2部材をさらに有し、
    前記第1部材の前記第1面全体と、前記第2部材の、前記載置面とは反対側の面全体とは、平坦に形成され、
    前記第2部材は、接着層を介して前記第1部材の前記第1面に固定される、請求項16に記載の温度調整装置。
  18. 温度制御の対象とされた第1面が形成された第1部材と、
    前記第1部材の内部に、前記第1面に沿って形成された、冷媒が通流可能な流路と、
    前記流路の、他の領域よりも冷媒の流速が高くなる流速変化領域に隣接して、前記第1部材の内部に設けられた空洞と
    を有し、
    前記流路の流速変化領域は、底面に冷媒を導入するための導入口が設けられた入口部であり、
    前記空洞は、前記入口部に隣接して、前記第1部材の内部に個別に設けられ、
    前記空洞は、前記入口部の側方に前記入口部を囲むように設けられる、又は、前記入口部と前記第1面との間に設けられる
    温度調整装置。
  19. 温度制御の対象とされた第1面が形成された第1部材と、
    前記第1部材の内部に、前記第1面に沿って形成された、冷媒が通流可能な流路と、
    前記流路の、他の領域よりも冷媒の流速が高くなる流速変化領域に隣接して、前記第1部材の内部に設けられた空洞と
    を有し、
    前記空洞は、前記流路の流速変化領域の側方に設けられ、
    前記空洞の、前記第1面側の天井面及び前記第1面とは反対側の底面は、前記流路の、前記第1面側の天井面及び前記第1面とは反対側の底面と高さが等しい
    温度調整装置。
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