JP7506190B2 - 無線通信ネットワークの装置、通信ネットワークの装置を操作するための方法 - Google Patents

無線通信ネットワークの装置、通信ネットワークの装置を操作するための方法 Download PDF

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Description

様々な例示的実施形態は、無線通信ネットワークの機能強化に関する。
個々のUEのアップリンク送信タイミングを制御するためにタイミングアドバンスが使用される。
説明の第1の態様は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、少なくとも1つの通信モジュールとを備える、無線通信ネットワーク、たとえば無線アクセスネットワークの装置、たとえば第1の無線デバイスであって、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、少なくとも1つのプロセッサおよび少なくとも1つの通信モジュールと共に、装置に、少なくとも、装置のタイミングアドバンス構成についての少なくとも1つの有効期間を示す少なくとも1つの有効期間標識と、プリアンブル構成を示す少なくとも1つのプリアンブル標識とを受信させ、有効期間の終了前に、プリアンブル構成に応じて少なくとも1つのプリアンブルを送信させ、送信したプリアンブルに応答してタイミングアドバンスコマンドを受信させ、受信したタイミングアドバンスコマンドに応じて装置のタイミングアドバンス構成を更新させるように構成される装置を対象とする。
有利には、コンテンションフリーPRACH要求構成が提供され、有効期間が満了しようとしているとき、アクセスプリアンブルが、タイミングアドバンスを調節する目的でリーンランダムアクセス手順(lean random-access procedure)を開始するために使用される。
提供されるリーンタイミングアドバンスキープアライブ方式が、アップリンクユーザプレーンデータが第1のデバイスのバッファ内に現れるとき、コンテンションフリーベースのSDTを使用することを可能にする。これにより、タイミングアドバンスが有効であることが保証されるので、エンドユーザにとっての待ち時間が最小限に抑えられる。
個々のUEのアップリンク送信タイミングを制御するためにタイミングアドバンスが使用される。この機能強化は、RRC非アクティブ状態で動作するUEについてShort Data Transmissionの使用を効率的に可能にする。具体的には、アップリンク通信のタイミング位置合せ不良が回避され、または低減される。たとえば、UEの移動によるUL送信タイミング位置合せ不良に対処するための、タイムガードバンドを有する事前構成されたPUSCHリソースが回避され得る。さらに、gNB受信機が、PUSCH復号化プロセス中にタイミング位置合せ不良に対処することを可能にする情報をUEのPUSCH送信から抽出することを回避し得る。
有利な一実施例によれば、プリアンブル構成は、プリアンブルフォーマット、プリアンブルシーケンス、少なくとも1つの専用無線リソースのうちの少なくとも1つを含む。
有利には、プリアンブルは、特定の時間および周波数において、特定の無線リソースで第1のデバイスについてアクティブとなるように構成される。すなわち、プリアンブル構成は、アップリンクでプリアンブルを送信するための少なくとも1つの物理無線リソースの構成を提供する。
有利な一実施例によれば、装置は、少なくとも1つの有効期間にわたって時間的に分離される複数の専用無線リソースの少なくとも一部を介して複数のプリアンブルを送信するようにさらに構成される。
装置、たとえば第1の無線デバイスがそのタイミングアドバンス構成の更新を要求するための、複数の、たとえば等距離の無線リソースがある。有利には、装置は、その必要に応じて新しいタイミングアドバンスコマンドを要求することができる。たとえば、装置の予想される非常に動的な空間内の運動/加速により、新しいタイミングアドバンスコマンドを要求するための複数の専用リソースのうちの少なくとも1つを介して装置がプリアンブルを送信することがトリガされ得る。
有利な一実施例によれば、装置は、少なくとも1つの有効期間内で時間連続的である複数の専用無線リソースの少なくとも一部を介して複数のプリアンブルを送信するようにさらに構成される。
したがって、プリアンブルを送信するためのバーストモードが提供される。複数のPRACH機会にわたってCF PRACHプリアンブルを予約することにより、装置は、指示される場合にパワーランピングを実施することができることになる。このバーストモードで構成されるCF RACHプリアンブルを用いて、装置は、専用無線リソースに対して相対シーケンスで複数のランダムアクセス試行を実施することが可能となり、したがって装置は、伝播環境の潜在的な変化を補償するためにパワーランピングを実施し得る。
有利な一実施例によれば、装置は、それぞれのプリアンブルの送信のための送信出力を少なくとも一回増大させるようにさらに構成される。
有利には、パワーランピングが提供される。装置、たとえばUEがRRCアイドルまたは非アクティブにある場合、装置がRACHを実施するときはいつでも、装置は時折、プリアンブルがgNBによって首尾よく受信/検出されるまで、複数のPRACHプリアンブル送信試行を、その少なくとも一部を前の送信試行と比較して増大する送信出力で実施しなければならない。このパワーランピング手順は、装置がRRCアイドル/非アクティブにあるとき、gNBに達するために装置がどのアップリンク出力を使用するかが不確定であるために有利である。開ループ出力制御に関連する推定誤差により、示される送信出力に関するこの不確実性が生じる。有利には、不確実性は、提供されるパワーランピングで対処される。
装置の有利な一実施例によれば、プリアンブルはコンテンションフリーである。
具体的には周期的RNA更新および/またはTAキープアライブイベントに一致する、専用時間インスタンスに限定されたコンテンションフリープリアンブルの使用により、プリアンブル容量の必要が低減されると共に、プリアンブルコンテンションからの潜在的遅延が回避される。したがって、プリアンブル、たとえばPRACHのプリアンブルがコンテンションフリーモードで割り当てられる。プリアンブルは、相異なるUEによって競合されず、特定のUE専用である。コンテンションフリープリアンブルの有効性は一定の時間/周波数リソースに限定される。これは、相異なる時間/周波数リソースで、プリアンブルの単一のシーケンスが相異なるUEによって使用され得ることを意味する。これによってリソース効率が向上する。
有利な一実施例によれば、装置は、装置のタイミングアドバンス構成に応じてユーザプレーンペイロードを送信するようにさらに構成される。
個々の装置、UEのアップリンク送信タイミングを制御するためにタイミングアドバンスが使用される。タイミングアドバンスは、複数のUEからのアップリンク送信が、基地局によって受信されたときに同期されることを保証する助けになる。たとえば、基地局から最も遠いUEは、より大きい伝播遅延を補償するために、より大きいタイミングアドバンスを示す。巡回プレフィックス(cycling prefix)の持続時間未満である時間拡散と共にアップリンク送信が受信される場合、符号間干渉が低減され得る。有利には、有効なタイミングアドバンス値/有効なタイミングアドバンス構成を使用することにより、第2の装置であるgNBは、同期式にユーザプレーンペイロードの形でアップリンクデータを受信することになる。
装置の有利な一実施例によれば、有効期間標識および/または少なくとも1つのプリアンブル標識はRRC Releaseメッセージの部分である。
有利には、有効期間標識および/またはプリアンブル標識の送信が、装置のRRC Connection中断に関連付けられる。
装置の有利な一実施例によれば、有効期間標識がRAN Notification Area(RNA)構成に関連付けられ、有効期間がRNA構成の周期的更新周期以下に設定される。
有利には、RNA更新、すなわち周期的RNA更新手順は、タイミングアドバンスのキープアライブ手順に一致する。
説明の第2の態様によれば、無線通信ネットワークのための装置、たとえば第2の無線デバイスが提供される。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、少なくとも1つの通信モジュールとを備え、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、少なくとも1つのプロセッサおよび少なくとも1つの通信モジュールと共に、装置に、少なくとも、タイミングアドバンス構成についての少なくとも1つの有効期間を示す少なくとも1つの有効期間標識と、プリアンブル構成を示す少なくとも1つのプリアンブル標識とを送信または受信させ、プリアンブル構成に従って少なくとも1つのプリアンブルを受信させ、タイミングアドバンスコマンドを求めさせ、受信したプリアンブルに応答して、求めたタイミングアドバンスコマンドを送信させるように構成される。
第2のデバイスであるgNBは、有効期間標識の送信およびプリアンブル標識の送信によってタイミングアドバンスキープアライブ構成を構成する。
有利な一実施例によれば、プリアンブル構成は、プリアンブルフォーマット、プリアンブルシーケンス、少なくとも1つの専用無線リソースのうちの少なくとも1つを含む。
有利な一実施例によれば、装置は、少なくとも1つの有効期間にわたって時間的に分離される複数の専用無線リソースの少なくとも一部を介して複数のプリアンブルを受信するようにさらに構成される。
有利な一実施例によれば、装置は、少なくとも1つの有効期間内で時間連続的である複数の専用無線リソースの少なくとも一部を介して複数のプリアンブルを受信するようにさらに構成される。
装置の有利な一実施例によれば、プリアンブルはコンテンションフリーである。
有利な一実施例によれば、装置は、別の装置、たとえば第1の無線デバイスのタイミングアドバンス構成に応じてユーザプレーンペイロードを受信するようにさらに構成される。
装置の有利な一実施例によれば、有効期間標識および/または少なくとも1つのプリアンブル標識はRRC Releaseメッセージの部分である。
有利な一実施例によれば、有効期間標識がRAN Notification Area(RNA)構成に関連付けられ、有効期間がRNA構成の周期的更新周期以下に設定される。
有利な一実施例によれば、装置は、別の装置、たとえば第1の無線デバイスの識別に対するプリアンブル構成のマッピングを求めるように構成される。
有利には、別の装置、たとえば第1の無線デバイスの識別は、プリアンブルをたとえばランダムアクセスチャネルを介して受信したとき、少なくとも1つのプリアンブルプロパティを求めることに基づいて求められ得る。
有利な一実施例によれば、タイミングアドバンスコマンドの決定は、求めたマッピングを介して、プリアンブルが受信された専用無線リソースに応じて、別の装置、たとえば第1の無線デバイスの識別を求めることを含む。
有利には、プリアンブルを含む無線リソースを第1のデバイスの識別にマッピングするために、前の求めたマッピングが使用される。
説明の第3の態様によれば、無線通信ネットワークのための装置を操作するための方法が提供され、方法は、少なくとも、装置のタイミングアドバンス構成についての少なくとも1つの有効期間を示す少なくとも1つの有効期間標識と、プリアンブル構成を示す少なくとも1つのプリアンブル標識とを受信することと、有効期間の終了前に少なくとも1つのプリアンブルを送信することと、送信したプリアンブルに応答してタイミングアドバンスコマンドを受信することと、受信したタイミングアドバンスコマンドに応じて装置のタイミングアドバンス構成を更新することとを含む。
有利な一実施例によれば、プリアンブル構成は、プリアンブルフォーマット、プリアンブルシーケンス、少なくとも1つの専用無線リソースのうちの少なくとも1つを含む。
有利な一実施例によれば、方法は、少なくとも1つの有効期間にわたって時間的に分離される複数の専用無線リソースの少なくとも一部を介して複数のプリアンブルを送信することを含む。
有利な一実施例によれば、方法は、少なくとも1つの有効期間内で時間連続的である複数の専用無線リソースの少なくとも一部を介して複数のプリアンブルを送信することを含む。
有利な一実施例によれば、方法は、それぞれのプリアンブルの送信のための送信出力を少なくとも一回増大させることを含む。
有利な一実施例によれば、プリアンブルはコンテンションフリーである。
有利な一実施例によれば、方法は、装置のタイミングアドバンス構成に応じてユーザプレーンペイロードを送信することを含む。
有利な一実施例によれば、有効期間標識および/または少なくとも1つのプリアンブル標識はRRC Releaseメッセージの部分である。
有利な一実施例によれば、有効期間標識がRAN Notification Area(RNA)構成に関連付けられ、有効期間がRNA構成の周期的更新周期以下に設定される。
第3の態様によれば、無線通信ネットワークの装置を操作するための方法が提供され、方法は、少なくとも、タイミングアドバンス構成についての少なくとも1つの有効期間を示す少なくとも1つの有効期間標識と、プリアンブル構成を示す少なくとも1つのプリアンブル標識とを送信または受信することと、プリアンブル構成に従って少なくとも1つのプリアンブルを受信することと、タイミングアドバンスコマンドを求めることと、受信したプリアンブルに応答して、求めたタイミングアドバンスコマンドを送信することとを含む。
有利な一実施例によれば、プリアンブル構成は、プリアンブルフォーマット、プリアンブルシーケンス、少なくとも1つの専用無線リソースのうちの少なくとも1つを含む。
有利な一実施例によれば、方法は、少なくとも1つの有効期間にわたって時間的に分離される複数の専用無線リソースの少なくとも一部を介して複数のプリアンブルを受信することを含む。
有利な一実施例によれば、方法は、少なくとも1つの有効期間内で時間連続的である複数の専用無線リソースの少なくとも一部を介して複数のプリアンブルを受信することを含む。
有利な一実施例によれば、プリアンブルはコンテンションフリーである。
有利な一実施例によれば、方法は、別の装置、たとえば第1の無線デバイスのタイミングアドバンス構成に応じてユーザプレーンペイロードを受信することを含む。
有利な一実施例によれば、有効期間標識および/または少なくとも1つのプリアンブル標識はRRC Releaseメッセージの部分である。
有利な一実施例によれば、有効期間標識がRAN Notification Area(RNA)構成に関連付けられ、有効期間がRNA構成の周期的更新周期以下に設定される。
有利な一実施例によれば、方法は、別の装置、たとえば第1の無線デバイスの識別に対するプリアンブル構成のマッピングを求めることを含む。
有利な一実施例によれば、タイミングアドバンスコマンドの決定は、求めたマッピングを介して、プリアンブルが受信された専用無線リソースに応じて、別の装置の識別を求めることを含む。
第5の態様によれば、装置が提供され、装置は、少なくとも、装置のタイミングアドバンス構成についての少なくとも1つの有効期間を示す少なくとも1つの有効期間標識と、プリアンブル構成を示す少なくとも1つのプリアンブル標識とを受信するための受信手段と、有効期間の終了前に、プリアンブル構成に応じて少なくとも1つのプリアンブルを送信するための送信手段と、送信したプリアンブルに応答してタイミングアドバンスコマンドを受信するための受信手段と、受信したタイミングアドバンスコマンドに応じて装置のタイミングアドバンス構成を更新するための更新手段とを備える。
有利な一実施例によれば、プリアンブル構成は、プリアンブルフォーマット、プリアンブルシーケンス、少なくとも1つの専用無線リソースのうちの少なくとも1つを含む。
有利な一実施例によれば、第1のデバイスは、少なくとも1つの有効期間にわたって時間的に分離される複数の専用無線リソースの少なくとも一部を介して複数のプリアンブルを送信するための送信手段を備える。
有利な一実施例によれば、第1のデバイスは、少なくとも1つの有効期間内で時間連続的である複数の専用無線リソースの少なくとも一部を介して複数のプリアンブルを送信するための送信手段を備える。
有利な一実施例によれば、第1のデバイスは、それぞれのプリアンブルの送信のための送信出力を少なくとも一回増大させるための増大手段を備える。
有利な一実施例によれば、プリアンブルはコンテンションフリーである。
有利な一実施例によれば、第1のデバイスは、装置のタイミングアドバンス構成に応じてユーザプレーンペイロードを送信するための送信手段を備える。
有利な一実施例によれば、有効期間標識および/または少なくとも1つのプリアンブル標識はRRC Releaseメッセージの部分である。
有利な一実施例によれば、有効期間標識がRAN Notification Area(RNA)構成に関連付けられ、有効期間がRNA構成の周期的更新周期以下に設定される。
説明の第6の態様によれば、無線通信ネットワークの装置、たとえば第2の無線デバイスが提供され、装置は、少なくとも、タイミングアドバンス構成についての少なくとも1つの有効期間を示す少なくとも1つの有効期間標識と、プリアンブル構成を示す少なくとも1つのプリアンブル標識とを送信するための送信手段または受信するための受信手段と、プリアンブル構成に従って少なくとも1つのプリアンブルを受信するための受信手段と、タイミングアドバンスコマンドを求めるための決定手段と、受信したプリアンブルに応答して、求めたタイミングアドバンスコマンドを送信するための送信手段とを備える。
有利な一実施例によれば、プリアンブル構成は、プリアンブルフォーマット、プリアンブルシーケンス、少なくとも1つの専用無線リソースのうちの少なくとも1つを含む。
有利な一実施例によれば、第2のデバイスは、少なくとも1つの有効期間にわたって時間的に分離される複数の専用無線リソースの少なくとも一部を介して複数のプリアンブルを受信するための受信手段を備える。
有利な一実施例によれば、第2のデバイスは、少なくとも1つの有効期間内で時間連続的である複数の専用無線リソースの少なくとも一部を介して複数のプリアンブルを受信するための受信手段を備える。
有利な一実施例によれば、プリアンブルはコンテンションフリーである。
有利な一実施例によれば、第2のデバイスは、別の装置、たとえば第1の無線デバイスのタイミングアドバンス構成に応じてユーザプレーンペイロードを受信するための受信手段を備える。
有利な一実施例によれば、有効期間標識および/または少なくとも1つのプリアンブル標識はRRC Releaseメッセージの部分である。
有利な一実施例によれば、有効期間標識がRAN Notification Area(RNA)構成に関連付けられ、有効期間がRNA構成の周期的更新周期以下に設定される。
有利な一実施例によれば、第2のデバイスは、別の装置、たとえば第1の無線デバイスの識別に対するプリアンブル構成のマッピングを求めるための決定手段を備える。
有利な一実施例によれば、タイミングアドバンスコマンドの決定は、求めたマッピングを介して、プリアンブルが受信された専用無線リソースに応じて、別の装置、たとえば第1の無線デバイスの識別を求めることを含む。
概略的シーケンスダイアグラムをそれぞれ示す図である。 概略的シーケンスダイアグラムをそれぞれ示す図である。 概略的無線リソース-時間ダイアグラムをそれぞれ示す図である。 概略的無線リソース-時間ダイアグラムをそれぞれ示す図である。 無線デバイスの概略的ブロックダイアグラムである。
図1は、概略的シーケンスダイアグラムを示す。無線通信ネットワーク、たとえば無線アクセスネットワークRANの装置、たとえば第1の無線デバイス100、たとえばユーザ機器UEが、受信モジュールまたは受信手段106を介して、RRC ConnectedモードCONの間に、第1の無線デバイス100のタイミングアドバンス構成についての少なくとも1つの有効期間VP1を示す少なくとも1つの有効期間標識VPiと、プリアンブル構成、具体的には少なくとも1つのプリアンブルプロパティおよび/または送信機会という意味での専用無線リソースを示す少なくとも1つのプリアンブル標識Piとを受信するように構成され、プリアンブルは、新しいタイミングアドバンスコマンドを要求するためのものである。第1の無線デバイス100の送信モジュールまたは送信手段108は、RRC非アクティブモードINAの間に、有効期間VP1の終了前に、ランダムアクセスチャネル、たとえばPRACHを介して、少なくとも1つのプリアンブルP1を送信するように構成される。
第1の無線デバイス100はタイミングアドバンスコマンドTACを受信する。タイミングアドバンスコマンドTACは、送信されたプリアンブルP1に応答して、ランダムアクセスチャネルを介して、受信モジュールまたは受信手段112を使用して、RRC非アクティブモードの間に、有効期間VP1の終了前に受信される。
更新モジュールまたは更新手段114が、RRC非アクティブモードINAの間に、受信したタイミングアドバンスコマンドTACに応じて、第1の無線デバイス100のタイミングアドバンス構成、具体的にはタイミングアドバンス値を更新する。
無線通信ネットワーク、たとえば無線アクセスネットワークRANの装置、たとえば第2の無線デバイス200、たとえば基地局または次世代NodeB gNBが、送信モジュールまたは送信手段206を備え、送信モジュールまたは送信手段206は、RRC ConnectedモードCONの間に、タイミングアドバンス構成についての少なくとも1つの有効期間VP1を示す少なくとも1つの有効期間標識VPiと、プリアンブル構成を示す少なくとも1つのプリアンブル標識Piとを送信(206)または受信するように構成される。プリアンブル構成はプリアンブルP1を構成するためものであり、プリアンブルP1は、プリアンブル構成に従って、少なくとも1つのプリアンブルP1の送信を介して、新しいタイミングアドバンスコマンドTACを要求するためのものである。
第2の無線デバイス200は、RRC非アクティブモードINAの間に、プリアンブル構成に従う第1のデバイス120からのプリアンブルP1の受信専用の無線リソースrr2を介して、少なくとも1つのプリアンブルP1を受信するための受信モジュールまたは受信手段208を備える。
第2の無線デバイス200は、処理モジュールまたは決定手段210を介して、受信したプリアンブルP1を介して識別される第1の無線デバイス100についてのタイミングアドバンスコマンドTACを求める。TACは、たとえば、第1のデバイス100と第2のデバイス200との間の推定伝播遅延に応じて求められる。
第2の無線デバイスは、受信したプリアンブルP1に応答して、送信モジュールまたは送信手段212を介して、第1の無線デバイス100のRRC非アクティブモードINAの間に、ランダムアクセスチャネルを介して、求めたタイミングアドバンスコマンドTACを送信する。
処理モジュールまたは決定手段210に従って、識別された第1の無線デバイス100についての対応するタイミングアドバンスコマンドTACを求めるために、第1の無線デバイス100の識別が求められる。TACは、第2の無線デバイス200によって、たとえばそれぞれの第1の無線デバイス100に関連付けられる測定値に応じて求められる。したがって、測定値は第1の無線デバイス100の識別を介して識別され得、TACは、識別された測定値に応じて求められる。
図2はシーケンスダイアグラムを示す。図1に対する参照が行われる。
第2の無線デバイス200は、処理モジュールまたは決定手段202を介して、プリアンブル構成と、第1の無線デバイス100の識別に対するプリアンブルP1のプリアンブル構成のマッピングとを求める。プリアンブルP1はコンテンションフリーとなるように求められる。少なくともプリアンブルP1を送信するためのプリアンブル構成は、プリアンブルフォーマット、プリアンブルシーケンス、少なくとも1つの送信機会としての少なくとも1つの専用無線リソースのうちの少なくとも1つを含み、第2の無線デバイス200は、新しいタイミングアドバンスコマンドTACを求める要求を受信することを予期する。
プリアンブル構成を介して示されるPRACHスロット/機会が、TAタイマ満了/有効期間VP1の終了と位置合せされる。たとえば、第2の無線ノード200が、有効期間の終了前に配置される時点でのプリアンブルの送信のための少なくとも1つの無線リソースを予約する。さらに、別の少なくとも1つの無線リソースが、第1の無線デバイス100へのタイミングアドバンスコマンドTACの送信のために予約され、この別の少なくとも1つの無線リソースは、有効期間VP1の終了前に終了するように求められる。
複数の専用無線リソースrr1、rr2は、少なくとも1つの有効期間VP1よりも高い頻度で生じるように構成される複数のプリアンブル送信機会を表す。
一実施例によれば、プリアンブル標識Piは、一定のプリアンブルを第1の無線デバイス100に割り当てるために、プリアンブル構成メッセージを介して有効期間標識VPiの前に送信される。
一実施例によれば、低モビリティのUEでは、プリアンブルP1が、RNA内のリソースを削減するために、隣接するセルのセットで使用されるように構成され得る。このセットは、時間およびその移動にわたる第1の無線デバイス活動、すなわち隣接するセル内の対応するランダムアクセスプリアンブルの活動化に応じて更新される。
第2の無線デバイス200は、第1の無線デバイス100に対するプリアンブルを構成し、したがって第1の無線デバイスとプリアンブルとの間のマッピングを認識している。プリアンブル構成は、時間および周波数リソース、無線リソースを含み、こうしたプリアンブル、ならびにZadoff-Churプリアンブルの物理的性質が送信され得る。PRACHのケースでは、こうした無線リソースはPRACH機会と呼ばれる。こうしたPRACH機会内に、Zadoff-Chuルートシーケンスの巡回シフトを介して送信され得る複数のプリアンブルがある。単一の第1の無線デバイスが、PRACH機会ごとにPRACHプリアンブルを送信することができる。
処理モジュールまたは決定手段204に従って、少なくとも1つの有効期間VP1が求められる。有効期間標識VPiは、求められた少なくとも1つの有効期間VP1、または求められた少なくとも1つの有効期間VP1を示す参照を含む。
有効期間標識VPiおよび/または少なくとも1つのプリアンブル標識Piは、RRC ReleaseメッセージRRC_RELの部分であり、RRC ReleaseメッセージRRC_RELは、送信モジュールまたは送信手段206を介して送信される。第1のデバイス100は、RRC ReleaseメッセージRRC_RELを受信時にRRC非アクティブ状態に入る。
有効期間標識VPiはRAN Notification Area(RNA)構成RNAcに関連付けられ、有効期間VP1、VP2はRNA構成RNAcの周期的更新周期以下に設定される。一実施例によれば、有効期間についての値は、RNA内のセルごとに設定される。
別の実施例によれば、有効期間標識がSuspend Configurationに関連付けられ、またはSuspend Configurationの部分である。第2の装置200は、第1の装置100にRRC Releaseメッセージを送ることによって、第1の装置100をRRC_CONNECTEDからRRC_INACTIVEに移動し、RRC ReleaseメッセージはSuspend Configurationを含み、Suspend ConfigurationはRNA構成を含む。
一実施例によれば、プリアンブル標識Piは、RAN Notification Area(RNA)構成RNAcの部分でもある。したがって、たとえばgNBの形態の、別の第2の無線デバイス300が、新しいタイミングアドバンスコマンドを求める要求として受信および意図されたプリアンブルを認識している。
無線アクセスプリアンブルP1または対応するプリアンブル標識Piが、別の第2の無線デバイス300と交換され、無線デバイス200、300は、共通のRAN Notification Area、RNA内で動作しており、無線デバイス200、300は、1つの無線セルまたは相異なる無線セル内で動作する。無線アクセスプリアンブルP1は、第1の無線デバイス100が無線デバイス200から無線デバイス300に移動し、そこで手順を実施するケースについての第1の無線デバイス100のために構成される。たとえば、第1の無線デバイス100が別の第2の無線デバイス300によってサービスされているエリア内に移動するとき、第2の無線デバイス200について略述される方式は、別の第2の無線デバイス300にも適用可能である。
処理モジュールまたは処理手段130に従って、第1の無線デバイス100は有効期間P1を開始する。有効期間がアクティブであり、または実行中である限り、タイミングアドバンス構成は第1の無線デバイス100によって有効であると見なされる。
処理モジュールまたは決定手段132に従って、第1の無線デバイス100は、有効期間VP1が終了しようとしていると判定し、第2の無線デバイス200にプリアンブルP1を送信することによって新しいTACを要求することを開始する。第1の無線デバイス100がセル再選択を実施するときはいつでも、第1の無線デバイス100で有効期間VP1がリセットされる。別の実施例によれば、第1の無線デバイス100が第1の無線デバイス100のために構成されたRNAに属していないセルへのセル再選択を実施するときはいつでも、第1の無線デバイス100で有効期間VP1がリセットされる。したがって、セル再選択時、および/またはRNAを横切るとき、アクティブな有効期間VP1はもはや使用されていない。
プリアンブルP1の受信時に、第2の無線デバイス200は、TAコマンドTACを含むランダムアクセス応答で応答する。たとえば、このランダムアクセス応答はランダムアクセス応答の縮小版であり、TAコマンドと、潜在的にはRRC非アクティブモードINAでのUL CG動作の構成に関連するさらなる情報とを含む。
タイミングアドバンスコマンドTACの、処理モジュールまたは決定手段210を介する決定は、求めたマッピングを介して、プリアンブルP1が受信された専用無線リソースrr2に応じて、第1の無線デバイス100の識別を求めることを含む。
たとえば、タイミングアドバンスコマンドTACが少なくとも1つのPDSCHリソースrrPを介して送信され、PDSCHリソースrrPは、RA-RNTIでスクランブルされた専用DCIを介して、第1の無線デバイス100、UEのセットに対して示される。このUEのセットは、特定のPRACH機会にPRACHプリアンブルを送信したUEを含む。RA-RNTIはPRACH機会を識別する。RRC非アクティブモードINAに入る前に、第1のデバイス100はRRC ConnectedモードCONにある。RRC ConnectedモードCONでは、受信されたタイミングアドバンスコマンドを介してタイミングアドバンスが第2の無線デバイス200によって維持されるので、タイミングアドバンスは有効であると想定される。したがって、RRC非アクティブモードINAに入るとき、タイミングアドバンスの現在の状態は有効であると想定される。
タイミングアドバンスコマンドTACは、既存のタイミングアドバンス構成を調節するために第1の無線デバイス100によって使用される。たとえば、第1のランダムアクセス手順の間に提供されたタイミングアドバンスコマンドTACは絶対的タイミングアドバンスであるのに対して、RRC非アクティブモードINAで有効期間VP1、VP2の間にサブミットされる後続のタイミングアドバンスコマンドTACは相対的である。
処理モジュールまたは更新手段114を介するタイミング位置合せ更新が、16・64・Tc/2μの倍数で行われ、ただしTcおよびμは、それぞれ基本時間単位および副搬送波間隔構成である。副搬送波間隔が小さいほど、空間粒度の値が高くなる。最小の副搬送波間隔15kHzに対応するμ=0を一例として取ると、大きいタイミング調節粒度のために第1の無線デバイス100がgNBから156mを超えて移動する場合、第2の無線デバイス200、gNBは、第1の無線デバイス100、UEのタイミングを調節する。逆も同様であり、大きい副搬送波間隔240kHzに対応するμ=4を取ると、タイミング調節が実現可能となり得る前に、第1の無線デバイス100がgNBから移動し得るのは10m未満である。巡回プレフィックスのために第1の無線デバイス100の送信タイミングにいくらかの柔軟性があるので、タイミングアドバンス構成のタイミングアドバンス値の更新が望ましくなる前に、第1の無線デバイス100は、より長い距離を移動することになる。第1の無線デバイス100がどんなUL送信についてもスケジュール外であるとき、UEモビリティまたは伝播環境に対する変化によってTAが変化する危険がある。たとえば、CP-OFDM信号の巡回プレフィックスは、送信タイミングのいくらかのドリフトを可能にすることになるが、一定の範囲までだけである。CPはまた、モバイル無線通信路での多重通路伝播による直交性の損失に対する保護を保証するからである。こうした理由で、第2の無線デバイス200、gNBは、タイミングアドバンス構成、TA値が有効であると想定される時間を表す、時間位置合せタイマと呼ばれることのある有効期間を構成する。有効期間の満了時に、第1の無線デバイス100は、もはや第2の無線デバイス200に対する同期を引き受けることを許可されず、したがってTAが再び適切に確立される前に、UL送信を実施することを許可されないことになる。
第2の有効期間VP2に入るために、第1の無線デバイスは処理モジュールまたは処理手段140を備える。処理モジュールまたは処理手段140に従って、第1の無線デバイス100は第2の有効期間P2を開始する。たとえば、第2の有効期間VP2は第1の有効期間に等しい。別の実施例では、有効期間は相異なる。
処理モジュールまたは処理手段140に従って、第1の無線デバイス100は、更新後のタイミングアドバンス構成の有効性ステータスを有効に設定し、それぞれの有効期間VP1、VP2の終了の監視のためのタイマの実行を開始する。これにより、少量のULペイロードの存在下で第1の無線デバイス100がCGベースのSDTを使用することが可能となる。プリアンブルP1の送信は、第1の無線デバイス100の側でタイミングアドバンスを調節することについての指示を第2の無線デバイス200に示す。
第1の無線デバイス100は、送信モジュールまたは送信手段150を介して、第1の無線デバイス100のRRC非アクティブモードINAの間に、第1の無線デバイス100の現在アクティブなタイミングアドバンス構成に応じてユーザプレーンペイロードdを送信する。送信は、たとえばSDT、Short Data Transmissionを介して行われる。SDT、Short Data Transmissionは、RRC非アクティブ状態にある第1の無線デバイス100が少量のデータ部分を送信することを可能にする。たとえば、ユーザプレーンペイロードdのSDT送信では、第1の無線デバイス100は、構成されたグラントベースのSDTを使用する。たとえば、ユーザプレーンペイロードを送信するために、事前構成されたPUSCHリソースが使用される。
第2の無線デバイス200は、受信モジュールまたは受信手段250を介して、第1の無線デバイス100のタイミングアドバンス構成に応じてユーザプレーンペイロードdを受信する。提供される方式は、タイミングアドバンス構成が有効と見なされる限り、RRC非アクティブ状態全体の間に、少量のデータパケットを送信するためのアップロード機会を維持する。
ユーザプレーンペイロードdのSDT送信では、第1の無線デバイス100は、2ステップランダムアクセスベースのSDTまたはConfigured granベースのSDTと同様に、ランダムアクセス手順のRRCメッセージMsg3内にペイロードをカプセル化し、または事前構成されたPUSCHリソースを使用し得る。
別の実施例では、SDTはまた、4ステップRACHで実装され得、スケジューリングされた送信であるMsg3はユーザプレーンペイロードdを含む。ほぼ同じ観察が2ステップRACHに適用可能である。これを可能にするために、RRC構成は、RRC ConnectedモードCONからRRC非アクティブモードINAへの第1の無線デバイス遷移中に、またはネットワークによって周期的に送信されるSIBを介して、SDT送信専用のPRACHプリアンブル2ステップまたは4ステップRACHの特定のセットを識別するために構成される。
図3および4はそれぞれのプリアンブル構成を示し、具体的には、複数のCF RACHプリアンブルが、時間的に異なる複数のRACH機会にわたって構成され、複数のRACH機会により、RRC非アクティブモードの間に第1の無線デバイスが記載のTAキープアライブ手順を実施することが可能となることを示す。
図3は、少なくとも1つの有効期間VP1およびVP2にわたってそれぞれ時間的に分離される、一方では複数の専用無線リソースrr1、rr2、rr3、他方では別の複数の無線リソースrr4、rr5、rr6の少なくとも一部を介して複数のプリアンブルP1を送信/受信するように構成された送信モジュールまたは送信手段108/受信モジュールまたは受信手段108の一例を示す。
図4は、少なくとも1つの有効期間VP1、VP2内で時間連続的である複数の専用無線リソースrrA、rrB、rrC;rrD、rrE、rrFの少なくとも一部を介して複数のプリアンブルP1を送信/受信するように構成された送信モジュールまたは送信手段108/受信モジュールまたは受信手段108の一例を示す。
図1または2の第1の無線デバイス100は、プリアンブルを送信すると同時に、それぞれのプリアンブルP1の送信のための送信出力を増大させる。図1または2の第2の無線デバイス200は、受信モジュールまたは受信手段208を介して、有効期間VP1、VP2内でそれぞれ時間連続的である複数の専用無線リソースrrA、rrB、rrC、およびrrD、rrE、rrFの少なくとも一部を介して複数のプリアンブルP1を受信する。
図5は無線アクセスネットワークRANを概略的に示す。第1の無線デバイス100は、少なくとも1つのプロセッサP1と、コンピュータプログラムコードCPC1を含む少なくとも1つのメモリM1と、少なくとも1つのアンテナA1と結合される少なくとも1つの通信モジュールC1とを備える。少なくとも1つのメモリM1およびコンピュータプログラムコードCPC1は、少なくとも1つのプロセッサP1および少なくとも1つの通信モジュールまたは通信手段C1と共に、第1の無線デバイス100に、少なくともこの説明に従って動作させるように構成される。第2の無線デバイス200は、少なくとも1つのプロセッサP2と、コンピュータプログラムコードCPC2を含む少なくとも1つのメモリM2と、少なくとも1つのアンテナA2と結合される少なくとも1つの通信モジュールまたは通信手段C2とを備える。少なくとも1つのメモリM2およびコンピュータプログラムコードCPC2は、少なくとも1つのプロセッサP2および少なくとも1つの通信モジュールC2と共に、第2の無線デバイス200に、少なくともこの説明に従って動作させるように構成される。第1の無線デバイス100は、第2の無線デバイス200にアップリンク方向に信号を送信する。第2の無線デバイス200は、第1の無線デバイス100への方向に信号を送信する。
説明および/または図の中に見出され得るいくつかの省略形は本明細書では以下のように定義される。
CC Configured Grant
CP 巡回プレフィックス
CP-OFDM CP直交周波数分割多重
DCI ダウンリンク制御情報
DL ダウンリンク
gNb 次世代eNodeB
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RA-RNTI ランダムアクセスRNTI
RACH ランダムアクセスチャネル
RAN 無線アクセスネットワーク
RNA 無線アクセスネットワーク通知エリア
RNTI 無線ネットワーク一時識別子
RRC 無線リソース制御
SDT Short Data Transmission
TA タイミングアドバンス
TAC タイミングアドバンスコマンド
UE ユーザ機器
UL アップリンク
本発明が添付の図面による実施例を参照しながら上記で説明されたとしても、本発明は実施例に制限されず、添付の特許請求の範囲内でいくつかの方式で修正され得ることは明らかである。したがって、すべての語および表現は広く解釈されるべきであり、実施形態を制限するためではなく、例示するためのものである。技術が進歩するにつれて、本発明の概念が様々な方式で実装され得ることは当業者には明らかであろう。さらに、記載の実施形態が、必須ではないが様々な方式で他の実施形態と組み合わされ得ることは当業者には明らかである。

Claims (20)

  1. 少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、少なくとも1つの通信モジュールとを備える装置(100)であって、前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサおよび前記少なくとも1つの通信モジュールと共に、装置(100)に、少なくとも、
    無線リソース制御(RRC)非アクティブ状態である間に、装置(100)のタイミングアドバンス構成についての少なくとも1つの有効期間(VP1;VP2)を示す少なくとも1つの有効期間標識(VPi)と、プリアンブル構成を示す少なくとも1つのプリアンブル標識(Pi)とを受信させ(106)、
    前記有効期間(VP1;VP2)の終了前に、前記プリアンブル構成に応じて少なくとも1つのプリアンブル(P1)を送信させ(108)、
    送信したプリアンブル(P1)に応答してタイミングアドバンス標識を受信させ112)
    前記RRC非アクティブ状態のままでいる
    ように構成される、装置(100)。
  2. 受信したタイミングアドバンス標識に応じて装置(100)の前記タイミングアドバンス構成を更新させる(114)
    ようにさらに構成される、請求項1に記載の装置(100)。
  3. 前記タイミングアドバンス標識がタイミングアドバンスコマンド(TAC)である、請求項1に記載の装置(100)。
  4. 前記プリアンブル(P1)の構成が、
    プリアンブルフォーマット、
    プリアンブルシーケンス、
    少なくとも1つの専用無線リソース
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の装置(100)。
  5. 専用無線リソース(rr1;rr2;rr3;rr4;rr5;rr6)を介して前記少なくとも1つのプリアンブル(P1)を送信する(108)
    ようにさらに構成される、請求項1に記載の装置(100)。
  6. 少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、少なくとも1つの通信モジュールとを備える装置(200;300)であって、前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサおよび前記少なくとも1つの通信モジュールと共に、装置(200;300)に、少なくとも、
    無線リソース制御(RRC)非アクティブ状態のユーザ機器に対するタイミングアドバンス構成についての少なくとも1つの有効期間(VP1;VP2)を示す少なくとも1つの有効期間標識(VPi)と、プリアンブル構成を示す少なくとも1つのプリアンブル標識(Pi)とを送信(206)または受信(306)させ、
    前記プリアンブル構成に従って少なくとも1つのプリアンブル(P1)を受信させ(208)、
    タイミングアドバンス標識を決定させ(210)、
    受信したプリアンブル(P1)に応答して、前記決定したタイミングアドバンス標識を送信させる(212)、装置(200;300)。
  7. 前記タイミングアドバンス標識がタイミングアドバンスコマンド(TAC)である、請求項6に記載の装置(200、300)。
  8. 前記プリアンブル(P1)の構成が、
    プリアンブルフォーマット、
    プリアンブルシーケンス、
    少なくとも1つの専用無線リソース
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項6に記載の装置(200、300)。
  9. 別の装置(100)の識別に対する前記プリアンブル(P1)の前記構成のマッピングを求める(202)
    ようにさらに構成される、請求項に記載の装置(200、300)。
  10. 前記タイミングアドバンス標識の決定(210)が、求めたマッピングを介して、前記プリアンブル(P1)が受信された前記専用無線リソース(rr2)に応じて、前記別の装置(100)の前記識別を求めることを含む、請求項9に記載の装置(200、300)。
  11. 無線リソース制御(RRC)非アクティブ状態のユーザ機器(UE)によって、装置(100)のタイミングアドバンス構成についての少なくとも1つの有効期間(VP1;VP2)を示す少なくとも1つの有効期間標識(VPi)と、プリアンブル構成を示す少なくとも1つのプリアンブル標識(Pi)とを受信すること(106)と、
    前記有効期間(VP1;VP2)の終了前に、前記プリアンブル構成に応じて少なくとも1つのプリアンブル(P1)を送信すること(108)と、
    送信したプリアンブル(P1)に応答してタイミングアドバンス標識を受信すること(112)と
    前記RRC非アクティブ状態のままでいることと
    を少なくとも含む方法。
  12. 受信したタイミングアドバンス標識に応じて装置(100)の前記タイミングアドバンス構成を更新すること(114)
    を含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記タイミングアドバンス標識がタイミングアドバンスコマンド(TAC)である、請求項11に記載の方法。
  14. 前記プリアンブル(P1)の構成が、
    プリアンブルフォーマット、
    プリアンブルシーケンス、
    少なくとも1つの専用無線リソース
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項11に記載の方法。
  15. 専用無線リソース(rr1;rr2;rr3;rr4;rr5;rr6)を介して前記少なくとも1つのプリアンブル(P1)を送信すること(108)
    を含む、請求項11に記載の方法。
  16. 無線リソース制御(RRC)非アクティブ状態のユーザ機器に対するタイミングアドバンス構成についての少なくとも1つの有効期間(VP1;VP2)を示す少なくとも1つの有効期間標識(VPi)と、プリアンブル構成を示す少なくとも1つのプリアンブル標識(Pi)とを送信(206)または受信(306)することと、
    前記プリアンブル構成に従って前記少なくとも1つのプリアンブル(P1)を受信すること(208)と、
    タイミングアドバンス標識を決定すること(210)と、
    受信したプリアンブル(P1)に応答して、前記決定したタイミングアドバンス標識を送信すること(212)と
    を少なくとも含む方法。
  17. 前記タイミングアドバンス標識がタイミングアドバンスコマンド(TAC)である、請求項16に記載の方法。
  18. 前記プリアンブル(P1)の構成が、
    プリアンブルフォーマット、
    プリアンブルシーケンス、
    少なくとも1つの専用無線リソース
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項16に記載の方法。
  19. 別の装置(100)の識別に対する前記プリアンブル(P1)の前記構成のマッピングを求めること(202)
    をさらに含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記タイミングアドバンス標識の決定(210)が、求めたマッピングを介して、前記プリアンブル(P1)が受信された前記専用無線リソース(rr2)に応じて、前記装置(100)の前記識別を求めることを含む、請求項19に記載の方法。
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