JP7505950B2 - 購入支援装置、購入支援方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、購入支援装置、購入支援方法及びプログラムに関する。
POS(Point Of Sales)端末又は電子式キャッシュレジスタ等の購入支援装置においては、通常、キャッシャと呼ばれる店員が操作を担当し、優待制度、クーポン、割引券等の特典情報を店員が適用する。
その一方で、買上商品の登録から決済までの操作を客が自ら行うようにしたセルフチェックアウトシステムの購入支援装置、いわゆるセルフチェックアウト装置がある。セルフチェックアウト装置は、客自身が操作するため、操作担当者は存在しない。このため、セルフチェックアウト装置においては、優待制度、クーポン、割引券等の特典適用日に、客に特典の利用を促す手段がない。
特開2020-64686号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、特典の適用忘れを防止することである。
一実施形態において、購入支援装置は、検知部と、出力部とを備える。検知部は、会計指示を検知する。出力部は、検知部により会計指示が検知されたことに応答して、特典情報に基づき特典適用可能である場合、特典利用の有無の入力を促す通知を出力する。検知部は、特典利用の有無の入力を検知する。出力部は、検知部により特典利用があることを示す入力が検知されたことに応答して、店員の呼出を示す通知を出力する。
図1は、実施形態に係るセルフチェックアウトシステムの概略構成を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係るセルフチェックアウトシステムに組み込まれるセルフPOS端末の外観斜視図である。 図3は、実施形態に係るセルフPOS端末のブロック図である。 図4は、実施形態に係るセルフPOS端末のタッチパネルに表示される商品登録画面の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るセルフPOS端末のタッチパネルに表示される特典利用の有無を選択する画面の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るセルフPOS端末のタッチパネルに表示される店員呼出画面の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係るセルフPOS端末のタッチパネルに表示される特典利用有を示す画面の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係るセルフPOS端末のタッチパネルに表示される割引適用画面の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係るセルフPOS端末のタッチパネルに表示される対象外通知画面の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係るセルフPOS端末のタッチパネルに表示される決済画面の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係るセルフPOS端末による購入支援処理の手順を例示するフローチャートである。
以下、図面を用いて実施形態について説明する。なお、本実施形態では、購入支援装置の一態様として、セルフPOS端末を例示する。セルフPOS端末は、買上商品の登録から決済までの操作を客が自ら行うようにしたセルフチェックアウトシステムの購入支援装置、いわゆるセルフチェックアウト装置として機能する。
図1は、実施形態に係るセルフチェックアウトシステムの概略構成を示すブロック図である。
セルフチェックアウトシステム10は、複数台のセルフPOS端末20と、アテンダント端末30と、ストアサーバ40とを含む。また、セルフチェックアウトシステム10は、ネットワーク50を含み、このネットワーク50に、各セルフPOS端末20、アテンダント端末30及びストアサーバ40を接続して、システムを構築する。ネットワーク50は、典型的にはLAN(Local Area Network)である。LANは、有線であってもよいし無線であってもよい。
セルフPOS端末20は、店舗の会計場に設置される。セルフPOS端末20は、商品を買い上げる客自身に操作により、買上商品の登録から決済までの一連の処理を行えるようにした購入支援装置である。このためセルフPOS端末20においては、操作者である客に操作手順を示す操作ガイドが表示される。セルフPOS端末20の詳細については後述する。
アテンダント端末30は、例えば会計場の出口付近に設置される。アテンダント端末30は、複数台のセルフPOS端末20の状態を監視する機能を有する。すなわちアテンダント端末30は、ネットワーク50を介して、監視対象のセルフPOS端末20が送信出力する各種の情報、例えば稼働状況や商品販売情報の処理結果等を示す情報を受信し、その内容をディスプレイに表示する。商品販売情報は、例えば、客によりセルフPOS端末20を介して登録された買上商品の商品ID、単価、販売点数、販売金額を含む。
1台のアテンダント端末30が監視対象とするセルフPOS端末20の台数は任意である。このため、図1ではアテンダント端末30を1台のみ示しているが、2台以上のアテンダント端末30がネットワーク50に接続されていてもよい。通常、アテンダント端末30が設置された場所には案内係としての店員が待機する。店員は、ディスプレイの表示内容から監視対象のセルフPOS端末20で発生したエラー等のトラブルに対処する。
ストアサーバ40は、各セルフPOS端末20で実行される買上商品の登録及び決済に係る処理を制御する。またストアサーバ40は、ネットワーク50を介して、各セルフPOS端末20で処理されたデータを収集し、適宜加工して、データファイルに保存する。
なお、図1では、ネットワーク50に接続された購入支援装置として、セルフPOS端末20だけを示している。しかし、買上商品の登録から決済までの操作を店員が行う購入支援装置、いわゆるPOS端末がネットワーク50に接続されていてもよい。その場合、ストアサーバ40は、セルフPOS端末20と同様に各POS端末も併せて制御することとなる。
次に、セルフPOS端末20の詳細について説明する。
図2は、実施形態に係るセルフチェックアウトシステムに含まれるセルフPOS端末の外観斜視図である。
図2に示すように、セルフPOS端末20は、床面に設置された本体200と、この本体200の脇に設置された秤ユニット201とからなる。
本体200は、その上部に表示ポール202とタッチパネル203とを取り付け、秤ユニット201が設置された側とは反対側に籠台204を突出させている。籠台204は、客が買上商品を入れた籠等を置くためのものである。客は、タッチパネル203の画面が見えるように、図2において本体200の手前側に立って作業を行う。このため客から見ると、本体200の右側に籠台204があり、左側に秤ユニット201がある。以下では、客が立つ側を本体200の正面とする。
表示ポール202は、その先端部に例えば青色と赤色とを選択的に発光させる発光部2021を備え、この発光部2021の発光色によってセルフPOS端末20の現在の状態を例えば案内係である店員等に報知する。
タッチパネル203は、セルフPOS端末20の操作者(通常は客)に操作ガイドを含む種々の画面を表示するためのディスプレイと、操作者による画面へのタッチ入力を検知するためのタッチセンサとで構成される。ここで、画面は、ディスプレイに表示される画像を意味する。画面の表示方法は、ポップアップ表示を含む任意の方法であってよい。タッチパネル203のディスプレイは、表示部の一例である。タッチパネル203のタッチセンサは、入力部の一例である。
本体200は、正面の上部に、スキャナ205の読取窓2051と、カード挿入口206と、レシート発行口207とを形成している。また本体200は、正面の中央部に、硬貨投入口208と、硬貨払出口209と、紙幣挿入口210と、紙幣払出口211とを形成している。さらに本体200は、通信ケーブル212を介して電子マネー用のリーダ・ライタ213を接続している。リーダ・ライタ213は、本体200の籠台204と同じ側に設けられた置台214に置かれている。
秤ユニット201は、ハウジング221の上部に秤皿222を設け、この秤皿222の上部に袋保持具223を取り付けた構造となっている。秤皿222は、その上面を載置面2221とする。袋保持具223は、一対の保持アーム2231を備えており、この保持アーム2231でレジ袋又は客が持参した買物袋いわゆるマイバッグを保持する。
秤ユニット201は、保持アーム2231に保持されたレジ袋又はマイバッグに入れられて載置面2221に置かれた商品の重量を計測する。
図3は、実施形態に係るセルフPOS端末20のブロック図である。
図3に示すように、セルフPOS端末20は、CPU(Central Processing Unit)231、ROM(Read Only Memory)232、RAM(Random Access Memory)233、補助記憶デバイス234、通信インタフェース235、自動釣銭機236、スキャナ205、タッチパネル203、プリンタ237、カードリーダ238、リーダ・ライタ213、発光部2021、秤ユニット201及びシステム伝送路239を備える。システム伝送路239は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。システム伝送路239は、CPU231と他の各部とを直接又は信号入出力回路を介して接続し、相互間で授受されるデータ信号を伝送する。
セルフPOS端末20は、CPU231と、ROM232、RAM233及び補助記憶デバイス234とをシステム伝送路239で接続することによりコンピュータを構成する。
CPU231は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。CPU231は、オペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムに従って、セルフPOS端末20としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。CPU231は、種々の回路で構成されていてもよい。CPU231は、ROM232または補助記憶デバイス234に予め記憶されている制御プログラムをRAM233に展開する。制御プログラムは、セルフPOS端末20のCPU231に後述する各部を実現させるプログラムである。CPU231は、RAM233に展開される制御プログラムを実行することで、種々の動作を実行する。
ROM232は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。ROM232は、上記のオペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムを記憶する。アプリケーションプログラムは、制御プログラムを含む。ROM232は、CPU231が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを記憶する場合もある。
RAM233は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。RAM233は、CPU231が処理を実行する上で必要なデータを記憶する。またRAM233は、CPU231によって情報が適宜書き換えられるワークエリアとしても利用される。
補助記憶デバイス234は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばHDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、EEPROM(登録商標)(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)等が補助記憶デバイス234として使用される。補助記憶デバイス234は、CPU231が各種の処理を行う上で使用するデータや、CPU231での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス234は、上述した制御プログラムを記憶する場合もある。
通信インタフェース235は、ネットワーク50に接続されたストアサーバ40又はアテンダント端末30と、予め設定された通信プロトコルに従いデータ通信を行う。図3では、インタフェースは、「I/F」と記載されている。
自動釣銭機236は、硬貨ユニット2361と紙幣ユニット2362とを含む。
硬貨ユニット2361は、硬貨投入口208に投入された硬貨を1枚ずつ選別して金種を識別し、硬貨金庫(不図示)に金種別に収容する。また硬貨ユニット2361は、例えば釣銭データに基づいて硬貨金庫から該当する金種の硬貨を取出し、硬貨払出口209に払い出す。
紙幣ユニット2362は、紙幣挿入口210に挿入された紙幣を1枚ずつ選別して金種を識別し、紙幣金庫(不図示)に金種別に収容する。また紙幣ユニット2362は、例えば釣銭データに基づいて紙幣金庫から該当する金種の紙幣を取出し、紙幣払出口211に払い出す。
スキャナ205は、読取窓2051に翳された商品のバーコードをスキャンして読み取る。店舗で販売される各商品には、その商品を識別するための商品IDをバーコード化したバーコードシンボルが付されている。スキャナ205は、商品に付されたバーコードシンボルが読取窓2051に翳される毎に、そのバーコードを読み取る。また、スキャナ205は、読取窓2051に翳されたクーポンや割引券等に付された特典バーコードをスキャンして読み取る。特典バーコードは、クーポンや割引券の媒体に付された印刷物であるものとして説明するが、スマートフォンなどの端末に表示される画像であってもよい。クーポンや割引券等の特典には、その特典を識別するための特典IDをバーコード化したバーコードシンボルが付与されている。特典バーコードは、特典コードに相当する。また、スキャナ205は、読取窓2051に翳された店員コードをスキャンして読み取る。各店員には、その店員を識別するための店員IDをバーコード化したバーコードシンボルが付与されている。ここで、バーコードは、二次元データコードと読み替えてもよい。スキャナ205は、レーザ光の走査によりコードシンボルを読み取るタイプであってもよい。スキャナ205は、カメラなどの撮像デバイスで撮像した画像からコードシンボルを読み取るタイプであってもよい。スキャナ205は、読取部の一例である。
プリンタ237は、レシート用紙に例えば商取引の明細を表すレシートデータを印刷する。レシートデータが印刷されたレシート用紙は、レシート発行口207から排出され、図示しないカッタにより切断されて、レシートとして発行される。
カードリーダ238は、クレジットカード、ポイントカード等のカード媒体に記録されたカードデータを読み取る。カードリーダ238は、カード挿入口206に挿入されたカード媒体を本体200内に引き込み、カードデータを読み取った後、カード挿入口206から排出させる。
リーダ・ライタ213は、非接触ICカードに記録された電子マネーの読み取り及び書き換えを行う。
なお、セルフPOS端末20のハードウェア構成は、上述の構成に限定されるものではない。セルフPOS端末20は、適宜、上述の構成要素の省略及び変更並びに新たな構成要素の追加を可能とする。
上述のCPU231に実装される各部について説明する。
CPU231は、取得部2311、登録部2312、検知部2313、判断部2314、出力部2315、反映部2316、及び決済処理部2317を実装する。CPU231に実装される各部は、各機能ということもできる。CPU231に実装される各部は、CPU231、ROM232、及びRAM233を含む制御部に実装されるということもできる。
取得部2311は、各種コードのデータを取得する。各種コードはスキャナ205により読み取られるものとして説明するが、タッチパネル203で入力されてもよい。以下では、「スキャナ205により読み取られた」は、「スキャナ205により読み取られた、又はタッチパネル203で入力された」と読み替えてもよい。取得部2311は、取得されたデータに基づき種々の情報を取得する。一例では、取得部2311は、スキャナ205により読み取られた店員コードを取得し、店員コードに関連付けられた店員情報を取得する。取得部2311により店員コードが取得されたことは、スキャナ205により店員コードが読み取られたことに対応する。店員コードの取得は、店員コードの読取、又は店員コードの入力に対応する。店員情報は、店員コードに関連付けられた種々の情報であり、店員コードの有効性、店員の氏名等の情報を含む。店員コードと店員情報が関連付けられたデータベースは、補助記憶デバイス234に予め記憶されてもよく、ネットワーク50を介してストアサーバ40又は図示しないサーバからセルフPOS端末20へダウンロードされるものでもよい。上記データベースは、適宜更新されてもよい。
登録部2312は、スキャナ205により読み取られたデータに基づき種々の情報を登録する。例えば、登録部2312は、スキャナ205により商品のバーコードが読み取られた場合、その商品の商品販売情報を登録する。商品販売情報は、商品IDと関連付けられた種々の情報である。商品販売情報は、補助記憶デバイス234に予め記憶されてもよく、ネットワーク50を介してストアサーバ40又は図示しないサーバからセルフPOS端末20へダウンロードされるものでもよい。上記データベースは、適宜更新されてもよい。
検知部2313は、タッチパネル203における操作者による画面へのタッチ入力を検知する。タッチ入力は、タッチパネル203に表示される種々の操作ガイドに従い操作者によって画面がタッチされることにより実現される。操作ガイドが表示される画面は、操作を指定するためのボタンを含む。操作者は、表示されたボタンをタッチすることにより操作を指定する。タッチ入力は、入力の一例である。なお、操作ガイドは、通知に相当する。
判断部2314は、特典情報に基づき特典適用可能か否かを判断する。特典情報は、特典の適用日、適用曜日、適用時間帯等を示す適用情報と、特典の対象商品、対象金額等を示す特典対象情報と、特典による値引額、割引率、付与ポイント数、ポイント付与率等を示す特典詳細情報を含む。適用情報及び特典対象情報は、適用条件、特典対象条件とそれぞれ読み替えてもよい。適用条件は、時期的な条件である。判断部2314は、特典情報のうち、適用情報、特典対象情報、特典詳細情報の少なくとも一つに基づき特典適用可能か否かを判断する。ここで、特典は、地方自治体等の行政機関により発行される各種優待制度を適用するための特典カードや、店舗により発行される割引券、クーポン等を含む。特典情報は、補助記憶デバイス234に予め記憶されてもよく、ネットワーク50を介してストアサーバ40又は図示しないサーバからセルフPOS端末20へダウンロードされるものでもよい。上記データベースは、適宜更新されてもよい。
出力部2315は、種々の操作ガイドを出力する。
反映部2316は、検知部2313により特典利用に関する通知についての確認の入力が検知されたことに応答して、特典情報を有効にする。特典情報を有効にすることは、特典を有効にすることに対応する。
決済処理部2317は、決済処理を実行する。例えば、決済処理部2317は、後述する客による支払い方法の選択に従って決済処理を実行する。
なお、検知部2313及び出力部2315は、プログラムを実行することでCPU231に実装されるものとして説明したが、これに限定されない。検知部2313及び出力部2315は、タッチパネル203で実現されてもよい。検知部2313及び出力部2315は、プログラムを実行することでCPU231とタッチパネル203との協働で実現されてもよい。
次に、タッチパネル203に表示される画面の例について説明する。
図4は、実施形態に係るセルフPOS端末20のタッチパネル203に表示される商品登録画面の一例を示す図である。
図示するように、商品登録画面SCaには、商品の登録操作を客に促す操作ガイドGaが表示される。また商品登録画面SCaには、登録された商品の明細を表示するための明細欄Daと、登録された商品の合計を表示するための合計欄Dbとが表示される。さらに商品登録画面SCaには、バーコードが無い商品の部門を客が指定するための部門ボタンBbと、決済処理への移行を客が指定するための「会計」ボタンBaとが表示される。操作ガイドGaは、動画データを用いることで、操作ガイドGaを動画で表してもよい。あるいは音声データを用いることで、操作ガイドGaを音声出力してもよい。
まず、客は、商品登録画面SCaに従い、買上商品の登録を行う。商品登録画面SCaを確認した客は、籠台204に置いた籠からを1品ずつ取り出す。そしてその買上商品にバーコードが付されている場合、客は、そのバーコードの部分を読取窓2051に翳す。そうすると、スキャナ205によってバーコードが読み取られて買上商品が登録されるので、客はその買上商品を袋保持具223に保持されたマイバッグ又はレジ袋に入れる。また、買上商品にバーコードが付されていない場合には、客は、該当する部門ボタンBbにタッチする。そうすると、タッチパネル203に、その部門に属するバーコード無し商品のボタン群が表示されるので、客は、そのボタン群の中から買上商品のボタンを探してそのボタンにタッチする。かくして買上商品が登録されるので、客はその買上商品を袋保持具223に保持されたマイバッグ又はレジ袋に入れる。こうして、買上商品をすべて登録し終えたならば、客は「会計」ボタンBaにタッチする。
図5は、実施形態に係るセルフPOS端末20のタッチパネル203に表示される特典利用の有無を選択する画面の一例を示す図である。
図示するように特典利用選択画面SCbには、特典カード、割引券、クーポン等の特典を利用するか否かの指定操作を客に促すための操作ガイドGbが表示される。操作ガイドGbは、特典利用の有無の入力を促す通知に相当する。また、特典を利用することを客が指定するための「はい」ボタンBcと、特典を利用しないことを客が指定するための「いいえ」ボタンBdとが表示される。なお、動画データを用いることで、操作ガイドGbを動画で表してもよい。あるいは音声データを用いることで、操作ガイドGbを音声出力してもよい。
客が「会計」ボタンBaにタッチした後、タッチパネル203に特典利用選択画面SCbが表示される。特典利用選択画面SCbは、「会計」ボタンBaがタッチされる前に特典コードの読取がなされていない場合に表示される。特典利用選択画面SCbを確認した客は、特典カード、割引券、クーポン等の特典を利用するのであれば、「はい」ボタンBcにタッチし、特典を利用しないのであれば、「いいえ」ボタンBdにタッチする。
図6は、実施形態に係るセルフPOS端末20のタッチパネル203に表示される店員呼出画面の一例を示す図である。
図示するように、店員呼出画面SCcには、店員を呼び出していることを客に示す操作ガイドGcが表示される。操作ガイドGcは、店員の呼出を示す通知に相当する。操作ガイドGcは、店員に店員コードの読取を促すための操作ガイドを含んでもよい。店員は、店員呼出画面SCcを確認した後、店員コードを読取窓2051に翳すことが想定される。そうすると、スキャナ205によって店員コードが読み取られる。なお、動画データを用いることで、操作ガイドGcを動画で表してもよい。あるいは音声データを用いることで、操作ガイドGcを音声出力してもよい。
図7は、実施形態に係るセルフPOS端末20のタッチパネル203に表示される特典利用有を示す画面の一例を示す図である。
図示するように、特典利用確認画面SCdには、客が特典を利用することを店員に示す操作ガイドGdが表示される。操作ガイドGdは、特典利用に関する通知に相当する。操作ガイドGdは、店員にPOSモードでの操作を促すための操作ガイドを含んでもよい。また、特典利用確認画面SCdには、「確認」ボタンBeが表示される。特典利用確認画面SCdを確認した店員は、「確認」ボタンBeにタッチする。なお、動画データを用いることで、操作ガイドGdを動画で表してもよい。あるいは音声データを用いることで、操作ガイドGdを音声出力してもよい。
図8は、実施形態に係るセルフPOS端末20のタッチパネル203に表示される割引適用画面の一例を示す図である。
図示するように割引適用画面SCeには、特典が適用されたことを客に示すための操作ガイドGeが表示される。この例では、特典情報に従い、合計金額に割引が適用される場合を想定する。また、割引適用画面SCeには、買上商品の小計額、値引額、合計金額を表示するための合計欄Dcが表示される。また、割引適用画面SCeには、「確認」ボタンBfが表示される。割引適用画面SCeを確認した客は、「確認」ボタンBfにタッチする。なお、動画データを用いることで、操作ガイドGeを動画で表してもよい。あるいは音声データを用いることで、操作ガイドGeを音声出力してもよい。
図9は、実施形態に係るセルフPOS端末20のタッチパネル203に表示される対象外通知画面の一例を示す図である。
図示するように対象外通知画面SCfには、合計金額又は買上商品が特典適用の対象外であることを客に示すための操作ガイドGfが表示される。この例では、特典情報に従い、合計金額又は買上商品が特典適用の対象外であることを示す。また、対象外通知画面SCfには、「確認」ボタンBgが表示される。対象外通知画面SCfを確認した客は、「確認」ボタンBgにタッチする。なお、動画データを用いることで、操作ガイドGfを動画で表してもよい。あるいは音声データを用いることで、操作ガイドGfを音声出力してもよい。
図10は、実施形態に係るセルフPOS端末20のタッチパネル203に表示される決済画面の一例を示す図である。
図示するように、決済画面SCgには、決済操作を客に促す操作ガイドGgが表示される。決済画面SCgは、決済表示の一例である。また決済画面SCgには、買上商品の合計金額を表示するための合計欄Ddが表示される。さらに決済画面SCgには、現金で支払うことを客が指定するための「現金」ボタンBhと、クレジットカードで支払うことを客が指定するための「クレジット」ボタンBiと、電子マネーで支払うことを客が指定するための「電子マネー」ボタンBjとが表示される。なお、動画データを用いることで、操作ガイドGgを動画で表してもよい。あるいは音声データを用いることで、操作ガイドGgを音声出力してもよい。
決済画面SCgを確認した客は、操作ガイドGgに従い、支払い方法を選択して該当するボタンにタッチする。すなわち現金で支払う客は、「現金」ボタンBhにタッチし、現金を紙幣挿入口210又は硬貨投入口208に入れる。そうすると、セルフPOS端末20においては、入金額が算出され、合計金額を超えると決済処理が実行される。この決済処理において釣銭額が算出されると、釣銭としての現金が紙幣払出口211又は硬貨払出口209から払い出される。
一方、クレジットカードで支払う客は、「クレジット」ボタンBiにタッチし、クレジットカードをカード挿入口206から挿入する。そうすると、セルフPOS端末20においては、クレジットカードのデータがカードリーダ238で読み取られ、そのクレジットカードの認証が行われる。そしてクレジットカードが認証されると、決済処理が実行される。
また、電子マネーで支払う客は、「電子マネー」ボタンBjにタッチし、電子マネーが記録された非接触ICカードをリーダ・ライタ213に近づける。そうすると、セルフPOS端末20においては、電子マネーの残高がリーダ・ライタ213で読み取られ、その残高が合計金額以上であると決済処理が実行される。この決済処理において、電子マネーの残高は合計金額分が減額される。
次に、セルフPOS端末20による購入支援処理の手順について説明する。
図11は、実施形態に係るセルフPOS端末20による購入支援処理の手順を例示するフローチャートである。
なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。なお、操作者は、客、店員又は人と読み替えてもよい。また、特段の記載がない限り、セルフPOS端末20における操作は、セルフモードでの操作である。セルフモードでの操作者は、通常の場合は客であるが、店員等、その他の操作者であってもよい。
始めに、会計のために会計場に来た客は、空いているセルフPOS端末20の正面に立ち、買上商品を入れた籠を籠台204に置く。一方、セルフPOS端末20は、図示しない人感センサを設けており、客が本体200の正面に立つと、図11のフローチャートに示す手順の購入支援処理を開始する。なお、購入支援処理を開始するタイミングはこれに限定されるものではない。例えば籠台204に籠が置かれたことを検知するセンサを設け、このセンサによって籠が検知されると、購入支援処理を開始してもよい。あるいは、直前の客に対する処理を終えた後、一定時間が経過すると自動的に購入支援処理を開始してもよい。
購入支援処理が開始されると、出力部2315により商品登録画面SCa(図4参照)がタッチパネル203に表示される。客は、商品登録画面SCaに従って操作を行う。
登録部2312は、スキャナ205により読み取られたデータに基づき種々の情報を登録する(ACT1)。ACT1では、例えば、取得部2311は、スキャナ205により買上商品のバーコードが読み取られたことに応答して、スキャナ205により読み取られた買上商品のバーコードを取得する。以下では、「応答して」は、「基づいて」と読み替えてもよい。登録部2312は、取得部2311により取得された買上商品のバーコードに基づいて、買上商品を登録する。なお、バーコード無し商品のボタンがタッチされた場合は、登録部2312は、タッチパネル203からの信号を検知して買上商品を登録する。次に、出力部2315は、買上商品の商品名、販売点数及び販売金額を、商品登録画面SCaの明細欄Daに表示する。また、決済処理部2317は、補助記憶デバイス234に記憶された商品販売情報に基づいて現時点における合計点数と合計金額とを算出し、商品登録画面SCaの合計欄Dbに表示させる。このような商品登録処理は周知の処理であるので、その詳細については説明を省略する。
検知部2313は、会計指示を検知する(ACT2)。ACT2では、例えば、検知部2313は、商品登録画面SCa(図4参照)における客による「会計」ボタンBaのタッチ入力を検知する。例えば、検知部2313は、タッチパネル203からの信号により「会計」ボタンBaがタッチされたことを検知する。
判断部2314は、検知部2313により会計指示が検知されたことに応答して、特典情報に基づき特典適用可能か否かを判断する(ACT3)。ACT3では、例えば、判断部2314は、補助記憶デバイス234に記憶された特典情報のうち、適用情報、特典対象情報、特典詳細情報の少なくとも一つに基づき特典適用可能か否かを判断する。例えば、判断部2314は、適用情報に基づき、検知部2313により会計指示が検知された日時が、特典適用可能な日時であるか否かを判断する。
例えば、適用情報に金曜日が特典可能曜日であることがセットされていると想定する。この場合、判断部2314は、検知部2313により会計指示が検知された日時を示す日時情報から会計指示が検知された日が金曜日であるか否かを判断する。判断部2314は、会計指示が検知された日が金曜日である場合、特典適用可能であると判断する。適用情報にセットされる情報は、曜日に限らず、特定の日付(例えば、10日、20日等)、特定の時間帯(例えば、「午後4時まで」等)等であってもよい。また、適用情報に曜日又は日付がセットされている場合、補助記憶デバイス234において予め特典適用可能であることを示すフラグがセットされていてもよい。例えば、適用可能日である場合のフラグを「1」とし、適用可能日でない場合のフラグを「0」とする。フラグは、セルフPOS端末20の時間情報により自動でセット又はリセットされてもよいし、店員の手動操作によりセット又はリセットされてもよい。フラグの情報は、適用情報に含まれる。この場合、判断部2314は、フラグが「1」にセットされている場合、特典適用可能であると判断する。他方、判断部2314は、フラグが「0」にセットされている場合、特典適用可能でないと判断する。
判断部2314により、特典適用可能であると判断された場合(ACT3:YES)、処理はACT3からACT4に遷移する。判断部2314により特典適用可能であると判断されたことは、特典適用可能であることの一例である。判断部2314により、特典適用可能でないと判断された場合(ACT3:NO)、処理はACT3からACT10に遷移する。判断部2314により特典適用可能でないと判断されたことは、特典適用可能でないことの一例である。
出力部2315は、判断部2314により特典適用可能と判断されたことに応答して、特典利用の有無の入力を促す通知を出力する(ACT4)。ACT4では、例えば、出力部2315は、特典利用選択画面SCb(図5参照)をタッチパネル203に表示させる。
検知部2313は、特典利用の有無の入力を検知する(ACT5)。ACT5では、例えば、検知部2313は、特典利用選択画面SCbにおける客による「はい」ボタンBc又は「いいえ」ボタンBdのタッチ入力を検知する。例えば、検知部2313は、タッチパネル203からの信号により「はい」ボタンBc又は「いいえ」ボタンBdがタッチされたことを検知する。客は、「はい」ボタンBcをタッチすることで、特典の利用があることを示す入力を行い、「いいえ」ボタンBdをタッチすることで、特典の利用がないことを示す入力を行う。
この例によれば、セルフPOS端末20は、決済処理を行う前に特典の利用の有無を客に確認することができる。そのため、セルフPOS端末20は、客による特典の利用忘れを防ぐことができる。また、決済処理を行う前に特典を適用できるため、セルフPOS端末20は、決済処理後に特典の適用をする場合に比べ、決済処理を簡略化することができる。さらに、セルフPOS端末20は、特典適用が可能である場合にのみ通知を出力するため、通知を出力する処理を削減できる。客に対しては、特典利用に関し効果的に注意喚起できる。
検知部2313により、「はい」ボタンBcのタッチ入力が検知された場合(ACT5:YES)、処理はACT5からACT6に遷移する。検知部2313により「はい」ボタンBcのタッチ入力が検知されたことは、「はい」ボタンBcがタッチ入力されたことの一例である。検知部2313により、「いいえ」ボタンBdのタッチ入力が検知された場合(ACT5:NO)、処理はACT5からACT10に遷移する。検知部2313により「いいえ」ボタンBdのタッチ入力が検知されたことは、「いいえ」ボタンBdがタッチ入力されたことの一例である。
出力部2315は、検知部2313により特典利用があることを示す入力が検知されたことに応答して、店員の呼出を示す通知を出力する(ACT6)。ACT6では、例えば、出力部2315は、店員呼出画面SCc(図6参照)をタッチパネル203に表示させる。また、出力部2315は、表示ポール202の発光部2021を発行させ、店員に呼出を報知してもよい。呼出を受けた店員は、店員呼出画面SCcを確認すると店員コードを読取窓2051に翳し、スキャナ205によって店員コードが読み取られる。
取得部2311は、取得した店員コードに基づいて店員情報を取得する(ACT7)。ACT7では、例えば、取得部2311は、出力部2315により店員の呼出を示す通知が出力された後にスキャナ205により読み取られた店員コードを取得する。取得部2311は、取得した店員コードに基づいて、店員コードに関連付けられた店員情報を補助記憶デバイス234から取得する。
出力部2315は、取得部2311により店員情報が取得されたことに応答して、特典利用に関する通知を出力する(ACT8)。取得部2311により店員情報が取得されたことは、取得部2311により店員コードが取得されたことの一例である。ACT8では、例えば、出力部2315は、特典利用確認画面SCd(図7参照)をタッチパネル203に表示させる。ACT8では、例えば、検知部2313は、特典利用確認画面SCdにおける店員による特典利用に関する通知についての確認の入力を検知する。例えば、検知部2313は、「確認」ボタンBeのタッチ入力を検知する。例えば、検知部2313は、タッチパネル203からの信号により「確認」ボタンBeがタッチされたことを検知する。検知部2313により「確認」ボタンBeのタッチ入力が検知された場合(ACT8:YES)、処理はACT8からACT9に遷移する。検知部2313により、「確認」ボタンBeのタッチ入力が検知されなかった場合(ACT8:NO)、処理はACT8からACT10に遷移する。
この例によれば、セルフPOS端末20は、店員情報を取得したことに応答して、特典利用に関する通知を出力することができる。これにより、セルフPOS端末20は、店員の呼出理由を店員に通知することができる。店員は、客に呼出理由を聞くことなく、対処することができる。
反映部2316は、検知部2313により確認の入力が検知されたことに応答して、特典情報を有効にする(ACT9)。一例では、反映部2316は、決済処理部2317により算出された合計金額と補助記憶デバイス234に記憶された特典対象情報とを比較する。次に、反映部2316は、合計金額が特典対象条件を満たすか否かを判断する。反映部2316は、合計金額が特典対象条件を満たす場合に、特典詳細情報により示される値引額又は割引率を合計金額に対して適用する。別の例では、反映部2316は、登録部2312により登録された買上商品と補助記憶デバイス234に記憶された特典対象情報とを比較する。次に、反映部2316は、買上商品が特典対象条件を満たすか否かを判断する。反映部2316は、買上商品が特典対象条件を満たす場合に、特典詳細情報により示される値引額又は割引率を合計金額に対して適用する。なお、反映部2316は、買上商品の合計金額に対し、特典詳細情報により示されるポイント付与率に従ったポイント付与を反映させてもよい。ポイント付与の処理については、周知の処理であるため、その詳細については説明を省略する。
この例によれば、セルフPOS端末20は、確認の入力を検知したことに応答して、特典情報を有効にすることができる。これにより、店員は、複雑な操作を要することなく特典情報を有効にすることができる。
反映部2316により、合計金額又は買上商品が特典対象条件を満たさないと判断された場合、出力部2315は、特典が無効であることを示す無効通知を出力する。例えば、出力部2315は、対象外通知画面SCf(図9参照)をタッチパネル203に表示させる。例えば、検知部2313は、対象外通知画面SCfにおける店員による無効通知についての確認の入力を検知する。例えば、検知部2313は、「確認」ボタンBgのタッチ入力を検知する。例えば、検知部2313は、タッチパネル203からの信号により「確認」ボタンBgがタッチされたことを検知する。検知部2313により「確認」ボタンBgのタッチ入力が検知された場合、処理はACT9からACT10に遷移する。
この例によれば、店員の操作により特典の反映処理がなされるため、セルフPOS端末20は、特典の不正使用を防ぐことができる。また、特典コード等が付与されていない特典についても、店員が目視で有効性を確認し、特典の反映処理をすることができる。
決済処理部2317は、決済処理を実行する(ACT10)。ACT10では、例えば、出力部2315は、決済画面SCg(図10参照)をタッチパネル203に表示させる。出力部2315は、決済画面SCgの合計欄Ddに、特典詳細情報が反映された金額を表示させる。検知部2313は、タッチパネル203からの信号により「現金」ボタンBhがタッチされたことを検知すると、決済処理部2317は、現金支払いによる決済処理を実行する。同様に、検知部2313は、「クレジット」ボタンBiがタッチされたことを検知した場合には、決済処理部2317は、クレジットカード支払いによる決済処理を実行する。また、検知部2313は、「電子マネー」ボタンBjがタッチされたことを検知した場合には、決済処理部2317は、電子マネーによる決済処理を実行する。この決済処理において、合計金額、支払方法、支払い金額等を含む決済情報が補助記憶デバイス234に記憶される。このような決済処理は周知の処理であるので、その詳細については説明を省略する。
決済処理を終えると、出力部2315は、タッチパネル203に決済終了画面(不図示)を表示させる。
上述の実施形態では、判断部2314は、適用情報に基づき特典適用可能か否かを判断するとして説明したが、これに限られない。例えば、判断部2314は、適用情報に加え又は適用情報に代えて、特典対象情報に基づき特典適用可能か否かを判断してもよい。この場合、判断部2314は、決済処理部2317により算出された合計金額と補助記憶デバイス234に記憶された特典対象情報とを比較する。次に、判断部2314は、合計金額が特典対象条件を満たすか否かを判断する。判断部2314は、合計金額が特典対象条件を満たす場合に、特典適用可能であると判断する。別の例では、判断部2314は、登録部2312により登録された買上商品と補助記憶デバイス234に記憶された特典対象情報とを比較する。次に、判断部2314は、買上商品が特典対象条件を満たすか否かを判断する。判断部2314は、買上商品が特典対象条件を満たす場合に、特典適用可能であると判断する。この例によれば、セルフPOS端末20は、合計金額又は買上商品に応じて特典適用が可能か否かを判断できる。セルフPOS端末20は、合計金額又は買上商品が特典適用対象外である場合に店員を呼出す必要がない。そのため、セルフPOS端末20は、店員呼出の処理を削減することができる。
上述の実施形態では、セルフPOS端末20を例示したが、買上商品の登録から決済までの操作を店員が行うPOS端末に、本実施形態のセルフPOS端末20が有する機能の少なくとも一部を実現可能としてもよい。また、買上商品の登録は店員が行い、決済を客が行ういわゆるセミセルフ方式の決済装置(会計装置)に、本実施形態のセルフPOS端末20が有する機能の少なくとも一部を実現可能としてもよい。さらに、商品スキャナと客が操作する専用端末がカートに取り付けられているいわゆるカートPOS端末又は商品登録をタブレット又はスマートフォン等の端末で行ういわゆるスマホPOS端末に、本実施形態のセルフPOS端末20が有する機能の少なくとも一部を実現可能としてもよい。
なお、購入支援装置は、セルフPOS端末20を例に説明したように1つの装置で実現されてもいいし、複数の装置に機能を分散させたシステムによって実現されてもよい。
なお、購入支援装置の譲渡は一般に、プログラムがメインメモリまたは補助記憶デバイスに記憶された状態にて行われる。しかしこれに限らず、プログラムがメインメモリまたは補助記憶デバイスに記憶されていない状態で譲渡されてもよい。そしてこの場合は、購入支援装置が備える書き込み可能な記憶デバイスに、この購入支援装置とは個別に譲渡されたプログラムがユーザ等の操作に応じて書き込まれる。プログラムの譲渡は、リムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行うことができる。記録媒体は、CD-ROM、メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読取可能であれば、その形態は問わない。また、プログラムのインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、当初の特許請求の範囲の記載を付記する。
[C1]
会計指示を検知する検知部と、
前記検知部により前記会計指示が検知されたことに応答して、特典情報に基づき特典適用可能である場合、特典利用の有無の入力を促す通知を出力する出力部と、
を備え、
前記検知部は、特典利用の有無の入力を検知し、
前記出力部は、前記検知部により特典利用があることを示す入力が検知されたことに応答して、店員の呼出を示す通知を出力する、
購入支援装置。
[C2]
店員コードを取得する取得部をさらに備え、
前記出力部は、前記取得部により店員コードが取得されたことに応答して、特典利用に関する通知を出力する、
[C1]に記載の購入支援装置。
[C3]
前記検知部は、前記特典利用に関する通知についての確認の入力を検知し、
前記検知部により前記確認の入力が検知されたことに応答して、前記特典情報を有効にする反映部をさらに備える、
[C2]に記載の購入支援装置。
[C4]
会計指示を検知することと、
前記会計指示が検知されたことに応答して、特典情報に基づき特典適用可能である場合、特典利用の有無の入力を促す通知を出力することと、
特典利用の有無の入力を検知することと、
特典利用があることを示す入力が検知されたことに応答して、店員の呼出を示す通知を出力することと、
を備える購入支援方法。
[C5]
コンピュータに、
会計指示を検知する検知機能と、
前記会計指示が検知されたことに応答して、特典情報に基づき特典適用可能である場合、特典利用の有無の入力を促す通知を出力する出力機能と、
特典利用の有無の入力を検知する検知機能と、
特典利用があることを示す入力が検知されたことに応答して、店員の呼出を示す通知を出力する出力機能と、
を実行させるための情報処理プログラム。
10…セルフチェックアウトシステム、20…セルフPOS端末、30…アテンダント端末、40…ストアサーバ、50…ネットワーク、200…本体、201…秤ユニット、202…表示ポール、203…タッチパネル、204…籠台、205…スキャナ、206…カード挿入口、207…レシート発行口、208…硬貨投入口、209…硬貨払出口、210…紙幣挿入口、211…紙幣払出口、212…通信ケーブル、213…リーダ・ライタ、214…置台、221…ハウジング、222…秤皿、223…袋保持具、234…補助記憶デバイス、235…通信インタフェース、236…自動釣銭機、237…プリンタ、238…カードリーダ、239…システム伝送路、2021…発光部、2051…読取窓、2221…載置面、2231…保持アーム、2311…取得部、2312…登録部、2313…検知部、2314…判断部、2315…出力部、2316…反映部、2317…決済処理部、2361…硬貨ユニット、2362…紙幣ユニット、SCa…商品登録画面、SCb…特典利用選択画面、SCc…店員呼出画面、SCd…特典利用確認画面、SCe…割引適用画面、SCf…対象外通知画面、SCg…決済画面。

Claims (5)

  1. 会計指示を検知する検知部と、
    前記検知部により前記会計指示が検知されたことに応答して、特典の適用可能な特定の曜日、特定の日付又は特定の時間帯を示す特典情報に基づき前記特典適用可能である場合、前記特典利用の有無の入力を促す通知を出力する出力部と、
    を備え、
    前記検知部は、前記特典利用の有無の入力を検知し、
    前記出力部は、前記検知部により前記特典利用があることを示す入力が検知されたことに応答して、店員の呼出を示す通知を出力する、
    購入支援装置。
  2. 店員コードを取得する取得部をさらに備え、
    前記出力部は、前記取得部により店員コードが取得されたことに応答して、前記特典利用に関する通知を出力する、
    請求項1に記載の購入支援装置。
  3. 前記検知部は、前記特典利用に関する通知についての確認の入力を検知し、
    前記検知部により前記確認の入力が検知されたことに応答して、買上商品の合計金額又は買上商品が特典条件を満たす場合に前記特典を有効にする反映部をさらに備える、
    請求項2に記載の購入支援装置。
  4. 購入支援装置が実行する購入支援方法であって、
    会計指示を検知することと、
    前記会計指示が検知されたことに応答して、特典の適用可能な特定の曜日、特定の日付又は特定の時間帯を示す特典情報に基づき前記特典適用可能である場合、前記特典利用の有無の入力を促す通知を出力することと、
    前記特典利用の有無の入力を検知することと、
    前記特典利用があることを示す入力が検知されたことに応答して、店員の呼出を示す通知を出力することと、
    を備える購入支援方法。
  5. コンピュータに、
    会計指示を検知する検知機能と、
    前記会計指示が検知されたことに応答して、特典の適用可能な特定の曜日、特定の日付又は特定の時間帯を示す特典情報に基づき前記特典適用可能である場合、前記特典利用の有無の入力を促す通知を出力する出力機能と、
    前記特典利用の有無の入力を検知する検知機能と、
    前記特典利用があることを示す入力が検知されたことに応答して、店員の呼出を示す通知を出力する出力機能と、
    を実行させるための情報処理プログラム。
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