JP7503985B2 - 羽根開閉装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、羽根開閉装置及び電子機器に係り、特に羽根部材により開口を開閉可能な羽根開閉装置に関するものである。
近年、スマートフォンやスマートスピーカ、ドローンをはじめとして様々な電子機器にカメラが組み込まれている。このようなカメラにおいては、レンズ開口が常に開放されているものが多く、常に撮影可能な状態であるものが多い。このような場合に、悪意を持った第三者によりカメラが操作されると、カメラによってユーザの意図しない画像や映像が取得され、これが犯罪に用いられてしまうおそれがある。
特に、最近では、カメラを内蔵した電子機器がインターネットなどのネットワークに接続されることが多くなっているが、ネットワークに接続された電子機器は、悪意のあるプログラムによってユーザの知らない間に遠隔操作される可能性がある。電子機器が遠隔操作されると、ユーザの知らない間に撮影が行われ、カメラにより画像や映像が取得されて外部に送信されるおそれがある。このように、ユーザのプライバシー保護の観点からも、ユーザが意図していないときにカメラによる撮影を遮断できるような機構が要望されている。
このようなカメラによる撮影を遮断する機構として、従来からカメラにおいて用いられているシャッタ機構(例えば、特許文献1参照)のようにレンズと被写体の間で羽根を開閉させる機構が考えられるが、外部から振動や衝撃などが作用した場合には、外部負荷により意図せず羽根が開いてしまって、カメラによる撮影を遮断できなくなることも考えられる。
特開2009-288327号公報
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、外部負荷が作用しても羽根を所定の位置に保持することが可能な羽根開閉装置及びかかる羽根開閉装置を備えた電子機器を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、外部負荷が作用しても羽根を所定の位置に保持することが可能な羽根開閉装置が提供される。この羽根開閉装置は、レンズユニットを収容する収容空間が形成されたベース部材と、上記ベース部材の少なくとも一部を覆うカバー板と、上記ベース部材と上記カバー板との間に配置される羽根部材とを備える。上記カバー板には、上記レンズユニットの光軸上に開口が形成されている。上記羽根部材は、上記開口を塞ぐ閉位置と上記開口を開放する開位置との間で移動可能となっている。上記羽根開閉装置は、上記羽根部材を上記開位置と上記閉位置との間で移動させるアクチュエータと、上記羽根部材が上記開位置及び上記閉位置に位置しているときに、上記羽根部材の移動経路上にその少なくとも一部が位置するロック位置と、その全体が上記移動経路から退避したアンロック位置との間で移動できるように構成されるストッパ部材と、上記ストッパ部材を少なくとも上記ロック位置から上記アンロック位置に向かって移動させるボイスコイルモータとをさらに備える。上記羽根部材は、その外周に上記ストッパ部材に係合可能な係合エッジ部を有し、上記ストッパ部材は、上記ロック位置において上記羽根部材の上記係合エッジ部と係合して上記羽根部材の上記移動経路上の移動を規制する。
図1は、本発明の一実施形態における羽根開閉装置をモジュール基板及びレンズユニットとともに示す斜視図である。 図2は、図1の羽根開閉装置の分解斜視図である。 図3は、図1の羽根開閉装置のカバー板を取り外した状態の平面図である。 図4は、図1の羽根開閉装置の内部構造を模式的に示す断面図である。 図5Aは、図2に示すアクチュエータの動作の一例を模式的に示す平面図である。 図5Bは、図2に示すアクチュエータの動作の一例を模式的に示す平面図である。 図6Aは、図5Aに示すアクチュエータによって移動された羽根部材の位置を模式的に示す平面図である。 図6Bは、図5Bに示すアクチュエータによって移動された羽根部材の位置を模式的に示す平面図である。 図7は、図1の羽根開閉装置のストッパ部材及びボイスコイルモータを示す分解斜視図である。 図8Aは、図1に示す状態におけるストッパ部材の位置を模式的に示す断面図である。 図8Bは、図8Aに示す状態からストッパ部材を移動させた状態を模式的に示す断面図である。 図9は、本発明の一実施形態における電子機器としてのノートパソコンを示す模式図である。
以下、本発明に係る羽根開閉装置の実施形態について図1から図9を参照して詳細に説明する。図1から図9において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、図1から図9においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や一部の構成要素が省略されている場合がある。以下の説明では、特に言及がない場合には、「第1」や「第2」などの用語は、構成要素を互いに区別するために使用されているだけであり、特定の順位や順番を表すものではない。
図1は、本発明の一実施形態における羽根開閉装置1を示す斜視図、図2は分解斜視図、図3はカバー板を取り外した状態の平面図、図4は羽根開閉装置1の内部構造を模式的に示す断面図である。本実施形態における羽根開閉装置1は、例えば電子機器に組み込まれたカメラモジュールに実装されるものであり、具体的には、レンズユニット3が設けられたモジュール基板2に実装されるものである。本実施形態では、便宜的に、図1における+Z方向を「上」又は「上方」といい、-Z方向を「下」又は「下方」ということとする。
図1から図4に示すように、羽根開閉装置1は、モジュール基板2に取り付けられるベース部材10と、ベース部材10上に設置されるアクチュエータ20と、ベース部材10上に載置される仕切板30と、ベース部材10の上部を覆うカバー板40と、カバー板40と仕切板30との間に配置される羽根部材50と、アクチュエータ20と羽根部材50とを連結する連結部材60とを備えている。ベース部材10には、略直方体状の収容空間Sが形成されており、この収容空間Sの内部に、モジュール基板2に実装されたレンズユニット3(図1参照)が収容される。
仕切板30及びカバー板40には、レンズユニット3の光軸P上にそれぞれ開口31,41が形成されている。仕切板30の開口31は、レンズユニット3に入射する光の量を決める開口(口径)として機能する。このため、仕切板30は口径板と言われることもある。なお、仕切板30は省略されてもよく、仕切板30が省略された場合は、カバー板40の開口41が上記の口径として機能する。
カバー板40には複数のピン孔42,43が形成されており、ベース部材10に形成されたピン11,12がこれらのピン孔42,43に挿入されることによってカバー板40がベース部材10に取り付けられる。また、カバー板40には、フック部44が形成されており、ベース部材10に形成された係合爪13がこのフック部44に係合することで、カバー板40がベース部材10に固定される。なお、カバー板40の固定手段は図示のものに限られるわけではなく、例えばネジなどを用いてカバー板40をベース部材10に固定してもよい。
仕切板30は、ベース部材10の+Z方向側(上方)に配置されるものであり、この仕切板30には、ベース部材10のピン12が挿通されるピン孔32が形成されている。連結部材60は、この仕切板30の-Z方向側(下方)に配置されている。ベース部材10はZ方向に延びる支軸14を有しており、連結部材60にはこの支軸14が挿入される軸孔61が形成されている。ベース部材10の支軸14が連結部材60の軸孔61に挿入されることによって、連結部材60が支軸14を中心として回転できるようになっている。
羽根部材50は、仕切板30の+Z方向側(上方)に配置されている。ベース部材10は、Y方向の両縁部から+Z方向に延びるガイド部15を有しており、羽根部材50はこれらのガイド部15の間に配置されている。これにより、羽根部材50は、仕切板30とカバー板40との間に形成される羽根室の内部で、ベース部材10のガイド部15にガイドされつつ、X方向(開閉方向)に移動できるように構成される。
アクチュエータ20は、磁性体からなるヨーク21と、コイルベース22と、ヨーク21及びコイルベース22の周囲に巻回されたコイル23と、ベース部材10から+Z方向に延びる軸(図示せず)に回転可能に取り付けられるロータマグネット24と、ロータマグネット24に連結されたレバー部材25とを含んでいる。本実施形態におけるヨーク21は、Z方向に薄い扁平状であり、2つのアーム部21A,21Bを含むU字形状を有している。コイル23は一方のアーム部21Aの周囲に巻回される。ロータマグネット24は、ヨーク21のアーム部21A,21Bの間に配置されており、周方向に沿って異なる磁極を有する磁石から構成されている。レバー部材25は、ロータマグネット24の半径方向外側で+Z方向に延びる連結部26を有している。
図2に示すように、コイルベース22は、+Y方向に突出する端子27を有しており、この端子27にはコイル23の端部が巻き付けられている。端子27には、例えば図1に示すように半田90によって金属板からなる端子板28とともにコイル23の端部が固定される。この端子板28は、XZ平面に平行に延びており、モジュール基板2側(-Z方向側)の端部に接続部29を有している。この接続部29は、半田(図示せず)によってモジュール基板2の接点と電気的に接続されている。このように、アクチュエータ20のコイル23は、端子板28を介してモジュール基板2内の配線(図示せず)に電気的に接続されている。
図5A及び図5Bは、アクチュエータ20の動作の一例を模式的に示す平面図である。本実施形態におけるアクチュエータ20では、モジュール基板2の配線を通してアクチュエータ20のコイル23に電流を通電すると、ヨーク21のアーム部21A,21Bが互いに反対の磁極に着磁(磁化)し、アーム部21A,21Bの磁力による吸引によってロータマグネット24が回転するようになっている。
例えば、アクチュエータ20のコイル23に電流を一方向に通電して、図5Aに示すようにヨーク21のアーム部21A,21Bが着磁して磁性を帯びると、ロータマグネット24の磁極がそれぞれヨーク21のアーム部21A,21Bの反対の磁極に吸引され、ロータマグネット24が時計回りに回転する。これにより、レバー部材25は、ロータマグネット24を中心として時計回りに回転する。
また、図5Aのときとは逆の方向に電流をアクチュエータ20のコイル23に通電した場合には、ヨーク21のアーム部21A,21Bは図5Bに示すように着磁し、ロータマグネット24の磁極がそれぞれヨーク21のアーム部21A,21Bの反対の磁極に吸引され、ロータマグネット24が反時計回りに回転する。これにより、レバー部材25は、ロータマグネット24を中心として反時計回りに回転する。
図2に戻って、連結部材60には、レバー部材25の連結部26に係合するレバー係合孔63が形成されている。このレバー係合孔63の最小幅は、アクチュエータ20のレバー部材25の連結部26の外径よりわずかに大きい程度である。アクチュエータ20のレバー部材25の連結部26は、この連結部材60のレバー係合孔63に挿入されている。これにより、レバー部材25の連結部26は連結部材60のレバー係合孔63と係合し、上述のようにレバー部材25がロータマグネット24を中心として回転すると、連結部材60がベース部材10の支軸14を中心として回転するようになっている。
羽根部材50は、-Z方向に向かって延びる係合ピン51を有しており、連結部材60には、この係合ピン51に係合するピン係合孔62が形成されている。このピン係合孔62の最小幅は、羽根部材50の係合ピン51の外径よりわずかに大きい程度である。羽根部材50から-Z方向に延びる係合ピン51は、仕切板30に形成された開口部34を通って連結部材60のピン係合孔62に挿入されている。これにより、羽根部材50の係合ピン51は連結部材60のピン係合孔62と係合し、連結部材60がベース部材10の支軸14を中心として回転すると、連結部材60のピン係合孔62と係合している羽根部材50の係合ピン51が移動するようになっている。このとき、羽根部材50は、上述したようにベース部材10のガイド部15にガイドされているため、羽根部材50はX方向に移動する。
図6Aは、図1に示す状態における羽根部材50の位置を模式的に示す平面図である。この位置では、羽根部材50は、仕切板30の開口31とカバー板40の開口41を塞いでおらず、開口31,41が開放されている。すなわち、外部からの光は仕切板30の開口31とカバー板40の開口41を通って直接レンズユニット3のレンズに入射するため、レンズユニット3による撮影が可能である。以下、図6Aに示すロータマグネット24の位置及び羽根部材50の位置をそれぞれ「開位置」ということとする。
図6Aに示す状態からアクチュエータ20のコイル23に通電することにより、ロータマグネット24を反時計回りに回転させると、レバー部材25の連結部26が連結部材60のレバー係合孔63に係合して、図6Bに示すように連結部材60が支軸14を中心として時計回りに回転する。このとき、羽根部材50の係合ピン51が連結部材60のピン係合孔62と係合しているため、図6Bに示すように、連結部材60の回転に伴って羽根部材50が+X方向に移動する。この+X方向に移動した羽根部材50は、仕切板30の開口31とカバー板40の開口41とを塞ぐ。すなわち、このときの羽根部材50は、レンズユニット3の光軸P上に位置しており、カバー板40の開口41を通った光は羽根部材50に遮られる。以下、図6Bに示すロータマグネット24の位置及び羽根部材50の位置をそれぞれ「閉位置」ということとする。
例えば、レンズユニット3が撮影する光(可視光や赤外光など)を透過しない材料で羽根部材50を構成することとすれば、羽根部材50が図6Bに示す閉位置にあるときには、カバー板40の開口41を通った光は、羽根部材50に遮られてレンズユニット3には届かない。したがって、このときにレンズユニット3が動作しても、画像や映像を取得することができないため、ユーザが意図しない画像や映像が取得されることを防止することができる。
図6Bに示す状態からアクチュエータ20のコイル23に通電することにより、ロータマグネット24を時計回りに回転させると、レバー部材25の連結部26と連結部材60のレバー係合孔63との係合により、連結部材60が支軸14を中心として反時計回りに回転する。このとき、羽根部材50の係合ピン51と連結部材60のピン係合孔62との係合により、羽根部材50が-X方向に移動して、図6Aに示す開位置に至る。
このように、アクチュエータ20は、モジュール基板2からの電力の供給によって、ロータマグネット24を閉位置と開位置との間で回転させ、レバー部材25の連結部26と羽根部材50の係合ピン51を介して羽根部材50を閉位置と開位置との間で移動できるようになっている。
本実施形態では、アクチュエータ20のコイル23に電流が供給されていない状態でロータマグネット24の磁力によりロータマグネット24がヨーク21に吸引されるようヨーク21の形状を調整している。具体的には、図5Aに示す状態で、アクチュエータ20のコイル23への電流の供給を停止しても、ロータマグネット24がヨーク21に与える磁力によってロータマグネット24が開位置を保持できるようになっている。同様に、図5Bに示す状態で、アクチュエータ20のコイル23への電流の供給を停止しても、ロータマグネット24がヨーク21に与える磁力によって、ロータマグネット24が閉位置を保持できるようになっている。
このようにヨーク21の形状を調整することで、アクチュエータ20のコイル23に電流を供給していない状態で、羽根部材50が開位置又は閉位置から意図せず移動してしまったり、開位置と閉位置との間で止まってしまったりすることを防止することができる。なお、ロータマグネット24を開位置及び閉位置の一方のみで保持するようにヨーク21の形状を調整してもよい。特に、ロータマグネット24が閉位置を保持できるようにすれば、アクチュエータ20のコイル23に電流が供給されていなくても、開口41,31が羽根部材50の羽根部材50により塞がれた状態となるため、ユーザが意図しない画像や映像が取得されることを防止することができる点で好ましい。
本実施形態における羽根開閉装置1は、羽根部材50を開位置及び閉位置に保持(ロック)できるロック機構を備えており、ロック機構によって羽根部材50が開位置又は閉位置にロックされているときは、上述したような羽根部材50のX方向への移動ができないようになっている。以下、このロック機構について説明する。
図2に示すように、ベース部材10には、Z方向に移動可能なストッパ部材70と、ストッパ部材70をZ方向に移動させるボイスコイルモータ80とが収容されている。図7は、ストッパ部材70及びボイスコイルモータ80を示す分解斜視図である。図7に示すように、ストッパ部材70は、矩形枠状の基部71と、基部71から+Z方向に突出する突起部72とを有している。
図2に示すように、ベース部材10には、ストッパ部材70の突起部72が挿通される挿通孔16が形成されている。また、仕切板30及びカバー板40にも、ストッパ部材70の突起部72が挿通される挿通孔33,45がそれぞれ形成されている。ストッパ部材70は、ベース部材10の挿通孔16及び仕切板30の挿通孔33に突起部72が挿入された状態でベース部材10の内部に収容されている。このストッパ部材70は、Z方向に所定の範囲内で移動できるように構成されている。
ボイスコイルモータ80は、モジュール基板2に接続される接続部81を有するフレキシブルプリント基板82と、フレキシブルプリント基板82に取り付けられるコイル83と、ストッパ部材70の基部71に収容されるマグネット84と、ストッパ部材70の基部71に取り付けられる磁性体からなる第1のヨーク85と、ベース部材10に固定される磁性体からなる第2のヨーク86とを含んでいる。マグネット84は、Y方向において第1のヨーク85と第2のヨーク86との間にコイル83に近接して設けられている。
フレキシブルプリント基板82の接続部81は、半田(図示せず)によってモジュール基板2の接点と電気的に接続されている。これにより、ボイスコイルモータ80のコイル83がモジュール基板2内の配線(図示せず)に電気的に接続される。
ボイスコイルモータ80のマグネット84は、Z方向に異なる磁極を有するように着磁されており、例えばコイル83に対向する面がS極、その反対側の面がN極に着磁される第1の部分84Aと、コイル83に対向する面がN極、その反対側の面がS極に着磁される第2の部分84Bと含んでいる。
図8Aは、図1に示す状態におけるストッパ部材70の位置を模式的に示す断面図である。図8Aに示すように、ボイスコイルモータ80のマグネット84はコイル83とY方向に対向するように配置されており、マグネット84に対してコイル83の反対側には第1のヨーク85が配置されている。この第1のヨーク85は、コイル83により発生する磁界をマグネット84に効率的に作用させる役割を有している。
また、コイル83に対してマグネット84の反対側には第2のヨーク86が配置されている。ボイスコイルモータ80のコイル83に電流が供給されていない状態では、マグネット84の磁力によってマグネット84が第2のヨーク86に吸引されるため、図8Aに示すように、内部にマグネット84を保持するストッパ部材70は、この磁気的吸引力により+Z方向に持ち上げられた状態となる。このように、本実施形態における第2のヨーク86は、ストッパ部材70を+Z方向に付勢する付勢部として機能する。
図2に示すように、羽根部材50には、ストッパ部材70の突起部72にそれぞれ係合可能な係合孔52と係合エッジ部53とが形成されている。羽根部材50の係合孔52は、図6Aに示すように、羽根部材50が開位置に位置しているときにストッパ部材70の突起部72の上方に位置するように配置されている。また、羽根部材50の係合エッジ部53は、図6Bに示すように、羽根部材50が閉位置に位置しているときにストッパ部材70の突起部72の+X方向側に位置するように配置されている。
上述したように、ボイスコイルモータ80のコイル83に電流が供給されていない状態では、マグネット84が第2のヨーク86に吸引されるため、ストッパ部材70が+Z方向に持ち上げられる。羽根部材50が図6Aに示す開位置にあるときは、羽根部材50の係合孔52がストッパ部材70の突起部72の上方に位置しているため、ストッパ部材70の突起部72が仕切板30の挿通孔33から上方に飛び出して、図8Aに示すように、羽根部材50の係合孔52の内部に入り込んだ状態となる。すなわち、ストッパ部材70が、第2のヨーク86からマグネット84に作用する吸引力により+Z方向に持ち上げられることで、突起部72が羽根部材50の移動経路上に位置する係合孔52の内部に移動する。
この状態では、羽根部材50をX方向に移動させようとしても、ストッパ部材70の突起部72が羽根部材50の係合孔52に係合するため、羽根部材50のX方向への移動が規制される。すなわち、ストッパ部材70の突起部72と羽根部材50の係合孔52との係合により羽根部材50が開位置に保持(ロック)される。以下、ストッパ部材70の突起部72が仕切板30の挿通孔33から上方に飛び出して羽根部材50の移動経路上に位置しているときのストッパ部材70の位置を「ロック位置」ということとする。
また、同様に、羽根部材50が図6Bに示す閉位置にあるときは、羽根部材50の係合エッジ部53がストッパ部材70の突起部72の+X方向側に位置しているため、ストッパ部材70の突起部72は仕切板30の挿通孔33から上方に飛び出して、羽根部材50の移動経路上(ロック位置)に位置することとなる。この状態では、羽根部材50を-X方向に移動させようとしても、ストッパ部材70の突起部72が羽根部材50の係合エッジ部53に係合するため、羽根部材50の-X方向への移動が規制される。このように、ストッパ部材70の突起部72と羽根部材50の係合エッジ部53との係合により羽根部材50が閉位置に保持(ロック)される。
このように、本実施形態では、羽根部材50が開位置又は閉位置に位置しているときに、ストッパ部材70がロック位置に位置して、ストッパ部材70の突起部72が羽根部材50の係合孔52又は係合エッジ部53に係合するようになっているため、外部から振動や衝撃などが作用した場合においても、羽根部材50が開位置又は閉位置から意図せずに移動してしまうことを防止することができ、羽根開閉装置1の誤動作を抑制することができる。
ここで、羽根部材50を上述したようにX方向に移動する場合には、ボイスコイルモータ80のコイル83に電流を通電することにより、ストッパ部材70を-Z方向に移動させる。すなわち、コイル83に電流を供給すると、コイル83を流れる電流によるローレンツ力がマグネット84に作用する。このローレンツ力によって、内部にマグネット84を保持するストッパ部材70は、図8Bに示すように、コイル83に対して-Z方向に移動し、その突起部72も羽根部材50の移動経路から退避する。以下、突起部72を含むストッパ部材70の全体が羽根部材50の移動経路から下方に退避したときのストッパ部材70の位置を「アンロック位置」ということとする。
ストッパ部材70がアンロック位置にあるときには、ストッパ部材70の突起部72が羽根部材50と係合しないため、羽根部材50はX方向に移動可能な状態となる。したがって、ボイスコイルモータ80のコイル83に電流を通電して、ストッパ部材70をアンロック位置に移動させた後、アクチュエータ20のコイル23に通電することにより、羽根部材50を開位置から閉位置に、あるいは閉位置から開位置に移動させることができる。羽根部材50の移動が完了した後、ボイスコイルモータ80のコイル83への電流の供給を止めると、第2のヨーク86からマグネット84に作用する吸引力によってストッパ部材70が+Z方向に持ち上げられ、ストッパ部材70がロック位置に移動する。これにより、ストッパ部材70の突起部72と羽根部材50の係合孔52又は係合エッジ部53との係合により羽根部材50が開位置又は閉位置に保持(ロック)される。
このように、本実施形態によれば、羽根部材50が開位置及び閉位置に位置しているときに、ストッパ部材70をロック位置に位置させることで、羽根部材50の移動がストッパ部材70の突起部72により規制されるので、羽根部材を開位置及び閉位置に保持(ロック)することができる。したがって、羽根部材50が開位置及び閉位置に位置しているときに外部から振動や衝撃などが作用した場合においても、羽根部材50が開位置及び閉位置から意図せずに移動してしまうことを防止することができ、羽根開閉装置1の誤動作を抑制することができる。また、羽根部材50を意図的に移動させる場合には、ボイスコイルモータ80によってストッパ部材70をロック位置からアンロック位置に移動させることで、羽根部材50のロックが解除されるので、アクチュエータ20により羽根部材50を開位置と閉位置との間で移動させることができる。
また、本実施形態では、第2のヨーク86は、マグネット84に吸引力を作用させてストッパ部材70を+Z方向に付勢する付勢部として機能している。このような付勢部を設けることにより、ボイスコイルモータ80を作動させていなくても、ストッパ部材70がロック位置に向かって移動することとなるので、意図しない羽根部材50の移動をより効果的に抑制することができる。このような付勢部を設けない場合には、ボイスコイルモータ80を作動させることによって、ストッパ部材70をアンロック位置からロック位置に移動させればよい。
羽根部材50の羽根部材50は、開口41,31を通ってレンズユニット3に入射する光のすべてを遮る必要はなく、レンズユニット3に入射する光の一部を遮るように羽根部材50を構成してもよい。例えば、レンズユニット3が撮影する光(可視光や赤外光など)に対する透過率の低い材料で羽根部材50を構成したり、羽根部材50に着色や凹凸、穿孔により模様(網目状や格子状の模様、同心円の模様など)を施したりすることにより、レンズユニット3に入射する光の一部を遮るようにしてもよい。この場合には、レンズユニット3により取得される画像や映像の一部が不鮮明又は不可視になるため、ユーザが意図しない画像や映像が取得されることを防止することができる。
また、本実施形態では、上述したようにアクチュエータ20のヨーク21の形状を調整することにより、アクチュエータ20が羽根部材50の位置を保持することができるようになっているが、羽根開閉装置1は上述したロック機構をさらに備えているため、羽根部材50が不用意に移動してしまうことをより確実に抑制することができる。
さらに、開口41,31を通ってレンズユニット3に入射する光に対して所定の光学効果(モザイクフィルタ、散乱、乱反射など)を加えるように羽根部材50を構成してもよい。この場合においても、レンズユニット3により取得される画像や映像の一部が不鮮明又は不可視になるため、ユーザが意図しない画像や映像が取得されることを防止することができる。
羽根部材50が閉位置にあるときには、羽根部材50の羽根部材50の外表面がカバー板40の開口41から外部に露出することとなるため、羽根部材50の外表面を視認性の高い色(例えば赤色)で着色したり、あるいは、視認性の高い幾何学形状(星形、四角形、多角形、ストライプ模様など)やロゴマーク、イラストなどの意匠が施したりすることが好ましい。このように羽根部材50の外表面に視認性の高い着色や意匠を施すことにより、羽根部材50が閉位置にあることの確認が容易になり、意図しない画像や映像の取得からユーザが保護されていることを容易に認識することができる。
また、図示した実施形態では、カバー板40の開口41及び仕切板30の開口31の形状が円形であるが、これらの開口41,31の形状は円形に限られるものではなく、矩形状、楕円状など任意の形状を選択することができる。
また、上述した実施形態では、扁平U字状のヨーク21とロータマグネット24とを組み合わせたアクチュエータ20を用いた例を説明したが、使用するアクチュエータ20はこれに限られるものではなく、羽根部材50を閉位置と開位置との間で移動できるものであれば、どのような構造のものであってもよい。例えば、他の実施形態では、羽根部材50を駆動するアクチュエータ20としてボイスコイルモータを利用してもよい。羽根部材50の自己保持力が弱いボイスコイルモータを用いる場合には、本発明に係るロック機構を用いることで、羽根部材50が不用意に開くような状態をより確実に防ぐことができる。
上述した実施形態では、ストッパ部材70が羽根部材50の移動経路に進入することで、羽根部材50の移動を規制しているが、ストッパ部材70がアクチュエータ20の移動経路に進入することで、羽根部材50の移動を規制してもよい。例えば、ストッパ部材70は、その突起部72がアクチュエータ20のレバー部材25の移動経路上に位置するロック位置と、ストッパ部材70全体がアクチュエータ20のレバー部材25の移動経路から退避したアンロック位置との間で移動するように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、羽根部材50が開位置及び閉位置のいずれの位置にあるときも、ストッパ部材70がロック位置に移動して、ストッパ部材70の突起部72が羽根部材50と係合して羽根部材50をロックしているが、羽根部材50が開位置及び閉位置のいずれか一方に位置しているときにのみ、ストッパ部材70がロック位置に移動するように構成してもよい。この場合において、レンズユニット3によってユーザが意図しない画像や映像が取得されることを防止するという観点では、羽根部材50が閉位置にあるときに、ストッパ部材70がロック位置に移動するように構成することが好ましい。
図9は、上述した羽根開閉装置1を組み込んだ電子機器の一例としてのノートパソコン100を示す図である。このノートパソコン100のディスプレイ部110にはカメラ用の窓120が設けられており、この窓120に対応する位置にレンズユニット3が位置するようにノートパソコン100内に羽根開閉装置1が組み込まれている。これにより、カメラ機能を有するノートパソコン100が実現される。
上述した例では、羽根開閉装置1を組み込んだ電子機器としてノートパソコン100を挙げたが、本発明に係る羽根開閉装置は、ノートパソコンだけではなく、スマートスピーカやホームセキュリティカメラなどカメラ機能を備えた電子機器全般に適用できるものである。
例えば、ノートパソコン100などの電子機器の電源がオフの状態又はノートパソコン100のディスプレイ部110が閉じられている状態では、アクチュエータ20のみで羽根部材50の位置を保持するようにし、電子機器の電源がオンの状態又はノートパソコン100のディスプレイ部110が開いている状態では、上述したロック機構を用いて羽根部材50の位置をロックして羽根部材50が不用意に動かないようにしてもよい。このように、羽根開閉装置1を搭載する電子機器の状態やユーザの用途に応じて、本発明に係るロック機構を動作させるか否かを切り替えるようにしてもよい。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
以上述べたように、本発明の第1の態様によれば、外部負荷が作用しても羽根を所定の位置に保持することが可能な羽根開閉装置が提供される。この羽根開閉装置は、レンズユニットを収容する収容空間が形成されたベース部材と、上記ベース部材の少なくとも一部を覆うカバー板と、上記ベース部材と上記カバー板との間に配置される羽根部材とを備える。上記カバー板には、上記レンズユニットの光軸上に開口が形成されている。上記羽根部材は、上記開口を塞ぐ閉位置と上記開口を開放する開位置との間で移動可能となっている。上記羽根開閉装置は、上記羽根部材を上記開位置と上記閉位置との間で移動させるアクチュエータと、上記羽根部材が上記開位置及び上記閉位置のうち少なくとも一方に位置しているときに、上記羽根部材又は上記アクチュエータの移動経路上にその少なくとも一部が位置するロック位置と、その全体が上記移動経路から退避したアンロック位置との間で移動できるように構成されるストッパ部材と、上記ストッパ部材を少なくとも上記ロック位置から上記アンロック位置に向かって移動させるボイスコイルモータとをさらに備える。
このような構成によれば、羽根部材が開位置及び/又は閉位置に位置しているときに、ストッパ部材をロック位置に位置させることで、羽根部材又はアクチュエータの移動がストッパ部材により規制されるので、羽根部材を開位置及び/又は閉位置に保持(ロック)することができる。したがって、羽根部材が開位置及び/又は閉位置に位置しているときに外部から振動や衝撃などが作用した場合においても、羽根部材が開位置及び/又は閉位置から意図せずに移動してしまうことを防止することができ、羽根開閉装置の誤動作を抑制することができる。また、羽根部材を意図的に移動させる場合には、ボイスコイルモータによってストッパ部材をロック位置からアンロック位置に移動させることで、羽根部材のロックが解除されるので、アクチュエータにより羽根部材を開位置と閉位置との間で移動させることができる。
上記羽根開閉装置は、上記ストッパ部材を上記ロック位置に向けて付勢する付勢部をさらに備えることが好ましい。このような付勢部を設けることにより、ボイスコイルモータを作動させていなくても、ストッパ部材がロック位置に向かって移動することとなるので、意図しない羽根部材の移動をより効果的に抑制することができる。
上記ストッパ部材は、上記羽根部材が上記開位置及び上記閉位置に位置しているときに、上記ロック位置と上記アンロック位置との間で移動できるように構成されることが好ましい。このような構成によれば、開位置及び閉位置の両方において羽根部材の移動をロックすることが可能となる。
上記ストッパ部材は、上記羽根部材又は上記アクチュエータと係合可能に構成されていてもよい。
上記アクチュエータは、2つのアーム部を有する扁平U字状のヨークと、上記ヨークの上記2つのアーム部の一方の周囲に巻回されるコイルと、上記ヨークの上記2つのアーム部の間に回転可能に配置されるロータマグネットと、上記ロータマグネットに連結されるレバー部材であって、上記羽根部材に連結される連結部を有するレバー部材とを有していてもよい。このようなアクチュエータを用いることで羽根開閉装置のサイズをコンパクトにすることができる。
本発明の第2の態様によれば、上述した羽根開閉装置を備えた電子機器が提供される。
1 羽根開閉装置
2 モジュール基板
3 レンズユニット
10 ベース部材
14 支軸
15 ガイド部
16 挿通孔
20 アクチュエータ
21 ヨーク
22 コイルベース
23 コイル
24 ロータマグネット
25 レバー部材
26 連結部
30 仕切板
31 開口
33 挿通孔
40 カバー板
41 開口
50 羽根部材
51 係合ピン
52 係合孔
53 係合エッジ部
60 連結部材
61 軸孔
62 ピン係合孔
63 レバー係合孔
70 ストッパ部材
71 基部
72 突起部
80 ボイスコイルモータ
82 フレキシブルプリント基板
83 コイル
84 マグネット
85 第1のヨーク
86 第2のヨーク(付勢部)

Claims (6)

  1. レンズユニットを収容する収容空間が形成されたベース部材と、
    前記ベース部材の少なくとも一部を覆うカバー板であって、前記レンズユニットの光軸上に開口が形成されたカバー板と、
    前記ベース部材と前記カバー板との間に配置される羽根部材であって、前記開口を塞ぐ閉位置と前記開口を開放する開位置との間で移動可能な羽根部材と、
    前記羽根部材を前記開位置と前記閉位置との間で移動させるアクチュエータと、
    前記羽根部材が前記開位置及び前記閉位置に位置しているときに、前記羽根部材の移動経路上にその少なくとも一部が位置するロック位置と、その全体が前記移動経路から退避したアンロック位置との間で移動できるように構成されるストッパ部材と、
    前記ストッパ部材を少なくとも前記ロック位置から前記アンロック位置に向かって移動させるボイスコイルモータと
    を備え
    前記羽根部材は、その外周に前記ストッパ部材に係合可能な係合エッジ部を有し、
    前記ストッパ部材は、前記ロック位置において前記羽根部材の前記係合エッジ部と係合して前記羽根部材の前記移動経路上の移動を規制する、
    羽根開閉装置。
  2. 前記ストッパ部材を前記ロック位置に向けて付勢する付勢部をさらに備える、請求項1に記載の羽根開閉装置。
  3. 前記係合エッジ部は、前記羽根部材が前記閉位置に位置しているときに前記ストッパ部材と係合する、請求項1又は2に記載の羽根開閉装置。
  4. 前記羽根部材は、前記ストッパ部材に係合可能な係合孔をさらに有し、
    前記ストッパ部材は、前記ロック位置において前記羽根部材の前記係合孔と係合して前記羽根部材の前記移動経路上の移動を規制する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の羽根開閉装置。
  5. 前記アクチュエータは、
    2つのアーム部を有する扁平U字状のヨークと、
    前記ヨークの前記2つのアーム部の一方の周囲に巻回されるコイルと、
    前記ヨークの前記2つのアーム部の間に回転可能に配置されるロータマグネットと、
    前記ロータマグネットに連結されるレバー部材であって、前記羽根部材に連結される連結部を有するレバー部材と
    を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の羽根開閉装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の羽根開閉装置を備えた、電子機器。
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