JP7501135B2 - 制御プログラム、情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置に拡張機能を実行させる技術に関する。
特許文献1には、画像処理装置に対して、プリント動作に加えて、拡張機能を実行させることができる情報処理装置が記載されている。例えば、情報処理装置は、制御プログラムの起動中に、外部プログラムを起動することにより、画像処理装置に拡張機能を実行させることができる。
特開2010-287099号公報
画像処理装置を管理する管理者が、情報処理装置のユーザに対して拡張機能の利用に制限を設ける場合がある。この場合、ユーザは、情報処理装置を操作して拡張機能の利用を指示した後のタイミングで、自己が指示した拡張機能が制限されていることを認識する場合がある。そのため、ユーザの利便性が低下するおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みたものであり、拡張機能の利用が制限されている画像処理装置を、情報処理装置を介して利用する場合に、ユーザの利便性の低下を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明では、メモリと、通信インタフェースと、ディスプレイと、入力インタフェースとを備える情報処理装置のコンピュータが読取り可能であり、通信インタフェースを介して接続可能な画像処理装置のうち、指定済みの画像処理装置に対して所定の機能を実行させる制御プログラムに関する。情報処理装置のメモリには、拡張機能を指定済みの画像処理装置に実行させる外部プログラムが記憶されている。コンピュータは、制御プログラムを実行することで、指定済みの画像処理装置から、当該画像処理装置に対して実行制限の有無が定められている拡張機能を示す制限情報を、通信インタフェースを介して取得する取得処理と、外部プログラムにより実行可能な拡張機能のうち、制限情報により実行制限が無いと示されている拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第1形態でディスプレイに表示し、制限情報により実行制限が有ると示されている拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第2形態でディスプレイに表示する表示処理と、第1形態の画像に対するタッチ操作を、入力インタフェースを介して受け付けた場合に、外部プログラムを起動し、第2形態の画像に対するタッチ操作を、入力インタフェースを介して受け付けた場合に、外部プログラムの起動を制限する起動処理と、を実行する。
上記構成では、指定済みの画像処理装置から取得された制限情報により、画像処理装置により実行させることができる拡張機能のうち、実行制限が無いと示されている拡張機能に対応する画像が、第1形態でディスプレイに表示され、制限情報により実行制限が有ると示されている機能に対応する画像が第2形態でディスプレイに表示される。第1形態の画像に対するタッチ操作を、入力インタフェースを介して受け付けた場合に、外部プログラムが起動され、第2形態の画像のタッチ操作を、入力インタフェースを介して受け付けた場合に、外部プログラムの起動が制限される。これにより、ユーザは、拡張機能を指定操作するための画像の表示形態により、指定済みの画像処理装置で拡張機能に対する実行制限が定められているか否かを認識することができるため、ユーザの利便性の低下を抑制することができる。
本発明では、情報処理装置を操作するユーザの利便性の低下を抑制することができる。
システム構成図。 トップ画面を説明する図。 メニュー画面を説明する図。 トップ画面を説明する図。 能力情報を説明する図。 SFLリストを説明する図。 トップ画面を表示する手順を説明するフローチャート。 認証済みのトップ画面を説明する図。 起動処理の手順を説明するフローチャート。 解除通知画面を説明する図。 トップ画面を説明する図。 第2実施形態に係る処理を説明するフローチャート。 変更通知画面を説明する図。 第3実施形態に係る起動処理の手順を説明するフローチャート。
(第1実施形態)
本実施形態係に係る画像処理システムを、図面を参照しつつ説明する。
図1に示す画像処理システム100は、情報処理装置10,17と、画像処理装置の一例である複合機30とを備えている。情報処理装置10,17と、複合機30とはネットワーク200に接続されている。本実施形態では、ネットワーク200は、インターネットであってもよいし、ローカルエリアネットワーク(LAN)であってもよいし、LANとインターネットとの組み合わせであってもよい。また、ネットワーク200は、有線の他、無線でもよいし有線と無線の組み合わせにより構成されていてもよい。具体的には、情報処理装置10と複合機30とは、ネットワークの一部を構成する不図示のルータとの間で無線により接続されている。
複合機30のハードウェア構成について説明する。複合機30は、バス31、通信インタフェース32、プリンタ部33、スキャナ部34、表示部35、操作部36、コントローラ37及びメモリ38を備えている。複合機30を構成する各部は、バス31を介して通信可能に接続されている。なお、以下では、インタフェースを、単に、IF(Interface)とも称す。
通信IF32は、所定の通信プロトコルに準拠して、複合機30をネットワーク200に接続する。表示部35は、ユーザに所定の通知を行うための画像を表示する。操作部36は、ユーザによる操作を受付け、受付けた操作に応じた入力をコントローラ37に行うインタフェースである。コントローラ37は、プリンタ部33、スキャナ部34、表示部35の各動作を制御する。
プリンタ部33は、シートやディスクなどの被記録媒体に画像を印刷するプリント動作を実行する。具体的には、コントローラ37は、情報処理装置10,17から送信されたジョブデータを解析し、被記録媒体に対してインクを吐出することにより画像を印刷する。プリンタ部33の記録方式としては、記録媒体としてのインクを被記録媒体に吐出するインクジェット方式や、感光体にトナー像を形成し、形成されたトナー像を被記録媒体に転写する電子写真方式などを採用することができる。スキャナ部34は、原稿に記録されている画像を読み取ってスキャン画像データを生成するスキャン動作を実行する。複合機30のコントローラ37は、スキャナ部34に、ADF(Auto Document Feeder)又は読取り台にセットされた原稿を読み取らせることで、スキャン画像データを作成させ、作成されたスキャン画像データを、通信IF32を介して情報処理装置10に送信する。
メモリ38には、コントローラ37により実行される不図示のプログラムの他、能力情報41と、SFLリスト42とが記憶されている。能力情報41及びSFLリスト42の詳細については後述する。
複合機30は、FAXプロトコルに準拠した方式で画像データを送受信するFAX部を備えていてもよい。また、複合機30は、複数の動作を組み合わせた複合動作を実行可能であってもよい。例えば、スキャン動作で生成したスキャン画像データをプリント動作で被記録媒体に記録するコピー動作は、複合動作の一例である。
次に、情報処理装置10について説明する。情報処理装置10は、スマートフォンやタブレット端末である。情報処理装置10は、バス11と、CPU(Central Processing Unit)12と、ディスプレイ13と、タッチパネル14と、通信IF15と、メモリ16とを備えている。これらの構成要素は、バス11を介して互いに通信可能にされている。
ディスプレイ13は、画面を表示する表示面を備えている。タッチパネル14は、タッチセンサを有し、ディスプレイ13の表示面を覆うように配置されている。タッチパネル14は、ユーザによるタッチ操作を検出し、検出に応じて電気信号を出力する。なお、本実施形態における「タッチ」とは、入力媒体を表示画面に接触させる操作全般を含む。具体的には、タッチした入力媒体を所定時間内にタッチパネル14から離間させるタップ操作をタッチの一例として説明するが、ロングタッチ操作、スライド操作、フリック操作、ピンチイン操作、ピンチアウト操作等であってもよい。また、入力媒体をタッチパネル14との間の距離がごく僅かな位置まで入力媒体を近接させることを、前述の「タッチ」の概念に含めてもよい。さらに入力媒体とは、ユーザの指であってもよいし、タッチペン等であってもよい。本実施形態では、タッチパネル14が入力インタフェースの一例である。情報処理装置10は、入力インタフェースとして、物理的に設けられた操作キーを操作部として有していてもよい。
通信IF15は、例えば、IEEEの802.11の規格およびそれに準ずる規格に基づいて、Wi-Fi(R)(登録商標)方式の無線通信を行うことが可能とされている。また、通信IF15は、複合機30との間でBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信を行うものであってもよいし、基地局を介した移動通信システムを利用した無線通信を行うものであってもよい。
メモリ16は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリーが組み合わされて構成されている。また、メモリ16は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、CD-ROM、DVD-ROM等の記録媒体も含まれる。
メモリ16には、OS20(Operating System)、制御プログラム21、及び外部プログラム22,23,24が記憶されている。以下では、OS20、制御プログラム21及び外部プログラム22,23,24を実行するCPU12のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「制御プログラム21が」という記載は、「制御プログラム21を実行するCPU12が」ということを意味する場合がある。
なお、本実施形態では、主に、プログラムに記述された命令に従ったCPU12の処理を示す。すなわち、以下の説明における「判断」、「抽出」、「選択」、「算出」、「決定」、「特定」、「取得」、「受付」、「制御」等の処理は、CPU12の処理を表している。CPU12による処理は、OS20を介したハードウェア制御も含む。なお「取得」は要求を必須とはしない概念で用いる。すなわち、CPU12が要求することなくデータを受信するという処理も、「CPU12がデータを取得する」という概念に含まれる。また、本明細書中の「データ」とは、コンピュータに読取可能な形式で表される。そして、実質的な意味内容が同じでフォーマットが異なるデータは、同一のデータとして扱われるものとする。本明細書中の「情報」についても同様である。
OS20は、情報処理装置10の各部11,13,14,15の駆動を制御する。また、OS20は、メモリ16に記憶されたプログラム21~24に対して、OS20が備える機能の利用、複合機30との通信、及び他のプログラムの機能の利用を可能にするAPI(Application Programming Interface)を備えている。
制御プログラム21は、通信IF15を介して接続可能な複合機30に対して、プリント動作、及びスキャン動作の各基本動作を実行させるプログラムである。本実施形態では、情報処理装置10のディスプレイ13上で制御プログラム21を起動させるための起動アイコンがタッチ操作されたことを契機に、制御プログラム21が起動される。
外部プログラム22~24は、複合機30の基本動作を拡張するプラグインアプリケーションプログラムである。具体的には、外部プログラム22は、拡張機能であるディスクレーベルプリントを、複合機30に実行させるプログラムである。ディスクレーベルプリントには、レーベル作成、レーベル印刷、レーベルスキャン、及びジャケット印刷の個別機能を備えている。レーベル作成は、タッチパネル14を通じたユーザによる操作に応じて、レーベル画像を作成する機能である。レーベル印刷は、レーベル作成により作成されたレーベル画像を対象とするプリント動作を、制御プログラム21を介して複合機30に指示する機能である。レーベルスキャンは、レーベル画像の元となる原稿を対象とするスキャン動作を、制御プログラム21を介して複合機30に指示し、複合機30から送信されたスキャン画像データを取得する機能である。ジャケット印刷は、レーベルスキャンの実行により取得されたレーベル画像データを対象とするプリント動作を、制御プログラム21を介して複合機30に指示する機能である。
外部プログラム23は、拡張機能である名刺プリントを、複合機30に実行させるプログラムである。名刺プリントは、名刺データを対象とするプリント動作を、制御プログラム21を介して複合機30に指示する機能である。外部プログラム24は、拡張機能である地図プリントを、複合機30に実行させるプログラムである。地図プリントは、ディスプレイ13に表示されている地図画像の任意の領域をユーザにより指定させ、指定された領域に対応する画像データを対象とするプリント動作を、制御プログラム21を介して複合機30に指示する機能である。
制御プログラム21と、外部プログラム22~24とは、OS20が有するAPIを介して通信することができる。例えば、データを送信する送信側のプログラムは、当該データを受信する受信側のプログラムを識別するパッケージ名又はIDと、受信側アプリケーションによって実行させる機能を指定するアクティビティ情報と、当該データと、を含んだ引数を指定してOS20が提供するAPIを実行する。これにより、送信側プログラムは受信側プログラムにデータを送信することができる。
次に、制御プログラム21又は外部プログラム22の起動によりディスプレイ13に表示される画面を、図2~図4を用いて説明する。図2に示すトップ画面50は、制御プログラム21が起動した後最初に表示される画面であり、基本動作(プリント動作、スキャン動作)又は拡張機能のうち、ユーザにより指定された画像処理装置に実行させる機能を指定するタッチ操作を受付ける操作アイコン51,52,53,54と、ユーザにより指定された画像処理装置が表示されるデバイス表示領域56とを含んでいる。
デバイス表示領域56には、現在、ユーザにより指定されている画像処理装置の機種名を表示する表示ボックス56aを含んでいる。ユーザは、表示ボックス56aの表示項目である機種名を変更することにより、機能を実行させる画像処理装置の指定を変更することができる。図2では、表示ボックス56aには、複合機30の機種名である「複合機A」が表示されている。例えば、表示ボックス56aの表示項目を、いずれの機種名も選択していない状態に変更することにより、画像処理装置の指定は行われない。以下では、デバイス表示領域56に表示されている画像処理装置を、「指定済みの装置」とも称する。
操作アイコン51は、指定済みの装置に実行させる基本動作としてプリント動作を指定する場合に、ユーザによるタッチ操作を受付けるアイコンである。トップ画面50上で、操作アイコン51がタッチ操作された場合、制御プログラム21は、プリント動作に関する各種設定のための操作や、プリント動作を実行させるための操作を受付ける設定画面をディスプレイ13に表示させる。
操作アイコン52は、指定済みの装置に実行させる基本動作としてスキャン動作を指定する場合に、ユーザによるタッチ操作を受付けるアイコンである。トップ画面50上で、操作アイコン52がタッチ操作された場合、制御プログラム21は、スキャン動作に関する各種設定のための操作や、スキャン動作を実行させるための操作を受付ける設定画面をディスプレイ13に表示させる。
操作アイコン53は、指定済みの装置に実行させる拡張機能としてディスクレーベルプリントを指定する場合に、ユーザによるタッチ操作を受付けるアイコンである。トップ画面50上で、操作アイコン53がタッチ操作された場合、制御プログラム21は、OS20のAPIを介してメモリ16に記憶された外部プログラム22を起動させる。
図3は、ディスクレーベルプリントに対応する操作アイコン53がタッチ操作されたことを契機に、外部プログラム22によりディスプレイ13に表示されるメニュー画面70を示す。メニュー画面70には、ディスクレーベルプリントの個別機能に対する指定操作を受付ける操作アイコン71,72,73,74を含んでいる。操作アイコン71は、指定済み装置に実行させる機能としてレーベル作成を指定する場合に、ユーザによるタッチ操作を受付けるアイコンである。操作アイコン72は、指定済み装置に実行させる機能としてレーベル印刷を指定する場合に、ユーザによるタッチ操作を受付けるアイコンである。操作アイコン73は、指定済み装置に実行させる機能としてレーベルスキャンを指定する場合に、ユーザによるタッチ操作を受付けるアイコンである。操作アイコン74は、指定済み装置に実行させる機能としてジャケット印刷を指定する場合にタッチ操作を受付けるアイコンである。
図2に戻り、操作アイコン54は、指定済み装置に実行させる機能として名刺プリントを指定する場合に、ユーザによるタッチ操作を受付けるアイコンである。トップ画面50上で、操作アイコン54がタッチ操作された場合、制御プログラム21は、OS20のAPIを介してメモリ16に記憶された外部プログラム23を起動させる。外部プログラム23は、名刺プリントに関する各種設定のための操作や、名刺プリントを実行させるための操作を受付ける設定画面をディスプレイ13に表示させる。
操作アイコン55は、複合機30に実行させる機能として地図プリントを指定する場合に、ユーザによるタッチ操作を受付けるアイコンである。トップ画面50上で、操作アイコン55がタッチ操作された場合、制御プログラム21は、OS20のAPIを介してメモリ16に記憶された外部プログラム24を起動させる。外部プログラム24は、地図プリントに関する各種設定のための操作や、地図プリントを実行させるための操作を受付ける設定画面をディスプレイ13に表示させる。
制御プログラム21は、例えば、複合機30のベンダーにより作成され、不図示のアプリ提供サーバから情報処理装置10にネットワーク200を介してインストールされる。外部プログラム22~24は、複合機30のベンダーの他、アプリ提供ベンダーにより作成され、不図示のアプリ提供サーバから情報処理装置10にネットワーク200を介してインストールされる。
上記構成の画像処理システム100において、複合機30を管理する管理者は、複合機30による拡張機能の実行に機能ロックを設定することができる。機能ロックは、複合機30に対して拡張機能の実行を禁止する機能である。より詳細には、機能ロックが設定されている拡張機能に対しては、情報処理装置10に対してユーザの認証が行われ、認証が成功しない場合は、指定された拡張機能に対応する外部プログラム22~24の起動が禁止される。一方、認証が成功した場合は、指定された拡張機能に対応する外部プログラム22~24が起動され、複合機30での拡張機能の実行が可能となる。本実施形態では、拡張機能に対して機能ロックが設定されていることが、拡張機能に対する実行制限の一例である。
次に、複合機30のメモリ38に記憶された能力情報41及びSFLリスト42について説明する。能力情報41は、複合機の性能を示す要素を含んでおり、例えば、XML(Extensible Markup Language)形式で記憶された情報である。能力情報41に含まれる要素として、印刷を実行可能な用紙サイズ、用紙タイプ、カラー/モノクロ印刷の可否、両面印刷の可否、印刷解像度、読取り解像度、カラー/モノクロ読取の可否がある。更に、本実施形態では、能力情報41には、複合機30が対応可能な拡張機能を示す要素を含んでいる。図5に示す能力情報41では、複合機30が対応可能な拡張機能に対しては、「〇」が表示されている。
SFL(Secure Function Lock)リスト42は、複合機30が実行可能な拡張機能に対する機能ロックの設定の有無を示す制限情報を記憶する情報である。図6で示すSFLリスト42には、動作IDと、動作IDに関連づけられた制限情報とを記憶している。動作IDは、拡張機能又は拡張機能に含まれる個別機能を固有に識別する情報である。具体的には、ディスクレーベルプリントにおいては、「ディスクレーベルプリント」に加えて、個別機能である「レーベル印刷」、「レーベルスキャン」、「ジャケット印刷」のそれぞれに動作IDが定められている。また、名刺プリント、地図プリントのそれぞれにも動作IDが定められている。制限情報は、拡張機能又は個別機能に対する機能ロックの設定の有無を示す情報である。機能ロックが設定されている機能に対しては、制限情報として「LOCK」が示され、機能ロックが設定されていない機能に対しては、動作IDに対応する制限情報として「UNLOCK」が示されている。なお、SFLリスト42に記憶される制限情報は、複合機30を管理するシステム管理者により設定される。
SFLリスト42には、制御プログラム21を識別するプログラムIDに関連づけて、制限情報が示されている。具体的には、プログラムID「101△〇」は、システム管理者が使用する制御プログラム21に対応するプログラムIDであり、全ての機能に対応する制限情報は、「UNLOCK」となっている。一方、プログラムID「101□□」,「101〇〇」に対しては、ディスクレーベルプリント及び名刺プリントに対応する制限情報が「LOCK」となっている。
本実施形態では、トップ画面50上で、指定済みの装置において機能ロックが設定されている拡張機能に対しては、対応する操作アイコンの近くに鍵アイコンが表示される。具体的には、指定済みの装置である複合機30において、いずれの拡張機能に対しても機能ロックが設定されていなければ、図2に示すトップ画面50のように、いずれの操作アイコン53~55の近くに鍵アイコンが表示されない。一方、複合機30において、SFLリスト42上でディスクレーベルプリント及び名刺プリントに機能ロックが設定されている場合、図4に示すトップ画面50のように、ディスクレーベルプリントに対応する操作アイコン53及び名刺プリントに対応する操作アイコン54の近くに鍵アイコン60,61が表示さている。図4に示すトップ画面50では、SFLリスト42において地図プリントには、機能ロックが設定されていないため、操作アイコン55の近くには鍵アイコンが表示されていない。本実施形態では、各操作アイコンにおいて、鍵アイコンが近くに表示されない表示形態が第1の表示形態であり、鍵アイコンが近くに表示される表示形態が第2の表示形態の一例である。
次に、図7を用いて、ディスプレイ13にトップ画面50を表示する手順を説明する。図7に示す処理は、ディスプレイ13上で、制御プログラム21を起動させるための起動アイコンがタッチ操作されたことを契機に、制御プログラム21により実行される処理であるため、その主体を省略する。
ステップS10(以下、単にS10と称す。)では、トップ画面50を表示させる。S11では、外部プログラムの各機能を識別するための動作IDを取得する。具体的には、拡張機能が複数の個別機能を備える場合、拡張機能を識別する動作IDとともに、個別機能を識別する動作IDを取得する。本実施形態では、メモリ16内に、拡張機能及び個別機能を識別する動作IDを記憶しており、メモリ16から動作IDを参照する。これ以外にも、動作IDを送信させるための要求コマンドを、通信IF15を介してサービスサーバに送信することにより、サービスサーバから送信された動作IDを取得してもよい。
S12では、S11で取得した動作IDにより識別される外部プログラムのうち、少なくとも1つの外部プログラムをインストール済みであるか否かを判断する。外部プログラムをインストールしていない場合、S12を否定判定し、図7の処理を終了する。この場合、トップ画面50には、基本動作に対応する操作アイコン51,52のみが表示され、拡張機能に対応する操作アイコン53~55が表示されない。なお、動作IDの代わりに、制御プログラム21の拡張機能を実行する外部プログラムのプログラムIDをメモリ16又はサービスサーバから取得し、取得した外部プログラムのプログラムIDがインストール済みであるか否かを判断してもよい。
S12を肯定判定した場合、S13に進み、画像処理装置は指定済みであるか否かを判断する。トップ画面50のデバイス表示領域56の表示により画像処理装置が指定されていなければ、S13を否定判定し、S18に進む。S18では、拡張機能に対応する操作アイコンの近くに鍵アイコンを表示することなくトップ画面50を表示させる(図2)。
画像処理装置を指定済みであり、S13を肯定判定した場合、S14に進み、指定済みの装置から、能力情報41を、通信IF15を介して取得する。以下、指定済みの装置が複合機30である場合を例に説明を行う。具体的には、複合機30に対して、能力情報41を要求する要求コマンドを、通信IF15を介して送信する。複合機30のコントローラ37は、能力情報41に対する要求コマンドを受信すると、能力情報41を、通信IF32を介して返信する。S15では、複合機30から能力情報41を取得すると、インストール済みの外部プログラムのうち、S14で取得した能力情報41で対応可能となっている拡張機能のアイコンをトップ画面50に表示させることを決定する。
S16では、複合機30から、トップ画面50にアイコンを表示させる拡張機能としてS15で決定した拡張機能に対する機能ロックの設定の有無を示す制限情報を、通信IF15を介して取得する。本実施形態では、複合機30に対して、トップ画面50にアイコンを表示させると決定した拡張機能毎に、順次、制限情報を要求する。具体的には、複合機30に対して、制御プログラム21を識別するプログラムID、及び対象とする拡張機能を識別する動作IDとともに、制限情報を要求する要求コマンドを、通信IF15を介して送信する。複合機30のコントローラ37は、プログラムID、動作ID、及び要求コマンドを受信すると、SFLリスト42から、プログラムID及び動作IDにより特定される制限情報(LOCK,UNLOCK)を読み出す。そして、読み出した制限情報を、応答コマンドと共に通信IF32を介して返信する。制御プログラム21は、複合機30から返信された制限情報を、動作IDとともに関連づけてメモリ16に記憶する。
S17では、S16で取得した制限情報を用いて、対象となる拡張機能に対する機能ロックの設定の有無を判断する。以下では、機能ロックの設定の有無を判断している拡張機能又は個別機能を、対象機能と称す。対象機能に対して機能ロックが設定されていない場合、S17を否定判定して、S22に進む。S22では、トップ画面50にアイコンを表示させる拡張機能として決定した全ての拡張機能に対する機能ロックの設定の有無を判断していなければ、S23に進む。S23では、インストール済みトップ画面50にアイコンを表示させる拡張機能として決定した拡張機能のうち、対象機能を変更し、S16に戻る。そのため、S17からS22に進む場合、トップ画面50上において、対象機能に対応する操作アイコンの近くに鍵アイコンは表示されない。
S16では、新たな対象機能に関する制限情報を、複合機30から取得する。対象機能に対して機能ロックが設定されていることが制限情報に示されており、S17を肯定判定すると、S18に進む。S18では、対象機能に対する機能ロックを解除するPIN(Personal Identification Number)コードをメモリ16に記憶しているか否かを判断する。本実施形態では、過去に、ユーザが情報処理装置10を操作することでPINコードを入力し、入力したPINコードにより認証が成功している場合、PINコードをメモリ16に記憶している。PINコードが認証情報の一例である。
S18を肯定判定する場合、S20に進み、トップ画面50において、対象機能に対応する操作アイコンの近くに、認証済みを示す鍵アイコンを表示する。図8は、ディスレーベルプリントに対して機能ロックが設定されており、メモリ16にPINコードが記憶されている場合の、トップ画面50を示している。具体的には、操作アイコン53の近くに表示される鍵アイコン60は、ロックが解除された形態となっており、認証が成功していることを示している。
一方、S18を否定判定する場合、S21に進み、対象機能に対応する操作アイコンの近くに、未認証を示す鍵アイコンを表示する。具体的には、図4に示すトップ画面50のように、未認証の鍵アイコン60は、ロックがかかった形態である。
S22では、トップ画面50にアイコンを表示させる拡張機能として決定した全ての拡張機能において、機能ロックの設定の有無を判断した場合、図7の処理を一旦終了する。本実施形態では、CPU12に実行されるS16の処理が取得処理、及び取得処理部の一例であり、CPU12により実行されるS10,S20,S21の処理が表示処理、及び表示処理部の一例である。
次に、図9を用いて、制御プログラム21により外部プログラムを起動する手順を説明する。図9に示す処理は、トップ画面50上で、拡張機能に対応する操作アイコン53~55のうち、いずれかの操作アイコンがタッチ操作されたことを契機に、制御プログラム21により実行される処理であるため、その主体を省略する。
S31では、タッチ操作を受けた操作アイコンの近くに鍵アイコン60が表示されており、ロック状態であるか否かを判断する。操作アイコンの近くに鍵アイコンが表示されていない場合、S31を否定判定して、S41に進む。S41では、指定操作を受付けた操作アイコンに対応する外部プログラムをメモリ16から読み出し、起動する。例えば、図4に示すトップ画面50において、鍵アイコンが近くに表示されていない操作アイコン55がタッチ操作された場合、APIを介して外部プログラム24が起動される。
操作アイコンの近くに鍵アイコンが表示されている場合、S31を肯定判定して、S32に進む。S32では、タッチ操作を受けた操作アイコンに対応する拡張機能は、複数の個別機能を有しており、一部の個別機能に機能ロックが設定されているか否かを判断する。本実施形態では、S15で複合機30から取得した制限情報において、個別機能に対応する動作IDが含まれており、この動作IDに対応する制限情報が「LOCK」である場合に、個別機能に対して機能ロックが設定されていると判断する。
S32を否定判定すると、S33に進む。S33では、PINコードがメモリ16に記憶済みであるか否かを判断する。過去において認証が成功している場合、PINコードがメモリ16に記憶されている。PINコードがメモリ16に記憶済みであれば、S33を肯定判定し、S39に進む。本実施形態では、複合機30側で認証を行うため、S39では、PINコードと、プログラムIDとを複合機30に送信する。複合機30は、情報処理装置10から送信された、プログラムIDとPINコードを用いて認証を行い、認証結果を情報処理装置10に返信する。
PINコードが記憶済みでなければ、S33を否定判定して、S37に進む。S37では、タッチパネル14を介してユーザにより機能ロックを解除する旨の選択操作を受付けたか否かを判断する。ユーザから機能ロックを解除する選択を受付けない場合、図9の処理を一旦終了する。このとき、例えば、ディスプレイ13に「指定された機能は実行できません」のテキストを表示してもよい。
S37で、ユーザから機能ロックを解除する選択を受付けた場合、S38に進み、ユーザからPINコードの入力を受付ける。S39で、S38で入力されたPINコード及びプログラムIDを複合機30に送信する。
S40では、複合機30から返信された認証結果により認証が成功したか否かを判断する。認証が成功した場合、S41に進み、ユーザにより指定された拡張機能を実行させるために、OS20のAPIを介して外部プログラムを起動させる。
一方、S40で、複合機30から返信された認証結果により認証が不成功である場合、S37に進む。即ち、ユーザにより入力されたPINコードにより認証が成功するか、ユーザがS37でロック解除の選択を諦めるまで、S37~S40の処理が継続される。これにより、ユーザにより指定された拡張機能の実行が制限されることとなる。
S32に戻り、一部の個別機能で機能ロックが設定されている場合、S34に進み、解除通知画面を表示する。図10は、ディスクレーベルプリントを指定している場合に、S34で表示される解除通知画面90を示す。解除通知画面90は、ユーザにディスクレーベルプリントの一部の個別機能に設定された機能ロックを解除するか否かを確認するテキスト91と、ユーザの選択操作を受付けるボタン92,93とを含んでいる。ボタン92は、「YES(解除する)」のテキストが表示されており、機能ロックが設定された個別機能の機能ロックを解除して、外部プログラムを起動させる指示を受付けるボタンである。ボタン93は、「NO(解除しない)」のテキストが表示されており、一部の個別機能のみに機能ロックが設定された状態で外部プログラムを起動させる指示を受付けるボタンである。
S35で、ユーザにより、ボタン93が指示操作され、外部プログラムの起動が選択された場合、S36に進む。S36では、機能ロックが設定されていない個別機能のみが実行できるようにAPIを介して外部プログラムを起動させる。具体的には、個別機能を識別する動作IDと、動作IDに対応する制限情報(LOCK,UNLOCK)とを含む引数を、OS20のAPIを介して外部プログラム22に送信する。これにより、例えば、外部プログラムは、引数の値に応じて、メニュー画面70での表示内容を設定する設定ファイルの項目のうち、個別機能に対応する指定アイコンの表示形態を設定する項目を変更する。そのため、制限情報が「LOCK」を示す個別機能に対しては、操作アイコンの付近に鍵アイコンが表示されるように設定ファイルが変更される。例えば、ディスクレーベルプリントのうち、「レーベル印刷」にのみ機能ロックが設定されている場合、図3に示すように、レーベル印刷に対応する操作アイコン72に機能ロックが設定されていることを示す鍵アイコン80が表示される。
一方、S35で、ユーザにより、ボタン92が指定操作され、一部の個別機能に対する機能ロックの解除が指定された場合、S33に進む。この場合、上述したS33~S40の処理を実行し、認証が成功した場合、S41で、外部プログラムを起動させる。この場合、例えば、外部プログラムは、鍵アイコンがないメニュー画面70を表示する。S41が終了すると、図9の処理を一旦終了する。本実施形態では、CPU12により実行されるS31~S41が、起動処理、及び起動処理部の一例である。
以上説明した本実施形態では、以下の効果を奏することができる。
情報処理装置10のCPU12は、指定済みの装置から取得された制限情報により、機能ロックが設定されていることが示されている機能に対応する操作アイコンが、鍵アイコンが表示された状態で表示される。鍵アイコンが表示された操作アイコンに対するタッチ操作を受け付けた場合に、外部プログラムが起動され、鍵アイコンが表示された操作アイコンに対するタッチ操作を受付けた場合に、外部プログラムの起動が制限される。これにより、ユーザは、情報処理装置10のディスプレイ13上で、鍵アイコンの表示の有無により、指定済みの装置における拡張機能に対する実行制限の有無を認識することができるため、ユーザの利便性の低下を抑制することができる。
・制限情報は、制御プログラム21を識別するプログラムIDに関連付けて示されている。制御プログラム21では、プログラムIDに関連付けられた制限情報を取得する。上記構成では、複合機30に対して複数の情報処理装置が通信を行う構成においても、情報処理装置毎に、拡張機能の制限を個別に設定することができる。
・CPU12は、鍵アイコンが表示された操作アイコンに対するタッチ操作を受付けた場合に、ユーザの認証を行い、認証が成功すると、外部プログラムを起動する。上記構成では、認証が成功したユーザに対してのみ外部プログラムが起動される。これにより、全てのユーザに対して不要に拡張機能の利用が制限されることに伴う悪影響を抑制しつつ、セキュリーの過度の低下を抑制できる。
・CPU12は、制限情報により実行制限が設定されていることが示されている拡張機能を指定するための操作アイコンのうち、既に認証が成功している拡張機能に対応する操作アイコンの近くに、ロックが解除された鍵アイコンを表示する。上記構成では、ユーザは、実行制限が示されている拡張機能のうち、既に認証が成功している拡張機能を、ディスプレイ13上で認識することができる。
・CPU12は、外部プログラムにより実行可能な拡張機能に、制限情報により実行制限が設定されていることが示されている拡張機能が含まれる場合に、指定済みの画像処理装置以外の画像処理装置への指定の変更を促す画面をディスプレイ13に表示させる。上記構成では、ユーザに、拡張機能を実行可能な画像処理装置への指定の変更を促すことができるため、ユーザが、不要に、拡張機能を利用できなくなるのを抑制することができる。
・CPU12は、制限情報により示された個別機能毎の実行制限の有無を、OS20のAPIを介して、外部プログラムに引き渡すとともに、外部プログラムを起動する。上記構成では、外部プログラム側の処理により、個別機能に対する機能ロックの設定の有無を変更することができる。
(第1実施形態の変形例)
・制御プログラム21は、拡張機能における全ての個別機能の実行が制限される場合の操作アイコンの表示形態を、拡張機能における一部の個別機能の実行が制限される場合の操作アイコンの表示形態と異なる表示形態としてもよい。本実施形態においても、拡張機能において、全ての個別機能に対して機能制限が定められている場合、操作アイコン53の近くに表示される鍵アイコンは、図4で示す鍵アイコンと同じ表示態様となる。
図11は、本実施形態において、ディスクレーベルプリントのうち、一部の個別機能に対して、機能制限が定められている場合のトップ画面50を示している。操作アイコン53の近くに表示される鍵アイコン160は、白抜き表示されている。この場合、図7のS21において、S16で取得した制限情報において、個別機能の1つに機能ロックが「UNLOCK」となるものがあれば、図11に示す鍵アイコン160を表示させればよい。また、図7のS17でPINコードが記憶されていることにより認証が成功しておりS20に進む場合において、S16で取得した制限情報において、個別機能の1つに機能ロックが「UNLOCK」となるものがあれば、図8に示す承認済みの鍵アイコン60を、図11で示した鍵アイコン160と同様に白抜きにした表示形態で表示させればよい。
以上説明した本実施形態では、拡張機能が複数の個別機能を備えている構成において、全ての個別機能に機能ロックが定められている場合と、一部の個別機能に機能ロックが定められている場合とで、鍵アイコンの表示形態が変更される。これにより、ユーザは、個別機能の全てが制限されているか、一部が制限されているかをディスプレイ13上で認識することができる。
・第1実施形態では、SFLリスト42には、プログラムID毎に、動作IDと制限情報(LOCK、UNLOCK)が記憶されていた。これに代えて、SFLリスト42には、ユーザを識別するユーザID毎に、動作IDと制限情報とが記憶されていてもよい。この場合において、図7のS15で、CPU12は、複合機30にユーザIDと動作IDとを送信する。複合機30のコントローラ37は、SFLリスト42から、ユーザID及び動作IDに対応する制限情報を読み出し、情報処理装置10に送信すればよい。
・第1実施形態では、SFLリスト42には、拡張機能を識別する情報として動作IDが記録されていた。SFLリスト42には、拡張機能を識別する情報として、拡張機能を実行する外部プログラムを識別するプログラムIDが記録されていてもよい。この場合において、図6のS11で、動作IDの取得に代えて、外部プログラムを識別するプログラムIDを、メモリ16又はアプリ提供サーバから取得する。S16では、CPU12は、複合機30に対して、制御プログラム21を識別するプログラムID、及び対象とする拡張機能に対応するプログラムIDとともに、制限情報を要求する要求コマンドを、通信IF15を介して送信すればよい。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態と異なる構成を主に説明を行う。第2実施形態において、第1実施形態と同一の箇所には同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
本実施形態では、指定済みの装置から取得した制限情報により、拡張機能に機能ロックが設定されており、かつ情報処理装置10(制御プログラム21)に機能ロックを解除する能力がない場合、ディスプレイ13に指定済みの装置の変更を促す画面を表示させる。本実施形態では、制限情報として機能ロックが「UNLOCK(認証不可)」又は機能ロックが「UNLOCK(認証可)」が設定可能であり、図7のS16で取得された制限情報に全ての拡張機能に対して機能ロックが「UNLOCK(認証不可)」と設定されていることを契機に、制御プログラム21により図12に示す処理が実行される。
S51では、変更通知画面を表示する。図13で示す変更通知画面95では、現在の指定済みの装置では全ての拡張機能を実行できないことを示すテキスト96と、ユーザによる操作を受付けるボタン97,98を含んでいる。ボタン97は、「YES」のテキストが表示されており、ユーザによりボタン97がタッチ操作されることで、トップ画面50のデバイス表示領域56に表示された指定済みの装置の変更操作を行うことができる。
ユーザによりボタン97が操作され、指定済みの装置が変更された場合、S52を肯定判定し、図7のS15に戻る。一方、ユーザによりボタン98がタッチ操作された場合、S52を否定判定し、S53に進み、機能ロックが設定されている拡張機能に対応する操作アイコンの表示態様を変更する表示変更画面を、ディスプレイ13に表示させる。本実施形態では、ユーザによる表示変更画面上での操作により、機能ロックが設定されている拡張機能に対応する操作アイコンの表示を、非表示又はグレーアウト表示のいずれかに変更することができる。
表示変更画面上で、ユーザによる操作アイコンの変更指示を受付けた場合、S54を肯定判定して、S55に進む。S55では、ユーザの操作に応じて、対象拡張機能に対応する操作アイコンを非表示又はグレーアウト表示に変更する。
一方、S54を否定判定すると、図12の処理を一旦終了する。この場合、トップ画面50において、対象の拡張機能に対応する操作アイコンの表示態様は変更されないため、鍵アイコンが表示される。
・以上説明した本実施形態では、CPU12は、機能ロックが設定されている操作アイコンを非表示とするタッチ操作を、タッチパネル14を介して受付けた場合に、非表示とするタッチ操作を受付けた操作アイコンを、ディスプレイ13上で非表示とする。上記構成では、指定済みの装置で実行が制限されている拡張機能に対応する操作アイコンを非表示にすることにより、その後に、ユーザが、実行が制限されている拡張機能を指定しないようにすることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、第1実施形態と異なる構成を主に説明を行う。第3実施形態において、第1実施形態と同一の箇所には同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
本実施形態では、個別機能の一部に機能ロックが設定されている場合において、起動後の外部プログラムにより実行可能な個別機能を、ユーザにより指定できる構成が第1実施形態と異なる。
図14を用いて、本実施形態に係る制御プログラム21により外部プログラムを起動する手順を説明する。図14に示す処理は、トップ画面50上で、操作アイコン53~55のうち、いずれかの操作アイコンがタッチ操作されたことを契機に、制御プログラム21により実行される処理であるため、その主体を省略する。
ユーザにより指定操作を受付けた操作アイコンの近くに鍵アイコンが表示されている場合、S31を肯定判定して、S32に進む。S32を肯定判定すると、S34に進み、解除通知画面を表示する。
S35で、ユーザにより、個別機能に対する機能ロックの解除が選択されない場合、S60に進む。S60では、機能ロックが設定されていない個別機能のうち、起動後の外部プログラムにより実行可能な個別機能の選択操作を受付ける。具体的には、ディスプレイ13に、機能ロックが設定されていない個別機能の一覧を表示させる。例えば、個別機能の一覧表示に対して、ユーザは、起動後の外部プログラムにより実行可能な個別機能に対応するチェックボックスをチェックする。
S61では、S60でユーザに選択された個別機能を識別する動作IDを示す引数を、OS20のAPIを介して個別機能を実行する外部プログラムに送信する。これにより、外部プログラムは、起動とともに、ユーザにより選択された個別機能に対しては、トップ画面50上で操作アイコンを表示させ、ユーザにより選択されていない個別機能に対しては操作アイコンを非表示とする。例えば、ディスクレーベルプリントの個別機能のうち、レーベル印刷、及びレーベルスキャンの制限情報が、「UNLOCK」である場合において、S60でレーベル印刷のみがユーザにより選択された場合、メニュー画面70において、レーベル印刷に対応する操作アイコン71のみが表示され、他の操作アイコン72,73は非表示となる。
以上説明した本実施形態では、情報処理装置10のCPU12は、制限情報により機能ロックが示されていない個別機能のいずれかの指定操作を受付け、指定操作を受付けた個別機能示す値を外部プログラムに引き渡すとともに、外部プログラムを起動することを含む。上記構成では、ユーザは、制限情報がUNLOCKの個別機能のうち、自己が利用する個別機能を指定して外部プログラムを起動させることができる。
(その他の実施形態)
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
・上述した各実施形態では、拡張機能に対して認証が成功した場合に、機能ロックが解除された。これに代えて、拡張機能に対して制限を設けることは、機能ロックが設定されている拡張機能に対して、認証を受付けることなく、一律に複合機30での実行を禁止してもよい。
・上述した各実施形態では、拡張機能に機能ロックが設定されている場合に、トップ画面50上で、操作アイコンの近くに鍵アイコンを表示した。これに代えて、拡張機能に機能ロックが設定されている場合に、鍵アイコンの表示に代えて、他のアイコンを表示する構成や、ユーザによる操作に関わらず、操作アイコンを非表示とする構成を採用してもよい。また、拡張機能に対する指示操作を受付ける画像として、操作アイコンを例示した。これに代えて、指定操作を受付ける画像は、タイル画像等、ユーザによるタッチ操作を受付けることができる画像であればどのような画像であってもよい。
・上述した各実施形態では、機能ロックを解除するPINコードをメモリ16に記憶している場合は、S19で認証済みの鍵アイコンを表示していたが、鍵アイコンを表示せず、通常アイコンを表示してもよい。
・上述した各実施形態では、画像処理装置として複合機30を例に説明を行った。これに代えて、画像処理装置は、外部プログラムによる拡張機能を実行できる装置であれば、プリンタ等どのような装置であってもよい。
10…情報処理装置、12…CPU、13…ディスプレイ、14…タッチパネル、15…通信IF、16…メモリ、21…制御プログラム、22,23,24…外部プログラム、30…複合機

Claims (9)

  1. メモリと、通信インタフェースと、ディスプレイと、入力インタフェースとを備える情報処理装置のコンピュータが読取り可能であり、前記通信インタフェースを介して接続可能な画像処理装置のうち、指定済みの画像処理装置に対して所定の機能を実行させる制御プログラムであって、
    前記メモリには、拡張機能を前記指定済みの画像処理装置に実行させる外部プログラムが記憶されており、
    前記コンピュータに、
    前記指定済みの画像処理装置から、当該画像処理装置が実行可能な前記拡張機能に対する実行制限の有無を示す制限情報を、前記通信インタフェースを介して取得する取得処理と、
    前記外部プログラムにより実行可能な前記拡張機能のうち、前記制限情報により前記実行制限が無いと示されている前記拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第1形態で前記ディスプレイに表示し、前記制限情報により前記実行制限が有ると示されている前記拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第2形態で前記ディスプレイに表示する表示処理と、
    前記第1形態の前記画像に対する指定操作を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合に、前記外部プログラムを起動し、前記第2形態の前記画像に対する指定操作を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合に、前記外部プログラムの起動を制限する起動処理と、
    を実行させ
    前記制限情報は、前記情報処理装置のユーザ又は前記制御プログラムを識別する識別情報に関連付けて、前記画像処理装置に記憶されており、
    前記取得処理では、前記画像処理装置に対して前記識別情報を指定して、前記制限情報を取得する制御プログラム。
  2. メモリと、通信インタフェースと、ディスプレイと、入力インタフェースとを備える情報処理装置のコンピュータが読取り可能であり、前記通信インタフェースを介して接続可能な画像処理装置のうち、指定済みの画像処理装置に対して所定の機能を実行させる制御プログラムであって、
    前記メモリには、拡張機能を前記指定済みの画像処理装置に実行させる外部プログラムが記憶されており、
    前記コンピュータに、
    前記指定済みの画像処理装置から、当該画像処理装置が実行可能な前記拡張機能に対する実行制限の有無を示す制限情報を、前記通信インタフェースを介して取得する取得処理と、
    前記外部プログラムにより実行可能な前記拡張機能のうち、前記制限情報により前記実行制限が無いと示されている前記拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第1形態で前記ディスプレイに表示し、前記制限情報により前記実行制限が有ると示されている前記拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第2形態で前記ディスプレイに表示する表示処理と、
    前記第1形態の前記画像に対する指定操作を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合に、前記外部プログラムを起動し、前記第2形態の前記画像に対する指定操作を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合に、前記外部プログラムの起動を制限する起動処理と、
    を実行させ
    前記起動処理において、前記外部プログラムの起動を制限することは、前記第2形態で表示された前記画像に対する前記指定操作を受付けた場合に、ユーザの認証を行い、前記認証が成功すると、前記外部プログラムを起動することを含み、
    前記表示処理では、前記制限情報により前記実行制限が有ると示されている前記拡張機能を指定するための前記画像のうち、既に前記認証が成功している前記画像を、前記第2形態と異なる形態で表示する制御プログラム。
  3. メモリと、通信インタフェースと、ディスプレイと、入力インタフェースとを備える情報処理装置のコンピュータが読取り可能であり、前記通信インタフェースを介して接続可能な画像処理装置のうち、指定済みの画像処理装置に対して所定の機能を実行させる制御プログラムであって、
    前記メモリには、拡張機能を前記指定済みの画像処理装置に実行させる外部プログラムが記憶されており、
    前記コンピュータに、
    前記指定済みの画像処理装置から、当該画像処理装置が実行可能な前記拡張機能に対する実行制限の有無を示す制限情報を、前記通信インタフェースを介して取得する取得処理と、
    前記外部プログラムにより実行可能な前記拡張機能のうち、前記制限情報により前記実行制限が無いと示されている前記拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第1形態で前記ディスプレイに表示し、前記制限情報により前記実行制限が有ると示されている前記拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第2形態で前記ディスプレイに表示する表示処理と、
    前記第1形態の前記画像に対する指定操作を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合に、前記外部プログラムを起動し、前記第2形態の前記画像に対する指定操作を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合に、前記外部プログラムの起動を制限する起動処理と、
    を実行させ
    前記表示処理では、前記外部プログラムにより実行可能な前記拡張機能に、前記制限情報により前記実行制限が有ると示されている前記拡張機能が含まれる場合に、前記指定済みの画像処理装置以外の画像処理装置への指定の変更を促す画面を前記ディスプレイに表示させる制御プログラム。
  4. メモリと、通信インタフェースと、ディスプレイと、入力インタフェースとを備える情報処理装置のコンピュータが読取り可能であり、前記通信インタフェースを介して接続可能な画像処理装置のうち、指定済みの画像処理装置に対して所定の機能を実行させる制御プログラムであって、
    前記メモリには、拡張機能を前記指定済みの画像処理装置に実行させる外部プログラムが記憶されており、
    前記コンピュータに、
    前記指定済みの画像処理装置から、当該画像処理装置が実行可能な前記拡張機能に対する実行制限の有無を示す制限情報を、前記通信インタフェースを介して取得する取得処理と、
    前記外部プログラムにより実行可能な前記拡張機能のうち、前記制限情報により前記実行制限が無いと示されている前記拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第1形態で前記ディスプレイに表示し、前記制限情報により前記実行制限が有ると示されている前記拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第2形態で前記ディスプレイに表示する表示処理と、
    前記第1形態の前記画像に対する指定操作を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合に、前記外部プログラムを起動し、前記第2形態の前記画像に対する指定操作を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合に、前記外部プログラムの起動を制限する起動処理と、
    を実行させ
    前記起動処理において、前記外部プログラムの起動を制限することは、前記第2形態で表示された前記画像を非表示とする指定操作を、前記入力インタフェースを介して受付け、前記非表示とする指定操作を受付けた前記画像を、前記ディスプレイ上で非表示とすることを含む制御プログラム。
  5. メモリと、通信インタフェースと、ディスプレイと、入力インタフェースとを備える情報処理装置のコンピュータが読取り可能であり、前記通信インタフェースを介して接続可能な画像処理装置のうち、指定済みの画像処理装置に対して所定の機能を実行させる制御プログラムであって、
    前記メモリには、拡張機能を前記指定済みの画像処理装置に実行させる外部プログラムが記憶されており、
    前記コンピュータに、
    前記指定済みの画像処理装置から、当該画像処理装置が実行可能な前記拡張機能に対する実行制限の有無を示す制限情報を、前記通信インタフェースを介して取得する取得処理と、
    前記外部プログラムにより実行可能な前記拡張機能のうち、前記制限情報により前記実行制限が無いと示されている前記拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第1形態で前記ディスプレイに表示し、前記制限情報により前記実行制限が有ると示されている前記拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第2形態で前記ディスプレイに表示する表示処理と、
    前記第1形態の前記画像に対する指定操作を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合に、前記外部プログラムを起動し、前記第2形態の前記画像に対する指定操作を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合に、前記外部プログラムの起動を制限する起動処理と、
    を実行させ
    前記拡張機能は、複数の個別機能を備え、
    前記制限情報には、前記拡張機能における前記複数の個別機能毎に、前記実行制限の有無が示されており、
    前記表示処理では、前記拡張機能における全ての前記個別機能の実行制限が有ると示されている場合の表示形態を、前記拡張機能における一部の前記個別機能の実行制限が有ると示されている場合の表示形態と異なる表示形態とする制御プログラム。
  6. メモリと、通信インタフェースと、ディスプレイと、入力インタフェースとを備える情報処理装置のコンピュータが読取り可能であり、前記通信インタフェースを介して接続可能な画像処理装置のうち、指定済みの画像処理装置に対して所定の機能を実行させる制御プログラムであって、
    前記メモリには、拡張機能を前記指定済みの画像処理装置に実行させる外部プログラムが記憶されており、
    前記コンピュータに、
    前記指定済みの画像処理装置から、当該画像処理装置が実行可能な前記拡張機能に対する実行制限の有無を示す制限情報を、前記通信インタフェースを介して取得する取得処理と、
    前記外部プログラムにより実行可能な前記拡張機能のうち、前記制限情報により前記実行制限が無いと示されている前記拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第1形態で前記ディスプレイに表示し、前記制限情報により前記実行制限が有ると示されている前記拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第2形態で前記ディスプレイに表示する表示処理と、
    前記第1形態の前記画像に対する指定操作を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合に、前記外部プログラムを起動し、前記第2形態の前記画像に対する指定操作を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合に、前記外部プログラムの起動を制限する起動処理と、
    を実行させ
    前記拡張機能は、複数の個別機能を備え、
    前記制限情報は、前記拡張機能における前記複数の個別機能毎に、前記実行制限の有無が示されており、
    前記起動処理において、前記外部プログラムの起動を制限することは、前記制限情報により示された前記個別機能毎の前記実行制限の有無を、前記外部プログラムに引き渡すとともに、前記外部プログラムを起動することを含む制御プログラム。
  7. メモリと、通信インタフェースと、ディスプレイと、入力インタフェースとを備える情報処理装置のコンピュータが読取り可能であり、前記通信インタフェースを介して接続可能な画像処理装置のうち、指定済みの画像処理装置に対して所定の機能を実行させる制御プログラムであって、
    前記メモリには、拡張機能を前記指定済みの画像処理装置に実行させる外部プログラムが記憶されており、
    前記コンピュータに、
    前記指定済みの画像処理装置から、当該画像処理装置が実行可能な前記拡張機能に対する実行制限の有無を示す制限情報を、前記通信インタフェースを介して取得する取得処理と、
    前記外部プログラムにより実行可能な前記拡張機能のうち、前記制限情報により前記実行制限が無いと示されている前記拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第1形態で前記ディスプレイに表示し、前記制限情報により前記実行制限が有ると示されている前記拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第2形態で前記ディスプレイに表示する表示処理と、
    前記第1形態の前記画像に対する指定操作を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合に、前記外部プログラムを起動し、前記第2形態の前記画像に対する指定操作を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合に、前記外部プログラムの起動を制限する起動処理と、
    を実行させ
    前記拡張機能は、複数の個別機能を備え、
    前記制限情報には、前記拡張機能における前記複数の個別機能毎に、前記実行制限の有無が示されており、
    前記起動処理において、前記外部プログラムの起動を制限することは、前記制限情報により前記実行制限が無いと示されている前記個別機能のいずれかの指定操作を受付け、前記指定操作を受付けた前記個別機能の情報を前記外部プログラムに引き渡すとともに、前記外部プログラムを起動することを含む制御プログラム。
  8. メモリと、通信インタフェースと、ディスプレイと、入力インタフェースとを備える情報処理装置のコンピュータが読取り可能であり、前記通信インタフェースを介して接続可能な画像処理装置のうち、指定済みの画像処理装置に対して所定の機能を実行させる制御プログラムであって、
    前記メモリには、拡張機能を前記指定済みの画像処理装置に実行させる外部プログラムが記憶されており、
    前記コンピュータに、
    前記指定済みの画像処理装置から、当該画像処理装置が実行可能な前記拡張機能に対する実行制限の有無を示す制限情報を、前記通信インタフェースを介して取得する取得処理と、
    前記外部プログラムにより実行可能な前記拡張機能のうち、前記制限情報により前記実行制限が無いと示されている前記拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第1形態で前記ディスプレイに表示し、前記制限情報により前記実行制限が有ると示されている前記拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第2形態で前記ディスプレイに表示する表示処理と、
    前記第1形態の前記画像に対する指定操作を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合に、前記外部プログラムを起動し、前記第2形態の前記画像に対する指定操作を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合に、前記外部プログラムの起動を制限する起動処理と、
    を実行させ
    前記表示処理では、前記画像処理装置が指定済みでない場合に、前記拡張機能の指定操作を受付けるための前記画像を前記第1形態で前記ディスプレイに表示する制御プログラム。
  9. メモリと、通信インタフェースと、ディスプレイと、入力インタフェースとを備える情報処理装置であって、
    前記通信インタフェースを介して接続可能な画像処理装置のうち、指定済みの画像処理装置に対して所定の機能を実行させ、
    前記メモリには、拡張機能を前記指定済みの画像処理装置に実行させる外部プログラムが記憶されており、
    前記指定済みの画像処理装置から、当該画像処理装置が実行可能な前記拡張機能に対する実行制限の有無を示す制限情報を、前記通信インタフェースを介して取得する取得処理部と、
    前記外部プログラムにより実行可能な前記拡張機能のうち、前記制限情報により前記実行制限が無いと示されている前記拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第1形態で前記ディスプレイに表示し、前記制限情報により前記実行制限が有ると示されている前記拡張機能の指定操作を受付けるための画像を第2形態で前記ディスプレイに表示する表示処理部と、
    前記第1形態の前記画像に対する指定操作を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合に、前記外部プログラムを起動し、前記第2形態の前記画像の指定操作を、前記入力インタフェースを介して受け付けた場合に、前記外部プログラムの起動を制限する起動処理部と、
    を備え
    前記制限情報は、前記情報処理装置のユーザ又は制御プログラムを識別する識別情報に関連付けて、前記画像処理装置に記憶されており、
    前記取得処理部は、前記画像処理装置に対して前記識別情報を指定して、前記制限情報を取得する情報処理装置。
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