JP7500591B2 - 正の変位を提供する延長チューブクランプ - Google Patents

Description

カテーテルは、一般的にさまざまな輸液治療に用いられる。例えば、カテーテルは、生理食塩水、さまざまな薬剤、および総合的な非経口栄養のような流体を患者へと注入するために使用し得る。また、カテーテルは、患者から血液を採取するためにも使用し得る。

カテーテルの一般的なタイプは、オーバーザニードル式末梢静脈カテーテル（「ＰＩＶＣ」）である。その名前が示すように、オーバーザニードル式ＰＩＶＣは、鋭利な遠位先端を有する挿入針をおおって取り付けられ得る。鋭利な遠位先端は、患者の皮膚および血管系を刺し通すのに使用され得る。血管系へのＰＩＶＣの挿入は、針による血管系の穿刺に続き得る。針およびＰＩＶＣは、一般に、針の斜面が患者の皮膚の反対側を向くように、患者の皮膚を通って血管系に浅い角度で挿入される。血管系内への針の配置が確認されると、臨床医は、血管系内の流れを一時的に遮断して、針を引き抜き、今後の採決および／または流体の注入のためにＰＩＶＣを所定位置に残し得る。

無針コネクタは、ＰＩＶＣを液体投与または採血用の医療機器に接続するために使用してもよい。医療機器は、輸血バッグ、注射器またはそれらに類似品を含み得る。現在、多くの無針コネクタは逆流する。すなわち、医療機器を無針コネクタから外すと、血管系からカテーテルに血液と体液が引き込まれる。このコネクタ駆動の逆流は、ＰＩＶＣ内の凝固および閉塞に起因する可能性がある、ＰＩＶＣ滞留時間の短縮の可能性が高まるため、望ましくない。本開示に記載のシステムおよび方法は、これらの欠点を緩和および／または克服することが可能である。

本明細書で特許請求される主題は、任意の不利益を解決する実施形態、または上記で説明されるもののような所定の環境でのみ動作する実施形態に限定されない。むしろ、この背景技術は、本明細書で記載された具体化したもののいくつかを実施し得る技術領域の一例を示すために適用されるにすぎない。

いくつかの実施形態では、延長セットは、ハウジングおよびアクチュエータを含み得るクランプを含み得る。いくつかの実施形態では、アクチュエータは、ハウジングに対して上昇位置と下降位置との間で移動可能であり得る。いくつかの実施形態では、アクチュエータは、バンププロファイルを含み得る。いくつかの実施形態では、延長セットは、ハウジング内に配置され得る延長チューブを含み得る。いくつかの実施形態では、延長チューブはループを含み得る。

いくつかの実施形態では、ハウジングに対する上昇位置と下降位置との間のアクチュエータの動きに応答して、バンププロファイルは、ループに沿って延長チューブを漸進的にクランプすることができる。いくつかの実施形態では、ループは、アクチュエータの押し下げ位置への移動に応答して、カテーテルに向かって遠位に流れる流体量の増加を促進し得る。

いくつかの実施形態では、ハウジングに対する上昇位置と下降位置との間のアクチュエータの動きに応答して、バンププロファイルは、ループの近位部分に接触する前に、ループの遠位部分に接触することができる。いくつかの実施形態では、バンププロファイルは、アクチュエータの上昇位置から下降位置への移動に応答して、ループ内に配置された流体を遠位に押し込むように構成され得る。

いくつかの実施形態では、ハウジングは、１つまたは複数の突起を含み得る。いくつかの実施形態では、アクチュエータは、１つまたは複数の溝を含み得る。いくつかの実施形態では、突起は、ハウジング内でアクチュエータを配向するために溝内に配置され得る。いくつかの実施形態では、突起および溝は、アクチュエータがハウジングに対して回転するのを妨げうる。

いくつかの実施形態では、アクチュエータは、ハウジングの外側に配置され得るヘッドを含み得る。いくつかの実施形態では、ヘッドは、アクチュエータの押し下げ位置への移動に応答して、ハウジングの外面に接触することができる。いくつかの実施形態では、アクチュエータのヘッドは、アクチュエータの本体の近くに配置することができる。いくつかの実施形態では、ヘッドの直径は、本体の直径よりも大きくてもよい。いくつかの実施形態では、本体は、バンププロファイルを含み得る。

いくつかの実施形態では、ハウジングは、遠位開口部および近位開口部を含み得る。いくつかの実施形態では、延長チューブは、遠位開口部および近位開口部を通って延伸することができる。いくつかの実施形態では、ループは、遠位開口部と近位開口部との間に配置され得る。いくつかの実施形態では、ハウジングの内部は、１つまたは複数の支持要素を含み得、これらは、延長管に接触して延長管を支持し、ループをループ構成に維持するように構成され得る。

いくつかの実施形態では、延長セットは、延長チューブに結合された無針コネクタを含み得る。いくつかの実施形態では、カテーテルシステムは、延長セットおよびカテーテルアセンブリを含み得る。いくつかの実施形態では、カテーテルアセンブリは、カテーテルアダプタ、およびカテーテルアダプタから遠位に延びるカテーテルを含み得る。いくつかの実施形態では、延長チューブは、カテーテルアダプタに結合され得る。

いくつかの実施形態では、延長チューブをクランプする方法は、アクチュエータ上にユーザの手の第１の指を置くことを含み得る。いくつかの実施形態では、ユーザの手の第１の指は、親指を含み得る。いくつかの実施形態では、この方法は、アクチュエータおよび第１の指の反対側のハウジングの側に、ユーザの手の第２の指および第３の指を配置することを含み得る。いくつかの実施形態では、この方法は、アクチュエータを第１の指で押し下げて、アクチュエータを押し下げ位置に移動させることを含み得る。いくつかの実施形態では、第１の指でのアクチュエータの押し下げに応答して、バンププロファイルは、ループに沿って延長チューブを漸進的にクランプすることができる。

実施形態の目的および利点は、少なくとも特許請求の範囲に特に指摘した要素、特徴、および組み合わせによって実現および達成されるであろう。上述の一般的な説明、および以下の詳細な説明は、共に、典型的であり、説明のためのものであり、特許請求の範囲に記載された発明を限定するものではないことが理解されるべきである。

例示的な実施形態が、添付の図面を用いて、追加の特性および詳細とともに記載され、説明される。

図１Ａは、いくつかの実施形態による、非作動位置にある従来技術のクランプを示す、従来技術のクランプの側面図である。 図１Ｂは、いくつかの実施形態による、作動位置にある従来技術のクランプを示す、図１Ａの従来技術のクランプの別の側面図である。 図２は、いくつかの実施形態による、例示的なカテーテルシステムの上方斜視図である。 図３Ａは、いくつかの実施形態による、上昇位置にあるクランプの例示的なアクチュエータを示す、図２のカテーテルシステムの例示的なクランプの上面斜視図である。 図３Ｂ、いくつかの実施形態による、下降位置にあるアクチュエータを示す、図３Ａのクランプの上面斜視図である。 図４Ａは、いくつかの実施形態による、図３Ａのクランプのアクチュエータの側面図である。 図４Ｂは、いくつかの実施形態による、図３Ａのクランプのアクチュエータの反対側の側面図である。 図５Ａは、いくつかの実施形態による、上昇位置にあるアクチュエータを示す、図３Ａのクランプの拡大図である。 図５Ｂは、図３Ａのクランプの上面図であり、いくつかの実施形態による、下降位置にあるアクチュエータと、説明の目的で取り外されたアクチュエータの例示的なヘッドとを示している。 図６Ａは、いくつかの実施形態による、上昇位置にあるアクチュエータを示す、図３Ａのクランプの部分断面図である。 図６Ｂは、いくつかの実施形態による、部分的に押し下げられた位置にあるクランプを示す、図３Ａのクランプの別の部分的な断面図である。 図６Ｃは、いくつかの実施形態による、下降位置にあるクランプを示す、図３Ａのクランプの別の部分断面図である。 図６Ｄは、いくつかの実施形態による、下降位置にあるクランプを示す、図３Ａのクランプの別の部分的な断面図である。 図７は、いくつかの実施形態による、図３Ａのクランプを含む例示的な延長セットの上面斜視図である。

ここで図１Ａ～１Ｂを参照すると、従来技術のクランプ１０が示されている。延長チューブ１２は、ＰＩＶＣ（図１Ａ～１Ｂには示されていない）から従来技術のクランプ１０を通って延びることができる。延長チューブ１２は、ＰＩＶＣに接続され、近位に配置され得る。従来技術のクランプ１０は、延長チューブ１２のクランプ中に延長チューブ１２の所与の長さに沿って流体を遠位に移動させることによって、コネクタ駆動の逆流を克服しようとする。さらに詳細には、臨床医が従来技術のクランプ１０を作動させることに応答して、従来技術のクランプ１０は、従来技術のクランプ１０の近くの延長チューブ１２から流体を絞り出すように作用し、ＰＩＶＣからの流体のクランプ駆動の正の変位または正味の正の出力を行う結果となる。しかし、クランプ駆動の正の変位は比較的小さい場合がある。

ここで図２を参照すると、いくつかの実施形態による、例示的なカテーテルシステム１４が示されている。いくつかの実施形態では、カテーテルシステム１４は、カテーテルアセンブリ１６を含み得る。いくつかの実施形態では、カテーテルアセンブリ１６は、カテーテルアダプタ１８、およびカテーテルアダプタ１８から遠位に延びるカテーテル２０を含み得る。いくつかの実施形態では、カテーテルアダプタ１８は、カテーテルアダプタ１８の管腔と流体連通するサイドポート２２を含み得る。いくつかの実施形態では、カテーテルアダプタ１８は、近位端２３、遠位端２４、およびそれらの間に延びる管腔を含み得る。いくつかの実施形態では、カテーテル２０は、ＰＩＶＣを含み得る。

いくつかの実施形態では、カテーテルアセンブリ１６は、ニードルハブ２６および挿入針２８を含み得るニードルアセンブリに取り外し可能に結合され得る。いくつかの実施形態において、挿入針２８は、鋭利な遠位先端３０を含み得る。いくつかの実施形態において、挿入針２８の近位端は、ニードルハブ２６内に固定し得る。いくつかの実施形態において、例示のために図２に示されているように、カテーテルアセンブリ１６が患者の血管系へと挿入する準備ができている挿入位置にある場合に、挿入針２８は、カテーテル２０を通って延在し得る。いくつかの実施形態では、挿入針２８が患者の血管系に挿入されることに応じて、血液の逆流が、挿入針２８の鋭利な遠位先端３０を通って流れて、そして、挿入針２８とカテーテル２０との間および／またはカテーテルアセンブリ１６内の別の位置で臨床医に見えることがある。

いくつかの実施形態では、カテーテル２０が患者の血管系内に配置されていることを血液の逆流を介して確認したことに応じて、ニードルアセンブリはカテーテルアセンブリ１６から取り外し得る。いくつかの実施形態では、ニードルアセンブリがカテーテルアセンブリ１６に結合されるとき、例示のために図２に示されているように、ニードルアセンブリの挿入針２８は、カテーテルアダプタ１８の管腔内に配置された隔壁を通って延在し得る。

いくつかの実施形態では、カテーテルシステム１４は、延長チューブ３４およびクランプ３６を含み得る延長セット３２を含み得る。いくつかの実施形態では、例示のために図２に示されているように、延長チューブ３４の遠位端は、カテーテルアダプタ１８と統合され得る。例えば、延長チューブ３４は、カテーテルアダプタ１８のサイドポート２２と統合され得る。いくつかの実施形態では、例えば図７に示されているように、延長チューブ３４は、カテーテルアダプタ１８に取り外し可能に結合され得る。いくつかの実施形態では、クランプ３６は、血液または別の流体が延長チューブ１６を通って流れるのを防ぐために、延長チューブ１６を選択的に閉鎖することができる。

いくつかの実施形態では、延長セット３２は、延長チューブ３４の近位端に結合されたアダプタ３８を含み得る。いくつかの実施形態では、アダプタ３８は、Ｙ－アダプタまたは別の適切なコネクタを含み得る。いくつかの実施形態では、無針コネクタ４０はアダプタ３８に結合され得る。いくつかの実施形態では、アダプタ３８および／または無針コネクタ４０は、カテーテル２０を、流体投与または採血のための医療用デバイスと接続するために使用し得る。医療用デバイスは、輸血バッグ、注射器、または他の任意の適切な医療用デバイスを含み得る。場合によっては、無針コネクタ４０は逆流する可能性があり、これは、無針コネクタ４０が、医療デバイスを無針コネクタ４０から切り離すと、血管系からカテーテル２０に血液および流体を引き込む可能性があることを意味する。このコネクタ駆動の逆流は、カテーテルシステム１４内の凝固および閉塞に起因する可能性がある、カテーテル滞留時間の短縮の可能性が高まるため、望ましくない。

いくつかの実施形態では、クランプ３６は、ＰＩＶＣからの流体の正の変位または正味の正の出力を容易にすることができる。いくつかの実施形態では、クランプ３６の作動に応答して、流体は、クランプ３６からカテーテルアセンブリ１６に押し出され得、カテーテルアセンブリ１６は、延長チューブ３４に接続され、クランプ３６の遠位に配置され得る。クランプ３６から押し出された流体は、カテーテル２０および患者に押し込まれ得る。

いくつかの実施形態では、クランプ３６は、ハウジング４２およびアクチュエータ４４を含み得る。いくつかの実施形態では、ハウジング４２は、一緒に結合され得る複数の部品から構築され得るか、またはハウジング４２は、単一のユニットとしてモノリシックに形成され得る。同様に、いくつかの実施形態では、アクチュエータ４４は、一緒に結合され得る複数の部品から構築され得るか、またはアクチュエータ４４は、単一のユニットとしてモノリシックに形成され得る。ハウジング４２および／またはアクチュエータ４４のサイズ、形状、および構成は変化し得ることが理解される。

ここで図３Ａ～３Ｂを参照すると、いくつかの実施形態では、アクチュエータ４４は、ハウジング４２に対して上昇位置と下降位置との間で移動可能であり得る。いくつかの実施形態によれば、上昇位置が図３Ａに示されている。いくつかの実施形態によれば、下降位置が図３Ｂに示されている。いくつかの実施形態では、臨床医は、アクチュエータ４４を下降位置に動かして、クランプ３６を作動させることができる。いくつかの実施形態では、アクチュエータ４４は、ハウジング４２の外側に配置され得るヘッド４５を含み得る。いくつかの実施形態では、アクチュエータ４４が下降位置にあるとき、ヘッド４５は、ハウジング４２の外面に接触することができる。いくつかの実施形態では、アクチュエータ４４が下降位置にあるとき、ヘッド４５は、ハウジング４２の外面に接触しないかもしれない。

いくつかの実施形態では、延長チューブ３４をクランプする方法は、例えば、図３Ａ～３Ｂに示されるように、ユーザの手の第１の指をアクチュエータ４４上に配置することを含み得る。いくつかの実施形態では、ユーザの手の第１の指は、親指を含み得る。いくつかの実施形態では、この方法は、例えば、図３Ａ－３Ｂに示されているように、アクチュエータおよび第１の指の反対側のハウジングの側に、ユーザの手の第２の指および第３の指を配置することを含み得る。いくつかの実施形態では、この方法は、クランプをつまんでアクチュエータ４４を押し下げ、アクチュエータ４４を下降位置に移動させることを含み得る。いくつかの実施形態では、第１の指でのアクチュエータ４４の押し下げに応答して、バンププロファイルは、ループに沿って延長チューブ３４を漸進的にクランプすることができる。

ここで図４Ａ～４Ｂを参照すると、いくつかの実施形態では、アクチュエータ４４は、バンププロファイル４６を含み得る。いくつかの実施形態では、アクチュエータ４４のヘッド４５は、アクチュエータ４４の本体５８の近くに配置することができる。いくつかの実施形態では、ヘッドの直径４５は、本体５８の直径よりも大きくてもよい。いくつかの実施形態では、本体５８は、バンププロファイル４６を含み得る。いくつかの実施形態では、バンププロファイル４６は、１つまたは複数の***４７を含み得る。例えば、バンププロファイル４６は、第１の***４７ａおよび第２の***４７ｂ（本開示では「***４７」と呼ばれ得る）を含み得る。いくつかの実施形態では、１つまたは複数の***４７は、本体５８上にらせん状またはコークスクリュー形状を形成することができる。いくつかの実施形態では、バンププロファイル４６は、１つの連続した***４７を含み得、これは、本体５８上にらせん状またはコークスクリュー形状を形成し得る。

いくつかの実施形態では、らせんは、軸に平行に移動しながら、軸から一定の距離で軸の周りを回転する曲線を含み得る。いくつかの実施形態では、曲線は、らせんのピッチ、またはらせんの１つの完全な回転に沿ったらせんの高さが一定になるように、軸の周りを一定の角度で回転することができる。いくつかの実施形態では、曲線は、らせんのピッチが可変になるように、可変角度で軸の周りを回転することができる。いくつかの実施形態では、らせんの曲線は、ループのピッチなどの延長チューブ３４のループの特性に基づいて数学的に最適化され得る。

ここで図５Ａ～５Ｂを参照すると、いくつかの実施形態では、延長セット３２の延長チューブ３４は、ループ４８を含み得る。いくつかの実施形態では、ハウジング４２に対する上昇位置と下降位置との間のアクチュエータ４４の動きに応答して、バンププロファイル４６は、ループ４８に沿って延長チューブ３４を漸進的にクランプすることができる。いくつかの実施形態では、ループ４８は、クランプ３６の作動に応答して、クランプ３６からカテーテル２０に向かって遠位に流れる流体量の増加を促進し得る。

いくつかの実施形態では、ハウジング４２に対する上昇位置と下降位置との間のアクチュエータ４４の動きに応答して、バンププロファイル４６は、ループ４８の近位部分５２に接触する前に、ループ４８の遠位部分５０に接触することができる。いくつかの実施形態では、４８の重複部分４９は、遠位部分５０と近位部分５２との間に配置され得る。いくつかの実施形態では、バンププロファイル４６は、アクチュエータ４４の上昇位置から下降位置への移動に応答して、ループ４８内に配置された流体を遠位に押し込むように構成され得る。いくつかの実施形態では、第１の***４７ａは、第２の***４７ｂから離間されて、重なり部分４９と整列され得るギャップ５１を形成し得る。

いくつかの実施形態では、ハウジング４２は、１つまたは複数の突起５４を含み得る。いくつかの実施形態では、アクチュエータ４４は、１つまたは複数の溝５６を含み得る。いくつかの実施形態では、突起５４は、ハウジング４２内でアクチュエータ４４を配向するために溝５６内に配置され得る。いくつかの実施形態では、突起５４および溝５６は、アクチュエータ４４がハウジング４２に対して回転するのを妨げうる。いくつかの実施形態では、ハウジング４２は、突起５４を含まなくてもよく、および／またはアクチュエータ４４は、溝５６を含まなくてもよい。これらおよび他の実施形態では、第１の***４７ａおよび第２の***４７ｂは、接続されていても、連続していてもよい。

いくつかの実施形態では、ハウジング４２は、遠位開口部６０および近位開口部６２を含み得る。いくつかの実施形態では、延長チューブ３４は、遠位開口部６０および近位開口部６２を通って延伸することができる。いくつかの実施形態では、ループ４８は、遠位開口部６０と近位開口部６２との間に配置され得る。

ここで図６Ａ～６Ｄを参照すると、いくつかの実施形態では、ハウジング４２の内部は、１つまたは複数の支持要素６４を含み得、これらは、延長チューブ３４に接触して延長チューブ３４を支持し、ループ４８をループ構成に維持するように構成され得る。いくつかの実施形態では、支持要素６４は、溝および／または突起を含み得る。

図６Ａは、いくつかの実施形態による、上昇位置にあるアクチュエータ４４を示す、クランプ３６の部分断面図である。いくつかの実施形態では、アクチュエータ４４が上昇位置にあるとき、１つまたは複数の***４７は、延長チューブ３４に接触および／または挟まない場合がある。いくつかの実施形態では、アクチュエータ４４が上昇位置にあるとき、１つまたは複数の***４７は、ループ４８に接触および／またはクランプしない場合がある。いくつかの実施形態では、アクチュエータ４４が上昇位置にあるとき、１つまたは複数の***４７は、遠位部分５０および近位部分５２に接触および／またはクランプしない場合がある。いくつかの実施形態では、延長チューブ３４の一部がクランプまたは挟まれることに応答して、流体がその部分を通って流れるのを防ぐことができる。

図６Ｂは、いくつかの実施形態による、部分的に押し下げられた位置にあるクランプ３６を示す、クランプ３６の別の部分的な断面図である。いくつかの実施形態では、アクチュエータ４４が上昇位置にあるとき、１つまたは複数の***４７は、近位部分５２ではなく遠位部分５０をクランプすることができる。図６Ｃは、いくつかの実施形態による、下降位置にあるクランプを示す、クランプ３６の別の部分断面図である。いくつかの実施形態では、クランプ３６が下降位置にあるとき、遠位部分５０および近位部分５２の両方が、１つまたは複数の***４７によってクランプされ得る。したがって、図６Ａ～６Ｃは、いくつかの実施形態による、バンププロファイル４６がループ４８に沿って延長チューブ３４をどのように漸進的にクランプし得るかを示している。

ここで図６Ｄを参照すると、いくつかの実施形態による、下降位置にあるクランプ３６の別の部分的な断面図が示されている。いくつかの実施形態では、アクチュエータ４４が上昇位置から下降位置に移動することに応答して、***４７と延長チューブ３４との間の接触領域は、アクチュエータ４４の円周の周りを回転することができる。これらの実施形態では、アクチュエータ４４が上昇位置から下降位置に移動することに応答して、***４７と延長チューブ３４との間の接触領域はサイズが大きくならない場合があり、これにより、クランプ３６を閉じるために必要な入力力が減少する場合がある。

これらおよび他の実施形態では、図６Ｄに示されるように、アクチュエータ４４が上昇位置から下降位置に移動することに応答して、１つまたは複数の***４７の一部、例えば第２の***４７ｂの一部が遠位部分５０を通過して移動してもよく、もはや遠位部分５０に接触および／またはクランプしなくてもよい。いくつかの実施形態では、アクチュエータ４４の上昇位置から下降位置への移動に応答して、延長チューブ３４と接触する１つまたは複数の***４７の一部は、延長チューブ３４を通過して移動し、延長チューブ３４と接触および／またはクランプしなくなる可能性がある。いくつかの実施形態では、１つまたは複数の***４７は、らせんを形成して、延長チューブ３４を漸進的にクランプおよび／または通過することができる。

図７は、いくつかの実施形態による、クランプ３６を含む例示的な延長セット６６の上面斜視図である。いくつかの実施形態では、延長チューブ３４の遠位端６８は、コネクタ７０を介してサイドポート２２（例えば、図２に示されている）に結合され得る。いくつかの実施形態では、コネクタ７０は、例えば、スリップまたはスレッドのオスまたはメスのルアーアダプタなどのルアーアダプタを含み得る。いくつかの実施形態では、コネクタ７０は、非ルアーアダプタを含み得る。いくつかの実施形態では、延長チューブ３４の遠位端６８は、コネクタ７０と統合され得る。

本明細書で記載されるすべての例および条件付き文言は、読者が本発明および技術を促進するために本発明者によって提供される概念を理解することの助けとなるような教育的目的を意図しており、その具体的に列挙されている例および条件に限定されないものとして解釈されるべきである。

本発明の実施形態について詳細に説明されているけれども、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、さまざまな変更、置換、および改変が本明細書にされ得ることを理解されたい。

Claims (20)

1. 以下を含む延長セットであって：
   クランプであって：
   ハウジング；と
   前記ハウジングに対して上昇位置と下降位置との間で移動可能であるアクチュエータであって、バンププロファイルを含むアクチュエータと、
   を含み、 前記バンププロファイルが前記アクチュエータ本体上に、軸の周りを回転する曲線を含むらせん状に形成された１つの連続した***を含むクランプと、
   前記ハウジング内に配置された延長チューブであって、前記延長チューブはそれ自体と交差するループを含み、前記ハウジングに対する上昇位置と下降位置との間の前記アクチュエータの動きに応答して、前記バンププロファイルは、前記延長チューブの前記ループの少なくとも一部を漸進的に押圧する、延長チューブと、
   を含む延長セット。
2. 前記バンププロファイルは、前記アクチュエータが前記上昇位置から前記下降位置に移動することに応答して、前記ループ内に配置された流体を遠位に押し込むように構成される、請求項１に記載の延長セット。
3. 前記ハウジングに対する前記上昇位置と前記下降位置との間のアクチュエータの動きに応答して、前記バンププロファイルは、前記ループの近位部分に接触する前に、前記ループの遠位部分に接触する、請求項１に記載の延長セット。
4. 前記ハウジングが突起を含み、前記アクチュエータが溝を含み、前記突起が前記溝内に配置されて、前記アクチュエータを前記ハウジング内に配向する、請求項１に記載の延長セット。
5. 前記アクチュエータは、前記ハウジングの外側に配置されたヘッドを含み、前記ヘッドは、前記アクチュエータの前記下降位置への移動に応答して前記ハウジングの外面に接触する、請求項１に記載の延長セット。
6. 前記アクチュエータの前記ヘッドが前記アクチュエータの本体に近接して配置され、前記ヘッドの直径が前記本体の直径よりも大きく、前記バンププロファイルが前記本体に配置されている、請求項５に記載の延長セット。
7. 前記ハウジングが、遠位開口部および近位開口部を含み、前記延長チューブが、前記遠位開口部および前記近位開口部を通って延在し、前記ループが、前記遠位開口部と前記近位開口部との間の前記ハウジング内に配置される、請求項１に記載の延長セット。
8. 前記ハウジングの内部は、前記延長チューブに接触して前記延長チューブを支持し、前記ループをループ構成に維持するように構成された支持要素を備える、請求項１に記載の延長セット。
9. 前記延長チューブに結合された無針コネクタをさらに備える、請求項１に記載の延長セット。
10. カテーテルシステムであって：
    カテーテルアセンブリであって、
    カテーテルアダプタと；
    前記カテーテルアダプタから遠位に延びるカテーテルと；
    を含むカテーテルアセンブリと、
    クランプであって：
    ハウジングと、
    前記ハウジングに対して上昇位置と下降位置との間で移動可能であるアクチュエータであって、バンププロファイル
    を含むアクチュエータと
    を含み、
    前記バンププロファイルが前記アクチュエータ本体上に、前記軸を回転する曲線を含むらせん状に形成された１つの連続した***を含む、クランプと
    前記カテーテルアダプタに結合された延長チューブであって、前記延長チューブはそれ自体と交差するループを含み、前記ハウジングに対する上昇位置と下降位置との間の前記アクチュエータの動きに応答して、前記バンププロファイルは、前記延長チューブの前記ループの少なくとも一部を漸進的に押圧する、延長チューブと、
    を含むカテーテルシステム。
11. 前記バンププロファイルは、前記アクチュエータが前記上昇位置から前記下降位置に移動することに応答して、前記ループ内に配置された流体を遠位に押し込むように構成される、請求項１０に記載のカテーテルシステム。
12. 前記ハウジングに対する前記上昇位置と前記下降位置との間の前記アクチュエータの動きに応答して、前記バンププロファイルは、前記ループの近位部分に接触する前に、前記ループの遠位部分に接触する、請求項１０に記載のカテーテルシステム。
13. 前記ハウジングが突起を含み、前記アクチュエータが溝を含み、前記突起が前記溝内に配置されて、前記アクチュエータを前記ハウジング内に配向する、請求項１０に記載のカテーテルシステム。
14. 前記アクチュエータは、前記ハウジングの外側に配置されたヘッドを含み、前記ヘッドは、前記アクチュエータの前記下降位置への移動に応答して前記ハウジングの外面に接触する、請求項１０に記載のカテーテルシステム。
15. 前記アクチュエータの前記ヘッドが前記アクチュエータの本体に近接して配置され、前記ヘッドの直径が前記本体の直径よりも大きく、前記バンププロファイルが前記本体に配置されている、請求項１４に記載のカテーテルシステム。
16. 前記ハウジングが、遠位開口部および近位開口部を含み、前記延長チューブが、前記遠位開口部および前記近位開口部を通って延在し、前記ループが、前記遠位開口部と前記近位開口部との間の前記ハウジング内に配置される、請求項１０に記載のカテーテルシステム。
17. 前記ハウジングの内部は、前記延長チューブに接触して前記延長チューブを支持し、前記ループをループ構成に維持するように構成された支持要素を備える、請求項１０に記載のカテーテルシステム。
18. 延長チューブをクランプする方法であって、
    延長セットのクランプのアクチュエータ上にユーザの手の第１の指を配置し、前記第１の指は親指を含むステップであって、前記延長セットは、
    クランプであって：
    ハウジング；と
    前記ハウジングに対して上昇位置と下降位置との間で移動可能であるアクチュエータであって、バンププロファイルを含むアクチュエータと、
    を含み、前記バンププロファイルが前記アクチュエータ本体上に、前記軸を回転する曲線を含むらせん状に形成された１つの連続した***を含むクランプと、
    それ自体と交差するループを含む延長チューブと、
    を含む延長セットを含む、ステップと、
    前記アクチュエータの反対側の前記ハウジングの側に、ユーザの手の第３の指と第４の指とを配置するステップと、
    前記第１の指で前記アクチュエータを押し下げて、前記アクチュエータを前記ハウジングに対して前記下降位置に移動させ、前記第１の指で前記アクチュエータを押し下げることに応答して、前記バンププロファイルは、前記延長チューブの前記ループの少なくとも一部を徐々に押圧するステップと、
    を含む方法。
19. 前記バンププロファイルは、前記アクチュエータの押し下げに応答して、前記ループ内に配置された流体を遠位に押し込むように構成される、請求項１８に記載の方法。
20. 前記ハウジングに対する前記上昇位置と前記下降位置との間の前記アクチュエータの動きに応答して、前記バンププロファイルは、前記ループの近位部分に接触する前に、前記ループの遠位部分に接触する、請求項１８に記載の方法。

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