JP7500462B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、洗剤を投入する洗剤投入部を備えた洗濯機に関する。
近年、洗濯機においては、洗剤を洗濯槽へ自動投入するものが広まっている。このような洗濯機では、着脱自在な洗剤タンクを設けたものが提案されており、洗剤タンクには、予め洗剤を収容しておくことで、洗濯時には、ユーザの手を煩わせることなく、洗剤が自動投入される。洗剤タンクについては、ユーザが洗剤を充填したり、清掃したりする際の作業性を考慮すると、洗濯機本体から取り外しできる構造であることが好ましい(例えば、特許文献1参照)。
特開2020-80918号公報
特許文献1に記載の洗濯機は、洗濯機本体と、水槽と、水槽内に洗濯処理剤を自動で投入する自動投入装置とを備え、自動投入装置は、洗濯処理剤を貯留可能な処理剤タンクと、処理剤タンクを着脱可能に収容するタンク収容部とを有し、処理剤タンクは、洗濯機本体の上面に設けられた段部を構成する上面段部の下方に設けられた取っ手部を有する。
上述した洗濯機では、ユーザによる操作を容易にするために、処理剤タンクに取っ手部を設け、上面段部に隠されるように配置することで、取っ手部を目立たないようにしている。しかしながら、洗濯機全体の意匠に合わせていることから、処理剤タンクと一体になっているなど、取っ手部の形状が制約されてしまう。また、処理剤タンクと洗濯機本体との接続部では、洗剤が漏れないように圧入する構成にすると、着脱の際にある程度の大きな力が必要になるという課題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、軽い力で洗剤タンクを着脱できる洗濯機を提供することを目的とする。
本発明に係る洗濯機は、洗剤を投入する洗剤投入部を備えた洗濯機であって、洗剤を収容する洗剤タンクと、前記洗剤タンクが着脱自在に取り付けられるタンク収容部とを備え、前記洗剤タンクは、収容した洗剤を排出するタンク排出部と、回動自在に取り付けられた取っ手と、前記取っ手を軸支する取っ手軸とを有し、前記タンク収容部は、前記タンク排出部が接続される本体引込口と、前記取っ手が収容される取っ手収容部とを有し、前記取っ手は、前記取っ手軸に係止された箇所から延伸された取っ手延伸部と、端部が前記取っ手延伸部と繋がり、ユーザによって把持される握り手と、前記取っ手軸に係止された箇所から、前記取っ手延伸部の反対側に延伸された着脱補助部とを有し、前記取っ手収容部は、前記取っ手を回動させた際、前記着脱補助部が当接して押圧される押圧部を有することを特徴とする。
本発明に係る洗濯機では、前記押圧部は、前記取っ手を前記取っ手収容部から取り出す方向に回動させた際、前記着脱補助部が当接する第1当接面を有し、前記着脱補助部が前記第1当接面を押圧する力によって、前記タンク排出部が前記本体引込口から離れる方向に移動させる構成としてもよい。
本発明に係る洗濯機では、前記押圧部は、前記取っ手を前記取っ手収容部に収容する方向に回動させた際、前記着脱補助部が当接する第2当接面を有し、前記着脱補助部が前記第2当接面を押圧する力によって、前記タンク排出部を前記本体引込口に近づく方向に移動させる構成としてもよい。
本発明に係る洗濯機では、前記着脱補助部には、前記押圧部と当接する箇所に曲面が設けられている構成としてもよい。
本発明に係る洗濯機では、前記取っ手軸は、前記洗剤タンクの側面同士が対向する方向に沿って設けられ、前記握り手は、前記洗剤タンクの上方と側方との間で移動する構成とされ、前記洗剤タンクの着脱時において、前記握り手を前記洗剤タンクの上方に移動させた際、前記取っ手が前記取っ手収容部から取り出され、前記握り手を前記洗剤タンクの側方に移動させた際、前記取っ手が前記取っ手収容部に収容される構成としてもよい。
本発明によると、可動式の取っ手を回動させることで、てこの原理を利用し、軽い力で洗剤タンクを着脱できるように、ユーザを補助することができる。
本発明の第1実施形態に係る洗濯機の概略断面図である。 図1に示す洗濯機の概略上面図である。 図2に示す洗濯機のタンク収容部蓋を開いた状態を示す概略上面図である。 本体筐体のタンク収容部近傍を拡大して示す拡大上面図である。 図4の取っ手収容部近傍をさらに拡大して示す拡大斜視図である。 洗剤タンクを示す上面図である。 洗剤タンクを示す下面図である。 洗剤タンクを示す側面図である。 洗剤タンクが収容されたタンク収容部を示す拡大上面図である。 収容状態でのタンク収容部および洗剤タンクを示す模式側面図である。 取出状態でのタンク収容部および洗剤タンクを示す模式側面図である。 本発明の第2実施形態において、収容状態でのタンク収容部および洗剤タンクを示す模式側面図である。 本発明の第2実施形態において、取出状態でのタンク収容部および洗剤タンクを示す模式側面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る洗濯機について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る洗濯機の概略断面図であって、図2は、図1に示す洗濯機の概略上面図であって、図3は、図2に示す洗濯機のタンク収容部蓋を開いた状態を示す概略上面図である。
本発明の第1実施形態に係る洗濯機1は、金属、または合成樹脂などで形成された本体筐体10を備えている。本体筐体10は、直方体形状とされ、上面には、洗濯物を投入するための洗濯物投入口10aが設けられている。洗濯物投入口10aは、回動可能に支持された上蓋11に覆われており、上蓋11を開くことで、洗濯物投入口10aが露出される。
本体筐体10の内部には、洗濯槽12および水槽13が収容されている。洗濯槽12および水槽13は、上側が開口した有底筒状のカップの形状をしており、各々中心軸を垂直にして、水槽13を外側とし、洗濯槽12を内側とする形で同軸に配置されている。
洗濯槽12内の底面には、撹拌翼14が回転可能に配置されている。また、水槽13の下側には、制動機構21と駆動モータ22とを有する駆動ユニット20が取り付けられている。駆動ユニット20には、洗濯槽12および撹拌翼14が接続されており、クラッチの切り替えによって、回転させる対象を選択でき、工程に応じて、撹拌翼14のみを回転させたり、洗濯槽12と撹拌翼14との両方を回転させたりできる。
洗濯機1は、洗濯槽12への給水を行う給水部30を備えている。給水部30は、給水管31を介して水道と接続されている。また、給水部30には、洗濯槽12に洗剤(および仕上げ剤)を投入する洗剤投入部32が接続されている。洗剤投入部32では、洗剤タンク50から洗剤が供給され、給水部30から供給される水に、洗剤を混ぜて一緒に洗濯槽12へ投入する。また、洗剤投入部32は、少なくとも仕上げ剤を計量する計量部を有しており、制御部によって指示された仕上げ剤の投入量を計量する。なお、給水部30と洗剤投入部32とは、弁を介して接続されており、弁の開閉を制御することで、洗剤や仕上げ剤を投入するタイミングを調整できる。
水槽13には、排水管40が接続されており、排水管40には、排水弁41が設けられている。排水弁41を閉じた状態で給水することで、洗濯槽12に水を溜めることができ、排水弁41を開くことで、洗濯槽12内の水を排水できる。
洗濯機1は、本体筐体10の上面後部にタンク収容部蓋15が設けられている。タンク収容部蓋15は、タンク収容部60(図4参照)の上方を覆っており、これを開くことで、タンク収容部60に収容した洗剤タンク50が露出される。本実施の形態では、2つの洗剤タンク50を収容する構成とされており、横方向に並べて第1タンク50aと第2タンク50bとが収容されている。第1タンク50aおよび第2タンク50bは、洗濯槽12へ自動投入される洗剤を収容しており、本体筐体10に対して着脱することができる。
洗濯機1では、洗剤タンク50の他に、洗剤を収容する部分として、手動投入部が設けられている。手動投入部には、洗濯の際、ユーザによって1回分の洗剤が投入され、給水部30から供給される水が手動投入部を経由することで、洗濯槽12に洗剤が投入される。本実施の形態において、給水部30では、洗剤投入部32を経由して洗濯槽12へ水を供給する経路と、手動投入部を経由して洗濯槽12へ水を供給する経路とを有している。なお、これに限定されず、洗剤投入部32および手動投入部の両方を経由して洗濯槽12へ水を供給する経路とされていてもよい。
また、本体筐体10の上面後部であって、タンク収容部60よりもさらに後方には、給水管31を水道と接続するための給水接続部33が設けられている。給水接続部33に水道を接続することで、給水管31へ水を供給することができる。なお、洗濯機1では、水道以外から水を供給するための補助接続部が設けられていてもよい。補助接続部には、例えば、ポンプ付きのホースなどを接続し、風呂の残り湯を取り込むようにしてもよい。補助接続部については、給水接続部33と同様に、タンク収容部60よりもさらに後方に配置してもよい。
図4は、本体筐体のタンク収容部近傍を拡大して示す拡大上面図であって、図5は、図4に示す第1収容部のうち、左側の取っ手収容部近傍をさらに拡大して示す拡大斜視図である。
図4は、本体筐体10のうち、上面後部であって、タンク収容部60近傍を占める一部の部材を抜き出して示している。また、図4では、タンク収容部蓋15や洗剤タンク50などを取り外した状態とされている。
本体筐体10には、タンク収容部60として、下方へ凹んだ第1収容部60aおよび第2収容部60bが設けられている。洗濯機1では、第1収容部60aに第1タンク50aが収容され、第2収容部60bに第2タンク50bが収容される構成とされている。第1収容部60aおよび第1タンク50aに対して、第2収容部60bおよび第2タンク50bは、略線対称な形状となっていることが主な相違点であり、両者の機能については大きな相違がない。つまり、第1収容部60aおよび第1タンク50aに設けられた各部については、略同様にして、第2収容部60bおよび第2タンク50bにも設けられている。そのため、以下では、第1収容部60aおよび第1タンク50aについて詳細に説明することで、第2収容部60bおよび第2タンク50bに関する説明を省略する。
上述したように、洗剤タンク50は、タンク収容部60の収容底面61に載置して本体筐体10に取り付けられる。洗剤タンク50の底面には、内部に収容した洗剤を排出するタンク排出部51e(後述する図7参照)が設けられており、タンク収容部60に設けられた本体引込口62に接続される。図4などでは省略しているが、本体引込口62およびタンク排出部51eには、逆止弁が設けられており、洗剤タンク50から洗剤投入部32へ供給した洗剤が逆流しない構成とされている。また、本体引込口62では、接続されたタンク排出部51eが意図しない弱い力によって外れたり、隙間ができて洗剤が漏れたりしないように、ゴムなどのシール部材によって圧力を加えてタンク排出部51eを押さえる構成とされている。
収容底面61は、洗剤タンク50の底面に応じた形状とされており、本実施の形態では、上面視した状態で、略長方形状とされている。収容底面61の短手方向は、洗濯機1の前部と後部とが対向する方向(図4では、上下方向)に沿っており、収容底面61の長手方向は、洗濯機1の左右の側面が対向する方向(図4では、左右方向)に沿っている。第1収容部60aと第2収容部60bとは、両者の長手方向に沿って並べて設けられている。
タンク収容部60の外周の一部には、収容底面61よりも高い位置に、取っ手収容部63が設けられている。取っ手収容部63は、取っ手54に応じた形状とされ、洗剤タンク50に取り付けられた取っ手54(後述する図6参照)が収まる。収容底面61の外周に沿って側壁が立設しており、取っ手収容部63は、側壁の外側の一部を囲むように設けられている。
図5では、タンク収容部60のうち、長手方向で対向する側壁の上部を拡大して示しており、その近傍に、取っ手収容部63の端部が位置する。取っ手収容部63の端部には、収容した取っ手54の下面に面する収容下面部63a(押圧部の一部であって、第1当接面に相当)と、収容下面部63aの一部を覆うように突出した収容突出部63b(押圧部の一部であって、第2当接面に相当)とが設けられている。収容下面部63aと収容突出部63bとの間には、隙間が設けられており、その隙間に取っ手54の一部(図8に示す着脱補助部54c)が収まる。取っ手54と取っ手収容部63との位置関係については、後述する図10および図11を参照して説明する。
図6は、洗剤タンクを示す上面図であって、図7は、洗剤タンクを示す下面図であって、図8は、洗剤タンクを示す側面図である。なお、図6ないし図8では、洗剤タンク50の1つである第1タンク50aを示している。
洗剤タンク50は、タンク本体51、タンク蓋52、取っ手54、および小窓カバー53で構成されている。
タンク本体51は、上面全体が開口した略直方体状の容器であって、上面視した状態では、略長方形状とされており、角が丸みを帯びている。タンク本体51の底面には、長手方向での端部寄りにタンク排出部51eが設けられており、タンク排出部51eは、上述した本体引込口62と重なる位置に設けられている。
タンク蓋52は、タンク本体51に応じた形状とされており、タンク本体51に取り付けることで、タンク本体51の上面を覆う。タンク蓋52とタンク本体51とでは、両者の間にパッキンを挟んで、隙間を塞いでいる。パッキンについては特に限定されず、タンク蓋52の外周を覆うように取り付けてもよいし、タンク本体51の上端に沿って取り付けてもよい。
タンク蓋52には、一部を開口させて小窓が設けられており、小窓カバー53は、小窓を上方から覆っている。小窓カバー53は、タンク蓋52に対して開閉および着脱可能な構成とされており、ユーザは、小窓カバー53を開く(または外す)ことで、洗剤の補充を行える。
タンク本体51の長手方向で対向する両側面には、それぞれ取っ手軸51aが設けられている。取っ手54は、タンク本体51に対して、一方の側面に設けた取っ手軸51aに一端が係止され、他方の側面に設けた取っ手軸51aに他端が係止されており、係止した箇所を支点にして回動する構成とされている。取っ手54は、回動させることで、一端から他端まで延びた部分(握り手54b)が、洗剤タンク50の上方と側方との間を可動する。洗剤タンク50をタンク収容部60に収容した際、握り手54bを洗剤タンク50の側方に移動させると、取っ手54が取っ手収容部63に収まる。洗剤タンク50をタンク収容部60から取り外す際には、握り手54bを洗剤タンク50の上方に移動させると、ユーザは、取っ手54を持って洗剤タンク50を吊り下げ、洗剤タンク50を容易に持ち運ぶことができる。
取っ手54は、取っ手軸51aに係止された箇所から延伸された取っ手延伸部54aと、端部が取っ手延伸部54aと繋がり、ユーザによって把持される握り手54bと、取っ手軸51aに係止された箇所から、取っ手延伸部54aの反対側に延伸された着脱補助部54cとを有する。つまり、取っ手54は、両端部が屈曲した平棒状とされており、両端部がそれぞれ取っ手軸51aに軸支されている。取っ手54において、取っ手軸51aに軸支された箇所は、一番端ではなく、少し内側にずれた位置とされており、軸支された箇所から端まで延びた部分が着脱補助部54cとされている。
図8では、握り手54bを洗剤タンク50の側方に移動させた状態を示しており、この状態において、着脱補助部54cのうち、下方に面する部分が下面当接部54dとされ、上方に面する部分が上面当接部54eとされている。下面当接部54dは、着脱補助部54cの先端まで延びる曲面で形成されており、着脱補助部54cの先端に近づくにつれて取っ手軸51aからの距離が伸びるようになっている。なお、下面当接部54dだけに限らず、取っ手54の各部において、角に丸みをつけた曲面にしてもよい。
図9は、洗剤タンクが収容されたタンク収容部を示す拡大上面図である。
図9に示すように、取っ手54を取っ手収容部63に収容した際には、収容下面部63aと収容突出部63bとの間に着脱補助部54cが収まる。以下では説明のため、握り手54bを洗剤タンク50の側方に移動させて、取っ手54を取っ手収容部63に収容した状態を収容状態と呼ぶことがある。また、これに対し、握り手54bを洗剤タンク50の上方に移動させて、取っ手54が取っ手収容部63から取り出された状態を取出状態と呼ぶことがある。
次に、タンク収容部60に対して洗剤タンク50を着脱する際の取っ手54の動きについて、図10および図11を参照して説明する。
図10は、収容状態でのタンク収容部および洗剤タンクを示す模式側面図であって、図11は、取出状態でのタンク収容部および洗剤タンクを示す模式側面図である。なお、図10および図11では、図面の見易さを考慮して、タンク収容部60の側壁の一部を透視的に示している。
図10に示すように、収容状態においては、上面当接部54eが収容突出部63bに面しており、下面当接部54dが収容下面部63aに面している。そして、タンク排出部51eは、本体引込口62に圧入されている。また、図11に示すように、取出状態においては、着脱補助部54cの先端が収容下面部63aに当接している。タンク本体51は、底面が収容底面61から離れており、タンク排出部51eが本体引込口62に圧入されていない。
洗剤タンク50をタンク収容部60に収容する際、ユーザは、握り手54bを持って洗剤タンク50を吊り下げており、取出状態のように、握り手54bが洗剤タンク50の上方に位置している。そして、上方からタンク収容部60に洗剤タンク50を差し入れていくと、図11に示すように、タンク本体51の底面が収容底面61に接する前に、着脱補助部54cの先端が収容下面部63aに当接する。この状態から、取っ手軸51aを支点にして取っ手54を回動させ、握り手54bを洗剤タンク50の上方から側方に向かう収納方向D1に移動させて、取っ手収容部63に収納する。この際、取っ手54を回動させる力が、収容突出部63bに当接した上面当接部54e近傍を介して、洗剤タンク50には、自身を押し下げる力(矢符F1)として伝わり、タンク排出部51eが本体引込口62に圧入される。すなわち、着脱補助部54cの上面当接部54eが収容突出部63b(押圧部)を上方に押圧することで、着脱補助部54cが下方に押し返され、洗剤タンク50がタンク収容部60に収容される。このようにして、取出状態から収容状態に推移する。
洗剤タンク50をタンク収容部60から取り出す際、収容状態であるので、握り手54bは、洗剤タンク50の側方に位置している。この状態から、取っ手軸51aを支点にして取っ手54を回動させ、握り手54bを洗剤タンク50の側方から上方に向かう取出方向D2に移動させて、取っ手収容部63から取り出す。その結果、取っ手54においては、収容下面部63a(押圧部)に当接して収容下面部63aを押圧する箇所が、下面当接部54dから着脱補助部54cの先端にずれていき、それに伴って取っ手軸51aが収容下面部63aから離される。すなわち、洗剤タンク50には、自身を押し上げる力(矢符F2)として伝わる。
このように、単に取っ手54を持って洗剤タンク50を引き上げるのではなく、可動式の取っ手54を回動させることで、てこの原理を利用し、軽い力で洗剤タンク50を着脱できるように、ユーザを補助することができる。また、着脱補助部54cに曲面を設けることで、曲面に沿って取っ手54を円滑に回動させることができ、洗剤タンク50の着脱をさらに補助することができる。
取っ手軸51aから取っ手延伸部54aまでの長さは、取っ手軸51aから着脱補助部54cまでの長さよりも長くすることが好ましい。これにより、握り手54bから取っ手延伸部54aの端部に加わった力が、てこの原理によって増倍されて着脱補助部54cに作用する。従って、より小さい力で確実に洗剤タンク50の着脱を補助することができる。
上述したように、洗剤タンク50をタンク収容部60に収容する際には、握り手54bを洗剤タンク50の側方に移動させる構成とされている。この際、着脱補助部54cは、握り手54bと反対側の側面に向かって延びている。洗剤タンク50では、握り手54bを回動させる力が一方の側面側に加わり、反対の側面側に着脱補助部54cによる力が加わる。2つの力の組み合わせによって、洗剤タンク50が全体的に下方へ押し下げられ、洗剤タンク50の傾きを抑え、安定性を高めることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る洗濯機について、図面を参照して説明する。第2実施形態では、第1実施形態に対し、洗剤タンク50およびタンク収容部60の構造が異なっており、第1実施形態と略同様の構成とされているので、異なる部分を詳しく説明し、他の部分の説明を省略する。
図12は、本発明の第2実施形態において、収容状態でのタンク収容部および洗剤タンクを示す模式側面図であって、図13は、本発明の第2実施形態において、取出状態でのタンク収容部および洗剤タンクを示す模式側面図である。
第2実施形態では、洗剤タンク50のタンク収容部60への着脱を補助する着脱補助機構が設けられている。着脱補助機構は、洗剤タンク50に設けられたタンク受け部73bと、タンク収容部60に設けられた本体駆動部73aとで構成されている。具体的に、タンク受け部73bは、突起であって、本体駆動部73aは、軸を支点にして回転するレバーである。タンク受け部73bは、洗剤タンク50をタンク収容部60に収容する際、本体駆動部73aに当接する位置に設けられている。本体駆動部73aは、回転することで、タンク受け部73bを押し下げたり、押し上げたりする。このように、本体駆動部73aは、タンク受け部73bに力を加え、洗剤タンク50をタンク収容部60に対して移動させる。本体駆動部73aによって移動されることで、洗剤タンク50は、収納状態および取出状態に推移する。このように、着脱補助機構が補助することで、洗剤タンク50の取り外しが容易になる。
着脱補助機構は、上述した構成に限らず、例えば、タンク受け部73bをラックにして、本体駆動部73aをピニオンにしたラックアンドピニオンであってもよい。
また、第2実施形態では、タンク収容部60に対する洗剤タンク50の位置を検知するためのセンサが設けられている。具体的に、収容底面61には、タンク本体51の底面が収容底面61に接したかどうかを検知するマイクロスイッチ71が設けられている。また、タンク収容部60の側壁には、タンク本体51に設けたマグネット(タンク目印72b)が近接したかどうかを検知するリードスイッチ(目印検知センサ72a)が設けられている。タンク目印72bと目印検知センサ72aとの位置関係は、適宜調整すればよく、例えば、タンク排出部51eが本体引込口62から引き抜かれたときに、目印検知センサ72aがタンク目印72bを検知するようにしてもよい。なお、これに限定されず、タンク目印72bは、目印検知センサ72aによって検知可能なものであればよく、タンク本体51の側面に設けた凹凸や着色部などとし、目印検知センサ72aを光センサとしてもよい。
着脱補助機構については、ボタンなどを設け、ユーザの指示によって動作するようにしてもよいし、センサによって検知した洗剤タンク50の位置に応じて動作するようにしてもよい。
なお、今回開示した実施の形態は全ての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
1 洗濯機
10 本体筐体
50 洗剤タンク
51 タンク本体
51a 取っ手軸
51e タンク排出部
52 タンク蓋
53 小窓カバー
54 取っ手
54a 取っ手延伸部
54b 握り手
54c 着脱補助部
54d 下面当接部
54e 上面当接部
60 タンク収容部
61 収容底面
62 本体引込口
63 取っ手収容部
63a 収容下面部(押圧部の一部であって、第1当接面に相当)
63b 収容突出部(押圧部の一部であって、第2当接面に相当)

Claims (5)

  1. 洗剤を投入する洗剤投入部を備えた洗濯機であって、
    洗剤を収容する洗剤タンクと、
    前記洗剤タンクが着脱自在に取り付けられるタンク収容部とを備え、
    前記洗剤タンクは、収容した洗剤を排出するタンク排出部と、回動自在に取り付けられた取っ手と、前記取っ手を軸支する取っ手軸とを有し、
    前記タンク収容部は、前記タンク排出部が接続される本体引込口と、前記取っ手が収容される取っ手収容部とを有し、
    前記取っ手は、
    前記取っ手軸に係止された箇所から延伸された取っ手延伸部と、
    端部が前記取っ手延伸部と繋がり、ユーザによって把持される握り手と、
    前記取っ手軸に係止された箇所から、前記取っ手延伸部の反対側に延伸された着脱補助部とを有し、
    前記取っ手収容部は、前記取っ手を回動させた際、前記着脱補助部が当接して押圧される押圧部を有すること
    を特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1に記載の洗濯機であって、
    前記押圧部は、前記取っ手を前記取っ手収容部から取り出す方向に回動させた際、前記着脱補助部が当接する第1当接面を有し、前記着脱補助部が前記第1当接面を押圧する力によって、前記タンク排出部が前記本体引込口から離れる方向に移動させること
    を特徴とする洗濯機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の洗濯機であって、
    前記押圧部は、前記取っ手を前記取っ手収容部に収容する方向に回動させた際、前記着脱補助部が当接する第2当接面を有し、前記着脱補助部が前記第2当接面を押圧する力によって、前記タンク排出部を前記本体引込口に近づく方向に移動させること
    を特徴とする洗濯機。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の洗濯機であって、
    前記着脱補助部には、前記押圧部と当接する箇所に曲面が設けられていること
    を特徴とする洗濯機。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の洗濯機であって、
    前記取っ手軸は、前記洗剤タンクの側面同士が対向する方向に沿って設けられ、
    前記握り手は、前記洗剤タンクの上方と側方との間で移動する構成とされ、
    前記洗剤タンクの着脱時において、前記握り手を前記洗剤タンクの上方に移動させた際、前記取っ手が前記取っ手収容部から取り出され、前記握り手を前記洗剤タンクの側方に移動させた際、前記取っ手が前記取っ手収容部に収容されること
    を特徴とする洗濯機。
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